黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

えっ? これほど・・・

2018-01-15 | 日記・エッセイ・コラム

このところ野菜の高騰が続く

新聞にも

 

 確かに 高値ですねぇ~

 近くのJA直売所を覗いてみました。

 普通、野菜はほとんどここで買っています。

 スーパーで買うのは、ここで売る切れたとき、もしくは種類がないとき。

 やっぱり新鮮さと、安さが魅力ですから…

 しかし、このところの高騰は、少々 野菜の消費が遠慮きみですね。

 鍋も遠慮、根菜類で我慢している? 

 いや、根菜類はおかげさまで 頂いたものがストックでありましたから

 さつまいも、じゃがいも 里芋 人参、玉ねぎ…

 アレンジすれば いろいろメニューはOK

 

 先日の土曜日に 直売所に行き、キャベツをと思って…

 これが?  可愛らしい…早世キャベツですが やっぱり小さ目ですね。

   普段なら…この半値くらいかも

 

 

   サラダに ブロッコリーと 手に取れば

    これも、小粒で… 諦めました…

 

  これは 出荷されている生産者の方たちの責任ではありません。

   「市場」の動きに 影響されているからなので…

   つまるところ、生産者も 消費者も 大変なんです。

   しばらく青物野菜は 買い残っていた 「白菜」「白ネギ」と「キノコ類」を併せての料理に。

 

 昨日の夕方、ありがとう! が。

  隣組の Eさんが 野菜を届けてくれました。

  土からひいたばかりの真っ白な大根 赤土とはみ出した髭つき?

  ふんわりと柔らかそうな キャベツ そのまま齧ってもよさそう

 

  みているだけで 美味しそう!

 この方の造る野菜は ほんとうに 優しい味 柔らかな味です。

 育て方を見ていても、とっても 丁寧に 愛しんで野菜つくりをしています。

 野菜も、果物も、花も・・・・

 育てる側の「心」が  美味しく、綺麗に  させるのでしょうね。

 

  形が悪い、いびつだ。 揃っていない などと

  どうして 形から 入って 買っているのでしょうか

  生産者にとっては 大変な苦労なのにといつも思ってます。

  肝心なのは 形ではなく、 味でしょう…

  大きいとか、小さいとか 形がそろっているとか いないとか。

  包装がしていない している 等 

  みんな 消費者のわがまま? じゃないでしょうか…

  大小取り混ぜて、1袋  〇〇円  だって、いいのにと

  上手に 切って うまく料理すれば 美味しいはずですよ。

  私は そう思いますがね。

 

 日ごろ 作り手の感謝を忘れているのではないか…こんな時期に

 改めて、「感謝」の心で 食したいと。

 

 

 

 

  

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朝「雪のドラマ」を。

2018-01-12 | 日記・エッセイ・コラム

今朝も5:30に起床

玄関横のポストの新聞受けに まだ 真っ暗

天気予報では大雪…まだその気配なく、風が強く吹いている

いつものように「天声人語」の書き写しを始める

 終わって、外を見るとうっすらと雪が

しばらくして白い粉が舞い始めた・・・・太陽はまだ顔を出さない

段々と本格的な降りに~ 横殴りに飛んでくる

庭も見る間に白一色…

どうせこの地域は そんなに雪が深く積もるとも思えない が

 いつものことと。

朝食後、外を見ると なんだか落ち着いたような感じです。

 滅多に見ない景色なので と カメラを

          静寂が 庭を駆け抜ける・・・

 

 

 花や 樹が   突然 嬉しそうな顔になったような気がする~

 

  シマトネリコ     みかん      南天の赤い実   パンジー?

     

  ジャカランダ     ソテツ     アカシア     トネリコ

   

  水仙         欅        紅葉

  

 

 

 

     「雪の精」が  枝に 葉に 積もるだけで 1枚の絵になる。

 

狐の足跡? いえ、 カメラの移動で…私の靴の跡・・・・

 

  花鉢を置く 木製の台に  太陽が射してきた~

 

 もう 朝の雪のドラマの終焉だろう…

   最初のころの山茶花にも 陽が射してきた…

 こんもりと積もった雪  解けてしまうまで…もう そんなに時は必要ない のかも。

 

 

 太陽の力は 凄い!

 

 

 いつも景色に 戻っていた…

  雪が降り 冬の寒さの終わり…

 山茶花が散る  止めどなし~   

 散ると 言うのか いや、こぼれていくような…

 短い時間の 雪の精の ドラマが完全に 終わった。

 

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新春名画に触れる

2018-01-10 | 日記・エッセイ・コラム

 1月9日 夜半からの強風は朝まで続く…

 どうしょう? と迷って、しばらく風の止むのを待つ。

 なんとか治まった感じ…10時

 高速バスで「博多」へ。

 終点の天神バスセンター 

 現在開催中の 福岡三越開店20周年記念特別企画

「平山郁夫 シルクロードコレクション展」へ。

 

 開催当日の朝日新聞の広告欄に 

鑑賞者希望の応募広告が目に止まり 早速応募。

春から縁起がいいね~!   当選。

「優待券」で入場です。

 

 

 「シルクロード」 この言葉だけで~ もう 胸が高鳴ります。

 言葉の「「ゴロ」もいいですね。

 いつか行ってみたいとこはどこですか? って 聞かれたら…「シルクロードの旅」

 って、絶対に答えます。

 

 私の夢も このルートでした。

 そして「シルクロード・バスの旅」に申し込み。

 しかし、出発前に 母の訃報、涙を呑んで この旅行の取りやめにした思い出が…

 あれから、齢を重ね 体力的には無理な行程… なんせ、50日以上の日程です。

 夢を諦めた

 そんな思い出の シルクロードです。

 

 平山画伯のシルクロードの旅は 数々の美術書、著作本で頭の中での

 バーチャルの旅を何回もして来ました。

 「美術展」にも 何回も出かけました

 「平山郁夫美術館」にも足を向けました…そして また、この福岡での

 出会いが、 胸 わくわく  いざ~

 何度見ても、飽きません 平山画伯の絵は。

 

当然、会場内撮影禁止…

 係りの方へ、作品リストありますか? と、聞いたら 「ありません」

 じゃ、ペンと紙 頂けませんか? 作品名書き取りたいのですが・・・

「申し訳ありませんが、それも駄目です~」  ????

  「不親切」

「記憶」に頼るほか~  ということで

帰宅後、ネットや本で 記憶の絵を探してのアップとなりました。

 

 平山さんの絵は 多くを語る必要もないですから

一緒に ご覧ください。

 

 今回の目玉は チラシにもありました この絵でした。

 「パルミラ遺跡を行く・朝」

 

 「パルミラ遺跡を行く・夜」

 

                              *画廊のリトグラフから掲載

「古代ローマ遺跡 フォロ・ロマーノ」

 

 会場の正面に3枚が並び その幅 10m の壁を 占めており 圧倒的なボリュームでした。

 

 そして、この「青」の表現  なんとも言えない 心静かに…

  「ブルーモスク」

 

そして、人間はなぜ 戦争をするのか?

 遺跡の破壊行為は 何をもたらすのでしょうか… もう、二度と 戻ってこない

 

 「バーミアン渓谷破壊された石仏」 パキスタン

 

 その他 各種のデッサンや遺跡の数々が展示され~ シルクロードの旅を満喫しました。

  

 

 展示品の中には、 シルクロードで発掘された 仏像、装飾品、金具なども。

  

       「円形の切子碗」 イラン  5~7世紀ごろのもの

  えっ、 そんな昔に これだけのものを作り出していた…

 その他の貴金属も

 

 

  このシルクロードは 途方もない 歴史の宝庫です。

 まだまだ これから 歴史を覆すほどの 貴重な発掘発見があり、

  「人類の遺産」として世界の注目を集めるのではないかと。

 

 やっぱり、ここは 「夢」のロードです。

 

 

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「風神雷神」を読んで

2018-01-08 | 日記・エッセイ・コラム

 今年の正月はゆっくりと過ごせました。

 子供も孫も 来ない 静かな晦日から正月

慌ただしさがなく、静けさをたっぷりと味わうひと時でした。

 本屋に出かけ 目に留まったのがこの1冊

去年から、江戸時代の「絵師」の本とのめぐり合わせが多く…

美術館巡りの企画にも好きな絵師が たびたび登場するのも

奇遇?

 また、フィクションの中に飛び込んで 

著者の巧みなストーリー構成にはまってしまう。

この1冊もそうだった。

 「風神雷神」

言わずと知れた「俵屋宗達」の屏風絵だ。

 

この本の最終章に この物語の核として登場するのがこの1枚。

 以前にブログアップした 「長谷川等伯」の松林図

 「若冲」、「狩野永徳」など の「絵」が世の中に出てくるまでの

物語は、ただ、「絵」を鑑賞するだけでなく…

著者の筆によって、「きっとこうであろう~ 事実とフィクションを

織り交ぜての展開が面白いのだ」

 いや、絵師たちは その1枚に 自分の思いを全力投入しているのです。

その 一部でも 理解することで 尚一層、面白く鑑賞できるのですから

 事前の「物語」は欠かせないものです。

 

この「柳 広司」さんの266ページの物語も同じ。

ページを追いかけながら 一行、一行 噛みしめながら進む。

また、この時代の 人物に・・・・

 秀吉、家康、秀忠、家光~

 出雲阿国、キリシタン大名の高山右近、ウイリアム・アダムス(三浦按針)

 

1枚の絵が完成すれば ネットでその絵を眺め 納得する。

 「文章」の展開と 「絵」の鑑賞

 画面美術館巡りを堪能した この正月でした。

だって、現在 収蔵されている彼(俵屋宗達)の絵は

日本各地の 神社、寺院、美術館、個人蔵と 

 その1枚を訪ねていくのは並大抵だが

ネットの検索で 容易に鑑賞できるから。

 本人「宗達」の周囲に 時代のきらめく人物が次々と登場する。

 

そのトップバッターが お公家さんの「烏丸光広」

 なかなかの強者であり

 光広との出会い… この男によって

 「美の最前線」に引っ張り出されるのであった~

      

 彼の公家仲間や宮中への「コネクション」あっての物語だ。

 この本の中でも 名画の紹介が続くが。

 この1枚から物語は始まるのである

「舞楽図屏風」

 かの秀吉によって一大イベントとして知られる

 花の「醍醐寺」三方院の表書院の屏風なのだ・

 

以下、次々と名画が…

「蓮池水禽図」 

 「源氏物語 関屋図」屏風

「源氏物語 澪標図」屏風

「蔦の細道図」屏風

 

 

そして 宗達の絵と共に 彼の「書」が添えられてなければ

1枚の絵も 歴史のページに登場しない。 

「本阿弥光悦」こそが 主役なのかも? 

 

 光悦に関しては、また 機会を見て 登場してもらうことに。

 「光悦」「宗達」が遺したものに こんな逸品が。

 

 「鶴下絵巻和歌集」

 「蓮下絵和歌巻」

 さらに 楽焼白片身変茶碗  銘「不二山」(国宝)

 

 屏風絵、絵巻、掛物、貝絵、扇…

 新春にふさわしい~

 時間をかけた「美術館巡り」のような

 そして 美術史のおさらいも この1冊に。

 感激の正月でした。

 

 

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初詣

2018-01-03 | 日記・エッセイ・コラム

新しい年を迎えました。

この月で「76歳」

感慨深いものがあります。

 

そして「新年を迎える」に当ってこの14年間の大晦日~3が日は

子どもや孫と一緒の新年でしたが

年越しから、新年は 二人だけの時間を過ごしたこと。

「何て新鮮なんだろう!」

今までの喧騒は? こんなにゆっくりできるのか…

 子供との時間から、孫の誕生で家族が増え 

暮れから、正月は 戦争状態の今まででした。

それが ない!

 「いいもんですね」

 この静かな時間の経過は…。

 子供や孫が 嫌いだとか、面倒だとかじゃないんですが

毎年、あれよ、あれよ…いったい何しているのか…

「来てくれた歓び」は、ひとしきり。

食べること、飲むこと、孫の相手と 

 朝から晩まで 獅子奮迅の立ち居振る舞い。

 さすが この数年は 歳を感じるようにも…。

 

 帰るときのあの爽快さ…歓び。

 子供だって、大変!

 親だって、大変!

 言葉に出さないけれど、きっとお互い

 そう思っているんだ と。

 でも、これが親子関係なんだからと…しぶしぶ納得?

 

 まぁ、ともかく 東京から郷里に帰って 今年15年目を迎える

 そして、初めて「夫婦」だけの正月だったのだ。

 気分も最高!

 

しかし、いずれは、ずっと二人だけに、そして 一人に…。

 まぁ、これも運命、 時間に任せましょう。

 

 ということで初詣に…

 近くの神社へ。

 日ごろから あまり神仏に手を合わせて…

 不足がち~ いい大人なのに。

 駄目ですね~

 

 お賽銭の用意をして

 滅多にないことだから…心を込めて

 「始終、ご縁が ありますように」と。

 お賽銭は

  45円…?

  敬虔な気持ちで 手を合わせて 新しい年のスタートを。

  あまり的を得ていない?

 じゃ、破魔矢だ。

 

 ゆがんだ心を 追っ払ってもらいましょう…

 よい年になりますように。

 

 

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。