団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

終の棲家になるのだろうか

2015-09-17 10:16:05 | 社会・経済

地元の敬老お祝い会に、初めて出席しました。マンションのメールボックスに「67歳以上の方は提出してください」と町内会長からのお知らせが入っていました。これに回答したところ、私と妻に招待状が届きました。

お祝い会は日曜の13日午後1時から3時まで開かれるとあります。ちょうど休み時間にあたりますので、午後1時までの午前の施療を午後零時30分で終わりにして、自転車で駆け付けました。

妻は行かないというので、妻の招待状も持参したところ、受付でカステラを2人分いただきました。講堂に入ると、さらに受付があり、折詰の赤飯、500ml入りの烏龍茶のペットボトル、「133」と黒マジックで手書きされたピンクの用紙が入った紙袋を手渡されました。ピンクの用紙はラッキーカードといい、最後にくじ引きで景品が当たる仕組みで、参加者に終わりまで出席してもらうための仕掛けのようです。

地元の区長のお祝いの言葉、来賓の府議、市議、区役所幹部、小中学校の校長、教頭らが紹介され、金婚式を迎えた10組の夫婦に記念品と花束が贈られました。この小学校では、地域の人たちが「みもりたい」として登下校する子どもたちを誘導しています。児童の御礼の言葉は「いつも私たちを見守ってくれてありがとうございます」でした。

お祝い会には、招待状を出した735人中、約160人が出席し、会場はほぼいっぱいでした。知人、友人が多いようで、顔を合わせてあいさつをしたり、手を振ったりしていました。そうなんだ、この地で長年、暮らしてきた人たちなのだ、と感じました。

振り返れば「この地」とは縁遠い生活をしてきたな、と思いました。37年間の新聞記者生活で、転勤した回数は9回、同じところで引っ越しを重ねていますので、転居は16回に上ります。ひょっとすると、今のところが「終の棲家」になると考えたら、鼻の奥がツーンとしてきました。

コメント
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