九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

韓国・中国はおおむね民主党を歓迎    落石

2009年08月31日 | Weblog
両国とも、鳩山さんが、村山談話を継承、
靖国神社に参拝しないとしていることを評価。
おおむね歓迎しているようです。
朝鮮日報の社説です。

民主党は米国一辺倒の外交から脱皮し、アジアを重視するという
「脱米入亜」構想を掲げている。
次期首相就任が確実視される民主党の鳩山由紀夫代表は最近のインタビューで、
「今までの日本外交は米国の都合に合わせたものだったが、
これからはわれわれの意思を強く主張できる対等な関係でなければならない」
と述べた。
日米同盟は冷戦時代から現在まで韓米同盟と同様に
北東アジアの安全保障の軸だった。
今後における日米同盟の変化は韓日同盟とも協力して進む公算が高い。

 鳩山代表は最近、インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙への寄稿で、
「イラク戦争の失敗と金融危機により、米国主導の世界化時代は幕を下ろし、
多極体制に向かって進んでいると考えている」と述べた。
民主党が「アジア重視」を掲げたのは、
こうした多極体制の軸の一つを日本が担わなければならないという判断があるからだ。
米国と並ぶ世界二大国となった中国の浮上をけん制するため、
米国一辺倒の政策に代わり、アジア重視を掲げたとの分析も可能だ。
日中間の競争がアジアの覇権争いに発展することは、日本と中国はもちろん、
アジア全体にとって好ましくない。

 過去の自民党政権で韓日関係は「歴史問題の壁」を越えられなかった。
民主党はこの問題に対しても自民党政権とは異なる前向きな姿勢で取り組むと公言している。
民主党政権が掲げる「東アジア共同体構想」や「アジア重視」を成功させるためには、
隣り合うアジア各国との不信を解消することが急務だ。
民主党が歴史問題で日本がこれまで繰り返してきた過ちを
断つことができるか注目される。

  

お互いの国が良い方向に向かうことは北朝鮮に対する
外交にも良い影響を及ばすことが期待できそうです。



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総選挙の結果をどう見るかー鳩山民主党政権は国民政党になる(天木ブログより)

2009年08月31日 | Weblog
★昨日、天木ブログを転載させてもらい、共感の意を表したのですが、圧倒的な結果でそれが実現した今日 再度、天木氏に喜びと展望を語ってもらいます。
 長文なので、後半を紹介しますので、興味のある方は全文を読んでいただきたい。http://www.amakiblog.com/blog/ (ネット虫)
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鳩山民主党政権の最大の課題は、いうまでもなくマニフェストをいかに忠実に実現するかである。
 その意味で最初にして最大の注目点は人事である。
 これは単に閣僚人事にとどまらない。
 いわゆる国家戦略局とか国家戦略室などと書かれている政策メンバーの人事も含めてである。
 閣僚人事の下馬評はすでに様々な推測報道がなされてきた。しかし閣僚の数はせいぜい10名あまりだ。
 主要閣僚を他党や民間に渡すわけにはいかない。それでは民主党としての示しはつかない。
 他方、民間人や野党党首からの登用もすでに多く取りざたされた。空手形に終わらせるわけにはいかない。閣僚から漏れた人たちを国家戦略局メンバーとして取り込むことになるだろう。
 その人選を見ることにより鳩山民主党政権の正体がはっきりする。
 問題は、それら人物の異なる意見を、どう調整し、最終決断を下すか、できるか。その司令塔役は誰になるかである。
 無論それは鳩山民主党代表と言う事になるのだが、その指導力を国民の前にどこまではっきりと示せるか、これは重要な見所である。それは裏返して言えば、真っ先にメディアが行う小沢一郎傀儡政権という批判をはねつるということでもある。

 マニフェスト実現はもちろん容易ではない。しかし全員野球である以上、そして国民が主役の政権である以上、落ち着くところに落ち着く。
 全員野球が行き詰まるとすれば外交・安保問題で深刻な対立が起きる時だ。つまり日米同盟を続けていく上で憲法9条を放棄せざるを得ないような時が来た時である。その意味で外務大臣や防衛大臣の人事が極めて注目されることになる。

 しかし私は深刻な状況はすぐには来ないと思っている。一つには米国が性急にそれを日本に求めることはないだろうと思うからだ。二つ目には国内から憲法9条改正を言い出す政党や政治家が当面出てこない、ということである。たとえ出てきても世論から相手にされることはない。当面の国民の関心は生活の不安を取り除くことであるからだ。

 以上の理由から鳩山民主党政権は衆人環視の下で全員野球をすることになる。よほどの事がない限り鳩山民主党政権はしばらくは続いていく。

 そんな鳩山民主党政権を正しく、建設的に批判していく事は、あのでたらめな自公政権を批判する事にくらべはるかに難しい。
 それゆえにまた、私も、明日から、今まで以上に本腰を入れてメルマガを書いていかなければならないと覚悟をあらたにしている。

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今日はプールか、祝杯か。   まもる

2009年08月31日 | Weblog
 小生もうすぐ七十に手が届くのだが。
 昨夜は久しぶりに興奮した。
 事前のマスコミによる予測があって、政権交代にはかなり期待はしていたが、マスコミ不信の私には額面通りには受け取れず揺り戻しを心配していた。
 ところが 開票が始まって30分もたたぬうちにNHKが「政権交代確実」のテロップ。
 やっと、小生も実感が湧いてて来てテレビに釘づけ。

 50年間夢見、願い続けた日本の根底からの政治変革。そしてついに選挙によってこの強固な盾が崩れたのである。
 思い返せば安保闘争で、自民保守権力を象徴するジュラルミンの盾にぶつかり押し戻され粉砕されてから、半世紀、消えそうになりながらも燃やし続けた火種である。
 命と引き換えに禁酒している私に、妻がビールをついでくれた。「乾杯しましょう」 不覚にもテレビの画面が滲んだ。

 「明日も飲もうか?」と妻は誘う。
 いやいや、久しぶりにプールで泳ごう!! 1年でも長生きして、見届けねば。
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民主党の大勝利    落石

2009年08月31日 | Weblog
開票速報が8時から。
すぐに民主党大勝利という。
ダンダンに細かく分かるが・・・

ぜんぜんオモシロクない。
嬉しくも無い。

なんだろう?この気持ちは?

夢がゼンゼン感じられないからかな?
そんなものがあったらアブナイかも。

老人になったせいか?

でも、それだけではなさそう・・・


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混雑?する投票所    落石

2009年08月30日 | Weblog
午前に投票所へ。
出足が良いというか、ゾロゾロと。
室内も人が多い。
いつもの部屋が狭い。

投票率は高い。

山が動く時といった感じでした。

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 総選挙を前にしてー敢えて私は民主党の圧勝を願う    天木ブログより

2009年08月30日 | Weblog
★今日は戦後六十三年日本政治にとって、最大と言っていい転換の日である。
 いろいろネット検索したが、一番熱いHPはやはり「天木直人ブログ」であった。
 自分の期待と願い、共感を込めて紹介する。(ネット虫)
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【総選挙を前にしてー敢えて私は民主党の圧勝を願う】

               天木直人 http://www.amakiblog.com/blog/

 いよいよ今日8月30日は投票日である。夜遅くには大勢が決まる。その前に私の考えを書いておきたい。

 最初に二つの前提を明らかにしておきたい。

 まず私の政治的立場である。私は繰り返し書いているように、特定の政党への思い入れはない。一般国民、とくに弱者にとって正しい政策を行う政党であれば、どの政党でも歓迎する。

 二つ目に、このメルマガは、私と同様に、特定の支持政党を持たない読者を対象に書いている。

 特定の政党に属している読者や、特定政党と利害関係のある読者は、もちろんその政党の議席が一つでも増える事を願うだろう。そのような読者は私の書くことに目を瞑っていただきたい。

 この二つの前提を明らかにした上で、私は今度の選挙の結果をこう期待する。

 まず民主党に圧勝してもらいたい。繰り返して述べるが私は民主党の支持者ではない。それどころか民主党の中には私を敵視する者も少なからずいる。それでも私は民主党の圧勝を願う。

 なぜ民主党なのか。それは、現実的に考えて、民主党が自公政権から政権を奪い取る事のできる唯一の政党であるからだ。

 自公政権、特に小泉から始まって安倍、福田、麻生と続いた自公政権は、日本を破壊してしまった。自公政権が続く限り、一般国民の生活は良くならない。なんとしてでも国民の一票で政権交代を実現しなければならない。

 民主党政権になっても自民党政権と大して変わらないという意見がある。しかし私はそうは思わない。
  
 民主党のマニフェストが実現されるなら間違いなく日本は変わる。そしてマニフェストが実現できなければ民主党は政権を降りる事を公言している。私はその覚悟を信じる。

 民主党の政治家は確かに自民党出自の政治家が多い。しかし彼らは野党の政治家を経験した。その事によって官僚に頼らずに自らの力で政策をつくる能力をつけた。官僚依存の政治を打ち砕く必要性を肌で知った。

 ここが自民党政治家と決定的に違うところだ。権力に安住し、官僚にその政策を依存してきた自民党の政治家は、もはや新しい時代に対応できない政治家に劣化してしまった。

 民主党に勝たせ過ぎては小泉チルドレンの二の舞だという意見がある。その危険性は確かにある。しかし残念ながら今の政治は数の取り合いである。大量の議席をとって政権を目指す政党には、無用な政治家が含まれることは避けられない。

 議員の数が多すぎるのだ。ほとんどの議員は法案採決の数合わせになっている。その現状を変えない限り無用な政治家は無くならない。私が今の政治を全否定する理由がそこにある。

 勝ち過ぎると一党独裁になる恐れがあると懸念する声がある。しかしそうならないだろう。

 民主党は国民の政党になることを公言している。自民党のような真似をすれば国民の反発を買うことを知っている。自民党に届かなかった我々の声は、確実に民主党に影響を与えることになる。

 なぜ民主党は圧勝しなければならないのか。それは民主党政権の安定のためだ。自民党に政局の混乱の口実を与えてはいけない。これ以上政局の混乱を長引かせてはいけない。

 民主党の圧勝が当然のように報じられてきた。自民党は負けを覚悟している。だから民主党の勝敗ラインが極端に高くなってしまった。

 民主党が単独過半数を取るだけでは、もはや十分ではないと受け止められるようになった。300議席を下回ると、むしろ自民党が健闘したという口実を自民党に与えてしまう。なんとしても300議席確保、いやそれ以上を民主党にはとってもらいたい。

 民主党は圧勝しなければならないのだ。

 最後にその他の政党について一言ずつ私の意見を述べておきたい。

 自民党にとっては文字通り生き残りをかけた選挙だ。負けすぎると自民党は消滅してしまう。政権を取り返す可能性すら失ってしまう。私はそれでもいいと思っている。そういう自民党を見てみたい。

 公明党は本来の一宗教政党に戻る良い機会だ。政権政党を目指すのではなく、この機会に平和と弱者の政党に
戻ることが公明党のためだ。

 私は日本共産党のマニフェストを評価する。自民と民主の二大政党に対する第三の政党が必要であるとすれば、そして私は必要であると考えるのだが、それは日本共産党の掲げるマニフェストの政党だ。だから日本共産党の健闘を祈る。しかし日本共産党の限界は日本共産党であることだ。日本共産党である限り国民の政党にはなれない。

 社民党は終わっている。私は社会党を支持してきた一人であるが、日米安保体制を認めて自民党と連立政権を組むという大きな誤りを犯した時点で終わった。その結果三つに分裂し、いままた比例は民主党と叫ぶ辻元清美と、民主党の政策を批判して社民党に一票をと叫ぶ福島瑞穂に分裂している。

 国民新党は郵政民営化見直しが行われるようになった時点で存在価値がなくなる政党だ。

 田中康夫や有田芳生はただちに民主党に行くべきだ。

 改革クラブは麻生首相を支持すると言いながら自民党に行かない矛盾したクラブだ。

 新党大地やみんなの党はこれからの党である。しかしそこに独自性はない。存在意義が見えてこない。

 そういうわけで私は民主党の圧勝を願う。

 民主党の課題は圧勝した後だ。政権を手にした後だ。その事については31日のメルマガで書く。

コメント

東亜日報の記事    落石

2009年08月29日 | Weblog
東亜日報に予測記事には、
民主党政権に対する期待が感じられます。

曰く、
半世紀ぶりに政権交代が実現すれば、
日本の対外政策は、一定程度変化するとみえる。
民主党は、対等な日米関係を主張し、
対米発言権を今よりも高めると明言し、
アジアを重視する対外政策を展開する方針を明らかにしている。

次期首相が確実視される鳩山由紀夫代表は、
首相の靖国神社参拝に反対するなど、
歴史認識において自民党政権よりも柔軟であり、
韓日関係は緊密になることが予想される。

です。
まあ、当然の流れですよね。
これに反対する自民党がヘン。





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羽生直剛の「言葉」から、強いチームの点取り   文科系

2009年08月29日 | スポーツ
羽生直剛の「言葉」   文科系

これは、サッカー選手、FC東京・MF羽生直剛のコラムから採った。毎日新聞昨夕刊のスポーツ欄ですぐに目についた言葉、考え方が連続していたからだ。サッカーの見方を習う絶好の教材だなと直感したものである。主として個人技術だけを述べた部分なんかどこにもないからである。

【 城福監督が目指す「人もボールも観ている人の心も動かすサッカー」。その姿は最初、ぼんやりとしていたが、最近はピントが合ってきたと感じている。6、7月にリーグ戦で5連勝したころは、自分が相手だったら「嫌だな」と思うようなボールの動かし方ができていた。
 ボールの「落ち着きどころ」が増えたことがその要因だ。センターバックの2人(今野、ブルーノクアドロス)は最後尾からボールをつなぐことができるし、相太(平山)も前でボールが収まるので、主導権を握れる試合が増えてきた。
 でも、8月は一転して勝てない試合が続いている。対戦相手による研究も進み、ボールを支配して攻め込んでも、少しずつタイミングがずれるなどして、相手にとっては守りやすい状況が出ている。逆に、それまでがうまくいきすぎていた面もある。すでに2けた得点を挙げているナオ(石川)のスーパーな活躍があった。周りの選手がナオの力を最大限に生かそうと動いていたがナオが故障してメンバーが入れ替わる中で、新しく入った選手の特徴を引き出せていない。(攻略) 】

サッカーの名選手とは、個人の技量だけ見ていたらどこが名選手なのかさっぱり分からないだろう。そこで得点だけに目がいくことになってしまう。その得点でさえが強いチームの場合は特に、個人中心で挙げるようなことはほとんどない。MFなのに前半戦の全く意外な得点王とも言える上記ナオ(石川直宏)も、全く同じだ。FC東京は今や強いチーム、そして、強いチームほど組織的だからである。
逆に弱いチームは個人が目立つ。弱いチームの点取り屋についてはほとんど、こう言えるほどだとさえ思う。
「他人が当てにならないから自分で点を取りに行くしかない。同等レベルの弱いチーム相手には今のように点がとれても、強いチームへ移ったら相手も組織的に守ってくるから、『他人と連動して点を取る』こと中心になるしかないが、そういうことが彼にできるのだろうか。さらに、強いチームの組織的守備を、自分の独断的点取りで乱さずに済むだろうか」

上記石川直宏について8月14日ここに書いた投稿から、抜粋しておく。彼や羽生のチームは今や、強いチームなのだ。
【 ③最後に平山相太の存在も上げておこう。石川はこう述べている。
「自分は周りに生かしてもらっていると思う。そのひとつに、相太が理想とするタメを作ってくれるおかげで、2列目の飛び出しや3人目の動きがでている。自分のゴール前に行く流れを予測すればいいだけになっている」(同上サッカーダイジェスト 8月18日号
「日本ではFWがゴール以外にも多くの仕事を求められることもありますが、FWにMFのような役割をしてもらい、自分がFWの役をするのもありかなと思うんです」(スポーツグラフィック・ナンバー7月16日号)
去年まではサイドに張っていることが多かった石川が、見違えるように中へ入れるようになったのはこうして、平山を初めとした周囲の皆のおかげなのである。もう一つ原因があって、弱点であった自分の守備を、その俊足を生かして大改善できたから大胆に敵ゴール前に入れるようになったとも述べている 】
コメント

ポップな若者も変革を望んでいるらしい

2009年08月29日 | Weblog
★JANJANに小杉和成氏が、8月22日、23日と東京・代々木公園で行われた国内最大級のHIPHOPパーティーに行って、選挙前の若者たちの心を探る記事を書いている。私などの老人世代ではめったに知ることのない彼らの思いを知った。(好奇爺)
 
 【CHANGEへ向かう若者たちの声を聞いた
ヒップホップを育んだストリートの心が求めているもの】

多くの20代の若者たちが集まり、ラップ(音楽に乗せリズミカルに韻を踏み自分自身を表現する)やストリートダンス、DJバトルなどのさまざまなパフォーマンスが行われていた。
 こうしたHIPHOPカルチャーは、もともとは米国の被差別階級にあった文化を取り入れたものだ。
 ストリートに持ち出された思想は反骨精神を帯びている。そもそもHIPHOP自体が反骨精神から生まれたものなのだ。いま大学生の筆者自身もHIPHOPに深く触れ、政治に強い関心を持つようになった。
 この日、会場に集まった若者たちの大半はノンポリではない。数人にインタビューを行ったのだが、彼らは社会のものごとに関して興味や関心はあるのだった。
 ある男性はこう語る。
 「投票に行くか行かないか、将来の日本を担うのは俺達だ。Changeが今必要とされている」
 また、「社会参加は公式でなくてもいい」、こうした集まりも社会とのひとつの関わり方だと言う者もいた。

 そしてここでは、何かのグループかわからないが、投票に行くよう呼び掛けている人の姿も見受けられた。
 プレカリアートと呼ばれるような若者貧困層も多数いただろう。
 会場の熱狂には、そうした現状を突破しようとするエネルギーを感じ取ることができた。
 こういった社会参加を自ら望む若者たちには、ただ「きっかけ」というものが足りないだけなのだと改めて感じた。彼らはとても主体的に考えているように見える。なにかきっかけがあれば主体的に取り組める。筆者もそれを経験した一人だ。

 私自身のことでもあるが、こうした若者たちが選挙に出向いた際の投票行動や、これからどのように社会参加して行くのかは、見逃せないことだと思う。
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選挙戦あと二日、ネガキャンの効果なく焦る自民 (永田町異聞より)

2009年08月29日 | Weblog
★夜、眠られず久しぶりに政治HPランキングを順にサーフィンした。
 相変わらず訳のわからない右翼のHPが子分を使っての読者増やしの操作で上位にひしめいている。そんな中で九位に当を得た論評を載せて頑張っている「永田町異聞」http://ameblo.jp/aratakyo/というHPを見つけた。
 元全国紙の記者であった人物のHPである。
 今日の記事は「選挙戦あと二日、ネガキャンの効果なく焦る自民」というものであった。土壇場の自民党の悪あがきが楽しく書いてあっておもしろかったので紹介したい。(ネット虫)
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 理屈はあとづけだから、何とでも言える。問題は、即座に脳内で反応する、人の感情というやっかいなシロモノだ。

 総選挙も大詰めを迎え、アニメのネットCM など、自民党の対民主党ネガティブキャンペーンがエスカレートしているが、単純に言えば、民主党支持者とか、麻生嫌悪者には、逆効果でしかないだろう。嫌な人物から恋愛相手をけなされたようなものだ。
 ガチガチの自民党支持者は、わが意を得たりと大拍手するか、まだ生ぬるいと思うかだろうが、いずれにせよ、これも投票行動は決まっているから、キャンペーンの影響はない。
 ならば、どの政党に投票するか迷っている人、あるいは、ちょっとだけ片方に傾きかけている人をターゲットにしたネガキャンとして、何がしかの効果を持つと考えられるが、さてこれがどちらに転ぶかとなると、ほとんど博打でしかないだろう。
 まず、個人個人の感性によって捉え方が違う。論理ではない。人や物事がどう映るかは、自分の心を鏡で見ているようなものだ。
 民主党より自民党が好きだけど、麻生首相がいやだから迷っている人も多いはすだ。麻生さんといえば、ネガティブ言辞では人後に落ちない。

 田中康夫のことを「醜く太っていて嫌な体型だ」と言ったのは序の口で、かつて野中広務の出自をめぐって「あんな人を日本の総理にできないわなあ」と放言し、いまだに野中の麻生憎悪をくすぶらせている。
 今の民主党攻撃キャンペーンを、麻生の悪口癖と重ね合わせ、いやなイメージがよけいにふくらんでいる有権者もいるだろう。
 一つや二つのネガティブアニメを見て、洗脳される単細胞の人も中にはいるかもしれないが、いっこうに自民支持率が上昇しないところをみると、多くの有権者には、見え透いたキャンペーンにすがるしかない自民党の末期的現象と映っているようだ。
 自民党として、一番いいシナリオは、こうしたネガキャンの挑発に民主党が反応してくれるケースだが、圧倒的に優勢が伝えられる余裕もあって、民主党は「同じ土俵には乗らない」とほとんど無視をきめこんでいる。

 それどころか、昨日の鳩山代表は福井での街頭演説で次のように言ったという。
「私たちは自民党を批判するために民主党をつくったんじゃない。自民党にもっとしっかりしてもらい、二大政党の一翼をお互いに担える政党政治をつくりたい」
自民党にしてみれば小憎らしいほどの余裕であろう。岡田幹事長もこのように語った。
「国民の意思で日本が大きく変わろうとしている。後から振り返って、子や孫に、あのときの決断があったから今の良い日本があると言えるように一人ひとり、大きな波を起こしてほしい」
 ゆとりは人間の言葉をかくも泰然とさせるものか。それに引きかえ、苦戦を強いられている自民党清和会会長、町村信孝の演説は誇張が目立つ内容だ。
「民主党は防衛予算を大幅に削ると言っている。北朝鮮に伝わるメッセージは、どんどんミサイルを撃ってください、われわれは抵抗しませんという意味になる」
 落選を極度に恐れるゆえか、必死の心情が伝わってきて、痛々しい。人は恐怖感が強まると、過剰に防衛しようとして、墓穴を掘る。他山の石としたい。
 選挙において、ときにネガティブキャンペーンが奏功する場合もあるが、それは、おそらく互いに勢力が拮抗しているケースだろう。迷っている人が、投票行動を決めるさいの、最後の一押しとして効果をもつのではないだろうか。

 自民党長期政権に辟易し、国民が自らの心に溜め込んだ不満エネルギーが大きいときに、姑息な手法は通用しないと肝に銘じるべきだろう。
 政権交代で、一度、国民の不満エネルギーを解き放ち、民主党がどれだけのことがやれる政党かを見極めることが、自民党の再生にとっても必要なことである。

 もし、自民党が下野するならば、それをチャンスとして、これまでの利益誘導型政治家を党内から一掃し、利権のしがらみのない真の保守政党に生まれ変わってほしいものだ。


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裁判官の適否のの判断材料の一つです。     ネット虫

2009年08月28日 | Weblog
★確かに国民審査での裁判官の適否の判断は難しいのですが、ブログやメーリングリスト上ではさまざまな提案があります。その代表的な提案は以下のようなものだろうと思います。

■最高裁判官をあなたがチェック!!国民審査で竹内行夫にバッテンを!!(Live in Peace/リブインピース)
http://liveinpeace.jp/kokuminshinsa.html

■竹×竹バツ2アクションの勧め――最高裁判事の竹内氏(イラク戦争推進)と竹崎氏(裁判員制度推進)を国民審査で罷免しよう!(平和への結集第2ブログ)
http://unitingforpeace.seesaa.net/article/123860190.html

■「一票の不平等」を「合憲」と判断している裁判官(那須弘平裁判官、涌井紀夫裁判官)は「不信任」を(一人一票実現国民会議)
http://www.ippyo.org/question1.html

■第21回最高裁裁判官国民審査対象裁判官の横顔(日本民主法律家協会)
http://www.jdla.jp/kokuminshinsa/2009shinsa.html

それらを勘案した評価が「平和の結集の第二ブログ」のHPにありました。参考にしてください。
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●那須弘平(なす・こうへい)  【評価 ×】
〔経歴〕
67才 第3小法廷 弁護士出身 2006年5月25日任命 2012年2月10日定年
1964年 東京大学卒。69年弁護士登録(第二東京弁護士会)。
〔評価を×とする理由(関与判例)〕
・大法廷で、2004年7月の参院選における一票の格差(5.13倍)を合憲とする多数意見に賛成。
・小法廷で、「君が代」伴奏強制事件につき、伴奏を命ずる職務命令とその違反を理由とする懲戒処分を合憲とする多数意見に賛成。

●涌井紀夫(わくい・のりお)  【評価 ×】
〔経歴〕
67才 第1小法廷 裁判官出身 2006年10月16日任命 2012年2月10日定年
1964年 京都大学卒。66年判事補。
〔評価を×とする理由(関与判例)〕
・大法廷で、2005年9月の衆議院総選挙の小選挙区の一票の格差(2.17倍)および政党と無所属候補者の選挙運動の差異が問題とされた事件につき、1票の格差も選挙運動の差もどちらも合憲とする多数意見に賛成。
・住基ネットを違憲と判断し住民票コードの削除を命じた大阪高裁判決を破棄して住民ら逆転敗訴判決。
・NHKの従軍慰安婦報道の改編に対する損害賠償請求事件につき、原審判決を破棄して原告ら逆転敗訴。

●田原睦夫(たはら・むつお)  【評価 ×】
〔経歴〕
66才 第3小法廷 弁護士出身 2006年11月1日任命 2013年4月22日定年
1967年 京都大学卒。69年弁護士登録(大阪弁護士会)。
〔評価を×とする理由(関与判例)〕
・大法廷で、2005年9月の衆議院総選挙の小選挙区の一票の格差(2.17倍)および政党と無所属候補者の選挙運動の差異が問題とされた事件につき、一票の格差については合憲とする多数意見に賛成、選挙運動の差異については違憲とする少数意見。
・小法廷で、「君が代」伴奏強制事件(註3)につき、伴奏を命ずる職務命令とその違反を理由とする懲戒処分を合憲とする多数意見に賛成。

●近藤崇晴(こんどう・たかはる)  【評価 ×】
〔経歴〕
65才 第3小法廷 裁判官出身 2007年5月23日任命 2014年3月23日定年
1967年 東京大学卒。69年判事補。
〔評価を×とする理由(関与判例)〕
・最高裁では、小法廷で、広島市暴走族追放条例事件(註1)について同条例を合憲とする多数意見に賛成。

●宮川光治(みやかわ・こうじ)  【評価 ×】
〔経歴〕
67才 第1小法廷 弁護士出身 2008年9月3日任命 2012年2月27日定年
1966年 名古屋大学大学院修士課程修了。68年弁護士登録(東京弁護士会)。
〔評価を×とする理由(関与判例)〕
・警察庁が新潟県警本部長に送付した通達文書に記載された情報の一部について、その公開は犯罪の捜査等に支障を及ぼすおそれがあるとして、公開すべしとした原判決を破棄(註2)。

●櫻井龍子(さくらい・りゅうこ)  【評価 ×】
〔経歴〕
1969年 九州大学卒。70年労働省入局。労働省労政局勤労者福祉部長、労働省女性局長等歴任。
〔評価を×とする理由(関与判例)〕
・最高裁では、小法廷で、中国残留婦人の国賠訴訟(註3)において上告棄却(原告の請求を棄却)する多数意見に賛成。
・警察庁が新潟県警本部長に送付した通達文書に記載された情報の一部について、その公開は犯罪の捜査等に支障を及ぼすおそれがあるとして、公開すべしとした原判決を破棄して不公開を認める(註2)。

●竹内行夫(たけうち・ゆきお)  【評価 ×】
〔経歴〕
1966年 京都大学卒。67年外務省入省。
〔評価を×とする理由〕
・90年代日米防衛協力ガイドライン見直し時に条約局長。インドネシア大使などを経て、02年から05年まで外務事務次官。事務次官在任中に小泉政権下でアメリカのイラク戦争を支持、03年に航空自衛隊、04年に陸上自衛隊のイラク派兵を進めた。

●竹崎博允(たけさき・ひろのぶ)  【評価 ×】
〔経歴〕
1967年 東京大学卒。69年判事補。東京高等裁判所事務局長、最高裁判所事務総長、名古屋高等裁判所長官、東京高等裁判所長官などを歴任。
〔評価を×とする理由〕
・09年5月に実施が予定されている裁判員制度の導入に向けて、積極的役割を果たしてきた。最高裁判所判事に任命されると同時に最高裁判所長官に異例の就任。

●金築誠志(かねつき・せいし)  【評価 ×】
〔経歴〕
1967年 東京大学卒。69年判事補。最高裁人事局長、東京地裁所長、司法研修所長、大阪高裁長官などを歴任。
〔評価を×とする理由(関与判例)〕
・最高裁では、小法廷で、警察庁が新潟県警本部長に送付した通達文書に記載された情報の一部について、その公開は犯罪の捜査等に支障を及ぼすおそれがあるとして、公開すべしとした原判決を破棄して不公開を認める(註2)


註1:広島市の暴走族追放条例が、暴走族の定義が曖昧で、禁止行為の対象も広範囲かつ基準が抽象的に過ぎ、憲法21条、31条等に違反する違憲なものであると主張した事件。(07.9.18)
註2:警察庁が新潟県警本部長に送付した凶悪重大犯罪等に係る出所情報の有効活用等を要請する通達文書に記載された情報のうち、提供する情報の対象者を限定する罪名、出所事由に係る情報、当該出所情報の活用方法に係る情報について、不公開とした県警本部長の処分に対し、被上告人がその取消しを求めた事件。(09.7.9)
註3:日本に永住帰国した中国残留婦人が、早期帰国の措置や帰国後の十分な自立支援を受けられなかったとして、国に損害賠償を求めた訴訟。(09.2.12)


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国民審査の意義と問題点と裁判官のプロフィール まもる

2009年08月28日 | Weblog
★国民審査については、大切な制度にもかかわらず、制度の意義のPRや審査対象者の情報不足もあって関心が薄くまともに機能していません。
 そこで、日本民主法律家協会のHPより内容を紹介し審査の一助としていただければ幸いです。
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日本民主法律家協会のHP
  http://www.jdla.jp/kokuminshinsa/2009shinsa.html#shinsa

最高裁を憲法と人権の砦に変えよう!
私たちには最高裁裁判官をやめさせる権利があります。
憲法と人権をないがしろにする裁判官には、×を
政府や大企業にいいなりの裁判官には、×を 

■審査対象裁判官の経歴・関与判例・重要判決の解説と評価・国民審査の意義と問題点などを掲載してあります。

①国民審査とは

私達の憲法は、立法、行政、司法の三権分立を大原則とし、相互にチェックしながら平和・民主主義・基本的人権がきちんと守られるように組み立てられています。立法は国会(衆、参両院の議会)が、行政は内閣が、司法は裁判所がそれぞれ担い、特に、裁判所には、違憲立法審査権が認められ、「人権の砦」の役割が課されています。
 裁判所の頂点に立つ最高裁判所の裁判官人事(定員15人)は、内閣が独占し(任命。長官だけは政府が指名して天皇が任命する)、この最高裁が全国の下級裁判所裁判官に対する人事権を握る仕組みになっています。
 最高裁裁判官の人事が時の政府に独占されるのでは、政府や行政、政治に影響力を持つ政治勢力に事実上迎合し、あるいは、国民の常識から大きくかけ離れた判決を下すような最高裁にならざるを得ません。かつて、自民党内閣は、最高裁裁判官を恣意的に入れ替えて政府に有利な判例変更を図ったり、司法への介入を疑わせる行動を行なった例が少なくありません。これでは、最高裁は、「人権の砦」、「護憲の府」としての本来の役割を果たすことは期待できません。
 そこで、事後的ですが、憲法第79条は、政府による最高裁の裁判官人事に問題がないか否かを審査し、不適格な裁判官を罷免(辞めさせる)する権利を主権者である国民に保障し、これを具体化するために国民審査制度が設けられたのです。

②骨抜きと活性化…

しかし、昭和27年2月、最高裁自身が、この国民審査は裁判官を辞めさせるか否かを決める制度であるから、「×」印をつけたい投票者だけを明らかにすれば足り、「何も書かない」票を全て信任扱いして良いとの判例を出し、国民審査制度を骨抜きにしてしまい、そのままこの判例にそくした制度運用が踏襲されてきました。現行憲法の下で、過去20回の国民審査が実施されましたが、審査対象の計148 名の裁判官で罷免になった者は一人もいません。制度自体が最高裁の判断で空洞化され、国民審査無用論まで公然と叫ばれている始末です。
 そこで、私達は、1970年に入ってから現在まで、各界の皆さんとともに、国民審査をあるべき制度として活性化させるために、政府が選んだ最高裁裁判官に関する情報を国民に十分開示するとともに、投票したくない、または判断できない有権者には棄権の自由を保障すること、早急に国民投票法を改正して「○×」式投票にすること―などを求め、粘り強く運動をしてきました。
 私達は、事前には国民的チェックのないまま秘密裏になされる最高裁裁判官人事を厳密に審査するだけでなく、最高裁の親与党的・反人権的体質や姿勢を裁くまたとない機会として重視し、主権者の意思を正しく反映した国民審査制度の実現を目指していきたいと考えています。

③問題点と×印票…
現行の国民審査は、くじ引き順に告示された対象裁判官名(多い時には10名にものぼることがある)を1枚の投票用紙に印刷し、個々の裁判官の氏名上欄ごとに、「×」をつけるか、何も書かない(無記載)かして投票箱に入れる仕組みです。
 この制度の最大の問題点は、「×」記載か無記載かしか許されず、無記載票は「信任」票とみなすこと、言い換えれば、「何も書かない」投票を「信任」したものと擬制する仕組みです。棄権したい者や、対象裁判官のことをほとんど知らない者、信任に値するか否か判断できない者も、「何も書かないで投票」した場合には、全て信任したものとみなされるのです。
 もちろん、最初から、投票用紙を受け取らないか、いったん受け取っても、投票したくない場合には、係員に返すことも認められています。
 この書き方や対応を間違えて、用紙全体に×、○をつけたり、記入欄が正確であっても、「○」、「△」などを記載しますと、その投票全体が無効になされます。
 これまでの審査結果では、対象裁判官の平均値の最高では、投票総数のうち×印票が12・95%(第9回)、無効票が9・86%(第8回)の記録が見られますが、私達は、国民審査をより意義あるものにするため、対象裁判官に関する様々な情報を可能な限り有権者に伝えることを前提に、最低でも、1000万台の×印票、そして、棄権の自由を徹底して2000万台の棄権票を目標に運動をしてきました。

④第21回最高裁裁判官国民審査対象裁判官の横顔 

審査対象の裁判官
那須弘平 涌井紀夫 田原睦夫 近藤崇晴 宮川光治 櫻井龍子 竹内行夫 竹崎博允 金築誠志

★那須 弘平(なす こうへい)
67才 第3小法廷 弁護士出身 2006年5月25日任命 2012年2月10日定年
1964年 東京大学卒。69年弁護士登録(第二東京弁護士会)。
 大法廷で、2004年7月の参院選における一票の格差(5.13倍)を合憲とする多数意見に賛成。2005年9月の衆議院総選挙の小選挙区の一票の格差(2.17倍)および、政党と無所属候補者の選挙運動の差異が問題とされた事件(註1)について、1票の格差も選挙運動の差もどちらも合憲とする多数意見に賛成。国籍法違憲事件(註2)につき、違憲とする多数意見に賛成。小法廷で、「君が代」伴奏強制事件(註3)につき、伴奏を命ずる職務命令とその違反を理由とする懲戒処分を合憲とする多数意見に賛成。広島市暴走族追放条例事件(註4)について合憲とする多数意見に賛成。満員電車内の痴漢事件(註6)について1・2審の有罪判決を破棄して無罪とする多数意見に賛成。等

■最高裁HPでの紹介頁← ここを青転して右クリック検索へ!!


★涌井 紀夫(わくい のりお)

67才 第1小法廷 裁判官出身 2006年10月16日任命 2012年2月10日定年
1964年 京都大学卒。66年判事補。
 大法廷で、2005年9月の衆議院総選挙の小選挙区の一票の格差(2.17倍)および政党と無所属候補者の選挙運動の差異が問題とされた事件(註1)につき、1票の格差も選挙運動の差もどちらも合憲とする多数意見に賛成。国籍法違憲事件(註2)につき、違憲とする多数意見に賛成。小法廷で、日本軍による中国人連行・監禁・強姦致傷に対する戦後賠償請求事件につき、上告棄却(原告敗訴)。住基ネットを違憲と判断し住民票コードの削除を命じた大阪高裁判決を破棄して住民ら逆転敗訴判決。NHKの従軍慰安婦報道の改編に対する損害賠償請求事件につき、原審判決を破棄して原告ら逆転敗訴。中国残留婦人の国賠訴訟(註5)において上告棄却・上告不受理(原告の請求を棄却)の多数意見に賛成。警察官が自宅に持ち帰っていた取調の際のメモにつき、弁護人が証拠開示を求めた事件(註7)について、証拠開示命令を正当とする多数意見に賛成。警察庁が新潟県警本部長に送付した通達文書に記載された情報の一部について、その公開は犯罪の捜査等に支障を及ぼすおそれがあるとして、公開すべしとした原判決を破棄して不公開を認める(註8)。等

■最高裁HPでの紹介頁(←最高裁のサイトに飛びます。写真も掲載されています)

★田原 睦夫(たはら むつお)
66才 第3小法廷 弁護士出身 2006年11月1日任命 2013年4月22日定年
1967年 京都大学卒。69年弁護士登録(大阪弁護士会)。
 大法廷で、2005年9月の衆議院総選挙の小選挙区の一票の格差(2.17倍)および政党と無所属候補者の選挙運動の差異が問題とされた事件(註1)につき、一票の格差については合憲とする多数意見に賛成、選挙運動の差異については違憲とする少数意見。国籍法違憲事件(註2)につき違憲とする多数意見に賛成。小法廷で、「君が代」伴奏強制事件(註3)につき、伴奏を命ずる職務命令とその違反を理由とする懲戒処分を合憲とする多数意見に賛成。広島市暴走族追放条例事件(註4)について、同条例は違憲とする少数意見。満員電車内の痴漢事件(註6)について1・2審の有罪判決を支持する少数意見に賛成。等

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★近藤 崇晴(こんどう たかはる)
65才 第3小法廷 裁判官出身 2007年5月23日任命 2014年3月23日定年
1967年 東京大学卒。69年判事補。
下級審判事時代の主要判断としては、 交通事故で亡くなった11歳の少女の損害賠償事件において、逸失利益の算定方法について性別だけで将来の収入を予測するのは合理的な理由のない差別として、高校卒業か義務教育終了までは男女同一にすべきとの控訴審判決(東京高等裁判所)。等。
 最高裁では、大法廷で、国籍法違憲事件(註1)につき国籍法は違憲とする多数意見に賛成。小法廷で、広島市暴走族追放条例事件(註4)について同条例を合憲とする多数意見に賛成。満員電車内の痴漢事件(註6)について1・2審の有罪判決を破棄して無罪とする多数意見に賛成。等

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★宮川 光治(みやかわ こうじ)
67才 第1小法廷 弁護士出身 2008年9月3日任命 2012年2月27日定年
1966年 名古屋大学大学院修士課程修了。68年弁護士登録(東京弁護士会)。
 司法改革において、弁護士会内で積極的役割を果たした。
 最高裁では、小法廷で、中国残留婦人の国賠訴訟(註5)において、上告棄却(原告の請求を棄却)の多数意見に対し、「国賠法上の違法の有無につき議論の余地がある」と上告受理の少数意見。警察官が自宅に持ち帰っていた取調の際のメモにつき、弁護人が証拠開示を求めた事件(註7)について、証拠開示命令を正当とする多数意見に賛成。警察庁が新潟県警本部長に送付した通達文書に記載された情報の一部について、その公開は犯罪の捜査等に支障を及ぼすおそれがあるとして、公開すべしとした原判決を破棄(註8)。

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★櫻井 龍子(さくらい りゅうこ)
1969年 九州大学卒。70年労働省入局。労働省労政局勤労者福祉部長、労働省女性局長等歴任。
 最高裁では、小法廷で、中国残留婦人の国賠訴訟(註5)において上告棄却(原告の請求を棄却)する多数意見に賛成。警察庁が新潟県警本部長に送付した通達文書に記載された情報の一部について、その公開は犯罪の捜査等に支障を及ぼすおそれがあるとして、公開すべしとした原判決を破棄して不公開を認める(註8)。

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★竹内 行夫(たけうち ゆきお)
1966年 京都大学卒。67年外務省入省。
 90年代日米防衛協力ガイドライン見直し時に条約局長。インドネシア大使などを経て、02年から05年まで外務事務次官。事務次官在任中に小泉政権下でアメリカのイラク戦争を支持、03年に航空自衛隊、04年に陸上自衛隊のイラク派兵を進めた。
 最高裁では、小法廷で、福島県青少年健全育成条例が、有害図書の「自動販売機」への収納を禁止し、その違反に対し刑罰を科することが憲法21条、22条1項、31条に違反するのではないかと争われた事件(註9)につき、合憲判決。

■最高裁HPでの紹介頁(←最高裁のサイトに飛びます。写真も掲載されています)


★竹崎 博允(たけさき ひろのぶ)
1967年 東京大学卒。69年判事補。東京高等裁判所事務局長、最高裁判所事務総長、名古屋高等裁判所長官、東京高等裁判所長官などを歴任。
 09年5月に実施が予定されている裁判員制度の導入に向けて、積極的役割を果たしてきた。最高裁判所判事に任命されると同時に最高裁判所長官に異例の就任。
 最高裁では、小法廷で、福島県青少年健全育成条例が、有害図書の「自動販売機」への収納を禁止し、その違反に対し刑罰を科することが憲法21条、22条1項、31条に違反するのではないかと争われた事件(註9)につき、合憲判決。

■最高裁HPでの紹介頁(←最高裁のサイトに飛びます。写真も掲載されています)

★金築 誠志(かねつき せいし)
1967年 東京大学卒。69年判事補。最高裁人事局長、東京地裁所長、司法研修所長、大阪高裁長官などを歴任。
 最高裁では、小法廷で、警察庁が新潟県警本部長に送付した通達文書に記載された情報の一部について、その公開は犯罪の捜査等に支障を及ぼすおそれがあるとして、公開すべしとした原判決を破棄して不公開を認める(註8)。

■最高裁HPでの紹介頁(←最高裁のサイトに飛びます。写真も掲載されています)
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註1. 2005年9月11日衆議院総選挙の小選挙区の区割規定(最大格差2.17倍)および、同総選挙で、小選挙区選出議員選挙について、候補者届出政党にのみ政見放送その他の選挙運動を認め、無所属候補者にはこれらを認めない公職選挙法の規定が憲法14条1項(法の下の平等)等に反すると主張した事件。(07.6.13)

註2. 国籍法が、日本人と外国人との間に生まれた子が国籍を取得する為には父母の婚姻または認知により嫡出子たる身分を取得することを要するとして、婚外子の国籍取得を認めないのは、憲法14条1項に違反すると主張した事件。(08.6.4)

註3. 公立小学校の校長が音楽専科教諭に職務命令として入学式に「君が代」伴奏を命じ、これに従わなかったことを理由に東京都教育委員会が戒告処分を発令したことは憲法19条(思想・良心の自由)に反すると主張した事件。(07.2.27)

註4. 広島市の暴走族追放条例が、暴走族の定義が曖昧で、禁止行為の対象も広範囲かつ基準が抽象的に過ぎ、憲法21条、31条等に違反する違憲なものであると主張した事件。(07.9.18)

註5. 日本に永住帰国した中国残留婦人が、早期帰国の措置や帰国後の十分な自立支援を受けられなかったとして、国に損害賠償を求めた訴訟。中国残留孤児の男性が起こした同様の訴訟が、同じ日に第2小法廷で上告棄却(原告の請求棄却)判決。(09.2.12)

註6. 満員電車内の痴漢事件について、被害者の思いこみなどにより犯人とされた場合、被疑者が有効な防御を行うことが容易ではないことなどから、特に慎重な判断が求められるとして、1審判決、高裁判決を破棄して無罪判決。(09.4.14)

註7. 警察官が私費で購入した大学ノートに記載して自宅に持ち帰っていた、自分が関与した事件についての取調の際のメモについて、裁判所が検察官に対して行った証拠開示命令を正当と判断した決定。(08.9.30)

註8. 警察庁が新潟県警本部長に送付した凶悪重大犯罪等に係る出所情報の有効活用等を要請する通達文書に記載された情報のうち、提供する情報の対象者を限定する罪名、出所事由に係る情報、当該出所情報の活用方法に係る情報について、不公開とした県警本部長の処分に対し、被上告人がその取消しを求めた事件。(09.7.9)

註9. 客が18才未満であるかを判定するための監視センターに設置されたモニターによる監視機能を備えていたとしても、対面販売の実質を有しているということはできず、「自動販売機」に該当する。福島県青少年健全育成条例が、有害図書の「自動販売機」への収納を禁止し、その違反に対し刑罰を科することは青少年の健全な育成を阻害する有害な環境を浄化するために必要やむを得ないものであって、憲法21条、22条1項、31条に違反するものではないと判断した判決。(09.3.9)
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新政権樹立後の重要課題は・・・・小選挙区制の改革だ      民主主義者

2009年08月28日 | Weblog
 8月30日は衆議院総選挙の投票日ですが、衆議院は小選挙区比例代表並立制で小選挙区から300人、比例代表から180人という、小選挙区中心の選挙制度す。
 小選挙区制は、多くの死票を出し、少数意見や少数派政党を切り捨てる民意を正しく反映しない制度です。

 今回の総選挙で、民主党の勝利がマスコミで喧伝されていますが、そして政権交代は必要ですが、民主党は比例区選出の議員定数を現行の180議席から100議席に大幅削減すると公約しています。
 そうなったら、日本共産党、社民党などの護憲派政党は壊滅的な打撃を受けます。民主党も9条改憲を言っている政党です。共産党、社民党などの力が激減した場合、一気に9条改憲や海外派兵の恒久化に向かう危険もあります。

 議員定数の削減といいますが、その狙いは、比例区議席を削減し小選挙区制を強めることにあります。
 そもそも日本は国際的に見て、人口比で議員定数の非常に少ない国です。
たとえばフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の「衆議院」の項目の説明によると、現在の衆議院の定数480人(小選挙区300人、比例代表180人)は、国民26.5万人あたり1議席の割合となり、メキシコ代議院が21.9万人、韓国国会が16.2万人、トルコ大国民議会が13.6万人、ドイツ連邦議会が13.4万人、スペイン代議院が12.8万人、カナダ庶民院が10.9万人、フランス国民議会が10.8万人、イギリス庶民院(下院)・イタリア代議院が9.5万人、ポーランド下院が8.3万人であるのと比較すると人口の割には定数が非常に少ない部類に入ります。
それに経費削減を言うならば、議員数を減らすのではなく、議員歳費を減らせばすむことです。官僚をチェックし、民意をより正しく反映するためには一定数の議員数は必要なのです。

 総選挙が8月30日に行われる。世界的恐慌を背景に3代にわたった 無能・無責任政府の下で、国民生活は破壊されつつあり、「政権交代」は必至となった。7月12日の東京都議会選挙では、民主党が圧勝した。
マスコミは競って、民主党が単独過半数241を遙かに越えると予想して煽っている。
 自公政権は退場させるべきだが、「政権交代」で世の中は一挙に好転 するのだろうか。ワーキングプアーの現実は解決するのか。新しい就職先は見つかるのか。ソマリアに派遣された自衛隊はどうなるのか。民主大企業にはっきりと雇用の安定を要求できるのか、沖縄の基地を強化する日米安保にNOと言えるのか。     民主党は、衆議院の比例部分180を100に削減すると公約している。
 1993年に細川護煕連立政権が誕生し、「93年政変」などと過大評価している隙に翌年に小選挙区制導入を許した誤りを繰り返してはならない。

 「政権交代」を活かすためには、主権者たる私たちが声をあげ、その運動によって新政権を動かすことが必要である。その当面の大きな課題の一つが、議員定数削減反対と小選挙区制反対である。霞ヶ関の官僚主導の政治を打破するためには、官僚を監視する市民と国会議員を増やすことこそ必要であり、議員を削減して官僚を抑えるというのはペテンだ。議員を削減しなくても、議員歳費などを減らせば、経費削減はできるのだ。                            比例区を減らしたら、共産党も社民党も激減してしまう。小政党や無所属議員は
国会に要らないというのか。言論封殺であり、民主主義の死だ。
 選挙投票日の8月30日から、私たちは、国会を内外から動かす市民運動の声をあげよう!
 討論を巻き起こそう。

 
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民主党応援のみなさんにお願い 選挙の結果が2/3超の一人勝ちになればどうなるかも考えて。

2009年08月27日 | Weblog
★下記の記事は、東本高志氏が二十三日に我々平和の風の仲間に送った呼びかけです。その後、民主党独り勝ちの情勢はますます進んでいます。彼が危惧することが現実とならない事を願い紹介します。  (ネット虫)

====================
各紙とも「民主300議席うかがう勢い」(朝日)、「民主300議席超す勢い」(読売、日経、共同)と
民主党の大躍進を予想する情勢調査のオンパレードですが、その中でもひときわ目を引くのは
「民主320議席超」を予想する毎日新聞の以下の世論調査でした。

■衆院選:民主320議席超す勢い 本社世論調査(毎日新聞 2009年8月22日)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090822k0000m010148000c.html

「毎日新聞は第45回衆院選(定数480=小選挙区300、比例代表180)が30日に投開票さ
れるのを前に、公示翌日の19日から21日にかけて特別世論調査を実施し、その結果をもとに
全国の取材網を通じて選挙情勢を探った。民主党は271人を擁立した小選挙区の大半で優位
に戦いを進め、比例代表と合わせて320議席を超す勢い。(略)民主党は北海道、岩手、新潟、
福井、山梨、長野、愛知、滋賀、奈良、和歌山、長崎の11道県ですべての小選挙区を制する
勢いを見せ、230議席以上をうかがう。比例代表では全11ブロックで「第1党」となり90議席台
を確保する勢い。/民主党は衆院選後、社民、国民新両党と連立政権を組む方針を示している
が、衆院の3分の2(320議席)以上を占める大勝となれば、提出法案が参院で否決されても単
独で再議決が可能となる」

この民主党の320議席超の予想の「衝撃」の意味について、ブログ「Aobadai Life(青葉台在住
者の日記)」さんが下記のような警鐘を鳴らしています。選挙戦も中盤戦に入った「いま」という時
期、私たちとしてもっとも傾聴しなければならない重要な指摘であるようにように思います。以下、
その当該箇所の引用です。

………………………………………………………………………………
■毎日新聞、民主320議席超予想の衝撃(Aobadai Life 2009年8月22日)
http://ameblo.jp/aobadai0301/entry-10325947509.html

大手新聞社の衆議院選挙予想では、民主党が300議席にも達する大勝予想がなされている
が、今日の毎日新聞の320議席を超えるかもしれない、という予想をみて、これが実現すれば
まったく違う意味を持つ。

それはつまり、衆議院の2/3の議席があれば、参議院で否決されたとしても、再可決ができる
ようになり、またしても、二院制のありかた、議会制民主主義のありかた、を根本から問うてしま
う問題が再燃する。

自公政権が、ここまでダメになった理由のひとつは、小泉郵政選挙で、改革を信じた国民が与
えた衆議院2/3以上の議席を自公政権が悪用し、次々と重要法案を衆議院再可決してしまっ
たことでもある。直近の民意は2007年の参議院選挙で民主党が大勝し、参議院で民主党が
第一党となったそれが民意のはずだが、そうした民意を無視して、自公政権が、既得権益(官
僚、財界、アメリカなど)のために、再可決を連発したことにもある。

もし、320議席を超える議席を民主党が獲得すれば、それはまた違う問題が出てくるというの
は、同じ状況が民主党にも生まれかねないということだ。

あまりにもすごい大勝の場合は、来年の参議院選挙で民主党に反動がきて惨敗ということも
ありえるわけだから、そうなってくると、この四年間の自公政権と同じく、再可決を乱発するよう
な問題がまた出てしまうと思う。(以下、略)
………………………………………………………………………………

上記で「Aobadai Life」さんがおっしゃっておられるように、民主党の1人勝ちは、私たちの国の
「議会制民主主義」をレームダック(死に体)化させる危険性が非常に強いように思います。私
はそのことを強く憂えます。

「民主党の鳩山由紀夫代表は22日、毎日新聞の衆院選情勢調査で同党が320議席をうか
がう勢いを示したことに関連し『どんなに議席を伸ばしても国民新党と社民党は共に戦ってき
た相手だ。当然ながら連立を組ませていただきたい』」と明言した」(毎日新聞 2009年8月22
日)と言います。しかし、鳩山代表が左記のように言う前提は、「参院では単独過半数を持た
ず、社民党などの協力なしには国会運営が困難になるため」(同紙別記事 2009年8月22日)
というのが政界スズメ及びメディアの大方の観測です。

民主党が衆議院で3分の2以上の議席を有することにでもなれば、参議院で否決されたとし
ても、再可決ができるようになり、「国民新党、社民党と連立を組ませていただきたい」と鳩山
代表が上記のように言う前提は崩れます。客観的に見て、民主党が「この四年間の自公政
権と同じく、再可決を乱発するような問題がまた出てしまう」(Aobadai Life)蓋然性は非常に
高い確度であるように思います。

民主党応援ブロガーのみなさん
参照:「【政権交代】 を目指すブログ結集!」晴天とら日和 9/10
http://blog.livedoor.jp/hanatora53bann/archives/51275434.html

あなたたちブロガーのみなさんはなにゆえに「政権交代」を望んで来られたのか? その初
心の志しにいま立ち返って欲しいのです。その「政権交代」を強く望んできた理由は、自民
党の長年の悪政を断ち切るためにはいまこそ「政権交代」が必要だと思い定める、あるい
は思い決する、ところがあったからこそではなかったでしょうか?

民主党政権が実現して、またもや自民党政権の二の舞を舞うような事態は決して想定して
おられなかったはずです。いま、民主党が衆議院で3分の2以上の議席を有することにでも
なれば、その二の舞を舞う可能性は非常に高い、といわなければならないように思います。

そういう事態になれば、こと志しと違うということにならざるをえないのではないでしょうか?

私は民主党政権を作らせるな、と言っているのではありません。民主党の衆議院での3分
の2以上の獲得議席はあまりに多すぎる。大躍進を通り越して危険水域というべき域に達
してしまうのではないか、という私としての大懸念を表明しています。

民主党応援ブロガーのみなさん

みなさんの各自のブログでこのことを自問していただけないでしょうか? そして、多くのブ
ログ読者のみなさんに各自の自問の結果を発信していただけないでしょうか?

総選挙の投票日まであと1週間。いま、私たちにできる民主主義の試みとして、有権者の
心を捉えるもっとも効果的な方法はここまで拡がってきたブログ、ブロガーのみなさんの
力(上記「【政権交代】 を目指すブログ結集!」参照)に負うところがとても大きいように私
は思っています。

みなさんのご検討を切に期待するものです。


東本高志@大分
taka.h77 at basil.ocn.ne.jp
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比例区でも民主党が独り勝ちすると自公に議席を与えてしまう可能性

2009年08月27日 | Weblog
 すでに今朝の朝日新聞などをご覧になった方はお気づきだと思いますが、比例区における民主党の過剰得票と候補者不足で、比例区で民主党に投じた票が必ずしも民主党の議席に反映されず、自公に議席を与えてしまう事態が、特に近畿と九州の両ブロックで懸念されています。

あと二日ですが、この点を強調し比例区には護憲政党の「共産党」か「社民党」に投票する運動が重要だと思います。私もそうした運動を全力で訴えています。

 それについて、かねてから平和の風の仲間「太田光征さん」から下記のようなメールがありました紹介します。(ネット虫)
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「民主党の比例区勝ち過ぎを修正することで、政権交代が確実になる」

  データーなど詳しくはhttp://kaze.fm/wordpress/?p=275  太田光征

2007参院選のデータを使って、衆院選比例区で民主党の票を他野党に移譲した場合、野党全体の比例区議席数がどのように変化するかをシミュレーションしました。(2007参院選比例区での民主党の得票率は39.5%で、2009東京都議会議員選挙での民主党の得票率は40.8%。)
 民主党の比例区票を80%他野党に移譲すると、野党全体の比例区議席数は変化せずに、民主党と他野党全体のそれぞれで、比例区得票率と全国議席獲得率が一致するようになります。
 投票パターンがそのようにシフトすることで、民主党以外の支持者が小選挙区で民主党候補に投票するモチベーションが高まり、政権交代がより確実になるでしょう。民主党単独ではない、野党連合政権が誕生することで、政策面で民意を反映できるメリットも、当然あります。

【目次】

1. 民主党の比例区票を他野党に移譲すると、野党全体の比例区議席が増えることがある
2. 小数野党の比例区票を少々民主党に移譲しても、野党全体の比例区議席は数議席しか増加しない
3. 民主党の比例区票を他野党に移譲しても、野党全体の比例区議席は数議席しか減少しない
4. 2007参院選小選挙区――民主党の17勝6敗だが、民主党の実力は7勝16敗以下だった
5. 完全比例代表制を基準にすると、民主党は約70議席を超過獲得し、他野党は約70議席を獲り損ねる
6. 民主党の比例区票を80%他野党に移譲すると、民主党と他野党全体で比例区得票率と全国議席獲得率が一致する
7. 民主党支持者が比例区で努めて小数野党に投票することで、政権交代が確実になる。
「以下具体的な分析」
1. 民主党の比例区票を他野党に移譲すると、野党全体の比例区議席が増えることがある、比例区では、民主党による票の取り過ぎ現象が発生することがあります。一種の死票です。
 2007参院選のデータ(表1)を(次期)衆院選に当てはめ、民主党の比例区票を他野党に移譲した場合、野党全体の比例区議席数がどのように変化するかを示したシミュレーションでは。
 例えば南関東ブロック。民主党から16万票弱を共産・国民新党・新党日本のいずれかに移譲することで、民主党の議席数を変化させずに、野党は自民から1議席を奪うことができます。
2. 小数野党の比例区票を少々民主党に移譲しても、野党全体の比例区議席は数議席しか増加しない
 共産・社民には常日頃、民主党に票を譲るべきだ、とする圧力がかけられています。比例区で共産・社民の票を民主党に統合したらどうなるでしょうか。野党の比例区議席は2議席増えるだけに過ぎません。
 国民新党と新党日本に対してはそうした声をほとんど聞きませんが、これら2党の比例区票を民主党に統合した場合も計算してみましょう(No 3)。やはり、野党の比例区議席は2議席増えるだけです。
 野党の比例区議席数を最大にする方法は、明らかに、民主党など1つの政党に票を集中させることです。さすがにこのような要求をする野党支持者は小数派でしょうが、最大で9議席、野党全体の比例区議席が増加します。

3. 民主党の比例区票を他野党に移譲しても、野党全体の比例区議席は数議席しか減少しない
 では、比例区で野党票を民主党に統合する代わりに、民主党の比例区票を他野党に移譲したら、野党全体の比例区議席はどう変化するでしょうか。民主党の比例区票を他野党に移譲しても、野党全体の比例区議席は、最大でも3議席程度しか減少しません。
 以上から、政策を犠牲にして野党の議席数を稼ぐために、比例区で民主党に票を集中させるメリットはないことが確認できます。

4. 2007参院選小選挙区――民主党の17勝6敗だが、民主党の実力は7勝16敗以下だった
 「2007参院選では、29ある小選挙区で、自民党と民主党が直接対決した選挙区は23あります。民主党が17勝6敗と、11選挙区で勝ち越しています。ところが、そのうち10選挙区で、民主党の比例区票は自民党の小選挙区票を下回っていました。 
 各党の比例区獲得票は、党の実力を最もよく示すデータなので、基礎票と呼ぶことができます。上記の10小選挙区で、民主党の基礎票は自民党の小選挙区票を下回っていたにもかかわらず、民主党は自民党に勝利することができました。
 このことは、この10小選挙区で、民主党以外の支持者から民主党候補に票が流れたことを示しています。民主党単独の実力で勝負すれば、7勝16敗以下だったのです。
 2007参院選では小選挙区に限らず、「民主党の比例区票が自公(および与党系無所属)の選挙区票を下回っていた」選挙区は、47選挙区中、24もありました。「民主党の比例区票が自公の選挙区票をわずか数万票しか上回っていなかった」8選挙区と合わせると、32選挙区にも上ります。

5. 完全比例代表制を基準にすると、民主党は約70議席を超過獲得し、他野党は約70議席を獲り損ねる
2007参院選の比例区で民主党の得票率は39.5%でした(表1)。2009東京都議会議員選挙での民主党の得票率は40.8%だから、2007年からほとんど変わっていません。次期衆院選でも2007参院選と同じ比例区得票率を仮定しましょう。
 衆院選は、比例区の定数が180、小選挙区の定数(選挙区数)が300で、総定数は480。もしも完全比例代表制ならば、民主党の議席数は、480×39.5%≒190議席となるでしょう。現行ブロック式の比例区では、表1に示すとおり、85議席を獲得できる見込みです。
 では、民主党は次期衆院選の小選挙区でどのくらい議席を獲得できるでしょうか。2007参院選の29ある小選挙区で、民主党は17勝しています。議席獲得率は58.6%です。これを衆院選の小選挙区定数300に掛ければ、約175議席と見積もることができます。
 結局、次期衆院選で民主党は比例区で85議席、小選挙区で175議席、合計で過半数の260議席を獲得できると推測されます。完全比例代表制の場合より、70議席も超過しています。同様に、共産・社民・国民新党・新党日本の獲得議席数を推測してみます。これら4党の2007参院選比例区における得票率は、全体で17.0%です。この得票率を仮定すると、完全比例代表制であれば、4党全体で480×17.0%≒82議席を獲得できるはずです。4党は、2007参院選の小選挙区でわずか1議席しか獲得できませんでした。次期衆院選の小選挙区でも近似的にゼロと見なせます。現行ブロック式の比例区では、表1に示したように、4党全体でも15議席程度しか獲得できないと推測されます。したがって小数4野党の場合、民主党とは逆に、70議席近くを取り損ねる事態が予想されます。この不公正を“修正”できないでしょうか。

6. 民主党の比例区票を80%他野党に移譲すると、民主党と他野党全体で比例区得票率と全国議席獲得率が一致する
 70議席といえば、民主党が比例区で獲得を見込める85議席の約80%に当たります。そこで、民主党の比例区獲得票の80%を共産・社民・国民新党・新党日本の各党に均等に移譲してみましょう(表2 No9)。すると見事に、民主党の比例区獲得議席から70議席を小数4野党に移譲することができます。野党全体の比例区獲得議席数に変化はありません。
 その結果、民主党と小数4野党全体のそれぞれで、比例区得票率と全国議席獲得率がほぼ一致するようになります。つまり、比例代表制に近い結果が実現するのです。

7. 民主党支持者が比例区で努めて小数野党に投票することで、政権交代が確実になる

 民主党は、小選挙区で他野党支持者の票に大きく依存することで、得票率を超える議席獲得率を実現しています。
 政権交代の決め手は、野党が共倒れせず、小選挙区を制することです。民主党支持でない有権者が民主党候補に票を投じるのは、そのためです。
 小選挙区制ではこのように、民主党以外の支持者が一方的に、不公正かつ合理的な投票行動を強制されています。したがって民主党支持者には、この事情を考慮して、公正な投票行動が期待されます。比例区では努めて小数野党に投票することが求められるのです。

 こうして不公正が修正されることで、民主党以外の支持者が小選挙区で民主党候補に投票するモチベーションが高まり、政権交代がより確実になるでしょう。選挙区すみ分け投票は、政権交代を重視する民主党支持者にとっても合理的な投票パターンです。

選挙制度改正運動としての選挙区すみ分け投票の勧め
 http://kaze.fm/wordpress/?p=268


太田光征
http://otasa.net/

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