九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

ハリルさん未だ迷走中www 1970

2017年10月31日 21時09分51秒 | Weblog
W杯前、おそらく最初にして最後になるだろうブラジル、ベルギーという強豪相手のテストマッチに、また新メンバー主体で臨むハリルさんw

只でさえ召集時間が短い代表なんだから中心メンバー位は固めておいてくれないとね。
とうとう香川に岡崎も外した。
まあこの2人はこの前外された本田よりも、ハリルのシステムには合わないタイプだから外すのも分かるっちゃ分かるが。
だったら半年前に外して替わりの人材ハメとけよという話。
いきなりブラジル、ベルギー相手にやらせて駄目でしたじゃ不幸だろ。
確かに今回のブラジル、ベルギー共に2軍を起用するって話もあるが。
前にアギーレがブラジル戦で若手を使いボロ負けして批判されたことはあるが、あれはまだW杯予選前で色々なメンバーに経験を積ませるという意味があった。
しかし、今度は状況が異なる。
最終予選を通過してからの、更に本番前の貴重なテストマッチでのお試しはいただけない。
そんなにやりたければこの前のニュージーランドとハイチ戦でやればよかった。
わざわざブラジル、ベルギー相手にやることはない。
ハードル上げすぎwww
しかも浦和はACL決勝を直後に控える。

もうひとつ。これもサウジ戦の直後に書いたが、吉田のバックアップはどうするんだ?
まだロシアW杯のレギュレーションは発表されてないが、前回迄と同じなら累積の貯まった吉田はW杯初戦は出場停止になる。レギュレーションが変わるというのはあまり無いことなんで吉田抜きの準備が今最も重要なミッションだと思うよ。
今回選んだメンバー見てもやりたいサッカーは分かるが、そのサッカーにはCBでパスを散らせる人材がポイントになる。ザックの時からその役割を担った吉田はこのシステムでの唯一無二の存在。今まで吉田以外にDFから組み立てたプレーヤーが居ない。
だから、違うポジションのプレーヤーが組み立てるシステムを試す必要がある。
そして、その時はCBの役割も又変わってくる。

今やるべきは中盤のプレーヤーを取っ替え引っ替えするより別バージョンのDFシステムじゃないのと思うけどね。
困ったもんだ。
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ハリルジャパン(124) 世界3位の国で中島翔哉、6ゲーム4得点、  文科系

2017年10月31日 15時09分42秒 | スポーツ
 8月末にポルトガル入りした中島翔哉は本当に要チェック人物、それを早くも実績で示している。サッカーで最も分かりやすい得点実績でもって。

 4得点の得点ランクは9位だが、他の選手は10ゲーム消化、遅く入った中島は6ゲームに過ぎない。6ゲームで4得点である。ポルトガルリーグの様子をうかがうと、確かに守備が粗いようだ。が、外国に行ってこんなに早く成果を出した日本人FWなど、かって居なかったことも確かな事実である。加えるにこの国の世界ランク! ドイツ、ブラジルに次いで3位なのである。つまり、世界3位の良い選手を産出している国ということだ。そこで、この活躍! 凄いでしょ。

 この選手、94年生まれの、やっと23歳。まだまだ可塑性に富んでいると観ている。164㎝というのも、外国では何かと有利かも知れない。ゴール前の敵ディフェンダーもさぞかしやりにくいのではないか。
 ドリブルがあるし、走れるし、敵ゴールに向かって左45度からを得意とするなどの中長距離シュートもある。意外に当たりも強いと観てきたのだが、どうだろうか。
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金融グローバリゼーションということ ①  文科系

2017年10月31日 13時36分22秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 歴史進行には常に、良かれ悪しかれこういう時がある。前へ進もうとする場合と後に戻ろうとする場合と。なお、ここで良かれ悪しかれというのは、前も後ろもさしあたって民主主義的という意味での善悪を超えてということであり、そのどちらをより増やすかは時代の人々が決めることだろうという意味である。

 さて、そういう意味で世界史が今前へ進もうとするとき、史上かって無かった難問がある。いわゆる金融グローバル経済を主導する米国の発言権、行動力が強すぎて各国の手には負えないこと、この米を規制するには国連のイニシアティブをかってなく強めるしか道はないことである。
 ところが次に、この金融グローバリゼーションの行いが世界の人々にはほとんど見えていないという問題がある。見えていないと言うよりも、隠密裏に行動して、見えないようにしてきたというのが正確な所だろう。それでこうなる。今の各国の諸問題、人間たちの諸不幸の源自身が見えない。見えないけれども何となく、外国関係者がわが国を悪くしているようだとは感じている。
「グローバリゼーションなどご遠慮願って、わが国本来の形に戻れ」

 と、こう言うことなのではないだろうか。国際金融で儲けていると思われる国でさえ、その「99%対1%」問題を前にすれば、国粋主義的美化も必要になるというものだ。

 さて、そういう金融グローバリゼーションの行き着いた先・アメリカの現状を見詰めたある本を改めて紹介したい。「金融が乗っ取る世界経済 21世紀の憂鬱」(中公新書、ロナルド・ドーア著)である
 なお、著者はこういう方だ。この本を書いた2011年現在で86歳のイギリス人、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院卒、50年に江戸教育の研究のため東京大学に留学。以来ずっと、日本ウォッチャーを続けて来られたと、まるで日本文学者ドナルド・キーン氏のような。なお、この本は題名の通りの内容を3部に別け、それぞれ『「金融化」現象』、『金融化が、社会、政治、教育などをどう変えたか』、『金融改革、弊害是正をめぐる各国、国際機関の動き』を扱っている。今世界史に臨む人にとっては、必読の書だと愚考する。
 今日最初に紹介するのは、こういう諸社会現象の結末としての世界「1%」の出来上がり方およびその構造。その後に、前記3部を一つずつ紹介して、4回連載とする。


 米企業利益のうち金融利益の割合が、1950年代までは9・5%であったものが急増して、02年には41%と示される。
 機関投資家の上場企業株式所有シェアがどんどん増えていく。1960年アメリカで12%であったこのシェアが、90年には45%、05年61%と。そして、彼らの発言力、利益こそ企業の全てとなっていった。
 企業から「金融市場への支払い」が、その「利益+減価償却」費用とされたキャッシュ・フロー全体に占める割合の急増。アメリカを例に取ると、1960年代前半がこの平均20%、70年代は30%、1984年以降は特に加速して1990年には75%に至った。

 そして、こうなった。
 彼らの忠実な番犬になりえた社長は彼らの「仲間」として莫大なボーナスをもらうが、「企業の社会的責任。特に従業員とその家族、地域への・・」などという考えの持ち主は、遺物になったのである。こうして、米(番犬)経営者の年収は、一般社員の何倍になったか。1980年には平均20~30倍であったものが、最近では彼の年金掛け金分を含めば475倍になっている。その内訳の大部分は、年当初の経営者契約の達成に関わるボーナス分である。全米の企業経営者がこうして、番犬ならぬ馬車馬と化したわけだ。

「証券文化」という表現には、以上全てが含意されてあるということだ。企業文化、社長論・労働者論、その「社会的責任」論、「地域貢献」論、「政治家とは」、「政府とは・・?」 「教育、大学とは、学者とは・・?」、そして、マスコミの風潮・・・。

 以下のような数字は日本人には到底信じられないもののはずだ。この本の73ページから抜粋した、アメリカ資本主義の象徴数字と言える。
『2006年のように、ゴールドマン・サックスというアメリカの証券会社がトップクラスの従業員50人に、最低2,000万ドル(当時のレートで17億円くらい。〈この記述周辺事情や、最低と書いてあるしなどから、1人当たりのボーナスの最低ということ 文科系〉)のボーナスを払ったというニュースがロンドンに伝われば、それはシティ(ロンドン金融街)のボーナスを押し上げる効果があったのである。 
 これだけの強食がいれば、無数の弱肉が世界に生まれる理屈である。2006年とは、08年のリーマンショックを当ブログでも予言していた史上最大のバブル、サブプライム住宅証券組込証券が頂点に達していたウォール街絶頂の時だった。この結果は、失った家から借金まみれの上に放り出された無数の人々の群であった。しかもこの動きはアメリカのみに留まらず、イタリア、スペイン、ポルトガル等々にも、そこの失業者の大群発生にも波及していくのである。こんな所業を放置しておいて、どうして世界の景気が良くなるなんぞと言えるのだろうか。

かくして、「ゴールドマン幹部社員50人の最低17億円ボーナス」が生まれ、社長でも金融の馬車馬を努めたお人の給料だけが上がっていく。モトローラ社長の100億円に驚いてはいけない。史上最高給記録はディズニー社社長アイズナーで、6億ドル近い額だ。何と600億円。これ、年俸ですよ。500万円の社員が12,000人雇える金額です。これでは職も増えず、世界中が失業者ばかりになる理屈。人が少ない企業ほど株価が上がり、それへの配当が増えるんです。

(あと3回続く)
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「経済成長」の迷信    文科系

2017年10月30日 15時15分07秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
① 今の株高は、国民生活向上という意味の好景気を意味しない。東証株売買の85%がマネーゲームなのだから。日銀資金、GPIF投資も、国内企業防衛的な意味すらあるのではないか。日本と違って、小国なら食われるだけのこんな国際経済は異常である。

② マネーゲームは、人の職場を創らない。これを奪うだけである。よって、マネーゲーム規制をしなければ「99対1」が酷くなるだけであって、一般消費など一向に増えず、基本的に経済が上向くことはない。

③ 物経済、職場を守り発展させるためにこそ、マネーゲーム規制がなされるべきである。今の世界経済は、これが転倒している。その象徴が「99対1」であり、世界の膨大な失業者、不安定労働者、安いサービス現業労働者の群である。

④ 人が職を得て家族の生活を支えていくのが人の生存の基本だとすれば、世界経済はそういう生活と金融との関係が全く転倒している。根本的な変革が必要なゆえんである。ただし、国連規模で変革せねばならぬという、過去にない難しさが横たわっている。だからこそアメリカは、国連を無視しているのである。日本は、アメリカに追従すべきではない。

⑤ 国民生活上のこういう世界的・根本的問題点を外って置いて、2%目標とか、緩和かこれをどこで終わるかだとかなんだとか。まして、少子化対策などは出来るわけがない。この問題に唯アメリカ追随だからこそ、日本は、国民一人当たりGDPがこの20年で3位から30位まで落ちたのである。日本の会社は(特に弱みを持った会社は)今後もアメリカの空売りにどんどん遭遇していくことになるだろう。そのたびに、日銀、GPIF資金も奪われることになるはずだ。

⑥ 今の金融立国・日米が将来展望懸けて狙っているのが、中国外貨に金融戦争を仕掛けることだろうが、これは無理。あそこは原理的に国家統制経済に近いのだから。そして、それに対抗していきうる利点、強みが「99%対1%」経済国には何も存在しないのだから。

⑦ こうして、世界の経済上の諸困難は、それぞれ大変困り果てている米中日欧辺りが、金融本位世界経済の改革を新たに話し合うことしか道はない。それも、国連でG20の総力を上げてやらねばならない。でないと世界は破産、爆発である。人間、食えなければ、アラブの春のように暴動が起こるしかないのであるから。そんな例は外にも枚挙にいとまがないはずだ。
・アメリカは、GDPの4倍の累積赤字。自治体破産が続出。軍事だけが膨らんで、医者にもかかれない相対的貧困者の群。
・欧州は、何よりも南欧の若者失業者問題。そして、難民問題、ドイツの一人勝ち。ギリシャ金融問題みたいな難問は今後も続出見込み。
・中国も一体、アメリカとの軍拡競争を旧ソ連のようにこのまま続けるつもりなのか。アメリカ金融がここの外貨を狙っているのは、明らかなのだし。
・その他のG20各国は、日米英の金融戦争に戦々恐々としているはずだ。


 こういうことを観ないで、先進国が選挙を重ねているだけでは仕方ないと言いたい。逆を言えば、そうだからこそ、アメリカは金融の言うがままになって、不動産屋さんからテレビで顔を売っただけの大統領が生まれたのではなかったか。衆愚政治も甚だしい終末国である。
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ハリルジャパン(123) サッカー観戦の王道ということ ②  文科系

2017年10月30日 10時10分36秒 | スポーツ
 1970さんに書いた、コメント二つをエントリーにする。若干の補足修正を加えて。サッカーを観るのにも最も大切な点を論議している大事な内容だと自負している。

【 分かりきったこと! (文科系)2017-10-30 09:38:22
 分かりきったことを繰り返して欲しくはない。ヒデの昔から、「視野が広くて、今どこに動いたらよいか」が見えるているのが名選手。昔の足元を見るドリブラーはその点駄目だったと、ここで何度も何度も語ってきたでしょ。「見回す技術」の難しさまでを含めてね。

 今で言えば柴﨑、ガンバの遠藤。遠藤が余裕を持ってパスを繋げるのは、ポジショニングが良いからだし、柴﨑は十分すぎるその余裕の上にさらに加えて、必要なディフェンスの位置にも動き、潰せるし、最も見出しにくいゴール前のスペースもいち早く見える、万能だ。彼らを観ていれば、「ポジション取り」なんてかなり分かる。個人のはね。

 集団としてのその形(の原則)を、フォーメーションと述べた。そこに、文字通り臨機応変の集団または個人的変化があるのは当たり前だろう。だからこそサッカーは野球とは違って、絶対的エース、ホームラン王という「個人技代表選手」は居ないと僕は強調してきたのだから。

 ただし、これは正直に言っておく。以上のことは全部知っていても、今の僕はこのようにゲームを見ているとね。潰しを中心に両チームのフォーメーション変化・成果を観ている。韓国や世界相手の時の日本が最も弱い部分がここだと考えてきたし、最近はそういう良い潰しからの得点が多いんでね。原口なんて、ここぞというときの激しい潰しをいつも狙っていて、これを得点に結びつけようとしていることが明らかなんだから。今の攻撃的位置の名選手の一つのタイプだと思う。

 話は違うけど、長沢に出した浦和・遠藤のパス、君は観たかね? 彼は若くて成功した選手だが、賢い選手は30になってもまだまだ伸びるのね。憲剛はもっとそうだけど。若い選手の賢さも観なきゃねということ。】


【 思考方法論 (文科系)2017-10-30 09:56:49 
 今後のためにも、標記のことを述べておきたい。君と僕との思考方法の違いね。

 どんな物事を深く考えるのにも、二つの道がある。細かい、具体的な観察から原理を抜き出していく思考と、原理を学んでそれに具体的な観察を付け加えていく思考とね。どっちから入っても観察と原理と、経験と理論との相互浸透を十分にやった思考が深く立派なものになると言われて来た。なおこの二つの入手方、身に付け方の違いについて少々。
 観察は観ていればやがて分かるが、理論はそういうものを読むか聴くかしなければ分からないもの。
 この相互浸透が不十分でどちらかに偏っている場合に、経験主義とか教条主義とか言われることになる。いずれも言われたことの応用がなかなか利かない。前者は細かいことに流れすぎ、後者は細かいことを忘れ過ぎね。前者は観る範囲が限られ、後者はそれを論理の必要に迫られて広げていく。実感的裏付けは前者が強く、後者は弱い。

 まー「おたがい」、こんなことも考えながら、お話ししましょう。相手の欠点だけを無理に勘ぐって、これを推察するようにして衝いているだけじゃ、つまらないだけだ。こんなことを抑えて話し合ったら、もう少し噛み合い、もっと面白くなるかも知れない。】
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米大統領は、嘘偽り確信犯    文科系

2017年10月29日 12時32分07秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 米大統領・トランプを巡っては、「嘘、偽り専門」と、これは既に世界周知のこと。彼のこんな例は多いが、今日の新聞から二つの例を挙げてみよう。以下の前者は、彼の大統領選挙当選自体への疑惑であり、後者は世界の一角を戦争へとまた揺るがし直すような、何れも重大、深刻な物である。

 先ず第一にこのこと。
 そもそも自分が選ばれたその大統領選挙にしてからが、ネット工作、陰謀の成果であったようで、その選挙参謀らが近く裁かれるという事態になった。米国政治、選挙そのものを世界が嘲笑うことになるのだが、多分世界中の選挙そのものが「ポピュリズム」という嘲りの対象になっているということでもあろうか。以下は、29日中日新聞7面からの抜粋。
『ロシアが昨年の米大統領選挙に干渉した疑惑「ロシアゲ-ト」を巡り、モラー特別検察官が27日、最初の容疑者をワシントンの連邦大陪審に訴追して認められたと米CNNテレビが報じた』
 その遣り口もこう報道されている。
『大統領選でロシア政府がトランプ陣営と共謀して民主党有力候補だったクリントン元国務長官の陣営にサイバー攻撃を仕掛け、メールを流出させるなどの干渉をした疑惑を捜査。トランプ氏が米連邦捜査局(FBI)のコミー前長官を解任した司法妨害や、フリン前大統領補佐官=2月に辞任=が政権発足前に対ロ経済制裁の見直しを協議した密約などの疑惑も調べている』
 こういう疑惑に対するトランプの態度がまた、破廉恥と言えるほどに度外れなもの。「でっち上げだ」「政治史上最大の魔女狩り」と叫び続けている。

 第二が、イラン核合意をめぐって、トランプが行った「イラン核合意の破棄警告」である。これによってトランプは、イランが合意を守っていないとして対イラン制裁の再発動を米議会に要請した。これに対して、関係国際機関から即座に反論が上がったのが、興味深い。それもその重責にある日本人が上げた反旗だ。国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長が、「イランは合意事項を履行している」と反論声明を出した。国連サイド専門機関が、トランプの定跡、フェイクニュースがまたしても世界を揺るがせたと、判断したことになる。

 この人物、どこまで破廉恥なのだろうか。嘘を指摘されては、居丈高に開き直るのが常なのである。また、こういう人物が民主主義政治の根幹、選挙制度を通って登場するというアメリカとは、一体どんな国、どんな国民性なのであろう。
 こんな破廉恥な人物が日本にやってきて安倍と会談するのだそうだ。が、例によって、安倍の追従的態度が目に見えるようで、とても嫌な気分になる。安倍は果たして、天野之弥IAEA事務局長を日本政府を上げて、有形無形、陰に陽に、孤立させてしまうのだろうか? イランで(架空の)核疑惑が再発すれば、北に対するのと同様の半戦争状態・チキンレースがまたしても繰り広げられていく。架空の理由で半戦争状態って、嘘の理由でイラク戦争開戦と同じではないか。近ごろアメリカの起こす「戦争」ってこんなのばかりだ。何故なのかという理由を、マスコミなどはどうして問題にしないのか?
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「経済成長」? その成れの果てが今のアメリカ   文科系

2017年10月28日 18時37分33秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
 昨日のらくせきさん「内田樹さんのツイッターより」に、付けた応答コメントを、そのお相手であるsicaさんコメントとともに、ここに再掲させて頂く。その上で、若干のコメントを付してみたい。


『 Unknown (sica)2017-10-28 05:50:33

 内田樹って「経済成長は要らない」って言っている人だね
しかし、本来貧困層の味方のハズの自称日本のリベラルの方が、貧困層が最もダメージを受ける「経済成長否定」とか、凄いですよね
「派遣切り」をもう忘れたようです

まぁご自身はもう十分貯蓄もあるでしょうし、経済成長が無くても裕福な暮らしができるのでこんな貧困層を敵に回すようなセリフが自然と出るのでしょうけど
これが日本のリベラル知識層の認識だとすると、自民1強が続くでしょうね。』


『 1%を支援するんだ  (文科系)2017-10-28 17:58:36
 99%と1%の格差が、世界的にどんどん激しく、厳しく広がり深まってってきた時代です。

① 先ず、株主資本主義が株価を上げるということから、世界中で会社筆頭株主になって徹底的に人員整理をしたり、切り売り・統合に励んだり。

② こうして、いわゆる労働者はどんどん少なくなったし、ライフサイクルとか人道とかにあった日本の年功序列なども米国流にどんどん崩され来たった。南欧、アジア、アフリカも含めて、世界的に、失業者と不安定労働者の群である。

③ ②が往時に比べて特に進んだ先進国ではこうして、一般消費が消えて行き、物は売れないから徹底したデフレだけ。物経済がこんなでは株の投資先もなくなって、マネーゲームだ。東証の売買株の85%が、マネーゲーム、である。

④ こんな株価を日本の場合はさらに、日銀、年金基金が莫大な投資で、緩和を引き締め始めた他国とは違って今尚買い支え、吊り上げている。こんな株価、成長の意味が一体どこにあるのか。

 経済成長論者って今や、東証の売買85%を占めるマネーゲームを大いに支持するというだけに成り下がっているのではないか。こんな人々こそが、こう信じて、語っているのであろうから、面白い。
『本来貧困層の味方のはずの自称日本のリベラルの方が、貧困層が最もダメージを受ける「経済成長否定」とか、凄いですよね。「派遣切り」をもう忘れたようです。』


 上のような「経済成長」が、一般国民、労働者、消費者を救ってくれると、心底信じているのが、面白い。日本よりもずっと速くアメリカが落ち込んでいきつつあるから、sicaさんが手放しで肯定している「今の経済成長」の化けの皮は米国でどんどんはげていくはずだ。国中が相対的貧困者ばかりで、自治体も財政破綻ばかり、社会インフラは全く改善も出来ず、ハリケーンの跡は荒れ放題のまま。こんな先輩国の姿を今後とくとご覧になっているがよろしい。

 ちなみに、現在のアメリカから軍事産業関連を除いたら何が残るのだろう。人々の働く場所も、どれだけ残るのか。だからこそ、初めは金融関係者ばかりだったトランプ政権に、結局こんなことが起こった。今の彼の周囲は、元軍人ばっかし。今のアメリカは、軍人と金融にこそ支配欲、権力欲を培ってきた国随一の頭脳たちが集まっているのである。だからこそこの国は、「自己責任」と観る弱者のことはそっちのけで、戦争ばかりしているのである。その開戦理由も全て、でっちあげなのである。
 イラクの「大量破壊兵器」。シリアの化学兵器使用も最近になってやっと「今年4月のそれ(だけ)を、国連がそれと認めた」という始末。これもシリア政府が「でっち上げ」と述べているように怪しいものと僕は見ているが、だとしたら2011年以来叫び続けてきた「アサドが、大量化学兵器使用」は一体何だったのか?

 そして今度新たな「開戦理由?」が、「北の核」。核を持って実験を繰り返してきた国などは多いはずだけど、誰も撃っていない。懸命に開発してきた小型核一つ、70年以上どこも撃っていないのである。まして、北が撃ったらば、首領様ご一統が集団心中するようなもの。とこのことは、ミロセビッチ、フセイン、カダフィでも証明済みである。むしろ、アメリカの方からこそ、「ここらでひとつ、北が小さい奴をどっかの国に撃ってくれないかな」とばかりに、チキンレースを仕掛けているのではないか。「北は、完全に破壊する」とかの声明連発も、そのためだろう。そうとしか、僕には見えないのである。
 なんせ軍隊とは、戦争がなければ縮小していくしかない運命の代物である。世界平和を目差して創られた国連をば、アメリカが無視して憚らぬ理由も分かるというものだ。

 国家累積赤字がGDPの4倍を超えて、国会は毎年、「国家累積赤字上限の嵩上げ」で大もめという国である。だからこそ、今の軍人たち、軍事力を守りたいというアメリカ・エスタブリッシュメントも、対抗作戦に頭脳の総力を振り絞って、必死なのである。
 こんなふうに、軍事以外にはサービス業ぐらいしか投資場所がなくなった経済成長体制のどこに、どんな意味があるのか。教えて欲しいものだ。
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東亜日報より  らくせき

2017年10月27日 10時59分01秒 | Weblog
22日、日本の総選挙で当選した次期衆院議員の82%が、改憲に賛成することが分かった。

朝日新聞は、東京大学と共同で総選挙の候補者らを対象に行った共同調査で、今回の選挙当選者らの回答だけを分析した結果、憲法改正について、「賛成」または「どちらかと言えば賛成」と答えた候補が82%に達したと、24日付けで報じた。議員5人中4人が改憲に賛成するわけだ。当選された465人の議員のうち、回答した453人を分析した結果だ。

改憲に賛成する当選者は、自民党(回答261人)が97%、公明党(26人)が86%、希望の党(47人)が88%、日本維新の会(11人)は全員だった。一方、共産党(11人)と社民党(2人)は、全員が改憲に反対した。立憲民主党(53人)も反対が58%、賛成が25%で反対が多かった。

改憲に賛成しても、改正項目については、政党間に隔たりがあった。自民党は、「戦争放棄と自衛隊」、公明党は「緊急事態の条項」、立憲民主党と希望の党は「衆議院解散」を改正しなければならないという意見が多かった。憲法改正の時期についても、「必ずしも今回の衆議院任期中にしなければならないとは考えていない」という回答が65%を占めた。

安倍晋三首相が提案する憲法9条に自衛隊を明記する案について、自民党は74%が賛成したのに対し、公明党は54%が「どちらでもない」と答えた。24日付で、朝日新聞が伝えた当選者全員の調査結果でも、改憲賛成は82%だった。

自民党は今回の衆議院選挙で、初めて「改憲」を主な公約に入れた。安倍首相は23日、選挙圧勝後の記者会見でも改憲について、「与野党の幅広い合意形成のために努力する」と推進意欲を示した。

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内田樹さんのツイッターより らくせき

2017年10月27日 10時56分05秒 | Weblog
安倍政権が全力を尽くしてやってきたのは立法府の存在根拠の切り崩しです。質問に答えない、詭弁を弄する、食言する、やじを飛ばす、証人喚問を拒否する、強行採決する、解散する、召集しない・・・そうして「国会は機能していないし、存在しなくても誰も困らない」という信憑を国民に刷り込んできた。
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ル・モンドより  らくせき

2017年10月26日 09時21分57秒 | Weblog
大勝した安倍首相は、「謙虚」をくり返し強気な言葉こそ控えているものの、このあと改憲に向けた動きを本格化させるのは明らかだ。安倍改憲の背後にあるもの、その危険性について海外メディアも大きく報じている。

 フランスのル・モンド紙は、今月20日の電子版に「安倍晋三、受け継がれし歴史修正主義」(Shinzo Abe, le révisionnisme en heritage)と題した特集記事を掲載。約3000語に及ぶ長文で、内容は安倍晋三の家系や生い立ちを紹介しながら、安倍の歴史修正主義の危うさを鋭く指摘するというものだ。海外から安倍首相がどう見えているのか、その視点を知るうえで極めて興味深い記事なので、部分的に訳しながら紹介してみたい。


 まずル・モンドは、北朝鮮との緊張関係や中国との対立によって、安倍の「国難」との主張が強化されていると指摘。興味深いことにル・モンドは、第二次安倍政権発足以来、防衛予算が増加し続けていることを指摘する一方、「安倍氏は、各国の多くの指導者と比べればとりわけナショナリストとは言えないし、再軍備に熱狂しているわけでもない」と評すが、「その代わり」と続け、こう強調している。

〈そのかわり、安倍氏は歴史修正主義者(révisionniste)である。たとえば、彼の礼賛する憲法改正は、日本の帝国主義の復興を目指し、1930年代初頭から第二次世界大戦終戦までの日本軍が犯した残虐行為の数々を過小評価ないしは否定しようとする広大な企てのなかの一つだ〉

 さらにル・モンドは、日本でも大正時代には民主化運動や反戦運動が盛んだったことに触れたうえで、戦後日本が大正デモクラシーと似た傾向に回帰したことを「日本の歴史の断絶」として否定的に捉える右派の文脈のなかに安倍を位置づけている。

〈1945年の敗戦は、日本の歴史の深い断絶となっている。しかしその断絶は、1910〜1920年に日本が経験していた民主主義への回帰と軍国主義の拒絶を導いた。安倍晋三を生み落とした日本の右派は、国際社会におけるコンプレックス(劣等感)から解き放たれ、経済的にも軍事的にも強い、ある種のJapon éternel(引用者注:悠久不滅たる神国日本というような意味)を取り戻すため、戦後という“ページをめくって”この断絶を抹消したいのだ。「Japan is back!」。安倍氏は第二次政権初期の2013年(引用者注:2月、米ワシントンのシンクタンクSCICでの演説)に、そう宣言している。歴史的観点からみれば、安倍氏が権力にいたる道において目立った事実として残るであろうことは、激しい外交活動と経済政策よりも、その否定的な色彩を帯びた歴史修正主義だ〉


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昨日のサッカー論の批判  文科系

2017年10月25日 21時57分14秒 | Weblog
 ここが違うね。というより、誤っている。

「スターやヒーローというのは待望というより必ず出てくるんだよね。育成がしっかりしていれば。野球を見ても分かる。日本人は投手を中心に次々にMLBに移籍するが必ず次のスターが生まれる。松坂がいなくなればダルビッシュ、ダルビッシュがいなくなればマー君、マー君がいなくなれば大谷。」

 サッカーのスターが、と言うよりもこの場合は絶対的得点者が、育成から生まれる理由を、日本の野球を例に取って証明したつもりでいるところが誤っている。
 これで言ったら、アメリカ・サッカーはいつもエースがうまれることになるよね。オーストラリアは、ラグビーのエースが次々生まれるから、サッカーもそうなの?

 こういうのを、論理というものになれてない誤った類推、抽象化思考という。同類でない物を同類と観る思考ね。平たく言えば、こういうこと。あやしげな「同類」が、即証明になってしまう。

 
 君は時々こういうおかしな事を言うから、ついでに過去の誤りを一つ正しておく。
 ゲーゲンプレスが弱者の得点法だって、君が僕に教えたんだって? 全く違うね。僕は以下のような「正しい論理」を初めから使っていたからね。その一、あの弱小チームがバイエルン時代を突き崩してドイツナンバー1になったことね。その二、バイエルンがこの戦法を真っ先に学んだことによって、世界1になったことね。必死に学んだのは、ハインケス監督時代のこと。これが、チャンピオンズリーグをドイツが一,二位独占の前のこと。その三、こうして、ドイツの世界一時代到来ね。ただし、何も僕はこの始めから終わりまで、君のようにこう述べていたわけでは全くないのを知っておいて欲しいものだ。
「ゲーゲンプレスは、『絶対的』得点法である」
 君が勝手に僕がそう語ったと解釈して、それを君が指摘した後に僕が考えを変えたと独断したというわけだ。僕のサッカーの辞書には君と違って「絶対的」などという思考、言葉はないのを知ってるでしょ? 知らなかったら覚えておいて。


 因みに、野球との「同類」論理は、サッカーには使えない。バッティングもピッチングもサッカーと比べたら基本随分個人プレーと言えるから。サッカーは絶対的エースでさえ、野球よりも遙かに個人プレーではない。
 ちなみに、野球の絶対的エース、ホームラン王は、次の比較的弱いチーム行っても似た成績が採れるでしょ。しかしながら、彼が出たら2分の1の確率で勝つという野球のエースのような個人が、サッカーには存在しない。メッシでもロナウドでも、あるチームへ行ったら2分の1確率で勝つなんてことはないし、サッカーでは最低一シーズンぐらいは慣れる期間がいるだけでなく、下手すると、鳴かず飛ばずになる人も多いはずだ。

 最後に、イブラは絶対的エースだが、育成から生まれたの? あそこの育成は凄いの?


 24日拙稿に付けた、コメントも大事な物なので再掲しておく。「どん引き」が弱いチームということにはならないし、「ゲーゲンプレス」も今や、前でプレスを掛けるという意味ではない。

【 どん引きと、前プレ (文科系)2017-10-24 13:01:54
 エントリー内容に対して、標記のことはどう関わってくるか。実は、チームの勝敗にはエントリー内容ほどは関係ない事なのである。

 どん引き  これはゴール前で敵を待つ守備体制ということだろう。これが勝敗に関係ないとは、こんな説明だけで済む。
 引こうが引くまいが、組織的潰しが強ければ勝てる。これは、2010年に一方的に引いたインテルが、「自ら仕掛ける繋ぎが得意な7割キープのバルサ」を負かした例によってここでも示してきた通りだ。なお、好き嫌いは勝敗には関係ない。

 前プレ 因みにこの「前」とは、敵ゴールに近いという意味の前ではない。ドイツ語のゲーゲン、英語のカウンターとは、敵のプレス・ボール奪取「に対する味方のプレス」という意味であって、敵の奪取の位置によって、実際は前にも後ろにもなるものだ。
 先記の2010年インテル・バルサ戦におけるインテルのボ-ル奪取・カウンターは非常に低い位置から始まっている。これも、相手の前掛かり時期を利用すれば、今ならゲーゲンプレスの語義がつかえるはずなのだ。(当ブログ2010年4月21、29日エントリー参照)

 こうして、どん引き、前プレを組み合わせてゲーム計画を立てることもあるのであって、これも一つの勝つための立派な計画であり得る。ただし、こういうやり方で勝つためには、「相手を圧倒する、個人技術も含めた潰しの力」が不可欠なのであって、このことはインテル・バルサ戦で明らかである。

 こうして、重ねて言うが、好き嫌いに関係なく勝つためのゲーム計画を考えるのが監督の仕事。

 もちろん、勝つことはどっちでもよく、俺は好き嫌いを貫くと言うのならば、当然それもありと、僕も一応は言っておきたい。が、サッカーへのこういう臨み方は、趣味の問題なのであって、目前の相手に一つ一つ勝っていくための科学なのではない。】
コメント (1)
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面白いよね 1970

2017年10月24日 23時42分24秒 | Weblog
一種の科学もいいけどU17の試合をあれだけ盛大に外した後だと説得力に甚だ問題があるわね。

スターやヒーローというのは待望というより必ず出てくるんだよね。育成がしっかりしていれば。
野球を見ても分かる。
日本人は投手を中心に次々にMLBに移籍するが必ず次のスターが生まれる。
松坂がいなくなればダルビッシュ、ダルビッシュがいなくなればマー君、マー君がいなくなれば大谷。
それはボーイズリーグから高校、高校からプロの過程がしっかりしているからで、上記の選手達が偶然や突然生まれたわけじゃない。
ノウハウやシステムが確立していれば人材は作り出せる。

サッカーの場合は、この育成のノウハウやシステムが野球や柔道等と比較するとまだ確立出来ていない。
だから、海外に移籍した選手が向こうでポジショニングを叩き込まれるというマヌケな事態が起きる。しかしそれでも育成レベルは確実に向上中なので15年前、10年前よりは世界に出ていける選手は増えた。その穴も埋められる。

先日のU17の試合でもそのことは見てとれる。ポゼッションは一人じゃ不可能だからねw
その中で久保君のような日本よりはるかに高い育成レベルのバルサから来た選手が入れば、より見栄えのするポゼッションになる。

まあ、科学と考えるならばポジショニングは理解しないとね。
野球で言うと三遊間に4人守ってるのをおかしいと気が付かないようなもんだから。
科学処の話じゃないのでね。
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ハリルジャパン(122)サッカー観戦の王道ということ  文科系

2017年10月24日 09時33分56秒 | スポーツ
 標記のような論議(の積み重ね)が必要だと思う。サッカーはもちろんどう観ても良いのだ。が、これは一種の科学なのだから、その要点、法則を意識した論議というものがやはり重要なことになる。そうでなければ、いつまで経っても日本の観戦眼、批評眼が上がらないと愚考してきた。
 以下をその方法自身、つまり王道と言うつもりはないが、そういう論議のスタート地点の一つというようなことで、最近付けた二つのコメントを再掲する。

【 当たり前のサッカー・ゲーム批評 (文科系)2017-10-23 20:50:08

 標記のことは要するに、これだけのことに尽きるだろうということ。

①繋ぎだけでなく潰しも重視して、彼我の相関関係を語ること。例として
『我らの繋ぎと敵の潰しとでは、敵の潰しが少々優っていた』
『我らの潰しと敵の繋ぎとは、ほぼ互角』
『よって、敵が、少少優勢であった』

②この①を、各1対1の局面ではなく、組織として見て、語ることである。

③ そして得点は、この本質に絡む所で敵の1点とか、この本質に絡まないディテールの所で1得点という味方の不運とか述べて、終わる。前者なら重大な反省がいるが、後者なら苦笑いして済ませる。自信を持っていて良いと締めくくって。

 日本には、このように意識したサッカー批評(方法)論が、乏しすぎる。スポーツマスコミがそんな思いつきばったりの批評をしているだけでは、いつまで経っても国民の批評眼が出来ない。その顕れがこれである。
『所詮は、個人能力』
『絶対的個人、出でよ』



【 補足 (文科系)2017-10-23 21:07:44

 直前のコメントに補足。
 先ず、以下の命題は正しいだろう。

『所詮は、個人能力』
『絶対的個人、出でよ』
 ただし、この正しさは、これが実現すればという、まー漫画とかお伽噺の世界。非現実的な論議という他はないのである。クリロナやメッシ、イブラらは、幾多の偶然も加わってできた産物と言うべきで、育成しようと思って出来るわけではない。
 日本人はこう言うのが大変お好きだったようで、「森本がー」とか「宮市がー」、今なら「久保健英がー」とかの、英雄待望論ばかりをやってきた。これについては、現実のJリーグ選手を見ず、励ましもしないと言うに等しい、現実のサッカー人気を盛り上げたくない誰かの陰謀なのではないかと思ってしまうほどだった。

 思っても見よ。日本サッカー史上最大の英雄・中田英寿でさえ誰かが生み出したものではない。幾多の偶然が加わって20年に一人出るかという、基本的には「自らそうなった選手」なのである。】 
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らくせき

2017年10月24日 09時29分45秒 | Weblog
嘘をつくのは低コスト、嘘を検証するのは高コスト。
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「よたよたランナーの手記」(206)外走りでキロ7分に   文科系

2017年10月24日 09時09分59秒 | スポーツ
 前回14日に書いたとおりに、外を走り始めたら、急速に走力が回復してきた。外走り当初のこの夏には,1時間を超えていた自宅から吹上公園六周をよたよたと走って戻って来るコースが、50分近くになってきた。1キロのタイムが8分オーバーから7分近くに縮まったと、そんな前進だ。言い方を変えれば、マシンだけを走っている内に実際はどんどん遅くなっていたということ。蹴るお尻の筋肉が衰えるからだが、こんな不思議なことが知らぬ間に起こっているものだとは! そしてこれからは、外走りを重ねてキロ7分を切るその幅に従って、マシン6分にも近づいていくことだろう。

 先回述べたように、外走りを重ねるごとに同スピードでの1分間心拍数も急激に下がっていくのだから希望が持てるのだ。キロ7分のスピードで心拍数139と、それが今日23日現在のランニングウオッチで分かった数字である。そして僕の一定持続出来る最高心拍数は155である。

 心拍数と、1キロ・ラップつまりスピードとの関係を確認しながら7~8割の力に抑えて走るのが、ランニングウヲッチで心肺機能を高める上手な使い方であり、ランニング上達のコツと聞いた。スピードを見ながらではなく、心拍数を見ながら走るという練習法なのである。心臓が悪かった僕は、知らず知らずのうちにそんな練習を重ねていたわけだが、それをもう一度、外走りでさらに前進できるということだろうと期待しているのだけど、はて?
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