九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

イタリアから脱資本主義が・・・   らくせき

2013年02月27日 09時58分17秒 | Weblog
イタリアの選挙、政局が混沌。
経済再建はどうなる?といった感じで
報道されていますが、どうでしょうか?

こんなに豊かになって、失業、生活苦なんて
ヘンじゃない?というマットウな感覚が
緊縮にNOを突きつけたという風にも思えたり・・・

東アジアの国家主義の確執よりは先が明るいかも・・・



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東アジアのリーダーが揃い踏み     らくせき

2013年02月26日 09時44分58秒 | Weblog
韓国の大統領の就任式。アリランの歌がすばらしかったです。
これで日本、韓国、北朝鮮、中国と新しいリーダーがそろったわけです。

韓国のパク大統領が一番新鮮な印象でした。
国民の幸福を大事にという演説もよかったです。
中国が女性の外交使節を送っていたのが印象的でした。

興味深いのは、日本が中国よりアメリカとのお付き合いを
重視したのに対して、
韓国が中国・アメリカと両方に同じようにお付き合いしましょう、
と言ったこと。

イタリアがベルルスコーニさんの復活で、EUの経済危機が再燃しそうな雰囲気。
アメリカも財政の危機・・・

先進国が停滞ぎみな中、東アジアが世界経済の推進役を果たせるかどうか。
平和な東アジアが作り出せるのか?各国の外交能力が問われています。
そんな中で、韓国の存在感が大きくなっていくような気がしています。

追伸

中国の国民のなかから北朝鮮の核に反対する意思表示が
行われたことは、中国政府の枠のなかとはいえ、
少しづつ変化する国民意識が感じられて興味深かったです。




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欧州サッカー諸国の台所事情  文科系

2013年02月22日 00時12分20秒 | スポーツ
 サッカーキングという雑誌にある、表記の名を付けてよいような読み物が非常に面白いです。西欧サッカー各国の経済的内幕がよく分かります。リーグとしてのスペイン(そして多分イタリア)没落の方向も、イングランドが実質アメリカ資本中心に乗っ取られていることも(マンU、アーセナル、リバプールでさえ)、そしてドイツこそ急台頭しつつあるというその理由も、ここに全て凝縮されていると思います。「グアルディオラがバイエルンを選んだ理由、“意外な監督就任劇”の舞台裏に迫る」(文=トーマス・ゼー 翻訳=阿部 浩 アレクサンダー)というもの。なお、ヤフースポーツ・サイトにもこの題名で紹介されていますから、ヒットできます。
 ただ、ヤフースポーツもサッカーキングも「カズ、カズ」と連呼しているので嫌いになりました。少なくともカズと同等には中山のことを書かなければ、実物スポーツの世界ではありません。実績数字は中山の方が遙かに高いわけですから。つまり、実物スポーツからは離れていて、それとは別のバーチャルな世界を創ろうとしているということです。スポーツのためにはなりません。多分商業的理由から、嘘を書いているわけですから。こういう人々には事実としてのスポーツの本当のおもしろさは2の次になるはずです。

 ただ、上記コラムは相当に長いですが、是非読んでみてください。大がかりな文化、スポーツってやっぱり、経済的背景によって栄枯盛衰していくのだと痛感するのです。もっとも、実物スポーツ、実物文化はこのままではどんどん衰退していくんでしょうが。
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新聞の片隅に載ったニュースから(79)     大西五郎

2013年02月21日 10時15分39秒 | Weblog
新聞の片隅に載ったニュースから(79)

首脳会談あれば日中関係改善も 丹羽前中国大使講演(2013. 2.20 毎日新聞)

 丹羽宇一郎・前中国大使は19日、東京都内で開かれたアジア調査会(会長・栗山尚一元駐米大使)主催の講演会で、尖閣諸島を巡る日中対立について「今春にも日中韓首脳会談が行われる。この機会が唯一最大のチャンスだ」と強調。日中韓首脳会談は通常5月ごろに開かれており、次回の開催予定地の韓国で日中首脳会談を実現し、関係改善を図るべきだとの考えを示した。
 丹羽氏は「日本は『尖閣には外交上の争いがある』と認めるべきだ。さもないと話し合いができない」と指摘。3月に開かれる中国の全国人民代表大会の前に「領土問題は存在しない」との日本政府の立場を修正するよう求めた。また政府が昨年9月に尖閣を国有化した際に「一日を争うようなことか」と野田首相に延期を進言していたことも明らかにした。

□□――――――――――――――――――――――――――――――――――――――□□

 丹羽氏は石原慎太郎東京都知事(当時)が尖閣列島を東京都が購入する計画を発表したことに対して、イギリスのフィナンシャルタイムズの取材に答えて「実行されれば日中関係に重大な危機をもたらすことになる」と反対の態度を明らかにしました。事実は丹羽氏が憂慮した通りになりましたが、この発言に対して藤村官房長官(当時)は領土問題など存在しないとする日本政府の立場から、「丹羽氏の発言は政府の立場を表明したものでは全くない」と否定しました。
 この丹羽氏の考え方に対して自民党の外交部会が昨年6月に「丹羽氏は大使として相応しくない」として更迭を政府に要求しました。政府は直ちに更迭という措置はとりませんでしたが、通常国会の終了後中国大使を交代させることを決め、9月に西宮伸一外務審議官を後任の中国大使として発令しました。しかし西宮氏が急性心不全で倒れ、そのまま亡くなったため、引き続き丹羽氏が大使を務め、昨年12月に依願退職しました。
 日本政府は「尖閣列島は歴史的にも日本固有の領土であり、領土問題は存在しない」という態度をとっています。この問題で中国と話し合いを行わないという方針ですが、それではいつまで経っても問題は解決しないと思います。歴史的にも、実効支配していた証拠があるなら、それを中国に示して話し合うのが解決の道ではないでしょうか。
 なお、丹羽氏の講演については20日の朝日新聞も報じていますが、丹羽氏は昨年9月の国際会議で当時の野田首相が中国の胡錦濤国家主席から日本政府が尖閣列島を国有化しようとしていることに反対だと伝えられましたが、その翌日に国有化を決め、いうなれば胡錦涛氏の面子をつぶした」と指摘しました。中国との外交では面子ということも問題解決の一つの要素になると思います。
 自民党の外交部会が「中国に理解を示すような態度は怪しからん」といって更迭を要求したのも最近自民党で強まっているタカ派的短絡思考です。大使が赴任したその国がどのような思考回路で問題を提起してくるかを洞察し、どう対処すべきかを本国政府に提言することは必要なことです。外交は相手があることだということを自民党の右派グループは理解すべきです。

                                       大西 五郎
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新聞の片隅に載ったニュースから(78)    大西五郎

2013年02月20日 19時39分31秒 | Weblog
新聞の片隅に載ったニュースから(78)

時代詠む センスが「いいね!」サラ川柳(2013. 2.20 中日新聞)

 「IPS 再生したいな 国・経済」―。第一生命保険は19日、「第26回サラリーマン川柳コンクール」の入選作百句を発表した。ノーベル医学生理学賞に輝いた山中伸弥京都大学教授が発見したIPS細胞や政権交代といった2012年の国民的話題に加え、職場や夫婦の哀歓を取り上げた作品が多い。
 政冶関連では「政治家も ビールに負けじと 第三に」「党名を 覚える前に 投票日」など、衆院選での第三極政党の乱立ぶりを皮肉った句が目立った。
 職場環境をめぐるサラリーマンの悩みは深い。新卒採用の見送りが続く企業では「新入りを
待って幹事を 九年間」と若手が嘆く。希望者を65歳まで再雇用する法律が4月に施行されるのを受けて「やな上司 退職したのに 再雇用?」というケースも。
 インターネットの新サービス絡みも多く、会員制交流サイト(SNS)のフェイスブックで意見に賛意を示す際に押す「いいね!」ボタンをめぐり「『辞めてやる!』 会社にいいね!と 
返される」も選ばれた。
 入選作は3万490句の応募作から選出。インターネットなどによる人気投票を3月19日まで受け付け、5月下旬にベスト10を発表する。

□□――――――――――――――――――――――――――――――――――――――□□

 毎年お馴染みのサラリーマン川柳です。コメントは不要ですね。中日新聞が選んだ「主な入選作」をご紹介します。ゆっくり眺めてニヤリとするなり、悲哀をかこつなりしてください。
☆ IPS 再生したいな 国・経済
☆ 政治家も ビールに負けじと 第三に
☆ 党名を 覚える前に 投票日
☆ 新入りを 待って幹事を 九年間
☆ 電話口 「何様ですか?」と 聞く新人
☆ やな上司 退職したのに 再雇用?
☆ 携帯と 亭主の操作は 指一本
☆ 読みきれぬ 妻の心と 円と株
☆ すぐキレる 妻よ見習え LED
☆ ノーベル賞 家(うち)にないのは 平和賞
☆ 「辞めてやる」 会社にいいねーと 返される
(朝日新聞の見出しの句) 家族割 あるのに妻と 通話なし
(毎日新聞の見出しの句) 「辞めてやる!」 会社にいいね!と 返される
(読売新聞の見出しの句) ワイルドな 妻を持つ俺 女々しくて
 第一生命で検索してホームページから入選百句が読めます。応募者に抽選で賞品も。

                                       大西 五郎
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ザックジャパン(73) 香川真司の「代表原点」を見る  文科系

2013年02月20日 04時04分17秒 | スポーツ
 以下に、南アワールドカップの後に第一回目の「ザックジャパン」(今は第二回目)を書き始めた時の、第一号の拙エントリーを再掲させていただく。10年9月、代表監督に就任決定が発表されたばかりのザックの目の前で、南米の強豪パラグァイから香川が奪った得点を詳しく紹介したつもりだ。時に香川21歳。この得点は当時の日本では希有なやり方のものであって、その切れ味と珍しさについて共演者・中村憲剛の証言が付いている。いつもブラジルやアルゼンチンを相手にしているパラグァイの防御陣4人ほどをたった二人で破ってしまった得点だった。


【 「日本サッカー・希望の星」と、ザック監督など(1)  
2010年09月17日 | スポーツ

 新生ザッケロー二代表の対外戦が、もうすぐだ。10月8日にはアルゼンチン戦、12日には韓国戦がある。折しも日本は、この15日発表の9月世界順位で30位に上り、更に上昇していく要素も多い。そんな今「日本サッカー希望の星」としてまずドイツはドルトムントで早くも「エース格トップ下」に抜擢された香川真司(21)を語り、合わせて新監督ザッケローニなどにも、資料を掻き集めて触れていきたい。

 僕はW杯の代表総括で、6月30日のここにこう書かせていただいた。
『最後に今後の攻撃、点取りの方向である。「人もボールも走るサッカー」とは、オシムの造語だ。そのオシムは、この「人もボールも走るサッカー」の基礎を教え、これを攻撃法、点取り法にも適用しようとした矢先に倒れた。そのオシムは今、こう述べている。そういう日本的サッカーの確立には、もっとスピードのある選手を発掘すべきだと。技術的スピードは日本にはある程度の水準があるのだから、瞬発走力としてのスピードのことなのである。例えば、岡崎やオランダのロッベンのような。岡崎の大化けの原因は「走り出しで勝負」にあるのだし、ボールを持って走り出したロッベンは止められないというようなものだ。今や世界的強豪クラブのエースと言われる選手ならば、ロッベンのような選手か、メッシやジダンのようなターンなど技術的スピードに特に優れているか、どちらかである 』
 次に、新生代表パラグァイ戦から、守備の要・細貝萌に次いで、新エースと呼ぶに相応しい香川真司の点取りをここでこう、評させていただいた。
『 次いで目に付いたのが、香川だ。同じMFの本田より、現時点で既に良いと思う。日本人が弱いシュート力と人並み外れた技術的スピードとの優秀さは既に同格で、違いはここ。本田の強みが体全体の強さであるのに対して香川には絶対的スピードがあり、このスピードに乗ったシュート技術なども日本人離れしているのではないか。タイプとしてはブラジルのカカーかな?』(サッカー代表、パラグァイ戦雑感 9月06日)

 さて、これと同じ香川への評価を、パラグァイ戦得点をアシストした中村憲剛が、スポーツグラッフィック・ナンバー最新号でこう語っている。ちなみにあの得点場面を再現描写しておくと、こんな感じだったろう。敵ゴールに向かってやや左30メートルほどにいた香川が、その右横のゴール正面25メートルほどにいた憲剛にボールを預ける。と同時に、するすると右斜方向のゴール正面へと走り込んでいく。初めはゆっくりと、そしていきなり全速力で、ゴール正面のDF数人の中へ走り込んでいく勢い、感じだった。そこへ憲剛のスルーパス。3~4人の敵DFの間を縫うような速く鋭い、長めの縦パス・アシストである。香川はスピードを落とさずにこれを、ワンタッチコントロールから右足シュート。
 憲剛の「表現」を聴こう。
『ああいうのは、センスだよね。実は真司が初めて代表に来たときから、2人で今回のようなプレーをしていたんだ。走っているあいつの足元にパスを出すっていうね。真司の特徴は、動きながらボールをコントロールできること』
『日本代表もパラグァイ戦のようなプレーができれば、もっと楽しくなるんじゃないかなと思う。あれだけ人が密集していても、2人で崩せちゃうんだから』
 「あれだけ人が密集していても、2人で崩せちゃう」、憲剛は簡単に語っている。が、相手は世界15位。ブラジル、アルゼンチンの点取り屋を日頃の相手にしてきたDF陣である。上記の得点に二つの超難度技術が必須であったのは明白。一つは憲剛が述べているように「動きながらボールをコントロールできる」選手だが、その直ぐ後で憲剛は「まだ日本には(香川以外は)ほとんどいない」とも語っている。そしてこの必須要素の今一つは、上の表現で言えば、これ。「3~4人の敵DFの間を縫うような速く鋭い、長めの縦パス」。敵ゴール前にこのようなスルーパスを進められる選手は、憲剛の他には長谷部しか僕には名前が挙げられない。2人ともいないときの代表が「敵ゴール40メートルほどに迫ると、横パスばっか」となるのは、そういうことだと理解してきた。

 こうして、結論。これはナンバー同号同記事の冒頭の表現であって、憲剛・香川によるこの得点への評価として、僕も大賛成。木崎伸也の文なのであるが、分析力、表現力も含めて、優れたスポーツ記者だと思う。
『一瞬のプレーに、日本サッカーが目指すべき方向性が凝縮されていた』】
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ザックジャパン(72) 香川真司を評価する難しさ  文科系

2013年02月19日 14時02分29秒 | スポーツ
昨日もコメントで書いたことだが、マドリー戦の香川を英マスコミが低く評価しすぎていると、ファーガソン監督が盛んに大きくクレームを付けている。今回は、17日のチーム公式サイトで「(香川のプレーが)あの試合で最大の収穫の1つ」とまで言い放った。

【 ファギー、香川評価「最大の収穫の1つ」
 ファーガソン監督は17日、クラブの公式サイトで、欧州チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦のレアル・マドリード戦(13日、1-1)に先発した日本代表MF香川真司について「前半は素晴らしい突破を続けていた。あの試合で最大の収穫の1つ」と評価した。地元メディアでは低評価が並んだが、「彼が相手の守備をこじ開けていたのに、それを評価する人が少ないのは残念。アンフェアだ」と擁護。信頼に変わりがないことを強調した。】(サンケイスポーツ)

 かくのごとく、香川の評価は難しいらしい。なぜだろうかと考えてみた。それは、ファーガソンの評価表現にも現れていると読んだ。「素晴らしい突破を続けていた」、「相手の守備をこじ開けていた」。これらは、得点ないしは際どいシュートまで行かなければ、大変見えにくいことではないだろうか。「素晴らしい突破」をしたが、良いパスがこなかったかも知れない。「彼が相手の守備をこじ開けて」好位置でパスを受けたのに、次に受ける側周囲の走り込みが適切ではないと監督が判断したこともあったろうか。ただし、あのマドリー戦に関しては、これ以上まで進んだことも確かに多かった。ファンペルシーやルーニーとの3人連係でシュート近くまで行った事が5度以上はあったのだから。とにかく、現代サッカーはますます連係で敵陣を崩すしかないのだから、「突破」「守備のこじ開け」がなければ何も始まらないということだろう。名前ほどは成績が上がらない選手、例えば宇佐美とか宮市とか古くは森本とかは、ドリブルが上手くとも、足が速くとも、連係(による突破・崩し)が得意ではないのだ。
 よく言われることらしいが、「ドリブルや高速で相手を抜けるのはせいぜい3人まで。高速下の2人のパスなら、密集している4~5人の中央突破でさえも出来てしまう」
 香川が備えている世界超一流の長所を、人はこう語ってきたはずだ。最高速下にして良い位置でボールを受け、同じく良いタイミングで良いボールを出せる(その中に流し込むシュートも含まれる)と。これらを、他人が見ないような、密集の中の小さなスペースでやってみせる能力、とも。これこそ、イングランドやドイツに不足し、今のスペインに高度に備わった技能であることは、世界が認めるところのはずだ。これらは日本では、ザックが評価するFW、前田や岡が最高度に高めてきた技能でもある。この二人が憧れてきた模範こそ先日引退した中山雅史なのだと、これはご本人たちの言葉で読んだことがある。
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 あぁ、相変わらずの共産党! と思ったのですが、しかし‥…    只今

2013年02月18日 14時20分36秒 | Weblog
 ●大江健三郎氏らが呼びかけた「脱原発法」案に、共産党は反対。
  反対の理由は、即時ではなく段階的とあるからということのようです=2月18日付『中日新聞』
  あぁ、と慨嘆したのは、共産党は妥協とか歩み寄りといったものが相変わらず判らない、ということだったのですが……

 ●これまで共産党は「原発」を平和利用の一環としてとらえ、3、11以降もそれは引き継がれ
  「原発即時ゼロ」を公にしたのは、俗になることを懼れますが、昨年の官邸前デモのある出来事からでした。
  志位委員長の「わが党は直ちに原発ゼロをめざします」という演説に対して、
  岩下俊二・映画監督が志位委員長に囁きました。
  「共産党のホームページには、〈原発は段階的廃止を目指す〉とありましたが、変ったのですか?」
  「あぁ、そうでしたか、早速、直させます」
              ー以上は「KinKin TV」での岩下発言。ー
  そして数日後の『朝日新聞』に小さなこんな記事が載った。
  〔志位委員長は25日、首相官邸で藤村修官房長官と会談し「即時原発ゼロ」を実現するよう申し入れた〕

 ●しかし、チェルノブイリでは、
  「石棺、雪で倒壊。作業員80人か避難、放射性物質拡散の危機再び!」
  という事態が起ったというのです。
  報じたのは、『ル・モンド』とその記事を転載した『日刊ゲンダイ』だけ。事実ではないのでしょうか。
  事実であっても、大事ではないということなのでしょうか。
  大事ではないと事実を報じる場合でも、報じる内容は事実であっても正しくないことは幾らでもあります。
  福島原発正門前の放射線量は、ピーク時の400分の1に減少した、という政府・東電の発表。
  それに間違いはないが、その線量は3、11以前の480倍。

 ●そこで、思ったのは、
  妥協とか歩み寄りが許されないことも、この世にはあるのではないか、ということです。
  隕石落下にいちばん肝を冷やしたのは、近くに原発施設のあることを熟知していたプーチン大統領という報道を聞くにつれ
  原発廃炉については、十年後、四十年後といった妥協はゆるされないのではないか、
  その点で共産党は、これまでとは一転、その危険性を知ってのことかもしれない。、
  だから、訳知り顔に「あぁ」と慨嘆したことは、小賢しいかぎりでした、
  と嘆息した2月18日月曜の朝でした。

  ★しかしそれでも、「原発やめる、7割」(2月18日付『朝日』世論調査結果) 
   この声を背景に、現在17名でしかない法案提出者に、共産党も加わってほしい、という願いは大きいものがあり……。 

  
  











  
  
  
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新聞の片隅に載ったニュースから(77)    大西五郎

2013年02月17日 18時51分08秒 | Weblog
新聞の片隅に載ったニュースから(77)

首相「この憲法でなければ、めぐみさん守れた(2013. 2.16 朝日新聞)

 安倍晋三首相Gは15日、自民党本部で開かれた憲法改正推進本部(保利耕輔本部長)の会合で講演し、北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさんを引き合いに出して「こういう憲法でなければ、横田めぐみさんを守れたかもしれない」と改憲の必要性を訴えた。講演は非公開で、党が昨年4月にまとめた憲法改正草案を新人議員に説明する目的で開かれた。
 出席者によると、首相は「日本は拉致犯の存在を知りながら手を打てず、拉致被害の拡大を許した」と言及。1977年に旧西独のルフトハンザ機がテロリストにハイジャックされた事件に触れ、「西ドイツでは実行犯を射殺して人質を奪還し、世界から喝采された。西ドイツは何度も憲法改正をしてきたからできた」と強調したという。

□□――――――――――――――――――――――――――――――――――――――□□

 どこかで聞いたような話だと思いませんか。そうです。石原慎太郎日本維新の会代表が12月に福岡市の街頭演説で同じようなことを言いました(新聞の片隅に載ったニュースから№67)。
 石原氏の発言は「暴走老人」のオーバーランですまされましたが、一国の首相の発言となると、厳密な検証が必要です。
 安倍首相の発言にはいくつかのすり替えがあります。まず、ルフトハンザ機ハイジャック事件では、西ドイツの国境警備隊が機内に突入してハイジャック犯を射殺し、一部を逮捕しました。
国境警備隊は当初は警察の組織でしたが、ミュンヘンオリンピックでパレスチナゲリラがイスラエルの選手を襲った事件を契機に国防省の管轄下にはいりましたから、軍隊とも言えます。
 日本ではこのミュンヘン事件を教訓に警察の特殊急襲部隊、通称SATを各県警に創設し、テロ事件や銃器使用犯に対処することにしました。2000年に愛知県長久手町で起きた立てこもり事件で愛知県警のSATが出動し、隊員一人が犯人に銃で撃たれて死亡するという不幸な事件も起きています。自衛隊が憲法9条に縛られてテロや拉致事件に対処できない。横田めぐみさんの拉致を防ぐことができなかったといいますが、テロにしても、拉致にしても、警察が捜査する権限を持っています。現に1979年1月に起きた三菱銀行人質立て篭もり事件では、大阪府警の特殊部隊が銀行に突入し、犯人を射殺して人質を救出しています。
 こんな子供騙しのような論理を展開する首相を信用できますか。
 それに、新人議員にあらためて党の憲法改正草案の内容を説明するために会議を開いたということは何を意味するのでしょう。総選挙前の自民党の総裁選挙では、立候補者全員が憲法改正を公約として掲げました。自民党の政冶の中心課題といえます。それを衆院選の当選者である新人議員に改めて説明するための会合を開いたということは、その候補者(現在は議員)は党の中心的公約をよく理解せずに選挙を行ったということになります。そういう指摘は報道にありませんでした。
 マスコミも首相の発言だけを伝えるだけでは役割を果したとは言えません。発言の中身を検証し、おかしなところがあれば、読者・視聴者(国民)に知らせる義務を怠ってはなりません。
                                       大西 五郎
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ザックジャパン(71) バイエルン戦の長谷部  文科系

2013年02月16日 15時30分26秒 | スポーツ
 以下は、ヤフースポーツにのっていたゲキサカの記事の要約である。15日にボルフスブルグがホームで闘ったバイエルン戦で、初めフランク・リベリと、リベリ交代の後はアリアン・ロッベンとマッチアップを任された長谷部誠の活躍を伝えている。先日香川がレアルマドリッドと人生最大のゲームを無難にやり通したばかりだが、それをも想い出させるような長谷部の活躍と言える。リベリやロッベンとこれだけやり合えた今の長谷部なら、世界のアタッカー誰ともマッチアップできるだろう。メッシやクリスティアーノとも。

【  警告覚悟の5戦ぶり先発、長谷部「とにかくリベリを抑えるようにと」
ゲキサカ 2月16日(土)7時11分配信

ブンデスリーガは15日、第22節1日目を行い、MF長谷部誠の所属するボルフスブルクはホームでバイエルンと対戦し、0-2で敗れた。右SBで5試合ぶりの先発となった長谷部はMFリベリとマッチアップ。イエローカード覚悟の粘り強いディフェンスを見せたが、チームの勝利には結びつかなかった。
 ディーター・ヘッキング監督になって5戦目で初めて先発に指名された長谷部。「リベリ対策というか、とにかくリベリを抑えるようにと言われた」と明かしたように、リベリを意識した守備的な起用だった。「とにかくアグレッシブに。やられたところもあったし、やられなかったところもあった。決定的な仕事はさせなかったけど、チームが勝てなかったら意味がない」。そう言って唇をかんだ。

 前半18分の1対1ではファウルでリベリを倒してしまい、主審から注意を与えられた。後半28分には、体を前に入れられたところで後方から足を引っかけ、イエローカード。それでも「試合をやっていて、1枚はもらうな、しょうがないかなと思った。早い時間にもらわないようにとは思っていた」と、覚悟のプレーだった。
 後半33分からはリベリに代わって投入されたMFロッベンと対峙。後半ロスタイム、チームとして前がかりになったところでロッベンに最終ラインの背後を突かれ、決定的な2失点目を喫したが、「最後の失点はCBが一人前に出ていたし、しょうがない。(ロッベンより)リベリの方が嫌だった」と、世界を代表するサイドアタッカー2人とのマッチアップを振り返った。
(中略)

 5試合連続の完封勝利で13戦負けなし(10勝3分)となったバイエルンとの力の差を感じながらも、「こういう強い相手とやるのは、いつでも楽しい」と、5試合ぶりの先発でフル出場を果たした長谷部の表情には充実感も見えた。ヘッキング体制での初先発。「練習では右サイドだったり、中盤だったり、いろいろやっているけど、しっかりやっていることで気を遣ってくれたのか、チャンスをもらえたのか分からないけど、これを続けていきたい」。(後略)。】

 ザックジャパンにとって、不動のキャプテン・中盤の柱がこういう相手を抑えるべく先発で使われるとは、素晴らしい体験だと思う。何せ今のドイツはスペインに次ぐ世界第2位。そういう面子の中で、さらにリーグ攻撃陣第一の顔とも言える相手なのだ。
 リベリとの対戦を内田がこう語っていたのを覚えている。
「そんなに大きくはないのに、まるで鉄板! 弾みを付けてこちら有利の体勢でぶつかっていっても跳ね返される! それでいてドリブルに入る時には、速い速い! 一歩でも遅れるともう追いつけないから、リベリの次の動きを正しく予測しないといけないので、疲れる疲れる!」

 ザックジャパン、ますます強くなる予感がする。香川、長谷部、内田と言い、ファンペルシーやスアレス、ベイルを相手にしている吉田麻也と言い。また今は陽の当たらないリーグ(ただしロシアは、実力急進中のリーグだ)でやっているが、この夏こそビッグクラブ移籍と流れ始めた本田も、ブラジルワールドカップまでには彼らに勝るとも劣らない体験を積むことになるだろう。
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      「買わなくちゃ」と、大学生が言った週刊誌     只今

2013年02月15日 21時22分50秒 | Weblog
●大学生らしき二人が、地下鉄車内の吊り広告を見ながら言った。
      「買わなくちゃ」 「あぁ、お前、新聞取ってないからな」
 
  買わなくちゃ、と指さした吊り広告の週刊誌に躍っていた見出しは
     “中国軍の宣戦布告なき開戦”  “北朝鮮から核ミサイルが日本に飛んでくる”

 国名を入れ替えただけのこれと同じ報道は、中国、北朝鮮にも見られることだろう。
 しかし、〈こうした戦争を煽るような報道は、いかがなものか〉という思いを表明することは許されないのではないか?
 そう思うと、〈この日本国はまだ表現の自由なるものはある、その点で安心〉
 と思わないでもない。しかし、と、こんなことを思い出した。

 
●それは、日露戦争の終結時、大衆によって火がつけられた日比谷焼き討ち事件。
 それを起こしたのは、日露戦争大勝利というのに分け前が少なすぎるという我等の爺さんたちだった。
 それを煽ったのは、大勝利という政府・軍の発表を疑わず、或いは知っていても知らぬ顔して報じたメディア。
 困ったのは政府・軍。しかし今更、本当のこと言えず、
 それからのこの国は、惨憺たる道へとまっしぐら。

●それから105年たった今、この国は変ったのか?
 メディアは、何を怖れてか、しきりの自主規制。
 記者クラブ通じての相変わらずの「官報道」一色。
 我ら民衆も、不気味さを感じながらも、
 怒ること、不安になること、甚だしんどく、結果として遠ざけている。

●デモクラシーとは、Mob(群衆)の Cracy(支配)。
 モブクラシー(群衆政治)は、ファシズムの一歩手前。
   
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新聞の片隅に載ったニュースから(76)    大西五郎

2013年02月15日 16時29分39秒 | Weblog
新聞の片隅に載ったニュースから(76)

内定者(の)27%「将来転職も」 希望職種より「まず就職」
大学生協連調査(2013. 2.14 中日新聞)

 就職活動で内定を得た大学生の26.7%が将来の転職や中途退職を考えていることが全国大学生協連の「学生実態調査」で分かった。終身雇用や年功序列が揺らぐ中、学生の側もクールに自分の就職先をとらえている。
 調査は昨年秋に実施。全国36大学の学生8609人が回答した。内定を得た大学四年生のうち「卒業後最初の就職先からの転職や中途退職を考えている」と答えたのは26.7%。就職で何が不安かを聞いたところ「仕事が続けられるか」を挙げたのは四年生全体の28.5%で、一年前より5.1㌽増えた。女子学生全体の11.7%が「結婚や妊娠を機に退職したい」と答え、専業主婦志向の強まりも明らかになった。
 同生協連全国学生委員会の鈴木隆介副委員長は「厳しい就職状況の中、なりたい職種をあきらめ、取あえず内定を得ようという学生が増えている」と分析した。
 下宿生の経済状況については、仕送りの平均は月6万9610円で、6年連続で減少。仕送りゼロの割合は4年連続で10%を超えた。一方、アルバイト収入は月2万3100円で2011年より1560円増えた。暮らし向きについて「大変楽」「楽な方」と答える学生が合わせて50.5%となり、調査記録が残る1980年以降、初めて過半数に達した。

□□――――――――――――――――――――――――――――――――――――――□□

 希望の職種に就けないだろうと最初からあきらめ、就職後に転職することを考える――なんとも可哀想な話です。いわゆる構造改革で大企業は雇用を減らしたり、非正規雇用に切り替えたりした結果が若者の将来の夢を奪っています。
 同じ全国大学生協連の調査で、大学生の学習時間についての調査結果をNHKのニュースが伝えていました。それによりますと、大学生が講義の予習や復習など一日の学習をする時間を尋ねたところ、文系の学生が平均28分、理系の学生が48分、全体で39分でした。
 さらに1週間の学習時間がゼロと答えたのは、1年生が7,6%、2年生が10,2%、3年生が11.7%、4年生が12.8%と学年が上がるにつれ増えていました。特に文系の4年生は18.2%で、およそ5人に1人が1週間の学習時間がゼロと答えていました。
 先の下宿生の経済状況で、仕送りゼロの学生が1割以上おり、親の仕送り額も減っているということですが、社会全体で働く人の年収が減ってきているからでしょう。アルバイトの収入が増えていますが、アルバイトの賃金が上がったのではなく、勤務時間が増えたことによる収入増でしょう。
 生活のためにアルバイトに追われ、就活に時間をとられ、オチオチ勉強もしておれないというのが今の日本の大学生の現状です。安倍首相は財界団体に賃金を上げるよう要請しましたが、たんなる要請ではなく、雇用条件改善の法的措置を講ずることが必要です。
                                       大西 五郎
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東條由布子さん死亡                     あんころもち

2013年02月14日 23時05分54秒 | Weblog
 昨日、東条英機の孫、東條由布子さん(1939年5月20日~)が亡くなられたそうです。
 実際には東條姓ではないにもかかわらず、祖父を敬愛するあまりその姓を名乗り続け、祖父の業績を正当化するために修正史観を広めるイデオローグとして機能し続けました。
 そのありようは、彼女の父であり、英機の子息であった英隆氏が、その父に対してきわめて批判的であったのとは対照的でした。

 しかし、彼女にも哀しい側面があり、小学生の頃、英機の孫であるというのみで黒板の前に立たされ、教師や同級生たちからいわれなき罵倒を受けたことがあったそうです。
 もともと個別であるひとを、ある範疇へと還元し(例えば、右翼、左翼)、これをいっぱひとからげにして規定し、その上に立って抑圧や差別を加えるという日本人の習性が、幼い彼女をどれほど理不尽に傷つけたかと思うと不憫でなりません。

 長じて彼女が喧伝して歩いた修正史観や旧体制賛美のイデオロギーには全くもって賛成はできませんでしたが、あの東条英機の孫に生まれ合わせたばかりに歴史の波間に揉まれ、戦後の激動期を(私などと)共に生きてきたひとりの人間として、彼女の死を悼みたいと思います。  合掌
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 ドル落、ソフトランディング  文科系

2013年02月14日 21時32分30秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 単なる1国の通貨に過ぎないドルについて、ドル本位世界体制を支えてきた要因は次の三つだと言われてきた。まずは石油、次いで金融技術、最後に軍事と。それが今は軍事はともかくとして、他はまーどうだ。もっともその軍事もまー財政の崖とかいう奴で衰亡の瀬戸際なのだ。アメリカ産軍複合体は、そこに他国の金もどんどん流れなくなったら、一体どうするのだろうか?

 まず、石油でロシアや中国に追いまくられている。ロシアや、イラク、イランがドル建てでなくとも良い原油取引所に動いたのだし、ベネズエラ石油は中国と組んだりしてあからさまにアメリカの裏をかいている。EUも、ロシアとの取引をどんどん増やしている。

 世界の金融はと観れば、流石にアメリカ投資銀行のデリバティブは、もう買われるにしても鵜の目鷹の目。ユーロをも食い続けているはずというほかには、日本バブルを転がすくらいしか当面はやることがないだろう。アメリカに外貨は今後そもそも一体、何を求めて入っていけるのだろうか。アベノミックスって案外アメリカヘッジファンドの円放出を狙っている側面があるのかも知れないし。「空売りも含めて、円は当分転がせないよ。他国でなく日本の金融がいち早く動くからね」というメッセージ? そりゃそうだ。莫大な国家累積赤字はあってもそれ以上の資産の裏付けがある日本なら、何の裏付けもなく借金だけを重ねている今時のアメリカやユーロよりもはるかに有利なはずなのである。アベノミックスがそういう発信であるとしたら、これはまー当面の正解と言うしかない。ただしこれは安倍周辺が賢いと言うよりも、他が無茶をやり過ぎたその付けというだけのこと。サブプライム証券化商品を売りつけた奴らはもちろん、それを買ってふんぞり返って倒れたというだけに等しいギリシャ、アイスランド、スペイン、イタリア、ポルトガルなどは。

 さらに加えて、日中の円元直接取引や、台湾と中国のドルを介さない直接取引開始。

 ハードランディングならぬ、ドル安のソフトランディングは静かに、確固として進んでいくことだろう。今時予想外の「円安ドル高」をもたらしつつあるアベノミックスが、その先触れ煙幕だったりして。 
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ザックジャパン(70) 明早朝、香川レアルマドリッド戦  文科系

2013年02月13日 17時58分36秒 | スポーツ
 本日、マンチェスターユナイテッドとレアルマドリッドとのヨーロッパ・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント第一回戦ファーストレグがある。近年実績からすれば決勝か準決勝での対決が、1回戦で見られることになった。ただし、明朝5時前のキックオフだ。

 さて、香川が先発するかどうか、フットボール・マスコミ界にも両論がある。ドイツ誌は4ー4ー2の2列目左先発を予想しているが、スペイン・マルカ誌は4-2-3-1で2列目は左からナニ・ルーニー・バレンシアとし、香川をベンチスタートと報道した。また、マンUの公式サイトは、「ファーガソン監督が、香川の得意なトップ下での起用も」と伝えている。
 いずれにしても香川が出場することは間違いない。それも、今まで僕がここに書いてきたことを証言として、先発出場濃厚とも観ている。もしも途中出場としたら、得点が欲しい時の秘密兵器としたのだとさえ断言したい。なんせ今日現在まで監督ファギーが、ナニやバレンシアよりも香川を重用してきたのは明らかなのだから。

 見所として、攻撃陣の面子を眺めてみたい。マドリードのベンゼマ、クリスチアーノロナウド、エジルに対して、マンUのファンペルシー、ルーニー、香川。バルセロナを除けば世界最高の顔ぶれということになろう。
 香川真司、23歳にして世界最高の舞台に立つことになった。それもマドリッドのホームゲーム、敵地サンチアゴ・ベルナベウでの初登場である。 
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