九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

サッカー日本の点取り法を見よう  文科系

2009年05月31日 | スポーツ
本日ベルギー戦。「チリ戦の4点」が本物だったかどうか、ここで分かる。オシム、岡田の流れからの「日本式点取り法」の完成?に目をこらしながら、ベルギー戦を観戦したいと、僕は思っている。

今の世界サッカーでは、全員防御の防御術が発達してどこもなかなか点が取れなくなっている。クリスチアーノ・ロナウドとかメッシ、アンリとか、フェルナン・トーレスとか、イブラヒモビッチとか、点取り屋に法外な値段が付くのは、そういう選手が希少だからだろう。ましてや、日本人個人に彼らのようなものを求めるのは無理があると思う。ゴール前に必要な屈強さとか、爆発的瞬発力とかがないからである。組織的俊敏さを生かして集団で点を取るのが、今の日本に最も現実的な道だと思う。オシムも岡田もそれを目指してきた。この「日本式点取り法」に必要と彼らが目指してきた要素を上げてみよう。

①まず、ボール保持率の向上。その要素は、「集団でボールを奪う技術と、味方ボールを受けてあげるスペース走り」。つまり、「人もボールも動くこと」。
②このスペース走りをゴール前でもやり切って、集団で点を取る技術の向上。そのためには、ここぞというときに前の全員がゴール前に詰めなければならない。ゴール前にダッシュするには、ダッシュを繰り返す力が必要である。オシム①を鍛え上げ、彼の最後のスイス戦、エジプト戦などでは、ここまでが確立され始めていた。これらの強豪相手にも時に、3点とか4点とかを取り始めていたのであった。
③以上までは、オシムが手をつけたことだが、以下は岡田の狙いである。岡田は「ボール奪取力と攻守の切り替えの速さと」を最も強く要求してきた。これでもって、高い位置でボールを奪えば、②が行いやすいからだ。当たりに弱い日本人は特に、組織的ボール奪取のためにFWもうしろに下がるから、前に詰めにくく、それへの対応ということであろう。全員防御チームのゴールへの詰めを、敵にボールを取られた瞬間の奪取で実現しようという狙いと僕は考えている。

以上の点について、チリ戦を振り返ってみよう。1点目は本田のシュートに数人が走り込んでおり、そのなかの岡崎に敵のクリアーボールが渡って得点。2得点目は、敵ゴールに向かって左サイドに走り込んでいたDFの小沢が、彼に併走していた岡崎にパスを出したもの。4得点目も、山田から本田にパスが渡ったものだった。
何が良かったのだろう。僕はこう思う。1トップの玉田の他、岡崎と本田が常に、「ゴール前に詰める」努力を重ねていたことだ。もちろん、守備にも努めながらのことだから、凄い走力が前提となるのだが、この能力をも見事に示して見せた岡崎と本田はこのゲームでレギュラーを勝ち取ったのではないか。日本的点取りにうってつけの選手ではないかと思う。

今日のベルギー戦、この二人を見ていたい。全員のプレーとして見たいのは次のことだ。①敵ボール奪取の瞬間に見られるはずの、全員の攻撃への切り替え、「ゴールへの詰め走り」。②「詰めた人間たちのスペース走り」とパス交換。③味方シュートへの敵クリアーボールをいつも狙って、さらに前へ詰めているかどうか。特に岡崎はこれが得意なのである。

岡田が言うような「ワールドカップ4位以内」が夢ではなくなってきたかどうか、それが今日確かめられるような気がする。チリやベルギーの監督談話などを読んでみると、世界20位以内のチームに対しているようなものに読めたのは、僕だけだろうか。ちなみに、日本はこれまで、南米チームを非常に苦手としていた。屈強さでもってがつがつ当たってくるのを恐れて、自由度がなかったからである。本田、岡崎、長谷部がこれをモノともしなかったのを目の当たりにして、日本も変わったなと思ったものだった。
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進化論、社会ダーウィニズムに関わって   文科系

2009年05月30日 | Weblog
本日の落石さんの投稿「進化の方向」はいろいろなことを考えさせてくれる文章だと思います。そこで、この文章に関わると思われることで、反復説というのがありますので、それに触れてみたいと思います。
「個体発生は系統発生を繰り返す」

これの正しい解釈と、誤った解釈とがあります。誤りはこういうの。単細胞生物から人間までの系統発生の全てを順序を違えてでも、人間1人の発生、成長のあちこちに見抜こうとする奴です。これは、「機械的反復説」と言われます。

正しい解釈はこういうのです。ちょっと難しいですが。
「個体発生は、系統発生の全ての段階を経るということはなくっていろんな段階を飛ばしてしまうということはあるが、人間個体に起こることは、系統発生通りに起こり、その順番に狂いはない」
この後半は説明がいります。人間の赤ん坊は母の体内でもう、哺乳類の段階になっています。ですから生まれた後で「は虫類の這い這いをしなければならない」などということはもうないわけです。ですが、保育の偉い先生が昔、その大人気の本でもっともらしく「は虫類這い這い」などという言葉を大々的に使ったことがありました。僕はこれを聞いた時、笑っちゃいましたね。「『は虫類這い這い』なんていかにも系統発生学的でもっともらしいから、『は虫類の段階の這い這い』としか読めないよな。だから機械的反復説だね。これは」というわけです。

さてこうして、他の生物から人間の精神、心、社会などを類推するのは、ほとんど全て誤りと言っても良いのだと思います。だからこそ、社会ダーウィニズムも誤りなんですね。人間(の肉体はともかく、その精神や社会のこと)は何よりも、他の生物とは非常に違う特別な存在です。

さて、新自由主義と「平等、博愛」と。これは生物学から類推してもいけないし、塩野七生がよくやるようにギリシャ、ローマ時代などから類推してさえもいけないと僕は考えていますね。「現代社会の」、「自由」対「平等」のはずですから。類推とは、同じような言葉の魔術に人間が引っかかりやすい罠だと思いますね。
現代の「自由対平等」は例えばこういうものじゃないでしょうか。
【 当面、大きく分けて二つの指導的な資本主義の間に闘争がある。それは少なくともアングロ・サクソン諸国に見られる新自由主義的な形態と、生産におけるコーポラティズムの組織と弱者への福祉の網の目に安定の基礎を置こうとしている国家資本主義的重商主義という二つの形態である。新自由主義的な形態はアングロ・サクソン諸国において最も発達しているが、国家資本主義の形態は大陸ヨーロッパにおいてみられ、その修正された形態が日本に見られる。
実際、米国の有力な理論家の中には、この文脈で、「共同体主義的」日本モデルやドイツの「社会的市場」モデルの方が長期的な観点を備えており短期的な観点しか持たず投機的で利潤極大指向性が強い自由主義的な英米モデルよりも、経済的にも社会的にも優れていると主張する者もいる。】

上記は1996年に日本版が出された本からの抜粋ですが、今の日本はもうこの当時の面影すらなくって、随分アングロ・サクソン的になってきたのではないでしょうか。そしてまた、「自由主義的な英米モデル」がいかに「短期的な観点しか持たず投機的で利潤極大指向性が強」かったかは、サブプライム爆発によって既に見事に証明されています。
今読んでいる「地球政治の再構築」、スティーブン・ギル著、朝日選書からの抜粋でした。イタリアの思想家グラムシの理論を、現代世界政治経済分析に適用した数少ない本です。いずれこのブログでも触れるつもりです。


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進化の方向    落石

2009年05月30日 | Weblog
人間は自由であり、競争社会。力のある者が勝つのが正義。
「社会ダーヴィズム」という考え方があります。
これに対して「人間は平等な社会で生きるように進化してきた」
と、する全く正反対の考え方があるそうです。

その証拠のひとつが人間の顔の進化。
目や顔の表情は、自分がなにを考えているのかを
相手に伝えるように進化してきた。
自分を相手に知らせることが、お互いを理解し、
信頼しあう平等社会の土台にあるというもの。

小泉さんたちが進めた改革は、経済の活性化=
会社の利益第一=個人の業績第一主義。
この結果、上の人(お金持ち)が下の人(貧乏人)を
見下す社会に変化。
人間関係の希薄化が人間の健康を支えてきた
社会関係資本を劣化させ、貧乏人ばかりではなく
お金持ちの健康をも悪化させるという皮肉な結果も出ているという。

ソビエト社会の「悪」平等が、平等への信用を傷つけた罪は大きいが、
失ってはじめて、その大切さに気付くことも多い。
平等こそ豊かさの大切な条件のひとつであること、に、
改めて気付く必要があるのでは?

中日新聞の夕刊・池本幸生さんの「健康をむしばむ格差社会」より。


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韓国でも、平和目的の核能力を、の議論が   落石

2009年05月29日 | Weblog
朝鮮日報の記事です。


北朝鮮の核実験を契機として、「われわれも平和目的の核能力を持つべきだ」
という核主権論が台頭している。
核武装論は核拡散防止条約(NPT)の枠組みでは現実性を欠くが、
国際社会が受け入れ可能な範囲内で平和的な目的の核燃料の濃縮や
再処理能力を持つべきではないかとの主張だ。

専門家の間では、政界から上がった核主権回復論について、
経済的な利益が大きいだけでなく、
核能力を備えたという象徴性だけでも北朝鮮の核開発に対する
最小限の抑止効果があるとの共通認識が出来上がっている。


現在、20基の原子力発電所が稼働している原子力大国だが、
核の利用権はかなり制限されている。
ウラン採掘から濃縮、核燃料製造、使用、使用済み核燃料再処理
という一連のプロセスのうち、
韓国は核兵器製造に転用可能な濃縮と使用済み核燃料の再処理を行っていない。

 国際社会でそれを禁止する規約や規定はない。
しかし、韓国独自の核開発を懸念した米国の利害関係が絡み、
韓国政府は1974年に「使用済み核燃料の形質を変更したり、
ほかの用途に使用したりする場合には米国の同意を受ける」
との内容の韓米原子力協力協定を結び、自ら権利を制約した。

 また、韓国政府は92年に南北非核化共同宣言でも
「濃縮および再処理施設を持たない」という方針を表明した。

「核主権を失う」という批判が相次いだが、
北朝鮮の核開発を防ぐために避けられない選択だった、
というのが韓国政府の説明だ。


   北朝鮮の核実験は、東アジアの核バランスを崩すことになり
   世界のなかでも、緊張の高い地域になってしまったようです。
   鍵をにぎっているのは、中国。
   こうした事態を中国が歓迎するのか?
   日韓の間で、共同核開発という声が出てきた時に
   どう対応するのか?
   アメリカの核の傘で日韓が充分だと思っていないことは
   明らかだと思いますが・・・

   中国とアメリカとの間で、どんな話し合いが行われているのか?
   
      




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自民党「防衛計画大綱改定」へ提言案要旨を大筋了承

2009年05月29日 | Weblog
★産経新聞などの報道によれば、自民党は26日の国防部会防衛政策検討小委員会で、年末の防衛計画大綱改定に向けた提言案の要旨を大筋で了承した。提言案は北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、海上発射型巡航ミサイルなど敵基地攻撃能力の保有を明記。核実験の監視・情報収集能力の強化も盛り込んだ。
 また、米国を狙った弾道ミサイルの迎撃など4類型について政府解釈を変更し、集団的自衛権の行使を認める方向性を示した。
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/politics/m20090527032.html?C=S

自民党国防部会小委員会の提言案ポイントは次の通り。
 一、専守防衛の範囲で座して死を待たない防衛政策として敵基地攻撃能力が必要。情報収集衛星や通信衛星、巡航ミサイルなどを有機的に組み合わせることで実現可能。
 一、積極的に宇宙を利用し早期警戒衛星、情報収集衛星を研究、開発。イージス艦の弾道ミサイル対処能力の強化、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の導入促進。
 一、自衛隊の位置付けの明確化、軍事裁判所設置などの早急な憲法改正が必要。
 一、自衛隊出身の首相秘書官配置など首相補佐機能を強化。
 一、武器輸出3原則を見直し。武器関連技術の輸出禁止先はテロ支援国家、国連決議対象国、紛争当事国などとする。

★北朝鮮の挑戦的な核実験・ミサイル実験などの世論の追い風を得て核保有まで視野に入れた大綱づくりを急いでいます。目が離せません。(まもる)
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チリ戦のメール交換   文科系

2009年05月28日 | スポーツ
昨夜のチリ戦に。それが明けた今朝すぐに、昨日投稿と同一人物からメールがあった。題して「これぞオシムの理想!」。よい題ですねー。言うなれば「人もボール動くサッカー」がついに、難しいゴール前でも出来るようになった。病気リタイアー直前のオシムがやっと手をつけ始めていた課題が達成されたその場面を見たつもりなのである。まず、若い彼の本文はこうだ。

【 驚きました、回るボール、動く人、最後まで走り込みシュート!特に清水の岡崎には驚嘆しました。長谷部や本田の闘将ぶりは言わずもがな、こんな凄い選手はかつて代表にいなかったです。今が最強の布陣なのではないでしょうか。時差と移動で疲れているとはいえ古豪チリ、4点は無論、DFも完封したことが嬉しいです。もちろん世界のレベルは上がっていますが、日本のレベルも相当上がってきているのだなと感じました。1点目・2点目そして4点目(3点目は移動中)を目の当たりにしました、ここ数日のモヤモヤや疲れもポカーン!と払拭してくれるような、いずれの点もカタルシスを感じるシュートまでの動きでした。】

対する僕の返事はちょっと長いけど、

【 ちょっと自慢だけど、岡崎への僕の予言を覚えてる? 「まだ22歳(この4月で23歳)、近く日本FWの柱になるだろう」と言った事ね。その時彼の特徴をこれだけ書いてきた。『「いつもゴールに寄せること」「どこでも打てる多様なシュート力」「強いフィジカル、特に緩急の走力」。中でも、最初のことが最も大事と思う。後者二つがなくても、最初の事だけでゴン(磐田の中山のこと)があれだけできたというほどに。』、なぜこれが大事で、かつ難しいのか。
いつもゴールに寄せようとするって、簡単な事じゃないから、案外できないことなんだよね。ダッシュは疲れるから、後のことを考えると案外できない。この意味を、他人よりずっと多く反吐を吐く程走力を鍛えられるぐらいに理解できるような、そんな良い頭もないとやれないことなのね。「ゴールの前では何かが起こるから、WFは寄せるべし」って誰でも言うことだけど、この格言に合わせた練習が大変だから、それができる理解力、頭脳が要るってこと。ゴール前まではおおいにボールを運べるようになった代表も、運んでもゴール前にいつも2~3人いなかったらだめって、これも僕が言い続けてきたことだよね。日本式点取りに必要なのにかけている最大欠陥として。案外これがいつもやれるFWがいないってことなんだよ。
昨日の1点目。本田がシュートを打ったとき、岡崎はその右やや後ろに走り込んでいて、本田が打った瞬間もさらに前へダッシュしていたこと、あれが大事だと思う。2点目も、左サイドにいた中沢にボールが行く前にもうゴールに爆走、パスが出た瞬間には岡崎を挟んでいた二人のDを振り切れるスピードになっていたよね。だからボールが渡り、右に大きめのトラップを出す余裕が持てた。凄いトラップだった。

長谷部が良いのはもう分かっていたけど(彼はボランチでも、肝心なときによくゴールに詰めているし、意外にフィジカルが強い)、今回の本田には驚いたね。体の強さが売りであるはずの南米選手の、その二人ぐらいに寄せられても心身共にびくともしない! こういう長所で売っていた珍しい日本人・ヒデ以上だと思ったよ。さすがオオボラふき、そのホラが実現するようにどれだけウェート・トレに励んだことだろう。点も取れるし、もう間違いなく不動のレギュラーだね。
こうして、昨日書いた「僕の絵」がますます本物になってきた。
『俊輔と遠藤とが、長谷部や本田の意見を聞きながらその都度相談しあってね。本田がワントップのトップ下で、左に松井、ボランチが遠藤、長谷部ってね。本田、松井、長谷部と、MFががんがん点を取ればいいんだ。みんな当たり負けない奴ばかりだなんて、かっての日本になかったことだよ。これならドイツ大会のヒディング・オーストラリアにも悠々勝てるね』
上の構図で、昨日は俊輔が出なかったから、本田が俊輔の位置、トップ下にケンゴウ(彼も昨日凄かった!)、松井の代わりが岡崎だった。この松井と岡崎の闘いは、今後熾烈だよ。でも、岡崎が玉田を退けるかも知れない。なんせ日本の欠陥は点だからね。いずれにせよ前4人で伸びしろ、期待値も込めた今の当確は、俊輔、本田、岡崎。あと松井、ケンゴウ、玉田、それにタツヤ、コオロギらが横一線になるんじゃないかな。大久保は落ちたね。面白い。
稲本も、遠藤にはもちろん、長谷部にもたたき落とされたよね。当然だと思う。

それはそうと、中南米はちょっと力が落ちてるんじゃないかと思った。フィジカルと個人技を凌駕する「攻守の切り替えや、スペース走り、位置取りなどの組織戦」で遅れを取っているような。ちょっと前のゲームで「あのメキシコがこんなに弱くなった! 『こんなに足元に欲しがってちゃ?』」と思ったことがあったけど、ブラジルでさえ駄目なようだしね。やっぱり、チャンピオンズリーグに比べると、組織戦で遅れを取っていると思ったよ。今の最先端は、君も言うように、プレミアだね。ドイツ、イタリアは駄目だね。スペインは育成が上手く行ってるようだけど、あの歴史はアヤックススタイルの遺産と観た方がよいのかも。】


なんせ好きなモノで。長々読んでくださった方、有り難う。








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社会関係資本としての議会制と官僚制    落石

2009年05月28日 | Weblog

人間と人間の関わり方が、どういうシステムによって動いているのか?
現代の日本でいえば、官僚制なのか?議会制なのか?は大きな争点になっている。
官僚主導の自民党政治か?民主党は脱官僚制を実現できるのか?
その場合は、国家の意思決定は、どういうかたちになるのか?

世界的にみれば、官僚国家の模範は中国。議会制はEU。


中国の歴史をおおざっぱに見ると、武力を持った周辺民族が
中華の地を制圧、王朝を建てる。
漢民族は圧倒的な数と文化の高さから、異民族を中国化していく。
融合した中華国家が盛衰を繰り返してきた。いまは漢民族中心の国。
この国家を支えてきた社会関係資本が帝王を中心とした官僚制。
優秀な官僚と中央主権が、近代経済国家を築きあげた
日本・韓国の経験などから学んで
今の中国は、官僚主導の開発独裁の真っ最中。
このあと中国は議会制に転換していくのか?とても興味のある問題。

この官僚制を裏で支えているのが、一族意識。いわゆるコネの世界。
このコネの世界は、経済が発展していくと、だんだん弱くなっていく。
豊かな社会がコネを必要とする社会の土台を崩してしまうから。
相互扶助を必要としなくなる個人の誕生。
こうなった時、それは何時なのか?は分からないが、
あれだけ多様性のある国をひとつにまとめるには、
官僚制に依存する期間は、かなり長いのでは?


一方EUの場合は社会関係資本は議会。
相互扶助を必要としなくなった(政治・経済的に自立した)個人集団の
関係を規制するシステム。
近代国家が2度の戦争を経て得たシステムがEU。
EUは、議会という社会関係資本があって、はじめて誕生したし、
これからも発展する可能性が保障されているといえる。
このシステムを使って新しいヨーロッパをつくろうとしている。

この21世紀は、EUと中国はどう変わっていくのか?
それを条件づけるのが社会関係資本の力。
議会制と官僚制のバランスを、どう取っていくのかにあるのでは?



近代日本は、誤解を恐れずに断定すれば、
官僚制国家から敗戦によって議会制に大きく舵を切った。
日本はその歴史的な制約から議会制が良いという空気が圧倒的。
しかし官僚制は、根強い、まだまだ力を持っています。
その弊害については、充分に克服されてはいないでしょう。

日本は、戦後60年余、ようやく政権交代が
実現可能な時期が来ていますが、
これは自民VS民主という政党の交代だけでなく、
議会制VS官僚制という戦いの次段階の時期に
さしかかったとも言えるでしょう。

(さて?妥当なことを書いたのかな?ちょっと心配。)




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今夜、サッカー代表、チリ戦   文科系

2009年05月27日 | スポーツ
今夜サッカー代表チリ戦があるなと思っていたら、若い友人からメールが来て、こんなやりとりになった。

まず友人の
【 (今夜、チリ戦)とても楽しみです。やや格上ながら互角な身体性能。離脱者、不調者も多いけれどもマインドとしては負けていない日本側。今回欧州帰りの本田がどの位に発揮できるかをじっくり観戦します。来月からは仏の松井も戻り、しかし山田とか若手もしっかり出てきているし、歯車さえかみ合えば・・楽しみな代表今夜はわくわくします。
名古屋は、うむむ、どうも中盤とダビがかみ合わいのでしょうか、小川が空回りしているようです】

僕のお返事
【 いつもながら、良いときに、良いお便り、幸せなことです。
にしても、本田もそうだけど、長谷部が凄いねー。チームを史上初の優勝に導いたレギュラーだよ。それも、故障がなかったら俊輔に近い活躍をしていたかも知れない。なんせ、バイエルンを押しのけてのことだから、巨人を押しのけて広島が初優勝したようなもんじゃないかな。
本田はもの凄い鼻息らしいね。2部リーグMVPと言えば、1部のどのチームに行っても「花形レギュラー」だよね。なんせあの若さだから、PSVかアヤックスから声がかかったり、俊輔や中田をよく知っている他国伝統チームからも声がかかるだろうね。彼は中田以上の体力があるらしいし、何よりも点が取れる。
こうしてこれからのジャパンは有望だよねー。俊輔と遠藤とが、長谷部や本田の意見を聞きながらその都度相談しあってね。本田がワントップのトップ下で、左に松井、ボランチが遠藤、長谷部ってね。本田、松井、長谷部と、MFががんがん点を取ればいいんだ。みんな当たり負けない奴ばかりだなんて、かっての日本になかったことだよ。これならドイツ大会のヒディング・オーストラリアにも悠々勝てるね。

グラのことだが、ダビの使い方は初めから難しかったこと。彼に任せるチームになったら安易すぎてかえって弱くなって、彼が歯車になったら凄く強くなると、僕はそう思っていたからね。今がその分かれ道、試練の時だ。
小川については何も心配していない。アシスト5は、得点リーグ・トップのダビとならんでリーグ・トップ・タイだしね。今のグラの点取りはダビと小川だけでやってるようなもんだよ。守備は案外まーしっかりしているから、マギヌンと玉田が元気に戻ってくれば見違えるような「チーム」になると思う。】




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改めて、小沢問題を整理する   文科系

2009年05月27日 | 国内政治・時事問題
小沢問題を改めて整理してみたい。
まずこれには現在事実と分かっている限りにおいて既に、二つの側面がある。政治資金規正法違反、偽装献金という側面と、国策捜査という側面とである。後者は、どういう事実にもとづいてそう呼ぶのか。その典型を一つあげておく。このブログにおいては、4月26日から28日までここに紹介した原仙作さんの文章が、最も詳細かつ的確に述べていると思うので、以下はその抜粋である。

【 今回の小沢秘書の逮捕・起訴という検察の捜査は、政治資金規正法によるこれまでの捜査の常識を覆す”異常なもの”であることが検察OBらの発言でも明確になっている。政治資金規正法による立件は「裏献金」、すなわち献金隠しが通常であり、政治団体の寄付であろうが企業献金であろうが、政治団体からの寄付の出所が企業であるかどうかを寄付を受領する政治家が認識していたかどうか(今回の検察が主張する容疑)も含めて、政治資金収支報告書に記載のある「表献金」は立件してこなかったのである。だから、これまでの検察の立件基準からすれば、小沢への西松からの献金は問題にならなかった。立件対象献金額も3500万円と、従来の目安1億円からはほど遠い。
 「表献金」まで立件すると、捜査の公平性(法の下の平等)という要請からすれば、政権側にある有力政治家(二階だけに限らない)を軒並み立件しなければならず、また、自民党の資金管理団体「国民政治協会」に流れる経団連会員企業の献金29億円(07年度)の中にある”ひも付き献金”(特定の政治家あての献金)も”迂回献金”、虚偽記載として捜査・立件しなければならないことになる。
 そういうわけで、検察の物理的な捜査能力ばかりでなく、自民党全体が大混乱に陥るという政治判断などにより、「表献金」は立件しないという政治資金規正法の運用を検察はおこなってきたのである。この従来の運用を東京地検特捜部はみずから踏み破っている。
 また、立件の時期が問題で、衆議院選間近で政権交代が現実味を帯びてきている時期に、政治的影響があまりにも大きくなることが確実に予想できる時期に行っている。この時期の選択も検察の捜査の政治的中立性という社会的要請を踏み破っている。
 検察の三重のルール破り、すなわち、政治資金規正法による立件・運用ルール、捜査の公平性というルール、政治的中立性というルールを検察みずからが踏み破っているという”異常”捜査が今回の特徴なのであって、この異常捜査を政権交代を妨害する政治的ねらいをもった”国策捜査”と言わずに一体何と呼ぶのか。 】

さて次に、小沢問題のこの二つの側面の関係を整理しておきたい。小沢による規制法違反・偽装献金と、国策捜査・「検察が現に行った三重のルール破りという恣意的捜査」との関係のことだ。これについて僕は先に以下のようなことを述べてきた。偽装献金は確かにそれ自身で問題になりうるが、三重のルール破りを不公正と見て重視するならば、偽装献金問題は口実、手段に過ぎなくなると。そして、この二つについて僕には、権力を持った検察の恣意的捜査、不公正は、検察ファッショにもつながるものであり、非常に怖く見えるとも。
そしてだから、こうも述べてきた。こういう2側面を持った捜査にかかわって規制法違反だけを語り、三重のルール破りを語らないのは、語る本人の意図とは無関係に、客観的に検察の不公正を現に免罪することになっていると。
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北朝鮮の意図    落石

2009年05月26日 | Weblog
朝鮮日報に記事から、北朝鮮の意図に関する部分を
紹介します。
まず敵を知ること。

「長距離弾道ミサイルの発射が、北朝鮮のオバマ米政権に対する
“自己紹介”だったとすれば、今回の核実験は
真の意味での自己アピールであり、米国を手なずける手段だ。
交渉の場を設けようとする意思を有しているのだろう」

―最近、北朝鮮は過去に例がないほど攻撃的かつ性急な動きを見せているが。

「核保有国に仲間入りしようという決意をさらに強めたと考えられる。
北朝鮮が何をしても韓国や米国に圧力をかけられないということを
悟ったのも理由の一つではないか。
北朝鮮が金正日(キム・ジョンイル)総書記による統治体制を強化し、
後継体制を確立するために強硬な態度を取っているという見方も一部にあるが、
これは決定的な理由ではないと思う」

―北朝鮮は今後さらに過激な行動に出るのか。

「韓米両国が厳しい制裁措置を実行せず、
北朝鮮が核保有国であることを認めてしまったら、
韓米両国の北朝鮮への対処能力は次第に低下する。
今回の核実験を機に、北朝鮮の軍事的な地位は次第に高まる。
米国と戦って勝つことはできなくても、
大きな被害を与えることができるという自信を持つことになるからだ」

   

核を持つことで交渉を有利にしようということらしいですね。

これに対しては、韓米、そして日本が、どういう対処を
していくのか?
やはり厳しい対応が必要ですね。

日本の核武装も、当然、議論しなくてはならないでしょう。



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「9条遺言の会」の活動紹介         ネット虫

2009年05月26日 | Weblog
★仲間からのグループメールで、「9条遺言の会」というグループがあることを知りました。全国の9条の会の仲間に運動の一環として「9条遺言」を書く事を提起しています。紹介します。
********************************

    全国「九条の会」のみなさま。

千葉県柏市に住み「かしわ9条の会」に所属している84歳と74歳の老人です。
昨年8月15日。敗戦記念日に二人で「九条遺言の会」を立ち上げました。

私たちの活動目的は、いま各地の「9条の会」が、会員拡大をヨコの組織拡大で努力されていますが、私たちの会は、会員が家庭の中で、一人で出来る「九条遺言」を遺す、いわばタテの運動を重ねることによって、タテとヨコの運動のシナジー効果を揚げて頂く運動を提唱するものです。

会員が父や母の立場で、息子や孫に対して、「わが○○家の末代まで、九条改憲を狙う勢力には、一切加担してはならない。」という遺言を、単独にか、他の遺言と合作するかを問わず、必ず遺して頂くことをお願いする運動です。

九条を守る闘いは、その時点時点での、一票を争う「永遠の一票運動」です。
小さな限定された組織の中で、効率よく票を伸ばすには、この「九条遺言」を広める運動こそ効果的です。

更にこの運動には、次の利点があります。
1.年が経つにつれて、末広がりに拡るがる「九条遺言」の効果は、未来への展望を切り開く画期的な運動です。
2.日頃会話の少ない子供や孫たちと、この「九条遺言」を書くことによって、戦争についての話題を持つ、きっかけになります。
3.そしてあなたの遺された「九条遺言」は、○○家の「家宝」となって、末代まで光り輝きます。
4.年老いた老人たちも、「九条遺言」のための自分史を整理する作業によって、生きた時代に確信を持ち、生き生きして来ます。
5.「九条遺言」を公表させて頂くことによって、仲間たちの励ましになります。

いまこのお願いに応えて、全国アチコチの「九条の会」から、取り組みのご報告を頂いています。
私たちの「夢」は、「九条遺言」で育った全国の若い世代が、やがて未来の「九条の会」の中心メンバーに育って、その次の世代に「9条遺言」をバトンタッチしながら、相互の連携を深めて、私たちの「九条運動」より、さらに質の高い民主主義革命をなし遂げてくれるというそんな夢です。
そんなに難しい「夢」ではなさそうだと思うのですが、いかがでしょうか?

みなさんご自身の生きがい設計のためにも、ぜひお取り組みを!
私たちはご採用下さったご報告を頂くだけで、僅かに遺された人生の中での、最後
の、素晴らしいプレゼントとして、「三途の川」の向こう側へのお土産にもって行けることを、心から願っています。
添付に一例として、九条遺言「新憲法世代を生きて」第一部を載せさせて頂きましたのでご一読下さい。

どうぞ貴組織での取り組みをお願い致します。
そして取り組みの状況を、ご一報頂ければ幸いです。

「九条遺言の会」
発起人:古波尊(84歳)安藤洋(74歳)
 
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盧武鉉前大統領の演説      ネット虫

2009年05月25日 | Weblog
★韓国の盧武鉉前大統領自殺という報道に接し、南北の融和を信念に舵取りをした彼も、不正資金疑惑はというスキャンダルで死を選ばざるをえなかったのは残念なことです。やはり、国民の信望を失っては生きていけない、ということだったので
しょう。
 前大統領の評価は歴史が決めるでしょうが、
『05年の記念日に行った3・1演説はとても格調が高く、韓国の歴代大統領の中で大統領在職中に、これだけ率直に日本人に対して「両国民が真に和解するために、どうしたらいいかを考えてほしい」と呼びかけられたのは盧武鉉氏だけだったのではないでしょうか。』というメールが友人から届き、その演説の全文が添付されていました。日韓関係の真の正常化について示唆に富んだ内容が含まれていました。
 紹介します。
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 国民の皆さん。 私は去る日曜日、独立記念館を訪れました。旧韓国末期に開化を取り巻き、意見の差が論争を超えて分裂に至り、ついには指導者たちが国と国民を裏切った歴史を見ながら、今日、私たちが何をすべきかを深く考えてみました。併せて、わが国土で日本と清国、ロシアが戦争をおこなった状況の中で、力無き私たちがどちらかの側に立ったとしても、何が変わったのかを考え、国力の意味を再び思い起こしてみました。

 そして、今日の大韓民国が本当に誇らしく思われました。もう私たちは、100年前列強の狭間で何ら変数にもなれなかった、そんな国ではありません。世界に遜色の無い民主主義と経済発展を成し、自らが守り得る豊かな力を持っています。東北アジアの均衡者としての役割を担うことのできる国防力を育てています。先烈の皆さんも今、私たちの姿に感心されていることでしょう。

 国民の皆さん。今年は韓国と日本の国交正常化40周年となる特別な年であります。一方では、韓日協定文書が公開され、未だ解決されていない過去問題が蘇り、また違った難しさが提起されています。この間、韓日関係は法的にも政治的にも相当な進展を成してきました。95年に村山日本総理は、《痛切な反省と謝罪》をおこなったし、98年には金大中大統領と小渕総理が新韓日関係パートナーシップを宣言しました。2003年には私と小泉総理が、《平和と繁栄の東北アジア時代のための共同声明》を発表しました。

 韓日両国は、東北アジアの未来を共に切り開く共同運命体であります。互いに協力しながら、平和定着と共同繁栄の道を歩まなければ国民の安全と幸福を保障することのできない条件の上に立っています。法的、政治的関係の進展だけでは両国の未来を保障することはできないでしょう。もしそうであるならば、やるべきことをすべてやったとは言うことはできません。それ以上の実質的な和解と協力の努力が必要であります。真実と誠意を持って、両国の国民間を塞いでいる心の障壁を崩し真の隣人として生まれかわらなければなりません。
 
 フランスは反国家行為をおこなった自国民に対しては、峻厳な審判を下しましたが、ドイツに対しては寛大に手を繋ぎヨーロッパ連合の秩序を創ってきました。昨年シラク大統領は、ノルマンディ上陸作戦60周年記念式に初めてドイツの総理を招待して、《フランス人は貴方を親友として歓迎する》とし、友情を表しました。

 わが国民もフランスのように寛大な隣人として、日本と共になりたいという願いがあります。この間わが政府は、国民の怒りと憎しみを煽らないように節制し、日本との和解協力のために積極的な努力をおこなってきました。実際にわが国民は、よく自制して事理をわきまえ分別を持って対応していると思います。私は、この間の両国関係進展を尊重し、過去史問題を外交的争点として捉えないと公言したことがあります。そして、この考えは今も変わりはありません。過去史問題が提起される度に、交流と協力の関係が再び止まり、両国間で葛藤が高まることが未来のためによくないと思ったからであります。

 しかし、私たちの一方的な努力だけでは解決できることではありません。両国関係の発展には日本政府と国民の真摯な努力が必要です。過去の真実を糾明し、真心を持って謝罪して、賠償することがあれば賠償し、そして和解しなければなりません。これが、全世界がおこなっている過去史清算の普遍的な方式であります。

 私は、拉致問題に因る日本国民の怒りを充分に理解しています。同じように、日本も立場を代えて考えて見るべきです。強制徴用から日本軍慰安婦問題に至るまで、日帝36年の間に数千、数万倍の苦痛を受けたわが国民の怒りを理解すべきであります。

 日本の知性に再び呼びかけます。真の自己反省の土台の上で、韓日間の感情的わだかまりを取り除き、傷を癒すことを進んでおこなうべきであります。これこそが、先進国であることを自負する日本の知性らしき姿であります。そうしなければ、過去のくびきから逃れることはできません。いくら経済力があり軍備を強化しても、隣人の信頼を得て国際社会の指導的国家となるには難しいでしょう。ドイツはそうしました。そして、ふさわしい待遇を受けています。彼らは自ら真実を明らかにし、謝罪して補償する道徳的決断を通じてヨーロッパ連合の主役となることができました。

 尊敬する国民の皆さん。韓日協定と被害補償問題に関しては、政府も不足な点があったと思います。国交正常化自体は、やむを得ないことだったと思います。いつまでも国交を断絶しているわけにもいかず、私たちの要求をすべて貫徹できない事情もあったでしょう。しかし、被害者としては国家が国民個々人の請求権を一方的に処分したことを納得するのは難しいと思います。遅くなりましたが、今からでも政府はこの問題を解決することに積極的な努力をするでしょう。

 国民皆さんの意見を集め、国会と協議して適当な解決策を模索していくでしょう。すでに、総理室に民官共同委員会を構成して、いくつかの法案を検討しており、より包括的な解決のために国民諮問委員会の構成を準備しています。併せて、請求権問題の他にも未だ埋もれている真実を明らかにして、遺骸を奉還することなどを積極的におこなうでしょう。日本も、法的問題以前に人類社会の普遍的倫理、そして隣人間の信頼の問題という認識を持って積極的な姿勢を見せるべきであります。

 国民の皆さん。3.1運動の精神を思い起こして、先烈たちが夢見た先進韓国の未来に向かい力強く進んでいきましょう。日帝の銃剣に立ち向かい立ち上がった先烈たちの勇気と、すべてを乗り越え一つとなった大同団結の精神が私たちの前途を導いてくれるでしょう。(蔡鴻哲訳)>
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是非見てください・・・本日16時より「路上のカルテ」放映(東海テレビ)

2009年05月24日 | Weblog
★私の仲間から番組紹介のメールが入りました。急な話ですが是非見てください。
                      (ネット虫)

本日、私の活動いたします名古屋での路上生活者の相談を追いかけたドキュメントが放送されます。
この番組の取材班は、昨年12月末のの越冬から定期的に取材をされていました。

東海テレビです。
放送日 5月24日(日) 午後4時~午後4時55分
タイトル 「路上のカルテ」
http://tokai-tv.com/interpost2/message_disp/disp.php3?item_id=5000

名古屋駅の西に位置する「笹島診療所」。
労働者の医療相談所として24年前にスタートしたこの場所には、
これまで相談に来た人たちの相談内容を書き込んだ4500人のカルテがある。
番組は去年4月に診療所の相談員になった、看護師の東岡牧さん(45)を中心に進んでいく。
突如、猛烈な景気悪化の波に巻き込まれた名古屋。
2009年の1月以降、中村区役所には派遣切りなどで家を失った人たちが連日押し寄せる。

一方で、これまで路上生活を強いられてきた人たちが迎える死。
野宿、貧困、派遣切り、死、様々な問題を抱え相談に来る人たちと
相談員・東岡牧さんとの交流を描きながら、
この国が失ってしまったものは何か考える。
ナレーターは女優の吉永小百合さん。
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聖徳太子の評価     落石

2009年05月24日 | Weblog
いまでは、仏教の擁護、17条憲法の精神・・・などと
肯定的な評価のある聖徳太子。
つい最近までは、蘇我馬子と同じ穴のムジナ、つまり
崇峻天皇暗殺に加担した逆賊として否定的な評価だったそうです。
千円札に肖像が載るなど、考えも及ばなかった時代があったのです。
法隆寺も本堂に雨漏りがするといった有様。

明治になって「新仏教運動」が起り、
この人たちが、聖徳太子の見直し運動を展開、
だんだん受け入れられていったそうです。

歴史の評価、くるくる変わって面白いですね。
しかし、お隣、韓国の様子は、面白いと言って
すまされることではないようです。

政権が交代するたびに、報復合戦が行われては、ちょっとね。
アメリカなどは、どうなっているんでしょうね?
ブッシュさんは人気はありませんが、生活に困ったようにも
聞いていませんが・・・

なにが違うんでしょうね?


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「ギター仲間、数々のルネッサンス」  文科系

2009年05月24日 | 文化一般
「『ギター遊びの会』って、いろんなことを私にも教えてくれました。60代や70近くても、ギター生活にこんなに大きな変化、前進が持てるんだなーということですが」
これは、この前のレッスンでギター教室の先生が僕に話してくれた言葉である。「ギター遊びの会」の報告はこのブログにもよく書いたが、これの副産物の話と言って良いのだ。最も古い当ブログ記事は08年5月5日「初老3人、『ギター遊びの会』」であり、最も新しいのは、この4月29日「僕の幸せの極み」などがある。
そこで起こった数々のルネッサンス(文字通りには世界史で習ったイタリアなどの「文芸復興」を思い出していただきたい)をご紹介してみよう。同好の士が、それも年寄りの彼らが親しく集い始めるとこんなことが起こるもんなんだなーという、そんな実感のお話である。

最も新しいのは僕と、もう1人多分、Hさんも(以下、ニックネームは4月29日のブログ記事のとおりで行きます。なおHさんのことは、昨日のブログにも書きました)。この春初参加だったうえちゃんの演奏にショックを受けた。彼女の発表会演奏は何度か聴いてはいたが、目の前で聴くとまた別物なのである。音が美しく、「曲の理解がしっかりしているらしい音楽性」に感じ入ったのだった。いくつかのコンクールで入賞されている方だが、「こういうことなのか!」と、曲想ばかりが先にたって技術が伴わない僕には「目からうろこが取れた」思いだった。自分の演奏スタイル、基礎的技術をもう一度見直そうと、そんな反省、努力が日々の練習で始まっている。Hさんも多分同じような思いだろうと推察する。ただし、技術が僕よりもはるかにしっかりしている彼女には、音楽性、曲想の面での刺激だったのではないだろうか。

のぶりんさんの激変については、ここにも「Nさん」として何度か随筆を載せたが、なかなかないようなことだと思っている。若いころに入れ込んだポピュラー音楽中心で来た彼が、70も近くなって突如としてクラシック難曲に挑戦し始めたのである。まずアルハンブラ宮殿の思い出。この曲に必要な特殊技術・トレモロ習得に日夜大変な努力を繰り広げ始めて、何ヶ月たったろうか。そしてまた、トレモロ技術のさらに基礎となるアルペジオの上達目指してなのだろうが、ソルのエチュード・セゴビア編集全20番のうちの第17番という大変な苦労に突入してからでも3ヶ月はたっているのではないか。これらすべて、暗譜しなければまともには弾けない曲ばかりだから、暗譜技術の向上にも文字通り血のにじむような努力を重ねている。毎日最低3時間と言うような練習を重ねているのではないだろうか。

「ちかごろAkkyさんのレッスン、楽しそうなこと!」、これは先生の言葉だ。
相当な腕なのだが、僕と同じで読譜力が十分でない彼。「昔のようにはもう自然には弾けないんだなー。あの曲も、この曲も、もうほとんど弾けなくなってしまった」、「いまさらもう、暗譜はできないのだし」。こんな感じだった彼が、みんなを見て、話を聴き、暗譜力を身につけ始めたのである。若いころかなり習っていて音はきれいだし、技術もある彼。身につけはじめたこの力で、昔習った曲をどんどん回復していくのではないだろうか。こんなときの人の心って、浮き浮きしないわけがないと思う。

最も若いきんちゃんが、こんな爺さんたちを見ていたら、こういう感じを持つのは必然だろう。
「今からみんなを見ていて、その知恵から学ぶなら、こりゃ、90歳ぐらいまで立派に弾けるわね」
「冬のギター遊び」(春夏秋冬に1回ずつやっている)に参加された40代の先生にも、先生としての知恵がいっぱい増えていくことだろう。それが今後また、多くの人々を幸せにするに違いない。

同好の仲間を持つって、本当に大事なことだと思う。特に年寄りには。自分1人だったら諦めていたはずのことに挑戦できると、そのコツや意欲も含めて、教えてもらえるということである。

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