毎年、この時期に華麗な姿で登場するのが
「ニセアカシア」です。
春先に黄金色の花を咲かせた銀葉アカシアが
本当のアカシア・・・従って、この花はニセとなり
ニセアカシアと呼ばれるように。
明治のはじめ頃に渡来。
どんなやせた所でも育ち、根が張り強い木です。
花も藤の花のような蝶の姿の房で、とっても可愛い花
樹は大きく育ち、天まで・・・伸び伸びと。
この数日で花開いてきました。
近寄ってみましょう。
我が家のアカシアは薄ピンク色でこれも珍しいんです。
普通は「白」が多いのです。
上品はピンクでしょ。
芯は黄色・・・祇園の舞妓さんの簪のような。
房がどんどん増えて・・・鈴なりに。
成長が早いので、身頃を外さないように。
これを全体で眺めると壮観ですよ。
今日はこんな具合ですが・・・
日増しに、簪が増えて・・・「都踊り」の舞台みたいに。
そんな綺麗な花なのに、名前が「ニセ」と付いてしまって
本人の責任ではありませんがね。
この1週間、万華鏡の庭を楽しんでいます。