九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

朝鮮日報より  らくせき

2017年10月23日 16時20分51秒 | Weblog
北朝鮮は22日、「北朝鮮の核脅威」を口実に衆議院を解散したとして、日本に対し、「日本反動は主体(チュチェ)の核強国、世界的な強国として堂々と浮上した我が共和国の戦略的地位を正しく知り、みだりに振る舞ってはならない」と警告を発した。

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保守政治の一手法   文科系

2017年10月23日 15時23分08秒 | 国内政治・経済・社会問題
 ある場所で時間を持て余して、随分久しぶりに文藝春秋11月号を買った。実に興味深いニュースがあったので、抜粋して紹介してみたい。いつものように『 』は原文であることを示している。

『9月22日、ネットメディア「バズフィード」に掲載された「『嫌韓』『反日』の記事を書けば800円。政治系ブログ作成の求人が掲載中止に」という記事では、ネットを介して個人や企業の橋渡しを行い仕事の受発注を行うクラウドソーシングサービス上で「政治系の記事作成」の求人募集が掲載されていたことが報じられている。募集要領によれば、千八百~四千字のブログ記事を一つ書くと800円の報酬が得られるという。執筆する記事に盛り込む主張として「憲法9条を改正し、軍隊を保有」「韓国とは付き合うべきではない」「民進党の政策と反対のことを行えば日本は良くなる」といった例が挙げられていた。』

 そういえば、まさにこの通りの主張をここで10年も繰り返してきたお人がここにもいらっしゃる。そのお方が、民主党、民進党を貶してきた所までがこの広告通りと振り返ることが出来たから、笑えた。それも、このお方が民進党が悪い理由を全く例示できなかったことをよく知っている僕だから、余計に笑えたもの。この広告通りの要領を示して誰かに書かせている団体があるのかも知れないなどと、想い描いていた。

 それにしても、こんなに安い金で自分の時間だけでなく心まで売る?って、日本人も随分貧しくなって、礼節まで吹っ飛ばしてしまったのか。政治もそれだけ薄汚いものになったのである。
 衣食足りて礼節を知る。長期低落の不況が人間性までを損なってきたのだろう。国民一人当たりGDPが、わずか20年のうちに世界3位から30位にまで落ちて、すっかり貧しくなった日本では、起こるべくして起こったこととも言えよう。長期不況と人間性との、悪循環的相互劣化! 米国の政治は二大政党ともに、途轍もない政治資金がいるなど随分腐敗しているようだが、日本もどんどんそうなって行く。

 同じ記事中に、こんな文章もあった。

『昨年の米大統領選挙では・・・アクセスを集めて広告費を稼ぐ目的でトランプ候補を支持し・・・それらの記事がフェイスブックやグーグルで拡散することで多くの有権者が閲覧し、選挙結果に少なからぬ影響を与えたと言われている(彼らの内、一人は総計七百万円稼いだという)』
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ということで安定過半数 1970

2017年10月23日 05時11分32秒 | Weblog
ま、こうなるわな。
加計隠しとマスコミが一生懸命騒いだ選挙でしたが終わってみれば300議席。

未来の党で討ち死にした元民進党の皆さん残念でした。
で、このあと未来の党はどうするのかな。
早くも分裂の話も出てますが。又、立憲民主党と引っ付きますか?

もうね、別れたり引っ付いたり繰り返す限り議席は減り続けるよ。

選挙は投票するのが民意なので、この結果が民意。
解散する方も敗けるリスクはあるのだから。
実際今回もスタートの勢いは自民劣勢。議席を大きく減らす可能性もあった。
しかし、未来と民進党のダッチロールのおかげで大勝利w

そりゃあれだけ左から右への大移動見せられたらどんな言い訳聞かされてもこういう結果にはなるよ。
ま、へりくつだけじゃ選挙で票は集まりません。
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違うんだよね~ 1970

2017年10月23日 03時16分21秒 | Weblog
コメントにしようかと思ったが。

スコアからの逆算で語るだけだと内容と食い違うんだよね。
スコアはスコア。内容は内容。
分けて考えないとその先の展開が読めなくなる。
毎度おなじみの試合の予想を盛大に外すのもそれが原因だよね。

浦和の勝利自体はおめでとう。それはこの前と変わらない。

しかし、中身はどこをどう見ても5ー4ー1で守り倒した試合になる。
だから、ブラジルトリオ始め多くの人間は浦和の守備だけピックアップして褒めた。
潰すのを評価するのは勝手だが、潰すだけならそれは只の守備的サッカーで、ゲーゲンプレスと話を混同するのは間違い。

おれが代表やクラブの試合を予想するときは、今、目の前でやってるシステムやプレーで他のチームとやったらどうかということを想像しながら見る。
もっと強いチームが相手ならどうよ?と。
そのとき頭の中にはスコアは無い。内容を置き換えて考えるだけ。

この前の浦和とチャイナの試合も同じ。
ビラスボアスのチームがどうかと言うと、攻撃はブラジルトリオにおんぶにだっこ。トリオの個人技で試合を作る。他の選手との連動性はあまり無い。これはブラジルトリオと中国人との間にかなり埋めがたい能力差があるのでそうなる。
となれば、ブラジルトリオに人数掛けて守っても他からの崩しはさほど気にならないという結論になる。
浦和のベンチも同じこと考えたのだろう。そういう対応に終始した。

しかし、こんなのは相手が中国のクラブだから可能な話。
チーム力が平均化した相手にこの手は通用はしない。
では、そういう相手と浦和の戦いをどう想像するかというと、この前の試合で浦和が守備から攻撃にどうやって繋げていたかを見ることが想像の材料になる。

そうするとね、あのシステムじゃ攻撃迄手が回ってないんだよ。
チームの重心が後ろ過ぎて。それこそゲーゲンのゲの字もない。
だから、内容的には守備を褒めるだけの試合になる。
Jのチームが強くなったと評価もまだ出来ない。

ちなみにあの試合でもう1つ分かったのは、前に誰かが評価していたビラスボアスの能力。
以前もおれは低い評価で、その辺りで衝突したことがあったが

プレミアで失敗重ねて追われた理由はこの前の試合で再確認。
あんなにトリオに依存するチームを作ればそりゃ結果は出ないわ。
もっとスターが集まるプレミアなら尚更。
チームの形を作れていない。ブラジルトリオをダミーにして周囲の中国人を機能させるシステムを考える時間はクラブだからいくらでもあったと思うけどね。
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ハリルジャパン(121) 浦和のACL勝利を巡って   文科系

2017年10月22日 17時37分36秒 | スポーツ
 標記のことで、1970さんと討論があった。そのここまで最後の僕の回答コメントを、ここに転載したい。僕としてはここで、サッカーと言う集団球技の本質、神髄を語っているつもりだ。なお、実際のコメントにかなりの補足修正を加えた。


『 勝敗の分かれ道こそ・・・ (文科系)2017-10-22 17:32:31

 あなたが語ったのはどれも、このゲームで最も大切なことを外している。最も大事なのは勝敗。それも、一種のアップセットとして勝ったことがこのゲーム最大の意義である。
 ちなみに、韓国や、ブラジル人世界的名選手を入れてからの中国に勝てなくなって、ほぼ10年ぶりに日本勢が勝ったことの意味をこそあなたも考えてみるべきだ。この痛快極まる出来事が何故今起こったかを外して物を述べるのは、この際脇道の話に過ぎない。

 勝利とは、①彼我の相関関係で決まるもの。弱みを見せれば飲まれるし、強ければ相手を飲める。②潰しが弱ければ繋がれるし、繋ぎが弱ければ潰される
 ③ただ、この潰しも繋ぎもまず個人力量とも言えるが、それ以上に組織としてのそれが肝腎。現在ブラジルが独に負けるのはそういうことだろう。組織的潰しと組織的繋ぎを、相手に合わせて色々に変形させるという大切なことこそ、監督の腕。

 浦和はそのデュエル、当たりの強さと技術によって相手を飲んでいた。特に、外人4人以外は。その外人も、槙野や遠藤が吹っ飛ばしたりして、対等に闘ったのである。だからこそ、カウンターも鋭く、バーを叩くなどの際どいシュートも多かった。相手のシュートは外からの物が多かった。結果相手は、ただ繋いでいる時間が多いという、ハリル以前の日本代表のように見えなかったか。
 得点はセットプレーによる物だが、拮抗したゲームではセットプレー得点も立派な得点。これは言い方を変えれば、これ以外は0対0、つまり相手を0点に抑える潰しがあったということである

 現に、敵監督もブラジル人選手も浦和の潰しをこそ最も褒めていた。「浦和とは4戦闘ったが、その守備には驚かされてばかりだった」。これは、ビラス・ボアスの言葉である。0対0の原因がそこにあったという何よりの証明になるだろう。欧州名監督の一人でもあったビラス・ボアスなのである。ちなみに、組織がヨーロッパよりも弱い南米チャンピオンも、現に去年鹿島の潰しに敗れていることだし・・・。

 結論は、浦和の潰しに、上海の繋ぎが勝てなかったということになるのである。0点というのはそういう意味以外の何ものでもないはずだ。


 以上のような観点全体に比べれば、結局こんな語り方になるしかないような「サッカー論」は、『究極の潰しを身に付けよ』と言っているに等しく、意味のある現実的なことを何も語っていないに等しい無意味な論議だというべきだろう。
【究極の繋ぎを身に付けよ】
【究極の組織的繋ぎを身に付けよ】
 繋ぎを語り、潰しを語り、それぞれの両チーム組織における相関関係の推移を観ていき、語る。それこそがまっとうなゲーム観戦記というものである。 』


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書評「暴政」 ④  文科系

2017年10月21日 09時30分50秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
米イエール大学のティモシー・スナイダー教授の著作、副題「20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン」の要約最終回である。なおこの著者は1969年生まれの歴史学者で、「中東欧史、ホロコースト史、近代ナショナジズム研究」が専門と紹介されてあった。この2月に発行されて以降すでに世界40か国に翻訳されている著作だ。世界的なベストセラーということだろう。
書名副題の通り20のレッスンがあるが、20それぞれの表題に添えて初めに、その内容の著者自身による要約がなされている。よって、その要約を原文のまま紹介していくというやり方を取る。

14 きちんとした私生活を持とう
卑劣な支配者たちは、あなた方についての情報を、あなた方を好き勝手にするために用いるものです。定期的に悪意のあるソフトウエア、略して「マルウェア」をあなた方のコンピューターから取り除きましょう。Eメールは、空中に文字を描くようなものだということを忘れてはいけません。インターネットを違った形で使うこと、あるいは単純にもっと使用頻度を少なくすることを考えてみることです。じかに個人的な交流を持つことです。同じ理由から、法的なトラブルはどんなものでも解決しておくこと。暴君は、あなた方を鉤に吊してがんじがらめにしようとします。そんな鉤とは無縁でいることです。

15 大義名分には寄付せよ
政治的なものとそうでないものとを問わず、あなた自身の人生観を表している組織においては積極的であってください。慈善活動を一つか二つ選んで、自動引き落としを始めることです。そうすれば、あなた方は、シビルソサイエティ(政府、企業、血縁関係以外のさまざまな団体や組織。また、そうした民間組織が公共を担う領域)を支援し、他の者が善をなす手助けをするという、自発的な選択を行ったことになるのですから。

16 他の国の仲間から学べ
国外の友人との友情を保ちましょう。また外国に新しい友人もつくりましょう。アメリカ合衆国の現在の窮状は大きな潮流の一部に過ぎません。そしてどんな国であれ自国だけで解決法を見出せはしないのです。あなた方も家族も、必ずパスポートを持っていてください。

17 危険な言葉には耳をそばだてよ
「過激主義」とか「テロリズム」といった言葉が使われるのには警戒してください。「非常時」とか「例外」といった由々しい観念には敏感でいてください。愛国的な語彙の、実際には祖国への背信につながる使い方には憤ってください。

18 想定外のことが起きても平静さを保て
現代の暴君は「テロの操作」を行います。テロリストの攻撃があったときには、権威主義的支配者は権力を強固にするためにそうした出来事を利用しようとすることを忘れてはいけません。思いがけない大惨事により「チェックアンドバランスの終焉、野党の解体、表現の自由や公正な裁判を受ける権利などの停止」といったものが要求されるとしたら、それはヒトラーの書物にもあって、策略としてははなはだ古いものです。そんなものには引っかからないこと!

19 愛国者たれ
来るべき世代のために、アメリカが持つ意味について良き手本となってください。彼ら彼女らにはそうした手本が必要となりますから。

20 勇気を振りしぼれ
仮に私たちのうちの誰一人自由のために死ぬ気概がなければ、私たち全員が暴政のもと死すべきさだめとなるのです。

 なお、この著作のプロローグとエピローグそれぞれの題名をもう一度掲げておくと、「歴史と暴政」、「歴史と自由」となっている。


 最後に書評を少少。
 アメリカの心ある人々の中でこういう論議が始まったと知ることができたのは、勇気づけられることだった。また、日本以上に戦争政策やファッショ的傾向が著しいと、そんな切迫感がアメリカの心ある人には抱かれているのだろうとも感じられた所である。確かに、日本に伝えられるアメリカは、嘘の理由を創りだして国民を熱狂させて開戦したイラク戦争、今尚アフガン、シリアから手を引かぬ姿勢などであって、それらへの日本参加を要請するばかりである。折りしも、独善丸出しの偏狭ナショナリズムに凝り固まったような大統領の誕生! これはその後に書かれた著作である。トランプは今こう叫んでいる。
「北朝鮮は完全に破壊する」。
この声自身が国連法違反なのではないか。核開発が国連の約束に反しているにしても、あの首領がどれだけ酷い奴で、これを倒すべきだというのは、各国の内部問題である。国連法ではそういうことにしかならないものである。
 この国連法を無視して、他国が内部問題に武力干渉する「革命の輸出」こそ、戦争を世界に広げる愚行と言うべきである。関連死含めて50万を越える死者と膨大な難民とを出したイラク戦争の愚行を忘れてはならない。
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そういえば 1970

2017年10月20日 23時45分19秒 | Weblog
この前、unknownさんが『1970氏は小池より自公がましと~』と言っていたのを見たが、違うんだよね。
小池よりもではなく、そもそも自公(公はあっても無くてもいいんだが)以外はお呼びでないと思っているだけでございます。

政権与党のやることは何かひとつじゃないからね。
経済も外交も安全保障もエネルギーも、やることは山のようにある。
それを平均的に行えるのは自公だけでしょ、ということ。
何だかんだ凸凹はあるかもしれないが、民主党政権時のように右も左もどん詰まりになるのは、当分いいよwww

未来の党も立憲民主党も顔触れ見てるだけでお腹一杯なんで。

というわけで、そもそもの所で他に代わりがないということ。
先のことは分からないけどね。
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あれでいいのかw 1970

2017年10月20日 20時53分41秒 | Weblog
勝った浦和はおめでとうございました。

ハリルが評価したのはよく分かる。あれが彼の嗜好なんだろう。
それは遠藤を評価したことで更に分かる。
スペース管理も危険察知も放り出しフッキに食い付いたのが遠藤。その空いたスペースを中国人に使われたが、それをカバーしたのが青木と長澤。
おれはどう見ても無失点の立役者は青木と長澤に見えたが、ハリルは運動量で遠藤を評価した。
これはもう好みの問題だが、後半の浦和は5ー4ー1にシフトを変え引きこもった。
あの位置でボールを奪ってもカウンターは出来ない。
DFの押し上げも放棄してるから完全に逃げ切り体制。
クラブW杯の鹿島とは中身が違う。

思い出すのは南アの岡田ドン引きジャパン。
あの戦いを絶賛する人間なら浦和も絶賛出来るだろう。
しかし、おれは違うんだなwww
あんなドン引きは二度と見たくないと思った。
しかし、あれから8年。代表もクラブも方向性はあの頃に逆戻り。

この前指摘したように育成レベルはドン引きジャパンではない。現にそれでこの前もイングランド相手に内容十分の試合をしている。
困るんだよね~上の段階でそういうのを放棄されたら。
目先の勝ちだけにこだわるのも必要だか5年後10年後の日本サッカーの進むべき道も考えてくれないと。

目指すのはイタリアなんですかと。
今やってるその先の形はイタリアになるんですけどね。
それならそれで構わないが、そうするとポジショニングがデタラメな遠藤君を評価する人間を代表監督に据える人事は間違っている。
いずれにしても一貫性が著しく欠けてるよ。

この前のチャイナとの試合もポゼッションに長けたチームならドン引きすることなく、ブラジルトリオの使わないスペースを管理しながら相手をコントロールする。
スペインやメキシコのクラブならそうするだろう。
あれだけフッキやオスカルに依存してれば穴は幾らでもあった。
今の日本の育成の先にはそういうサッカーが景色としてなきゃおかしいんだけどね。

まあロシアの後は誰を監督にするかだろう。
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書評「暴政」 ③  文科系

2017年10月20日 00時58分57秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 書評「暴政 20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン」の3回目である。著者はアメリカ・イエール大学のティモシー・スナイダー。「中東欧史、ホロコースト史、近代ナショナリズム研究」を専門とする歴史学者とあった。第1回目は目次を掲げたが、2回目以降は、20のレッスン題名と、その各冒頭に著者自身が付した概要説明を3回に分けてご紹介している。
 第1回目にも述べたことだが、2月に発行されたこの原著は、既に世界40か国語に翻訳されているという。

7 武器を携行するに際しては思慮深くあれ
仮にあなたが公務にあって武器を携行しなければならないとしたら、神のご加護がありますように! けれど次のことはわきまえておいてください。過去の悪には、とある日に不法な行為に手を染めてしまった警察官や軍人が関わっていたということを。「ノー」と言える心構えをしていてください。

8 自分の意志を貫け
誰かが自分の意志を貫く必要があります。誰かの後についていくのは簡単なことです。他の人間と違ったことを行ったり口にしたりすると、奇妙な感じを覚えるかもしれません。けれど、その居心地の悪さがなければ、自由もなくなるのです。ローザ・パークス婦人のことを思い出してください。あなた方が良い手本を示せば、すぐに現状の呪いは解け、他の人たちが後をついてくるようになります。

9 自分の言葉を大切にしよう
言い回しをほかのみんなと同じにするのはやめましょう。誰もが言っていることだと思うことを伝えるためだけだとしても自分なりの語り口を考えだすことです。努めてインターネットから離れて下さい。読書をすることです。

10 真実があるのを信ぜよ
真実である事実を放棄するのは自由を放棄することです。仮に何一つ真実たりうるものがなかったなら、誰一人権力を批判できないことになってしまいます。批判しようにも根拠がなくなるからです。仮に何一つ真実たりうるものがなかったなら、すべては見せ物になってしまいます。誰よりもふんだんに金を使った者が、誰よりもよく人々の目を眩ますことができるのです。

11 自分で調べよ
自分でものごとを解き明かしてください。長い記事や論説を読むのにもっと時間を割いてください。紙媒体のメディアを定期購読することで、調査するジャーナリズムを財政的に支えてください。インターネットに出てくることのいくらかは、あなた方に害をなすためにそこにあるのだということを理解することです。(中には国外からのものもある)プロパガンダ活動を検証するサイトについて、知っておくことです。他の人とやりとりする内容については、責任を持ちましょう。

12 アイコンタクトとちょっとした会話を怠るな 
礼儀というだけではありません。市民であり社会の責任ある成員であることの重要な部分なのです。周囲と接触を保ち、社会的なバリアを崩し、誰を信頼し誰を信頼してはならないかを理解するための方法でもあります。私たちが告発や公然たる非難が当たり前になる時代に入っていくころだとしたら、あなた方は、日常生活で心に映る光景がどのようなるかを知りたくなることでしょう。

13 「リアル」な世界で政治を実践しよう 
権力はあなた方が椅子にだらしなく座り、感情を画面に向けて発散することを望んでいます。外へ出ましょう。身体を見知らぬ人たちのいる見知らぬ場所に置くのです。新しい友人をつくり一緒に行進するのです。

(もう一回、続く)
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ハリルジャパン(120) 繋ぎか潰しか、さらに国論二分  文科系

2017年10月20日 00時52分19秒 | スポーツ
 標記のことが現在の日本サッカー界に、渦巻いている。一言で言えば「繋ぎ重視か、ハリルの言うような潰し重視か」。その判断に関わって、ハリルに軍配を上げた最新の好材料こそ、18日のACL準決勝。そもそも10年ぶり近くで、日本勢が決勝戦に進むことができたその闘いなのだから、これが話題になるのは必然なのである。
 あるサイトの記事を抜粋して、転載する。
 
【 ACL決勝進出の浦和、上海戦でも光った「デュエルの強さ」 データで探る快進撃の理由  10/19(木) 20:22配信  Football ZONE web

AFCが公開しているデータで分析 上海上港戦で圧巻の数字を叩き出した右SB遠藤
 日本サッカー界では、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督による「ポゼッションは勝利を約束しない。デュエルに勝つことが重要だ」という発言が一つの話題になっているが、18日のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の準決勝第2戦、浦和レッズ対上海上港(中国)戦におけるアジアサッカー連盟(AFC)の公開しているデータでも、同じような傾向が見られた。
(中略)
 実際のゲームデータでは、上海のポゼッション率は60.4%まで上昇し、浦和は39.6%と4割を切るところまで追い込まれた。
 しかし、浦和が上回っていたデータこそ、「デュエル勝率」だった。地上戦の勝率が53.7%、空中戦は51.7%と上海を上回り、タックル成功率も76.2%を記録。ボール際の争いで優位に立っていたことが数値上で証明されている。

 そのなかでも、圧巻のデータを残したのは日本代表DF遠藤航だった。地上戦が14勝2敗、空中戦が6戦全勝という強烈な当たりの強さを発揮し、ファウルもわずか1回のみ。それも、敵陣でボールを受けたMFオスカルがそこに立っていた遠藤を利用して転んだプレー1回のみで、自陣での勝負の局面でファウルに頼って止めた場面は皆無だった。逆にファウルを4回受けている上に、インターセプト5回も記録。この試合では右サイドバックを務めたが、完全にサイドを制圧していたことが明らかになった。

シュート決定率22.4%もトップの数値

 また、中盤ではMF青木拓矢は地上戦5勝5敗、MF柏木陽介は4勝4敗とイーブンの成績だったが、MF長澤和輝が地上戦14勝10敗、空中戦1勝0敗と勝ち越した。そもそも全25回のデュエル回数はチーム内最多で、中盤でゲームを組み立てようとする上海の元ブラジル代表MFオスカルやウズベキスタン代表MFオディル・アフメドフに自由を与えないキーマンになっていたことが浮かび上がる。

 この浦和の傾向は大会全体を見ても同じであり、チーム全体でのデュエル勝率は52%と半数を超えている。
(中略)
 その上で、浦和がデータ上でACL出場チーム中トップに立っているのが、ゴール数と決定率だ。準決勝まで勝ち残っている試合数からトータル28ゴールがトップなのは自然な部分もあるが、その決定率22.4%も大会で最高の数字だ。そして、そのゴールのすべてがペナルティーエリア内で生まれたというのも特徴だと言えるだろう。球際で粘り強く守り、ゴール前まで進めた攻撃を効率良くゴールにつなげていることがデータにも表れている。.

決勝でも鍵を握る「デュエル勝率」

 ハリル監督によるポゼッション否定論は多くの話題を呼んだが、浦和は基本的にポゼッション志向のチームだ。それでもベースにあるデュエルの強さによって、ACLの舞台で劣勢に回ったゲームでも大崩れしていないと言えるのかもしれない。

 浦和にとって優勝した2007年大会以来10年ぶりとなる決勝の対戦相手は、サウジアラビアのアル・ヒラルとなった。球際で勇敢に戦ってボールを奪い取るという今大会で見せているベースが崩れなければ、浦和にとって勝機は十分にあると言えるのかもしれない。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web 】
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書評「暴政」 ②   文科系

2017年10月19日 12時20分42秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 書評「暴政 20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン」の2回目である。著者はアメリカ・イエール大学のティモシー・スナイダー。「中東欧史、ホロコースト史、近代ナショナリズム研究」を専門とする歴史学者とあった。第1回目は目次を掲げたが、2回目以降は20のレッスンの各冒頭に著者自身が付した概要説明を3回に分けてご紹介したい。
 第1回目にも述べたことだが、2月に発行されたこの原著は、既に世界40か国語に翻訳されているという。

1 忖度による服従はするな
権威主義の持つ権力のほとんどは、労せずして与えられるものです。現在のような時世においては、個人は予め、より抑圧的になるだろう政府が何を望むようになるかを忖度し、頼まれもしないのに身を献げるものです。このようにして適応しようとする市民は、権力に対して、権力にどんなことが可能かを教えてしまうのです。

2 組織や制度を守れ
私たちが品位を保つ助けとなっているのは組織や制度なのです。また、組織や制度の方でも私たちの助けを必要としています。組織や制度のために活動することでその組織や制度をあなた方のものとするのではないかぎり、「自分の組織」とか「自分の制度」などとみだりに口にしてはいけません。組織や制度は自分の身を自分では守れません。あなた方と組織や制度とが最初から守り合うのでなければ、お互いは駄目になっていくのです。だから、気にかける組織や制度を一つ選んでください。法廷、新聞、法律、労働組合──何でもよいですからそれの味方になることです。

3 一党独裁国家に気をつけよ
国家を改造し、ライバルを抑圧した政党も、出発時点から強大な権力を有していたわけではありません。そうした政党は、敵対者たちの政治活動を不可能にするために、歴史的瞬間とやらを巧みに利用したのです。よって、複数政党制を支持し、民主的な選挙のルールを守ることです。投票ができているあいだは、地方選挙でも国政選挙でも投票することです。公職に立候補することも考えて欲しいですね。

4 シンボルに責任を持て
こんにちシンボルに過ぎないものが、明日には、現実をもたらしうるのです。スワスチカ(ハーケンクロイツとも鉤十字とも呼ばれますね)をはじめヘイトの徴(しるし)に気をつけましょう。視線をそらしてはいけないし、それらに慣れてもいけません。あなた自身でそれらを片づけ、他の者が見習うような手本となってください。

5 職業倫理を忘れるな
政治指導者が良くない例しか示さないときには、専門職が正しい業務を果たすことがより重要になってきます。法曹家ぬきでは法の支配に則った国家を転覆させることはそうそうできませんし、刑事抜きで見せしめの裁判を開廷するわけにはゆかないのですから。権威主義的支配者は従順な公務員を必要としますし、強制収容所長たちは安価な労働力に関心を持つ実業家を探し求めるものです。

6 準軍事組織には警戒せよ
これまでずっと体制には反対だと主張してきた銃を持った人間たちが、制服を着用し、松明(たいまつ)や指導者の写真を掲げて行進し始めると、終わりは近いのです。指導者を崇める準軍事組織と警察と軍隊がないまぜになると、すでに終わりがきています。

(続く)
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ハリルジャパン(119) 祝、浦和ACL決勝進出  文科系

2017年10月19日 00時42分30秒 | スポーツ
 昨夜、今年のアジアチャンピオン・クラブを決めるACL、アジアチャンピオンズリーグ戦の準決勝戦があった。浦和が中国の上海上港に1対0、第1ゲームと併せて2対1で決勝戦に進むことになった。相手は、サウジアラビアのアルヒラル。

 それにしても、第1ゲームよりもさらに見事なゲームだった。オスカル(移籍金78億円)、フッキ(同64億円)、エウケソンを擁し、監督までがあのアンドレ・ビラス・ボアスというこの強豪に勝ったというのもさりながら、何よりもゲーム内容、特に浦和の守備、中でも中盤の潰しが日本人離れしていたと賞讃したい。
 僕は本年ACLの初めから、この相手・上海を同じ中国の広州恒大以上の優勝候補筆頭にあげていたので、正直勝てないと予測してきた。アウェイの第1ゲームを1対1にして第2ゲームが浦和ホームとあってもなお、この敗北を予測していたほどだ。

 浦和の得点は前半11分、日本側から観て右コーナーキックをラファエルシルバがヘッドで入れたもの。が、ここまでにして既に、このゲームに懸けた浦和の魂がそこら中に現れていた。3分、阿部がエウケソンを吹っ飛ばせば、中国人選手のドリブルなどには浦和側はどんどん突っかけてボールを奪う。180㎝、85キロというサッカー選手には珍しい筋肉の塊・フッキには、槙野、遠藤、阿部、コオロギらがほとんど仕事をさせない。牧野のプレスを嫌ったフッキが下がってくると、時にコオロギまでが付いてくるのには、まー驚いたこと! こうして怖いのはただ、オスカルのみ。
 このオスカルがまた、敵DFライン近くまで後ろに引いておいて中盤からパスを捌いたり、ウイング様の位置でボールを受けて厳しいサイド攻めの起点になったり、得意のドリブルで自らシュートにまで持ち込んだりと、全方位に顔を出すまー凄まじい万能選手なのである。これに対する浦和はむしろ、オスカルからの受け手を、その周囲を抑えたというのが真実だったかも知れない。

 さて、勝因はこんなところだろう。
①何よりも、相手を飲んだとさえ言える、「魂入った潰し」。「フッキとエウケソンに上手く渡らないようにしさえすれば、あとの中国選手などは軽いもの」と申し合わせてあったと思うほどのそれだ。
②中国人選手は反則以外には何も出来ないという感じさえ観られた。結果として、ただオスカルだけが目立ち、不気味で、上手くボールを受けられないフッキは終始不機嫌、審判に怒りまくると、そんなゲームだったのである。
③シュート数は、8対10程、槙野のバー直撃ヘッドなど浦和の方が良いチャンスが多かった感じで、コーナーはほぼ互角。「ゲームの顔」に阿部が選ばれたというのも、このゲームの象徴という賞讃だろう。「主将にして守備組織の要」。インタビューの彼はまさにフヌケタ感じで、疲労困憊を現していた。
④ゲーム後敵将ビラス・ボアスの言葉も、勝因を明確に語っていた。
『私が聞いた話だと浦和ディフェンスの何人かは日本代表の選手でもあるということで本当に強いディフェンスラインだと今日改めて思いました』


 こんな「魂の潰し」があれば、11月18日、25日の決勝戦も勝つと予測できる。サウジは中国選手よりは遙かに良いが、オスカル、フッキのような怪物はいない。そしてなによりも、このACLにおける浦和の潰しは、日本人離れしている。

 このサウジ戦を勝てばいよいよ、世界チャンピオンクラブ決定のトーナメント戦。去年は確か開催国枠で出場した鹿島が2位になり、レアルと好勝負を演じているから、浦和の「魂の潰し」にもさらに魂が入ることだろう。いや、去年の鹿島健闘をよく研究してきたからこその、今日のこのゲームだったのかも知れない。
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書評「暴政」①  文科系

2017年10月18日 18時49分46秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
 今日から4回に分けて標記の本の紹介と書評をする。米イエール大学のティモシー・スナイダー教授の著作で、副題として「20世紀の歴史に学ぶ20のレッスン」とあった。なおこの著者は1969年生まれの歴史学者で、「中東欧史、ホロコースト史、近代ナショナジズム研究」が専門と紹介されてあった。

 この著作はこの2月に発行されて以降すでに世界40か国に翻訳されているという。世界的なベストセラーということだろう。以下は慶應義塾大学出版会発行の訳によるものだ。

 書名副題の通り20のレッスンがあるが、20それぞれの表題に添えて初めに、その内容の著者自身による要約がなされている。よって、その要約を原文のまま紹介していくというやり方を取るが、第1回目の今回は「20のレッスン」の題名全部、つまり目次を書き揃えておくことにする。

プロローグ 歴史と暴政
1 忖度による服従はするな
2 組織や制度を守れ
3 一党独裁国家に気をつけよ
4 シンボルに責任を持て
5 職業倫理を忘れるな
6 準軍事組織には警戒せよ
7 武器を携行するに際しては思慮深くあれ
8 自分の意志を貫け
9 自分の言葉を大切にしよう
10 真実があるのを信ぜよ
11 自分で調べよ
12 アイコンタクトとちょっとした会話を怠るな 
13 「リアル」な世界で政治を実践しよう 
14 きちんとした私生活を持とう
15 大義名分には寄付せよ
16 他の国の仲間から学べ
17 危険な言葉には耳をそばだてよ
18 想定外のことが起きても平静さを保て
19 愛国者たれ
20 勇気を振りしぼれ
エピローグ 歴史と自由

(続く)
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安倍解散   らくせき

2017年10月18日 09時31分10秒 | Weblog
安倍さんの思惑通りの結果になりそうな選挙。
一番の功労者は金さん。
あまりうれしくないが、よかったことをあげれば
前原さんの思惑が裏目にでて、立憲民主党が生まれたこと。
政治がわかりやすくなった。
これも前原さんの功績。

前原さんの賭けは安倍さんと枝野さんの収獲となる模様。

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ハリルジャパン(118)ハリル叩きに反論する ②  文科系

2017年10月17日 14時58分43秒 | スポーツ
 1970さんに書いた三つのコメントを並べて転載する。サッカー、特に国代表サッカーを見る場合に大事なこととして。

『 繋ぐと潰すと、なによりゴールと (文科系)2017-10-17 04:35:57
 サッカーの要を整理すると、標記のこと。それに即して物を言うのが良い。

①一方が長短の繋ぎで攻めたら他方は潰し、この潰しによって好守が入れ替わる。これを繰り返すのがサッカーだが、勝利のための目的はゴール。
②よって、ゴールに攻め入る回数とシュートチャンスとがその一つ前の、大きな目的になる。

 豪州戦で観られたのは、②は圧倒的に日本。そう、僕は数字で示した。いや、新聞数字を見る前に、僕が正しくもそう感じた。

 そこで問題は①だが、ここでも日本優位ははっきりしていた。ポゼッションは豪州が圧倒したが、前に出たときはほぼそのボールを日本に苅られている。だから、豪はハーフライン近辺で回していただけ、つまり、無駄にボール持たされていただけ。
 君がこのゲームで観て、評価したのは、豪州のこの「ポゼション」だけである。前に出たら敵に苅られるポゼションなどは、ゲーム目的にはなんの意味もない。つまり君の癖なのだが(これは日本人評論家多くの癖だとも思う)、繋ぎだけを観て、潰しを観ていない。
 ちなみに、前に出た豪を潰した時の日本は、豪よりも遙かにゴールまで繋げたという証拠が①である。
(中略)
 サッカーゲーム批評は、目の前のゲームの批評以外ではあり得ないということだ。そのチームの将来性でさえ、いろんな相手との一つ一つのゲームの出来の連なり、そこに観る成長なり後退なりから考えていくべきものである。』

『 プレスとゲーゲンプレスと (文科系)2017-10-17 05:13:21
 言葉にしてサッカー、そのゲームを語ると、互いの頭がより整理されて明確になってくるから良い。

 プレス、つまりプレッシャーは圧力のこと。対するゲーゲン・プレスはある組織的プレスのことを言い、すぐ前にも書いたこういうものと理解してきた。
 敵がプレスでボールを奪った瞬間に身方組織が「一斉に前に出て組織的プレスを掛ける」ことと。ゲーゲンつまり英語のカウンターとは、そういう意味である。つまり、前プレの前とは、カウンターの意味なのだ。その意、考え方が、何度も言ってきたように、これ。
 敵がボールを奪って前掛かりになった瞬間こそ、ゲーム中最高のカウンター得点チャンスである、と。前掛かりになった敵が、守備体制としては乱れていると言う、そこに目を付けているのである。「その時に組織を上げて何が何でもボールを奪う」と、そういう時を多く作ることだと解してきた。つまり、「そこでボールを奪うことが得点戦術になっている」ということ。
 言い方を変えればこう言うことになる。「引いた敵から、ボールを繋ぎ切って得点する」というのとは別の得点法と。』

『 好感 ! (文科系)2017-10-17 13:36:29
 僕がきちんと書けば、きちんと対応する君だとまた分かったのは、好感。悪態衝いてもまたこうなると、そんな関係でありたい。何せ文章だけでエスカレートしてこじれたりするし、腹が立つのも正直な人間だから。我が夫婦は過去に三度殴り合いをした。僕より喧嘩口も、負けん気も強いからね。遙か昔の最初は倍になって返ってきたので、驚いたよ。
 僕の喧嘩とその口は、彼女に56年間鍛えられたもの。付き合い6年と、今年金婚式ね。

 あと言いたいのはこれだけ。
① クラブ戦と国代表戦とは全く違うということ。世界最高の総合的個人能力を集められるか否か、繋ぎも潰しもその組織をとことん鍛え上げられるか否か。
② ①から言えることなのだが、国代表戦ではアップセットがより多く起こるということ。日本などはそここそ狙い目と言いたい。
③ そんなことから、国代表とクラブとでは、監督の力も全く違ったものが要求されるということもある
④ よく、育成型監督と、敵分析・対応型監督とがあると言われるが、国代表監督に要求されるのは、これで言えば後者だろう。また、ロマン派、現実派とも言われるが、これも後者だと思う。
⑤ ただ、国代表監督は短期育成能力も必要だろう。この点は、「彼のここを直して使うとしたら、そういう選手は現に他にいないか」というわけで、他の選手を探してくる道もあるだろうが。

 ハリルは、日本国代表監督としては素晴らしいと僕は思っている。優しすぎたザック、ジーコと違って、日本人選手向きで厳しい所はトルシエ、岡田を彷彿とさせるし。02日韓のトルコ戦や南アのパラグアイ戦は、ハリルなら勝てていたと思うほどだよ。
 ボランチ型3人の中盤なんて、誰が考えられる? もっともあれは、「ゲーゲン型得点法」と捉えてこそ初めて理解できるのだけどね。もちろん、相対的弱者の戦法だよ!
 まー見ててご覧。』
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