上海上空は曇っていますが、レースはドライコンディションでスタート
1 ハミルトン ←2 ベッテル ←3 アロンソ ←4 リカルド ←5 マッサ
アロンソとマッサがスタート直後に接触したようですが、どちらもレースを続けています。
スーティルがマシントラブルでリタイア。
何か、スーティル、こういうのが続いていますね。ザウバーさん、完走させてあげてね。
11/56 マッサがピットインしましたが、ピットクルーがタイヤを間違えてしまったようです。
慌てて新しいセットを持って来ますが、左リアタイヤが上手くはまりません
マッサは大きく順位を落としてしまいます。
13/56 ベッテルがピットイン。
すぐ後ろを走っていたアロンソの方が先にピットインしていたので、順位が入れ替わります。
2位アロンソ、3位ベッテル。
23/56 ロズベルグがベッテルをパスして3位に浮上。
ベッテルはチームメイトのリカルドにも抜かれてしまいます。
しかし、バトルはせずにリカルドの後ろを走ります。
3位ロズベルグ、4位リカルド、5位ベッテル
28/56 1 ハミルトン ←2 アロンソ ←3 ロズベルグ ←4 リカルド ←5 ベッテル ←6 ヒュルケンベルク ←7 ボッタス ←8 ライコネン ←9 ペレス ← 10 クビアト
33/56 2番手のアロンソに3番手のロズベルグが迫ります。
中盤は、アロンソとロズベルグの2位争いが見所ですね。
ロズベルグは約1秒ぐらいの差を保ってアロンソにプレッシャーをかけます。
F1では、前後のクルマの差が1秒を切るといつ抜かれてもおかしくない状態にあります。
1秒以上なら、まだ何とか大丈夫。2秒以上なら、ちょっと安心してもいいかなという感じです。
43/56 ロズベルグがついにアロンソをオーバーテイク。2位に上がります。
ハミルトン―ロズベルグの1-2体制を敷いたメルセデス勢が、3位アロンソとの差を広げてゆきます。2秒…3秒…
48/56 3位のアロンソを、今度は4位のリカルドが追い上げます。
終盤はこの二人のバトルがよく映ってましたね。
リザルト
1 ハミルトン(メルセデスAMG)
2 ロズベルグ(メルセデスAMG)
3 アロンソ(フェラーリ)
4 リカルド(レッドブル)
5 ベッテル(レッドブル)
6 ヒュルケンベルグ(フォース・インディア)
7 ボッタス(ウィリアムズ)
8 ライコネン(フェラーリ)
9 ペレス(フォース・インディア)
10 クビアト(トロ・ロッソ)
11 バトン(マクラーレン)
12 ベルニュ(トロ・ロッソ)
13 マグヌッセン(マクラーレン)
14 マルドナド(ロータス)
15 マッサ(ウィリアムズ)
16 グティエレス(ザウバー)
17 ビアンキ(マルシャ)
18 小林可夢偉(ケータハム)
19 チルトン(マルシャ)
20 エリクソン(ケータハム)、
リタイア…グロージャン(ロータス)、スーティル(ザウバー)
ファステストラップ:1分40秒402 / ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
このレースの周回数は56周でしたが、55周目に誤ってチェッカーフラッグが振られてしまうという、珍しいミスが出ました。
こういう場合は、規定上54周でレースが終了したことになり、54周目の順位がレース結果になります。
とばっちりをくらったのは、可夢偉選手。レース終了直前にビアンキを抜いて17位に上がったのですが、54周目の順位・18位に戻されてしまいました
またも、メルセデスの1-2。ハミルトンは3連勝です。
アロンソは何とか逃げ切って3位表彰台。
レッドブル勢は、今季はリカルドを№1扱いするのかな?
ウェーバーがチームメイトだった時は、強引にチームメイトバトルを仕掛けていたベッテルがおとなしいです。
これで開幕フライアウェイはおしまい。
次からヨーロッパ・ラウンドに入ります。
次のスペインGPまでに、どこまでクルマをアップデートできるかが今季の行方を決める大きなポイントになります。
ここまでの、コンストラクターズ順位は…
1 メルセデス 154ポイント
2 レッドブル 57
3 フォース・インディア 54
4 フェラーリ 52
5 マクラーレン 43
6 ウィリアムズ 36
7 トロ・ロッソ 8
以上がポイントをとれているチームです。
メルセデスがぶっちぎるのか、この勢力図を変えるチームが出てくるのか。
ヨーロッパラウンドに注目です