棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

お光9-

2008-11-12 09:13:13 | 大人の童話
正直 ワシは光り輝く尊師様の尊顔を凝視したことはない。
お光で目もつぶれた者がいるほどだ。
さりとて、サングラスをかけてお会いするなど、もってのほかのこと。
ただただお光を浴びれば、ありがたさに身がおののいてしまう。
ワシラにとって尊師様の御肖像画こそ、教えの全てであり、聖画イコンである。

『指先の輝きは本当かだと!』
本来ならば そんな低次元な質問に答える愚かなことはセンのだが、ワシの立場上しかたがあるまい。
指先がペンライトのように輝くのは なにもエイリアンの専売特許ではない。
尊師様はサッカーボールだって ミラーボールに変えられるし、頭をかいただけで、金箔がハラハラと生まれる。
引力の法則などと、小作な法則などまったく関係なく、あらゆる物を浮遊させることなど朝飯前だ。
この間なんぞ、昼飯前にアンドロメダ星雲を一周したついでに、用足しをしてきたそうだ。
そのうちに、お前たちも流星群として見ることができるであろう。
ワシなんか、幾度も月旅行をさせてもらった・・・気分であったが・・・。
マー言い出したら限が無いが、ともかく奇跡を生むお方だ!!!

ryusun

つぶやき

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