会津若松 あんこの日記

ゆっくり♪まったり♪の~ぉんびり☆

新装PELLEGRINO☆後編☆

2015-06-27 23:08:10 | グルメ

さて、前菜の後は。。。

魚っ☆

”村公一から直送の 真鯛の紀州備長炭火炙り

パセリのソース ウイキョウと共に”

(お店のメニュー名はもっと長いものですが略します!)

これがぁ。。。しっとりふっくら鯛!

こんなにまったりとした鯛食べたことないよぉ!

ソースの塩梅もちょうどよく。

うわーまた食べたいぃぃぃぃぃぃ

次は野菜料理ということで

カルチョフィのオーブン焼き 半熟卵とともに

スプーンにのっているのはモデナ産バルサミコ12年物。

カルチョフィ、久しぶり。。。もう少し上の葉っぱ?花びらを取ったほうが。。。

ガクの部分、ほんの少ししかないんだよねぇ。

卵とバルサミコ 相性ばっちり

そうこうしているうちに、シェフはパスタマシーンを回し

ラビオリと

タリオリーニ(写真ぶれた。。。)

を作ってた。

聞けば、タリオリーニのほうがパスタマシーンを通す回数を少なくしているんだって。

食感を柔らかくするため。

対してラビオリはしっかり目に。

まずはラビオリから。。。

って、鰹節かけ?

なーんて思っちゃうよね。

なんと

ウンブリア産サマートリュフ!

これでもかっ!

っていうくらいかかっておりまして。

いやぁー

これだけまとまったトリュフを食べたことない!

なんとその味は。。。蒸かしたジャガイモ?栗?

ほっくりとした味がしました!!!

ほら、トリュフの下にはラビオリ。

リピエノはほうれん草とリコッタチーズ。

すべて満足◎

ワインもいくつか出たのですが、お料理に寄り添う感じで

さりげなさすぎるぅ。

その中で、一つ面白かったもの。

こちら、白ワインです。

ロゼ?と思ったのですが。。。

というのも、ブドウは白ワイン用なのですが

作り方が赤ワイン。

ココファームワイナリーでそんなワインがあったなぁと思いだす。

そうこうしているうちに

タリオリーニが来ました。

みようばんを使っていない新鮮な紫うに和え。

パスタよりウニのほうが多いとシェフが言っていました。

濃厚だけどさっぱりぃ☆

細目のタリオリーニ。。。ウニのソースを食べるためのタリオリーニといってもいいくらい。

このバランスも最高☆

そして。。。メイン!

メニューには

”オーブラック種”リブロース芯の紀州備長炭焼

これを見て、牛肉だ! とわかった人は肉通だね。

これもまたね~

どーしてこんな風に火が通せるの?

舌にまとわりつくようにしっとりじゅわわ。。。

鹿肉を食べた時を思い出す。

美味しすぎます!

付け合わせは、洋ナシのシロップ漬け”モスタルダ”

北海道産無農薬野菜。

お肉ナイフはライヨールでした。

デザート

アメリカンチェリーとカカオ風味のメリンガ。

メリンガ。。。メレンゲね☆

下には生クリームがあったよーな。

なんてことないものなのに、

それだから?

美味しい。

デザートワインと共にいただきました。

エスプレッソとプティフールとは言えないフロマージュブランのチーズケーキ。

しっとりすっきり美味しかったぁ。

で、これで終わりなんですが

あんこさん

着席してから気になっていた可愛い絵と文字のグラッパについて

シェフに話しかけたら。。。

聞けば、超ゆーめーなグラッパらしい。

この作り手さん、2008年に他界されて

もう新しいものは手に入らないというもの。

価値 上がっていくよね????

なんとまがい物まで出ているとか。。。。

あんこさん、この絵と文字にも~釘付けで

追加料金払ってでも飲もう!と思っていたら

今日は麻布時代からのお客様ということで

サービスしてくれちゃったぁぁぁ!!!!!!!!!!!

バジルとレモングラスの入ったグラッパ。

その話を聞いたせいなのか

とっても澄み切った味のグラッパ。

作り手のおじーちゃんのまっさらな心を感じました。

 

こんなラベルもあります。

興奮しすぎで手ぶれしてるし

いやぁ。。。これは夫を連れて行かねば!

PELLEGRINO貯金しなくちゃ

いろんな発見があったお食事会でした

いつものことながら

グルマン O様!!!

ありがとうございます

継続は力なり!?

本当に楽しかったよ。

また行きましょー☆

 お皿がジノリで統一されていたのが、流石ですねぇ。。。

大満足

終電ギリギリだったけど

 

 

 


新装PELLEGRINO☆前編☆

2015-06-27 16:57:57 | グルメ

6月某日。

PELLEGRINO(ペレグリーノ)へ。

何度かお伺いしているこのお店。

2015年4月に 麻布から恵比寿に移転オープンしていました。

(もう一つ何度か行っているお店 フロリレージュも引っ越したそうな。。。

人気店、引っ越しブームか!?)

広尾駅 恵比寿駅 いずれの駅からも時間的には同じくらいのようなのですが

久しぶりに広尾商店街を歩いてみたく広尾から行くことにしました。

川上先生のお教室が渋谷に移転してから足が遠のいていました。

以前利用したことのあるピザ屋さんやお茶屋さんが無くなっていたりして

店舗の入れ替わりも激しそうです。

そんな広尾商店街を抜け、明治通りを渡って、一方通行の道を進んでいけば。。。。

こんな風景に出合いました。

結構あるんです。

大きい通りの奥に。

で、肝心のお店は。。。

一軒家なのです。

一瞬、一般の住居かと思い、ひるみましたが

PELLEGRINOと書いてあるし。。。

シンボルマークの鳥が扉についていたので、ここですね~。

入って、正直びっくり!!!!

その風景を撮影したつもりだったのですが。。。

撮れていなかったぁ!

なので、言葉で伝えるとですねぇ

まず全6席なのですが

全員壁を背に座ります。

その正面が厨房というか

シェフの舞台というか。。。。

主役は生ハムスライサー。

どぉーんと真ん中に堂々とした面持ち。

聞けば、前のお店より狭くなったのにスライサーはパワーアップ。大きくなったそうで。。。。

どれだけ生ハムにかけているかわかるでしょう?

そして、サービスのスタッフはいません。

シェフ一人ですべてこなします。

そのほうが、シェフ、生き生きしていました

そして、あんこさんが最初に注目したのが。。。

窓際に置かれていた空瓶たちのラベル。

すっごーく可愛い絵、そして、味のある文字。

夫が気に入ること間違いなし!

聞けばグラッパだそうで

これも夫好みだわ。

実はこのグラッパ君結構すごかった。

この日食事終了後に判明するんだけど。

まずは今日のお食事から。

やっぱり泡です。

エミリアロマーナ州のスプマンテです。

あ、そうそう、移転してからメニューはお任せコース一本。

しかも、ワインもお料理に合わせてグラスでサービスされるようになりました。

なので、お客様は何も考えずに座ればよい。

あ、でも、水はガス入りかガス無しか

食後のコーヒーが紅茶か

の選択はありました。

アルコールが苦手な人にはプレミアムティーの用意があるそうです。

さて、最初のお料理は。。。。

「ストゥッイキーニです。

新潟県 カガヤキ農園よりの新鮮とうもろこしの冷製スープ

南半球オーストラリアより今が旬の冬トリュフです」

との説明。

ストゥッイー二が料理名かと思ったら

食事の前の小さなお楽しみ。。。の意味だそうです。

南半球のトリュフ。。。贅沢だ。

そしてこのスープ。

牛乳だ、生クリームだ と乳製品など使っておらず

水とトウモロコシと塩だけだそうで。。。

うーん、トウモロコシの素直な甘さと皮の何とも言えない癖を感じました

もちろん、キチンんと濾してあるので皮なんか入っていないよ!

でも、ちゃーんとそーゆー味がする。

消して悪い意味でなくむしろいい意味☆

もう一つ、シェフからサービスしてもらっちゃいました

フォアグラテリーヌをグレープフルーツでマリネして

香ばしくローストしたヘーゼルナッツの微塵と

グレープフルーツのチャツネを添えたもの。。。。

さっぱりしたフォアグラです!

グレープフルーツの苦味とヘーゼルナッツの焦げた苦味と

フォアグラのまったりさが打ち消しあって

さっぱり。。。なのかなぁ

面白く美味しかったですぅ☆

さてさて、お待ちかねの生ハムたちです

最初は①岐阜の山奥で作られるプロシュート”ペルシュウ”

これです!これっ☆

あんこさんが前回食べて忘れられない口解け。。。

生ハムが溶けるんです!

あーやっぱり来てよかったぁと思った瞬間。

さらに

②今度は本場パルマの生ハム。本場エミリアロマーナで付け合わせとされる揚げパンと共に。。。

①に比べて、やはり重さがあるというかコクがあるというか

溶けてしまう食感は同じなのですけどね^^;

あんこさんはちょっとあっさりで繊細な感じのする①がやっぱり好き☆

たしかこれは③モルタデッラと言っていたよーな。

よく見るもるらでっらってピスタチオとか入っているじゃない?

あれがモルタデッラだと思っていたのですが

何か入っているからモルタデッラというのではないらしいです。

これは化学調味料など一切使わないモルタデッラだそうです。

さっぱりとした。。。。ハム?これもとてもなめらかです。

④トスカーナ チンタチネーゼのパンチェッタ

うわぁ。。。トスカーナぁぁぁぁ。行きたいなぁ。

とても上品なパンチェッタだなぁと思いながらいただきました。

⑤これもトスカーナのラルド。グリシーヌと共に。

ラルドって豚の背脂なんですけど。。。

ラルドといえば、あんこさん、イタリアルッカの料理学校に行ったとき

お土産に持って帰ろうと買ったものを学校の冷蔵庫に入れておいたら

そのままおいてきちゃったという悔しい経験が。。。

今でこそ輸入解禁になっているけれど

その当時はまだ解禁されていませんでした。。。

向こうでは日常的にラルドはお料理に使われていて。。。

懐かしい思い出と共にいただきました。

⑥たしかエミリアロマーナのサラミと言っていたはず。。。

こちらも、変なギトギトさがなく、さらっといただけます。

⑦そして これがクラテッロ ディ ジベッロ

世界ふしぎ発見でそのすごさが説明されていて

こんなすごいの食べていたんだぁ!と思い

いただけば。。。。貴重すぎます。

⑧さらに上を行く クラテッロ ディ ジベッロ ネロ。

黒豚です。

これがぁ 発酵バター チャバタと一緒に食べると

もー最高

全部で8種類いただいていたみたいですね~。

いやぁ、本当に美味しかった。

クラテッロ ディ ジベッロ ネロ は日本に入ってくるもののほとんどをここで買っているとか。

お値段とかもちょっと聞いちゃった。

デパートとかでも売ってますよねぇ。。。みたいな話をしたら

「ただ切って出しているだけでしょ?」

とシェフ。

どーやら生ハムは、ただ切って出せばいいわけではないらしい。

そう、よく見れば、それぞれのハムはそれぞれの”おくるみ”を着せられてる。

それぞれのハムに合ったワイン等をしみこませたさらしだそうで

こーいった手入れがあってこそ、美味しく食べられる生ハムたち。。。。

だからか。。。デパ地下で36か月熟成パルマの生ハムを買っても

ペレグリーノで食べたのとは別モンな感じ。

日本で他に生ハムの扱い方を知っている人ってどれくらい、どこにいるんだろう????

やっぱり美味しい生ハム食べるにはPELLEGRINOに行くしかない!

 

⇒後編に続く。