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NHKドラマ『坂の上の雲』への公開質問状①

2009年11月30日 | Weblog
★NHKドラマ『坂の上の雲』が圧倒的なNHKの宣伝力で放映され、その歴史観を国民に押し付けようとしています。これは単なる歴史ドラマの放映ではないと思います。その映像は多くの国民にあたかも真実のように浸透するでしょう。
 NHKの意図がどこにあるのか極めて用心すべきものがあります。年貢にひとしき視聴料をわがもの顔に食い散らかし、真実のごとく司馬史観を押し付ける権利がどこにあるのでしょう。
 まさに仕分けの対象です。   
ここでこの放映の企画に疑問を提起するある国民のこえをお伝えします。
(ネット虫)
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■FW: [Kyoukasyo-west 2495] NHKドラマ『坂の上の雲』への公開質問状(CML 001712 2009年 10月 16日)
http://list.jca.apc.org/public/cml/2009-October/001690.html

【転送・転載歓迎です】
弓山正路です。11月29日から放送予定のNHKスペシャルドラマ『坂の上の雲』の放送を前に、NHKは大キャンペーンを行っています。しかし、原作には実に反する記述など重大な問題があり「えひめ教科書裁判を支える会」と「『坂の上の雲記念館』の問題を考える会」の2市民団体が10月14日、ドラマ化にあたっての対応を問う福地茂雄NHK会長あての「公開質問状」を松山市堀之内の松山放送局に提出しました。

 長文ですが、「公開質問状」ですので、インターネットを通じて、問題点を広く知っていただくために、みなさんに公開します。

********************************
日本放送協会 会長 福地茂雄 様

             公 開 質 問 状

 貴局は、司馬遼太郎の作品『坂の上の雲』をドラマ化して、この11月
末より放映する予定としていますが、この作品は、歴史的事実に全く反
する記述や朝鮮・中国への蔑視的記述をはじめ、非常に重大な問題点が
数多くあります。

 この作品での、日清・日露戦争を含む「明治期日本」への認識・評価
は、右翼・国家主義者らの「新しい歴史教科書をつくる会」等のそれと、
ほとんど似通っています。また「つくる会教科書」には『坂の上の雲』
の中の記述をベースにしたものと見てほぼ間違いのないような記述もあ
ります。

 もし、貴局が、これら<歴史的事実>に反すること等の検証をすること
なく、原作に忠実にこのドラマをつくっているとしたら、公共放送によっ
て、多くの事実に反することや差別的見方が流されることとなり、多くの
視聴者への影響を考えると、看過できるものではありません。

 これは歴史小説だからと言って逃れられることではありません。日清・
日露戦争の定義・性格はじめ、司馬自身が、ときに歴史学の学説を批判し
ながら、到るところで自らの歴史認識を示している、そのようなところで
の、歴史的事実に反する記述の問題なのです。登場人物の会話等、想像力
を働かせたであろう細部の描写のことを、私たちは問題にしているのでは
ありません。また、司馬自身、以下のように述べています。

 「この作品は、小説であるかどうか、じつに疑わしい。ひとつは事実に
拘束されることが百パーセントにちかいからであり、いまひとつは、この
作品の書き手――私の事だ――はどうにも小説にならない主題をえらんで
しまっている。」(文春文庫新装版、第8巻、330頁)

 「『坂の上の雲』と言う作品は、ぼう大な事実関係の累積のなかで書か
ねばならないため、ずいぶん疲れた。本来からいえば、事実というのは、
作家にとってその真実に到着するための刺戟剤であるにすぎないのだが、
しかし『坂の上の雲』にかぎってはそうではなく、事実関係に誤りがあっ
てはどうにもならず、それだけに、ときに泥沼に足をとられてしまったよ
うな苦しみを覚えた。」(同第8巻、369頁)

 つまりこの小説は、書き手にとっても、読み手にとっても、そこに書か
れていることを、日清戦争や日露戦争に関する歴史的事実と見なす構造に
なっているのです。

 ですから、貴局は、この作品をドラマ化して放映するにあたっては、そ
こに書かれていることがほんとうに事実なのかどうか、司馬の、日清戦争
や日露戦争に対する認識は間違っていないのかどうか、それらを検証する
義務があります。

 つきましては、以下に列挙する『坂の上の雲』の重大な問題点について、
貴局はどのような認識をし、また、ドラマの制作上において、どのような対
応をされて来ているのかお答えください。


一、 『坂の上の雲』において語られている、以下に列挙したことについて
の司馬の歴史認識が<事実>と全く違うことについて検証しましたか?
 また、このことに、「ドラマ」では、どのように対応していますか?

① 日清戦争は、司馬のいうように、「清国や朝鮮を領有しようとしておこし
たものではなく、多分に受け身であった」戦争であったか?

 司馬は、日清戦争は、「清国や朝鮮を領有しようとしておこしたものでは
なく、多分に受け身であった」としている。
 しかし、日清戦争は、朝鮮から清の勢力を逐い出し、日本が朝鮮を単独支
配するとともに、清国領の一部を領有することをも目的として、日本から主
体的・積極的に起こしたというのが、<歴史的事実>である。
 そして、実際に、日本は、朝鮮から清の勢力を逐い出すとともに、その後
も、清国領に去った清国軍を追って清国領内で戦争を続行し、講和条約にお
いて、清国領の一部を領有したのである。
 つまり、司馬が日清戦争について述べていることは、全く<事実>に反し
ているのである。(『資料』一の(1)の ① を参照ください)

② 日露戦争は、司馬の言うように、「祖国防衛戦争」であったか?

 司馬は、日露戦争における「日本側の立場は、追いつめられた者が、生き
る力のぎりぎりのものをふりしぼろうとした防衛戦であったこともまぎれも
ない。」(第3巻、182頁)

とし、また

「後世という、事が冷却してしまった時点でみてなお、ロシアの態度には、
弁護すべきところがまったくない。ロシアは日本を意識的に死へ追いつめて
いた。日本を窮鼠にした。死力をふるって猫を噛むしか手がなかったであろ
う。」(第3巻、178頁)

と述べている。
 しかし、『資料』で明らかにしたように、日本は、ロシアによって「死へ
追いつめ」られていたり、「窮鼠」にされていたりしたという事実はなく、
また当時、日本をロシアから「防衛」しなければならないような客観的状況
も全くなかった。

 日露戦争は、朝鮮からロシアの勢力を逐いだし、日本が朝鮮を単独支配す
るために、日本の方から主体的、積極的にロシアに戦争を仕掛けて始まった
というのが<歴史的事実>である。そして日露戦争を行いながら同時に、朝
鮮の保護国化・植民地化を進める措置をとり、戦後には、この戦争の当初の
目的どおり、ポーツマス講和条約において、ロシアに日本の朝鮮単独支配を
認めさせたのである。

 つまり、日露戦争は「防衛戦」などでは全くなく、朝鮮を保護国・植民地
化するための戦争であった、というのが<歴史的事実>である。

 また、司馬は、

「ロシアが、フランスの利益に関係のない極東での侵略道楽をはじめたがた
めに日露戦争がおこった。」(第5巻、308頁)

「極東を征服するための戦争をおこした以上は、ロシア帝国は勝つための態
勢をとるべきであった。」(第8巻、234頁)

と書いて、まるでロシアの方から戦争を起こしたように書いているが、これ
も『資料』で明らかにしたように、明白に、日本の方から仕掛け、起こした
戦争であったというのが<歴史的事実>である。(『資料』一の(1)の ②
を参照ください)

③「北清事変」(義和団鎮圧戦争)で「日本軍は掠奪しなかった」というの
はほんとうか?

 司馬は、日本と欧米列強が義和団の蜂起を鎮圧した、いわゆる「北清事変」
において、欧米列強はすさまじい掠奪を行ったが、日本は一切しなかった、と
以下のように言っている。

「キリスト教国の側からいえば、いわば正義の軍隊である。しかし入城後にか
れらがやった無差別殺戮と掠奪のすさまじさは、近代史上、類を絶している。
 かれらは民家という民家に押し込んで掠奪のかぎりをつくしたばかりでなく、
大挙して宮殿にふみこみ、金目のものはことごとく奪った。
(略)
  ただし、日本軍のみは一兵といえども掠奪をしなかった。」(第2巻、
385頁)

 しかし、『資料』で明らかにしたように、日本軍は、他の列強諸国の軍隊に
さきがけて掠奪を行ったというのが<事実>である。
 日本軍の掠奪行為については、当時の議会でも問題になり、多くの新聞も、
その、いくつもの証言を載せて報じたものである。(『資料』一の(1)の ③
を参照ください)


④ 日本は、司馬の言うように、「戦時国際法の忠実な遵奉者」であったか?

司馬は次のように言う。

「日本はこの戦争を通じ、前代未聞なほどに戦時国際法の忠実な遵奉者として
終始し、戦場として借りている中国側への配慮を十分にし、中国人の土地財産
をおかすことなく、さらにはロシアの捕虜に対しては国家をあげて優遇した。」
(第7巻、218頁)

 しかし<事実>は、『資料』で明らかにしているように、日本軍は、戦場と
した中国で、種々の軍需品を徴発し、強制労働を課し、多くの人びとを殺害さ
えしたのである。
 また、ロシア兵捕虜に関しても、欧米列強諸国との条約改正をしたいという
自らの利害から優遇した側面も確かにあったが、一方、『資料』でそのいくつ
かを例示したように、多くの捕虜虐殺事件を起こしているのである。
 「戦時国際法の遵守」に関しても、同じく条約改正等の自らの利害から欧米
各国に対しては守ろうと努めたが、欧米列強の視線がないところでは守らない
ことが多かった。また朝鮮等のアジアの国に対しては、国際法などまるで存在
しないかのごとく、それを全く無視し、さまざまな違法・残虐行為を行ったと
いうのが<歴史的事実>である。(『資料』一の(1)の ④ を参照ください)


二、 日清・日露戦争を描きながら、その戦争における侵略によって被害を受
けた朝鮮人・中国人のことは全く触れられてもいません。これほどまでの自国
・自民族中心主義でいいのでしょうか?

 朝鮮・中国においては、この二つの戦争における日本軍の行為によって、実
に多くの人びとが殺されます。(『資料』一の(1)の ⑤ を参照ください)
 そして、この二つの戦争をとおして、朝鮮は日本の保護国・植民地にされ、
中国は、その一部を日本によって奪われ、支配されます。(『資料』一の(1)
の①・② を参照ください)
 しかし、これらの非常に重要な<歴史的事実>については、触れられていま
せん。あまりもの自国・自民族中心主義、他者・他国への想像力の欠如ではな
いでしょうか? その具体的な一例を以下に紹介します。

◆ 司馬は以下のように言います。

「旅順というのは、戦いというものの思想的善悪はともかく、二度にわたって
日本人の血を大量に吸った。」(第二巻、107頁)
 
 しかし、「旅順というのは」「日本人の血」のみを「大量に吸った」のだろ
うか?

 旅順は、日清戦争時、日本軍による、中国人大虐殺が行われたところである。
これは当時、諸外国のメディアでも報道され、日本政府もその対応に苦慮した、
国際的には当時からの公然の事実である。また日露戦争時にも、日本はここで
多くの中国人を殺害した。
 私たちはここで、この日本軍の虐殺行為を、司馬が書いていないこと自体を
問題にしようとしているのではない。
 ここでとても問題だと思うのは、「旅順は日本人の血を大量に吸った」と書
きながら、そこでその日本人によって虐殺され、流された中国人の「血」のこ
とについては全く触れてもいないことである。しかも、それは、司馬の作品執
筆当時はわかっていなかったというようなことではない。
 あまりにも他者・他国への想像力が欠如しているのではないだろうか。
(『資料』一の(1)の ⑤ を参照ください)


三、 この作品には、日露戦争を遂行した日本軍・日本国家に対する、根拠の
ない、誇大妄想的な域にまで達している、あられもない日本賛美の記述が多く
あります。
 仮に、これらの文章をそのままナレーション等の形で放送するとしたら、そ
れは、過剰な自己賛美の偏狭なナショナリズムを、日本社会に生じさせる契機
ともなりかねません。
 貴局は、このような危惧・問題について検討しましたか?
 また以下のような記述を、どう扱う予定ですか?

「世界史のうえで、ときに民族というものが後世の想像を絶する奇蹟のよ
うなものを演ずることがあるが、日清戦争から日露戦争にかけての十年間
の日本ほどの奇蹟を演じた民族は、まず類がない。」(第3巻、45頁)

「癸丑はペリーがきた嘉永六年のことであり、甲寅とはその翌年の安政元
年のことである。この時期以来、日本は国際環境の苛烈ななかに入り、存
亡の危機をさけんで志士たちがむらがって輩出し、一方、幕府も諸藩も江
戸期科学の伝統に西洋科学を熔接し、ついに明治維新の成立とともにその
急速な転換という点で世界史上の奇蹟といわれる近代国家を成立させた。」
(第8巻、94頁)

「古今東西の将帥で東郷ほどこの修羅場のなかでくそ落ちつきに落ちつい
ていた男もなかったであろう。」(第8巻、131~132頁)

「なにしろ人類が戦争というものを体験して以来、この闘いほど完璧な勝
利を完璧なかたちで生みあげたものはなく、その後にもなかった。」(第
8巻、191頁)

「日本海海戦が、人類がなしえたともおもえないほどの記録的勝利を日本
があげたとき、ロシア側ははじめて戦争を継続する意志をうしなった。と
いうより、戦うべき手段をうしなった。」(第8巻、282頁)

「世界史のうえで(略)日本ほどの奇蹟を演じた民族は、まず類がない。」
とか「人類が~以来、これほどの~は後にも先にもない」とか、これらは
まず調べようもないことであり、司馬自身、その根拠を何ら示していない
し、また示しようもないものである。そのような形で、このように、過剰
なまでの自己・自国賛美を行っているのである。しかも、そのほとんどは、
日本の戦争面での「すばらしさ」を讃えているのである。(最初にあげた
引用文の中の「奇蹟」も、日本の「驚嘆すべき」軍備拡張を指している。)


四、 司馬は、日本の行った朝鮮への侵略・植民地化を「時代」や「地理
的位置」のせいにして正当化しています。
 「ドラマ」でも、このような司馬の捉え方を、そのまま取り入れている
のでしょうか?

 たとえば司馬は次のように言います。

「十九世紀からこの時代にかけて、世界の国家や地域は、他国の植民地に
なるか、それがいやならば産業を興して軍事力をもち、帝国主義国の仲間
入りするか、その二通りの道しかなかった。(略)日本は維新によって自
立の道を選んでしまった以上、すでにそのときから他国(朝鮮)の迷惑の
上においておのれの国の自立をたもたねばならなかった。
 日本は、その歴史的段階として朝鮮を固執しなければならない。」(第
3巻、173頁)

「そろそろ、戦争の原因にふれねばならない。
 原因は、朝鮮にある。
 といっても、韓国や韓国人に罪があるのではなく、罪があるとすれば、
朝鮮半島という地理的存在にある。」(第2巻、48頁)

 しかし、いかにも客観性・普遍性があるような断定的な書き方をしてい
る、これらの司馬の「時代認識」や「地理的位置」の問題の捉え方は、『
資料』で明らかにしたように、事実とは異なります。そして、これらの司
馬の論法は、当時の日本の行った行為――帝国主義国の一つとなって、朝
鮮を侵略・植民地化する――を正当化するためのものに他なりません。

 放映によって、このような司馬の巧妙な論法までが市民・国民の中に流
布・浸透するのではないかと、私たちは強い危惧を抱いています。

★これ以降次回=======================================


 以上のことに、ひと月後の11月14日までに文書にてお答えいただければ
と思います。
 同時に、回答当日、担当の方に、その「回答文書」の意味・内容を、私
たちの前で、口頭にて説明していただければと思います。

 なお、この<公開質問状>と貴局の「回答」は、マスメディアを含むさ
まざまなメディア及びインターネット上に発表、公開する予定です。

 それではよろしくお願い致します。

2009年10月14日

えひめ教科書裁判を支える会
『坂の上の雲記念館』の問題を考える会

********************************

弓山正路
myumi@icknet.ne.jp
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坂の上の雲   らくせき

2009年11月30日 | Weblog
NHKが大PRを展開した番組。
観ました。
それなりに面白く観ました。

面白かったのは、横浜で治外法権を悪用する
イギリス商人のあくどいやり方を
主人公が糾弾するシーン。

いまなら沖縄に外国の基地があることが
それに近い状況でしょうか。

あの頃は日本が国をあがて治外法権を
なくそうとしました。
今の日本はどうなんでしょう?

県外移転というキャッチフレーズに
ある種の違和感があるんですが・・・・

コメント

言葉の定義を突く    らくせき

2009年11月30日 | Weblog
仕分け作業が終りました。
仕分け人の皆さん、ご苦労様でした。

NHKのクロ-ズアップ現代が
舞台裏を紹介していました。
IQのすばらしい官僚を相手に自信がないという
仕分け人に知恵をつけた人は
「言葉の定義を徹底的に追及していけば大丈夫」と
励ます。

公平・中立・専門などの言葉を具体的に
説明してもらうという方法は
実際に役立っていました。

思い出すのは、新しい政策を紹介する際に、
よくカタカナが使われてきたことです。

なんなく分かったようなワカラナイような言葉で
税金が使われていっていました。

ある時、視聴者から苦情がありました。
なぜ日本語を使わないのか?
というお叱りでした。
この方のお叱りは正しかったんですね。

そういえば「愛国」も、そういう言葉の定義が
はっきりせずに、命を動員する魔力があるコトバ。
要注意ですね。

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やっぱり・・・普天間問題めぐり党内で連立離脱の強硬論が台頭      ネット虫

2009年11月30日 | Weblog
★<社民党>普天間問題めぐり党内で連立離脱の強硬論が台頭
11月29日19時43分配信 毎日新聞の記事を読んで「やっばり」と思った。
ここは、社民党は無論、民主党にとっても正念場ではないだろうか。

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の国外・県外移設を主張する社民党が、移設問題の行方に神経をとがらせている。沖縄県選出の党所属議員や、支持者に「県内移設で決着した場合、連立政権を離脱すべきだ」との強硬論が台頭しているからだ。来年夏の参院選で民主党との選挙協力を視野に、党執行部が連立維持にこだわれば、党分裂の恐れも出てきた。

 社民党の地方県連幹部ら100人は29日、現行計画で移設先となる沖縄県名護市辺野古の沿岸などを視察した。同行した重野安正幹事長は那覇市内で記者会見し、「沖縄県民の声に本気で耳を傾ければ、おのずと辺野古沖に持っていくことにはならない」と強調。米国・グアムや硫黄島などへの移設を改めて訴えた。

 同党の福島瑞穂党首は27日、国民新党と共同で、普天間問題を協議する与党作業チームの設置を政府に求めた。普天間を巡る働きかけを強める理由について、社民党幹部は「地方の支持者から『普天間移設で妥協すれば、参院選で社民党を見限る』と言われる。事態の深刻さを政府・民主党に分かってほしい」と解説する。

【白戸圭一】
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総選挙後の憲法をめぐる情勢とマスコミ報道 ① 大西五郎さん

2009年11月30日 | Weblog
★11月22日(日)昭和区九条の会の総会にお招きし上記演題で記念講演を、あいち九条の会世話人、東海放送人九条の会幹事、元CBC放送局次長職、元愛知大学教授の「大西五郎氏」にお願いしました。
 その講演の内容をわれわれの九条の会の論客でもある「後藤氏」にテープ起こしをしていただくとともに詳しい要旨を寄稿いただきましたので、数回にわたり転載させていただきます。   (まもる)

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昭和区九条の会総会講演(要旨)

日時  2009年11月22日(日)
場所  昭和区生涯学習センター・視聴覚室
講師  大西五郎さん
     あいち九条の会世話人、元CBC放送局次長職、元愛知大学教授
演題  総選挙後の憲法をめぐる情勢とマスコミ報道

 昭和区九条の会は、幅広くいろいろな活動をされてみえて尊敬の念をもってみてきました。
 去る11月3日は、憲法公布63周年ということで、名古屋大学の豊田講堂で名古屋大学平和憲章委員会とあいち九条の会の共催で「県民のつどい」を開催した。そこでノーベル賞受賞者の益川敏英さんの講演および益川さんと若い研究者、大学院生、大学生、高校生や留学生といった若い人たちとの意見交換を行った。益川さんは、やがて戦争のない世の中が訪れると語った。また、若い人たちが真剣に平和、環境を考えていることもよく判る集会だった。しかし、残念なことに名古屋に本社を置く新聞社、放送局は1社も来ず報道もされなかった。このようにマスコミは、憲法問題について感覚が鈍いことに大きな問題がある。選挙の勝ち負けとかノリピーや結婚詐欺に多くの紙面を割くが、世の中がどちらの方向に向かうのかという報道が決定的に足りない。

[Ⅰ]「自民党を支持しますか、民主党を支持しますか」で「政権交代」に誘導した
   マスコミ報道
各社報道を分析するといずれの報道も政権選択を煽る報道に集中し、自民党と民主党の政策の詳しい比較に多くの紙面を割き、そのほかの政党の報道は、わずか2~3行触れるだけであった。民主党が政権を取るのかどうかという一点に報道が集中し、「憲法問題」が民主党や自民党でどう扱われているかという報道はなかった。マスコミの憲法問題に関する関心の低さと焦点のずれを表している。さらに、盛んに「民主300超か、自民惨敗か」などの選挙結果の予測報道をした。選挙後の予想をすることは、そのアナウンス効果によって読者すなわち有権者に影響を与え、民主党の大躍進を導いた。アナウンスメント効果には、二つの側面がある。一面は、バンドワゴン効果という。かつて欧州で馬車に日用品や菓子を積み、音楽を鳴らして(バンドワゴン)売り歩いた時代があり、子供たちが馬車に集まり、あとを付いて隣村までも行った。それと同じように人々を強い方へ誘導する効果である。死票を恐れて勝ちそうな候補に投票する。他面は、アンダードッグ効果と言い、一方をこんなに勝たせてよいのだろうかと考え、負け犬(アンダードッグ)に同情するように弱い方へ味方する行動を生む。
当選者数と得票率の関係を見ると、小選挙区制の欠陥が分かる。民主党は、小選挙区で47.4%、比例区で42.4%の得票率であるが、64.2%の議席を獲得した。逆に公明党、共産党などの少数政党は、得票率に比べて獲得議席は大幅に少ない。


獲得議席数比較(中日新聞資料)
           民主  自民  公明  共産  社民
選挙結果(小選挙区制) 308 119  21  9   7
完全比例制      206 129  55 34  20

こうした小選挙区制の不公平な状況を中日新聞以外のマスコミは報道しなかった。
果たして正しい報道をしたと言えるだろうか。

[Ⅱ]総選挙で国民が示したもの
報道は、自民党がだめだというが、どの点が一番悪かったのかという厳しい分析はなかった。現在、規制緩和により、派遣労働者を始めとする非正規労働者が増え、年収200万円以下という労働者が全労働者の1/3を超えてしまった。国民は、このような格差と貧困が増大し、明日に希望の持てない政治に対してこれまでの政府ではだめだと判断した。また、庶民のことがわかっていなくて、少し困難があるとすぐに政権を投げ出した安倍元首相のような世襲議員が首相になっても信頼できないことが分かった。そして、アメリカに言われるままの軍事一体化がこのまま進んだらどうなるのだろうと心配した。国民は、このまま自民党政治が続いてもいいことはないのではないかと考えた。しかし、民主党の政策を全面的に支持したわけでもない。このあたりのマスコミの分析は全く不十分である。

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チョリーッツス、今日はサゲ?    らくせき

2009年11月29日 | Weblog
若者の消費動向などの調査会社「Twin Planet」が
全国の2万人のギャルからアンケートを実施。
10月末時点でそろったデータをランキング形式でまとめ、
トップ10を明らかにした。

1位の「アゲ・サゲ」は「最高・最低」の意味で、
「きょう、マジでアゲなんだけど♪」(きょうは本当に最高だ)のように、
気分が良いときや悪いときに使われる。

2位の「チョリーッス」は、タレントの木下優樹菜で
おなじみのあいさつ言葉で、「おはよう」などの意味がある。

3位の「的な」は、言葉の最後に付け、全体をにごすような意味を持つ。
例えば、「お前、マジウザーイ!的な」は、
「お前、本当にウザーイ! なんちゃって」と読める。

知っていました?

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“まず基地縮小、次に常時駐留なき安保へ” 森孝行

2009年11月29日 | Weblog

民主党 鳩山内閣 様

世界が軍事同盟の時代から、非核、平和、友好の時代を目指そうとする今時、「日米安保の深化」などと、特定の一国との軍事同盟強化を金貨玉条とするとは、なんという時代錯誤の大臣か。いやしくも外務や防衛の大臣なら、首相以上に情熱的に自国民である沖縄県民の生活を第一に守ろうとするべきであろう。しかるに、「国外、最低でも県外移設」の公約に反して、普天間がいいとか、前政権の合意のままでよいとか、よく言えたものである。基地による64年の沖縄の苦しみをどう考えているのか。米国の便宜のためにかくも長々と沖縄の県民を苦しめなければならない道理があるのか。政権交代の今こそ、対米従属外交から自由で対等な外交に転換すべきであろう。
 そもそも、いかなる国においても外国軍が存在すると
いうことは、異常な状態であることは論を待たない。自民党はその異常な状態を半世紀以上放置してきたのである。「アメリカとの友好、協力、貿易は望むが、服従は望まない」防衛や外務の大臣なら、これくらいの毅然とした言葉を米国に言って当然であろう。わが国民が政権交代をさせたのは、そういう当然の道理を実行してくれる期待のためである。しかも遠慮深く奥ゆかしい首相が、「オバマ大統領とすれば、日米合意を前提と思っていたいだろうが、それが前提なら作業グループをつくる必要がない」とまでコメントされているのです。防衛、外務の大臣なら、この首相の意をくんで、日米合意の変更へ向けて全力を挙げるのが、大臣としての当然の責任行動であろう。このような国家の重大事項について首相の意に添えないなら、自ら辞任するのが常識である。
「基地がなければ沖縄経済が破綻する」とか、「北朝鮮や中国が核兵器で攻めてくる」とか、なんと時代錯誤の認識であることか。基地があったために沖縄は経済が発展せず、いまだに他県に遅れを取っていることは常識である。また、隣の国が核兵器を持っているから、核の傘の軍事同盟は絶対必要などと言っていては、世界は100年も200年も危ういままである。核戦争でいつ地球が破滅するかわからない。そういう大危機から世界を恒久平和へと導いていくのが、憲法に沿う日本外交というものであろう。これくらいの認識がなくて、なんで平和憲法を掲げる日本の防衛大臣、外務大臣といえるのか。首相に従うか、さもなくば即刻辞任すべきである。


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朝鮮日報から    落石

2009年11月28日 | Weblog
金泰栄(キム・テヨン)国防長官は27日、
アフガニスタンへの韓国軍派兵同意案を来月、
国会に提出する計画であることを明らかにした。
金長官はこの日、国会国防委員会全体会議の質疑応答で、
「アフガン派兵の準備を急いでいる。
12月中に国会に派兵同意案を提出するだろう」と語った。
派兵案は来月3日ごろに行われる次官会議を経て、
8日ごろ国務会議で議決、その後、
李明博(イ・ミョンバク)大統領の裁可を経るとのことだ。

   

アフガンに対する関わり方が隣国とはいえ
違うものですね。




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鳩山殿 “東アジア共同体”はすばらしい目標!!     森孝行

2009年11月28日 | Weblog
民主党  鳩山代表 様        

 “東アジア共同体”はすばらしい目標!
       対等な日米関係の着実な実行を!!

 鳩山首相、毎日激務、ごくろうさまです。あなたの東アジア共同体構想を聞いて、感動しています。日本の政治家が、哲学、思想に基づく長期構想、理想を述べるのは実に画期的なことです。久しく待ち望んでいたことです。
 東アジア共同体を友愛の考えから生まれた国家目標とし、地域統合と地域集団安全保障を目指すことが憲法の平和主義、国際協調を実現する道とするあなたの政治理念は、今後50年、100年、日本の進むべき道しるべとなるでしょう。また、イラク戦争の失敗と金融危機の結果、米国主導のグローバリゼイションは終焉に向かっているという認識も、制御のない市場原理主義をどう終わらせるかという問題把握も的確で、実に稀少で貴重な総理大臣です。献金問題に煩わされず、是非最低でも4年は鳩山内閣を続けて下さい。 
 さて、普天間基地の移転問題ですが、何よりも沖縄の人びとの負担軽減を第一に問題の解決を図ってください。民主党の第一スローガンは“生活第一”です。この問題では沖縄の住民の生活第一です。ならば県外移設か国外移設です。しかし、県外移設ではどの県も基地受け入れ反対でしょう。残るは国外移設しかありません。すなわち基地縮小の道です。そもそも独立国に外国軍隊の基地があることが不自然なことです。しかも占領が終わった後半世紀を10年も越えようとしています。外国基地の縮小は何十年も前から自民党政府が当然に取り組むべき政治課題でした。政権が交代した今がいい機会です。今なら、アメリカも対等の話し合いを受け入れるでしょう。米軍基地再編を見直しの方向で臨むという連立政権の合意をアメリカも理解しているはずです。日米安保で利益を得ているのは日本というよりも米国自身であることは、あの国の指導者、権力者は皆先刻承知のことでしょう。本腰を据えて話し合えば、国外移転は必ずなります。日本の米国基地を縮小することは、米国が世界中で戦争する力を弱めることになり、世界の平和に多大に貢献することにもなります。小泉元首相によるイラク戦争への自衛隊派遣、インド洋での給油活動で、どれだけ無益な戦争を長引かせ、関係のない民衆を殺し、生活を破壊してきたことでしょう。戦争こそ友愛の対極にあるものです。生活第一に反するものです。東アジア共同体というすばらしい構想のためのも、米国との軍事同盟は、おだやかにできるだけ速やかに平和友好条約に変更し、そのうえで中国、韓国、北朝鮮等々東アジアのすべての国々と平和条約結ぶべきでしょう。戦争は勝っても負けても、国民、民衆は悲惨です。絶対にしてはならないことです。核の傘のため日米安保は深化すべきなどという時代錯誤の狭隘な思考を捨て、核廃絶、基地縮小という平和への大道を総理大臣として国民に指し示してください。国民は必ず総理を理解し、信頼するでしょう。
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随筆 不整脈ランナーの手記(5)  文科系

2009年11月28日 | 小説・随筆・詩歌など
 12日に半年ぶりぐらいの好調さをここに書いた。11日に走った1時間の走行距離8.8キロは、5月の距離を抜いて3月の9.3キロに近づいてきたのだと。この間の心房細動頻発によるやむを得ない速度ダウンを、やっと取り返せるようになってきたと。
 ところがところが、好事、魔多し。15日に1時間に8.3キロとちょっとセーブして走った日を挟んだ18日、最悪の不整脈なのである。それも朝から夕方まで続き、流石血栓が心配になってかかりつけ病院に駆け込んだ。驚いたことに、心電図を取った後にすぐに点滴という始末。長年この病気に連れ添ってきたが、初めてのことである。

 「先生、こういう症状、この程度の細動症状は怖いものなんですか?」と、僕。
 「怖いよ。やっぱり血栓の心配がある。脳に飛べば、脳梗塞だしね。今、血栓を溶かす薬を入れている」と、先生。
 この日は、頓服的な抗不整脈剤2回分と「血栓を溶かす飲み薬、バッファリン」とを追加されて、「様子を見なきゃいかんから、明日の朝またおいで」ということになる。
 翌19日病院に行くと、もう何ともない。先生も首を傾げるばかりだ。だが、夕方になるとまた心房細動が出てくるのである。そんな日が何日かあって、さてそれでも僕、懲りもせず23日にはもう走ってみた。15日から中7日置きと間も空きすぎていることでもあるし、心拍計とにらめっこで恐る恐るということになるのだが。65分でやっと、7.5キロだった。その日の様子からやっぱり不安がつのってきて、翌24日にはある決断。いったん僕自身で様子を見て進んで希望して止めてもらった強めの薬一つを、追加してもらうことにしたのである。
 すると昨26日はもう、無事に60分で8.3キロを走ることができた。24、25の2日間、ちょっとした用事でサイクル・ロードレーサーをころがしたせいか、案外好調だった。僕の昔からの趣味の一つなのだが、これをやるといつも、走る筋力と心肺機能が回復強化されるらしい。

 こんな僕を知る人はこういう。「なんでそこまで?」と。ところが僕はと言えば「そこまで(やっている)」とは、そんなには思ってはいない。医者と相談しながらではあるにしても大過なくここまで試行錯誤を続けてきたのは僕自身である。誰よりも僕が自分の走りの調子、限界、細かい注意などをよく分かっているつもりなのだ。だからなのだろう、医者も僕が走ると言えばほとんど止めはしない。数は少ないが「どうしても駄目だ」と彼が言うときは、中断してきたのだし。
 なんと言ったらよいか、「生活全般が、病気に負けて、小さく狭められていくのは嫌だ」「生活活動全般がじり貧になるよりも、病気に立ち向かいたい」。若い頃から、こんなスタイルを通してきたつもりである。「一病息災」って、そういうことだと理解している。
 走れるからこそ、ギターを3時間も通しで弾ける。ブログを4時間続けても目も肩も腰も、さほどの疲れは感じなくて済んでいる。お酒、好きなワインにもさほど弱くならず、かといって肝臓も痛めることなく、済んできた。などなどこれら全てが、僕の心肺血管機能の産物なのだと考えている。死ぬときに初めて全部がばたんと終わると、そんな風に行きたいのだが、どうだろう。
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思いやり予算仕分けに抗議のメールを! 怒れる国民

2009年11月27日 | Weblog
思いやり予算も仕分けの対象というから何をするのかと思えば、基地労働者の賃金カット!だけ。
これには呆れましたね。どこまで属国政治なんでしょう。

こんなときに黙っているようでは日本の国民も政府同様意気地なしということになります。一言でいいからぜひ民主党に抗議のメールを送りましょう。
宛先  http://www.dpj.or.jp/header/form/index.html

参考までに私は以下の一文を送りました。

思いやり予算も仕分けの対象というので、期待していたら基地労働者の賃金カットだけ、これには呆れました。
米軍とその家族の贅沢三昧のためにつぎこまれている「提供施設整備費」になぜ手をつけないのですか。
国民はこんなまやかしの仕分けを絶対に許しません。
鳩山首相の言う「対等な日米関係」の看板はどうなっているのですか。


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アジアを考えるための本        河内謙策

2009年11月27日 | Weblog
★河内さんの「アジアを考えるための本」にはいつも啓発されています。今回も紹介します。  (まもる)
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◎河内謙策と申します。“独善的”立場から、アジアを考えるうえで重要と思われる
本や興味深い本を紹介させていただいております。
(転送・転載は自由です。)

*デイヴィッド・ハルバースタム『ザ・コールデスト・ウインター 朝鮮戦争』上・下   文芸春秋
 ハルバースタムは、ベトナム戦争をとりあげた『ベスト&ブライテスト』で有名なアメリカのジャーナリストですが、その彼の遺作です。とにかく面白い、歴史に
残る本です。膨大な聞き取りに基づく本です。私も初めて朝鮮戦争の全体像が分かりました。また、朝鮮人民に対する軽視でないか、と思える箇所もありますが、全体としては公平に書かれています。とにかく、お勧めします。

*副島隆彦『ドル亡き後の世界』祥伝社
*鬼塚英昭『ロスチャイルドと共産中国が2012年、世界マネー覇権を共有する』
   成甲書房
 私は、ドル一極世界支配体制は崩壊過程にはいったと考えています。しかし、私
は、中国が世界覇権をにぎるというより、文字通り、多極の時代に入ると見るべきではないか、と思っています。
 副島は、今度の本では、2010年末からアメリカは恐慌に突入し、2012年に「どん
底」がやってきて、2015年に中国が新たな世界覇権国になると予言しています。 鬼塚は、副島が世界を支配しているのはロックフェラーだと言っているのに反対し、世界を支配しているのはロスチャイルドだと主張し、その立場から2012年に人民元がドルの一極支配を打ち破り、ロスチャイルドと中国共産党が世界の覇権を共有すると述べています。

*劉暁波『現代中国知識人批判』徳間書店
*金文学『「混」の中国人』祥伝社
 劉暁波は、「08憲章」の起草者の一人で、現在「牢獄」の中です。その彼の本が翻訳されていることは、恥ずかしいことに、知りませんでした。上記の本は、魯迅を含めた中国知識人の徹底的批判です。こんな徹底的な批判は、最近読んだことがありません。そして、彼の批判から、中国知識人の負っている歴史的負債の重さ、更に、日本知識人の歴史的負債の重さを考えこんでしまうのです。
 金文学は、日本に帰化した文化人類学者ですが、彼の中国人批判も激しいものがあります。上記の本は、中国人の国民性を考える上では必読文献でしょう。私の見たところ、中国人をどう考えるかを抜きにした中国論は有り得ないと思います。私は、彼の見解に80%賛成です。

                         河内謙策

Kensaku Kawauchi
Home:(Tel)+81-49-254-1804 (Fax)+81-49-254-1801
Office:(Tel)+81-3-5978-3784 (Fax)+81-3-5978-3706
email: kenkawauchi@nify.com
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「PAC3経費に難色」岡田外相に支持の声を! 平和のピアニストさんのメールから

2009年11月27日 | Weblog
★平和の風の仲間の平和のピアニストさんからこんなメールを受け取りました。
 全面的に支持ししたいと思います。   (まもる)
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ニュース!
<「岡田外相がPAC3追加配備に難色!>

  岡田さん、藤井さん、民主党のみなさんへ、
 ~PAC3追加配備経費944億円の予算案からの削除を!~してください。
   どうぞ、PAC3追加配備経費の削除を実現してください!!!

>11月24日午前に開かれた2010年度防衛予算に関する閣僚委員会の場で、
岡田克也外相が「ミサイル防衛」(MD)用の迎撃ミサイルPAC3の追加
配備経費(944億円/北海道、青森、沖縄へ)の来年度予算への計上に難
色を示した。>
 
 他の民主党の方々は、いかがお考えなのでしょうか?
 岡田さん、さすがです。昔のことを忘れないまじめな人。
 菅さんも、どうぞ国家(国民)戦略局としても、あのような<<役立たずなもの>>は必要ないと表明して、
 国民の思いにたって発表していただきたいものです。

 先日、平野官房長官の自衛隊イラク派遣「違憲でなかった」の妄言もありましたが、

 かつて、民主党が違憲であると自民党に反対していたことを忘れていない岡田外相の発言も光っています。
 そのような変わらぬ誠実な姿勢こそが、国民の求めているものです。
 民主党としての姿勢はいかがなものでしょうか?
 平野官房長官には、辞職して貰ってしかるべきかと思われます。

 そして、あのような当たりもしない、あたりようもない蟷螂の斧のPAC3については、
 税金の莫大な無駄遣いだと、国民のほとんどはそれに気づいており
 防衛省たちや自民党政府の迷妄を笑っていました。
 民主党が又同じ過ちを犯して、「やはり自民党と同じおバカさんね」と国民の信頼を失いたいのですか?


 PAC3追加配備経費の削除を求めてきた私たちは、この岡田発言を大歓迎します。

 民主党自体が、政策集でMDについて
「費用対効果、技術的可能性等の観点から総合的検討を加える」としていましたね。
 
 どうぞ、あの元チェイニー副大統領をいまだに儲けさせるために
 わたしたちの貴重な税金を費やすのはやめてください。
 
 ★この政権交代を機に、守屋武昌元事務次官ら防衛省官僚が主導してきたMDを
 抜本的に見直すべきです。それでこそ、民主党政権になってよかったと、国民は思います。
 
 ◆MDは真っ先に事業仕分けの対象となるべき『無駄の本丸』です。

 どうぞ、PAC3追加配備経費の削除を実現してください!!!
 多くの国民の側にたつ、わたしたちのごまめの声の聞ける民主党になってください、

 どうぞよろしくお願い申し上げます。

                平和のピアニスト  池辺幸惠

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新聞さぼり記事の一つ   文科系

2009年11月27日 | マスコミ・新聞・放送など

中華料理屋さんで26日、僕が購読していない中日新聞を読んでいたら、3面にこんな記事があった。先ず見出しは
【 新政権 思い届かず 初の全国知事会議 参院選控え気配りも 】

この記事の結論部分はこういうこと。抜粋してみる。
【 鳩山政権がこれほどまでに地方に気を使うのは、来年夏に参院選があるからだ。政権を安定させるためには民主党で過半数を獲得しなければならない 】
文中の「これほどまでに地方に気を使う」に該当する内容としては、この結論の前にこんなことが挙げられていた。首相が「二度も答弁した」こと。そしてある知事が「大変丁寧に首相が答えてくれた」と後で感想を述べたということ。この二つである。

さて、この文章を僕は、大変な手抜き記述だと思ったがどうだろう。同時に、一定の偏見をばらまいている可能性もあると言っても良いと思う。

首相が2度答弁したというのは、自民党時代に比べれば珍しいというだけのことだろう。そもそもそういう自民党時代が当たり前だとどうして言えるのか。初めての本格的な新政権の首相が2度答えることが、そんなに不思議なことなのか。むしろこのていねいさこそ当たり前なのであって、普通のことという意見だってあり得る。自民党時代が中央官僚と共に中央集権的でありすぎたという判断だってあり得る。「何せ相手は大事な大事な地方政治の代表者会議なんだから、これ以上であっても当たり前」と、そんな本心、態度で新首相が振る舞ったかも知れないではないか。

さて、こういうこと一切を考えてみようともせず、なぜこんな荒い背景説明が一挙に出てくるのだろうか。全く不思議だ。「これは参院選挙のため」と。この結論への他の推定補足説明も、一切全く無しになのである。なんというワンパターンな思考、記事だろうと、僕は考え込んでいた次第だ。

しかも筆者は、政治部・渡辺隆治と記名があった。こんな、「推定記事、推定文章?」なら、いくらでも書けるだろうが、全く無意味な、偏見をバラマキすらする文章であって、専門家としてははなはだ志の低い、情けないものだとさえ僕は思うが、どうだろうか。
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生活保護費を食い物にする商売?   文科系

2009年11月26日 | スポーツ
昨日拙稿で紹介したワンストップサービスの緊急性を示すものとして、無料低額宿泊所のことを25日の毎日新聞報道から一部紹介した。今日は、その実態をそこから抜粋してみたい。僕は以下のことはほとんど知らなかったが、この無知が一国民としてなにかとても恥ずかしいことのように感じたものだった。

まず、これが大事だろう。昨日述べた施設以下の悪質そうな?所もあるということだ。「439カ所、14,089人、生活保護者の割合92%」というのは、「特別な資格がなくても都道府県や政令指定都市への届け出だけで開業できる」「第2種社会福祉事業」だという。それ以外の施設があって、それはこんなふうに解説されていた。
【 路上生活者を対象にした無届け施設は全国に127カ所、高齢者向けも数百カ所ある。無届け施設の運営事業者は施設を『アパート』と主張したり、自治体に対する説明をしないことが多い。届け出がない以上、自治体には調査の権限がなく、問題に気づいても指導できないのが現状である。
 無届け施設を監視するためには、施設単位ではなく、生活保護受給者に対する訪問調査を丹念に進める必要があるが、福祉の現場ではケースワーカーの人手不足による過重負担が指摘されて久しい 】

さて、その上で以下、「届け出施設」の実態報告を抜粋してみる。
まず、その費用等収支状況などを見ている。
【 入所者が受給する生活保護費から家賃や食費名目で9万円前後を集め、残った約3万円だけを本人に渡す(中略)施設の家賃はアパートなどの賃料として支給される「住宅扶助」の上限額(5万円程度)に設定されることが多い。
 徴収額と施設所有者への賃貸料との「差額」が事業者の運営費となる。ある元宿泊所職員は「風呂もトイレもない6畳間に3,4人を詰め込み、全員から5万円以上家賃を取っていた。文字通りぼろもうけ」と明かす 】

【 運営事業者による入所者の金銭の無断管理や、多額の使途不明金の存在が発覚したため、厚労省は規制強化に向けて、ようやく重い腰を上げた。
 東京、愛知など5都県で18カ所の宿泊所を運営する任意団体「FIS」では、東京など4施設の06~07年度分だけで2億5000万円超の使途不明金が発覚した。NPO法人「厚銀舎」名義で千葉市内のFISの宿泊所に併設されている「稲毛厚銀舎」など2施設の収支にも、計約5200万円の使途不明金が計上されていた。
 厚銀舎を巡っては、施設側が無断で口座を作り保護費を着服した疑いがあるとして、元入所者が千葉県警に業務上横領容疑などで告訴状を提出した 】

なにか、読んでいてとても暗い気分になる。昔無認可のベビーホテルのことが騒がれたことを思い出したが、あれよりはるかに酷いと思う。「生活保護費」を当てにして、それにタカり、それを食い物・職業にする商売。病人などが出たらどう扱われているのかなどとも考えてしまった。さらに、こういう施設へも自治体が生活保護者をどうも紹介、入所させているらしいのである。いや、そうせざるを得ない実態があるらしい。
この不景気、無政策がこんなものまでを生み出しているとは。こういう所で死んでいく人は人生をどう振り返るのだろう。ワンストップサービスの充実などがとても急がれることだなどなどと、考えていた。
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