ここんとこ、勝つときは自分達の必勝パターンに持ち込めるようになったものの、負けるときはめためたな内容と、ちょっと極端な阪神。昨日は久保田、ウィリアムズが一軍に復帰しましたが、どちらもフォアボールを連発。関本のエラーも出て、点差は２点でしたが、これでは勝てんわという内容でした
今日から東京ドームで巨人戦。
前回甲子園でものすごく徒労感のあるいやな負け方をしてしまったので、ぜひとも逆襲したいところです。
でも、今の阪神じゃな～
３タテくらいそうやな～
TVをつけたら、０－１で負けてるし
その後、再三チャンスをつくっても得点できへんし
それでも、先発金村―江草―アッチソンが追加点を許さず、０－１のまま９回へ。
巨人は勝ちの継投。
山口が先頭のブラゼルをうちとった後、原監督はピッチャーを越智にスイッチ。
次の新井が右打者だからのようです。
このところ、チャンスでまわってきてもまわってきてもまわってきてもことごとく凡退している新井ですが、原監督は新井を警戒し、その次にまた左の鳥谷という打順ですが、あえて越智をもってきます。
どんなに不振でも、長打力のあるバッターってやっぱり恐いんですね。
もうそろそろ打つんちゃうかという気がするんですよね。
今日もここまではチャンスで打てなかった新井ですが、この打席はくらいついてきます。まるで、ボールに飛びつくようなバッティング。ショートが押さえますが、投げられません。
そして、ここが勝負の綾。
新井対策で出てきた越智と、鳥谷の左対左対決。
鳥谷が逆転の２ラン
阪神が土壇場で試合をひっくり返します
「１点ぐらいじゃ安心できへん。もっととれ～
」そう、甲子園でも１点差で藤川がホームランを打たれ、引き分けに持ち込まれてしまいました。
ここでたたみかけなければ。
てか、藤川は準備しているのか？
打者は少しでもねばって、球児が準備を整える時間を稼ぐのだ
どうやら、鳥谷の一打が打線に火をつけたようです
狩野がヒットで出塁。
今日から矢野が一軍に登録され、巨人戦だしどうするかなと思いましたが、先発マスクは狩野でした。
これで控えに戻されたら、いくら何でも可哀想すぎますもんね。
おそらくバッティングは矢野をしのぐであろう狩野の起用がここで活きました。
ワイルドピッチで二塁にいった狩野をおいて、代打・林がまたまた２ラン
４－１
巨人は投手交代。越智→マイケル中村。
かわった中村から、今度は葛城がホームラン
５－１巨人のお株を奪うようなホームラン攻勢です
９回裏はもちろん、藤川が登板。
三人でうちとって、ゲームセット
巨人に！
東京ドームで！！
勝ったぞ～！！！
今日の先発金村は、昨年阪神に移籍してきた選手です。
去年も何度か先発したのですが、一度も勝てず。
今日も勝ち星はつきませんでしたが、昨年とは違うぴしっとした投球内容でした。
先発陣がへろへろな中、頼もしい戦力となってくれそうです。
投手陣が巨人打線を１点におさえてくれたのが、最後に打線の爆発を呼びました。
巨人の「勝利の方程式」を打ち崩したのが大きい。
それから、ホームランを打ったのが、鳥谷、林、葛城という、「きみたち、いいかげんクリンナップ打てるようになってよトリオ」だったのも大きいです。
今日０－１のまま負けてしまったら、本当に３タテになりそうでしたが、若手の奮起で逆転勝利。
もしかしたら、今度こそ、勢いがつくかも
明日からに期待しているよ
