黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

仕事の後の これっ! って 最高です。

2016-02-28 | 日記・エッセイ・コラム

毎年 町に4つある「公民館」では、この時期に

 公民館祭りを開催している。

 昨日は中央公民館でのお祭りで 今日まで開催

 今年も我が 「まちづくりカレッジOB会」も正面玄関前で

 「もち搗き」の実演と販売を行った。(27日のみ)

 公民館祭りは、公民館講座の受講生や自主サークルのみんなが

 日頃の学習の成果の発表の場、そして地域との交流の場なのです。

 会場は こんな風な発表の場に。

  

 我がOB会メンバーもテントを張ったり、餅つきの準備も終え 

 オープニングセレモニーが終われば

 蒸篭にも蒸気が噴き、いよいよ餅つきもスタートです。

  スタッフも手慣れたもので… 臼に響く 杵の音も力強く

 周囲の掛け声とともに 将に乙女の柔肌のような ふっくらの餅の出来上がりです。

  台の上に乗った餅を 手際よく 丸餅に 仕上げていく…

 「ちょっと大きわね・・」「 これじゃ、パックするとはみ出しそう」と

 賑やかなうちに、どんどん 並べられていきます。

 本日の販売は 白い丸餅、酢もち、きなこ餅

  人気の酢餅 きなこ餅 1パック 100円で。

 その場で 箸を持って立ち喰いの面々… 持って帰るから 包んで… 

 「私、白餅 3パック頂戴!」 

 「ありがとうございます」   順調 順調。

 スタッフお土産の餅にも影響?  無事、完売でした。

 

 後片付けを始めようとした頃に 冷たい雨が降り出しました。

 ここも、全員で手際よく片づけ 終わったのが14:00過ぎでした。

 

 朝から立ちっぱなし…その時は 感じない身体も 終われば…

 そうなんですよ、やっぱり足腰が。 

 寄る年波には???? まだまだと思っても 。

 

 こんな時は、やっぱり 頼るものと言えば、一杯の ???です。

 餅の食べ過ぎ? 

 だって 日頃 あまり餅なんて 口に入れないでしょ。

 きなこ餅、酢餅 と ついつい頬張れば…腹持ちもよくなる。

 

 夜は 肴だけで十分と。 キッチンに立ち 素早く肴の用意を

 レタス&トマト、サラミソーセージ、クラッカー

 干しブドウの実、チーズ(ブルー、バニラ、カマンベール) オリーブの青漬け。

  これ 並べるだけの簡単  ちょっと 手を動かして

 卵のスクランブル(トマ・マヨ和え)をさらに盛って。

  ワインはいつもの チリ アルパカの赤を。    

  う~ん、美味い!

  これで疲れも 吹っ飛んだ! 

  これは 私の 常に開催中の「イベント」でもあるのです。

 

 

  ときに、ワインの効能 って 言われるでしょ。

  ワインには、多くのミネラル、ビタミン、ポリフェノールありで、体内の抗酸化作用、

  血圧降下、殺菌(毒があり? どんな?)抗がん作用等、多くの効果が あると 言われています。 

 

  ワインにも 高級と呼ばれる 「ビンテージ」 これは 長期貯蔵しているので 

  分子が進み 高級アミノ酸が発生し 効果も大だと。

 

  本当は、高級ワインを少し飲むのが 一番いい方法だと…しかしねぇ。 

  庶民には 「健康」は考えますが、経済もねぇ。 …というので、私はお手軽なお値段の

  ワインで愉しんでます。

  健康って、結局、心の持ち方 ひとつだと思ってます。

  この歳になると、恐れるのは、「アルツハイマー病」・・・・治らないというからね。

  藁をもにすがり、ワインには、この病気の予防に チーズと組み合わせて…の効果あり。と。

 

  これも、所詮、「呑兵衛」の理屈? になりますかね。

 

  いや~、 でも、 人世、「愉しんで」 ~をする。 

  これが 一番ですぞ! 

  健康には  ほんとうに。  

  これまた 老人のつぶやきでした。

 

  

  

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宴の後には・・・椿物語

2016-02-26 | 日記・エッセイ・コラム

少し春の兆しが?

 庭に1本の「椿」(名前が(港の華)という)が咲いている。

椿と言えば、「藪椿」が普通なんですが、もちろん藪椿も咲いてはいますが

陰に隠れて静かな存在です。

 一方、この「港の華」は ベランダの正面に位置し、すっく、と細くスマートに

立ち木しています。

 日増しに花は膨らみ、開花していくのを眺めるのが 今、いちばん 朝の楽しみです。

 

  椿って、日本原産なんですね。 ものの本によれば、日本書紀には「海石榴」という字で。

  また、万葉集 巻一の歌にあり、かの大伴家持も歌っている 古い日本の花。

   先日、戦国時代の頃の日本とヨーローッパのこと調べていた時、 大体は 向こうから日本へ渡って来るのが多い中で

  この椿は 日本からヨーロッパに渡ったのが18世紀で、長崎からイギリスに渡り、ヨーロッパ全土の貴族の庭園に

  植えられるようになったという。( 16世紀にオランダへ渡ったのが始まりとも)

   19世紀 になって フランスでは 椿ブームだったとか。

   そう、オペラの「椿姫」なんかも、 こうした 椿の影響かも知れませんが。

   日本の様に 庶民の花ではなく、 あちらでは 上流階級に限られていたそうです。

   何故かって言うと、「温室で咲かせる花だった」 ヨーロッパでは 露地では栽培できない?

    基調で高価な花だった。   その椿は

    なんと、九州長崎が窓口だった。 つまり オランダをはじめとする国の船乗りが きっと種か苗木を持ち帰った?

   そして逆に、今度は日本に来るときにチューリップをはじめとするいろいろな花の種や球根を持ってきた。

     「歴史」って 一つの「花」を 話すことだけでも いわく因縁があって ストーリーもある。

    楽しい話だよね。

   

    そうそう、今朝の話の「宴」とは  宴と言うか、私にとっては「こんちくしょう!」なのだが。

    彼ら? この鳥にとっては、甘い 甘い 「宴」の話なのです。

   つまり、開花したばかりの 椿の芯の周囲に「蜜」がたっぷり…それを狙いに 飛んでくるのだ。

      

   鳥は 敏感ですね、シャッター音で すぐに飛び立ち、なかなか 撮れません。

   望遠でも持っていれば はっきり写せるのですが… ただ普通のデジカメ なので。

   何回かの勝負で やっと。  つがい(夫婦)でやって来たり、子供も連れての時も。

   毎年同じ顔なんですよ・・(いや、そんな気がします) 決まってこの時期 来るんですから。

   この蜜は、私のものだ、他の仲間には譲らないぞ! って感じですね。

 

   ただ、蜜を吸うだけなら 「許します」 が この有様だから・・許せないのです。

    

    飛んでくるたびに、追っ払うのですが、所詮、無理。

   終日、こんなことで来ませんもの。 

    樹の根元 周囲 こんな無残な姿に。

    これが、また 時間を追うごとに 増えてくる。

    樹で開花し、落ちて 開花?  

  

  

  ちっとも優雅じゃないですよ。  綺麗に咲いた椿の身になってあげたら  

  これぴったりの句  「花の命は 短くて 苦しきことのみ 多かりき」  でしょ。

 

   先ほどの 「海石榴」という字  で 思い出したのが

   以前、 縁あって、先輩が住んでいる湯河原に行き、そこの湯河原温泉に高級料理旅館「海石榴」という処。

   そこの庭園には 椿の樹が 100種類以上も植えてあって それは 見事なものです。

   また、高級と言うだけあって、ほんとに料理と温泉に入っての食事のコースが 御一人様 うん万円なんです。

   旅館の名前に相応しく?  庭だけじゃなく 私の口中は   …思わず  唾(つばき)が出る」? 

   しかし、味は 納得ものでした。   そんな味のある思い出を。

    こうしている間も、花の首は ひとつ ふたつと 落ちていく…。

     優雅な詩人が 鎌倉の隠れ家付近の 椿が咲いている小道を散歩している際に 1句

     「いま 一つ 椿 落ちなば 立ち去らん」  

        情景が 浮かんできます   きっと この椿は 真っ赤な 真っ赤な 藪椿でしょう。

        落ちた花も 優雅な気分で 眺めれば いいのかな?  また 勉強です。

 

 

  

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我が町を体感してみて下さい!

2016-02-25 | 日記・エッセイ・コラム

今朝の新聞折り込みに「しつちょうかん苅田」

 チラシが入っていた。

  しつちょうかん苅田とは

説明書きに(あなたが今住んでいるところがどんな歴史をたどってきたか、どんな人が住んでいるのか、

どんな物があるのか本当に知っていますか? 苅田町は大きな港、高速のIC、近くには空港があり、

また大手企業も立地し仕事もあり大変便利で住みやすい街です。しかし、私達はどのくらいわが町苅田の

ことを知っているのでしょうか?そんな思いから出発したのが「しうちょうかん苅田」です。

「しつちょうかん」とは苅田の方言で「知っていますか?」という意味です。

 ぜひ「しつちょうかん苅田」でその場所に残る建物や史跡、自然、そこで過ごした先人たちに思いを

馳せながら苅田のまちを体感してみてください。新たな気づきや発見が必ずあります。

一歩踏み出してみませんか?

いよいよ 「春シリーズ」のスタートです。

このパンフレットは町内の各所に置いてありますので手に取ってご覧ください。

 と、個人の私がブログアップしているのは少し訳アリなんです。

苅田町の広報担当ではありませんが、苅田町に住む一人としてブログを通して苅田町の魅力を

知って頂きたいという思いが。 熱いのです。

 「苅田町ボラティアガイド養成講座」で少し時間を頂き

 この着地型商品開発やお迎えするガイドの基本

 (特に「おもてなし」についてお手伝いを少々…。

 つまり、商品を企画する、お迎えしてガイドする…その流れからも、観光の地域振興には「地域が主体になる」ことが必要。

 住んでいる私たちそれそれが、役割分担をし、理解していくことなのだと。

  他所から訪ねて来られる方々を心から「迎える」 喜んで、「よかった、苅田町はいいとこね」の

  言葉を貰いたい… そのためにも そこに役割があるのだと。

  お迎えするばかりではなく、こうして 宣伝媒体の一つの役割も ブログにあるのではと。

 

   もちろん、他所ばかりではなく 苅田町のみなさん だって まだまだ 町を「知っていますか?」

    この機会をどうぞ有効に使って 我が町を愉しみましょうよ…。

 

  春シリーズ企画の内容はこんな風に分かれています。 (*クリックし拡大でご覧ください。)

 ・苅田町を体験しよう   ・地元ならではの味わい ・製造業のすごさを実感 

 

           

・春の苅田路を散策するディスカバーツアー                                     

 

  合計26の商品です。 いずれも苅田町内各所に集合してスタートします。詳しくは 下記へ。

 ◆春シリーズの 予約受付開始は 

  3月1日(火)9:00~17:00 苅田町観光協会 093‐434‐5560

   〒800-0351 苅田町京町1-11-1 アシーナ京町ビル2階 

           http://kanda-kankou.jpn.org/  Face book「苅田観光協会」

  ちょっと 苅田町を空から 覗いてみてください。

  まず、右から「海」 神の島 「神ノ島」 そして 苅田町の工場群

    真ん中が  町の中心部 九州最大の前方後円墳(石塚山古墳、御所山古墳他 史跡等)

    左は  「山」  京都トンネルを超え、等覚寺~青龍窟へ 続きます。

  どうぞ、春の一番いい季節 みどころ満載で お手軽料金(財布の中身を心配するほどの設定では決してありませんよ)

 のどかに 自然と触れ合いながらの1日を 是非 是非 お楽しみください。  お越しを 待ってま~す !

 

 苅田まち だけではなく その周辺も と 足を向けたい方には

 春の京築をめぐる旅へ 京築めぐり を。 このパンフレットも 各所にありますよ。

  この地 京築では 古くから神楽や神幸祭、修験道に関わる祭礼などが繰り広げられ

 小集落ごとにこれらの伝統文化を四季折々の催事として継承してきました。

 なかでも広く受け継がれているのが「神楽」です。 

 そんな神楽を是非 お楽しみください。

 

  

 

 

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「居酒屋」の雰囲気・・・

2016-02-23 | 日記・エッセイ・コラム

 毎週月曜日、テレビの番組で楽しみなのは

BSの「吉田類の酒場放浪記」なのだ。

 私もこよなく酒を愛し、楽しみの一つだから。

彼(吉田類さん) いいよね、仕事とはいえ、全国津々浦々

酒場めぐりが出来て…(本音は、しかし大変なのかもしれないが)

 番組の出だしは、今宵の酒場を巡る 「駅」から始まる。

  ちょっと町の雰囲気を説明して・・歩きだし、夜の酒場を見つける。

 …という設定。

 彼の飲みっぷりがいいやね~、あの大きな体格で「飲み」「喰らい」

 あの姿がいい。 本当に「美味い!」って 伝わって来るもの。

 とにかく、何でも「飲む」 日本酒、焼酎、ビール、ホッピー

 将に、その場の雰囲気に、肴に合わして 進んでいく。

 もう、演技ではなく、本人そのもの? ではないか。

 普段の私も、 今宵の「肴」に合わせて、酒の種類は選ぶもの。

 そうなんです、この画面から 美味しそうな「肴」を見つけるのも 醍醐味なんです。

 そして、それをすぐに手料理で自分のものにしていく…。

  こえが狙いだね。

  全国の居酒屋めぐりは終わりがないもの。 

 だから、いろいろ珍しい「魚」にも「肴」も紹介してくれるのがいい。

 ある時は、店の主人が料理方法まで教えてくれるのは またまた感激ですよ。

 昨夜も こんな肴が。

 「う巻き」 卵焼きの中に鰻が入っているやつ。 おいしそう…。

  微妙な焼き加減の卵 ふわっ、とろっ、ちょっと甘めで、塩加減もよし

 ふっくらとしたウナギの身が舌に浸みる…いつしか、画面を通して自分が食べているのだ。

 そして、何より、居酒屋のいいのは、肩ひじ張って うんちく亭主が居ないこと。

  美味しい店って、うまい、まずいだけじゃないよ。

  「鳥ガラ」よりは「人柄」ってとこじゃないかな。 絶対に。

  つまり、居心地の良さでしょ!

 

  また、隣のおっさんとの会話が弾むのも…これまた、居酒屋だからの楽しみ。

 もちろん常連さんで、この店に通って 何十年 という猛者だよね。

 こんなお客から、次々と その地の その店の 話が また 酒を美味しくするのだ。

 このところ、居酒屋へはご無沙汰して 家での晩酌なのだが やっぱり足を向けてみたいよ。

 ・・・・というような今宵。

 実は、姉の80歳の誕生日なので、早速、居酒屋でのお祝いをと、いつもの店

 「源さん」へ。 いつもの この暖簾 味処 源さん

 誰の字? なかなか 味がある? 字だよ。

 

 嬉しいことに、姉は すこぶる元気で、一杯の付き合いもでき、食欲も健啖

 先年、股関節の手術をしたが 順調に快復し、歩くにも不自由なし。

 まずは、めでたし。 

 何かと かこつけては、この店で 一杯やってます。

 

 今宵のアラカルトは? 先ずは、おすすめのメニューを見ながら オーダーを。

 これと、これと… そう、酒場放浪記の始まりです。

  魚、今日も朝早く仕入れに居たそうだが…狙い目が あまりなくとは  

  ここの 大女将の登場です。 私と同じで「午」なんです。

  わざわざ2階の個室まで注文取りに。 ありがとうございます。

  シマアジ、ヒラメ サバ、海峡蛸、など これを盛り合わせで。

   そして 本日のおすすめ 「あさり」を酒蒸しで。  

  え~っと、後は、出汁巻き 揚げ豆腐 串のヒレカツ …飲み物は 最初 生ビール

  次に 日本酒八海山を と。 

   いいよね、これなんかは、ここの若女将さん、毎日 こうして メニューに一言

 

  

  酒は  焼酎は     ご覧ください?

  親切に中身の解説もしてくれている。

  今宵は、「八海山」に決めました。  ゆっくり とっくり(徳利)と味わうためにね…。

 

 

   吉田類さん ほどの放浪はしませんが、 美味い肴で、美味い酒を。

  そして、可愛いくて、上品な若女将の笑顔が さらに 酔いと 美味さを増幅してくれるのだ。

  そうでしょ! この笑顔

   えっ、「勘定」の時だからだって…違いますよ… 「感情」豊かな方だからの笑顔なんですよ。

 

   「御馳走さまでした、 また 来年、81歳の誕生日に 連れてきますから・・・」 と。 

 

 

   帰宅は、まだ早い 20時過ぎ。

  今宵は 庭も煌煌と 冬の月が 顔出していた。

    暖簾を潜って店を出ると 吉田類さんは 1句 …画面に出てくるのだが・ 無粋なな私には 無理。

 

   「月見る月は多けれど 今宵の月は 月並みの月」 なんて ほんとに 無粋なこと。

   今宵も 楽しい 酒と肴でした。 

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久しぶりに映画をテレビで・・・「アラビアのロレンス」

2016-02-22 | 日記・エッセイ・コラム

 何も予定がない日

 こんな日があってもいい。

 今日やったこと 車のガソリン給油 家内の送迎2件

 車の保険更新手続…こんな時 何をしようかと。

 新聞のテレビ欄を見たら…BS3 映画「アラビアのロレンス」 とある。

 これだ、懐かしの名画大作 今からおよそ半世紀前に渋谷の映画館で観た。

  あの名曲も忘れない。

 とにかく豪華俳優さんばかりだったし、その後 それぞれ出演の作品も数々見たよ。

  主演のロレンスには ピーター・オトウル

    

  好きなのは シャリーフ・アリ を演じた オマー・シャリフ

   彼の演技は光っていたなぁ。

  部族の長を演じる 名優 アンソニー・クイーン どんな映画を見ても凄い俳優さん。

  

 この映画は いろいろ考えさせられる内容です。

 大きく言えば「自然と人間」 西欧の文化と異文化  21世紀の今でも 同じような感じかも。

 映画そのものは どろどろした内容だが、映像は 各所に素晴らしいものが。

  広大な砂漠と地平線を背景に ロレンスがラクダで駆けるシーン、太陽が昇り、蜃気楼が出て

  ものすごい竜巻、砂地獄…撮影のすばらしさは  こんなシーンがよく撮れたなぁとも。

  

   大作だね、4時間だよ 途中に「インターミッション」て出るんだもの。

   あの「風と共に去りぬ」 も そうだった。

   当時の私は 若くて 給料も安く 映画館ばかり行っていた。

   それも 会社の総務に優待券を毎回 お願しては …

   (系列会社から必ず優待券が配られていたようで総務にお願していました)

   当時、映画は最高の娯楽でもあったので、大いに助かりもし、おかげで封切の

   名画大作を見ることができたことは 以後 随分役に立ちましたね。

   当時 渋谷駅前にあった「文化会館」は現在装いも新しく「渋谷ヒカリエ」となって

   賑わっているようです。

    また、これから あの周辺は再開発で大きく変貌していくようです…

   今日の映画と共に、 あの頃の思い出が 蘇ってくる。

   淀川長治さんの台詞ではありませんが…「映画って 面白いですね」

    私は 特に 洋画ばかりの世界にどっぷり浸かっていた…

    私も齢取った 証拠?   

    

    

 

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春風駘蕩 

2016-02-21 | 日記・エッセイ・コラム

「美夜古の風」第10回絵画作品展

 このはがきは2月の初めに着いていた。

 以前、別の絵画展の折りに記帳し その日 館のオーナーさんと会場で少しの時間

 お話する機会もあって今回 お知らせ頂いた。

   ここ みやこ町の「緑の館」には、度々 訪ねアートを楽しんでいます。

 今年は 「油絵を描くぞ!」 と意気込んでいたのですが なかなかその気にならず…

 

  つい先日、雑誌「いきいき」のページをめくっていると

 こんな記事が飛び込んできた。

  106歳からは百人一首にも挑戦 後藤はつの さん112歳

 「なんだって…」 御歳112歳

  油絵を始めたのは73歳  いつでも”今!から   こんな衝撃的なフレーズが。

  写真は 大好きな真っ赤なお召し物 お洒落ですね…

  年齢 書いていなければ とても とても 112歳なんて 誰も思わない。

  内容を読んでいるうちに もう、驚きばかり 参った 参ったです。

 簡単な経歴も

  

   こんなに力強く生きている方なんて 初めてだよ。 もう敬服するしかないね。

   真似もできない ただただ びっくりです。

    その中で、 73歳から 油絵を始めた…これなら 私にも(まだ 経験がある私ですから あとは続ける努力だけ)と。

     いつでも”今”から この言葉 頂きました。

 

    私も、日頃から 講演の中でも こんな言葉で 高齢者の皆さんにお話を。

     「もう ~」という言葉は使わない、「まだ ~」と 前向きに歩きましょう と。

    しかし、 この後藤はつのさんのエネルギーには もう…。

 

   そんな中での 作品展なので 午後から行ってきました。

        2階の受付で記帳させていただき 館内は私一人、静かに、ゆっくりと 鑑賞できました。

   皆さん それぞれの思いで 腕を振るっている作品ばかりでした。

   斬新な構図、う~ん、これはどうかな?、 なかなかいいね、 タイトルの意味がちょっと? etc

   1枚、1枚 ゆっくり 丁寧に 愉しみました。

   今日は すっかり春めいて

    館の正面 左側には これぞ 春 のシンボル 

  白梅が風にそよいで 訪ねる人にさわやかな香りをプレゼント!

  まぁ、人生 焦らず のどかに ゆっくり歩くことに  112歳までなんて そんな高見は考えずに…

 

 

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「司馬作品」わたしの1冊

2016-02-20 | 日記・エッセイ・コラム

 地区恒例の「どんど焼」も終わって 担当の会計の整理も済む。

 ちょっと気分は ホッとして そして気が軽くなる。

 親指の快復もなんとか 痛みもなくなりそろそろ両手で顔が洗えるほどに。

 買い物のついでに本のコーナーを覗いたら…「文芸春秋」永久保存版

 司馬遼太郎の神髄『この国のかたち』が目に飛び込んだ。

  この 顔 「懐かしい」

 そうだ 司馬さんが亡くなって 今年はもう20年なんだ(平成8年2月9日 72歳)

 私も 司馬さんを超えちゃった。

 親指のおかげ?で こんな時は 本が一番 早速、ページを捲っての時間を過ごす。

  今日で3日目 どんどん進んでいく。

 こんなページが… 通が選ぶ「司馬作品」わたしの1冊

  

  各界の有名人たちが 我こそは「司馬フアン」・・作品を選び、その思い入れを筆に

  託していた。

  浅井慎平さん「酔って候」    女優の 杏さん 「菜の花の沖」

  井上一馬さん「国盗り物語」   斎藤孝さん 「世に棲む日々」 等々

  さらに続くが 作品は 「坂の上の雲」「翔ぶが如く」「花神」「燃えよ剣」

   「アメリカ素描」「梟の城」「新史太閤記」 いやぁ~ 次々と どれも これもと。

  人生の想い出の作品が並んでいる この1冊で 「道」が決まった・・・という方も。

  現在 それぞれの立場で活動をされ 一流になっている方ばかりが

  司馬文学の魅力について 語っている。

  …いい勉強になりました。… 

 

   そいて こんな試みも

   これだけは読みたい厳選35作…

    「魅力あふれる男を描き、 歴史を翔け、時代の相を見つめた…

     ずらりと出てきました。

   どれどれ・・

   そうだ この機会に 私の本棚も覗いてみよう… 

   そして 私の1冊は どれにしようか… 正直、この1冊 というのは 難しいね。

   とにかく 半世紀以上も 私と一緒に 各地を転々とし いつでも部屋の中心だった「本棚」

   そこには「司馬遼太郎」が居た。

      

     とりあえず本棚から取り出し 50作品くらい並べてみました。

    それぞれ 各1~5巻とか、上 中 下 の1巻だけを。

   

    現在、リタイア後に 地域活動をしている中で、「講演」などでは 大いに「司馬史観」の影響大。

    いや、司馬さんによって、歴史に興味を持ち 勉強するきっかけになったのであるから 

    「人生の道しるべ」であったのです。

 

     今までの人生で「本」があったらこそ。さらに これから 病に伏し、ベッドで本を読むために

     司馬さんの本は いつまでも私のすぐ傍になければならないのです。

 

     さらに、数年前、東大阪の「司馬遼太郎記念館」を訪れた時の感動は今でも熱く熱く残っている。

     そうそう、最後に 何を選ぶか?  

       どうしてもなら やっぱりこの1冊に  いや もう1冊

        「国盗り物語」 「燃えよ剣」 

      戦国時代と幕末 って 面白よね…  

 

      男が惚れる… いい顔してるね。 今、天上でも きっと就筆してそう…

 

 

 

    

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いろいろあった この1週間を まとめて。

2016-02-18 | 日記・エッセイ・コラム

 福焼(どんど焼)の準備も済んで、いざ出陣?

が、 「春の嵐」が猛烈な勢いで この地を攻撃!

 晴れ間も見えて…大丈夫かな? いや まだまだ。と。

 一喜一憂が続く 結論は、区長の判断で1日 延期に。

 この14日(日)になりました。

 結果 オーライで、晴れ!

 当場(担当の組)の皆さんも一安心

 朝から元気に 祭りの準備を開始して 夕刻を待つことに。

 午後4時 神社において神主のお祓いを受け、区長による点火で

 どんど焼の始りです。

    

   お祓い        点火      燃えはじめ

 

   国土平安、五穀豊穣、無病息災 神に感謝し 幸運を祈ろう! さぁ、燃えろ、燃えろ!

 

  福焼のお餅の販売も景気よく…大声で呼びかけ…次々に「大当たり!」の歓声も上がる。

 景品には、縁起物の「鏡餅」も。

  正月からずらりと 大小さまざま これを食べると幸運が舞い込む?

   福餅は 3個で100円 「さぁ、買った、買った…」の勇ましい掛け声で 

  外れの福餅を青竹に刺して、燃え盛る火の粉で焼いて食べると…これも「福」を呼ぶ と。 

  参道に人の流れは続き 祭りも 終盤   

  そして楽しみ と言えば やっぱり 夜店の灯りと匂いかも?  いろいろな店が 並び 子供たちの歓声も聞こえてきます。

  こうして 与原下区に続く伝統の祭り 白庭神社のどんど焼 は 今年も無事 終わりました。

   今年は6組の当場…次回は6年後…う~ん、とてもその頃は 自分の身体は?

 

   祭り予定の土曜日は 世間では「バレンタイン」の日。

 この爺さん、毎年 義理チョコを貰っているのですぞ!

  どんな方からって…まぁ、いいじゃないですか。

    とっても 魅力的な2人の女性から…と だけね。

   ひとりの方から 小粒なんですが 凄くおいしい「チョコ」を頂きました。

  なんとこれが ベルギーの高級チョコ「ドウバイヨル」だった。

   もう一人の方からは…なんと、今年は 手作りの「プリン」と洒落た「バームクーヘン」

  のプレゼント…なによりです。

  早速、コーヒータイムに。  フルーツを添えて 午後の時間を寛ぎました。

 

  と、まぁ 忙しい 日々。 おまけに、 作業中に怪我した親指が なかなか痛みが取れなくて

  生活のひとつ ひとつ 「指1本」でこんなに不自由になるのかと…改めて。

  やっと、キーを叩くことができ まとめてのアップとなりました。

  そうそう、庭の椿の花(港の華」に今日も 鳥たちが蜜を吸いに…

  

 

 

 

    

  

 

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延期になりました・・・天にはかなわないよ

2016-02-12 | 日記・エッセイ・コラム

 朝、隣組長から連絡が入り…

 明日の「どんど焼き」、実施についての意見を と、数人が集まる。

 いろいろ話は出るが、結局、「自治会長」の判断に任せることに。

  結果、 「明日は中止」 日曜日に延期…決まりました。

 

 一昨日、「餅切り器」で左手の親指を…ちょっと切ってしまった。

 こんな 風に 作業中

  これ 乾いた餅を 4㎜に設定した刃でカットしていくの。

 ちょっとした弾みで・・

 いや、そんなに大げさな…ではないんだけれども。

 たった「指」ひとつでも、大変です。

 水で指先を洗い、応急処置で 作業続行

 無事 全部の餅切りが終了

  なんたって、7俵分の餅ですから その量たるや…

 そして 翌日は この餅を2枚重ねて、その中に 「当たりくじ」を入れていく作業。

 これも 凄いのです。

 全体で、「当たりくじ:「外れくじ」 万という数なんですから…。

 これ 出来上がり。

 

 後は、当日の朝、神社へ運び込む作業。

 で、したが、天候の具合で、急遽、 土曜日の催行は中止となる。

  一挙に 疲れが出てきました。

  今日まで、まだ 不自由で 当たり前のことが 満足にできない。

 顔も、右手だけでは なかなか洗えない… 

 トイレに行くにも不自由

 ほんの指の先っぽなのに…これが キリキリ、ズッキンと痛むのだ。

 人間て、情けないね…たった、これぽっちのことで。

 参りました。

 

 という、訳で、 今日は 気の抜けた 1日。

 そんな中、 ぼんやり過ごしていたら…毎度おなじみの事件が?

 いや、それほど 大げさではないんですが、毎年、この時期に

 やって来る、「強者」?

  小鳥のつがいが。 何が目的かって。

 これ、 小さくて可愛い「椿」なんです。

 その名も「港の華」

 どうです のびのびと空に向かって 背伸びしている」この椿。

 この 淡いピンク色の花の「蜜」を吸いに、鳥がやってきて…次から次へと 花を 啄んでいくのです。

 本当に毎年忘れなくやってくるのです。

 そして、鋭い嘴で突っつくから 花弁は 下に落ちていきます…その花びらが重なっていく。

  紅葉なら 絵になりますが…だからと言って、 ずっと、見守っているわけにもいかず。 残念!

 

 てな、訳で 否日常的な時間を過ごした。

  明日の、そして 明後日「日曜日のどんど焼き」は どうなるんだろう? と。

  こんなに「天気予報」に注目したことは初めてのこと。

  これこそ、普段にはない、「神頼み」かな。

 

  それにしても、まだ ズキズキするね…この指先。

 

   鳥が飛んで行ったあと…

 

   庭の周囲に咲いている いろいろな「水仙」が 凄く 

   静かに 清々しく 眼に入ってきた。

   う~ん、綺麗だね。 改めて その姿に 魅入ってしまいます。

 

      

    やっぱり、その姿の違いに 気が付いて あげなければいけないよね。

   

  

 

   

 

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「モネ展」の続き 博多の町を歩く 

2016-02-11 | 日記・エッセイ・コラム

 「モネ展」の興奮冷めやらぬ、余韻がまだ残る中に美術館を出発。     

  お馴染みの我が町の「苅田号」なのです。

 今回の企画は、苅田町中央公民館「美術館・博物館めぐり」

 「モネ展」募集の企画で参加した日帰りの行程です。

 

  さて、美術鑑賞が終わると…急にお腹が・・ということでバスは食事処へ。

 そこは 古い日本建築の様式を今に残す酒蔵 「博多百年蔵」へ。

   もちろん今でもお酒は醸造販売中です。

 30名程度のレストランは、天井を見上げれば…凄い!

      見事な柱、縦横に走る梁 

  年代物であるのは一目でわかります。

 今日の昼食の御膳は「うまか御膳」だそうです。

 二重の箱膳に、味噌汁付き

 こんな可愛い姿で お目見えです。

 上の重は  茶そばや鶏肉の煮物 ハスと魚 

  

 下の重には ご飯 

  海老 蕪 昆布などの煮物 人参と玉ねぎの炒め物など。

 結構なボリュームでした。 ちょっと高齢な方には量は多いかも?

 でも、みなさん 楽しみながら 箸を運んでいらっしゃいました…。

 まぁ、格別とは申しませんが、美味しくいただきました。

 

 そのあと、弘法大師空海が建立されたとする「東長寺」へ。

 ここは、また 福岡藩黒田家の墓地のある所としても足運ばれるところです。

 つい、最近、偶然にも こんな本を読んだところ…

 「鬼人の如く」 葉室麟さん著

  帯に「天下の逆臣・栗山大膳が仕掛ける 前代未聞、一世一台の大戦!

  そうなんです、この「東長寺」に墓地のある

 二代藩主忠之公の物語…まさか こうして墓前で手を合わすことになろうとは。

  以前、大河ドラマで「軍師官兵衛」が放映され、博多の町は

 賑わった…その頃は この寺の前の道は、大型バスで あふれ混雑の日々が続いたと。

 今では、今日も 爆買い?ツアーの中国の皆さんたちの バスが 延々と並んでいました。

 ここの本堂、六角堂など 博多のボランティアガイドさんの案内で

    

 次に向かったのが、 博多町屋ふるさと館…

  

 すぐそばの 御存じ 博多山笠のスタートの地 「櫛田神社」へ

 

  町中の小さなお寺ですが、構えも凄い、 堂々とした風格です。

  ここも、人手で一杯…東南アジアお国柄 披露パーテー? そんな感じでした。 いろいろな外国語が飛び散って?います。

  見よう見まねで、お賽銭、 鐘を鳴らし、手を合わせ、頭を下げて・・・どんなことお願いしているの?

   「国重要無形民俗文化財博多祇園山笠」の碑

  この狭い 境内のここから 山笠が一回りして 博多の町の早朝を駆け巡っていくのです。

  

       この興奮は やはり ここまで足を運ばなければね。

  ガイドさんの話では、前日なら無料で桟敷席で ご覧になれるそうだが・・練習風景だけど

  でも、結構本気で 本番さながらだそうですから 価値ありだと思いますよ。

 

   というような博多散歩も終わって 帰路につきました。

   参加された 皆さんの中で 今回のモネ展の資料が大変役に立ったとの 御礼を頂きました。

   ええ、私の趣味で 勝手にガイドを作成し、お配りしたものが 多少の役に立った…

   一部ページカラー版での A48ページもの。

    まったくの白紙で鑑賞するよりも、少し、内容を頭に入れて と、思いから。

   これも 私の「ボランティア活動」の一環です。

 

    こんな風に…美術館提供のネット情報や、美術書からと ちい~とだけ自分の知識や経験を織り交ぜて編集しました。

    

    とっても 有意義な1日を過ごすことが出来、久々にスカッとした、いい気分。

     やっぱり本物にはかなわない。 実感。

 

    

 

コメント (1)
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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。