棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

晩秋の気配

2008-11-13 09:24:32 | 山郷の暮し
昨夜は空一面に薄い雲が広がり、満月(後記・・満月は今夜でした)が虹色にぼんやりと、空全体が白々としていた。
風情を楽しむにはチョット薄ら寒く、賢犬サクラが「散歩に行こう」と訴えているのを無視。

早朝はアルプスの稜線の上から昨夜の雲が広がっていたが、朝日に溶けるようにたちまち消えてしまった。
サクラは尻尾をちぎれんばかりに振り「散歩にいこう」と。
まだ以前のような山道の散歩はできないので紐をとく。
一瞬ちゅうちょしたが、ピューーと裏山に
多分獣の気配を感じているのであろう。

写真は我が家から国道254を見る
判りにくいかもしれませんが、いつも美味しい野菜をいただくお隣さんです。

後記・・サクラは2時間ほどしてかえってきました。
今年の正月は、鹿を追いかけていき、一山越えた地域で捕獲保護され、寸前のところで助かりました。ブログ記載在り
それに懲りたのか、それ以後はあまり深追いはしていないようです。



法衣について-10-愛欲曼荼羅

2008-11-13 08:46:32 | 山郷の暮し
御召し物について尊師様は常々こうおっしゃっておられる。
「ブッタは華美な衣を禁じ、屍からぼろきれをいただき、縫い合わせて衣としていた。聖職者たるべきはそおあるべきだと」
その高貴なるおことばに感涙。
一週間はむせび泣いたが、ワシらは他の教団のように 金襴緞子に身を包み、キンキラキンであってほしいと懇願したのだ。
だいたい、お釈迦様の教えを伝えているという教団の、あの派手さ加減はナンダ。
佛教ばかりでない。他の宗教もしかり。
吾らの尊師様には、バチカンの法衣よりも、佛教の袈裟衣よりも、十二単重よりも、孔雀よりも、もっともっとキンキラキンに飾ってほしいのだ。
『その割には、なんとなく安っぽい衣ですネ。だと!!!』
またまたゲスな見かたをしおって!
物事には順序があるだろう。
一年後には、お付が支えていなければならないほどの スゲー法衣を製作中だ。
なんといっても、見た目が肝心だからな。


ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本