団塊タケちゃんの施術日記

一人二人生の旅立ち

指先を使うことが健康長寿につながります

2014-06-02 10:10:18 | 健康・病気

お笑いタレントの萩本欽一さん(73)が、百歳でも元気に生活しているおじいさん、おばあさん約30人に尋ねたところ、「肉が好き」「野菜を良く食べる」「毎朝、散歩している」「ラジオ体操に参加している」など生活スタイルはそれぞれ違っていました。全員に共通するところを一生懸命探した結果、ありました。みんながみんな、指先を良く使っていました。

あるおばあさんは「私は運動らしい運動はしていません」と答えましたが、よくよく聞いてみると、庭の草抜きを毎日のようにしていたそうです。雑草を抜き取るのに指先を良く使います。それで、欽ちゃんは60歳の時から、皿洗いを始めたといいます。健康長寿の秘訣の一つが家事仕事ですから、欽ちゃんの決断は、理にかなっているようです。

昔から、指先をよく動かす人は元気で長生きといわれていました。画家、ピアニスト、バイオリストなどの音楽家、彫刻家、陶芸家、書道家らは90歳を越えても現役を続けている方たちが少なくありません。木彫作家の平櫛伝田中さんは昭和54年に107歳で亡くなりましたが、100歳の誕生日を前に30年分の木材を購入しました。その創作意欲にも驚きました。

知人の男性(74)は、百歳のアスリートがマスターズ陸上大会の砲丸投げで世界記録を出し、ギネス記録に載ったことに強い刺激を受け、やり投げに続いて円盤投げを始めました。学生時代にもやったことがなく、練習本を読みながら、自己流の取り組みです。

家族から「人に当たったらどうするの」と強い反対を受けましたが、周囲に人やペットがいないことを十分に確認してから、河川敷で練習を重ねています。マスターズ陸上大会にも何回か参加し、成績はさっぱりですが、いずれギネスブックに載りたいと意気盛んです。

やり投げも円盤投げも指先を良く使いますから、記録はさておき、健康長寿には役立ちそうです。でも、事故には、くれぐれも気をつけてください。

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