「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

織り姫工房

2005年04月16日 | 手作りあれこれ
 5年ほど前から、村の民俗資料館「ろくべん館」にある古い機を使って、かつての織り手だった方に教えていただきながら、機織りをしているグループがある(織り姫工房)。私も実は2年ぐらい参加していたのだけど、テープ起こしを始めてから時間が取れなくなってしまって、ずっと休んだままになっている。
 草木染めの糸をを使って織った作品を、さくら祭りや産業文化祭などの機会に出店して、販売している。今では自分は織っていないくせに、あたかもメンバーのごとく出店に座って、草木染めの優しい色合いの織物を見ていると、ああ、また織りたいなという思いがふつふつわいてくる。
 写真が小さいけど、下半分のところに写っているのは、裂き織りの敷物。あとは、ショールやコースター、バッグなど、小物を販売している。
 今年から織り姫工房のメンバーが「ろくべん館」の管理人になったので、機織り体験もできるはず。
 

さくら祭り

2005年04月16日 | 田舎暮らし
 今日はさくら祭りだった。昨日おとといあたりようやく開花し始めたばかりで、咲き具合はどうかと心配だったが、5分咲きぐらいにはなったかな。天候もまずまずで、ふだんは高齢者ばかりの村だけど、町場に出ている子供たち、孫たちが帰ってくるのに加えて、外からの観光客もあって、かなりのにぎわいだった。
 イベントも組まれていて、例年は演歌歌手が来て歌っていたのだけど、今年は毛色が変わって、さわやかな歌声の2人組みの女性歌手だった。高校の吹奏楽部の演奏会も行われた。あとは、村のイベントの定番となっているよさこいソーランの「美翔連」、大鹿太鼓、獅子舞など。
 手作り木工品の出店では、手作りコマのコーナーがあって、子供たちが群がっている。
 ここは昭和36年の大災害の跡地に、復興を願って、こつこつ桜を植えてきた方たちがいて、それが今や3000本になった、いわば新しい桜の名所。知名度はまだまだ低いが、名古屋方面からはシーズン中、日帰りバスも出ているらしい。祭りとして、種々のイベントが組まれるのは今日だけだが、開花期間中は出店があって、夜間もライトアップしている。来週あたり満開になったら、今度は夜桜を見にいこうかな。