「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

煮豆

2005年10月07日 | 田舎暮らし
 本当に何年かぶりに大豆の煮豆を作った(畑で作っていたころは、よく食べたのですが……)。
 2月の日記に書いた大鹿大豆の流通加工研究会が中途半端なまま終わってしまったあと、大豆のことは頭からすっかり消えていたのだけど、子供が去年、小学校の畑で作った大鹿大豆(中尾早生)で豆腐を作ったあと、余った分をもらって帰ってきていたのが、ずっとそのままになっていた。時々食べなくちゃと思い出しても、夜になると、水に浸けるのを忘れて寝てしまう。
 最近になって、無線で、11月に行われる産業文化祭において、大豆料理を出品してくださいと言っているのを聞いて、また思い出した。
 小粒で味の濃い大鹿大豆、さてどうやって食べようかと思ったが、頂き物の昆布がたくさんあったので、たっぷりの昆布と、青いケシの隣の畑で友人が作った無農薬人参と一緒に煮ることにした(五目にするには手持ちの材料が足りなかった)。
 味付けも酒と醤油だけのシンプルなものにしたけど、久しぶりのせいか、大鹿大豆のせいか、たっぷりの昆布のだしが効いていたのか、すごくおいしく感じられて、子供たちもパクパク食べていた。
 産業文化祭にどんな大豆料理が並ぶのか、ちょっと楽しみです。