団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

失神も起こす迷走神経反射

2017-12-29 12:13:24 | 健康・病気

迷走神経は脳神経の一つで、頸部、胸腔内の臓器と、腹腔内の臓器の一部をコントロールします。迷走神経反射は内臓反射の一つで、精神的なストレス、過度の痛みなどによる刺激が脳幹部の中枢に伝わり、反射的に内臓に伝達されて起こります。

過度の心拍抑制で脈拍が減少したり、急激な血管の拡張で血圧が低下したり、一時的に全脳虚血になるため、ふらついたり、失神したりします。

牛肉のスペアリブの骨を思いっきり噛んで、上の前歯の歯根が折れた私の場合、前歯が破折したというストレスから迷走神経反射が起こったようです。血圧が下がり、脳の血流量が減ったことで、顔が青ざめ、冷汗が出たのでしょう。ふらつきも起こりました。

折れた前歯は6月、歯根にうみがたまる歯根のう胞で神経細胞を取り除きました。神経を抜くと、歯は枯れ木のように簡単に折れるようです。ネットで見たら、マカロニを噛んで前歯が折れた男性のことが載っていました。

行きつけの歯科医院を受診したところ、歯の根はきちんとあるので、そこにメタルの芯を立て、セラミックの差し歯をすれば、食事をするのには支障がないとのことです。場合によっては、ブリッジか入れ歯、と覚悟をしていただけに、不幸中の幸いです。でも、歯を抜かれた自分を、歯科衛生士の女性が差し出した手鏡で見ましたら、文句なしのおじいさんでした。

整骨院は29日で仕事納めです。トラブルやアクシデントはいくつもありましたが、まずまずの一年でした。新年は4日から仕事始めです。みなさま、良い年をお迎えください。

 

 

 

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