「美しい村」の議員日記

南アルプス山麓・大鹿村在住。自給自足農業、在宅ワーカー、2011年春より村議会議員。

山野草観察会

2005年05月26日 | 田舎暮らし
 今日は山野草保護プロジェクトで、実際に山野草を見て歩く最初の集まりがあった。うちから30分ほどの、標高1500メートルの大池高原に集まり、20種ほどの山野草の名前を書いたプリントをもらって、林内を2時間弱ほど歩き回った。天気もよく、のんびりと足元を見ながら、とても気持ちのいい散策だった。
 車を止めたところのすぐ脇に、つぼみをつけたベニバナイチヤクソウ。反対側の草の中には、フデリンドウ。林の中を歩いていくと、、マイヅルソウなども足元にたくさんある。マイヅルソウは一部咲き出していたけど、まだちょっと早い。イチゴの花に交ざって、ニリンソウもたくさん咲いている。クリンソウは咲き始めたくらい。これは群落になっているところがある。
 写真はチゴユリ。これはうちの田んぼの水場に上っていく途中の道にもある。これがたくさんあるところには、ランの仲間もあるとのこと。今度歩き回って探してみようかな。
 このあたりはカラマツや落葉樹の林で、何年か前に間伐したそうで、林内は明るい。こういうところに山野草が生えてくるのだそうだ。そういえば、テープの仕事で里山保全の話も何度も聞いたことがあるが、そんなことを言っていたな。
 いろいろ見方を教わって、家に帰ってから周辺をちょっと歩いたら、大池ではまだ葉っぱだけだったランの仲間が咲いているのを発見。多分ギンランかな。