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大山加奈選手、岩隈久志選手、ライコネン選手、浅田真央選手、阪神タイガース他好きなものがいっぱい。幸せ気分を発信したいな

F1ドイツGP 決勝

2009-07-13 15:37:44 | モータースポーツ


 シーズンもいよいよ折り返し。後半の戦いが始まります。
曇り空の下、決勝スタート。

久々に上位グリッドにつけたハミルトンが好スタートをきめます。
が、第一コーナーで大外から前に出ようとしてオーバーラン。あっというまに最後尾に沈んでしまいます。
ポールポジションのウェバーはバリチェロと接触、それが危険行為とされ、ドライブスルーペナルティを科せられます。
軽い燃料のブラウンGP勢はとにかく前に出たい。バトンがマッサをパス。
マッサの後ろからはベッテルが仕掛けてきます。リアタイヤの摩耗が激しいマッサですが、上手くベッテルをブロック。

バトンはペースの遅いコバライネンの後ろについてしまい、なかなか抜けません。このままではタイムロスするばかりなので、早めにピットイン。
ピットストップの時間が短かったので、3ストップ作戦をとる模様。

一貴選手はグロックのミスをついて前に出ます。
チームメイトのロズベルグも上位を走行しています。
ドライブスルーペナルティのウェバーも暫定2位を走っています。

後方に沈んだハミルトンは、こんなチームラジオを入れます。

「(このレースもう頑張っても無駄っぽいし)ペースを落としてエンジンを温存した方がいいんじゃない?」

チームの返事は、
「まだ天気も変わるかも知れないし、何が起きるかわからないからこのままのペースで走れ」

ブラウンGPは3ストップから2ストップに作戦を変更したようです。
ハードに履き替え、燃料を多めに給油。
ところが、バリチェロの方のマシンに必要な燃料が入っていません。
給油リグが上手くはまらなかったので、バトンのものに替えて給油したため、2ストップにできるだけの燃料が入らなかったようです。
ホンダの時も、よく給油リグのトラブルがありましたが、ブラウンGPになってからも給油リグがらみのミスが発生していますね。
このミスで、後ろを走っていたバトンとの順位も入れ替わります。

ライコネンはマシントラブルでスローダウン、リタイア。
ちょっと叫んじゃっていいですか?


F1も野球も、全然面白くないっ!!!  。・゜゜・(≧д≦)・゜゜・。


ウェバーがペナルティをものともせず、トップでゴールを目指します。
スタートに失敗して、序盤後方に下がったベッテルも2位に浮上。レッドブル勢が1-2フィニッシュをきめました。


 リザルト
  ウェバー(レッドブル)
  ベッテル(レッドブル)
  マッサ(フェラーリ)
  ロズベルグ(ウィリアムズ)
  バトン(ブラウンGP)
  バリチェロ(ブラウンGP)
  アロンソ(ルノー)
  コバライネン(マクラーレン)
 9 グロック(トヨタ)
10 ハイドフェルド(BMWザウバー)
11 フィジケラ(フォース・インディア )
12 中嶋一貴(ウィリアムズ)
13 ピケJr.(ルノー)
14 クビサ(BMWザウバー)
15 スーティル(フォース・インディア)
16 ブエミ(トロ・ロッソ)
17 トゥルーリ(トヨタ)
18 ハミルトン(マクラーレン)

※ ライコネン(フェラーリ)、ブルデー(トロロッソ)はリタイア



ウェバーはF1参戦132戦目にして、初優勝。
わりと好きなドライバーなので、彼が優勝してくれて嬉しいです。
しかし、レッドブル勢は強いですね。二人とも序盤にアクシデントやミスがあったのに、終わってみると1-2フィニッシュです。
よほど車が速く、ピット戦略もしっかりしているのでしょうね。

3位マッサは今季初の表彰台。「この場所が懐かしかったよ」とコメントして笑いをとっていました。
最後のピットインで新品のソフトタイヤが出てきたのには、放送席も「とってあったんですね」と驚いていましたが、だんだんと戦略もしっかりしてきているようですね。

マクラーレンはコバライネンが入賞しました。
ハミルトンも第一コーナーのミスがなければどうなっていたかわからないし、マクラーレンも復調してきたのでしょうか。
次にどういうパフォーマンスを見せるか、注目ですね。

入賞が期待された一貴選手はわずかに及ばず。
スーティルはポイント圏内を走っていたのですが、ピットレーンの出口でライコネンと接触し、フロントウィングをとりかえなければならなくなりました。
この接触は審議の対象になりましたが、レースにつきものの事故ということで双方おとがめなし。
スーティルはここのところ、何げに順位を上げていますね。
フォースインディアの車も随分よくなってきているようです。

このドイツGPの結果により、ランキングに変動がありました。
 ドライバーズランキング
 ベッテルが2位、ウェバーが3位に浮上。
 バリチェロが4位に後退。

 コンストラクターズランキング
レッドブルがブラウンGPとの差を19.5ポイント差に縮める


それにしても、各チームのアップデート力はすごいですね。
シーズン序盤、「異次元の速さ」といわれたブラウンGPにどんどん追いついてきています。
ブラウンGPも、次回は大幅なアップデートをするということなので、その結果に注目ですね。

次回はハンガリーGP(7/24~26)