九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

スペイン、敗退!   文科系

2012年07月31日 | スポーツ
 スペインが2連敗! 予選リーグ敗退! 世界20位の日本に負けたのはともかく、ホンジュラスって最近の若手が強いにしても、調べたら63位の国だ。早くに失点して焦ったというのが手に取るように分かる気がする。サッカーでは良くあることだ。
 サッカーって、スペイン・日本戦を見ても分かるように、ボールを7割近く保持しても、1発のカウンターかセットプレーで負ける時もある。アジア勢相手にはダントツでキープできる日本がたまにやられるケースでも、こんなのが多い。最近のワールドカップアジア予選でウズベキスタン、北朝鮮に負けたのもそんなゲームじゃなかったか。こういうゲームを観戦している時には日本に対して「もっとシュート打てよ!」といつも叫んでいるはず。なまじっかパスがおおいに回るから「もっと良いチャンスができる!」と見てパスを選び、シュートを打たない。パスが回る分、自信を持ちすぎて相手を侮るとかの心境すら生まれているのかも知れない。その結果として、終わってみればシュート総数は相手よりもかえって少なくなるとかの事態もよく起こるのだ。日本対スペイン戦を僕はそう見た。
 
 さて、サッカー好きの間で、予想が実にかまびすしくなった。なんせ、明日のホンジュラス戦に弾き分け以上なら、準々決勝の相手がブラジルでなくなって、エジプトかベラルーシになるからだ。最近の戦績は、エジプトには1勝1敗。ベラルーシにも1勝。それも、この代表の守備が現在よりはまだ不安定な頃のことだ。なんせこのチーム、この2~3戦でどんどん守備が固まっている。そのことはここでも29日に触れたとおりである。ちなみにこれは余談だが、この守備強化について吉田麻也のイニシアティブがとても大きいから、これがA代表に与える好影響を甚大だと見て、僕は内心ほくそ笑んでいる。

 さて、油断は禁物だが、これに勝てばベスト4,準決勝である。相手は前にも見たとおりに、メキシコと見る。あのチームは、パスも回せるしシュート力も凄くって、おまけに遠くからでも打ってくる。たとえこれに負けてもウルグァイと銅メタルを争うことになるのだが、今だったらメキシコと互角に戦えるとも思う。メキシコには先取点さえ与えなければ、最後にまた走り勝てると。
 これが、いつも全く当てにならぬ僕の予想だ。
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                 とり急ぎ訴えます。     只今

2012年07月29日 | Weblog
      ●毎日放送の「たね蒔きジャーナル」
       が中止に追い込められそうな状況になっています。
       毎夕、小出祐章さんに電話で話を聞いたりして話題をよんでいる番組です。

      ●NHK「クーローズアップ現代」の国谷祐子キャスターは、
        この25日、水俣病患者を〈真に救済〉するための訴えを
         翌26日には、原発止めろの「声をあげ始めた市民たち」に注目しよう
        との呼びかけをしました。
         これに対して、「偏向」「美化するもの」といった抗議が
         ネトウヨを始めとして沢山寄せられているようです。
         国谷キャスターの困惑顔を思い浮かべると、居たたたまれないような思いに囚われます。

      ●テレ朝「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスターは、3月12日の番組で発言しました。
        =原子力ムラというその存在の根本を徹底的に議論しなくてはいけないのではないでしょうか。
         私はこの番組の中でそれを追求していきます。
         もし圧力がかかって、番組を切られても、私は本望です=
          ※官邸前デモについて何故採りあげないのか、という宝島社の質問に対して
           朝テレは「他局よりしっかり報道していると自負しています」。他局は無視、

  ★ 以上のような状況に対して、私はこれまでどうしていたか、
     憤激する番組には、反対という声
     (しかしそれは、紋切り型。印刷されたハガキ投函という動員型)あげること多かったのですが、
     よくぞ報道してくれた、という時には
    “よかった”という声を届けること、なかった。
     支持されることは、関係者にとってはとても勇気づけられること…。

     毎日放送は「ちゃまち広報室」。テレビ朝日は「広報部」を検索すると、
     意見・感想が簡単に述べられます。
     
  ★新聞も同様です。
   財務省は4月のホームページに、朝日新聞と東京新聞に対する抗議文を載せました。
   内容は、「脱官僚の動きを封じるような動きをしたことはない」。
    朝日と違って政官財に多彩なパイプを持たない『東京=中日新聞』を、
    多彩な市民の力で支えたい、と思うことや切・
     
     

    
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五輪サッカー代表、守備激変のこと  文科系

2012年07月29日 | スポーツ
 別の所にスペイン戦の前に書いた標記の記事を転載します。吉田麻也を中心とした今の代表の守備強さを解説しているつもりです。

【スペイン戦 ニックネーム:文科系 投稿日:2012/7/24 19:03:39
 明後日、いよいよスペイン戦。そんな今日、改めてメキシコ戦の総括書を読んだ。今週号「ダイジェスト」の関連部分だ。スペインと当たる「ご祝儀相場」と割り引いて読んでみても、なかなか説得力がある。特に、直前にここに紹介した後藤健生の観戦記内容と評価が合致していたことでもあったし。
 最新ダイジェスト記事に、吉田麻也の記事がある。なるほどと思いながら読んだ。彼が、非常に大きい役割を果たしていたようだ。しかも、初めて知ったのだが、あのもの凄いシュートを決めた敵マルコ・ファビアンはトゥ-ロン国際大会優勝の立役者にして、得点王と知れた。こういう彼の1得点だけに抑えた日本DF陣って、なんか凄くない!!?
 記事の見出しなど、さわり部分を抜粋してみる。
『トゥーロンで敗退した後、一様に顔色を失っていた守備陣が見違えるような表情を見せている』
 べラルーシ戦後の権田の声。
『麻也は周りに対してずっと指示を出している。要求の質も高いし、チームを機能させるような声を出してくれる。そういう選手がいると、相乗効果で周りもどんどんレベルが上がってくる』
 メキシコ戦後の鈴木の声。
『マークの受け渡しのところで、リスクマネジメントのための声を出していました。ボールを失った時に相手のカウンターを潰せるように、マイボールの時から細かくポジショニングを指示してくれて。だから、僕も宏樹にどんどん声をかけるようにしました』
 というように、吉田の声は非常に細かく、その相乗効果的影響も甚大なようだ。もともと日本は真ん中から上は守備も含めてとても強力なのだし、スペイン相手にもひょっとするとと、嬉しい発見だった。トゥーロンの優勝者メキシコを1得点に抑えたというのは、どれだけ評価してもしすぎではない。バルサだって、アルゼンチン代表のメッシだって、現代サッカーの全員防御体制はなかなか敗れないのだから。】

【ナンバーウェブよりニックネーム:文科系 投稿日:2012/7/24 20:23:19
 いろいろ書いてきた吉田麻也のことで、こんな記事があった。ナンバーウェブの記事だ。参考になった。

『移籍へのアピールだけではなく、“威厳”を身に付けるために
 当然、代表への熱い思いだけで五輪出場を決めたわけではない。「もちろん五輪で活躍して、今よりも上のレベルのクラブに移籍するためのアピールになればいいという思いもあります」と、包み隠さず正直な気持ちも教えてくれた。ただし、それが今回の出場を決めた、第一の理由でもないのだ。
 吉田には、もうひとつのモチベーションがあった。
「センターバックとしてプレーしていく上で、必ず身に付けないといけないものがある。それは“威厳”。見ている人も、今の僕からは程遠い印象と思うでしょうが、今後これまでとは違う存在感を出していくためにも、この大会はチャンスだと捉えています」
 尊敬する名守護神から投げかけられた言葉。
 ユニークな性格でサービス精神も旺盛。A代表でもムードメーカーとしてチームを盛り上げている。だが、その一方で、吉田はある尊敬する選手から、常々こんな言葉を投げかけられていた。
「将来的には代表DFの中心としてプレーしていってほしい。ただ、そのためにはもう少し選手としての“重み”を身に付けないといけない」
 こう諭したのは、GK楢崎正剛。日本代表の先輩であると同時に、名古屋グランパスでプロデビューを果たして以来、公私ともに世話になっているよき理解者でもある。吉田は今後、自分のキャリアをさらなる高みへと進めていく上で、偉大な先輩の指摘をしっかりと受け止める必要を感じている。』

 ファギーがベタベタに褒める香川と同じで、大変頭の良い選手だと思う。】

 この五輪サッカーの優勝候補はスペイン、メキシコ、ブラジルと言われてきた。そのうちのスペイン、メキシコと最近戦った2ゲームで失点1の日本守備って、本当に強いのだ。日本の歴史に存在しなかったようなチームと呼んでも良いだろう。日韓ワールドカップ代表監督トルシェはいつも叫んでいた。「日本サッカーには守備の文化がない!」。オランダという戦術に長けた国でチーム守備を率いてきたに等しい吉田麻也が悩んでいた若手に溶け込んで、もの凄い化学反応が生まれたと言うことができよう。

 
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保安院の大罪(83) 東電流「映像公開法」?  文科系

2012年07月28日 | 国内政治・時事問題

 本日の中日新聞記事をまたお伝えしたい。
 昨日の前回分(82)で見た東電テレビ会議映像が公開されるようだが、それについて2面に内容が載っている。見出しはこう。『来月6日から公開』『事故後150時間分を「30時間で見て」』。この記事内容は概要こうなっている。

 6日から5日間、本店内で報道陣に公開するというのだが、一社につき一人に限定して、30時間だけ見せるというものだ。おまけに、この公開とは別にこんなことをすると言う。大幅に短縮した、モザイク付きの映像を提供すると。中日新聞の評価はこうだ。
『150時間分ある映像をわずかな期間でチェックするのは困難で、事実上の非公開ともいえる』

 こんなのは、アリバイ作りよりももっともっと酷い。ダイジェスト版による東電の大宣伝だけは一般に向けてなされるというのだから、世論ねじ曲げ意図中心とさえ感じられる。こんなやり方では、元の150時間分が偽造、編集されていないかどうかすら確かめることもできない。今まで隠していたものを出してくるというのはむしろ、念入りな偽造編集を疑うのが常識とさえ言えよう。
 これほど人々を巻き込み、痛めつけた大事故を起こした会社の重要な証拠書類を公開させることもできない国家とは、一体何なのだろう? この仕打ちについて僕は、保安院など官僚の入れ知恵があるに決まっていると確信している。これだけ国家存亡がかかった「重罪犯」なら普通、国家が恐くって仕方ないはずだからだ。国家(の一部)が陰で支えているのでなければ、こんな大胆不敵な行動が取れるわけがない。日本社会(規範)は一般に村社会(規範)優勢だが、「ムラ」が牛耳る国家社会には、公共や公正、正義はなく、暴力だけが存在すると言うことだろう。権力が暴力に転化するって、北朝鮮と同じじゃないか。こんな恐い化け物は他におらんぞ!
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モロッコ戦とホンジュラス戦  文科系

2012年07月27日 | スポーツ
 五輪男子サッカーは、スペインに勝った。奇跡的という向きもあるが、選手たちは案外冷静に臨んでいたようで、こんな感想さえある。オーバーエージ二人が入って、このところ見違えるように急に良くなった守備陣の砦、権田の言葉だ。
『(序盤からスペインにボールを支配されたが)相手に回されているってよりも相手に回させているって感じだった。だから僕らは全然焦れることなくできた。怖い位置で回されてないし、シュートもそんなに打たれてなかった。最後のところでつぶせているし、ああいった戦いをしようというのは最初から分かっていました。後ろでパスを回すんだったら好きなようにさせて、僕らは網を張ってという感じで統一されてできたんで問題なくやれた』
 この感想、ついこの前のメキシコ戦勝利と同じもののように思えたのは、僕だけではないはずだ。この権田もメキシコ戦に次いで得点を入れた大津も、本気でメダルを取ると豪語しているのである。

 さて、グループリーグ残り2戦、これを1勝1分けなら首位勝ち抜けが確定して、次は多分エジプトと当たる。これに勝てばベスト4で準決勝の相手は多分、ついこの前に勝った強敵・メキシコ。ここでおそらく負けると思う。今回のこのメキシコチームは、スペイン、ブラジルと並んで優勝候補の一角なのであって、二度目は勝てないと見た。守備が見違えるように良くなった日本だが、メキシコは中距離シュートも含めて恐ろしいほどの得点能力を持っている。

 当面のグループリーグ残り2ゲームを占ってみる。
 この2チームは今の日本ジュニアにはくみしやすいと思う。両チームのゲームを観たが、ホンジュラスは完全に個人技のチーム。モロッコのが組織性が高くて、かなり難敵。でも、あの程度の組織性だったら、組織全般、特に守備組織で日本の方がかなり高い。優勝候補はスペイン、メキシコ、ブラジルと言われていて、そのうち二つに合計1点しか取られずに勝ってきた今の日本なのだから。
 次戦のモロッコ戦を占ってみたい。
 モロッコは組織的攻撃のチームだが、メキシコとスペインを負かした日本とあっては、安易には攻めてこないと思う。よって、まず日本の中央は破れない。スペインでさえ日本守備陣相手にはサイド攻撃に頼ったのだから。サイド攻撃を行う時には、確かにアフリカ特有の身体能力が日本ゴール前で有利になるチームだと思う。が、オランダでやっている吉田が、身体能力がある鈴木、徳永、ドイツでやっている酒井高徳を使って競り合うゴール前はほとんど破れないと観た。トゥーロン国際大会の優勝チームにして得点王を出したメキシコでさえ遠目のシュートしか打てなかった日本チームなのだ。
 日本の今の攻撃は一言で言って鋭い。落ち着きと余裕が足らぬ気がするが、守備が下手糞なモロッコ、もっと下手と思われるホンジュラスなら2点は取れる。先制点を取れば、カウンターが生きてくる。高い位置でアタックする敵ボール奪取守備が生きて、この先取点も取りやすいと思う。
 何よりもこのチーム、ひょっとしたら予選は無失点でいくかもしれない。何度も言うように、守備組織が1ゲームごとに見違えるようになっているのである。
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保安院の大罪(82) 保安院主導の悪だくみ『構図』  文科系

2012年07月27日 | 国内政治・時事問題

 東電内のテレビ会議システム映像を、東電が一部公開するようだ。そこで言いたい。国会事故調にさえ、手を加えてないものを全部見せたかどうか判明、証明なしなのである。「国権の最高機関」である国会の事故調にそんな無礼を働けたというところに、先ず重大な疑惑を感ずる。保安院、官僚たちの協力がなければ、こんな無礼が起こるわけがないと確信するものだ。

 さて、そうまでして隠し続けたものを今見せるというのは、一体どういうことか。都合の良い編集を加えたに決まっている。これを全部見せていれば、「撤退問題」で菅と東電とどっちが悪かったかなんてすぐに決着が付いているはずの資料だったのだから。それをずーっと見せなかったのは、全編そのまま出すのは自分らに自信がなかったからだと考えるのが自然だろう。菅直人こそ悪いという意味で自分らに自信があるならば、とっくに見せているはずのものなのだ。それを今見せるというこんなやり方は編集操作など裏があるだろうと疑えて、卑劣だとさえ言える。都合の良い場面、声だけをつなぎ合わせればどうとでも見せかけられるのだ。

 こんな訳で、全部公開でないのなら手前勝手そのもの、そんなものはむしろ見せるべきではない。泥棒が自分の犯行を自分の今後への参考のために全部ビデオに写していた。そのビデオを隠し続けてきて、一転してやっと出すという時、誰がそんなものを信じるだろう。この例えと、東電がやってきたことと、どこが違うというのか。
こんな所業は全て、事故直後の初めからのこういう狙いに決まっている。
「想像を超えた不可抗力の原発災害をここまでこじらせたのが、菅直人。彼の責任をこそ問え」
 その菅直人こそ、当時の内閣で唯一反原発に姿勢を変えた人物であって、加えて、事故以降の事実を東電以外では最もよく知りうる立場にあったということなのだ。こういう人物に原発事故地獄絵図の責任を全て被せて葬り去ることができるならば、一石二鳥で、こんな目出度いことはないと、そんな狙いを感じてならないのである。

 嘘も百編言えば信用されると言うが、原発村が作るこの日本はどうも嘘の暗闇になってしまったようだ。もっとも新自由主義社会には、「公共」「その担い手」などもう存在しないと言った方が良いのだろう。官僚が率先して、国権の最高機関をすら騙そうというのは、これはもう「暴力」と言うべきであって、国権がそんな暴力に晒され始めたら、「公共の担い手」などもう存在しない社会ということだろう。ちょうど、国家が国際金融資本に限りなく浸食さているギリシャやユーロには、公権力など有名無実で、半分存在しないのと同じようなものだ。いずれも、新自由主義社会だからこそ大手を振ってできることなのである。
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                 〈原発ムラ〉 おおっぴらに宣戦布告、               只今

2012年07月26日 | Weblog
             “なでしこ白星”の報に沸く7月26日夕方、
                  二つのことが顕わになった。
  
   (1) 関電社長の「次は高浜原発の再稼働を」の発言に対して、枝野経産相は「不快な発言」と批判。
       それに対して関電会長は、「何がオカシイのですか? 私どもとしては当然の発言…」

   (2) 原子力規制委員会の初代委員長に田中俊一(元原子力委員会委員長代理)氏をあてる人事案が
      先程、国会に提出された、という。
      国会の同意を要する人事は、事前に漏れた場合は無効というルールを破って、
      その人事は『読売』『日経』が報じた通りのものである。しかしこのことについては、
      「官房長官と細野環境大臣を首相が文書で厳重注意」(26日夕刊)して自公も了承。

       委員長の田中俊一、委員の更田豊志、中村佳代子、大島賢三、島崎邦彦氏のうち
       田中、更田、中村の三氏は、原発再稼働派。大島、島崎両氏は中立。
       委員会(審議会)の人員は、少人数の場合は五人か七人か九人。そして採決結果は、委員長採決による。
       委員構成が多い場合は、「20名を選ぶ時には、行政が考えている方向に〈反対〉の人2、3人。〈どちらでもいいという人〉
       と〈賛成〉の人を三分の一づつという構成とする」=『朝日新聞』

      候補とされている委員については、どんな人かネツトで調べてみてください。

      




   
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保安院の大罪(81) 「保安院もぐるの悪だくみ」  文科系

2012年07月26日 | 国内政治・時事問題
 週刊朝日の8月3日号にこんな記事が載った。
【 6月の株主総会を経てトップに就任した東電の下河辺和彦会長は、7月23日に政府の事故調査委貝会の最終報告書が出た後にも、「テレビ会議」の映像を公開する方針を明らかにした。
 遅まきながら、それまで社員らの「プライバシー」を理由にかたくなに公開を拒んできた姿勢を、ようやく転換するというのだ。

 東電内のテレビ会議システムは、事故のあった昨年3月中、東電本店や福島第一、第二の免震棟などを結んでいた。現場を指揮する吉田昌郎・前所長と本店幹部らが、時々刻々、変化する原子炉の状況をめぐって交わした、生々しいやりとりが収められている。
 ところが公開には、おかしな条件がつきそうなのだ。とりあえずのところ、公開は報道機関に限定。基本的には映像や音声を修正せずに閲覧する形をとるが、放送用には要約版を別につくり、そこでは「プライバシー」に配慮するため、モザイク処理などの加工がされる見通しだという。

 さらに映像をめぐっては不可思議なことがある。
 昨年3月15日早朝、菅直人前首相自ら東電本店に乗り込み、清水正孝元社長ら幹部を厳しく叱責したとされる場面の音声が残っていない、とされる点だ。
 肝心な部分の音声だけが消えている。そんな不自然なことが果たしてあるのか。この「欠落」にこそ、東電が映像の公開を渋るカギがあるとみるのは本誌でおなじみ、福島第一原発(フクイチ)最高幹部である。
「本店がビデオを見せたくない理由はいくつかあるようです。そのひとつが、国会事故調などでも問題になった、本店が一時、全面撤退を検討したとされる問題です。清水元社長が頼りない受け答えをしている映像が一部、残っているという話がある。これでは官邸が誤解するのも仕方がない内容だと言います。菅前総理の過剰介入が批判されていますが、本店だって批判されてもやむなしというところがビデオにはあるようです。公開すると、事故はあくまで津波によって起き、その対応が遅れたのは官邸の責任だという本店のストーリーに合致しなくなるからだとも聞いています」】

 当時を振り返って、細野豪志元内閣補佐官がある所でこう語っている。これを読んでも、上の文章が以下のような「菅政権の歴史的な評価」に関わる重大問題、焦点なのだと分かる。

【私は菅直人という政治家の生存本能というか生命力ってすさまじいものがあると思っていて、この局面で我が国が生き残るためには何をしなければならないのかということについての判断は、これはもう本当にすさまじい嗅覚のある人だというふうに思っているんですね。その判断は菅さん以外の人がやっていて、あそこで統合対策室をつくるというところまで言い切れるかどうか。さらには東京電力の現場が放射線量が上がって危ないというときに、我々が何を考えたかというと、ここで残れということは彼らが命の危機にさらされるかもしれないと思うわけです。私は、「残れ」と言うことに関してはちゅうちょしました。言えないかなと。どういう判断をしたらいいのかわからなかったんですね。それに対して菅総理は、何のちゅうちょもなく「撤退はあり得ない」と言ったわけですね。この菅直人という政治家が持っている、撤退はあり得ないし、東電に乗り込んで法律には書いてないかもしれないけれどもそこでやるしかないんだという判断は、私は日本を救ったと今でも思っています。
 ですから、皆さん大げさに聞こえるかもしれないけれども、菅政権の歴史的な評価というのはまだ片がついてないと。菅総理以外の総理があそこで判断を迫られた場合に、あの判断ができた人がだれなのかというのは、私はわからないですね。そういう判断でしたから、それが法律にのっとったものかどうかということでいうと、その議論は全くありませんでした。もうやるしかないということです。ですから統合対策本部の下に、失礼、原災本部の下の組織にしようとかいうことも、これは率直に言うと後から決めた理屈です。】
 当事者・細野のこんな声を聞くにつけても、菅直人首相に原発事故の大罪を転嫁しようとする奴等の策謀が強く感じられてならないのである。例えば、菅直人が首相でなかったら浜岡は今も動いていたろうし、再稼働反対機運ももっと小さかったはずではないだろうか。よって、7・16とか、金曜デモとかも、ここまでには広げられなかったのではないだろうか。

 さてさて、こんな総括もいい加減なままに、現在国会で原子力規制委員会人事が決まりつつある。この新たな組織・人事は日本の今後の運命にとってもの凄く重大な問題だと観ている。保安院よりも大権があって重要な、省庁ではなくって「委員会」? 非専従の人々にこんな大役がそもそも務まるのか!? 3/11事故の総括・教訓・懲罰などをも含めて、官僚の言うがママになるという今後の方向が危惧されてならない。その次第、訳は、6月16日拙稿「大罪72、ますます関東軍化」を参照されたい。バックナンバーの出し方はこうです。右欄外最下段の当該年月をクリックすると欄外最上段のカレンダーがその月のものに替わっているはずだから、16日をクリックしてその日のエントリーを全部出すというやり方です。
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新聞の片隅に載ったニュースから(39)  大西五郎

2012年07月25日 | Weblog
大西さんの「新聞の片隅に載ったニュースから(39)」です。   らくせき

  ウミガメ上陸を確認 辺野古海岸アセス評価と反対(2012.7.25毎日新聞)

「米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)を県内移設する予定地の名護市辺野古の海岸に、
絶滅の恐れのあるウミガメが頻繁に上陸していることを沖縄防衛局で確認していたことが
24日、分った。
防衛局は、昨年末に提出した環境影響評価(アセスメント)の評価書で『移設で消滅する
海浜はウミガメの上陸に適していない』として影響は限定的と結論付けていた。
今回判明したのは反対の結果で、アセスの信頼性を揺るがし、移転問題に影響を与えそうだ。
ウミガメのアセス対象期間は07~08年だった。共同通信が対象期間後の10~11年に防衛局が
辺野古周辺で調査した海の生物の報告書を情報公開請求で入手した。
報告書によると、11年5月~8月の調査で、いずれも絶滅の恐れがあるアカウミガメや
アオウミガメが上陸した跡を計57件確認した。このうち13件(23%)は、移設予定地の
キャンプ・シュワブ沿岸とその周辺で見つかり、報告書は『上陸数が多かった区域』と
位置付けた。産卵やふ化の有無は調べていない。
アセスの際も同じ範囲を調べたが、この区域は07年6~10月の調査時はゼロ、08年3~10月は
全体の上陸跡の8%で、ウミガメの上陸に適したのは別の場所としていた。防衛局は、
共同通信の取材に『評価書で上陸の可能性がないとしていた場所でも複数の跡が
見つかった』と認めた。
県は昨年提出された評価書に対して『環境保全は不可能』との意見を示した。防衛局は
補正作業を進めている。
日本自然保護協会の大野正人さんは『影響を評価するのに2年間の調査では不十分だった
ことを示している。評価書の結論は覆る』と指摘している。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――   
 記事の引用が長くなりましたが、正確を期すため全文をそのまま紹介しました。
 沖縄防衛局は、沖縄県に提示した環境影響評価書と異なる結果をその後の調査で得ていた
にも関わらず、共同通信の情報公開請求を受けるまでこれを明らかにしませんでした。
本来ならば、評価書と全く違う調査結果が得られた訳ですから、評価書そのものを訂正する
ことを行なわなければならない立場です。姑息な態度と非難されても仕方ありません。
 オスプレイの沖縄配備の問題でも、政府は沖縄県民の反対や訓練飛行コースに当たる
地区への危険性や国民の不安よりも、アメリカの意向を尊重する態度をとっています。
このアセス問題でも、アメリカと合意した辺野古移転を何としてでもやり遂げるために、
それの障害になる情報は隠蔽するという態度です。
 沖縄県は、沖縄防衛局が提出した環境評価書では環境を保全することに重大な疑義が
あるとしています。基地建設関係者と関係の深い業者がアセスの実施を請け負ったことも
問題視されています。この際、担当者の中立性を確保した上でアセス全体をやり直すべき
だと思います。
                                       大西 五郎
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                    変貌した『週刊ポスト』  それは何故?        只今

2012年07月23日 | Weblog
   ●『週刊ポスト』3月9日号特集(85頁)のタイトルは、【被災地と原発の真実】。
    そしてその編集意図は、次のように記してあった。
     「現実以上に過大な被害を吹聴する団体などから〈原発擁護雑誌〉などと中傷もされたが、
      新聞・テレビが絶対報道しない真相を改めてレポートする」
           そしてその内容は次のようなものだった。

     《今でも放射性物質が漏れ続けていると誤解している国民が多いが、放射能禍は予測よりずっと小さかった》
     《放射能被害の恐怖をいたずらに煽る許しがたいNHK特番》

   ●それから五ヵ月を経た8月3日号のメインタイトルは、【国民よ、怒りをもて官邸前に大集結せよ】
      同じ8月8日号の同僚誌『SAPIO』のタイトルも、【脱原発デモだよ、全員集合!】
      この雑誌の中心執筆者は、これまで櫻井よし子、潮匡人氏など。しかしこの号に並ぶ執筆者は
      佐野真一、菅原文太、内田樹、天野祐吉等々。
    
           ★この変化をもたらしたものは、きれいごとの表現しか出来ませんが
            今まで声を発することのなかった人の声なき声(ネット、近所のお喋りなど)
            そして、おっかなびっくり、外に出た
            そうした無数の人が、もたらしたものなのでしょう。
             
     
     
    
    
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なぜこの当たり前の事実が・・・『ル・モンド』記事全訳   あんころもち

2012年07月22日 | 時事問題
 別項で、只今さんが触れていらっしゃる『ル・モンド』紙記事の全訳を見つけました。
 この場では、ほとんどの皆さんが共通にご存知の事実です。
 しかしこれらは、只今さんがご指摘のように大部分のメディア(その代表がNHK)によって無視され続けてきたものです。
 こうした事実を、海外のメディアによって報じられてから慌てて追随する報道関連の人たちは自らを恥ずべきです。
 また、もしそれが、ギリギリまで報道を管制するという「原子力ムラ」の有言、無言の圧力によるものであったとしたら(その疑いは濃厚なのですが)、日本のメディアは二重、三重に恥ずべきですし、また、私たちはより一層、メディアリテラシーの能力を身につけなければならないと痛感した次第です。

 少し長くなりますが、全文を再掲します。

   =======================================


  「原子力とあじさいの花」

 一ヶ月前から毎週金曜日、日本では忘れ去られていた習慣が復活している:デモ。それも週を重ねるごとに参加人数が増えていく。大手メディアはほとんどこの事実に触れない。公共の放送局であるNHKは完全に無視している。一方で警察は、主催者によれば10万から15万人であるという参加人数を十分の一に減らして発表している。

 いったい何が首相官邸前に梅雨時の悪天候にも関わらず若者や若くはない者、家庭の主婦 、サラリーマンやアルバイト、僧侶、有名人や一般人を駆り立てるのか? 福島原発事故から一年と少しが経過した時期の原子力発電所再稼動への反対である。2011年3月11日の津波をきっかけに原発惨事を招いたのは特に人間の職務怠慢であると先日国会の委託を受けた専門家による調査は結論付けたばかりである。既知の事実を公認する形となったこの重たい報告は国家と原発を経営する大企業との間の対立を鋭くしている。

 何十年にも渡って反対者の声は鎮圧され、マスコミに無視されてきた。しかし今日、その一部は人々の耳に届くほどに大きくなってきている。現在行われているデモは、1960年の日米安保条約再調印に対する(遥かに規模の大きかった)デモや沖縄の米軍基地に対して何十年にも渡って続いてきているデモ以来最大規模のものである。それは果たして「紫陽花革命」(紫陽花の花はこの季節に咲く)につながるのだろうか? 7月16日には「さよなら原発」による呼びかけで別のデモが予定されている。船首に立つのはノーベル文学賞受賞者大江健三郎。10万人の参加が期待されている。

 デモの参加者人数をめぐる論争は政府の困惑ぶりを露見させる。行政サイドによる参加人数の過小評価を論破するため、7月6日に反対者側がチャーターしたヘリコプターから撮影された映像は驚異的な参加者数を証明した。異常なほどの警察動員やデモ開催地への最寄り駅である地下鉄出口の封鎖は、参加者を意気消沈させることを目的としている。また大手メディアの「慎重」な報道姿勢は、国にあまりに劇的な反対運動のイメージを与えることを阻止する効果があった。しかしながら参加人数問題を越えて、不満の雰囲気は明らかに感知される。

 世論調査によれば日本人の3分の2は脱原発に賛成している。「さよなら原発」が脱原発のために始めた署名運動は既に7百50万、また原発の是非を問う地方市民投票を求める署名運動は30万を集めている。しかし後者は東京と大阪の行政にはねつけられた。反原発運動は、野田佳彦首相による7月5日大飯原発(西日本所在)の再稼動の決定によって火をつけられた。さらに二基目が18日に稼動されることになっている。他の物もそれに続く予定だ。2011年3月11日以来日本にある50基余りの原発は定期検査のために一基また一基と停止されてきた。この二ヶ月間は全基停止した状態が続いていた。

 専門家達は、今回の再稼動を安全対策不足のため時期尚早であるとする。大飯原発は政府が危険を過小評価する活断層の真上に建っていると言うのだ。福島原発事故前同様、関西電力(Kepco)は大地震の再発しないことを天に祈るのみである。

 反原発運動は社会の発展を反映している。今までの仕組みが破綻し、デモへの参加は個人個人によって行われ、闘争の色は薄い。 人々は社会的ネットワークを介して集まるようになった。1960年70年代の反原発運動の中心は農業や漁業従事者(原発は海沿いに建っている)であり、彼らは自分達の生活様式を守るために闘っていた。さらに1986年チェルノブイリ事故後には女性達が環境保護運動の先鋒となった。

 福島原発事故以来、新たな反原発層が現われた。近年急速にその数の増えた臨時雇用者達である。若者が多く、フレキシブルな労働力という立場から時間に拘束されない彼らは、反原発運動の中に自分達をマージナルな存在に追いやる現在の社会経済体制に対する不満を表現する場を発見したのだ。彼らはまた原子力発電所現場で最も危険な仕事を負っている自分達の同類に共鳴する。ある若いデモ参加者は「停電?自分は貧乏だから電気代未払いのせいで知ってる」と話していた。やや短絡的な論議だが、原発安全神話の崩壊に呼応する「日本の底辺層」の不満を露見させるものである。

                                     フィリップ・ポンス記
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         NHKニュース 突然の様変わり! その真相は?      只今

2012年07月21日 | Weblog
 ●この放送は8分間にも亘るものだった
  
  NHKは20日19時のニュースで、「毎週金曜日に実施されている原子力発電所に反対する抗議活動が、
  20日夜も行なわれ…」というコメントと、「各地に参加者増、その背景は」というテロップを背景にしての  
  詳しい解説を8分間の長きに亘って放送した。
       〔この突然変異ともいうべき放送は、どうして行なわれたのか〕。
 
 ●米国『プレイボール』誌の特派員は、こう語った。
  
  この夜、私はネット放送の〔IWJ 岩上安身〕の後ろに付いて官邸周辺を歩いた。
  交差点で岩上氏はプレイボール誌特派員と出会ったが、会話のなかで特派員はこんなことを語った。
   「先程NHKの記者に “取材したこと、チャンと放送できていますか” と聞くと、
    “上層部のチェックがあって”とか言うので、“負けないで!” と言うと、悲しそうな顔したよ」

 ●仏『ル・モンド』紙の日本マスコミ批判
  
  7月15日、「原発とアジサイ」と題する次のような記事を「ル・モンド」紙は掲載した。
  = 官邸前デモの参加者は、回を重ねるごとに増えているが、しかし主要新聞の扱いは非常に小さく
    NHKはこれを完全に無視している=
   
   さらにこの記事は、「海外主要メディアの日本関連報道」という外務省ホームページに掲載された。  

         〔と、いったことが、もたらしたのだろうか〕
 
 ★ 『中日=東京』を無視できなくなった『朝日』
  
   原発に腰の定まらぬ感のあった『朝日』も、7月19日付に一頁を使っての「金曜の夜、官邸前で」という特集を組んだ。
   見出しは「政官財から無視される怒り 臨界点に達した」
   そして、小熊英二(慶応大教授)と人並みに入ってのルポには、こんな場面がある。

    = 小熊さんが突然、立ち止った。そしてそこにいた人たちにこう大声で呼びかけた。
      “ ここに朝日新聞の人がいます。何か言いたいことありますか? ”
      こちらは一瞬、硬直。あちらは一瞬、沈黙。
      “ もっとしっかり報道してください ” “ 東京新聞に負けてるよ ”
      と声が上がると、歓声と拍手が起きた。大手メディアへの不信を肌に感じる=

          〔こうした一見、無駄にみえるようなことの積み重ねの中で……〕

   
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保安院の大罪(80) もう一つ志賀原発で  文科系

2012年07月21日 | 国内政治・時事問題
 もう一つ、志賀原発1号機直下の活断層問題で、ある記事をご紹介する。本日の中日新聞投書欄コラム「編集局デスク」に編集局次長さんのこんな所感記事が載った。今は中日新聞のこういう記事をどんどん全国に紹介したい気持ちになっている。

【 編集局デスク 
 人知を超える時間

 「志賀原発の活断層再調査」と聞いて、石川県の地元住民らが北陸電力を相手取り、運転差し止めを求めた民事裁判を思い出しました。
 この訴訟では、一審の金沢地裁が二〇〇六年、巨大地震による事故発生の危険性を指摘し、初めて営業運転中の原発の運転差し止めを命じる判決を言い渡しました。その後の上級審でこの判決は取り消され、原告敗訴が確定していますが、その際、耐震設計をめぐり、震源としてクローズアップされたのは原発から二十キロ離れた断層帯でした。
 ところが今回、地震の卵ともいえる活断層の可能性が濃厚と指摘されたのは、1号磯原子炉建屋の直下を走る断層です。北陸電力は一九八七年の1号機設置申請で「活断層ではない」と説明、これに基づき国も審査を通しています。専門家から審査の甘さを指摘する意見が相次ぎました。
 この断層が動いた可能性があるのは十二万~十三万年前とされ、そして使用済み核燃料の貯蔵期間も十万年といいます。それは人類が管理できるのかという根源的な問題に行き着きます。その人知を超えた時を思えば、より謙虚で慎重であるべきだと考えるのば私だけでしょうか。
 (編集局次長・榎本衆)】
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面白いニュースが続く      らくせき

2012年07月21日 | Weblog
オスプレイ。
沖縄県が直接、アメリカに反対の意思表示をすることを決めた。

原発。
官邸前へのデモ活性化。反対の声が大きくなっている。

そんななかで、プロ野球選手会がWBCに不参加を表明。
配分がアメリカに偏りすぎていると・・・

世の中、生きているものだと感じさせてくれるニュースが続く。
ちょっと寂しいのは、原発でもオスプレイでも、
反対運動の方法が、いまひとつ旧態依然としていること。

インターネットを十分にいかし、この手があったか!と相手をビックリさせ、
こちらが元気になるような手を考案して欲しいな。
大河ドラマの清盛じゃないですが、
世の中、もっとオモシロク・・・してくれる人。出でよ。












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新聞の片隅に載ったニュースから(38)   大西五郎

2012年07月20日 | Weblog
大西さんの「新聞の片隅に載ったニュースから(38)」です。   らくせき

   原発の新増設は困難 連合、政策見直し案(2012.7.20朝日新聞)

「労働組合の中央組織で、民主党最大の支持団体である連合は19日、東日本大震災の発生を
機に検討していたエネルギー政策の見直し案を発表した。電力供給を安定させるため
既存の原発の再稼動を認める一方、新増設は困難とし、中長期的に依存度を下げる
べきだとした。ただ、電源の構成比の目標は示さなかった。9月に正式に決める。
連合は大震災までは原発は電力の安定供給に欠かせないと位置づけていた。
見直し案では、現在、停止中の原発については、安全対策の強化や国民の理解を
前提に再稼動を認めた。一方、原発の新増設は、「現時点では困難」との認識を示し、
「着実に進める」としていた従来の表現から方向転換した。電源構成については
再生可能エネルギーを原子力に代わる柱にする必要があるとした。
古賀伸明会長は昨年10月の定期大会のあいさつで、「最終的には原子力に依存しない
社会を目指していく必要がある」と「脱原発依存」を宣言していた。傘下の労組には、
より強硬な脱原発論もあったが、電力の安定供給や国内雇用維持の観点から、
現政権の方針に近い見直し案になった。」

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原発の新増設は「現時点では困難」というのはどういう意味なんでしょう。よく分りません。
「困難だ」というのは「すべきでない」というのではなくて、素直に読めば「新増設すべきだと
思うが、今は反原発、原発再稼動反対の声が強いので、それを押して新増設を主張するのは
困難な状況だ」という意味にとれます。

連合は、「民主党内原発推進派の母体」(2011年6月18日付け中日新聞「特報」)の電力総連
(全国電力産業労働組合総連合、電力会社と関連企業の従業員の組合員22万人)を
主要組合として抱えています。電力総連は「数多くの組合員が原子力の職場で働いて
おり、日本のエネルギー政策の一翼を担っているということに自信と誇りを持っています」
「(福島第1原発の事故も)原因が分っていないのに、原子力発電を見直すべきかどうかの
議論はできない」というような主張を繰り返して、原発推進の立場をはっきりさせてきました。
また「新聞の片隅に載ったニュースから」の21号で紹介したように、東京電力労組の
新井委員長は中部電力の集会で福島第1原発の事故について「(東電に)不法行為は
ない。国の認可をきちっと受け、現場の組合員はこれを守っていれば安全と思って
やってきた」「次の選挙では、原発の反対する民主党候補者推薦を出すかどうかを
厳密に判断していく」と述べました。

記事では「傘下の労組には、より強硬な脱原発論もあったが」とありましたが、むしろ
大震災後も原発擁護の主張をしている電力総連の影響力の方が強く、昨年の定期大会での
古賀会長の「脱原発依存宣言」も後退して、「再稼動容認」の方針を決め、新増設については
曖昧な表現にしたと考えたほうが正しいように思います。
                                       大西 五郎
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