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黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

「香り」が味を引き立てる

2016-11-29 | 日記・エッセイ・コラム

 「男子厨房に」入るべし!

このところの高齢者向きの講演では、しきりに「料理をしなさい」と

呼びかけている。

 つまり、高齢者の「男性(夫側)」には特に。

 さらに、女性(妻側)には、

 私が元気なうちから(私が病気、さらに亡くなる)覚えておいて

 自分のことは自分でできるように…・とリードしてください。と。

 いや、これはお節介かもしれませんが、でも 結構大変な話も

 多く聞いているのでね…

  「おい」「飯」「風呂」「寝る」 だけじゃ もう時代遅れです。

 これだけ長寿が伸びてくると…新聞発表では

 女性87.05歳、男性80.79歳  2015年の平均寿命も過去最高を更新とあり。

  これは大変ですよ。長生きが いいこと? って思いますよ。

 いつまでも元気で、身体も動かせ、「ピン ピン ころり」って

  あの世行の 片道切符が 予約できるなら いいのですが…

 なかなか現実は難しい。

  今、はやりの「老老介護」 誰にでも直面する可能性ありでしょ。

  そんな時のために、妻が寝込んだら 特に 男はパニックになりかねない。

  これこそ 今 やるべし。 と。

 

  いや、ちょっと話が横道に入りすぎた?

  私ごとですが、この「料理」については、家内も認める合格点です。

   もともと若い頃から自炊もしており、酒が好きな為に「肴」には

  「うるさい」方で、自分で包丁を持つようになって、こまめに工夫の結果が

  腕をあげている??  まぁ、自画自賛ということでお許しを。

 

  今日の本題、「香り」

   庭に1本の「すだち」の樹があります。

    

 いま、黄金色に輝いて、ちょっとひねって取り上げると…

 香りが プーンと鼻に…これです、この香り。

「柚子」ほど強くなく、上品です。

   食事の際に、いろいろ絞って楽しんでいます。

 お漬物、酢の物 うどんの汁に 焼魚

 おしたし、そうそう焼酎割にも。

こんな手も 里芋を薄口に煮て…器に盛り

  刻んだカボスを振りかける…goo !

とにかく、「塩分」控えめにするためにも、この「酸味」で補い

かつ、味を楽しむ…まりやかに なりますよ。

 さらに、得意の中華に必要な香辛料が。

これはいろいろお取り寄せしています。

 「日本橋 古樹軒」より ここ 食材なら 何でもあるよ…」

 豆板醤、甜面醬 芝麻醤(ねりごま)

 棒棒鶏 辣油 オイスターソース コチジャン 豆鼓 などなど

 先ずは「花椒」

 そうです、ピリッと辛く、痺れる あれです。

特に、「麻婆豆腐」には欠かせません! 

 好きなので よく作ってます。 辛く、辛く が大好き!

 ふう ふう 汗かいて・・豆腐のあの喉を通過するときに

 「大声あげて 熱い 」これもたまらない 

 

 粒のものを求め

 油で焦がす寸前まで炒め、使う。

 すり鉢で擂って使う。ミールで挽いて使う。 いろいろ。

この香りとしびれが堪らないね…

 豚肉は ミンチよりは 少し大きめにカット(喉越しがいいから)

やっぱり、麻婆の際には 冷えたビールだね。

 また、「ごはん」にかけて食べると…ああ、幸せ!

 

もうひとつ、去年からプランターで育てていますのが

「香菜」(コリアンダー)

 

独特の強い香り、これも味を引き締め、料理の格をあげる?

生でこの香りを これが最高です 

 なかなかこの辺のスーパーでは無理、小倉のデパートでも無い時もある。

先日、サラダに入れておもてなししたら…

 「えっ、これ何 この香り、私、×××・・・・」 って人もいた。

そう、香辛料は かなり好き嫌いがあるのでね…

庭には、「ローズマリー」 これは、魚のソテーに香りづけで。

    「山椒」 これは 「タケノコ」の時期には大いに活躍

料理の味方を植えています。

香りと言えば チーズも同じですね。 

普通のチーズは好きですが、「ブルーチーズ」だけは どうも・・・

このチーズも 料理の 強い味方です。

 

普通に和風・洋風に 香辛料やハーブ類は こんなにも

「生姜」「ニンニク」「唐辛子」「ニラ」「らっきょ」「山葵」「辛子」

 「紫蘇」「山椒」「ごま」「セロリ」「パセリ」「バジル」

「ローズマリー」「サフラン」「パプリカ」「クレソン」

 煮物、炒め物、和え物 魚に肉に 野菜に…出番はいろいろです。

まだまだ  カレーの大好きな私は

香辛料はこんな種類を少しづつ混ぜて 香りが出るまで「炒め」

市販のルーも使いながら(数種類 辛口) 特性のカレーに仕上げています。

 「ターメリック」「ナツメグ」「カルダモン」「ブラック・ペッパー」

 「コリアンダー」「シナモン」「グローブ」「クミン」「フェンネル」

 「オレガノ」「タイム」

  これって、デパートの食品売り場で 小分けにした袋入りを見つけ

  重宝しています… 炒めた 香辛料はとっても香りがいいんですぞ!

 

 ちょっとした手間だけで…違った味が楽しめますから~

 

 という 香辛料 の話   うまく 今日のブログ  更新 良 になりました。

 

 

  

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予防接種に行って来たよ~

2016-11-28 | 日記・エッセイ・コラム

 先週の土曜日の新聞に…「インフル 流行期入り」の記事

 その前に 病院に予約の電話を入れていたので記事を読んで

「今年は流行が早いんだ…まぁ よかった」と。

今朝、8:30 病院に行ったら、既に待合室には10人以上の方が

「早いと思ったのに」…受付で保険証、診察券を渡し、

「インフルエンザの注射だけですから」と。

予防接種の注意事項を渡され、質問票に記入して待つこと10分程度。

  その間に 注意書きを

  

すぐに診察室での注射を済ませ、15分ほど様子見…会計も済ませ

普段の診察にくらべスムーズに終了…いつも、こうなら嬉しいけれどね。

  予防接種済証 こんなもの出すんだ…

今年は 注射代100円 上がったなあ~

 

  

待っている時も、次々に患者さんが・・ 結構、注射の方も多く

関心があるんだなぁと。

眺めていると、ここも、やっぱり高齢者のたまり場? いや、失礼

そう言う本人も十分高齢者

しかし、「転ばぬ先の杖」ではないが、風邪は万病のもとの教えあり。

 ここは一番、素直に予防接種はすべきだと思いいますね。

高齢者のコースがあって? 「病気」「寝たきり」「介護」「認知症」

 そして 最後・・・・

たかが風邪、ではなく 風邪こそ注意と思うべし。だね。

この年齢になると、「1回転ぶ」と、後が大変です。

「転ぶ」の意味は、身体がつんのめって転ぶ ヒビが入る又は骨を折る。

そして動けなくなり、ベッドで過ごすことに。

 また怪我や病気も 「転ぶ」に通じる 

若く元気のいいころは、「七転八起」もできたけれど

さてさて、これからは 1度転ぶと 「七転八倒」

  まさにもだえ苦しみ・・・・・ってことに。

 

インフルエンザに罹れば、多くの他人様に迷惑をかけることになるからね

だからこそやっておく必要があるということなんですよ。

「俺は大丈夫、病気ひとつしたことないから」

「今まで、風邪も一度も引いていないから」

 と、粋がっていないで ここは

何事にも素直に受け止めていくのが肝要のようですよ。

ご同僚殿へ。

外へ出ると

「 ウっ! 何だか風がいやに冷たく感じるね 今日は…」

  

  

 

  

 

 

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この町のこと、知ってる?

2016-11-27 | 日記・エッセイ・コラム

昨年からこんな研究会に入りました。

「かんだ郷土史研究会」

そうです 住んでいる(周辺地区も含む)町のことを知りたいと。

住んでいながら、住んでいる処のこと ほとんど知らない。

いや、「知ろうともしなかった」が本音。

 NHKの大河ドラマ「黒田官兵衛」の登場により一変した。

興味も、「面白い」から始まった。

もともと歴史は好きだった…

…それから機会があって この会の例会に参加、会員の申し込みを。

我が家の近くに「古墳」があり 現在文化庁の調査が進行中…

 

そんな折の例会に「前方後円分の時代と古墳の活用」

     さらに「徳川家康が恐れた智謀の武将真田幸村と真田一族興亡史」

 毎回、楽しみに出席し、この町との関わりの度合いが上昇!

 

まぁ、こんな具合 

 今回大きな研究発表のテーマが「小倉戦争 150年」 と題していた

  ①「幕末維新期の小倉藩」 

                郷土史家 川本英紀氏

    現存する「古文書」を読み解き その内容について解説してくれた。

    

  ②「狸山口の戦いと苅田村百一揆」と題して

    かんだ郷土歴史研究会員 小野剛史氏の講演

 わが町そのものの歴史探訪と言う企画だった。

 小野さんは現在苅田町の教育委員会「まちの歴史担当」の現役である。

 それだけに熱も入る…しかし、如何せん、こうした企画は時間制限があって…

正直、時間が足りない! もっと、細かく、また 横道話が聴きたいのに…

そうなんです、歴史って、「勝者」と「敗者」の物語でしょ。

だから、勝者より敗者の話の方が、真実味があるんですよ。

勝者は、どうしても修飾すぎるきらいがありますからね。

 

最近出版された著書「豊前国苅田歴史物語」

  これが 面白い!  

町の歴史に興味ある方 是非 お求めを 推奨いたします。

観光協会でもお求め出来ますよ。

さらに、どうぞこの会「かんだ郷土歴史研究会」入会もお勧めします。

一緒に、楽しみませんか~ 1日バス現地見学の:企画もありますよ。

 

さて、京都郡苅田町 どこらへんにあるかって? 

私も 40数年ぶりに帰郷して 以前の友から こんな話

 「きょうとぐん かりたまち」って どこらへん?

そうですよね 「みやこぐん かんだまち」って、読める方 なかなかいないよ。

 そう、こんな「地名」の由来から 始まった…

 昨日の話 まとめるに際して、ほとんどこの本「豊前国苅田歴史物語」

から引用させてもらってます。

『日本書紀』によれば、安閑(あんかん)天皇の代に、

豊前国に五か所の屯倉(みやけ)が設置されましたが、その一つである

肝等(かと)屯倉が苅田町にあったと推定されています。

「カンダ」については、刈田(かりた)から苅田(かんだ)に変化したという説と、

「かと」、「かた」のように、もともと「かんだ」という読みがあったという説が

ありますが、定かではありません。

ちなみに「京都」郡は、『日本書紀』によれば、景行天皇(けいこう)が筑紫に

到り、豊前国長峡県(ながおのあがた)に行宮(かりみや)を営んで住んだため、

この地を「京」と名付けたといわれています。

また『和名抄』では、「京都」に「美夜古」というルビをふっています。

                      (以上 本書より)

現在は、工業港湾都市、古墳の町でもあります。

 東は周防灘に面し、西は平尾台に連なっています。

講演では、 「小倉藩と長州藩の確執」

 残念なんですが、今回は 苅田物語は 幕末から… 

  ほんとうは 戦国時代の「松山城」から 入ると それはもう面白さも倍増

 だから 興味のある方は 重ねて 「豊前国苅田物語」をお手元に…

 

 ①毛利氏、関ケ原の戦い後、120万石から36万石に減封

   これはもう、皆さんご存知のこと

 ②小笠原氏、「九州探題」の役割を担って、小倉15万石で入封

   内海航路の要地を押さえて外様大名を監視するのが役目。

   そうなんです、徳川譜代小笠原 対 外様毛利氏 因縁の戦いが始まるのです。

 ③長州藩 攘夷決行と奇兵隊の田野浦占領

   文久3年のこと。 公武合体から尊王攘夷へと方針を転換

   大きな歴史の展開が始まるのです。

    余談ですが…この戦闘に 誰あろう、土佐の「坂本龍馬」が参戦していた!

   竜馬生涯で最初で最後の戦闘だったんです。

     例の懐に「拳銃」を入れて・・・ブーツも履いていたかもしれない?

維新の物語は、「長州」から これは 多くの幕末を題材とした

歴史本が証明してくれていますし、「面白い」のです。

長州と言えば、 この奇兵隊の 高杉晋作をはじめ 久坂玄瑞 吉田松陰

  伊藤博文、木戸孝允、山形有朋

さらに、時を同じくして 土佐の 坂本竜馬、中岡慎太郎 

島津藩では 西郷隆盛、大久保利通 小松帯刀 などなど 

  歴史物語には キラ星のように…登場してきます。

 

さてそんな 中で いままで歴史の事実から 隠れていた真実に 近いもの?

絶対にこれだという検証は、なかなか難しいが、それなりに信憑性はある。

  残されていた文書だ。

   集村庄屋・岡崎伝左衛門 慶応二寅年御用日記

 *岡崎家は京都郡新津手永尾倉村在住の豪農で、近世初頭以来、代々尾倉村庄屋を

  務めたほか、手永の大庄屋や子供役、他村の庄屋も務めました。

  幕末の当主・岡崎伝左衛門昌良は慶応2年当時、集村庄屋でした。

 ◆ えぇ~ そうなんだ。 当時の小笠原藩では、庄屋の転勤もあり、かなり多かった。

「六月三日 小笠原壱岐守様、沓尾

御上り行事飴屋御昼休

苅田御小休に付 罷出

御用聞相勤申候、尤

唐津之由只今御老中

御勤被遊候趣に御座候

  上の文章は 

第二次長州征討・小倉口の戦い (慶応2年)

  小笠原長行は6月3日、広島から小倉に入り ~ 苅田~行橋へ その折の状況です。

  「沓尾」や 現在でも残っている 行橋行事の「飴屋」で小休止している。

 

 こういう細かい事って、正史には残らない…

 当時の庄屋岡崎伝左衛門さん、かなり几帳面な方だった?

 こういう 何でもないことが、歴史をひっくり返すことになる「真実」の

 発見にもなる訳ですから・・・面白い。

 

 まだまだ 話は続くのですが… この辺で。 

 

 重ねて、「豊前国苅田歴史物語」 読んでね…・・

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input → output

2016-11-26 | 日記・エッセイ・コラム

この数日の寒いこと

寒暖の差も大きい 年寄りのサーモスの調整

身体にはよくないですね。

インフルエンザの予防注射をと病院に電話したら

予約をしてくださいとのこと…多いんだ。

今週の初めの話だったのですが 早速 予約をと言ったら

来週の月曜日の早い時間しか会いません…しょうがない。

 と、まぁ こんなことで 先ずは「風邪」を引かないことに

注意を払う必要が大あり。 

天気のこともあって、今週は外の作業はご遠慮しました。

そこで 有効に時間を使うために講演の「ネタ」探しに本を読むことにし、

関係あるもの、横道話に、また高齢者の生きざまなど

いろいろ情報整理のための読書にたっぷり時間を…

 読むと言えば、この頃 ベッドに横になって肩を出して読むのも

すぐに方が冷えてくるぐらい 寒さを感じるように。

さらに、この読書、 いや、まぁ 直ぐに眠くなるのね…

これも やっぱり歳かねぇ~

 

もちろん、それ以前からも あれこれ本屋で品定めをして

購入しては読んではいるのですが…

 というのは、来年1月2週・3週に 「講演」が2本も。

もちろん対象は「お年寄り」なので 全体的にはこんな話

 「あなたの老後」について 

何といっても、「病気」「介護」「認知症」と関連してしまう。

そこをあまり深刻にならずに、いずれは通る道だけれども 今から

そこそこ自分の身になって考えていただく…という展開にしたいと。

 

まず最初に 「若くあれ!」をお勧め。

そう、老化防止には、何よりも気を若く持つことが大事だと。

これが切り口に。

「脳」に絶えず新しい刺激を与えること そして当然のことに

身体を動かすこと。

 

自分でも 日頃から この脳を刺激し、運動もしてはいるが

だからと言って、100%大丈夫ってことはない。

いつ どれも 突然にやってくるかもしれない 必然なのだから。

でも  先ずは いろいろな情報を「input」して 

先ず自分が理解し、咀嚼し、必要部分を上手に表現し、

相手に伝わるように…「output」する。

「脳」を使いこなしていかないとね。

こんな本を読みながら、 一行、一説の 「いいとこどり」を

整理していく。

      

       

  

「input」は誰にもできる、 例えば、ただ単に、受動的にテレビを見るだけでは 

「脳」は半分しか働いていないと言う。

ここで、 見ても、聞いても、読んでも  その自分が感じた事を

まとめて表現すること つまり「output」

このように「脳」を働かせることが、脳の老化を防ぐのに必要な

使い方ことになる。

 

 特に 「女性」の本が多かったのですが…なぜ?

いや、「会場の顔」って、ほとんどが女性中心なんですから、そこは

女性の「生き方」をまず優先して 話の展開をするのが・・・

「僕流」って訳で。

でも、どの本を読んでも 「女性は強い」を感じます。

 

次は、話の横道の「笑い」に関する 情報を整理しなくては…

おかげで「脳」の運動には もってこいですね。

 

このこともあるが そろそろ「年賀状」にも手を付けなくては・・

やっぱり、人間、忙しい方が、身体にはいいのかも。

 

 

    

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無念なっり! 綱取り

2016-11-21 | 日記・エッセイ・コラム

 九州場所も白熱戦続く・・

 久しぶりにゆっくりテレビ観戦を。

本日の好取組 豪栄道対稀勢の里

両者2敗 そして両者共「綱取り」挑戦を続ける相手同志

共に負けられない一番!

 稀勢の里の今年は終わった・・そして豪栄道

先場所の優勝から この九州場所は「綱取り」をかける場所

意気込みも半端じゃない・・・そんな毎日の一番一番

昨日は「隠岐の海」に敗れ、痛い、痛い2敗目

 「振り返ってもしょうがない。明日から気合入れてやりますよ」

   みずからに言い聞かせるようにつぶやいた…と。

 もう後がない 今日の一番 

 

 呼び出しの声に 土俵に上がる両者

 顔の表情はどうだ…

 豪栄道  稀勢の里 

 どっちが緊張しているかな?

 対戦成績は 稀勢の里圧倒している 24=14 

 でも 今場所は違う?  

 思うに 豪栄道って 普段から表情は そっけない感じ、強さが面でに出ないね。

 「見合って、 場内の歓声も 次第に大きく

  

 行事軍配をあげる 

  豪栄道 足が流れ… 万事窮す

 

  勝った 稀勢の里  「どんなもんじゃい、まだ綱は渡さんぞ」

  硬い表情で 花道を下がる 豪栄道・・・・

 

 また やり直しだね。

 それにしても、日本勢の「横綱」の夢 いつになったら叶えてくれる?

 低迷していた「照富士」 だんだん星を重ねてきたよ

  しっかりしてよね 日本の大関陣さんたち

 

 とまぁ 折り返し9日目 楽しく観戦しましたが

  これまた 華やかな姿が画像にとびこんできました

 

 

 

  なんと粋な お姐さん方の場所入り?  総勢 何人?  凄いね!

  博多老舗の黒塀から きりっと帯締  堂々とお披露目?

  そうそう こんな唄が 正調博多節の・・・・

  「博多帯び締め、筑前絞り 歩む姿が柳腰

    博多へ来る時や 一人で来たが 帰りゃ人形と二人連れ」

 

    人形って 「博多人形」 でも、できるなら…お姐さんと一緒がいいなぁ…

 

   厳粛な本場所でした…いけん、いけん !  でも 博多はよかとこよ…

   ほんと 特に べっぴんさん 多いですもん。

    関取の勝負も楽しかったが、お姐さん登場には びっくり 

  

 

   

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駄洒落で済ましました。

2016-11-15 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日の夜は もし 晴れていたら…

「スーパームーン」がはっきりと見ることができたかも?

残念でした。

 今朝もいつものように05時30に目を覚まし、いつものように

 「天声人語」の書き写しを…まだ締め切った部屋の中 突然に

 ベランダの軒から もの凄い音が。

 雨音です… ガラス越しから覗いてみると 飛沫をあげて…

 ひとしきり降って 止みました。

 日中は これまた 大きく変化して 動くと汗ばむような…

 

 夜、食事を終えて 暗くなった空を眺めると…

  

 そう、赤々と冴えた月が顔を出していました。

 綺麗!  周囲は静か、他に音も聞こえてこない。

 「月見る月は 多けれど 今宵の月は 月並みの 月ではない!

 まぁ、天文学的には無理があったとしても、今宵なら

 スーパームーンでも いいか。

  でも、普通のデジカメでは こんな程度にしか映らないね。

 

 考えてみれば、普段、私たちは 「上を向いて」の行動がありませんものね。

 こうして 「言われてみれば」 そうかなぁ と 空を眺める。

 月と太陽は 毎日 私たちの生活に関わっているから…

 なんとも思っていない。

  でも、地球上の出来事って、「月」と「太陽」の恩恵がなければ

 生きていけないのにね。

 さらに言えば、 「空気」や「水」に対する 感謝もそうだし。

 もう少し、感謝よりも尊敬の念を持たなけりゃ 駄目かな。

 この真摯な気持ちがないから…天災が時として起こるのかもしれない。

 いや「起こる」は 「怒る」の方かも。

 

 とにかく 先ずは「ありがとう」だよね。  

 なかなか理解できない「宇宙の仕組み」だが

 

 かぐや姫も きっと こんな日に 月に帰って行ったと思うね…

 だって、距離的には一番 接近している時間なんでしょ。

 

 昔話を描いた人って、 その当時でも 天文学的素養があったんだね。

 やっぱり「月並み」な凡人には 月が遠くに見えるよ。

  

 

 

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もう、身体がついていかない!

2016-11-09 | 日記・エッセイ・コラム

 歳を重ねるってことは…やっぱり大変なことだ。

 思うように身体が言うことを効かなくなる。

 

 先週日曜日は町の文化祭で私たちのグループは

会場の入り口で「餅つき」販売を。

 これはもう毎年恒例の行事として参加しているイベント。

前日(土曜日)からの準備で「もち米とぎ」や備品の準備を。

 途中で 抜け出し 家内の仕事の送迎を。

 日曜日の朝はテント張りから、窯の用意、蒸篭にもち米

  販売用机セッティング 臼に杵 餅つき器  大わらわ…

  しっかりと 旗も上げて

 蒸篭にもち米を・・

   もう釜は湯煙が上がりました 

   杵を振り上げ 威勢よく  合いの手も鮮やかに 一丁 あがり~ 

    アツアツ 餅肌 

  手慣れた手つきで 次々に 丸もちの出来上がり…

  「白もち」「きなこもち」 どんどん 売れてま~す!

 朝から始まって 終了が 午後の3時…1日中 立ちっぱなしだったよ。

 気が張っているから その場は凌いだけれど…

 さぁ、後が大変!   

  ベッドに入ったら 直ぐにダウン と 妻の

 翌日(月曜)朝は まぁ 身体がビシビシ 音が聞こえそう?

 家内曰く「大きな いびきで 眠れなかったわ…」だって。

 意外と目覚めはよかった 

 こんな時こそ、逆に体を動かせと…老骨に鞭打って

 天気のいいのを幸いに 庭の垣根の剪定に 挑戦!  大丈夫かな

 午前中 奮闘 汗が出るほど…

 こんなに枝・葉が うずたかく。

  

 でも おかげさまで  綺麗になりました。

 

 

 火曜日 来年の講演の打ち合わせで隣のみやこ町 犀川まで

 帰って 近くの姉の 病院の送迎 買い物に車で アッシー役…

 やれやれ 休む暇なし。

 ちょっと空いた時間に 苗の植え付け「忘れな草」を。

  

 植えつけた 途端に 可愛い蝶々が飛んできた…

  華は青紫、蝶は 薄紫色

 温かい日差しの中で 蝶が嬉しそうに舞っている。

 今までの疲れが 吹き飛んだ!

 いいね、これって 「のどか」という言葉がぴったり。

 妻の仕事の 送迎も途中に入る

 テレビはアメリカの大統領選挙の経過を流している…

 夕方、 大方の予想を裏切って? 次期大統領に

 なんと、なんと トランプ氏当選の報…

 

 さぁ、これから アメリカは どの方向へ進むのか

 これから世界の動きは? メディアは大変だなぁ

 僕らも、しばらく 様子を見ながら…

 少し 冷めた目線で 受け止めなければ…

 夕方 最後の送迎に車を走らせる。

 

 あっと言う間の この数日だった。

 肩のしこりはまだ 癒えない。

 なんともまとまらない・・

 これってやっぱり 爺さんのつぶやきだね。

 あしからず。

 

 

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高齢者講習終了証明書

2016-11-05 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日午後から近くの自動車学校で

「高齢者講習」に行ってきました。

  

 受講通知書のはがきは随分前に到着

すぐに申し込みしたんですが、申し込みが多く 11月に。

 来年1月が更新、高齢者講習の必要あり…

 自動車学校へ。

 玄関前には実習用の車が控えていました。

 

 少し早かったので 上の実車練習場を覗きに

  

 コースでは 免許を取る為のコースでの運転風景が

 普通車、2輪車も忙しく走っていました。

 ⒔:30からの受付   会場でしばらく待機。

 係員が来て 事前調査用の紙を 「運転頻度等問診票」

 全員揃うまでまた待機

 挨拶の後、講習が始まりました。最初は座学  

 ビデオで安全運転のポイントを解説、交通事故状況についての説明

 特に、飲酒運転について念を押しての説明でした。

 それからは機器による検査

 「視野検査」 両目の視野角度 左右90度なので 

  年齢からいえば 標準よりまぁいいほう。

   

   こんな機械で。

 次は 「認知機能検査」

  記憶力、判断力についてのテストだ。

 ご存知の 認知症検査で行われる方式ですよ。

 4枚ものパネルに「イラスト」があって 各4コマ これを記憶する。

 ひととひとつ絵の説明をしながら…でも、意外に早く次々進む。

 これは、電気製品で… これは野菜で…

 これは果物…そう、全部でイラスト16個です。

 

 そうして、次には まったく 変えた問題を出していく。

 このことで、先ほどの「記憶」が消えていく…

 最初に係の方が 会場では

 「腕時計を外してください」「携帯も締まってください」

  講習時の注意点、方法などを説明 

 講習予備検査で 「年」「月」「日」「曜日」

  「時刻」 

 「今、何時でしょうか」記入してください。

 会場に入って、説明を聞いて、だいぶ経過したなぁ~

 えっ、何時だ う~ん、確か 始まったのが 何時だから

 もう このくらいかな?

 と、いう訳で、 うろ覚えで 回答を記入する。

 

  さらに  白紙を出され 「大きく丸を描いて下さい」

 「時計の針を」描いて下さい。 

  それでは 何時 何分を の時計の針を画面に描いて下さい。

   (10時10分) と言った。

  *時計が正しく描かれているかどうかについての点数です。

  結果は

  記憶力・判断力に心配はありません。

 各問題の総合点は あなたは 〇〇点。

 解説によれば、76点以上なら 「心配ありません」

 ともかく、これで一安心。

 

 運転適性検査(高齢者用)

  「反応の速さ」「正確さ」「むら」について

 画面上で車を運転しながら、「障害物」「交差点」「信号の点滅」

 「複雑な道路をアクセル、ブレーキを操作して…

 運転技術、反応を確認する検査。

  これは やっぱり歳とともに衰えるだろうな…

 急ブレーキの踏み込みのタイミングはなかなか難しい… 

 これも 少し慣れてくると、普段のように…だが

 何回も、踏み込みが遅くなったし、

 画面上ってことも 勝手が違いますね・・  

 

 結果は 判定は?   

  状況の変化に対する速さと正確さ 4(4)

 複数の作業を同時に行う能力   4(4)

  *(  )の数字は30~50代の基準で評価した値。

 上記の検査における総合的な評価の結果 あなたは4(3)クラスです。

 やれうれし! 

   総合コメントには・・・・あなたの本検査による機能は、全般的にやや優れています。

  また非高齢者と比較しても、平均的です。 に続き  

  あなたはその時の調子で、操作がやや遅れたり、危険に気付くのが

  遅れるときがあります。前方注視を怠らず、車間距離を十分とり、速度を

  控えた運転をしてください。 

 

  私「機械の判定って 凄いなぁ~ きっと、あの時のブレーキ踏み込みが

  遅かったとき あれだな… これは 操作の時に感じたから~ 」

  

  すべての検査が終了しました

  傍にある 集計用のパソコンから結果のペーパーがすぐに出る。

 

  

 「高齢者講習終了証明書」が渡される。

 

  講習 3時間 疲れました。

  そう大げさな「試験」ではないにしても結構 緊張感で

  時間を過ごしましたね。

 

  外はもう夕闇  でも、気分は上々… 安全運転で帰路に。

  「高齢者講習」か このタイトルの方が気分が滅入るね…。

 

 

 

  

 

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小さな秋見つけた!

2016-11-02 | 日記・エッセイ・コラム

 もう11月

本格的な秋の気配を感じるでしょ。

ちょっと今朝は冷え込んだ。秋というより「冬」を思わせる…

この冬は 長期予報によると厳しい寒さになるとか

年寄りにはちょっと苦手な冬になるのかも

そろそろ灯油の準備なんて…ああ、嫌だね。

 

午後から日差しが出て少し穏やかで動くとすぐに汗ばむくらい。

ちょっと隣町までの往復の際に、普段より気を付けて「景色」に目を

配って走った…。 

今川をみやこ町方面に走っていると、緑の中、白く 光って 揺れているのは

「すすき」 これが なかなかの景色です。 綺麗だなぁ~

かなり走っても その景色は変わらない…見事なものです。

写真に撮りたいんだが…

でも、車の量が多くて、道路の脇で停車する箇所がなかなかない。

運転しながらでは、ちょっと危険

 そうだ 帰り道 反対側なら なんとか止められそうな と、

走りながら格好の場所探し?

 

帰り道、気を付けていれば・・・また 「秋を見つけましたよ」

黄色い小さな 珍しい花を見つけました。

車を脇道に乗り入れ 田んぼの近くまで 歩いて…

その花は、田んぼの畔に沿って…咲き乱れていました。

 

 何て花だろう? その場では分からなかった…

 帰って調べてみたら

 「ヌマツルギク」 キク科の帰化植物で、原産地は北アメリカで多年草。

 繁殖力旺盛…帰化植物はどれもすごいですよね。

 この花は特に 近年、畔道に咲いているそうですが、 今日初めて見ました。

 太陽の光を浴びて 凄く綺麗ですよ。

 野の草、外来種にお馴染の「セイタカアワダチソウ」はもう うんざりするほどですが

 これは、なかなか見栄えがしますね。

 

 そして、気が付いたのが、刈り取った後の稲の切り株が、また芽を出して綺麗なこと。

 青々とした1枚と、

 すぐ隣は刈り入れが終わり 切り株だけが寂しく残っている1枚 

 秋を通過して「冬」の気配を感じさせますが

 どちらもいい絵になっています。

    

 まったく 「見方」ひとつで 景色も違ってくるもの。

 

 この田んぼを振り返ってみると ここにも「すすき」があった。

  山の黒と 息もぴったり?  油絵のモチーフにいいね。

 

次は 小さな橋の上で止まって 「すすき」を撮りました。

 (田舎道って こんなこともできるんだ) 川面に揺れた すすきが 動画だね。

 しばらく眺めていた・・・ 車も 来なかった。

 

 

 続いて、国道の脇から1枚 ガードレールを跨いで 狭いところから パチリ

 風に揺れる ススキの波が 銀色に輝き 見事なものです。

 どこか、ゆっくりと眺められる展望台? でもあれば これはこれで素敵ですよ。

  なんか 水彩で1枚 描きたくなりましたね。

 

 

  どうです、普段何とも感じなくて過ごしている 景色が

 「気を付けて見る」ことで、立派な景色に変身していく。

  だから 「感じるんですね」

  今は、秋の季節感を味わっている これも 「季節」からのプレゼントと 言ってもいいのでしょうか。

  

 こんな時は 重なるもんです。

 近くの友が、秋を運んできてくれました。

    「柿」に「蟹」

 どちらも秋の色と 秋の味覚が  もう季節感 100%

 いや、季節感で 満腹かな?

 送り主のセンスを感じます。 

 奥さんは芸術家、絵を描いていらっしゃるので色使いは心得ている?

  

  「ワタリガニ」 ご丁寧にちゃんと既に蒸し揚げたものを。

 そして 柿は 自宅の樹からの恵み物を…運んでくれました。

 まず 柿を口に…ほんのりとした甘み、カリッとした歯ごたえ

  

 その日の夕餉は、真っ赤な蟹の姿が、食卓の主役

 蟹の身も しっかりとしていて 味も良く 感激・感激

 この際、行儀は考えずに…手で千切っては食べる 最も美味い食べ方で。

 これが ほんとの 「か~に してね」ですぞ。

 肴が美味ければ、当然のこと いつもよりは 進みます。

 今宵は 燗を付けて日本酒で…もう言うことありません。

日本人って幸せですよね、「四季」があることでどんなに生活が楽しくなるか

 決して、「小さな秋」では ありませんでした。

 

 

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竜馬に会いに行く

2016-11-01 | 日記・エッセイ・コラム

 この日小倉発  10:01の 新幹線さくら号に乗車

 

 何年ぶりだろう~岡山乗り換え 特急南風で一路高知へ。

 

今回の旅は「竜馬に会いに行く」が最大の目的

いや、もちろん本人はいない。

永年一度行ってみたかった「坂本龍馬記念館」へ。

幸いなるかな、今回夢が叶ったのは、OB会が「高知」で開催

その参加に合わせての旅となった。

また、偶然にも 先日のブログにもアップした

「没後20年司馬遼太郎展」も時を同じくし開催され、行って来た。

めらめらと燃え出した それが「竜馬」だった…

司馬遼太郎の作品「竜馬が行く」が世の中に竜馬をデビューさせ

彼の偉業を知ることになった事は、誰もが認めている。

  私も この1冊を読んでから 歴史観が変わり

その後 司馬遼太郎作品の大方は読破する大フアンになり、今日もその熱は冷めない。

没後も 週刊朝日MOOKでは「週刊司馬遼太郎」「司馬遼太郎の街道」の発刊が続く。

 

今回 列車で読んで時間を過ごしたのが門井慶喜著「ゆけ、おりょう」なのだ。

この本を本屋で見つけたとき おっ、とまず思ったのが

著者の名前「慶喜」 そう、徳川幕府最後の将軍徳川慶喜と同じ。

そして、慶喜、竜馬、おりょうが同じ時間の中にいたのだから… 

  いろいろ 竜馬に繋がっていく…。

 

高知駅に着いたのが14:42分

直ぐに路面電車に乗り 高知城へ足を向ける

 「高知城」

日本で唯一本丸建築群がすべて現存する、江戸時代の姿を

今日に伝える城郭である。 別名を鷹城

 

 

 昭和9年 国宝に指定される。

「石樋」と呼ばれるこれは

雨の多い土佐。城内には多くの水路が設けられ、石垣から飛び出した

石樋で排水していた。現在でも現役である。

 高知城の石垣は雨の多い土地柄を考慮し、崩れにくく

排水能力もある「野面積」が多く採用されており、見かけは雑に見えるが

非情に頑丈な築き方なのである。

戦国時代の「長宗我部元親」の築城~そして「山内一豊」がこの地を治め城の全容が

完成したのは16年後の事だとか。

この武将の二人についても 司馬遼太郎は

長宗我部を「戦雲の雲」 山内一豊を「功名が辻」に書いている。

 

高知の夜は、「三翠園」での宴を楽しんだ。

かの 山内容堂公(第15代土佐藩主) の別邸跡という由緒ある宿。

  容堂は隠居後の号

幕末という時代に「土佐藩」を風雲の中に巻き込んだ 一大の英傑だ。

    

 

 

 朝 宿を出て 少し歩き…バス停に。

 南はりまや橋 バス停 

 約30分 揺られて

 「桂浜」に到着

 

 先ずは かの有名な 竜馬さんの銅像を拝みに…

   

 高い、高い…こんな高い銅像は そうはない…

 大勢の観光客も シャッターを

そして なかなか ここから離れない、 

この高台から 海を眺め 今の日本をどんなふうに感じているのか

 聞いてみたい…ねぇ、竜馬さん どう思います?

 

海岸に降りていく。

竜馬がここに立ってはるか太平洋を眺めた。 あの時と

きっと同じように波は 変わらず 物言わず…

ここに立つ人 それぞれの想いを静かに見守ってくれているようだ。

     

しばし 竜馬を、おりょうを そして幕末の激動のドラマを頭に思い起こしながら

繰り返し、止むことのない 寄せては返す波頭を 眺め いっときを過ごす。

いい気分ですね。

こんな非日常的な時間 やっぱり必要だと感じた。

 

いよいよ 待望の「坂本龍馬記念館」へ。

記念館に入る手前に 銅像があって、ちょっとユーモアを。

銅像の竜馬さんが 握手を求めていました…

私も そう 固く ここで会えた感激を力を込めて

   初めての出会いなのでかな? 手が冷たかった。

 そりゃそうだ これ 真鍮製だものね。  まぁ いいか。

  記念館の入り口です。

  入場券とパンフレット

さぁ、入ってすぐに えっ、お出迎え…

なんと、 「おりょうさん」です。竜馬の奥さんですよ。

  本当に美人です。

顔つきも 「強そうな感じしませんか?」

竜馬も、タジタジでしたから…でも、このしゃっきとした感じ。

素敵です。

ゆけ、おりょうの文中に 寺田屋で幕史の急襲を受けた竜馬を救い出し、伏見の藩邸へ

かくまった翌日にはもう西郷吉之助が来て

「坂本さぁ、おいが国へ来もはんか」

「薩摩へ?」・・・・

「薩摩には、よか温泉がたくさんありもす。傷のなおりに効くのじゃが」

 

こうして おりょうと竜馬の 日本で最初のハネムーンが… 

二人の行った 温泉は 塩浸温泉。 

坂本龍馬って 案外いい男ずらしているよね  ハネムーン どうだったかなぁ 

司馬さんは「竜馬がゆく」では あまりしつこくは表現していませんでした。

 

館内は この時期なのに 結構な数の観光客がいました…

全国的ですね。ちょっとノートを覗くと

  ほら いろいろなところから個人的に訪ねていましたよ。 

相当なフアンなんでしょうね・・

 

さて、陳列されている資料は どれも 大変貴重なものばかり

飽きずに ゆっくりと 歩を進めて行きました。

ここは フラッシュでなければ写真撮影もOK

こんな資料も 

「海援隊約規」

  

 

竜馬が詠ったもの

 世の中はわれをなにとも ゆはばいへ 

 わがなすことはわれのみぞしる

  右の上から 歌の終わり四行目の しる(志る)と。

 

竜馬さん「字」は この時代では 上手なの? 下手なの?

なかなか注釈なくしては読めませ~ん! 現代人では。

 

 暗殺二日前 現存する最後のもの。

 坂本龍馬が陸奥宗光宛に送った手紙

 「さしあげようと言っていた脇差しは まだ大坂の使いが帰ってきませんので

どうなっているかわかりません…」

  日付 十三日  となっている。

   

そしてこんな展示も

 「近江屋復元」

  竜馬、中岡慎太郎が暗殺された(慶応3年(1867)11月15日)八畳間を復元

  

この事件の時に 竜馬が床の間に置いていた刀 「陸奥守吉行」  

攻撃を受け止めて刃こぼれした実際のもの 現在は 京都国立博物館に保存されている。

復元の屏風と掛け軸には 二人のものと思われる血痕が付いている。

座敷に上がって屏風、掛け軸とも近寄ってみましたら…

ほんとうに うっすらと血痕らしきものが…

 これです

 

 下の方に 点々と それらしく 分かりません?

 

司馬遼太郎 「竜馬がゆく」第八巻  この場面は

 「電光のようにかれらは走った。

  奥の間にとびこむなり、一人は竜馬の前額部を、一人は中岡の後頭部を斬撃した。

  この初太刀が竜馬の致命傷になった。

  撃たれてから、竜馬は事態を知った。が、平素剣を軽蔑し、不用心でいる。

  このため、手もとに刀がなかった。

  刀は、床の間にある。

  それをとろうとした。

  脳漿がながれているが、竜馬の体力はなお残されている。

  竜馬は床の間の佩刀陸奥守吉行をとろうとし、すばやく背後に身をひねった。

  この一動作を、刺客は見のがさない。

  竜馬の左手が刀の鞘をつかんだとき、さらに二ノ太刀を加えた。」・・・以下 略。

   そして 

  この夜、京の天は雨気が満ち、星がない。

  しかし、時代は旋回している。

  若者はその歴史の扉をその手で押し、そして未来へ押しあけた。 (完)

  

 本当に興味ある資料ばかりで…時間の経過も忘れ…

 展示の最後に これこそ 西郷だ!

 テレビなんでも鑑定団に良く出てくる 有名人の書「西郷南洲(隆盛)」

 いつでも 偽物ばかり ですが

 これこそ 本物の1枚

 

 力強いタッチで うまいんだろうなぁ~ 鑑定や いかに…

 

 最後に こんな 洒落た「おもてなし」が。

 いいね、こんな企画 フアンにはたまらない。

 拝啓龍馬殿  のレター用紙が用意されており 

  なんか わくわく どきどき しながら…

 「想い」を書いてきました。

 「何を書いたかって…」

  それは 内緒 ラブレターですからね。 

  「竜馬は生きている。

   我々の歴史がある限り 竜馬は生き続けるだろう。

   私はそれを感じている自分の気持ちを書く。

   冥利というべきである。」

    と、司馬遼太郎は この「完」 のあとがきに この言葉を残している。

 

 今回の旅、 竜馬さん…存分に楽しませていただきました。 ありがとう。

 

 この冬  再 再 再の「竜馬がゆく」を読むことにするか…

 

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。