九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

八十路ランナーの手記(398) 2021年の思わぬ幸せ   文科系

2021年12月30日 09時37分15秒 | スポーツ

 僕の22年の高齢ランナー人生にとって、2021年は画期的な年になった。2010年の慢性心房細動・カテーテル手術から思いもよらずラン再開できた時と同じほどの幸せ。手術前後3年のドクターストップに逆らって実現できたラン再開だった。対する今回は、2年間苦労したリアフットからミッドフット走法への転換が完成して、11月にはフォアフットに移行し、思いもせぬ距離を走れるようになった。片膝で身体を持ち上げる幅が少ないこれらの走法は、リアフットに比べて疲労度が全く少ないのである。ほとんど10キロまでのランナーだった僕が17キロコースを持っているとかの練習も、楽にやれるようになった。
 そんな9月にはランナーらしく月間走行距離目標を120キロと定めて月に10キロずつ上げてどこまで行けるかと目論み、励んできたが、以降こう達成してきた。9月135キロ、10月134・4キロ、11月146・1キロ、12月29日現在155・5キロだ。こんな急進展が80歳を超えて起こるなんて夢に思ったことさえかったこと、つまり思いもよらぬ幸せの渦中にいるのである。
 
 さて、このまま行けば、81歳になる来年5月には月間200キロ達成なのだが、事故など起こらねばまず大丈夫と、これが今の実感。すると、ランナーなら分かるはずだが、ハーフマラソンもまー軽く走り抜けられることになる。ハーフを走っている人でも、週2~3日走る10キロランナーも多いのだから。

 さて、今の改善点はどこか。僕の場合はやはり相変わらず、左右両脚のバランスなのだ。左脚の筋肉(左フクラハギ・足ではなく)がどうしても弱く、左膝をやや前に出せるような「地面つつき」をすると不自然な力が入ってしまい、その分疲れるのだ。身体全体に力が入ってしまうのである。これは、最近よくやる15キロを超える走りになると、日によって疲れにムラがあるから思い知らされたわけだ。その日の走り出しで左脚が無意識にちゃんとつつき始められた日は、キロ平均6分30前後で走れるうえに疲労も少ないのである。低速のウオームアップをちゃんとやらないと特に、左脚の疲労度が激しくなる。

 というようなことをあれこれ分析・対策・改良の実を上げていくのが、まさにスポーツの醍醐味。80歳にしてこんな改善実績を持つ幸せの真っ只中に居られるって、思いもよらなかった。ただしこの幸せは、最近読んだものによれば何の不思議もなく、人間、人体の科学に合致したものなのだそうだ。人間の身体は、四肢の健康を保っているならばほぼ死ぬまで走れるようにできているとのこと。短距離専門のチーターなどと違って、長距離専門の犬族の循環機能を持っている動物なのだそうだ。これはつまり、走れなくなった時が死ぬ時。人間で言えば膝が悪くなった人が、そういう人なのだ。活動年齢を延ばしたいなら走ること、これが人体科学が解明した最高の知恵の一つと思う。さらに、ウオームアップ無しで膝に急な負荷を掛ければ、老人なら必ず膝を痛めて、走れる人でも走れなくなる。これも犬と違って二本脚である人体についての科学の知恵の一つだろう。最後に、老人が走るならば、フォアフットか、せめてミッドフットで走るべきだ。どれだけ苦労しても、その価値がある。人体の構造上そのようにできているのだろう。

 来年のいつ、初めてのハーフを走っていることだろうか? ただ、一人でハーフを走っても、大会は面倒くさいと思うところもある。その手続きとか当日の準備とかを考えると。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岸田が切った杉田、和泉。和泉は大阪の顧問  文科系

2021年12月29日 08時48分59秒 | 国内政治・経済・社会問題

 岸田首相が、安倍・菅政権と「長年にわたった首相官邸主要人物」であり続けてきた杉田和博、和泉洋人を切ったのは日本政治にとってよいこと。ついでにこんな人物は、政府系統の重職には付けぬこともお勧めしたかったが、和泉氏の方は早速、大阪府・市の顧問に就任したと発表された。財務省・佐川以上に官僚忖度行政の頂点に立っていた人物たちだったのだが、内閣人事局長・杉田の学術会議介入、和泉のコネクティング・ルーム問題や山中伸弥さんへの脅しのような行為など、政権直属の手足を務めた官僚であった。岸田政権になって、腐敗しつつあった官僚たちに対する最大の信賞必罰の一つとなって行けば良いのだが。

 あの学術会議不法介入のクレームをつけてきたのが、杉田和博。それどころか、杉田は、「この人物は切れ」という情報元として安倍、菅に入れ知恵していた人物と言われて来た。もう一人の和泉がまた、不倫相手と書かれても抗弁もしていない女性官僚同伴で山中伸弥さんのところに出かけて行って、強権的な「行政指導?」をしたことなどが知られている。この二人、「こういうのが首相を動かし、事務次官以上の政治強権を握っているのだから」という模範として、官僚体制全体に忖度を行き渡らせた人物ではなかったか。

 さて、ここから波及した新たな人事をもう一つ。こんな報道がなされた。「大阪府・市、和泉元首相補佐官を特別顧問に起用 菅前首相の側近」。この和泉を握れば、安倍の悪事のいくつかを握ったも同じことじゃないかと誰でも考える。少なくとも、安倍はそう考えるだろう。だから、維新は、安倍の首根っこを抑えたともいえるのではないか。安倍はそう考えて、維新にはもう何も言えなくなるのかな。維新は、賢い! けど・・・。

 

 

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

岸田安定政権へのお勧め  文科系

2021年12月28日 12時26分48秒 | 国内政治・経済・社会問題

 岸田「安定」政権への絶好のお勧めが一つある。それは同時に、今多少ともまともな日本政治への「復帰」を意味する方策として国民の幸せへの今最も太く、不可欠な道だ。

 安倍政治の巨大な不正、誤魔化しを密かに調査させることである。モリカケ、桜、GDPかさ上げ目指したやの国家基幹統計改竄などが氷山の一角だとは、誰でもが考えること。なんせ、これらによって安倍が励んでいたただただ「選挙対策の政治、政策」と言える所業など、官僚による忖度であったものも含めて他にも無数にあるはずなのだ。
 これらの公表などどうでも良いが、とにかく調査しておく。密かに調査してもすぐに安倍に伝わるから、それだけでさて、今の安倍が、励んでいる岸田への牽制、影響力行使を黙るのか、はたまた激しすぎる政争に突入していくのか。いずれにしても、政治家としておおいにやり甲斐のある仕事ではないか。たった一つでも「あからさまに選挙のためだけの不公正政治」が発見できればそれだけで安倍を黙らせることができるような「嘘と誤魔化しの政治・政策」を新たに発見して欲しいものだ。つまり、安倍対岸田のこんな政争なら、岸田は楽勝の見通しが立つと思われるのである。

 たった20年で世界GDPに占める日本割合が13%から6%に下がったからこの30年の日本の給料が上がらないなんて、異常すぎる無能政治である。「(野党はいろいろ文句を言うが、それでも選挙には五回勝ったぞ!」などとヤジを飛ばす安倍に、官僚による忖度含めた不公正政治が他にないわけがない。

 今最大の悪徳政治家からの牽制を黙らせるためにも、岸田頑張れ!  

  

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

米中以上に日中対立を煽る一部日本マスコミ  文科系

2021年12月26日 13時24分57秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 台中問題についての日本マスコミの取り上げ方の一部は、なぜか余りに狂いすぎている。それも、「台中問題は一国国内問題」という国際原則、中国発言と、「中国は、6年以内に台湾に侵攻」という米一司令官の言葉とをごちゃごちゃにしているだけのようなような稚拙な論議。

 そもそも「台湾を含めて中国は一つ。正当政府は大陸中国」というのは、国連もバイデン大統領も認めている台中問題の基礎中の基礎。中国政府がこの原則をどこで何度叫んだところで、「明日台湾に攻める」ということにはなりはしない。なのにこれをウイグル問題(これも国内問題である)と絡ませて、「非民主主義国は潰せ」まがいの雰囲気を、日本マスコミの一部が世界に率先して作り上げようとしているような! ここのところをこそ、元外務省国際情報局長・孫崎享もこう批判している。

『北京五輪と内政不干渉の原則 :国連憲章第二条「国内管轄権内事項に干渉する権限を国際連合に与えるものではない」日中平和友好条約(78年)「内政に対する相互不干渉の原則に従う」。内政不干渉は相手の行為が善と認めることでない。干渉が新たな混乱を招く。それを回避。』(「孫崎享のつぶやき」から)

 明日にも台湾侵攻が起こるというこんな論議を、元統合幕僚長までに叫ばせているのが、今の日本のマスコミの一部である。こんなふうに。
『「中国は確実に台湾に侵攻する」「脅威は6年以内」。前統合幕僚長が警鐘、沖縄の海が戦場と化す?』

 台湾発の半導体を使った中国工業製品がすべて止まってしまうように世界経済を長期にわたって揺るがす戦を中国が6年以内に起こすなどという論議には、一部保守政治勢力に衆目を集めたいという意図しか見えない。以上と兄弟のような論議「中国基地への先制的攻撃体制構築」も盛んだが、これはこういう人々による、憲法改定に向かって出された最後の大きな武器、布石なのだろうか。ただ、こんな国家「防衛」思想を憲法に書き込むとあれば、9条改訂だけでは到底済まないことになってくる。この論者の1人である高市早苗氏には、こういう想像力も無いのである。「先制攻撃防衛論などを掲げれば、相手国もそうなって、チキンレースが始まる」と。

 アメリカの「軍産共同体」勢力、ネオコンが今も日本一部政治勢力を動かしているのだろう。河野防衛相がイージスアショアとともに断ったはずの無人偵察機グローバルホークも、去年の夏に改めて買い入れを申し入れたことになっていると今日の新聞がすっぱ抜いていた。防衛相が知らなかった大枚の武器購入! これでは、日本の米兵器購入システムは伏魔殿だ。「台湾侵攻」が叫ばれる度に、こういうことがますます起こっていくのであろう。としたらやはり、アメリカの「戦争警鐘」は兵器売り込みの宣伝手段なのか?? 日本の一部政治勢力は彼らの絶好のカモなのかな?

 それにしても、日本自衛隊の最高幹部がバイデン大統領よりも強く「台湾侵攻」を警鐘するのは、チキンレース好きに過ぎる。
「軍隊は絶えず、自己拡大を図りたがるもの」??

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

危険水域を超えている安倍「政治」  文科系

2021年12月25日 06時50分43秒 | 歴史・戦争責任・戦争体験など

 安倍が主導しようとしている政治はすでに、すべての歴史学知見から観て危険水域を越えていると観る。そのことを知らぬは学がないご本人たちばかりなりというその本質を歴史学で試され済みの知見でもって、描き出してみよう。
①資本主義経済は時としてよく、こういう時代を迎えた。恐慌後などの経済の軍事化という時代だが、それはどういう時に起こったか。
②世界全体の有効需要との比較で相対的に供給過多が酷くなった時に恐慌、失業者増などが起こるが、余った供給を国家が軍事費という形で買い上げてやるのが資本主義経済の軍事化であった。
③その急拡大した軍事化でもって、増えてきた失業者をなくしたり、新しい経済領域を広げたりして、一見行き詰まった生活を向上させるから、国民に熱狂的に支持された。これが、ヒトラーが特に家庭の主婦らに熱狂支持されるようになった理由であり、日本の満蒙開拓熱などであった。『こういう熱狂が起こったら「その往くべき方向」はもう誰にも止められない』と述べたのは、戦後の東條英機自身である。満州事変で国連脱退と言う事件も、すでにもう「満州撤退」がありえなかったことを示している。

 さて、今の安倍国策を鑑みるに、以上すべてが彼の国家方向の基本に据えられていると言える。何度も言うが知らぬはご本人ばかりなりで、自分がやっていることが一人歩きしていくはずの方向がわからないから、唯こう言うだけなのだろう。
「俺の方向が東條と同じ? まさかっ!」

 さて、この「経済軍事化一人歩き」の条件、証拠を書き上げてみよう。

① 1990年冷戦終結後のアメリカはすでに経済の軍事化が急拡大していった。それから間もなく米軍事費があの冷戦時代の2倍になっているのがその証拠になるだろう。安倍は集団安保でその米と同一歩調軍事を歩むことを表明し続けてきた。米中問題は特に、世界政経覇権問題、いわゆる「ツゥキディデスの罠」が絡んでいるだけに、極めて深刻である。

② そして今の安倍は米「政権」に自ら進んで、以下を表明するに至っている。「対中予防戦争論」、「中国基地への先制的攻撃体制構築」、「米の核兵器先制不使用宣言を日本が率先して制止していること」「GDPの2%への軍事費引き上げ」などだ。なお、これらが声の割に全く失敗に終わったアベノミクスの結末、実質「尻拭い」という国家経済方向を含む側面があるだけに、怖いと思うのである。

③以上の方向をさらに、アメリカ政権が観ているよりも緊急度が高いものとして安倍周辺は押し出している。「6年以内に台湾有事が勃発」とは、アメリカでは地方の一司令官が叫んでいたに過ぎないにもかかわらず、安倍周辺政治家はすでにこれ一色になっている。バイデンでさえ、ここまで前のめりではない。「一つの中国」、よって「台湾問題は基本的には国内問題と認めるが、本国の台湾侵攻は許さんぞ」という姿勢だ。これをバイデンは、最近改めて表明している。

 

 日本GDPの2%などという「日本経済の軍事化」「平和憲法下の『普通の国』」に踏み出せば、日本の場合特に後戻りができなくなっていく。いったんこの道に進み始めてからどこかで後戻りすれば、不景気、失業増、さらなる格差急拡大という方向が誰の目にも見えるようになるのだから。ただでさえこの20年で世界のGDPに占める日本割合が13%から6%に凋落した国だから、後戻りなど国民が許さなくなるだろう。
 学術会議の歴史学、社会学など文科系学者らが政府に厳しいのは、以上のような歴史学的知見からだと理解してきた。安倍は、自分がしていることの後始末の難しさなど分からないのである。「俺が戦争好きで、どんどん嵌まっていく? まさか!」という主観主義。東條もヒトラーも、そういう主観主義からこそ、膨大な国民と自分の命を落とす結末になったのである。戦争政策への量的変化の先の質的変化を見るのは難しいことであって、学がない政治家は「俺が戦争など起こすわけがない」と本気で思い込むことができるのである。

 

 最後に、すでにアメリカがその冷戦後に、陰に陽に起こした歴史的戦争も書きとどめておこう。

1991年 湾岸戦争
1992年 バルカン・東欧紛争
1995年 ボスニア紛争
2001年 アフガン戦争
2003年 イラク戦争
2011年 リビア空爆
2014年 ウクライナ危機、シリア戦争

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八十路ランナーの手記(397) 高齢ランナー必読文章・・・   文科系

2021年12月23日 12時12分26秒 | スポーツ

 高齢ランナーに必読と言える「ためになり、励まされる文章」を読むことができたので、ご紹介したい。書いたのは日本ランニング学会会長のお医者さんで、伊藤静夫さん。その内容をざっと紹介したい。なお、この文章は、考察の資料が日米欧の著名なマラソン大会一般参加者を追ってきたその記録と年齢の相関関係とあって、「ランナー一生の記録変遷」といえるようなものである。

・2004年ニューヨークシティマラソンの結果を調べ、年齢別にタイムを比較したところ、19歳を振り出しに、ランナーたちは毎年速くなり、27歳でピークに達したあと、タイムは落ちはじめる。が、19歳のときと同じスピードに戻るのは何歳のときか? これが実に、64歳なのである。

・またドイツのデータでみると、20〜54歳代の半数のランナーがゴールしたとき、65〜69歳代の1/4の高齢ランナーもすでにゴールしているという。

・アベレージランナーたちは、決して特別な人たちではないことがわかってくる。やはりドイツの研究例では、平均的なトレーニング内容は週3回、1時間程度のもので20〜69歳までの範囲で年齢による差は見られない。さらに、50〜69歳の高齢ランナーの1/4は5年以内にトレーニングをはじめた初心者ランナーであった。

 この考察の最後にあった以下の文章がまた、以上の実証全体にある説得力を与えていた。

『 そもそも、人類250万年の進化史において、農耕、牧畜が始まったのはこのわずか1万年前、残り249万年間は狩猟採集生活だった。したがって人類の体の基本設計は狩猟採集に適合するようにできている。そして、狩猟方法の基本は暑いサバンナをひたすらゆっくり長く走り、獲物を追い詰める持久狩猟であったと言われる。つまり、ゆっくり長く走ることこそ、今でも我々ホモ・サピエンスのライフスタイルの基本中の基本なのである。Born To Runと言われるゆえんである。』

 さー、明日からまたまた元気が出てきたような。12月月間目標150キロも、昨日現在135キロに届いたから、あと3日ほど走れれば170キロになる。

 


  

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八十路ランナーの手記(396) 6:31/kmで16キロ   文科系

2021年12月21日 08時37分36秒 | スポーツ

 20日、16・4キロを走った。ランナー歴21年で、この間、心房細動手術で3年の完全ブランクがある僕として外走りの最長距離になるのだが、キロ平均6分31秒、ストライド90センチ、平均心拍数156bpmは、12日の14キロ外走り(キロ6分33秒、91センチ、158bpm)とほぼ同じだったから、それだけ改造フォームが安定してきたということだろう。これで12月は合計122キロになったし、ハーフマラソン2時間20分がまた見えてきたと、ニコニコご機嫌に帰ってきた。

 ただ、この20日は12日の14キロとちがって、かなり疲れた。急な坂の上り下りが4回もあって、そこをなるべくスピードを落とさぬように乗り越えようとしたからだと思うが、これも良い経験になった。長距離で疲れるというのがどういうことか改めて分かった気がしたからだ。地面をつつく筋肉らしく、右臀部に筋肉痛ちょっと前のような違和感が生じたし、これだけ両足が重くなったのも、15年昔までの10キロレース以外では初めての体験だった。当時は10キロレースが50分ほどで、07年を最後に心房細動が出てレースには出られなくなった。2010年に慢性細動になったので心臓カテーテル手術2回。以降は再発せず、3年のブランク以降は元気に走れているのである。

 さて、この20日に自分に確かめつつ走っていた走法要件はこんなふうだ。上半身を立てた前傾姿勢さえ維持できていたら、両脚は身体近くで地面つつきをやって、なるべく腰が落ちないように離陸するのが良く、その地面つつきの力は最小限にしてストライドよりも180近いピッチでスピードを稼ぐ。つまり、膝を余り曲げないで走るべしということだ。片膝を伸ばして身体を持ち上げるということをなるべく少なくした走り方が、スピードが出る割に心拍数を少なくする。膝伸ばしで身体を押し上げない分を「ほぼ膝を伸ばして、立てたアキレス腱で地面をつつくようにしたその反発力によって腰を前に運ぶ」。このピッチ走は初めのウオームアップ2~3キロの時にこそ肝要であって、ここで「大きく走る」とその日の走り全体が駄目になると、最近いつも自分に言い聞かせている。これによって最近の外走りのタイムにムラがなくなったと言うことができる。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥栖の金監督の退任はおかしい  文科系

2021年12月20日 11時26分05秒 | スポーツ

 サッカー鳥栖の金明輝監督が、退任すると報じられた。その退任理由が全く納得できない。年度中の「足払い事件」はちゃんと三試合の指揮資格停止処分を受けているが、今回の退任理由と推察されるのが日本サッカー協会に届いたパワハラ告発文書とあって、これについてのJリーグによる調査結果はまだ出ていないというのに、退任が発表されたのである。

 金明輝氏と言えば、鳥栖にとってだけでなくJリーグにとっても大功労者だ。鳥栖の若手チームを全国優勝に導いたりするなどによって子飼い選手を育て上げることを通じて、地方都市のチームを永年J1に留め続けたお人である。育て上げた多くの名選手が強豪チームに移籍するなどがありながら、今年も川崎相手に大健闘するなどしていて7位に留まるなど、鳥栖にとっては歴史的な功労者とも言えるはずだ。それに対するこの仕打ちは、実にいい加減、はたして正しいものなのか。

 ちなみに、Jリーグの韓国人監督を巡っては度々こういうことが起こる。今期京都を久々のJ1に押し上げたチョウキジェ監督の湘南時代(代表の名ボランチ遠藤航を育て上げたのもチョウ監督)にも、鳥栖とセレッソと両方の監督時代に起こったユンジョンファンの突然の解任にも。韓国人監督を巡って度々起こるこういう事件には、僕は不審の目を持ってきた。近年、日本の至る所にいわれのない反韓感情が煽られ直してきた歴史があるからである。「パワハラ告発文書」などはいくらでも捏造できるのだし、スポーツの現場では「パワハラ」があったかどうかは、大変微妙な問題にもなる。今回のことは、せめて、Jリーグ調査結果が出てから結論を出すことにして欲しかった。それがこういう大功労者への最低限度の礼儀というもののはずだ。

 

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな「嘘ばっか政治」って?   文科系

2021年12月19日 00時08分52秒 | 国内政治・経済・社会問題

 この日本はすでにもう嘘まみれの政治じゃないか。

・「国政功労者を祝い励ます毎年の国家行事」を、個人選挙功労者を祝い励ます会に換えてしまって、何年経っていたことだろう。これが「桜を見る会」。前夜祭の「饗応」の資料は、国権の最高機関・国会の要求にもかかわらず提出せずに通してしまった。証拠を隠すのも、嘘を通すことと同じだ。百田尚樹もケントギルバートも、国政功労者だって??

・莫大な国家予算を嘘の理由をでっち上げてくれてやることにしていたが(その相手は安倍親衛隊の1人)、それがバレそうになって慌てて取り消して、それまでの経過を綺麗さっぱりなにもないことに行政記録を書き換えてしまった。この全部を指揮した財務省幹部は出世し、これを後悔して批判してきた公務員は自殺だ。なのに、この「公務員の鏡」の妻が求めた真相解明要求には、まるで嘲笑うかの如くに、門前払い。これが森友。

・永年現実よりは低く見積もってきた国民給料統計を、ある年にいきなり上げた。東京都の給料が何分の1になるというようにして全国統計を作ってきて、いきなり元に戻したのだ。上げる前は「日本の給料はこんなに安いんだよ」という社会的効用を果たし、これへの批判が強くなり始めたころからは急に高くなったのだが、これは誰の「功績」??

・建設受注額を二重にかさ上げしたのは、「低くなりすぎ」と批判され始めた日本GDPを何とか粉飾しようとのトリックの一つ? こんなの他にもいろいろあるんじゃないのかな。

・これらの追及への国会答弁では、どうでも良いことをダラダラ語って時間を潰すは、逆に相手への攻撃に転ずるはで、まともな答弁をしないのが総理のお仕事? と、多分これが他のことよりも最も悪いことだ。総理大臣が国権の最高機関に何百回という嘘、ごまかしに終始して、それを通し尽くそうとして来たのだから。

 

 政治の嘘とは、国民に知られたくない都合の悪いことをいっぱいやっていてそれを誤魔化したり、逆に国民の関心事項を上手く進められないので、その数値などを実態よりも良く見せること。そんな嘘がこれだけ多いって、まともに政治などやってない何よりの証拠。桜や森友を観て分かるように、選挙に勝つための利権政治だけに勤しんできたのである。ある野党質問への反論の一つの積もりなのだろうが、首相ヤジにこんなのがあった。「選挙には5回勝ったぞ!」。その5回を含むこの20年の日本で起こった象徴的出来事がこれ。世界のGDPに占める日本分割合が、13%から6%に衰えてしまった。これでは国民の給料は下がる一方。なのにこの間に生まれた日本歴代最長政権こそ、この「嘘八百総理」が作った記録なのだそうだ。この日本どうなっとるんだ?!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八十路ランナーの手記(395) ここが、不安定   文科系

2021年12月18日 11時39分07秒 | スポーツ

 2年近くミッドフット走法移行に励んできて、11月からはフォアフットに換えてきたのだが、この走法は「まだまだこんなに不安定になるんだ」と痛感することも多い。先回書いた12日以降14日はジムで、17日外走りといずれもLSDをやってきたが、フォームが不安定で自分に最適なストライドが見つけられないでいた。と言うよりも、フォ-ムを確認しつつこれを安定させようとして走っているとストライドが大きくなりすぎるようだ。知らぬ間に、脚を前に出しすぎているのである。すると、足の離陸も前過ぎることになって、前の着地には特に、そして後ろの離陸にも、余分な力が要る。ウオームアップがこんなふうになった日はすぐに疲れてしまうから、思い知らされて懸命に直していく。ただ、その修正努力には大きい意味があろう。自分の正しいフォームを思い出し、固める、自覚と修正力という意味だ。

 とにかく、ストライドを小さく、180に近いピッチ走法でアップを始めるべきなのだ。その際に「前脚のツツキ」は膝をなるべく伸ばしてやり、後ろ足の離陸を正しい位置でやる。その位置とは、「上半身を立てて前傾した身体の延長線上地面よりも後方」と意識している。この「上半身を立てた身体の前傾」がまだまだ崩れている時もあるから、また難しい。この崩れを意識して正す遣り方が、よく言われるこれなのだろう。
「良く腕を振りつつ、常に前方25メートルに視線が行っているように」

 まーいずれにしても僕が好調な時とは、「地面つつきの膝曲がりが少なく、ピッチ170以上の時」と言えるようだ。このやり方でストライドは90センチ、キロ6分30秒で走り続けられると最近の数値すべてが示してくれているから、これでだけ1時間約9・2キロで走り続けられるようになった。これが、僕の現状である。ただし、その日の走り出しその他、まだまだ身体の脱力の余地は多いと考えている。

 こうして、ともあれ、17日までの月間距離は93・4キロまで来たから、12月150キロ目標も届くだろう。

コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建設受注かさ上げも、首相官邸絡みですか?  文科系

2021年12月17日 11時41分02秒 | 国内政治・経済・社会問題

 国家基幹統計とは、その推移などから国家や地方公共団体が明日の国民生活政策を考える国民生活の基礎資料。これが改竄されたり、誤っていたりしたら、国家が国民生活改善を図る道を誤ることにもなるもの。今回は、二重加算などGDPを大きく見せることになる建設業の受注額かさ上げ改竄だったが、これに内閣自身が関わっていなかったのかどうか。2018年の勤労統計改竄では、中江元哉・安倍首相秘書官が関わったことが国会でも明らかになっているのである。このようにして・・・、

 この勤労統計改竄問題すべてについて、中江秘書官が常に報告を受け、18年度だけを補正してかさ上げ修正されるよう提案までしていた事が厚労省メールなどから明らかになったのである。

 この問題を国会で取り上げたのが、立憲民主党の長妻昭議員。これに対して安倍首相から今では有名になったヤジが飛んだ。「だからどうなんだってんだ」 と。そこで、長妻議員と首相とのこんなやり取りになったのである。

「ギリシャも統計の問題が発端で経済危機が起こった。統計の問題を甘くみないほうがいい。扱いによっては国家の危機になりかねない、そういう認識はあるか」
「いま、長妻議員がですね、国家の危機かどうか(と訊いた)。私が国家ですよ。総理大臣が国家の危機という、重大な発言を求めているわけでありますから、まず説明するのが当然のことではないでしょうか」

 さて、安倍首相は質問の意味が何も分かっていない事ありありである。「国家統計の改竄が国家の危機になりうる」と問われているのに、その意味が分からないからこそ「総理大臣が国家の危機という」などと捲し立てたわけなのだ。もっとも自分が命じて改竄させたのなら、総理大臣が危機を作ったと言えるのかも知れないが。
 
 今回の国交省による建設業受注高かさ上げは、果たして、首相官邸は絡んでいなかったのか? 徹底解明を求めたい。

 安倍首相がこのように言葉の使い方を過ったり、余分なことを長々と答えたりするのは、焦点反らしのほかに、言語力不足、語彙不足で相手の言い分が理解できないことも多いからなのだろう。野球の野村克也にしても、サッカーの中村憲剛にしても、その道で人を導けるような先達は皆優れた言語力を有していて、必要なことは短く的確に語るもの。安倍首相には、総理の器は大きすぎて、彼が座ればスカスカ、そこを打っても本来的に正しい音など出てくるわけがないのだと観てきた。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「政策提案型」が聞いて呆れる  文科系

2021年12月16日 12時17分30秒 | 国内政治・経済・社会問題

 建設業の受注高資料改竄が、19年の毎月勤労統計改竄についで発表された。最近標記の「政策提案型」を野党に求める論調が盛んだが、こう国家基幹統計がいい加減では、そういう正しい政策さえ出せるのかどうか、そういう問題になる。GDPが改竄され、給料統計が改竄される。これは、今日本が世界から危ぶまれている問題そのものにおける改竄と言える。これでは、野党どころか、与党からも正しい現状分析に基づく政策提案など出てくるわけがない。それどころか、国家基幹統計改竄とは、国家の危機をも招きうるもの。それはちょうど、過去の大津波の数字がいいかげんなら、原発防災がいいかげんになるようなものなのだ。

 ちなみに、この国交省建設受注高かさ上げ問題は安倍が首相になった翌年の2013年から始まったもの。勤労統計の方は04年から賃金などが安くなっていたものを、18年にいきなり修正アップされたもの。そして、その内容は公表しないとされていたものだ。17年までは「周囲がこんなに安いのだから・・」という社会的作用を成し、18年度からは「こんなに上がった」といきなり吹聴したことになる。

 毎月勤労統計の時の政府の「問題処理方の汚さ」を思い起こしていた。この関連の旧稿を再掲させていただく。今回の建設業受注高かさ上げ問題は、「嘘に嘘を重ねる」やり方など止めて、往生際良くしてもらいたいものだ。ことは日本国家の根幹的数値(認識)に関わるものだから。

 

【 「私が国家」だから、基幹統計も作り直す?  文科系  2019年3月1日

 統計不正問題で、国会が大荒れだ。当然である。国の統計をいじるということは、国の現状認識の基礎資料をいじるということ。いじり方次第で現状認識そのものを良くも悪くもできるのであって、政治の評価とか、今後のあり方も全く変わってくることになっていくのである。これは、安倍が馬鹿で、ことの重大さが分からないから起こったことではないか。そういう証明にすらなるはずのものだろう。ことの重大さが分かっている官僚だけで起こせるはずがないことだからである。以下は、阿修羅掲示板の二つの記事から抜粋した。

『今日、立憲の長妻議員が不正統計で、安倍首相に以下のように質問した。

長妻昭議員「総理、これを統計問題を甘くみない方がいいですよ。この問題、こんないい加減な報告書を出したら国際的にまずいメッセージを送りかねないというふうに強く思う訳ですが、総理ですね、扱いによっては国家の危機になりかねない、という認識はあるのか。」

これに対して、長々原稿を読んでいて、原稿から目を離し、自分の言葉で述べたとき、以下のように話した。
安倍首相「いま、長妻委員は国家の危機かどうか聞いたが、わたしが国家ですよ。私が総理大臣ですよ。」
 私が総理大臣であるので、私=国家とポロリと述べた。この発言を長妻議員の後の大串議員が「私が国家」の発言について聞いたところ、安倍首相は、「朕は国家」などとは言う訳が無いじゃありませんかと否定した。いくら否定しても発言は録音としてはっきり言っている。』

『統計不正問題をめぐり、今度は総務省が信じがたい暴挙に出た。先週、総務省が、統計委員会の西村清彦委員長が国会に参考人として出席することを拒否すると記した文書を、勝手に捏造して野党に送っていたのだ。
 この“捏造文書”が提示されたのは、先週22日のこと。本日おこなわれた衆院総務委員会では西村統計委員長の出席が打診されていたのだが、原口一博・国民民主党国対委員長のTwitterによると、総務省大臣官房秘書課が同日16時38分、立憲民主党の高井崇志・総務委員会野党筆頭理事に対し、こんな文書を送ったというのだ。
〈統計委員会委員長は非常勤の時間給のアルバイト公務員でしかなく、私は本務として、学者としての研究教育、そしてその他企業関連の取締役や顧問の仕事をいくつも抱えて居ます。
 国会に対しては、本務を犠牲にして出来るだけ協力してきましたが、本務としての研究教育及びその他の企業関連の仕事に支障を来す自体に至っており、これ以上本務に支障をきたす形では協力出来ません〉(中略)

 だが、やはりこの文書は西村氏によるものではなかった。昨日の衆院予算委員会で質疑に立った国民民主党・渡辺周議員によれば、昨日になって総務省大臣官房から、西村委員長による文書が別に届けられた。それは、〈2019年2月23日 西村清彦〉として名前と日付が入っているもので、こう書かれていた。
〈国政における国会審議の重要性は強く認識しております。しかし、同時に、私には研究教育等の本務がある事を認識していただきたいと思います。そのもとで、研究教育等の本務に支障のない限りにおいて、国会には協力する所存です。〉
 22日に総務省大臣官房秘書課が野党側に送りつけた文書とはまるで違い、国会に協力する旨が書かれている。その上、この文書はこうつづくのだ。
なお、国会周辺には私が提出した「文書」と称するものが回っているようですが、私はそのような「文書」を提出するように指示したことはありませんし、内容も提出を前提とした文書として明らかに不正確であり、ふさわしくありません。このような「文書」が国会にわたった経緯を私は知りませんが、極めて遺憾です。従って、本文書が私の初めての提出文書であることを明確にしたいと思います。〉

 つまり、22日に総務省が野党側に送った、国会に参考人として出席することを拒否する文書は、西村統計委員長が書いたものではない、総務省側がでっち上げた“捏造文書”だったのである。』】
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

元軍人の「戦争瀬戸際政策」論議など止めるべし! 文科系

2021年12月14日 03時56分39秒 | 国内政治・経済・社会問題

 前統合幕僚長・河野克俊氏がデイリー新潮サイトに書いたこういう題名の記事内容を8日のここに紹介した。
『「中国は確実に台湾に侵攻する」前統合幕僚長が警鐘、沖縄の海が戦場と化す?』
 この記事には、こんな表現も含まれている。今の日本で流行り始めた「対中先制的防衛論議」である。
「他国の攻撃で日本国民の安全が脅かされる場合に限っては、戦術的な敵地への先制攻撃を認める必要がある」
「『目前に迫った危機」であることを自覚し、決意をもって来たるべき日に備えなければならない」
「沖縄の島々・・・を取り巻く美しい海が一触即発の状態にある」

 退役軍人が政府政策よりも厳しい「チキンレース論」「戦争瀬戸際政策」を語っているわけだが、こんなことがそもそも許されるのか。文民統制という言葉があるのだから現役時代にゆるされないのは当然だろうし。ちなみに、この論の根拠になっている論拠、米側の「6年以内に中国が台湾に侵攻する」という見通しもまた、米の一司令官が語ったものに過ぎないのである。それどころか、大統領バイデンは対中外交原則に関して従来方針通り相変わらず、こう述べているのである。
「『一つの中国』という(国連と)米の伝統政策は、これを認める」
「台湾の独立は促してはいない」
 ただこの時のバイデンも一言、こう警告はしていた。
「一方的な現状の変更や平和と安定を損なう試みには強く反対する」

 軍人がしゃしゃり出て政府より先鋭な戦争論議をし始めるって、歴史上碌な事が無かったはずだ。しかもその論拠が、米国一軍人の戦争瀬戸際政策・チキンレース発言にすぎぬとあっては、米日ともに文民統制国家における軍人は黙っておれと言うしかない。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

八十路ランナーの手記(394) 「初ハーフ・2時間20分」の走り??  文科系

2021年12月13日 00時02分13秒 | スポーツ

 12日に、11月10日以来1か月ぶりの外走りをやった。それも、この1か月にジム走だけで固めてきたフォアフット・フォームを地走りでどれだけちゃんとできるかの初試運転として、長い距離を走ってみようと。これは、来春にハーフマラソンに初めて出てみようと決めた僕の計画のその第一歩の積もりなのだ。結果は、14キロジャストを走って1時間32分、キロ当たり6分33秒、ストライド91センチ、心拍数158bpmだった。このまま走り続けられればハーフマラソンの記録は2時間20分ほどになるが、その成算は十分ということも含めて僕にはかなり驚いた試運転になった。何を驚いたか?

①何よりも、フォアフットで終始ちゃんと走れた今日の走法だと、マシン走りと地面走りの記録が変わらないどころか、今まではマシン走よりもかなり遅かった外走りの方が楽になってきたと分かったのが、凄い驚きだった。だって、ここ数日の好調なジムの記録を軽く抜いているのだし、走行後疲労感もずっと少なかったのだから。
②その原因も今はいろいろ分かる。なによりも、「脚を前に出す意識は無くして、足の離陸を正しくするやり方」によって、外走りがマシン走りに追いついてしまった。そのうえで、こんな事も感じた。機械に合わせるよりも外を走る方が全身が脱力できるから楽なのだな、と。

 ところで、上の記録は最初3キロ近いウオームアップ走を含んだもの。長い距離を走ろうと決めて臨んだから、この間はキロ7分半以下とかへと懸命にスピードを抑えていた。それでキロ当たり6分33秒って、あとの10キロ近くは9・5キロ時ほどで走っていたのではないか。なのに、9日の120分、17キロという低速LSDマシン走よりも明らかに疲労が少なくて、まだまだその速度で走れるという感じだった。最後の3キロなどは、何か調子が上がってきて、時計を見るたびに「あれっ、キロ6分前後で走ってる」ということも多かったのである。自然にキロ6分で走っているなんて、前立腺がん治療に入る前、2016年春以来のことなのだ。今の僕は、後ろに来た足の着地時間をできるだけ短くするように、その離陸を正しい位置でやることを意識すればするほど疲労が少なくスピードが上がるとか、そのためには地面つつきの時の膝の曲がりをできるだけ少なくすると良いなどが、今日の最大収穫だった。

 こうして、12日現在の12月走行距離は72・3キロ、12月150キロ達成も見えた。ちなみに、月間目標をやりだしてから、腰から下が凄く痩せた。というよりも引き締まったと言った方が良いのだろう。55キロになって体脂肪率は10%を切り、29インチのリーバイスが緩くなるとともに、猛烈な食欲である。朝からも含めて、肉魚を懸命に食べるようにしている。こういう運動で取り入れてしまう活性酸素対策としてここで話題にしてきた野菜スープも欠かさず摂っているから、顔も身体も枯れた感じは出ていない。

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロ野球界が焦っているようだけど  文科系

2021年12月12日 11時00分30秒 | スポーツ

 プロ野球界が猛烈に焦っているようだ。小中学生の野球部、野球部員がどんどん減ってきて、中高の部活だけを観てもサッカーに負け始めたからだろう。リトルリーグチームはサッカーの方が野球よりも多そうだから、なおさらのことだ。日本の既得権益スポーツ、プロ野球界が起死回生を図る手をあれこれ懸命に打ち始めたようだ。

 新庄監督・ビッグボスの鳴り物入り(ネット)宣伝なども、そういう「野球反転攻勢」の一手法なのだろうが、この成果は果て? これが失敗するようだと、こんな事が言われないか。「野球って、いつからバラエティーになったんだ?」

 プロスポーツネット画面には、サッカー画面の中に「関連スポーツニュース」と言う名目なのだろうが野球画面への誘導ばかりが載っている。野球画面には、サッカー画面へのこんな露骨な誘導のようなことはないのだから、野球界がネット社会でエゴ的な宣伝にこれ努め始めたとしか思えない。日本スポーツ界に永年巣くったプロ野球界の「既得権益者」たちが、ようやく、猛然と、焦りつつおかしなやり方も取り入れ始めたと分かるのである。が、ここで一言。
 他のスポーツから自分のスポーツへファンを奪い取ることによって、ファン拡大を図ろうというような宣伝はエゴが勝ちすぎて醜悪、辞めたが良い。それよりもむしろ。サッカーを見習って、もっとプロアマ協力し合って地域チームを増やせとか、地域スポーツ振興とか、プロスポーツの原点に返るような発展理論を鍛え直すことをお勧めしたい。時代時代の少数繁栄企業の「企業宣伝」機関という名前付けなど辞めて、その地域のスポーツ自身に根ざした名前に変えたらどうなのか。スポーツは「まず一企業の宣伝機関」というようなものではなく、もっともっと大きなもののはずだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする