棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

落ち葉焚き

2008-11-17 10:49:03 | 山郷の暮し
天気予報では寒くなるようでしたが、柔らかな光が差し込む朝でした。
落ち葉を燃やす煙が一層晩秋の朝の趣を演出しています。
いつもお世話になるお隣のご主人は、ほんとうに焚き火のお好きな方で、朝一から楽しんでおられます。
落ち葉焚きのなんともいいがたい香りは、懐かしく、ホットしてきます。
街中では味わうことが出来なくなってしまった、懐かしく平和なたたずまいです。
さきほど、ご主人がうれしそうにやきいもを届けてくれました。
小春日和の光を浴び、熱々の焼き芋をほおばる。
賢犬サクラが、しきりと鼻をピクピクさせています。

14-交響楽団のごとく-愛欲曼荼羅

2008-11-17 09:01:49 | 大人の童話
ンサートホールは 人々が発散するエネルギーが圧縮されていき、静寂という空間に凝縮された。
タクトが振られた。
弦楽器のたえなる響きに 金管楽器が高らかに答える。
打楽器がモーこらえきれずに加わる。
一大シンホォニーが始まった。

モーブ色に染まった朝霧を 強烈なオレンジ色の太陽光が切り裂く、南国の夜明け。
ミルク色の空が 一瞬のうちに桃色に変わり、銀粉を撒き散らした真昼の空になる。
南国の夜明けは、激しく一瞬一瞬が劇的である。

教団は交響楽楽団であり、演奏会場にたとえられる。
劇的な曲の作曲者は、当然 教祖様である。更に、楽団員を導いていくのも尊師様である。
ワシら幹部は、時には指揮者であり、演奏者であり、交響曲を楽しむ聴取者でもある。

南国の夜明けの一大シンホオニーを創造する。
これが教団である。
イラスト--衆生愛欲曼荼羅2-神々の戯れ の部分

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本