団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

本屋に行くとトイレに行きたくなる

2018-11-22 10:00:06 | 健康・病気

「えっ、先生、知りませんの、本屋に行くとトイレに行きたくなるといわれているのを」。70代半ばの男性から驚き声で言われました。「知りませんけど、そうなんですか」と答えました。

ネットで調べたら、1985年に「本の雑誌」に掲載された投書「私は何故か、長時間本屋さんにいると便意を催します」が反響を呼んだといいます。投書の主が若い女性だったこともあり、その人の名前から「青木まりこ現象」と呼ばれています。

週刊誌やテレビが取り上げ、有病割合は10~20人に1人とされ、日本全国に数百万人に上るといわれました。既往歴のある人は「書便派」と名付けられたそうです。

私は全く知りませんでしたし、本屋で便意を催したことはありません。でも、せっかく患者さんに教えてもらったことですので、トイレに行きたくなる理由を調べてみたら、9項目もありました。

①トラウマ、つまり心的後遺症(本を見るとリラックスして、生理的に活性化して、トイレに行きたくなる)②紙、インクのにおいが便意を誘う③狭い空間iにじっとしていることが便意を誘う

④まぶたスイッチ説(本を手に取り、まぶたを伏せて読むと、交感神経のスイッチが切れ、緊張がほどけて便意を催す)⑤リラックス説(好きな本を探せるということで精神がリラックスし、便意を感じる)

⑥プレッシャー説(本屋にはトイレがないか、少ないので、トイレに行けないというプレッシャーが便意を誘う)⑦過敏性腸症候群の一種説(目指す本を探さなくては、というプレッシャーが腸に影響する)

⑧幸福否定に基づく異常現象説(ヒトは幸福な方向に向かおうとすると、それに体が便意を催すことで抵抗するらしい)⑨条件反射説(本のにおいがトイレットペーパーを連想させ、それで便意が催される)

いずれも根拠はないそうです。私は本屋ではトイレに行きたいと思いませんが、長距離バスに乗る前、何度もトイレに行きたくなります。そのことは次回に。

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FRAXで骨折リスクを調べてみたら

2018-11-20 09:20:49 | 健康・病気

大阪市立十三市民病院の男性医師が糖尿病フェスタで、背骨の圧迫骨折や大腿骨頸部骨折によって寝たきりになったりして、その後の生活に大きな支障が起こることを、パワーポイントを使って説明しました。

この中で「骨折リスクを測るFRAXがあるので、関心のある方はパソコンで調べてください」と話しました。そこで、FRAXを検索しました。

FRAX(Fracture Risk Assesment Tool)はWHO(世界保健機関)が2018年に開発した骨折リスク評価ツールです。

年令または誕生日、性別、体重、身長、骨折歴、両親の大腿骨近位部骨折歴、喫煙、糖質コルチコイド(服用していると、骨折するリスクが高くなるといいます)、関節リュウマチ、持続性骨粗しょう症、アルコール、骨密度(BMD、不明のときは打ち込む必要はありません)の12項目に記入します。

骨密度はBMDで測定したことはありませんから、ここは未記入で、その他の11項目を打ち込みました。すると、今後10年以内に骨粗しょう症による骨折するリスクが7.6%、今後10年以内に股関節を骨折するリスクは6.4%と出ました。

この数字が15%以上の場合、骨粗しょう症の治療を始める必要があるとされます。私は、その必要はないとわかり、ちょっと安心です。高齢者ですから、これから時折、FRAXで骨折リスクを測ってみようと考えています。

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かかと落としは骨を丈夫にします

2018-11-19 09:47:23 | 健康・病気

大阪市立十三市民病院での糖尿病フェスタでは、骨密度の無料検査がありましたので、受けてきました。足のかかとの骨を超音波が通過するときの変化に応じて骨密度を測定します。

年齢を伝えて、右足の靴下を脱いで測ってもらいました。その結果は、私の年齢の平均値との比較をパーセンテントで表した同年齢比較%は149%でした。高レベルの正常です。健常な20歳の平均値との比較をパーセントで表した若年比較%は、なんと112%でした。20歳の平均値より12%アップという嬉しい結果でした。

測定データの結果を説明する女性看護師は「運動は良くしていますか」と尋ねました。「自転車で片道20分の通勤をしていますし、筋トレ、ストレッチ、それに毎日かかと落とし30回を続けています」と答えました。

看護師さんは「骨密度が正常レベルの人たちは、男性でも女性でもかかと落としを続けている人が多いです。ぜひ続けてください」。

そのうえで、「たばこやお酒は?」と聞きました。「たばこはやめてから36年になります。お酒は毎晩のように飲んでいます」と回答すると、「たばこは百害あって一利なし、ですから、やめられて良かったです。お酒も腸がカルシウムを吸収するのを妨げますから、適量を心がけてください」と言われました。

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食後の高血糖が動脈硬化の悪化の原因⁈

2018-11-16 09:14:44 | 健康・病気

食後血糖値は、HbA1cが7.3%未満のとき、上がる傾向が強いとされます。HbA1cは検査時の1~2か月前の血糖値の平均値を現わし、6.5%以上あると糖尿病が疑われます。私のHbA1cはここ3年間、6.1%で境界値でした。

人間ドックなどの健康診断の血液検査では、空腹時血糖値を調べますが、基準値以内ならば、食後血糖値を調べるブドウ糖負荷2時間値を測ることはありません。

私の空腹時血糖値は今年が104mg/dlで、基準値の65~109mg/dl以内でした。ここ10年以上、基準値をやや上回ることはありましたが、通常この範囲に収まっていました。このため、ブドウ糖負荷2時間値を測定することはありませんでした。

大阪市立十三市民病院での糖尿病フェスタで昨年、食後血糖値を測ったのが初めてで、このときは100mg/dlで、問題なしでした。

食後血糖値は中性脂肪が過剰に摂取されると、肝臓や筋肉などの組織で、糖分を分解するインシュリンが効きにくくなるインシュリン抵抗性が高まります。でも、脂肪は動脈硬化を促進するので、脂肪を控えた食事を続けています。体組成測定でも、脂肪率は13.1%で標準範囲(10~20%)以内です。

ところが、今年2月、頸動脈のエコー検査で動脈硬化が悪化しました。脂肪を控えるなどの食事療法をしているのに、なぜ? と思いました。食後の高血糖は動脈硬化を促進させます。原因はこれか、です。

朝夕食のあとに果物を食べていましたが、夕食後は取りやめることにします。週2日は酒を控える休肝日は続けます。これで、しばらく様子を見ます。

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食後の血糖値が185とは⁈

2018-11-15 10:02:22 | 健康・病気

大阪市立十三市民病院で11月に開かれる糖尿病フェスタでは、人間ドックでも検査されることがない体組成測定が無料で受けられるので、私は欠かさず受けるようにしています。

体組成測定は、人体の電気抵抗を測ることで、水分量、脂肪量、筋肉量、タンパク・ミネラル量を測定します。筋肉量は標準範囲を超える52.4、脂肪率は昨年の20.3より減って13.1で標準範囲の10.0~20.0に収まっていました。気を良くしたところで、血糖値を測るコーナーに並びました。

私の場合、右手の中指にチクッと刺して出てきた血液を測定しました。看護師さんが「食事はいつしました」と尋ねます。「40分ほど前です」と答えました。185(mg/dl)と鉛筆で書いた紙を示して「食後2時間の血糖値は140未満です。血糖値が高いので、食事には気をつけてください」と言いました。

高血圧、高脂血症で薬を服用していますが、血糖値が高いと指摘されたのは初めてです。これでは、生活習慣病のワースト三冠王になってしまいます。

整骨院に戻って、昨年の食事後血糖値を見ると、100です。この1年間で140を大きく超えるほど悪化していました。

血糖値が糖尿病型であるかどうか、は空腹時血糖値が126mg/dl以上、ブドウ糖負荷後2時間値200mg/dl以上、随時血糖値200mg/dl以上で、さらにHbA1cが6.5%以上だと、糖尿病と診断されます。

ブドウ糖負荷後2時間値は食後血糖値とほぼ同じ意味で、食後2時間値が最も高くなるとされ、私は看護師さんから「血糖値はさらに上がるので、200を超える恐れがあります」と言われました。

振り返れば、食後血糖値が上がった原因に思い当たることがありました。そのことは次回に。

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