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随筆 「あらゆることに嘘をつくトランプ」   文科系

2018年04月25日 12時51分43秒 | 文芸作品

 現職米大統領のロシア疑惑を選挙中から調べていたコミー前FBI長官が、自らの解任までのいきさつやトランプとのやりとりを本にした。「より高い忠誠心 真実とうそとリーダーシップ」が、この一七日にアメリカで出版された。発売に先だってコミーのインタビューもあって、対するトランプの激しい非難ツイッターが連日のように続いている。
 この「中傷合戦」の一端が一八日中日新聞に載っていたので、そのまま紹介しよう。
 見出しは「中傷合戦が加熱」に加えて、「FBI前長官 回想録出版し酷評」と「トランプ氏 批判ツイート連発」

『コミー氏の回想録は、「より高い忠誠心 真実とうそとリーダーシップ」。米メディアが報じた要約によると、コミー氏は著書の中でトランプ氏を「不誠実で自意識過剰なマフィアのボス」などと酷評。米大統領のロシア介入疑惑捜査に関連し、トランプ氏から「忠誠」を求められたり、フリン元大統領補佐官を「解放してくれ」と言われた経緯なども詳述しているという。
 米ABCテレビが十五日夜に放映したインタビューで、コミー氏はトランプ氏について「医学的に大統領に不適格とは思わないが、道徳的に不適格だ」と強調。「女性を軽視し、あらゆることにうそをつき続ける」などと述べた。
 これに対し、トランプ氏も自身のツイッターで連日のようにコミー氏を非難している。十五日には「不正直なコミーは結局、ひどく壊れている。史上最悪のFBI長官に成り下がるだろう」とこきおろした。さらに、自身の忠誠を求めたとするコミー氏の主張に対し「私が個人的に忠誠を求めたことなど決してない。うそだ!」と反論した。トランプ氏は昨年五月、政権のロシア疑惑を捜査していたコミー氏を突然解任した』

 さて、初のトランプ批判本「炎と怒り」五〇〇ページを読み終わっていた僕としては、ここで「中傷合戦」という言葉が使われていることだけでも「到底そんな『対等な』ものではない」と苦笑いが出る。トランプの嘘つきはすでに周囲には有名な事実であり、コミーの解任いきさつの方は、秘密裏に行われたから突然で、不明瞭過ぎたからである。コミーは誠実に任務を果たそうとしていただけなのだ。そんな彼をトランプが、一片の解任通知をそのボディガードに直接FBI長官室に届けさせることによって、解任したのである。しかも、完全にトランプ個人が秘密の内に強行したこの通告は、こんな文言と内実入りだ。
『これにて貴殿は解任、免職とする。本通知は即刻発効する』
『大統領は、ごく身近な家族以外の誰にも相談せず、自分の一存で決定を下したのみならず、その後の対応や説明、さらには法的な正当化までをも、ほぼ自分と家族だけで行った。……こうして、ホワイトハウスは、大統領とその家族と、信じがたい事態に呆然と言葉を失うスタッフたちとに二分された』
(以上の『 』内は、「炎と怒り」P三四六~七から)

 先進国政権では滅多にないようなこんなやり方は、完全に後ろめたい人間がその強権を恣意的に使ったやり口と言える。現在ロシア疑惑には二つの事件が流れていて、一つはトランプの上二人の息子が怪しげなロシア関係者たちと秘密会議を持った事実があるというもの。それもアメリカの政争・敵陣の資料収集という目的の会議だった。今一つの疑惑として「スティール文書」というものが知られている。元イギリス諜報部員クリストファー・スティールという人物がある調査会社に依頼されてロシア諜報機関なども含め調査した報告書である。トランプがロシアから脅迫されている可能性があるとも書かれている。以前トランプがロシアに高級マンションを作るとかでモスクワを訪問した際に、オバマも泊まった超高級ホテル・スイートルームにおける売春婦たちとの常軌を逸するセックス模様をビデオに撮られていたという報告も入っていたからだ。この「スティール文書」は、選挙当初のころからすで一部に流れていたが、大統領選挙泡沫候補のこととて、まだ大手マスコミは取り上げていなかった。これを、トランプ就任後初の記者会見の前日にCNNが報道した。ここから現在までに至るトランプのCNN無視は、この事件に端を発している。

 なお、このような大統領と「ドナルド・シンゾウ」とファーストネームで呼び合うことを喜んでいるやのシンゾウ君にはぜひ「炎と怒り」とともにコミー氏の回想録を読むこともお薦めしたい。「拉致問題」ほか「日本に満額回答」などと、日米首脳会談の「手柄」を誇っているようだが、コミー長官が証言しているようにお得意の『(女性を軽視し)あらゆることにうそをつき続ける』という目にシンゾウ君が遭わぬ事を願うばかりである。そんな結末は、何度も裏切られてきたやの拉致問題家族の方々には、気の毒すぎる。
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CLローマ リバプール レアル バイエルン 1970

2018年04月25日 11時16分08秒 | Weblog
準決勝1stレグ ローマvsリバプールはホームのリバプールが5ー2で勝利。
ローマはちょっとやらかしたかなwww5失点最大の理由は、準々決勝セカンドレグでバルサを3ー0で沈めた3バックをここでも採用したことに尽きる。バルサ戦は点を獲らないと勝てない状況だったから一か八かの3バックでまさかの大勝利出来たが、アウェーのこの試合に3バックで臨むとは強気というか何というかwww
リバプールはサラーとマネの高速ウイングが武器だから彼等の前にスペースが広がる3バックじゃ太刀打ち出来んわな。
おそらくディフランチェスコとしては4バックで押し込められたら一方的に攻められるので撃ち合い上等の策に出たんだろう。結果的にはそれが裏目に出た5失点とそれが成功した2得点になったが5点目は余計だったな。

しかし、リバプールも相変わらずで試合終盤のアウェーゴール2失点はいただけない。これでローマの首は繋がった。バルサ戦と同じようにホームのセカンドレグで奇蹟を狙うモチベーションは十分残ったから。
終盤のガス欠からの失点癖は当分治りそうもないなw

レアル、バイエルンは順当ならレアルだろう。タレントの質では完全にレアル。ジダンがイスコをもう少し信用すればバイエルンは難しくない相手。
決勝で3連覇を懸けて戦う相手は8割方リバプールになるだろうね。
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