棚からぼた餅--岩淵龍王丸

信州の山郷での暮らしと、絵本と無縁になってしまった大人に向けた創作絵本や、芸術活動をお話します。

とんでもない発言だ

2008-11-05 13:21:47 | 山郷の暮し
今朝はピリッとくる寒さでしたが、日中は暖かで山腹の紅葉も下火になってきました。もう、飛び交う赤とんぼも居なくなってしまいました。

  元幕僚長の馬鹿な時代錯誤
「侵略などは濡れ衣だ」と、とんでもない見解を発表した元幕僚長。
記者の質問に、言い訳とも、いい直りともつかぬ返事が
「これほどの問題になるとは思わなかった」
あきれたというより、はらがたってきた。
爆音で軍艦マーチを流しながらの、最右翼連中と全く同じ次元ではないか。
そんな程度の国際感覚で、わが国の防衛をになっているとは。
先の戦争は侵略であった。だからこそ、わが国は徹底した平和主義でいかなくてはならないのだ。

ズート以前、韓国に旅をしたとき、秀吉の侵略ごとから先の侵略戦争まで言われ、面食らった記憶がある。東南アジア諸国でも、「ヘイタイ」の恐怖をきかされてきた。いつしか謝っているわたしに「貴方は若い。貴方の責任ではない」と。
中国・朝鮮はいつまでも「侵略だ・侵略だ」といっているんだと、私自身も思うことがある。
日本ではたった終戦60余年で、まるで何事も無かったごとき教育と大違いである。
いじめた者より、いじめられた者のほうが決して忘れない。それが当然なのに、日本社会はそのことをあまりいい人間性だとされない。
日本人は「のどもと過ぎれば、熱さを忘れる」的に過去のことをあっさりと水に流してまい、時にはそれが高く評価される。
しかし、こんな日本的心情は必ずしも世界感情・ルールにはならないことを、我々は様々な行き違いから認識してきた。

元幕僚長の発表を受け入れる企業紙があるのも驚きだが、政府は党利党略ではなく徹底的に糾弾・議論しなくてはならない。
「シビリアン・コントロール」は、武力解決を避ける最低限のルールだ。
できれば、多大な迷惑をかけた国々から、ノロシが上がってくれたほうがいいと思う。
それほどの問題なのだ。

2- 衆生愛欲曼荼羅奥義

2008-11-05 09:08:07 | 大人の童話
2 衆人愛欲曼荼羅奥義

に生まれて死に
人間に生まれて死に
魚に生まれて死に
トカゲに生まれて死に
草木に生まれて死に
地に生まれ 空風火水地に死に
生命の根源は「連続する魂」

単純明快にして 深遠なるこの奥義の甘露のソーマ。
しかし、即この大真理を理解することはできまい。
甘露を味わう前に、自分自心を地獄のそこまで沈ませるほどの、洞察が無くてはならない。
マーー修行ということになるが、ありがたいことに、わが教団はそんなヤボナことは言わない。
入信と同時に、至福のシャワーを浴びることになる。
その証拠には、我が教団の繁栄振りを とくと観るがよい。
愛欲曼荼羅全図 油彩 180-200cm

ryusun

つぶやき

絵本と無縁になった大人に

子供たちに向けたというより、内なるものを呼び覚ます大人への絵本