灼熱のバーレーンGP。しかし、今年はナイトレースになって、ちょっと趣が違います。
ハミルトンが好スタートを切ってトップに躍り出ます。ポールポジションからスタートのロズベルグが続き、メルセデスが1-2体制をつくります。
ライコネンはスタートが上手くいかなかった上に、オープニングラップでマグヌッセンに接触され、ポジションを落とします。
たしか前のレースでも、ライコネンはマグヌッセンにぶつけられていたような…以外と困ったちゃんか?
6/57 1 ハミルトン ←2 ロズベルグ ←3 マッサ ←4 ペレス ←5 ボッタス ←6 バトン ←7 ヒュルケンベルク ←8 アロンソ ←9 ライコネン ←10 ベッテル
小林可夢偉は19位です。
3番手以下はあまり差が開いていないので、随所で順位争いのバトルが繰り広げられます。
13/57 スーティルが、ビアンキに接触されスローダウン、リタイア。
19/57 ハミルトンとロズベルグのチームメイトバトル
ロズベルグがいったんトップに立ちますが、ハミルトンが抜き返します。
二人の差はまだ1秒ありません。
ハミルトンのピットインで、ロズベルグが暫定トップに立ちます。
21/57 1 ロズベルグ ←2 ハミルトン ←3 ボッタス ←4 アロンソ ←5 ヒュルケンベルク ←6 ペレス ←7 アロンソ ←8 ライコネン ←9 バトン ←10 ベッテル
27/57 ハミルトンがロズベルグに6秒以上の差をつけ、独走体勢に入ろうとします。
ライコネンは後ろのクルマに追い上げられ、コーナーで何度もタイヤをロックさせます。
32周目から、タイヤがいたんできたのか、ボッタス、マッサにパスされます。
英語のアナウンスでよくわかりませんが、何度も「フェラーリ・エンジン」という言葉が出てきます。どうも、今季のフェラーリ・エンジンはあんまり速くなさそうな感じです
34/51 ライコネンがついにピットイン。13位でコースへ。
36/51 1 ハミルトン ←2 ロズベルグ ←3 ボッタス ←4 マッサ ←5 ペレス ←6 アロンソ ←7 ヒュルケンベルク ←8 バトン ←9 ベッテル ←10 マルドナド ←11 マグヌッセン ←12 ライコネン ←13 リカルド
40/57 ライコネンが11位に。何とかポイント圏内に入ってほしい
42/57 マルドナドがグティエレスに追突。グティエレスのクルマは空中一回転してしまいます。
セーフティーカー(SC)が出動。
SCが先導している間は追い越し禁止。速度制限もあるので、各車ギャップを詰めて行きます。
メルセデスはこの間に、ハミルトン、ロズベルグをピットインさせ、タイヤ交換。
44/57 バトル再開。
早速ロズベルグがトップを奪おうとハミルトンに仕掛けてゆきます。
ここから、最後まで二人の迫力あるチームメイトバトルが繰り広げられます。
もう、二人の世界って感じ?
リザルト
1 ハミルトン(メルセデスAMG)
2 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3 ペレス(フォース・インディア)
4 リカルド(レッドブル)
5 ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
6 ベッテル(レッドブル)
7 マッサ(ウィリアムズ)
8 ボッタス(ウィリアムズ)
9 アロンソ(フェラーリ)
10 ライコネン(フェラーリ)
11 クビアト(トロ・ロッソ)
12 グロージャン(ロータス)
13 チルトン(マルシャ)
14 マルドナド(ロータス)
15 小林可夢偉(ケータハム)
16 ビアンキ(マルシャ)
リタイア…バトン(マクラーレン)、マグヌッセン(マクラーレン)、グティエレス(ザウバー)、エリクソン(ケータハム)、ベルニュ(ロ・ロッソ)、スーティル(ザウバー)
ファステストラップ:1分37秒020 / ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
ハミルトンがトップの座を守り、2連勝
メルセデスのピットは、共倒れしないか気が気ではなかったかもしれませんが、ロズベルグも無事2位でフィニッシュ。
3位表彰台にはペレスが上りました。
ここまでの3レースでは、リカルド、ヒュルケンベルク、ボッタスという若手ドライバーがコンスタントに頑張っている感じがします。
ウィリアムズのクルマも今季は戦闘力があるようですね。
キミ様はギリギリでポイントをゲット。
アロンソはもう少し上位を走っていましたが、終盤にピットインしたので、ポジションを落としました。
ナイトレースになったバーレーンGPですが、個人的には、ここは昼間の方がいいんじゃないかなという気がします。
シンガポールやアブダビのような夜景の華やかさがないので、何のために夜にしたのかよくわからない。
砂漠の国の熱いレース、という感じの方がいいんじゃないでしょうか。
次は中国GP。
去年までのレッドブルがメルセデスの独走に代わっただけのレース展開では面白くないので、他チームに頑張ってほしい