「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

薪ストーブ

2006年01月10日 | 田舎暮らし
 昨日、ちょっと我が家に人が集まることがあり、中学生の息子が「薪ストーブぐらいたこうよ」と言って、なんと薪割りをしてくれた。以前集めてあった長いままの木を、正月休みに夫が少し玉切りしてくれて、あとは割るだけの状態になっていた。子ども心に、お客さんは暖かい薪ストーブでもてなしたいと思ってくれたのかな? そんなわけで、昨日、今日と、久しぶりに薪ストーブをたいた。
 薪ストーブと一口にいっても、いろいろグレードがある。田舎暮らしの雑誌などには、北欧あたりの何十万円もするようなストーブの広告がよく出ているが、そんなものはなかなか手が出ない。
 一方、ホームセンターなどに行くと、ぺらぺらの鉄板でできたストーブが数千円程度で手に入る。これは上に鍋が二つぐらい置けて、料理もできるという、けっこう重宝な代物で、以前は夏場以外は、ほとんど薪ストーブだけで料理していたこともある。ただ、これは鉄板が薄いので寿命が短いし、たくとすぐ熱くなるけど、火が落ちるとすぐ冷めるという欠点もある。
 今のストーブは何年か前に隣町のホームセンターで見つけた安い中国製か何かの鋳物のストーブで、鋳物でこの値段ならと思って買った。耐熱ガラスの窓がついていて、火が見えるのもいいなと思った。
 でも、実はこの耐熱ガラス、内側からすすがついて、特に前面の窓はかなり真っ黒になってしまう。あと、鋳物のストーブはストーブ自体が暖まるのに時間がかかって、火をつけてすぐには暖まらないという致命的な欠点がある。薪自体の火持ちはいいし、割ってない太い薪でも燃えるから、夜最後に堅木の太いのを入れておけば、朝までおきが残っていたりするので、ずっとコンスタントにたき続けるにはいいと思うけど、短時間ずつたくのにはあまり向かないかな。