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   橋本龍太郎と孫崎享と飯島勲ー 領土問題について (その2)          只今

2012年09月18日 22時06分57秒 | Weblog
● 尖閣をめぐる騒動は、最近では1997年にも起きていた。
  西村真悟議員らが魚釣島に上陸したのだ。この時、橋本内閣は今回のように知らん振りすることはなかった。
    所有者であるK氏の上陸許可を得ていないとして、「無断上陸は軽犯罪法違反」との見解を示したのだ。

● しかし現在の事態は、孫崎享(元外務省情報局長)氏が憂慮した通りになってしまった。
  孫崎享著『日本の国境問題』(ちくま新書)には、次のような記載がある。
  尖閣が琉球王国の領土だった古文書は見当たらないのに対して、中国・台湾側には多くの資料がみられる。
  詳細は、直にあたってほしいが、この本はキワモノではないとして紹介する志村建世(元NHKディレクター)は 
   次のように読み解く。
  
= 日本は明治政府が1872年に琉球を編入し、1895年には尖閣諸島を、「無主の島」として閣議決定し
    日本領土とした。これは国際法の「先占権」に当たりますが、この時点では定住など占拠したわけではありま
    せん。一方、中国・台湾側には「先に発見して使用もしていた」という論拠あり。
    さらに敗戦による領土放棄という事態も迎えました。
    
    こうしたことを認識しながらも、大局的立場に立っての「尖閣は棚上げ」に合意したのが、日中国交回復。
    これは日本にとって非常に有利な合意でした。互いに領有権を主張することを一時中止して、日本の実効
    支配を継続することになったからです。
    ですから、管政権の「尖閣について領土問題は存在しない」という方針や、中国漁船に対する規制を日本の
    国内法で行なった行為は、中国に「もう棚上げは止める」と言わしめることだと、憂慮したのです。=

●同様のことを「小泉元首相の懐刀」飯島勲氏が、拉致問題で語る。(9月17日、BSフジテレビ)
   = 拉致問題が大きく進展しそうになった時がありました。福田首相の時です。
     物事は、お互い信頼があってこそ動きます。それで、とにかく信頼しようということで、三つの制裁を解除し、
     事態が動き出した時、民主党の問責で辞職に追い込まれ、
     それからはまた、制裁、圧力、また制裁に戻ってしまい、どうにもならなくなってしまいました=。
     
     
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 尖閣上陸の西村真悟氏を厳しく非難した橋本内閣 ー領土問題をめぐって〈その1〉ー  只今

2012年09月18日 16時13分04秒 | Weblog
◎この投稿の背景。
『九条自由広場』という本ブログの姉妹と思われる慇懃なHPがあります。そこに
 ★「尖閣は日本領土、堂々と正論を外交交渉で。 次郎」 
 ★「どうして石原さんの思う壺に はまられるのですか。 まき」
 という、やりとりがなされました。
 すると、〈この問題はちゃんとした形でしたほうがいい〉
 というコメントが平和平さんから寄せられ、これを見て弱気になったらしい「まき」クンから、
「この論議に入ってきてよ」というメールがやってきました。
 実は「まき」は私の義妹であります。
 「まき」という名は、この世に出てくる時にへその緒を首に巻き付けていたので名付けられたのですが、
 私は長い間、フランス・レジスタンスの「マキ」からの命名と思い込んでいたこととか、
 数年前に昭和区在住の彼女を「昭和区九条の会」のらんたんデモに紹介した因縁もあり、
 領土問題について語る場に、この場を借りたいと思っての投稿であります。

◎次郎さん、まきさん、和平さんの発言(大要)。
 ★次郎さん。= 石原知事も、国の購入には異論を唱えないようですが、それはそれとして日本共産党も尖閣諸
        島が日本の領土であることを以前から明確に主張しています。私は、主張すべきは主張するという外
        交のセオリーを怠ってきたことが、竹島の問題でも見受けられると思っています。国後、択捉など南
        樺太問題も及び腰外交だと思います。皆さん、どう思われますか。=

 ★まきさん。= 現在だいじなことは、尖閣がどこの領土かを言い合うことではないと思うのですが…。
        何故なら、その行く着く先は戦火でしかないからです。
        ラインのひけない空気や海と同じようにとらえること、それが〈次世代に任せる〉ということに連な
        ったと思うのです。どうして石原さんの挑発に易々と乗っかってしまわれるのでしょうか。=

 ★平和平さん。= 中国が日本だけでなく、ベトナムなどアジア諸国と領土問題を起している現状を見た場合、
        尖閣諸島の領有権をはっきりと認めるように外交努力をしたほうがよい、と私は考えています。
        また、空気には国境がないと思いますが、海は緯度経度を使い領海などを決めています。とう小平氏は
        「領土問題は棚上げしよう」と提案し、日本政府も揺れなくなった経緯がありますが、
        今回のことは海洋油田の存在が中国をして「領土主張」をする根拠になっています。=

 ★まきさん。= 中国はこの問題を公の場に出そうとしているようです。欧米の発想では、無人島の所有権は、
        最初に発見した者ということのようです。
        かって浙江省から琉球に向う交易船は、尖閣諸島を目印にしたということですが、ならばそれを遡る
        最初の発見者は、かの徐福であるかもしれません。しかし徐福は脱国者、そのうえ高天原から大和入 
        りして初代天皇やもしれず、との説もあり。かように歴史話としては面白おかしく話題にすることが
        出来ますが、明治以降のことについてはなんとでも言うことが出来、混乱させるばかりでは? と=

 ◎長くなりましたので、表題のことなどは、次回にということで、ご容赦を。
       
 
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反日デモはいつまで続くのかな?    らくせき

2012年09月18日 15時38分42秒 | Weblog
今日が満州事変の勃発となった日だと知っている
日本人は何人いるのだろうか?
反日デモによって知ることになった人は多いのでは?

戦前も反日デモや不買運動があったが
半世紀以上経って、また同じことが起こるなんて
困ったことだ。

今回は中国が先手を取っているし、前とはちがって
彼我の力関係は逆転している。

日本政府として妥当な対応と思うが、こんな時は
飛び出す人もいる。
それが事態をますます悪くさせてしまう。
中国の政権交代が終われば、デモも鎮火するかな?
それまでは・・・冷静に。
勇ましい声に惑わされないようにしよう。

遠い親戚より近くの他人。
アジアに友達がいないのはサミシイ。












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