黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

柿は食うもの? 

2010-10-31 | 日記・エッセイ・コラム

 「柿食えば 鐘がなるなり 法隆寺」 子規

深まりゆく秋

この季節の果物といえば 「柿」

我が家の庭にも「柿」の木 2本

渋柿なので 食すことなく 鳥たちへ。

この時期 枯葉の掃除に手をやいている張本人の柿の木

「食べない柿」の使い道

我が家では「活ける」に使う。

「花」の役目

熟したその姿は実の魅力的

そこで このように普段は料理用の皿に盛ってみた。

Dscn1033

磁器の白に朱色が映えますね。

梯子を架けて枝に鋏を入れて取ったもの

自然のままに。

Dscn1034

葉の1枚ごとに味のある色彩・・・枯葉色?

柿の実が渋い、だけじゃない。 

色も実に渋いねぇ~・・・・。 

生きてる葉だから「いい色」で鑑賞できるの。 

時間と共に変色するので瞬間芸術家もね。

この頃里に「熊」「猪」「猿」が出没! 

のニュースが

彼らも異常気象で山の幸が不作? なのだね。

こんな愉快な1句を読みました。

   「渋柿を公園の猿 投げ返す」 投句より

 いくらお腹が空いていてもさすが渋柿は

 猿でも食えねぇ~・・・・ 猿は渋々去っていく?

good timeing・・・・ 念ずれば通じる?

本当に旬の「食べられる柿」をいただきました。

 下記のような? 

早速これも 藍の器で鑑賞してから 口に・・・・

 

Kaki_001

 

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黄色大好き!

2010-10-30 | 日記・エッセイ・コラム

 今、花壇の花が少なく隙間がちらほら・・・

そんな花壇で一際 目だって咲いているのが「黄色の花」

一番華やかな姿が 「コバナセンナ」

大きく、広く、伸び伸びと 

Dscn1028

 枝が撓っているので風に揺れて踊るように。

傍には、近寄って葉に触れると、プーンときつい

香りがしてきます。 「マリーゴールド」

Dscn1030

この花はとにかく生命力強し!

逆境に強く、無精者の私の花壇にはうってつけです。

数多く植えてあるオキザリスの中で、これから冬に

かけて澄み切った黄色で和ませるオキザリス

Dscn1032

縁を彩っています。

 強いと言えば、この花も。

夏も精彩を放ちますが、これからも目立ちます。

「ユリオプスデージー」

Dscn1031

いずれも、葉は濃い緑。

色彩のコントラストでは目立つ組み合わせです。

しかし、それぞれ自分の「緑色」を持って

個性を主張しているのが面白いですね。

花って、近づいて、ゆっくりと観察していると

実に面白い・・・・・まだまだ「美」の新発見ありです。

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I't enjoyed the ART&MUSIC(jazz) tody

2010-10-29 | 日記・エッセイ・コラム

今朝8:00には家を出て友達の車で博多まで直行。

福岡市美術館で開催中の「シャガール展」へ。

Dscn1019 Dscn1018

Dscn1016

フランス ポンピドー・センター所蔵の作品から

約70点選りすぐって彼の人生を追うとともに、

同時代に活躍したロシア前衛芸術の

巨匠の作品約40点と対比して紹介・・

そのなかでも、「カンディンスキー」の作品

も。

各美術館や、美術展でシャガールの絵に触れる

ことはありますが、これだけ一挙は圧巻でした。

Dscn1022

特に今回、歌劇「魔笛」の舞台美術シリーズ

約50点がまとまった形で初めての公開とか。

これも大変に珍しく、舞台俳優たちの「衣装」

「舞台の背景」などを1幕~最終章まで

細かく1枚1枚スケッチした作品でした。

このスケッチ画(小品です。僅かB5くらいの)

今回 とっても素敵な1枚が これ。

57歳 愛妻べラ急逝、悲嘆に暮れる。

翌年、製作再会した時の作品

「彼女を巡って」

まだまだ諦めきれずに、愛妻を・・・・

Dscn1024

これでいったい How much?  ・・・億円かも?

とにかく彼の作品は最高のお値打ち・・・・・

お値段はともかくとして、ゆっくりと、静かな気持ちで

「いい絵」を鑑賞するのは最高の気分ですね。

巨匠は長寿ですね。なんと彼は97歳まで・・・・。

ピカソも、そして日本の小倉遊亀さんも~

み~んな 長寿です。

芸術家は総じて長寿の傾向あり?

帰りは高速バスで 余韻を感じながら帰途へ。

さぁ、夜の部は 近くの公民館で

世界のギターリスト 「吉田次郎」の

hometown concert 2010

joint 愉快な仲間たち  の会場へ。

Dscn1023

この催しは町の文化事業の一環として

毎年行われ、吉田さんは深く関わっていた歴史があり

この世界的に豪華なメンバーを引き連れて、この

田舎町に来てくれているのです。

最高のプレヤーばかりで、驚きです。

ちょっと紹介しておきます。

ピアノ=アンディエズリン 今、NYKの若手ジャズシーン

で最も活躍していると。

この12月には例のNYK「ブルーノート」で2ヶ月間出演。

ドラム=ジーン レイク

現在、ドラムを志す人のアイドルだって。

バークリー音楽院在学中に我が町にホームステイの

経験ありと言う深い因縁

サキソフォン=オレ マディセン

レイクと同じバークリー音楽院 さらに同じく

この町にホームステイを。

彼の演奏は、驚異的なテクニックだ。

初めて聴いた・・テクニックは

サーキュレイト奏法(極めて複雑な音階を

何分間も吹き続ける事が出来ること)

現代サックス奏者の世界最高峰に君臨

していると・・・

ベース=坂井紅介

超一流ミュージシャンが必ずステージに

迎える屈指のプレイヤー

凄いでしょ。

このメンバーの演奏を、この町で

たった2000円で堪能できたのです。

さらに今回は、町のコーラスグループが3つ。

地元の中学生吹奏楽のみなさんも

吉田さんの指導のもと、練習を重ね、見事に

万雷の拍手の中で舞台を賑わしてくれました。

 町が活気付くのは・・・経済だけではない!

「文化」が根付いて初めて本物になる。

そんな高ぶる興奮を味わった2時間でした。

・・・・・

今、今日の余韻を楽しみながら

冷たい、冷たいビールを飲んでます。

身体が火照っているのは、ビールを飲んだからじゃない。

art&music の素晴らしさが「脳」を強く刺激しているから。

もう少し飲みま~す。 

吉田さん、センスがいい・・・なんて言うか 

「惹きつける」     魅力だね。

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冬支度いろいろ

2010-10-28 | 日記・エッセイ・コラム

 いやぁ~、ホントに寒くなりました。

これ本物? 急激な寒さ到来ですね。

冬支度も大急ぎ・・・

先ず、ベッドの掛け布団を冬用に取り替える。

同じようにパジャマも長袖の冬用に。

さらに下着も。

次に、暖房器具の準備を。

ストーブを倉庫から出して掃除しました。

Dscn1012

灯油タンクの確認 Dscn1014_2                   

因みに、スタンドへ行って聞いてきました。

「今年の冬の灯油上がってます?」

「そうですね、春より1缶で200円弱・・・」

うむむむ・・・・

こうゆう時期物って、すぐに反応しますね。

この冬はかなりの寒波襲来?のよう。

この際、少し買いだめしておくか・・・

でも、灯油缶にも数の限度があるしね

とりあえずは、5~6缶だけでも。

夏は冷房代がかなりでした。

この冬は、暖房費がかかりそう。

生きていくって・・・大変。

熱中症のニュースがこの冬は凍死のニュースへ

変わるかも???

なんだか身体も気持ちも「寒~い」 冬に。

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舞台のフィナーレ、そしてオープニングへと

2010-10-27 | 日記・エッセイ・コラム

 今朝の寒さは? もう冬のよう。

ストーブ? でもまだちょっと早いし。

とりあえずは下着は長袖にでも。

風も相変わらず強く、落葉が舞っている。

花壇の一画の「コスモス」も秋の主役を終えて

この数日の強風でまとった衣(花びら)を脱ぎ捨てていた。

Dscn1008

一体何色の衣装だった?

年1回の舞台公演?もフィナーレを迎えました。

来年またのお越しをまっていま~す。

来年はもっと大勢の出演になりそう・・・・。

ほら、こんなに種をびっしりと残しています。

Dscn1011

もう少しそのままにしておき、完全に乾燥したら

その種を大地に戻します。

自然に任して、来年無事の「芽」が出るのを

待つことに・・・・・。(ちょっと無精しています。)

直ぐ傍の「ポーチュラカ」も同じように終焉です。

夏の太陽と競って艶やかな姿で楽しませてくれました。

長い間ありがとう!

姿も、ぐったりとしています。

Dscn1009

まだ少し元気のいいのが、最後の「華」を

披露してくれていますが・・・僅かな時間しか

もう残されていませんね。

今年は少し遅れていますが、この後に

「ビオラ」の株を植えていく作業が始まり

いよいよ秋から、冬~春への舞台を準備

しなければなりません。

春夏秋冬・・「舞台」は季節の変わり目に合わせ

主役たちの登場で賑わっていく。

 

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冬の足音が・・・

2010-10-26 | 日記・エッセイ・コラム

 寒さを感じるほどの朝だね。

気温は15℃前後?

あの猛暑の記憶も忘れそうな変化です。

晩秋初冬の雰囲気です。

風がやたらに冷たく感じるのも急激な温度変化だから

庭の柿の木の落葉が音を立てて吹き飛んでいく。

まるで絵本の1ページみたいな情景

目を上に向けると大きな柿の枝が震えているかのよう

緑の葉から一斉に渋い赤・赤紫・茶色・・・へと

そして繁っていた樹幹に隙間が目立ってきたようだ。

Dscn1006

もうすぐ地上は「柿の葉」で埋まってしまう。

玄関の敷石の鉄平石にシマトネリコの枯葉

毎朝箒が大活躍のこの頃

一番庭掃除が忙しくなる季節の到来?

Dscn1007

今朝も道路沿い2面の垣根の落葉が強風で

大量に散っていた。

他にも 「欅」 「アカシア」 の落葉掃除

これから庭は「鑑賞」ではなく

「労働」に変わる庭に。

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周りは「休耕田」ばかり

2010-10-25 | 日記・エッセイ・コラム

 今日も雨

じっくりと大地に染み渡っている。

樹々もたっぷりと味わっているのでしょう

元気が出ているようです。

日頃何気なく歩いていた畑や田んぼ

今、強烈に気がついたことが

私の目に入った風景が大きく変わった?

周囲が「黄色」で覆い尽くしている。

そうなんです。

休耕田に猛烈に伸びている外来種の花

「セイタカアワダチソウ」の姿です。

Dscn1003

Dscn1001_2 こんなにも?

稲刈りが済んだ後

まわりの景色突如

一面が「稲穂」が消え

この黄金色の花ばかり

の田んぼの姿になっている。

Dscn1002_2 かなりの広がりを・・・

もうすぐここは

土地区画整備事業が

始まるからか?

それにしても、この光景は不気味な感じがします。

何百年も続いた「農耕地」が消えていく・・・・

時代が変われば、生活も「変わる」ことは必定だが。

田舎の田園風景とは・・・春の青田から始まり、

秋の「稲穂」が風の中に揺れて、鳥や、花や、雲が

鳴き、咲き誇り、動いていく様・・・だった。

そんな原風景が無くなっていく。

黒船が来て、維新が始まった。

セイタカアワダチソウはここでは黒船なんだなぁ。

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「60歳のラブレター」

2010-10-24 | インポート

 今日は久しぶりの雨

そう、どのくらい降らなかったのだろうか

慈雨です。

南の奄美では大災害で皆さんお困りなのに。

冬の雨のように冷たく、淋しい雨でもあるが。

こんな日は本のページをめくるのが正解?Dscn1000

10年ぶりに本棚から取り出したのが

この本「夫から妻へ、妻から夫へ

 60歳のラブレター

平成13年冬に買った本 住友信託銀行が募集をし反響が

大きく全国から1万6000通の応募作品が寄せられたとある。

ハガキ1枚という制約の中、夫や妻への思いを凝縮して綴った

感動の人間ドラマそのものです。

読み返しながら、目頭が熱くなり、涙し、夫婦がお互いを

思いやる気持ちがひしひしと・・・・・。

自分たちの人生に重ね合わせながら・・・うなづき、微笑み

反省し、新たな思いにも。

これは筋書きのないドラマなのです。

実際に生きた人生をリアルに映し出した真実です。

感動とは、作り物の中にはありませんね。

そして、自分の気持ちを代弁してくれた本です。

このブログを開いてくれた方も

是非、この1冊を読んでください。

悩みの参考に、夫婦の溝を少し埋める?

夫婦の「あり方」に発見がありますよ。

「読む」のではなく、「聴く」という本かもしれません。

本棚の「本」も、ただいつも置いてけぼりでは可哀想。

時々は、開いてあげるものですね。

感動をありがとう!

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映画館で楽しむ

2010-10-23 | 日記・エッセイ・コラム

 久しぶりに映画館へ行った。

小倉Tジョイリバーウオーク北九州 

ここ数年 ここしか行かない。

昭和40年代に最も映画館に行ったもの。

その当時は東京勤務だったので、

渋谷の文化会館の中に封切館が3つあり

当時は洋画ばかり見ていた。

「王様と私」「ベンハー」「南太平洋」

「十戒」「ウエストサイド物語」・・・・

数え切れないほど 通ったものです。

今回は、邦画「十三人の刺客」

役所さん 熱演でした。

13人で数百名の軍団を迎え撃つ・・・  Dscn0997

荒唐無稽? これぞ チャンバラでした。

内容なんてどうでもよろしい。

楽しい時間でした。

もう1本は洋画「エクスペンダブルス」

これもハチャメチャの活劇もの。

とにかく強い、強い、傭兵軍団なのである。  Dscn0996

これも 映画だからできる技・・・

私の映画哲学はそのとき楽しめばいいのである。

何回も見ようと思う必要もない。

スカッ・・・とする。 これが大画面の映画の醍醐味です。

この映画は主役スターのオンパレードでした。

それぞれが主役映画の顔で~す。

シルベスター・スタローン、ジェット・リー、ミッキー・ローク

ブルース・ウイリス、アーノルド・シュワルツエネッガー

ジェイソン・ステイサム、ドルフ・ラングレン・・・

もう筋肉モリモリ俳優のオンパレードでした。

終って帰る頃には、すっかり頭から内容は吹き飛んでいました。

ときどき、こうして「脳」に溜まった「オリ」を掃除しています。

それには、娯楽映画が一番です。

「悲しい」「深刻」「考えさせられる」・・・こんな映画は見ないのです。

2本見て、シニア料金1本1,000円なり・・・・

時間もたっぷり潰せるし、お安いお楽しみ価格ですよ。

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シンポジュームへ

2010-10-22 | 日記・エッセイ・コラム

 1ヶ月程前に朝日新聞に参加者募集の記事が。 Dscn0994                   

現在、我が町のまちづくり

カレッジでの勉強に参考に

なるのではと申し込んだ。

今日がそのシンポジュームの日「北九州国際会議場」メインホールにて

・・・地域のことは地域に住む私たちが決める  Dscn0993_2

「地域主権改革」の第一歩が踏み出された今

どのようなまちづくりが進んでいくのか・・・・

第1部講演 「地域主権改革による新たな国づくり」

         ジャーナリスト 高野 孟

第2部 座談 九州から発信する地域主権改革

     高野孟 北九州市長 北橋健治 

     朝日新聞論説委員 坪井ゆずる        Dscn0995

 僅か2時間だったので正直消化不良の内容でした。

 高野さんの講演も、マクロすぎ、また民主党応援?

 臭い? 「・・・・をやりたい」という達成には程遠い

 マニュフェストのおさらい・・・のような感じでしたね。

 理想卿が盛り沢山? 一般市民としては 非現実的で 夢か?

 物事、一挙に出来ないことは理解できるが、それにしても

 旗を揚げて向かうには、この「地域改革」はそんなに生優しいものじゃない。

 政治家も、志と現実のギャプをどこまで理解しているのか?

 現政権のやってることに疑問を投げかけるのは私だけじゃない・・・・。

 理想はいいとしても、その為の環境整備もなしに、掛け声ばかりじゃね。

 これだけは、言っておきたいね。

 「失政は、最終的に住民が負担者である」ということを。

 「町づくり」と、言うけれど、先ずは、住んでいる一人一人が

 本気で考え、責任も応分に持つのだと言うことを理解していないと

 時間だけが空しく流れていくのだと。

 市長が一言

 「この地域改革は、マラソンの競技場を出たばかり」なのだと。

 これから、長く、苦しい、闘いを乗り越える時間、気力、体力が必要なのだとね。

 現実的には、この小さな町での 「町づくり」ってのも

 住んでいるみんなが「どう目覚める」のか・・・でしょうね。

  「変える」ということの難しさを改めて おさらいした貴重な1日でした。

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。