九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

保安院の大罪(29) 小出氏の見通しが現実に  文科系

2011年07月31日 21時34分29秒 | 国内政治・経済・社会問題
 アシュラ・サイトにこんな記事が載った。一定推論の部分があるが、この推論はすべて正しいはずだ。小出裕章さんが最も心配した通りになっている。以下の状況は手の施しようがないのである。再臨界がまた起こるかも知れないし、放射能は出放題ということ。地下水などに近い将来の著しい禍根をのこしつつあるということだ。
 ここで一言。「政府は何をやっているのだ!?」という場合のことを。政府にもいろいろある。この場合、最大責任は経産省と保安院にある。彼らが無能なほど、菅内閣が攻撃されるという仕組みは、一面はなはだ不当なものだと、僕は言いたい。そして、「脱原発依存」をいう菅直人内閣が倒れれば、経産省への政府からの指弾が、弱まるかも知れないのである。こうして、福島での拙い処理は実質ほとんど経産省のものだと、強調しておきたい。
 もっとも、原子炉保安に関しては経産省は全く会社任せであって、自らは無能に近い。それは、すでに古賀茂明さんなどいろんな人が指摘する所だ。保安院自身は放射能防御服すら所有していないということなのだから。こんな無能な保安院では、内閣は何もできず、可哀想だと語るべきだろう。
 以下にあるように崩れた核燃料が地面にめり込んでいるのであるから、燃料を冷やし切れていないのだし、汚染水は出放題ということだ。無間地獄に近い状況になっていないか。小出氏が心配した通りに、高濃度汚染水の地下水流入対策、海へのだだ漏れ対策がとにかく懸念される。
 なおこのニュースは、ペンネーム、七転八起という方によるものである。

【 東京電力は30日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉格納容器内の気体に含まれる放射性物質の濃度の測定結果を発表した。
測定は、原発からの放射性物質の放出量を正確に評価する作業の一環で、格納容器内での測定は初めて。測定濃度は、東電が当初想定した約1千分の1と低かった。
気体1立方センチメートルあたりに含まれる放射性物質は、セシウム137が20ベクレル、セシウム134が17ベクレルで、5月上旬に扉を開放する前の原子炉建屋内の濃度とほぼ同じだった。

福島第一原発1号機は、既に原子炉圧力容器内に水位が無い。
格納容器内に水があるが、この濃度では既に格納容器内にも溶融した核燃料がない可能性が高い。
恐らく原子炉建屋基礎のコンクリを突き破りながら、めり込んでいるのだろう。
さてはて、どうやって溶融核燃料を取り出すのか理解に及ばない状況だ。
どれくらいが汚染水となって海洋に流出したのか、どれくらいが地中にめり込んでいるのか分からない。

すなわち、核燃料が格納容器を破り、その殆どが外部に放出されているとなると本件は大事故である。
原子力安全・保安院は大気中への放出を77万テラベクレルと解析したが、格納容器を突き破って核燃料が外部に出ているとなれば、その評価を見直さざるを得ない。
1号機のウラン燃料の装荷量約69トン、2号機約94トン、3号機約94トンであるが、いったい何処にあるか分からないからだ。
何処にあるか分からない核燃料を取り出すことは最早困難。
東電にとって、日本にとって、大変に厳しい状況となった。

チェルノブイリは一基の原子炉のメルトダウンだったが、フクシマは3基の原子炉がメルトダウンし、格納容器外に膨大な核燃料が放出されたことになる。
是は、重大事態である。
なぜなら核燃料(膨大な放射性物質の塊)の拡散をどうやって止めるかと云う困難に直面することになる。
もし仮に相当程度地中にめり込んでいるとなれば、それをどうやって止めるかと云う抑止工事が必要だが、どこにあるか分からないのでは工事のしようがないからである。
しかしやらねば、どんどん膨大な核燃料が地下に沈み込んで行くことになる。

現在、マスコミは「やらせ」で持ちきりだが、その背後で恐るべき事態が進行していることが分かったのである。
また循環注水冷却は、せいぜい格納容器内に核燃料が止まる場合に有効だが、核燃料が格納容器外に殆ど出てしまうと、今度は冷却事態が管理できなくなる。
溶融した核燃料は依然として崩壊熱を有しているから、冷却しないと不測の事態も有り得る。
菅首相は、9月29日「国民の皆さんに2つのことが報告できることを大変うれしく思っている」と記者会見したが、何処がうれしいのか理解出来ない。
要するに福島第一原発は、次の困難なフェーズ、即ち確実にINESレベル10とも云える状況に陥ったのである。

最早、原発は造れないだろう。
原子力発電は終わったのだ。】

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 真夏の夜の怪!?    只今

2011年07月31日 17時14分10秒 | Weblog
 古賀茂明さんのツイートにこうありました。
 「19時30分に外出先から帰宅したら停電。周囲のお宅は全て異常ナシ。
  東電に電話したらオペレーターが、1時間で担当が来てくれると言ってくれた。
  後から別の男性が“停電が多発しているので、いつになるかわからない”と言ってきた。
  さっき電話したら、あと二軒あるとのこと」(30日21時13分)

 このツィートを見て古賀さんに電話した東京新聞・長谷川さんのツィート。
 「古賀さんと電話。東電の人間が古賀さん宅にきて、いましがた電気がついたとのこと。
  だが、“漏電の危険性があるので、お宅のリスクで電気を使用してください”
  と言われたという」(22時40分)
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高校野球・愛知大会決勝戦は・・・   らくせき

2011年07月31日 08時50分58秒 | Weblog
高校野球、愛知県大会。
決勝戦は伝統校の名電VS無名の至学館。
9回裏、一点差、2死満塁。
名電にヒットがでれば、逆転サヨナラ・・・

この手に汗にぎる場面で、至学館のピッチャーは
実に落ち着いていました。
守る選手には笑顔まで・・・
見事、ショートゴロに打ち取ってゲームセット。

一時間半の雨による中断。
この間、座禅をして心を落ち着けていたといいます。
緊張する場面で、普段の力が出せるのはスバラシイ。
大人だなあ、と感心しました。

私などは、ゴルフでも、ここ一発という時、
心臓がドキドキして、筋肉が硬くなって・・・

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この国のかたち    らくせき

2011年07月30日 08時50分39秒 | Weblog
原発について経産省が、推進する方に
積極的に加担していたということが
白日のもとにさらされた。

公平という原則は、どこに?

第三者という立場で議論する場がないという
状況が、とても危険。

本来はマスコミが果たすべき役割であったが
マスコミも権力の一翼を担うようになって
バランスが崩れた・・・

新しい国のかたちを、どうつくっていくのか?
難しい曲がり角に立たされている。


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放射能汚染は想像以上です。     あんころもち

2011年07月28日 23時38分32秒 | Weblog
 お久しぶりです。
 ずーっと書き込んではいませんでしたが、ROMはしていました。
 7月27日、衆議院厚生労働委員会で「放射線の健康への影響」について述べた参考人・児玉龍彦氏( 東京大学教授 東京大学アイソトープ総合センター長)の意見陳述がネットで見聞できます。
 この人は御用学者ではない方の人で、「プルトニュウムを飲んでも大丈夫」といった同僚の東大教授をちゃんと批判しています。
 この陳述で注目すべきは、どこそこの箇所が〇〇シーベルトといった点としての数値の問題は統計的なまやかしで、本当に問題にすべきは地域全体の総量的な放射能の蓄積だということです。局部的な除染では解決しない面や空間の汚染ということです。
 胎児や子どもたちへの長期にわたる影響もわかりやすく説明しています。
 これを聞くと、事態はチェルノブイリより軽いといった生半可なものではないことがよくわかります。
 ご参考までに。

  http://www.youtube.com/watch?v=O9sTLQSZfwo
  または http://t.co/2HAFKkk
  双方とも同一の内容です。
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自信満々の九電会長       只今

2011年07月28日 16時43分33秒 | Weblog
九電のメール問題を調査する第三者委員会の郷原信郎弁護士(辞め検)と九電会長・社長の三人が記者会見した模様を
28日の『西日本新聞』が報じています。
 それによると、社長からの辞表をポケットにしたままの松尾会長は東電の勝股会長同様、霞ヶ関を初めとする政官財のみならず
※マスコミもいまだ掌握しているという満々とした自信がみてとれます。
 以下は、その『西日本新聞』の抜粋紹介です。

 =松尾会長は百人を超す報道陣を前に、おうような笑みを浮かべた。
  2週間前、やらせ問題を〈社会常識〉に反すると総括した真部社長の会見とは一変。この日のトップ二人には、責任の自覚は見えなかった。
  記者が重ねて問うた。「辞任届けを自分の一存で伏せているような会社に、原発の運転を任せて大丈夫と住民は考えると思うか」。松尾会長は「九州電力はとりわけ信頼できる会社だと思われている」と言い切った。
 郷原信郎委員長は、「大震災以後も変わらない九電の体質に問題がある」と問題の背景を指摘した。

 * この問題を大手各紙は、「社長の辞表は会長一任」と殆ど一段記事としている。
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随筆  「ハーちゃんと黒猫」(リメイク版)  文科系 

2011年07月28日 10時12分40秒 | 文芸作品
  ハーちゃんと黒猫  
                                  
 間もなく十か月になる孫のハーちゃんは、わが家の黒猫・モモに異常な関心を有している。まだハイハイができなかったころからのことだ。そして今続いている場面は、こんなふうだ。
 わが家に来訪中(週に三~四度は来ている)にモモの声が聞こえたとする。たちまち顔色が変わる。いつも笑っている彼女が急に目をしかめ加減にして、一種厳粛な表情、体勢を浮かべる。大人で言えばさしずめ「今、何か重大事態が起こった」と、そんな感じだ。その顔で、辺りをきょろきょろ見回す。その時にモモの姿が見えようものなら一騒動だ。猛烈なハイハイで追いかけていく。たいていは「オー、オウ」という感嘆詞を伴いながら。この迫力にはおおいに迷惑そうなモモの方、ささっと逃げの体勢に入り、たいてい最後は二階へ跳ねて行ってしまう。階段の下のハーちゃん、未練たらしくしばらく二階をのぞき込んでいる。その厳粛な表情を崩さないままで。
 仕方がないから、連れ合いが二階からモモを連れてきて、首輪を保持して抱え込み、座り込むとする。ハーちゃんは例の表情を崩さず、文字通りに「迫る」迫力で急接近だ。このときもおおむね「オー、オウ」が付いている。さてそれなら目の前のモモに触るかというと、これがなかなか。モジモジというか、コワゴワというか、とにかくあまり触らないし、手を取って触らせても指先だけで毛先に触れるようなもんだ。触りたくてしかたないのだけれど、触るか触らないかというこの動作にまた、みんなして笑っている。
 こういう同じことが飽きもせず、慣れもせず、もう一か月も続いてきた。

 さて、そんな一か月の結末としてこのごろ起こったことが、これだ。
 例えばハーちゃんの家というようにモモがいない所で、僕が「ニャーォン」とやる。するとハーちゃん、たちまち例の表情、体勢に変わって、辺りを探し始める。彼女の目の前であえて見えるように動かしている僕の口から出た声だなどとは露ほども思わない様子できょろきょろしている。それほどに、モモの印象が強すぎるということなのだろう。「声の方向」とか「動かしたこの口からこの声が出ている」ということなどが、まだ分かっていないのかも知れない。こんな場面、反応が何日か続いたあと、面白いことが起こった。それは、僕の「ニャーォン」に対して、「お前の声だ」とばかりに僕を見つめるようになった二、三日あと、数日前のことだった。
 モモを目の前にした時のハーちゃん自身が、その擬声を発したのである。それも下手なものだが、二種ばかりを何度も。一つは、「ギャワン」と鋭い感じで、もう一つは「ギャーワーン」と間延びした感じといえようか。この擬声は多分、彼女が最初に覚えた言葉の一つだ。慣れ親しんできた大事な大事なママ、その呼び名とほぼ同時に出たのだから。彼女にとって、モモの印象がそれだけ強烈に続いてきたということだろう。
 そして昨日驚いたのがこれ。穏やかで柔らかい「ギャワン」が連発されているのである。「ヤッター」とか「イイネ」とか、何か嬉しい心を表わす歓声のように。
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保安院の大罪(28) 東京新聞の勧めに、賛同者殺到!  文科系

2011年07月27日 12時26分49秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など

アシュラサイト24日にこんな記事が乗ったら、賛成コメントがどっさり。とても面白かった!

【 兵糧攻めにあっている東京新聞を守って下さい
中日新聞を母体とする東京新聞。「反原発」の記事を掲載しました。反原発の態度のタメ 大手企業が広告から撤退しています。 収入が激減し「兵糧責め」状態です。
権力や既得権益集団が得意のカネでヒトの魂を奪うエゲツ無い作戦で来ています。東京新聞を守ってください。
ローカル紙のようですが、系列の中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井を会わせると日本で4位の発行部数です。日経や産経を上回ります。
新規契約の際には 朝日・読売・毎日 だけでなく東京新聞も選択肢に加えてください(安いのも魅力です)
圧力がかかっているので契約時にはおきまりの「お礼の品」はつかないことも多いようですが… 】

コメントが続々
先ず初めがこれ
『 撤退した大手企業とはどこでしょうか? 原発推進派企業の商品の不買運動を国民で実行しましょう。殺人企業、東電の味方をする経団連の連中も殺人企業です。
東電から膨大な広告料の見返りに、原発推進記事を書いてきた読売新聞も殺人企業です。
東電マネーで当選してきた自民党議員も原発推進政策により福島県を居住不能にした犯罪者です。
今回の事故で、国民の本当の敵が明らかになりました 』

次いで、
『 だから、地方にも発行してくれよ。読みたい奴多いよ 』
『 東京新聞に伝えたい。「四大新聞よりも記事内容のレベルが高いのだから、安い値段でなければならない理由は無い。経営状況によっては値上げもありですよ!」と。
さらに、圧力がかかっていることを紙面で訴えてほしい。隠れている不条理の実体を世間に知らしめることが、社会を良くする一つの方法です 』
『 送料代を支払えば、地方にも送ってくれるのでは?新聞社に問い合わせてみたらいかがでしょう 』
『 電通が見せしめをしている。広告の出稿と世論操作をバーターにしている、国賊企業の悪辣な企て。電通の悪行を負けないで欲しい 』
『 東京新聞は、共同通信関連の記事も多い。地方紙とはいえ、首都圏で100万部で、親会社の中日グループを考えれば、無視できない存在。だから電通も、真剣だ。
東京、中日新聞の広告局には、相当の圧力あるはず。
長谷川幸洋氏以下編集局が、戦っているのでしょう。電通の解体が、民主的国家、自由な報道には必要不可欠ですね 』
『 私も明日から東京新聞です。朝日をやめて東京です。キイキイ云われて契約期間満了まで怒りをこらえ待つこと半年、今日捨て台詞とともに朝日を止めて、少しだけ離れた東京新聞販売店に意気揚々と申し込みに行きました。すると線路のむこうは朝日さんが東京新聞を配達なさるのですみません。本社の申し込み葉書さしあげます。内容がいいなんて、な、なにより嬉しいです、とびっくり顔。私もびっくりしたけれど、明日からの朝日のない朝を思うとほんとにいい気分です 』

僕が成功した購読中止戦術
 さて、前にここに書いたことですが、僕が毎日から朝日に去年切り替えて、3ヶ月でその朝日も止めさせた、その体験談を再掲しますね。

 僕が無意識に名前を書いた「契約書」を振りかざして、「1年は取っていただく」と、まさに上記のように「キイキイ云われて」そのものでしたね。大店店主自らが拙宅にやってきてまでのこと。仕方なしに、僕が取った戦略はこう。
 振り返れば合計5度ほど、その日までの全ての新聞をポリゴミ袋の中に綺麗に積み上げ、住所氏名を書いたお断わりを大書して、販売所の玄関先に返却し続けたのです。すると、2ヶ月かっきりで配達してこなくなりましたね。その2ヶ月の料金はもちろん請求されていません。読んでいないことありありな返し方なのですから、できるはずがありません。
 皆さんもどうぞ。
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偏狭なナショナリズムとは無縁だった 「なでしこ」    只今

2011年07月27日 10時05分41秒 | Weblog
 先の「なでしこサッカー」PKの場面では、この老いぼれ爺も思わず顔を伏せざるを得ませんでしたが、そのハラハラ感とワクワク感をもたらせてくれた「なでしこ」チームには、よくぞ、やってくれた、との万感の思いを……。
しかしテレビ・新聞紙上にあふれたのは、「勇気をもらった」「ニツポン万歳」。
 どこかそぐわない思いがして落ち着きませんでしたが、それらを払拭する語りに出会いました。
 小生の曰く言い難かったその思いを的確に表現してくれた語りの主は、
姜尚中、蓮實重彦、福島大のお三方で、登場紙は共に26日の『朝日新聞』『中日新聞』。 
 
★ 選手たちの思いがけない爽快感にあふれる動きには、「ボールを相手に与えず味方に預け続けること」で見る者を驚かすというサッカーの理想型がみられました。【蓮實】

★ 小気味よいパス、ひたむきなのにふてぶてしいサッカーに、〈勇気〉という観念の入り込むスペースはなかった。【藤島】

★ 一身に国家を背負い、悲壮感すら漂わせる五輪選手に比して、軽やかに爽やかにピッチを駆け回る〈なでしこ〉には、そんなクササは全く感じることはありませんでした。【姜】

   ついでにもう一言。
● 敵味方を問わず彼女たちの動きの美しさを味わってほしい。
  勝利の瞬間に歓喜の輪に加わらず、
米国選手たちと健闘をたたえあった宮間選手の謙虚さにふさわしくスポーツを語りたい。【蓮實】
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社会の木鐸?    らくせき

2011年07月27日 09時16分21秒 | Weblog
NHKのニュースを見ていると、中国の高速鉄道の事故がトップ。
いつまで続くのやら・・・
韓国の新聞に、日本のマスコミは、この事故に熱心と
半分揶揄されている。
重大だけれども、そんなにニュース価値が高いとは
感じられない。

この間に東電の救済法案が通ってしまった。
東電は税金の投入で、安泰。
電気料金や税金で守ってあげるようとのこと。
まあ、国策で国民も加担してきたのだから
仕方ないともいえますが・・・

でも株主の責任を問わないのは片手落ち(これって差別用語でしったけ?)。
原発推進にお金を投じて利益を得ていたのだから
責任を問われても当然なのに。

こうした法律をきちんと報道しないNHKなどは社会の木鐸?
そんな言葉は死語か?


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保安院の大罪(27) 「福島」責任整理の常識  文科系

2011年07月26日 21時45分20秒 | 国内政治・経済・社会問題
 これは、今書いたコメントをエントリーに格上げして補足修正したもの。1945年の敗戦に匹敵する福島原発事故。「これによって証明された長年の犯罪」への責任を今誤魔化すためにこそ、これを続行し続けようとしている勢力に対して、ごく当たり前の正しい整理を提示するものです。誰が考えても、こういうことにしかならないでしょう。第一には、自然災害ではなく、人災であるというそのことを前提として、以下を主張したいと思います。

 夕刊さんの触れてないいくつか (文科系)
2011-07-26 21:38:02

 題名のことをいくつか、です。

 今回のことでは東電が最も悪いのは、自明だ。事故の事後処理を含めれば悪辣と決め付けてよい。よってこの会社をつぶそうがどうしようが、最重要犯罪人のように扱うべきだろう。
 さて次に、この独占会社をここまでつけ上がらせたのは、誰か。50年以上もずっと続いた自民・官僚連合軍だろう。そして、その自民が消えて、永年共犯の官僚だけが残っている現在である。今官僚は、己の積み重ねた犯罪を覆い隠し、そのためにこそ己の権力を死守しようと必死のはずだ。官僚をば、民主党マニュフェストに最も忠実に扱おうとした長妻が挫折させられたのは、こういった確信犯・官僚のその犯罪性を示す典型例である。

 さて次には、つぶれかけた自民政権を支えて、延命させてきた力が存在したと付け加えたい。それが、公明党なのだと断言できる。政治的・現実的力、改善を度外視してきてこの五十年政治的には何事も成せなかった日本共産党よりははるかに「賢い」行為に見えるが、「福島」を起こした一大勢力であることには変わりはない。今となっては、そう言うしかないだろう。 
 こうして僕は、宣言したい。外から見たら、スノッブ、俗物の典型みたいな池田大作。その支配下でこういう政治方向を取ってきた公明党の出版物にモノを寄稿する人の気が知れない。

 なお、民主党が官僚・電力会社に譲歩したのは、公明党と同様にやはり、現実的力を維持したかったからだと、僕は見ている。強大すぎる勢力に譲歩することは、政治的に何事かを実現することを優先すれば、時には必要なことだろう。だからと言って、こんな公明党が民主党を笑うなどとは、これこそ僕はあざ笑いたい。目くそ鼻くそを笑う以上のことだと断言してよかろう。

 その点、四面楚歌の中で「脱原発依存」を叫び続けている菅直人は、この点に関してはよほど改心したのだろうと考えている。立派過ぎて、後光が差して見える。過去の彼はともかく、現在の彼についてはそう語るしかないだろう。「福島」はそれほどに大きいことなのであって、これを機会に改心した(かの)人にこう語ってみても始まらないはずだ。「以前は原発賛成だったくせに!」。今は、口だけでも「脱原発」をいう人はみんな「カム、カム」と声をかけるべき時なのだと思う。国民圧倒的多数の原発方向転換論にも至極かなっていることでもあるし。】
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必見、必聴! 7月27日の衆院厚労委員会     只今

2011年07月26日 04時51分50秒 | Weblog
 7月27日(水)の衆議院厚生労働委員会で、
 「放射線の健康への影響」をテーマにした参考人陳述が開かれます。

 陳述人は、これまで「放射能に心配があるとあるとすれば、それは心配することです」
との一点張りを繰り返してきた〈大丈夫センセイ〉派の
 唐木英明(東大名誉教授)と長滝重信(長崎大名誉教授)。
 
 このお二人に対するは、
 小出祐章さんの僚友である今中哲二(京大原子炉研・助教)
 放射能除染に取り組んでいる児玉龍彦(東大アイソトープ総合センター長)
 そして原発問題愛知県連絡センター代表の沢田昭二(名大名誉教授)

 この2対3という人選はどうしたことか、
 という疑問に対して聞こえてきたのは、
 『現在のような段階になっても、出席するという〈大丈夫〉派のセンセイは、
 さすがにいなかったんじゃないのか』
 
   
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随筆 「ハーちゃんと黒猫」  文科系

2011年07月24日 11時05分03秒 | 文芸作品

 間もなく10ヶ月になる孫のハーちゃんは、わが家の黒猫・モモに異常な関心を有している。まだハイハイができなかったころからのことだ。そして今は、こんな場面が続いている。
 わが家に来訪中(週に3~4度は来ているだろう)にモモの声が聞こえたとする。たちまち顔色が変わる。いつも笑っているような彼女が急に目をしかめ加減にして、一種厳粛な表情、体勢を浮かべる。大人で言えばさしずめ「何か重大事態が起こった」と、そんな感じだ。その顔で、辺りをきょろきょろ見回す。その時にモモの姿が見えようものなら一騒動だ。猛烈なハイハイで追いかけていくのである。たいていは「オー、オウ」という感嘆詞を伴いながら。この迫力にはおおいに迷惑そうなモモの方、ささっと逃げの体勢に入り、たいてい最後は二階へ上がって行ってしまう。ハーちゃんは階段の下から、恨めしそうにしばらく二階を見上げている。その厳粛な表情を崩さないままで。
 仕方がないから、連れ合いが2階からモモを連れてきて、首輪を保持して抱え込み、座り込むとする。ハーちゃんは例の表情を崩さず、文字通りに「迫る」迫力で急接近だ。このときもおおむね「オー、オウ」が付いている。さてそれなら目の前のモモに触るかというと、これがなかなか。モジモジというか、コワゴワというか、とにかくあまり触らないし、手を取って触らせても指先だけで毛先に触れるようなもんだ。触りたくてしかたないのだけれど、触るか触らないかというこの動作がまた、とても面白い。
 こういう同じことが飽きもせず、慣れもせず、もう一か月も続いている。

 さて、関連してこんなことがこのごろ起こった。
 例えばハーちゃんの家というようにモモがいない所で、僕が「ニャーォン」とやる。するとハーちゃん、たちまち例の表情、体勢に変わって、辺りを探し始めた。彼女の目の前であえて見えるように動かしている僕の口から出た声だなどとは露ほども思わない様子できょろきょろしている。モモの印象が強すぎるということなのだろう。それとも「声の方向」とか「動かした口から声が出る」ということなどが、まだ分かっていないのか。こんな場面、反応が何日か続いたあと、面白いことが起こった。僕の擬声なのだと学んだらしく、擬声に身構えなくなって2~3日後の一昨日のことだった。モモを目の前にした時のハーちゃん自身が、その擬声を発したのである。それも下手なものだが、2種ばかりを何回か。一つは、「ギャワン」と鋭い感じで、もう一つは「ギャーワーン」と間延びした感じといえようか。この擬声は多分、彼女が最初に覚えた言葉の一つなのだ。慣れ親しんできた大事な大事なマンマやママの呼び名とほぼ同時にこれが出たのだから。彼女のなかで、モモの印象がそれだけ強烈に残り続けてきたということだろう。
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『中日ー東京新聞』 と 『しんぶん赤旗』      只今

2011年07月24日 08時56分42秒 | Weblog
●【電力業界役員 35年前から自民党に個人献金】
   と報じたのは今日(24日)の『中日ー東京新聞』。
   このこと[朝、毎、読、日経]各紙は報じず。共同通信発ゆえということであれば情けないと思うのみですが、
   他の事情あるとするなら由々しきこと。

●【エネ庁が原発報道監視。補正予算にも8千3百万円計上】   
  と報じたのは昨日(23日付)の『中日=東京新聞』。
  同じく、[朝、毎、読、日経]各紙は報じず。
 
●しかしこの「エネ庁原発報道監視」は、7月14日付『しんぶん赤旗』が既に報じている。
  そこには、「収集する記事は、朝日・読売など全国紙や・日刊工業など専門紙、原発立地の地方紙など約30紙」
  との記事もみられる。
  『しんぶん赤旗』の面目躍如。
  同時に、後追いであれ「エネ庁原発報道監視」記事を一面で報じた『中日ー東京新聞』に拍手。
   東京での名声いよよ高まると聞き、同慶の至り。

●『しんぶん赤旗』を評価しますが、しかしこれは一体どういうことなのでしょう。

 それはこれまで原発推進の第一人者として、高木仁三郎さんや小出祐章さんなどを散々罵倒してきた石川迪夫・日本原子力技術協会最高顧問を、写真入り五段囲み記事として紹介したことです。

 見出しは「政府の認識の甘さに危機感」というものですが、それは「私は福島原発の溶融については、早い段階で断定していたので驚きはありませんが、むしろ政府の認識の遅さ甘さに重大な危機感を覚えます」という発言からとったものとなのでしょう。 

 その内容は次のようなものです。 
「今は一糸乱れず動く〈軍隊〉が必要です。
 東電、日立、東芝の職員、専門技術家の集団が軍の中心になります」
 
 また7月20日付の【仕分けの蓮舫氏に怒り w杯優勝のツィッター炎上】という見出し記事。
 内容は、「なでしこ、すごいです」とツイッターに記した蓮舫氏に反発する声が殺到したことを報じた記事ですが、
  その結びにあったのは「これは、身から出たさびといえそうです」。
 
 これらの記事の思惑は何なのでしょう?
 「敵の敵は味方」といった単相なことなのでしょうか。
 それとも、脱原発の流れを大きくしようとする遠大な構想の一環なのでしょうか。
 
  
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今日アナログ放送終了ですが・・・    らくせき

2011年07月24日 08時43分26秒 | Weblog
東北3県を除いて、今日でアナログ放送が終了。
放送局に勤めていたので、この日の来ることは
覚悟していました。

お国の政策で、また切り捨てられるテレビ難民が
出ることが避けられないようです。
電機業界が喜ぶ政策ですが、
本来の目的は電波の有効利用。

デジタルにすると電波に余裕がうまれて
国民に資するというのが大義名分でした。

しかし、そんな気配は感じられません。
たとえばNHKの教育は、3チャンネルもの
電波を使っています。
これではなんのためにデジタル化か?

技術革新が社会に還元されないままです。


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