九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「旗」             まもる

2007年12月31日 22時14分45秒 | 文化一般、書評・マスコミ評など
「旗」         城山三郎

旗振るな
旗振らすな
旗伏せよ
旗たため

社旗も 校旗も
国々の旗も
国策なる旗も
運動という名の旗も

ひとみなひとり
ひとりには
ひとつの命

走る雲
冴える月
こぼれる星
奏でる虫
みなひとり
ひとつの輝き

花の白さ
杉の青さ
肚の黒さ
愛の軽さ
みなひとり
ひとつの光

狂い
狂え
狂わん
狂わず
みなひとり
ひとつの世界
さまざまに
果てなき世界

山ねぼけ
湖しらけ
森かげり
人は老いゆ

生きるには
旗要らず

旗振るな
旗振らすな
旗伏せよ
旗たため

限りある命のために


★NHKテレビの今年の墓碑銘という番組で城山三郎の追悼をしていた。
 熱狂的な軍国少年に洗脳され軍隊に志願、そこで組織の暴力性や個を徹底的に否定する現実を骨身にしみて知った彼は、戦後舞台を企業に置き換えて組織と闘う人々の小説を書いた。反戦平和の思想の持ち主であったが組織に参加することは殆んど無かった。
 しかしそんな彼もまやかしの「個人情報保護法」成立時には決然と反対運動の先頭に立った。そして戦争体験からの平和の思いを伝えるべく「憲法行脚の会」に参加し活動を続けた。

 ここに掲げた「旗」の詩は誠実に生きようととする人間の詩である。
 歴史は組織によって動かされる。平和の組織は広げなければならぬ。

 しかし、そうした組織に参加し護憲に余生を割こうととする私にとって、忘れてはならない「詩」だと思う。
 
★この一年間このブログに時々参加させてもらいありがとうございました。
 未熟な考えをさらに未熟な文章で書き散らすため読まれた方にはご迷惑をかけたことと思います。来年は少しは進歩した考えと文章を心がけたいと思います。

**************************************************************************************

★今日現在の投稿数を確かめたら1300稿にもなっていました。
去年の今日が500稿でしたから今年は800の記事を寄せていただいた事になります。
 本当にありがとうございました。来年も実りある議論の場となることを願っています。 「ブログ管理人として」


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一年ありがとうございました。  楽石

2007年12月31日 13時42分45秒 | その他
安倍さんの突然の辞任など、さまざまな事のあった
2007年も大晦日。
小泉さん、安倍さんの政治から少し距離を
置き始めた日本国民。
来年は、どんな年になるのか?
楽しみです。

いろいろお世話になりました。
特に保守系さんには感謝です。
おかげで、頭の錆が大分落ちました。
その他にみなさんの意見も大変に役に立ちました。
ありがとうございます。

では、みなさん良いお年を。

  日本海側は  名古屋は


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保守系さん、年来の質問に答えます  文科系

2007年12月30日 17時38分40秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
保守系さん

年越しと、新年と、ご挨拶痛み入ります。こちらも、改めてよろしく。

さて、貴方年来の最大の質問に、初めてお答えしたいと思います。僕なりのお答えを。

まず、貴方の最大の問いを僕流儀に書き直すと、こういうことなのではないかと考えてきました。貴方の問いかけを以下のような問いに言い直せば、それなりにマットウな質問ではないかと思っています。正当な質問なのに、誰も答えていないものということですね。

「幕末から太平洋戦争までの日本の『富国強兵政策』は、西欧列強に追い込まれてやむを得ず行ったものという側面があるはずだ。それを、左翼などがよくやるように現代の『善悪論』だけで見るのは、西欧も同じようなことをしているわけであって、無理があり、一面的な不当なことではないか。日本が欧米列強の植民地にならなくて済んだばかりではなく、列強と対等の力をもったアジア、アフリカのほとんど唯一の国だという側面を、左翼はどうして見ようとしないのか。それは明治憲法下の大きな功績であるはずの大事なことだろう」
これが、貴方の最も言いたいことなんでしょう? そこでさて。

続きは明日です。
ただし、こういう問題設定は貴方なら絶対にしないはずのことですから、頭に乗らないようにお願いいたします。
貴方は、論敵の強みは全て避けて通り、最も弱いところだけに断片的にしか反論しないという人ですからね。僕は貴方よりも根がずっと、誠実にできているわけなんですよ。相手の最も強いところに反論してこそ、思考が深まると、そういうように考えるタイプなんです。


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たとえ話   楽石

2007年12月30日 09時37分04秒 | 文芸作品
ある処で、殺人事件がありました。
発見が2日遅れました。
間もなく犯人が逮捕されました。

弁護人は無罪を主張します。
まず、事件が起こった翌日の新聞に
報道されていないのは、何故か?
それは、事件がなかったからだ。

弁護人は、さらに証人に、こう語らせます。
証人。
「私は事件のあった場所の近くにいましたが
事件を見ていません」
弁護人。
「だから事件はありませんでした」

  

これって無罪の証明?




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明けましておめでとうございます(保守系)

2007年12月30日 05時44分44秒 | 国内政治・経済・社会問題
文科系さん・落石さんに私の年賀状を送ります。以下に、私は戦前生まれですが戦前を知りません。亡くなった父母はあの大東亜・太平洋戦争の開戦を支持したのだろうか?軍人であった二人の義兄はどういう気持ちで戦地に行き、戦ったのだろうかを聞いていません。今となっては、ビデオを見、本を読んであの戦争に思いを馳せるだけです。知覧や江田島に行った時に、私も特攻隊員として出撃したのだろうかと・・。ヒットラードイツを描いたビデオのテロップに、伝統ある王政と貴族社会を倒したフランス革命をイギリスで観察していた保守主義者のエドマンド・バーグの「悪の繁栄はの絶対条件は、善意の排除にある」とありました。
この言は世界の中で当て嵌まるものだと思います。
いかがでしょう。今夜NHK衛星で「歴史の闇をたどるコンゴ川4000キロ・流血の100年」をやっておりました。ここはベルギーの植民地だったでしょうか。凄まじい強姦と民兵の集団など、まだ世界の各地域は国家とか政府とか、安定した国は少ないのかもわかりません。
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町会議員では生活できない?        まもる

2007年12月29日 00時17分46秒 | 国内政治・経済・社会問題
★NHKのニュースを見ていたら、ある町議会で議員報酬を日当制(一日3万円年間三十日分90万円)にして浮いた分を町財政に補填すると言う。今までは月給制で20万円程だったと言う。
 放送ではあたかも地方議会のお手本のような報道であった。
 はたして それがお手本なのか? あるべき姿なのか?
 年間90万円の議員報酬で生活できまともな議員活動が出来るのだろうか?
 町会議員という仕事は町の名士やお金持ちの片手間の名誉職では困るのでないか?
 職業としての政治が確立出来ないものだろうか?

 ご意見をお聞かせください。

 ※以下はニュースの詳細です。

 議員報酬を「日当制」に移行する条例案は、28日の矢祭町の臨時町議会に提案され、採決の結果、賛成7、反対2の賛成多数で可決されました。条例の成立によって、これまで月額20万8000円だった矢祭町の町議会議員の報酬は、来年の3月31日から日当制に改められ、1人当たり日額3万円となります。町の議会事務局によりますと、日当の対象となるのは議会への出席や議長が認めた議員活動で、年間およそ30日程度とみられ、議員1人当たりの報酬額は年間230万円余り削減されて、議長を含めた議員10人では2570万円余りの削減になるということです。総務省によりますと、市町村議員の報酬を日当で支払うのは矢祭町が初めてだということです。矢祭町の古張允町長は「議員の高い志を評価したいと思う。町としては、節約できた分を子育ての支援や教育など町民の福祉向上に役立つ施策などに充てていきたい」と話しています。

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力を持ったら期待に応えよ。      まもる

2007年12月28日 21時33分37秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 新聞記事によれば、米・08年度歳出法が成立してイラク戦費に8兆円の支出が決まったと言う。
 ブッシュ大統領は二十六日上下両院が可決しイラク戦費を含む63兆円の2008年度の歳出法案に署名した。署名後大統領は「撤退時期を明記することなく、米軍に必要な予算を与える事が出来る。」と強調し満足げであったという。
 同法をめぐっては両院で主導権を持つ民主党がイラク駐留軍の撤期限の明記を求めた上で、大統領の拒否権を阻止するための多数派工作を試みたが不調に終わり可決してしまったということである。どうしてそんな風に展開したのか理解に苦しむ。
 きっと 民主党の議会対策を切り崩し可決に持ち込んだ大統領はニンマリしていることであろう。
 ここで思うのだが、議会の主導権を握りながら、大統領の思うままに寄り切られた民主党と言うのはどんな野党なのだろう。

 民主党と言えばわが国の野党も主導権を握りかけているが、国民の期待に応える
筋の通った賢い対応をお願いしたいものだ。
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戦争は減る?   楽石

2007年12月28日 19時22分15秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
田中宇さんのブログの最近の話を読んでいたら、
戦争が減るという予想でした。

   


今後もしブッシュの隠れ多極主義が成功し、
米英イスラエル中心主義が完全に清算され、
世界が多極的な状態になって安定したとしたら、
その後の世界では、戦争が劇的に減るかもしれない。

「ロシアや中国は好戦的で覇権争いをするので戦争は増える」
と考える日本人が多いかもしれないが、
その考え方は冷戦型の米英中心主義のプロパガンダの影響を受けている。
ロシアや中国は古い型の帝国で、自国の影響圏がはっきりしており、
それを侵害されたり、挑発されたりしない限り、戦争しない傾向が強い。
「影響圏」など関係なしに、世界中で戦争を意図的に誘発し続けてきたのは、
米英中心主義という新型の帝国だけである。

   


つまり、英米の世界制覇を目指す勢力と
アメリカのなかでも多極主義をとる資本家グループの抗争は
どうも多極主義派のほうに有利に動いているというわけです。
そうなると、イラク戦争のような戦争は起きないことになり、
戦争は減るそうです。

どうですか?これは保守系さんに聞いてみたい話ですが・・・








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南京虐殺を記録した皇軍兵士たち  楽石

2007年12月27日 19時52分55秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
今から70年前の昭和12年。
日本軍は南京を攻略しました。
皇軍の兵士たちは、陣中日記を書き残していました。
その一部を紹介します。 


 目黒福治伍長の陣中日記
  
十二月十三日晴天
 
午前三時起床、四時出発、南京爆布(幕府)山砲台攻撃ノ為前進ス、
途中敵捕虜各所ニ集結、其ノ数約一万三千名トノ事、
十二三才ノ小供ヨリ五十才位迄ノ雑兵ニテ中ニ婦人二名有リ、
残兵尚続々ノ(ト)投降ス、各隊ニテ捕イタル総数約十万トノ事、
午後五時南京城壁ヲ眺メテ城外ニ宿営ス。


十二月十六日 晴天 南京城外

休養、市内ニ徴発ニ行ク、到ル処支那兵日本兵ノ徴発セル跡ノミ、
午後四時山田部隊ニテ捕イタル敵兵約七千人ヲ銃殺ス、
揚子江岸壁モ一時死人ノ山トナル、実ニ惨タル様ナリキ。

(二三日前捕虜セシ支那兵ノ一部五千名ヲ揚子江ノ沿岸ニ連レ出シ
機関銃ヲ以テ射殺ス、其ノ後銃剣ニテ思フ存分ニ突刺ス、
自分モ此ノ時バガリト憎キ支那兵ヲ三十人モ突刺シタ事デアロウ。
山となって居ル死人ノ上をアガッテ突刺ス気持ハ鬼ヲモ
ヒヒガン勇気ガ出テ力一ぱい突刺シタリ、
ウーンウーントウメク支那兵ノ声、年寄モ居レバ子供モ居ル、
一人残ラズ殺ス、刀ヲ借リテ首ヲモ切ツテ見タ 
・・・帰リシ時ハ午後八時トナリ腕は相当ツカレテ居タ
  この部分は、黒須忠信上等兵の陣中日記)


十二月十七日 晴天 南京郊外

午前九時宿営地出発、軍司令官ノ南京入城式、歴史的盛儀ニ参列ス、
午後五時敵兵約一万三千名ヲ銃殺ノ使役ニ行ク、
二日間ニテ山田部隊二万人近ク銃殺ス、
各部隊ノ捕虜ハ全部銃殺スルモノノ如ス。


十二月十八日 晴天 南京郊外

・・朝起床シテ見ルト各山々ハ白ク雪ヲ頂キ初雪トナル、
・・・午後五時残敵一万三千程射殺ス。


十二月十九日 晴天 南京郊外

休養ノ筈ナル処午前六時起床、昨日銃殺セル敵死体一万数千名ヲ
揚子江ニ捨テル、午後一時マデ、午後出発準備、衛兵司令服ム。

・・・
年夜 下給品 スルメ 羊カン 梨 リンゴ 酒一合五勺


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沖縄の集団自決に軍が関与?   楽石

2007年12月27日 16時11分40秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
集団自決の問題。
教科書の記述に「日本軍の関与」という記述が
復活したという報道があります。

しかし、本当に勝ったのは沖縄県民なのか?
検定調査審議会なのか?

一見、沖縄県民の意見が通ったように
読めますが、
審議会は「日本軍の命令があった根拠は確認できない」という
意見を変更していません。
これでは、今後の状況次第で、いつでも自分の意見を
押し通すことが出来るわけです。

だいたいオカシイのは、審議会が今回のような意見に
変わったことです。

これは一種のクー・デ・ターではないでしょうか?
文部科学省のなかでのクー・デ・ターでしょう。

一体、どういう経緯で、検定意見が変わったのか?
その根拠は正しいのか?
その点についての検証報道が不可欠です。
根拠がなかったのなら、なぜ今までは認めてきたのか?
こんなクー・デ・ターを許していいのでしょうか?

根拠がないという考え方の土台には、
あの「公的な文書がない」という従軍慰安婦の時に
聞かされた決まり文句があるのでは?






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「スポーツ賛歌」的サッカー観戦法  文科系

2007年12月27日 10時33分20秒 | スポーツ
年末年始は天皇杯。29日に、準決勝2ゲーム、ガンバ大阪・サンフレッチェ広島戦と、川崎フロンターレ・鹿島アンアトラーズ戦です。そして、決勝が元日の14時。以下、少々押し付けがましいことを承知で、表記のことを書きます。

サッカーも野球も、およそスポーツというものは、結果、点だけ観ていたのではその面白さは全く分からないと思います。スポーツの「過程」が観られない観方は、はっきり言って知性も、面白さの程度も全く低いと言いたい。マスコミに踊らされる観方、操られている観方だと言いたい。
「ヒーロー作って視聴率上げる」、「話題作って視聴率上げる」、「変わったパフォーマンスやらせて視聴率上げる」。こんなマッチポンプに人々が乗ってきたから、テレビが馬鹿馬鹿しいものになり、若者の人気もなくなってきた。はっきり言って、民放なんて、お笑い芸人だけじゃないですか。
こんなマスコミ世界への象徴的抗議としての気分からなのでしょうか、僕は学生のころから「紅白」はほとんど観た事がありません。

対して、真の「サッカー賛歌」として、その過程を見るこんな観方はどうでしょうか?

①敵ボールをうまく奪うかどうか。それも敵ゴール近くで奪うかどうか。それに貢献している選手を見ます。直接奪う人だけではなく、ボールの出し所をふさぐなど、間接的に貢献している人もね。こういう地味な人が多いチーム(そういう人が監督からはっきりと評価されているチームです)は、強いです。
②攻撃は、「敵にボールを奪われずに決定的シュート近辺まで行く回数」を観ます。味方ボールを受けるために前方などへ走っている選手が多くなければ、パスの出し所を探しているうちにすぐに奪われてしまいますから、走り込んでいく選手がどちらが多いかを観ます。こういう「無駄走り」が多いチーム(それが監督からはっきりと評価されているチーム)は、やはり強いです。
③FWとか、攻撃的MFとかの前の方に外人が多いチームよりも少ないチームを応援します。安易だからです。最も欲しい選手を育てる苦労を避けて、その力がないくせに結果だけを出そうとしている「嫌なチーム」だからです。あのオシムは、巻、山岸、羽生、水野、林らを育てました。前の方に外人や「移籍組」ばかりのチームを応援するのはやめましょう。「育てる力を軽視して、結果だけを求め、スポーツの王道に反する嫌なチーム」だからです。

以上。
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高村光太郎など誌(真珠湾攻撃の日)ー保守系ー

2007年12月27日 00時38分53秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など
大東亜戦争開始の12月8日の真珠湾攻撃成功の日を、高村光太郎は、「記憶せよ、十二月八日。この日世界の歴史あらたまる。アングロサクソンの主権、この日東亜の陸と海に否定さる(中略)、われらの否定は義による。東亜を東亜に帰せというのみ。彼等の搾取に隣邦ことごとく痩せたり。われらまさに其の爪牙(そうが)をくじかんとす。(中略)世界の歴史を両断する。十二月八日を記憶せよ。と。
また同じく詩人の神保光太郎も「日本の朝ー歴史の日十二月八日に対して、「世界史は大きく転回する、ああこの荘厳なる日本の朝!(中略)大君の邊(へ)に醜(しこ)の御楯になりて、父祖の土地、古き亜細亜を守らん」。また歌人の斉藤茂吉は、「おのづから立ちのぼりたる新しき歴史建立のさきがけの火よ」・「大東亜戦争と言う日本語のひびき大きなるこの語感を聴け」などと、日米開戦の日をここまで到った日本の我慢に対して、よくっやったという感激とこれまでの鬱積した気持ちを歌ったのでしょう。
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薬害問題雑感    楽石

2007年12月26日 17時28分34秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
政府の責任問題に触れた町村官房長官が
「責任というか、そういう問題を超越して・・・」
と、発言したのが、興味深かったです。
(どこかで何時か聞いたようなフレーズ)

一方、患者側は「政治の出番です」と、明快。

日ごろ、あまり眼に見えない「政治」が、
目前で展開しているのが、とても新鮮です。



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「保健体育」諸習慣の効用  文科系

2007年12月26日 11時19分23秒 | スポーツ
家の前の奥さんと話して驚いたことがある。70数歳の方だが、いつも足を引きずって歩かれる。聞けば「腰と膝が悪い」という。「体重もあるからねー」とも。「膝はどうやって保守してるの?」と僕。「曲げれないから、どうしようもないわ」が答えだった。「それじゃあ、悪循環じゃん」、「そう、本当に悪循環なの」、「ちっとも曲がらんの?」、「いや、これぐらいは」と、膝を150度ほどに曲げてみせる。そこで僕「それで良いじゃん。やれる回数だけやっていって、お風呂なんかで少しずつ角度も深くしてったら」。数日後に、「頑張ってるわよ。だいぶできるようになった。諦めちゃいけないのですねー」と、明るい顔で感謝された。
僕は、なんでそんなことも思いつかぬのかと、不思議に思っていたものだ。

僕には、若いころから「荒療治」の習慣がある。スポーツ好きに加えて、30歳のころ椎間板ヘルニアの手術をして何回か再発し、これに対して「一病息災」の諸習慣を身に付けざるをえなかったことも関わっていると思う。「荒療治」の反対は、「後生大事主義」。僕からみるとジリ貧の思想であって、僕の連れ合いがそう見えた。今は、僕の影響でかなり変わってきたけれど。
この「一病息災」の習慣は、現在10キロを53分ほどで走れるという体力維持につながっている。もっとも長距離を走り始めたのは60歳のときからだが。さて、この走力、大きくは「一病息災」諸習慣の効用は、凄い。
①慢性的肩こりは未経験で、腰痛の再発もない。体重は20台最高より2~3キロ軽目をキープ。
②ギターを1日5時間弾いても、どこも傷めない。
③ブログを1日5時間やっても目も、腰や肩も痛めない。
④いきなり山に登っても何ともないとか、「アッチのほうも元気である」とかなど、生活の自由度が高い。この後者は、ランニング仲間みんなが体験している周知の知識である。

さて、これらすべてが、走ること、有酸素運動による心臓、血管など循環器機能キープの産物だと、僕は理解している。②③は66歳の僕としてはかなり凄いことと人によく言われるが、その原因もこれ以外に思い当たらないのである。ランニングで疲労物質が溜まりにくい循環器機能・筋力をキープしているということなのだ。10キロ53分というタイムから判断すれば、多分一般的には50歳以下ということではないだろうか。

60歳からほぼ誰にでもできるランニング入門法について、当ブログに書いているので参照されたい。7月4日拙稿、「掌編小説、俺の幸せ」である。これは僕のことではなく、ジムの仲間から直前に取材した実話に拠っている。
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赤旗にこんな句が    楽石

2007年12月25日 16時17分37秒 | 文芸作品
  喜寿米寿歌ふインター年の暮   Iさん

この句の読み方は様々あると思いますが、
どうでしょうか?

私は面白い句だと思います。
喜寿や米寿がインターを歌う。
元気は良い句です。
しかし、軽味、滑稽味を感じます。
それが年の暮という季語によって
強調されているようです。

作者の醒めた目を感じます。
川柳の味がします。

こんな社会詠は、2007年ならでは、です。

  夢弁当賞味期限が書いてある 楽石

  これは川柳ですね。



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