「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

教科書の削減内容の復活

2005年04月10日 | 子ども・教育
 来年の教科書の検定で、やっぱりというか、「発展的な学習内容」ということで、削減内容が復活したことが何日か前に報道された。教科書は厚くなっても授業時間数は変わらないわけだから、現場はどう対応するのか、また大変なのだろうと思う。
 京都市ではこの発展的内容の一部を必修にして、すべての市立小で教えるらしい。どこでその授業時間を確保するのかと思ったら、長期休業(夏休み?)を2~7日短縮するのだそうだ。きっと、こういう動きはほかにも広がっていくような気がする。確かに理科なんかでも、これを削っちゃったの?と思う内容が多々あったので、復活させたい方の気持ちは分かるけど、結果的には学力低下ならぬ二極分解がますます進むことになるのではないかとも思う。
 本当に文科省にはもっと腰を据えた施策を望みたい。

 ところで、もう一つ教育がらみで、教育基本法を変えようという動きもあるようだけど、教育基本法のすてきな絵本が出るそうです。
『11の約束―えほん教育基本法』
「教育は、めざします。一人ひとりのうちにめばえたものが大きく育ち、それぞれに花ひらくことを。」(読みとき条文・1条より)

桜前線

2005年04月09日 | 田舎暮らし
 ここ何日か急に暖かくなった。1週間前に雪が降ったなんて思えないくらいで、庭先の水仙も昨日から咲き出した。今日は長男が東京に戻るというので、隣町の高速のインターまで送っていったら、小渋川を下っていく途中のダム湖の桜がまさに咲き始めたところ。伊那谷まで下りると、国道脇には三分咲きぐらいの木も目についた。ちなみに村内の桜はまだつぼみ。
 家から村の中心部、さらに伊那谷まで、何百メートルも下っていくので、花暦が少しずつずれていく。村では来週の土曜日がさくら祭り。来週は天気が悪くなりそうな予報なので、少し足踏みしそうだけど、祭りのころには咲き出すかな。
 うちの周りの山ではダンコウバイ、キブシが咲き出し、ヨモギなどの雑草も新芽が出てきた。
 

入学式

2005年04月05日 | 子ども・教育
 卒業式のことを書いたので、入学式のことも書いておこう。16人の卒業生のうち、1人転校して、15人の新入生。迎える在校生は2~3年合わせて13人。新年度の全校生徒数は28人となる。ちなみに教職員は用務員さんや給食の調理員さん、栄養士さんもみんな入れると16人。各学年とも担任の先生が2人ずついる。
 入学式の来賓祝辞は、つい2週間ほど前とほとんど同じ顔ぶれなので、みんなごく簡単なあいさつが多い。ちなみに在校生代表のあいさつは次男だった。少人数とはいえ、壇上でマイクの前で話すことによほど緊張したのか、途中で「すみません。どこを読んでいるか分からなくなりました」(笑)。
 後日、この模様は村のケーブルテレビで放映された。
 

オーブン大活躍

2005年04月04日 | 手作りあれこれ
 今日は子供の誕生日だったので、久々にケーキを焼いた。もしかして、1年前にガスオーブンが使えなくなって電気のオーブンレンジになって以来、初めてかもしれない。それまで誕生日といえば手作りケーキが当たり前だったので、たまにお店で買ってくる見栄えのいいケーキを喜んでいた子供たちだったが、久々の手作りケーキはそれはそれで、喜んでもらえたみたい(?)。
 オーブンついで、買ったきり放置してあった白神こだま酵母を使って、思い切ってパンも焼くことにした。レシピぐらい付いているかと思ったら何もなかったので、ネットで調べたら、すぐ幾つか見つかった。かなりアバウトな作り方をしたせいか、やや膨らみに欠けるパンになったけど、ふわふわの白パンではない、ずっしりしたパンを食べたかったので、ちょうどいいかも。焼きたてを味見したいところだけど、それをやり始めたら、一瞬でなくなるのは目に見えているので、じっと我慢して、これは明日の朝食用。全粒粉3分の1ぐらいで、さいころに切ったチーズを入れてみた。明日の朝が楽しみ。
 さらに夕食は誕生日の子のリクエストでマカロニグラタン。本日3回目のオーブンの登場。
 電気を熱として使うのは無駄だとか、実は電気オーブンに対して、やや偏見があったのだけど、さすがに最近のものだけあって、熱回りも悪くないし、焼け具合もまあまあ。どうせならもっと使おうと思いました。
 

音楽CDのお値段

2005年04月03日 | 音楽
 某ア○ゾンで輸入版CDを購入した。2枚組みのライブもので、1890円のやつを2点。ちなみに同じものの国内版は3670円で悪名高きCCCDだけど、私が買ったUS版は普通のCD。国内版の値段でほぼ二つとも買えてしまうので、迷わず輸入盤を購入した。本当なら、ライナーノーツを読むのも楽しみだし、多少の値段の差なら国内版を買いたいと思ったりもするのだけど、ここまで値段が違って、さらにCCCDなんていうと、迷う余地もありません。
 ちなみに昨年買った同じアーティストのDVDも安かった。2時間半のライブのDVDが2000円を切る値段(国内版は発売未定なので値段の比較はできないけど、きっと4000円ぐらいにはなるだろうな)。
 日本の音楽は何でこんなに高いんだろう。ネット販売にしたって、アップルもmsnもアメリカでは1曲99セントなのに、日本では240円くらいする。
 CCCDをやめて、価格にもっと弾力性を持たせたほうが、結果的に売り上げが回復するんじゃないかなとよく思います。