シーズンもいよいよ折り返し。後半の戦いが始まります。
曇り空の下、決勝スタート。
久々に上位グリッドにつけたハミルトンが好スタートをきめます。
が、第一コーナーで大外から前に出ようとしてオーバーラン。あっというまに最後尾に沈んでしまいます。
ポールポジションのウェバーはバリチェロと接触、それが危険行為とされ、ドライブスルーペナルティを科せられます。
軽い燃料のブラウンGP勢はとにかく前に出たい。バトンがマッサをパス。
マッサの後ろからはベッテルが仕掛けてきます。リアタイヤの摩耗が激しいマッサですが、上手くベッテルをブロック。
バトンはペースの遅いコバライネンの後ろについてしまい、なかなか抜けません。このままではタイムロスするばかりなので、早めにピットイン。
ピットストップの時間が短かったので、3ストップ作戦をとる模様。
一貴選手はグロックのミスをついて前に出ます。
チームメイトのロズベルグも上位を走行しています。
ドライブスルーペナルティのウェバーも暫定2位を走っています。
後方に沈んだハミルトンは、こんなチームラジオを入れます。
「(このレースもう頑張っても無駄っぽいし)ペースを落としてエンジンを温存した方がいいんじゃない?」
チームの返事は、
「まだ天気も変わるかも知れないし、何が起きるかわからないからこのままのペースで走れ」
ブラウンGPは3ストップから2ストップに作戦を変更したようです。
ハードに履き替え、燃料を多めに給油。
ところが、バリチェロの方のマシンに必要な燃料が入っていません。
給油リグが上手くはまらなかったので、バトンのものに替えて給油したため、2ストップにできるだけの燃料が入らなかったようです。
ホンダの時も、よく給油リグのトラブルがありましたが、ブラウンGPになってからも給油リグがらみのミスが発生していますね。
このミスで、後ろを走っていたバトンとの順位も入れ替わります。
ライコネンはマシントラブルでスローダウン、リタイア。
ちょっと叫んじゃっていいですか?
F1も野球も、全然面白くないっ!!! 。・゜゜・(≧д≦)・゜゜・。
ウェバーがペナルティをものともせず、トップでゴールを目指します。
スタートに失敗して、序盤後方に下がったベッテルも2位に浮上。レッドブル勢が1-2フィニッシュをきめました。
リザルト
ウェバー(レッドブル)
ベッテル(レッドブル)
マッサ(フェラーリ)
ロズベルグ(ウィリアムズ)
バトン(ブラウンGP)
バリチェロ(ブラウンGP)
アロンソ(ルノー)
コバライネン(マクラーレン)
9 グロック(トヨタ)
10 ハイドフェルド(BMWザウバー)
11 フィジケラ(フォース・インディア )
12 中嶋一貴(ウィリアムズ)
13 ピケJr.(ルノー)
14 クビサ(BMWザウバー)
15 スーティル(フォース・インディア)
16 ブエミ(トロ・ロッソ)
17 トゥルーリ(トヨタ)
18 ハミルトン(マクラーレン)
※ ライコネン(フェラーリ)、ブルデー(トロロッソ)はリタイア
ウェバーはF1参戦132戦目にして、初優勝。
わりと好きなドライバーなので、彼が優勝してくれて嬉しいです。
しかし、レッドブル勢は強いですね。二人とも序盤にアクシデントやミスがあったのに、終わってみると1-2フィニッシュです。
よほど車が速く、ピット戦略もしっかりしているのでしょうね。
3位マッサは今季初の表彰台。「この場所が懐かしかったよ」とコメントして笑いをとっていました。
最後のピットインで新品のソフトタイヤが出てきたのには、放送席も「とってあったんですね」と驚いていましたが、だんだんと戦略もしっかりしてきているようですね。
マクラーレンはコバライネンが入賞しました。
ハミルトンも第一コーナーのミスがなければどうなっていたかわからないし、マクラーレンも復調してきたのでしょうか。
次にどういうパフォーマンスを見せるか、注目ですね。
入賞が期待された一貴選手はわずかに及ばず。
スーティルはポイント圏内を走っていたのですが、ピットレーンの出口でライコネンと接触し、フロントウィングをとりかえなければならなくなりました。
この接触は審議の対象になりましたが、レースにつきものの事故ということで双方おとがめなし。
スーティルはここのところ、何げに順位を上げていますね。
フォースインディアの車も随分よくなってきているようです。
このドイツGPの結果により、ランキングに変動がありました。
ドライバーズランキング
ベッテルが2位、ウェバーが3位に浮上。
バリチェロが4位に後退。
コンストラクターズランキング
レッドブルがブラウンGPとの差を19.5ポイント差に縮める
それにしても、各チームのアップデート力はすごいですね。
シーズン序盤、「異次元の速さ」といわれたブラウンGPにどんどん追いついてきています。
ブラウンGPも、次回は大幅なアップデートをするということなので、その結果に注目ですね。
次回はハンガリーGP(7/24~26)
仰るとおり、戦略が非常にしっかりしていると思います。
しかもペナルティ喰らったのに大楽勝。
歯が立ちませんねぇ。
ここは次戦のアップデートで再び立場を逆転してほしいと思う次第です。
アンジーさんの心中、お察しいたします。
野球の方も苦しいですもんね・・・
フェラーリはここ2戦、良い流れが全てマッサに行っている気がするので、そろそろキミ様にもと思いますよ。
ただ、これまでと同じ作戦では厳しいと思うので、状況の変化に応じて作戦を変えていけばアドバンテージはあると思います。
BGP001が一番どんな条件でも安定して速いですから、色々な作戦がとれると思います。
シューマッハがピットにくると、フェラーリは何かが起こってしまうんですよね。それも、たいてキミ様の方に(笑)
1つ1つのレースを100%の力で使えなくなったんだっていう今のF1事情を改めて感じました
ハミルトンの言葉を聞いて・・・・・
しかし、最初の1周だけでしたけど・・・マクラーレンもフェラーリも徐々に反撃の烽火を上げ始めましたね
しかし、スーティルが残念だった
・・・・・なので、私はたった今、スーティル追悼番組を私のブログで放送いたします
よろしければご覧下さいませ
受験シーズン中と、一貴アンドスーティルが入賞しなかったので本来の調子ではアップしていませんが
場合によっては、前のレースでいい戦いをしたたことが次のレースにたたって…なんてことになるので、もうちょっとのびのびしたレギュレーションでもいいように思います。
スーティルの記事、見に行きますね~
素敵な作品ですね。
見せていただき、siawase気分です。
ありがとうございました。
さて、アンジーさん
昨日の「 蓮か何かですか?」についてですが、・・・。
→ 水面景色です。
特に、何もありません。
テレビはつけていたので最初のシーンとか見てました。
確かにマシントラブルとかチームのミスとかで優勝に絡めないのは残念です。
パドックに向かうナンデ・ヤネンさんですが、F1誌に載っていたライコネンの写真を見て描きました。
モデルがいいのでかっこよく見えるのかしらん
質問に答えて頂きありがとうございます。綺麗なカワセミの写真に楽しませて頂きました。
ヤスさん
チームメイトのベッテルが一年目で優勝してしまったのとは対照的ですね。
今季のレッドブルはベテランといきのいい若手がそれぞれの持ち味を発揮していますね。
突然の雨とか、なにがあるかわかりませんか。
あの、長崎の大雨で遭難しかかったことを思い出します。
バイクが、大雨でエンストしたんですよ。
そんなことがあり得るとは想像できませんでした。
世の中、何が起きるかわかりませんね
F1もけっこう棚ぼたがあるんですよ。
マクラーレンは雨に強いので、ピットは内心雨乞いしていたかもしれませんね。