九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

憲法論議はいよいよ本番に。自由な掲示板です。憲法問題以外でも、人間的な話題なら何でも大歓迎。是非ひと言 !!!

「舞鶴引揚記念館」を見学して            まもる

2006年03月31日 01時15分34秒 | Weblog
 先日、舞鶴市の「舞鶴引揚記念館」を見学しました。
 今までヒロシマ・沖縄etcなど色々な戦争関係の記念館を見学してきましたが、
この「舞鶴引揚記念館」での体験は他とは何か違った感じを持ちました。
 戦後十三年間にわたり六十六万人の人と一万数千人の遺骨の引き揚げを続けた舞鶴の歴史が展示してあり、わけても、五十万人がシベリアの収容所で長く過酷な抑留生活を余儀なくされた現実を写真や絵画・手記などによって再現してありました。
 直接的な戦渦というのではなく、終戦前後の国際政治の過酷な渦の中(とりわけソビエットの意志)で囚われた悲運の人々の辿った悲劇を目の当たりに見せられ、基本的には戦争の持つ巨悪のすがたを再認識させられました。
 皆さんにも、当地を訪ねられたら是非見学されると良いと思いました。
                  
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劇団「四季」の「昭和の歴史3部作」に期待するが? まもる

2006年03月30日 02時07分29秒 | Weblog
 4月下旬から七月まで名古屋公演が予定される四季のミュージカルについて、中日新聞のカルチャー欄「おはよう出番です」に「浅利慶太氏」のインタビューが出ていました。
 浅利氏は、「若者が、あの戦争に無知である事に危機感を覚え」て戦争ミュージカルに挑戦したと言います。
 一部「ミュージカル李香蘭」二部シベリア抑留「異国の丘」三部南方BC級戦犯「南十字星」からなる昭和史三部作です。
 「大戦中に起きた事を若い人に伝えたい・・それが僕の使命です。」と浅利氏は意欲的にミュージカル制作の動機を語っています。
 多くの公演でヒットを続け、ミュージカルの素晴らしさゃ感動を我々に教えてくれた劇団四季がこの公演で、どんな戦争観を訴えてくれるのか大変気にもなり、期待もしたいのです。 是非暇を見て見たいと思っています。
 すでに、東京や京都の公演を見られたかたは、ご感想をお知らせください。
    
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思いやり予算の金額

2006年03月29日 16時24分04秒 | Weblog
米軍の移転に伴う費用を日本が負担することは、
まあ仕方ないとしても、金額が余りにも非常識。
数千億円(一兆円に近いとも)の大半をと、
アメリア側が要求、日本は半分にと反論。

これって改憲・護憲関係なくアメリカの
要求は虫が良すぎると思いませんか?
いくら日本の国益のためと言っても
負担率が高すぎる。せめて韓国並に。

やっぱり、まだ敗戦国なんだろうか?
それにしても、いつも大きな声で街を
走り回る人たちが、一言もいわないのは何故?


   (一応護憲派の遅足)
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杉山さんのこと

2006年03月28日 16時48分37秒 | Weblog
報道の仕事をしていた頃、名古屋空襲を記録する会の
人たちを何人か取材し、杉山さんにもお会いした。
1970年代だったろうか?
杉山さんたち、空襲で傷ついた民間人が初めて
公の場で、心情を吐露されたのが、印象的だった。

戦後、戦争について、人々の感じ方が
大きく変化する時期が3回あった。
1950年代、70年代、そして90年代。
杉山さんたちが、心のうちを表すことが
出来るようになるのに20年の時が必要だった。

それから30年、国家の一員として、銃後の守りについて
傷ついた人々の想いは、国家の指導者たちに届いたのだろうか?

届いていないとしたら、日本という国家とは何なのだろうか?
杉山さんという命は、今もその事を問い続けている。

                   

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戦後六十年と戦前六十年           まもる

2006年03月27日 00時27分40秒 | Weblog
 色々な会に参加して戦中・戦後についての話題になると、家族の思い出や、辛かったけど懐かしい終戦後の思い出になります。
 報道番組や新聞の特集でも良く似たテーマが取り上げられ、いい番組だったと共感し合います。そうした中で戦後六十年、戦争への風化を嘆きます。特に若者の戦争に対する不感症・断絶を嘆く事がしきりです。
 しかし どうなのでしょう、今かりに終戦の1945年を原点0として数直線を考えてみると、戦後でなく戦前六十年へ遡ると1885年になります。
 この年は明治18年。条約改正のために鹿鳴館で舞踏会が連日開かれノルマントン号事件がありね日清戦争の十年前です。
 今終戦時を語る事はそれくらい昔の話をする事なのですね。
 
 若者に我々の戦中・戦後の話をするというのは、そうした時間を前提にしているという訳ですね。彼等にとっては遠い遠い時代の話なのですね。
 だから その時代の評価についても、情というよりぼんやりした知としてしか認識出来ないのは無理のないことですよね。
 このように親子の歴史体験の断絶は必然なのですから、平和を語る時、「過去を語るより、未来について語ることが大切。」だと思うのですが。
   
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平和希求の宣言は六十年間も憲法で!    常識がえる

2006年03月26日 14時32分03秒 | Weblog
 無防備地域宣言と言うのは、言いかえれば 無防備自治体宣言と言う事ですよね。例えば、名古屋市議会がその条例を可決したら。それを世界、なかんずくジュネーブの条約本部に連絡しておく。
 すると外国が名古屋を核攻撃してきたり、占領しようとした場合、この街は無防備宣言しているから撃っちゃだめ、占領しちゃ駄目と言ってくれて、戦渦から守ってくれる訳ですよね。
 でも 条約によると軍事施設や兵員が居ない事が条件みたいですから、守山の自衛隊さんにはどこか小牧の基地とかに立ち退いてもらわなくてはなりませんよね。
 自衛隊さんは国の命令で動く訳で、名古屋市が出てってと言っても動きませんよね。それどころか武力攻撃事態法とか自衛隊法とかあって、日本の重要都市ならどんどん施設や兵員を増強しますよね。それについて 名古屋市が国にやめてくれと言っても聞いてくれますかね。
 この、無防備宣言は有名無実で実効性の無いもののような気がしますね。
 そんな事態になったら、宣言よりも国への世論のほうが実効性がありますよね。
 まさか平和運動の手段として宣伝しているのではないでしょうが、まじめに実効性があると思っているのでしょうか?
 日本が平和を願っていることは九条の一項ですでに六十年間宣言していますよ。
 
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無防備地域宣言に協力すると死刑ですよ!!

2006年03月26日 01時17分26秒 | Weblog
 自衛隊の東部方面の広報ホームページ「もっと・・自衛隊」を覗いて見た。
 「掲示板」に気になる投稿が載せてあった。
 それは、「無防備地域宣言の嘘を暴く国立市民の会」なる組織が投稿した「国立市のみなさん、あなたは犯罪者になりたいですか?」と言うセンセーショナルな表題の一文です。

  その言い分は次のようなものです。
  「無防備宣言をすると、攻撃・占領される。
  この事は、日本国刑法八十一条の外患誘致罪(外国と通牒して日本国に武力を行使させた者は死刑に処する。)に抵触し死刑に相当する犯罪行為である。」

 この論理のひどさは別として、こうし一文が「一般市民の意見」を装ってホームページに掲載されることに疑問を感じるのは私だけだろうか?

 みなさんも一度、こうした自衛隊の広報HPを覗いて見られると吃驚しますよ。
  
                          <世間知らず>
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人間の碑・90歳今も歩く  「杉山 千佐子さん」

2006年03月25日 13時54分23秒 | Weblog
 再び中日新聞「あの人に迫る」から

 全国戦災障害者連絡会会長「杉山千佐子」さんのインタビュー記事が出ていた。
 
 杉山さんは、終戦の年29才で空襲により左目を無くし手足にも傷を負う。その後障害者として生活に苦しみながら、仲間と民間戦傷者援護法の成立を目指し90才になる今までの60年間を闘い抜く。しかし仲間も次々と亡くなり、戦後60年「もう戦争は終わった」の声高な声や雰囲気に「私たちの存在を殺してしまおうという空気さえ感じました。」と無念の思いを話している。

 前回の「加害の女・・岡部伊都子」に続き自分の戦争体験から平和への献身を生きるかてにした人間のいた事に誇りを感じざるを得ない。

 こうした人のそんざいや主張を、自虐だのと見向きもしない歴史修正論の学者さんや、その賛同者は歴史から何を学んでいるのか聞きたいものである。
                              
                           じっと見「まもる」
         
 
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日韓同盟の時代?

2006年03月24日 14時39分17秒 | Weblog
ヨーロッパで、あれほど、仲が悪かった
フランスとドイツが盟友となった。
そこからヨーロッパが再生、アメリカと
きっちり対抗出来るEUとなった。

日本がアジアで、真の盟主になることは有りえない。
しかしリーダーシップを発揮することは出来る。
そのためにはドイツに学ぶ必要があるんじゃないか?

歴史は日韓同盟がアジアを牽引する条件を
生み出しつつある。
ただ・・・・
感情というやっかいな妖怪が・・・

         

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「LIVE・LIVE・お笑いぶ」 へのご案内

2006年03月22日 22時57分35秒 | Weblog
 昭和区九条の会・・・ 平和交流企画第二段!!!

  「 LIVE・LIVE・お笑いぶ 」にぜひご参加ください。

    日 時・・・4月1日(土) 六時から八時半
    場 所・・・ひまわり保育園(名大病院東南角・鶴舞公園北東向かい)
    参加費・・・500円

  どんなライブ?
    
   音 楽  地元期待のシンガー「あきいちこ」さんの 素敵なLIVE。
   落 語  南山大落研さんの「憲法落語」お笑いぶ。
   トーク  私は黙っていられない。

  ライブのあとは?
   鶴舞公園の「よざくら・夜桜・ヨザクラ」見物はいかがですか。

※ 「あきいちこ」さんについては「コメント」で詳しく紹介しています。
                   ↓
   「あきさん」のホームページ・アドレスもあり。試聴も出来ます。

    必ず・かならず 覗いて、試聴もしてみてくださいね!!!!   


        
 ※ 六月には平和交流企画第三段・・「瀬戸戦跡めぐり」を予定しています。

   

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これ以上何がしたいの?          世間知らず

2006年03月22日 02時03分22秒 | Weblog
 19日の新聞やテレビで、ブッシュさんが演説をしている内容に疑問を感じざるを得ませんでした。
 「勝利まで撤退せず。」と言っているのです。「へえー フセインさんを捕まえて、その取り巻きや、組織を無くしたんでしょ。それで目標は達成したではありませんか。」と言いたいのです。                        ちょつとお節介だったけど正義のあんちゃんで、夕日を背に帰っていけば拍手喝采で帰国できたのに。こうなっては自分の国でも人気が落ちるし、イラクでは嫌われるし。
 何か嫌われてもやらなきゃならん事があるのかねえ。
 後はイランの人に任せなさいよ、みーんな喜ぶよ。自衛隊の人だって。
                        
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八方塞がりのアメリカから学ぶ  文科系

2006年03月22日 01時34分52秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
アメリカは大変なことになってきました。それも世界各地で、また国連でも。

イラクはほぼ、シーア派主導の内戦状態。バグダットではシーア派の東部スンニ派の西部と、棲み分けが始まっているらしいし。この状態に嫌気がさしたアメリカ国民の60%が「イラク戦争は継続の価値なし」と応えたらしいし(米CNNテレビ世論調査から。次の大統領選挙では共和党はもうダメじゃないでしょうか)。イラクの治安部隊に任せようとしても、その隊員たち自身が宗派に分かれていて不可能とのこと。もうアメリカがとことんつきあうしかないみたい。このつきあいが長引くほど、イランの方々はもちろん、米軍の戦死者も続出していきます。いわゆる泥沼です。(これらの資料は毎日新聞の3連載特集「遠い収束 イラク戦争から3年」より)
こういう様子から高をくくっているのか、アメリカがいくら「戦争」の脅しをかけても、イランは強気一辺倒。バーレーンも圧倒的多数のシーア派国民の「目覚め」から親米王制の雲行きが怪しいし。サウジアラビアだって多いシーア派が元気になってきて、バーレーンともども王制打倒の「イラン革命」同様のことが起こるかも知れない。アメリカにとっては泣き面に蜂ですね。本当に「いい気味」という感じ。亡くなられた方には気の毒という言葉しかありませんが。
アメリカのお膝元の南米を見れば、ベネズエラの左翼チャベス政権がキューバに安く石油を売り始め、ボリビアのモラレス左翼政権もチャベス、カストロと腕を組んだ。チリ、ブラジル、アルジェンチンも左翼政府でしょう。これらはみんなアメリカの過去の横暴への抗議なんでしょうね。だーれもアメリカの言うことなんか聞かなくなりました。国連人権理事会創設案に関しても、アメリカと同じ反対に回ったのはたった4カ国、棄権が3カ国であとは原案賛成170カ国ですよ。国連でも、米大使ボルトンがいくら頑張っても、なにもできなくなりつつあるよーです。
超大国でも、横車を押せばなにもできないだけでなく、泥沼にはまりこむ。どこからも信用されなくなる。ヴェトナムとともにアメリカにはいー薬でした。大国の横暴による戦争がそれだけ歴史の中から遠のいていったわけです。
現憲法の現実的有効性が増してきたということではないしょうか。日本に攻めてくる国なんてますますなくなりましたね。詳しくは3月12日付け拙稿をご覧下さい。
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まもるさんの立っているのは?

2006年03月21日 19時05分35秒 | Weblog
まもるさんが立っているのは、どこでしょうか?
アメリカ風民主主義でしょうか?
私は、まさに民主主義のうえに立っていると
思ってきましたが・・・
どうも、そうでも無いみたいです。
要するにスタンドポイントが、あいまい
あやふやなんです。
逆説的ですが、かえるさんがいるから
私がいるみたいなんです。

         


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加害の女                まもる

2006年03月20日 12時03分54秒 | Weblog
 「あの人に迫る」という中日新聞の記事に、自らを”加害の女”と位置づけ、戦争・沖縄・差別について書き続けている83才の「岡部伊都子」のインタビューを載せていた。久しぶりに心打たれる記事であった。
 岡部さんは、「この戦争は間違いや、死にとうない」という婚約者を「私だったら喜んで死ぬけど」と言って戦地に送り出した事への慙愧の思いを出発点にその後の人生をいき続けたひとである。そして、沖縄の差別・民族差別・ハンセン病差別等と関わり闘い続けてきた。

 現在、平和運動を「自虐史観」と揶揄する人たちも多い中で、”歴史に学ぶとは何か”について今一度耳を傾けたい人である。
 {岡部さんの言葉}
  信じられないほど九条の周辺がややこしくなってるの。九条があるというこ   とだけを信じたら駄目よ。     自分の中に本当の九条を置きなはれ。
  真実を見て生きたい思う人よりも、格好よく生きたいと思う人が多いんとち  ゃう。真剣に自分と向かい合って、自分の真実を許せるかどうか。
   どこに立っているかを考える努力がいるんよ。
                         
 
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ニュースの主語は?

2006年03月19日 20時16分32秒 | Weblog
今日は午後NHKの7時のニュースでも、
海外ネットワークでも、イラク戦争3周年を取り上げていました。
 
7時のニュースでは、
 ①イラクの情勢
 ②イギリスの反戦デモと政府の対応
 ③イラクの国作り
でした。いずれも、記者のレポートです。
イラク市民の声もありましたが、あくまでも、
レポーター(NHK)が主語です。


一方、ネットワークでは、記者レポートもありましたが、
なかにイラク人記者を中心に追いかけたレポートがありました。
これは主語がイラク人の記者です。
(もちろん編集されていますから、本当の主語はNHKですが。)

このように、どこに視点が置かれているのか?
ニュース・テキストの主語が誰なのか?
そこがニュースを読み取る時のポイントのひとつです。

                  



 
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