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CLマンチェスターシティの敗因 1970

2018年04月24日 20時59分27秒 | Weblog
見ていない人や見る予定の無い人に向けての観戦記を書くつもりは無いので、マンチェスターシティの敗因だけ幾つか。

アンフィールドの初戦の入りが全てだったな。ペップもリーグ戦のフォーメーションを変更してギュンドアンをスターリングに代えて入れたが、理由は不明。結果的にギュンドアンはまるで機能しなかった。
シティにとって今のリバプールはプレミアで最も食い合わせの悪い相手。
理由は明確。フェルミノ、サラー、マネ、チェンバレンの前4人の高速プレスがシティの弱点であるDFのパス回しを寸断するから。
メンディにしろコンパニ隊長にしろプレスが緩ければ問題無いんだが、フェルミノに追い回された処にサラーやマネ、チェンバレンが来られると無理w
クロップのこういうスタイルには弱い。それが前半の45分で試合終了の理由。

2戦目は主審だろうなwww
兎に角曰く付きの主審でペップとの相性最悪。案の定ハンドを無視やオフサイドじゃないオフサイド等で試合をぶっ壊した。ペップもハーフタイムの抗議で退席。
ま、伝統芸のようなもんだったw
主審スペイン人なんだけどね。よっぽど昔から仲悪いんだなw

そういう訳でリバプールが勝利したが、そのリバプールも相手がカウンター狙いで引いてくると途端に試合内容はぐだぐだになる。プレミアでシティに勝ち点で大差を付けられたのはそれが原因。だからチーム力をトータルで考えればシティの域にはまだ及ばない。
しかしシティも、そろそろDFを何とか補強しないと厳しいな。
リバプールは一にも二にも選手層を厚くしないとあのスタイルで長丁場は厳しい。
特にプレミアはウインターブレーク無しでぶっ通しなんだから難しい。
今回のCLの戦いはプレミアでの優勝が絶望的だったリバプールが有利になったが、それも結局はあのスタイルだったからということも言えるから。
リバプールにしてみたら今年のCLは獲らなきゃいけないタイトルだろう。
但し、ここからの相手はシティと違って食い合わせの悪い相手だけどw
コメント (7)
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グァルディオラ監督が世に出た時の事    文科系

2018年04月24日 19時49分52秒 | スポーツ
 イングランド・プレミアのぶっちぎり優勝で、ジュゼップ・グァルディオラの名がまたも世界に鳴り響いた。この監督、1年目から凄まじかったのである。1970さんが彼の凄腕を描いてくださったこととて、そのエントリーに添えて、旧拙稿を再掲してみる。1年目からこんな成果を上げた監督は、世界サッカー史上でも居なかったのではなかろうか。その凄腕が現在なお続いているというのが、また凄い。


【 モウリーニョとグァルディオラ  文科系  2009年07月22日 | スポーツ

 ストイコビッチの監督初体験が失敗に終わりそうな光景を見ながら、サッカー監督というものをいろいろ考えていた。「集団球技はある程度お金があれば、あとは監督次第」と何回かここにも書いてきた。もう少し若い頃までの野村克也や今の落合を見ても、アメリカや日本のバスケットチームなどを見ても。まして、世界でずば抜けて最も人気のあるサッカーの世界なら、なおさらである。なにしろ、老舗チームや国家代表を有名な外国人監督に委ねることなどは日常茶飯事になっているのだから。金のあるグランパスも、ちょっとはサッカー監督の大事さというものを学ぶと良いなどと思う。

 サッカーでは特に誇り高いイギリス人が今、国家代表をイタリア人に任せているし、世界10強クラブにも入るであろうイングランド4強クラブの監督3人までが外国人であって、残りの1人も確かイングランドならぬスコットランド人なのである。外国人3人とはそれぞれ、スペイン、フランス、オランダ人だ。日本野球界でも外国人監督が増えているようだが、読売巨人軍がアメリカから監督を呼ぶなどということが、近く起こりうるだろうかと考えてみていただきたい。

 さて、現在の世界で最も優れたサッカー監督は、5人いると思う。まず、イングランドはマンチェスターユナイテッドのファーガソンと、イングランド代表監督を務めるイタリア人のカペッロ。あまりにも功成り名遂げた感のあるファーガソンと、日本の中田英寿とも縁が深いカペッロのことは省く。
次いで、同じくイングランドのチェルシーに臨時で雇われて見事に持ち直してみせたオランダ人・ヒディング。韓国をワールドカップ4強にまで上らせたこの名監督は、ロシア代表の現役監督だったかとの二股を見事にやりおおせてしまい、世界を驚かせた。

 さて、この3人に比べれば非常に若いが、既に彼らの名声に近い監督が2人いる。
1人は、イタリアはインテルミラノのモウリーニョだ。ポルトガル人の彼の名が初めて世界に知られたのは、04年にポルトガルのとあるクラブをヨーロッパチャンピオンクラブにしてしまったときのことだった。それからの実績が凄い。直後にイギリスはチェルシーの監督に転出するとすぐに何回かリーグ優勝をして見せた。これには前述のファーガソンも、アーセナルのベンゲルも本当に驚いたはずであって、彼に一目も二目も置いていることは間違いない。そのモウリーニョの現在の野心はこんなところだろう。去年の夏に就任したイタリアはインテルミラノにおいて、ヨーロッパチャンピオンクラブ杯を握ること。今年1年目にして即座にイタリアリーグ優勝を成し遂げながら、ヨーロッパチャンピオンクラブ杯は惜しくもスペインはバルセロナに取られてしまったからである。

 さて、本年度彗星のように世界に出現したのがもう1人の名監督、スペインはFCバルセロナのグァルディオラである。1部リーグでは監督初年度の08~09年シーズンでスペイン杯を得て、先頃ヨーロッパチャンピオン杯をも握って見せたのである。ヨーロッパチャンオン杯決勝の相手は、誰もが連覇を予測した先述のファーガソン・マンチェスターユナイテッドであった。若干38歳、これら全てが監督初年度のことなのだから驚きのほかはない。
 ちなみに、スペインの”読売巨人軍”、レアルマドリードが最近300億円を遙かに超える大型補強に打って出たのは全て、このガァルディオラ対策と言えなくもない。よほどのことをしない限りは、彼のチームを崩せないと見たはずなのだから。前にもここに書いたが「阪神タイガース子飼いの新人監督に日本1、いや世界1を取られたら、そのオフの期間には読売巨人軍が黙っているわけがない」と、そういうことなのである。しかしながら、この超大補強は実を結ぶまい。多分400億円近い金(ドイツはバイエルンミュンヘンのリベリーのマドリード移籍がまだ流動的である)を予定しながら、マドリードの大補強は失敗に終わるであろう。サッカーは組織で戦うものであって、だからこそ監督が最も大切なのだから。
 さてまた、このガルディオラから、グランパスのストイコビッチが学ぶべき点があるので、ここに特記しておこう。ガルディオラは就任早々、花形幹部選手二人を切って捨ててみせた。有名なロナウジーニョと、現在チェルシーで大活躍中のデコである。さらに今年の今も、チーム内得点王(確かリーグ2位)エトーを切ることも発表してしまった。ガルディオラが既に「俺が決めた」と広言している。規律を乱すダビにいつまでも恋々としていたピクシーに見習わせたいものである。
 このガルディオラ、サッカー選手としては野球のキャッチャーに似ていると思う。ボランチという、攻守双方が見える立場の名選手だった。

 ジョゼ・モウリーニョとジョゼップ・グァルディオラ、世界のサッカー界はこれから間もなく、この二人を中心に回り始めるのではないだろうか。】


 さて、この名監督のシティーが、今年のチャンピオンズリーグで大敗したのである。負かしたのは、ゲーゲンプレス創始者として名を馳せたユルゲン・クロップのリバプール。不幸にして僕は、このゲーム二つを観られなかったし、これから見る用意もない。が、この2ゲームは間違いなく歴史に残るゲームなのだ。上のエントリーの翌年、2010年のチャンピオンズリーグで、グアルディオラ・バルサをモウリーニョ・インテルが負かしたゲームのように。ちなみに、こちらの古いゲームについては、このブログに観戦記が存在する。2010年4月21日と29日の拙稿として。
 さて、1970さんでもどなたでも良いが、このシティ・リバプールのゲームのことを描いてくれるお人は居ないものだろうか。このゲームの観戦記紹介とか詳報サイト紹介とかでも良いのだが。よろしくお願いいたします。
コメント (2)
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