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黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

美術館巡り NO.2

2019-07-03 | 日記・エッセイ・コラム

 さぁ 今日も 「ポーラ美術館」

 

 

 名画の鑑賞ですよ。

 普通の絵画展の会場(出品されている方には大変失礼な言葉)では

 70数点ならそんなに時間は掛かりません。

 でも正直、今日は 1点1点 じっと眺めているだけで

 じわ~っと 迫ってくるのです。

 言うならば、「絵」の方から 問い掛けてくるみたいな…

 近寄って見たり、下がってみたり、長椅子が用意されていれば

 そこに座って、また しげしげと見直したり~

 どっぷりといつまでも浸っていたい。

 そんな感情です。

 

   マティス  この筆のタッチの軽やかさ…

  

  

  ロートレック お馴染みな画家です。

  私は、彼のポスターが最初の出会いみたい?

  こんな 素敵なやつ

   

   一度はどこかで ご覧になったこと ありませんか?

  そのロートレックは ひろしま美術館から

  この作品 「アリスティド・ブリアン」

 

 

   彼の作品の底に流れる「観察力」でしょうね。

  人間描写が鋭い。 作品の多くがこの人間描写です。 ポスター1枚でも その人物の

  「動き」が見るものを引き付けますね。

  彼の言葉に「人物だけが存在するのであって、風景などはその構成要素にすぎない」と

  この絵の主人公は キャバレーの経営者、歌手、詩人。

   トレードマークの、鍔広帽子、黒マント、赤いマフラー。  

   その彼のためのポスターを4点も制作しています。 上の1枚もそうです。

 

 

  

  チラシに大きくデザインされた「ゴッホ」の作品です。

 

  そして 今回 もう1枚 ゴッホの作品を紹介しましょう。 

   ゴッホ 「アザミの花」

  

  この絵は 死の2か月前、オーヴェル=シュル=オワーズに

  移住したゴッホが、精神科医ガシエの家で制作した作品。

  

      この絵 良く見て下さい…アザミの葉 鋸歯状、

   花瓶の同心円状のタッチ、そして背景のタッチ。

   さらに、この背景の「色彩」表現…

  なんという色なんでしょう? ぴったし! 

  筆の荒々しさの中に 計算された表現が。

  厚塗り効果で エネルギッシュに…

  花の描き方にも 白と青の絵の具が混ざりあって、

  瑞々しい~ 

   これは下の絵の具が乾ききらないうちに、絵の具を重ねる

  ことで複雑な色の効果を得ることができる。

  あのアザミの 花の表現

  ツノが立ったような描き方も特徴的です。

 

   絵って、細かい筆使いをよく見るのも…面白いですよ。

  モネの作品も10作ほど展示されていましたが やはり

   シリーズの作品から

  モネ 「国会議事堂、バラ色のシンホニー」

  

  

      モネ 「睡蓮の池」
  

 この睡蓮については 次回以降の「国立西洋美術館」編で。

  とにかく 絵の鑑賞もエネルギーがいりますね。

  お腹もかなり ? という訳で グルメの方も。

  今回、企画中に合わせて 館内では こんな企画も
  
   レストラン「アレイ」にて 「プロヴァンス美食紀行」
  ちょっと興味がありでしょ?
  まず、プロヴァンス風って・・・フランス南部プロヴァンス地方の
  伝統料理。
  ニンニクとオリーブオイルとハーブを味付けとして頻繁に使うのが
  特徴。
  食材は、ラム肉 魚介類、トマト、山羊のチーズ等。
  まず 
  <オードブル> マグロのカルパッチョ ハーブとスパイスの香り
   檸檬やオリーブでマリネし、サラダに
  <メーディッシュ>
     
  子羊のコートレットとモモ肉のロティ プロバンス風
  子羊の背肉とモモ肉をローストしバジル、トマト、オリーブ
  ガーリックを使い これが プロバンス風・・・

 <デザート>
     

   メロンのムース ヨーグルトのシャーベット
    マカロンの3種のデザート
   ムースの緑が、ゴッホの「草むら」をイメージだ そうな?


   美味しかったですよ。
   レストランから ガラス越しに箱根の山々が見えて
   清々しい 気分に・・・

   さぁ、雨も少し小ぶりになって  本日集合のホテル急ごう!

   というのも、毎年、この地箱根で 以前の会社のOB会があり
   それを利用しての私の「美術館巡り」も

   さぁ、明日は 東京へ そう、あの「クリムト」展が待ち遠しい!
   
  
  

 

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美術館巡りの旅 NO.1

2019-07-02 | 日記・エッセイ・コラム

箱根登山鉄道の箱根湯本から強羅まで…

 塔ノ沢~大平台~宮ノ下~小涌谷~強羅

 ゆっくりとスイッチバックを繰り返し

 今が季節の「あじさい」の景色を左右に楽しみ

 終点強羅に到着。

今朝、北九州空港を7:00のフライトに乗りやっと一息。

北九州は雨、箱根にも昔懐かしい歌のように

「箱根に緑の雨が…」降っている。

目指すは、「ポーラ美術館」 これで3回目だ。

 

 豊かな森に息づく アートの館です。

すべすべした赤褐色の樹皮から、木に含まれる水の冷たさが

 伝わるのは 私の大好きな「ヒメシャラ」

 ここの雰囲気は、自然とアートを包み込む~

 いつ来ても、心和む場所である。

  こんな雨の中なのに…次々と絶えることのない森の美術館です。

 今回は「印象派、記憶への旅」

 ポーラ美術館とひろしま美術館のコレクションは、戦後に形成されたフランス近代美術の

 コレクションとして国内外で高い評価を得ています。

  両館とも、足を運んでいますが、企画内容を同じにして、優れた作品が一挙に鑑賞できるなんて

 それこそ願ったり叶ったりです。

 さぁ、館内に入りましょう。

  雨に煙る樹林 その中に 例の「ヒメシャラ」が赤褐色の樹皮を 

   さぁ、どうだ! と声を掛けられそうな~ いい雰囲気です。

 

 

  本展覧会は、両館のフランス印象派の風景画を中心に~コロー、マティス~ピカソまで

 嬉しくなるような作品の数々を…

 下りのエスカレーターで~

 

 広々としたロビー~  全面ガラス張りの そして 緑の周囲が一望できる~

 圧倒される眺めに まず 気合が入ります…

 チケットを買い、荷物をロッカーに~

 

 

  作品リストを貰って、御贔屓の作品に印をつけながら…

  今日は「どの作品」撮影許可があるのかな?  まずは足をすすめる。

  館内は5つのパートに区分され、テーマが表示されている。

 まずは、 リストに眼を…

 

 コローから始まり~クールベ~ルノワール~ゴーガン

 次のテーマでは ピサロ、シニヤック、マルケ、マネ、ロートレック、ボナール、ピカソ

  どうですこの顔ぶれ… 次が、 ブータン、モネ、シスレー、ルノワール

 次には 風景をみたす光ー色彩と詩情 と題し

 モネ、ピサロ、スーラ、シニヤック、ヴラマンク、ルノワール…

 最後は ゴッホだ。 セザンヌだ。 マティスだ。

  これでもかの73点

 

  今回の目玉が 「ゴッホ」  その展示方法もユニーク

  「草むら」という作品 なんですが これ

 

  解説より「ゴッホは耳切り事件の後、アルルの病院やサン=レミの精神療養院に入院し

  病院の庭で見たと思われる草花を主題に数点の作品を制作。本作は草の茂みを大きくとらえ

  鮮やかな緑、黄緑を用いて、力強い線条ンタッチで描いた。

 

  展示では、カンヴァスの秘密に迫る… そのな趣向です。

  この絵の複製を別に展示し、 カンヴァスの裏を見せてくれる。

  うむ> 裏> そうなんです。

   この裏にこそ いろいろな秘密が 宿っている>

                     写真の ↓ この辺 ゴッホのサイン?

                           文字が残っている

         何故、裏にサイン何でしょう…

 

    裏全面には、絵の具が付着している。 保管の際、あるいは輸送した際に本作の下に

   別の作品が重なって付いたものと推測される。  とあった。

  この木枠には 様々な書き込みが見て取れるが、これは購入した人物の名前など、作品の来歴を

  示すものである。この館収蔵の{草むら}については、ゴッホの弟・テオ夫人から直接購入した

   人物から受け継いだという~ 凄い物語ですね。

  さきほどの裏にあるサイン と思われるもの。

   実は、このサインがあったからこそ本作が裏打ちを免れたのではないだろうか

  とも推測できるのだ。 

 

   ここで  「カンヴァスの裏打ちって ⁉ 」

   こうだ、当時の油彩画は、作品を丈夫にしたり、損傷を防ぐために「裏打ち」

   と言う作業が行われた。作品の裏側にさらに布を張り、蜜蝋をアイロンで圧縮

   させる裏打ちは作品に熱を与え、またアイロンの重しで絵の具が潰れてしまう

   こともある危険な作業であった。しかし当時は裏打ちが二度と復元できない

   危険な修復であるという認識がなかったようだ。 】

   1枚の絵 にも ほら、こんな面白い話が・・・・ 

   さらに今回、「透過光写真」で判明したことが、

    カンヴァスが非常に薄いものだったので、

    絵の具も、薄塗りと厚塗りが混在していたことがわかった。

    光写真で絵の具やカンヴァスの厚みが確認できたという。

 

   絵を見るだけでなく、絵の物語を知るというのも また楽しいこと。

  

   では、数々の巨匠の作品を

  

  

  

  

    ピカソ 「酒場の二人の女」

  

    

  

  マティス 特別出品  「リュート」

   

   

   マティス  「横たわる裸婦」

  

 

   そして お馴染みの画家…ルノワール  「レースの帽子の少女」

  

 

   今日 アップの最後は  何と言っても 印象派の画家と言えば・・・

  

   モネ   「ジヴェルニーの積みわら」 

      云わずと知れた 「積みわら」シリーズ作品ですが

  彼は、生涯に シリーズ作品 「睡蓮」は200以上 「ノートルダム大聖堂」33点 

   そして「積みわら」も。

  

 

   モネ   「バラ色のボート」 

   

 

  鑑賞に値する作品ばかり  まだまだ 沢山なので~ 少しづつ。

  そして、今回 私の美術館巡りの旅 企画展ばかりを追いかけて 7か所です。

  日本初登場の画家の作品もあります  是非 続けてご覧いただきたい・・・・

  

  とっくりと じっくり鑑賞していただきたいので また明日からをお楽しみに~ 

 

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大奮闘・・・がんばりました。

2019-06-22 | 日記・エッセイ・コラム

この数日間、できるだけ時間を割いての奮闘でした。

 何がって~庭の手入れに。

 来週から恒例の「美術館巡り」の旅に出るので…

 その間、留守になる庭。

 この季節の変化は速い。

 特に雑草類の成長は、始末が悪いほどですから

 早目の仕事をと。

 まず、「紫陽花」の花も終わりました。

 花後の姿はみっともないので全部切り落としです。

 これも思ったより大変なんです。

 後の「ゴミ」の始末を考えると、作業も細かく

 「花」と「枝」を分けて…分別です。

 

 まず花から

  ほんと 花の命は短いものです。

    

  綺麗に楽しませてもらいましたが…

  終わりは、哀れ・・・

 

 

  袋詰め(ゴミ出しに)の為 庭に広げ乾燥を。

  同じく枝葉も。

 

  正面の紫陽花は 10株並び かなりの量になりますよ。

 切りとった後は こんな風に~バサッリ バサッリ 大胆に切っていく。

 これが 来年の成長に必要な作業です。

 

 

  さらに 株の根元も 剪定鋏で 古い枝を切りとり 芽を残し 丁寧に仕上げて

 

 

  次に 「欅」「シマトネリコ」の樹下 水仙の葉が枯れたので…この始末。

  この手入れをいないと来年の花が咲かないのでね。

  庭全体の整理は、まだまだですが。縁取りに庭全体に植え込んでいるので 一番大変です。

 

 

  次に、路地の小路の垣根沿いの草取り。と、入口の「柘植の木」の剪定。

  両側の垣根が自慢のもの「ゴールデンマサキ」

 

  ここから玄関へ 芝生沿いに…

 

  玄関側から見ると~

 

  そうそう、この芝生の中に雑草が生えてくるので…これの作業も

  芝生に映える草は、しつこいの多いので面倒ですよ。

   これも辛抱辛抱…

 

 

  次は、裏口から庭へ入る ここにも「柘植の木」

 この剪定も

 

 

 

 角にも植えています

 

 

  まだ成長しきれていないので、形が整っていませんが~これから徐々に「成形」を。

  いろいろやることいっぱいです。

  陶器製ベンチの位置も代えてみました… 樹の下に。

 

 

  草取り後の雑草、刈り取り後葉、水仙の枯れ草、芝生の雑草・・・・大量です。

  昨日が「ゴミ出しの日」 半分は昨日出しましたが…今日の分は、来週まで~

   この田舎町でも、今はゴミを燃やすことができないので~

  このゴミの始末が頭痛いですね~

 

 

   う~ん、よく頑張った…今朝は 顔がむくんでる? これって疲れから?

  いや、そうじゃない。

 頑張ったご褒美に…夕べは 少し多めのビールを楽しんだ~

  それだね!

 まぁ、いいか。

 まだまだ元気に身体を動かし…汗をかいて 夕餉の晩酌が 「美味しい!」

 

 独り作業は 結構大変なんですが、四季折々の庭を愛でる。

 この愉しみが身体を動かしてくれるのかな?

  まだまだ 人生後半 やることいっぱいだ!

 

  来週は、「アート」の世界を堪能してきます。 

 

 

 

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「琳派」の名品にひとときを

2019-06-16 | 日記・エッセイ・コラム

優美で大胆 華麗な筆捌き 色彩の妙~

 尾形光琳と乾山兄弟の作風

さらに時を100年すすめ。

 酒井抱一、鈴木其一の師弟へと受け継がれ~

現代の私たちの目にも その洗練された1枚、1枚は

新鮮さを失っていません。

 

 「琳派の芸術」

 ネットでイベントを探索していたら…ごく身近な処

門司 出光美術館の企画展を見つけました。

 

 こんな刺激的なチラシに足が動きました。

 朝の海風は心地よく、ご存知のリニューアルオープンの門司港駅前

 すでに大勢の観光客が駅舎に向かってシャッターを押す姿が…

 

 

  レトロ地区を美術館へ

 タワーの雄姿を眺めながら~

 

  美術館へ もう看板が見えてきました。

 

 

 

  出品リストを握りしめ…作品、 傍の解説も 一つひとつをゆっくりと。

  開館間もない 時間なので 独り占め気分! これはいい。

 

 今日の目玉は何と言っても この1点

  酒井抱一 「八ッ橋図屏風」 江戸時代 絹本金地着本

  

 

      これは 「尾形光琳」の絵から100年後 師匠の絵を基本に描いたもの。

   光琳の1枚は 現在 アメリカのメトロポリタン美術館に収蔵されている。

 

   だからこの絵を見たかったのです。

   実は 機会があって ニューヨークのこの美術館で尾形光琳の屏風を見てたから。

  日本の名品が多数、海を渡っていますが…でも、美術品として高く評価され

  今日まで残っていることは日本にないことの残念さはありますが

  でも、今日まで大切に保存され、後世まで残っていくのですから幸せなことです。

 

  その本物の1枚は これです。

   尾形光琳 「八ッ橋図屏風」 右隻図

 

   左隻図

 

 

   似ているようですが やはり 違いますね。

  どう違うかは…見ている人 それぞれで鑑賞してください。

 

   展示作品は出光美術館蔵のもの。 特に美術館としては 写真撮影ができませんので

  アップできません。

  ネット掲載の写真も 引用できないので残念ですが~

  出品作品リストには

 

  

  俵屋宗達、本阿弥光悦、鈴木其一 多彩なメンバー?の作品はどれも 素晴らしいものでした。

  絵ばかりでなく  乾山の「器」 

   豪快で 荒ぶる? 字も 絵も 洒脱 

  楽しんで描き、轆轤を回し、窯焼きを楽しむ~ そんな感じかな?

  光琳が絵を描き、乾山が生地を練り、作品に~

  名優の競演そのものです。

  展示作品は少なかったが楽しいひとときでした。

 

  参考までに…

 

   光琳と言えば~ これ  「紅白梅図」

  

   乾山の ~ こんな器が

    光琳が絵を 乾山が器を

   「銹絵鶴図角皿」   藤田美術館蔵

  

 

    「色絵菊図図向付」 五島美術館蔵

     

  ~自信作に限って  自分の銘を 入れたと… 裏面に「乾山」~

 

 

  

  展示作品は僅かでしたが、銘品ばかりで楽しみました。

 

  ともかく 400年の時を経て、現在の私たちが楽しめる~

  役者たちの力量は 永遠なのです。

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炎と煙?

2019-06-04 | 日記・エッセイ・コラム

なんとなく蒸し暑い…

雨の気配だが、予報も雨

でも、まだ雨にはならない~

この蒸し暑さは 気配かな?

 このところ庭に手を入れていないのでと思い

様子を伺った…

 柏葉アジサイが可愛らしい花を

 シンプルでいいですね~

 

 

 「白」は どんな花でも 清楚で、静かで、落ち着きます。

 

 風に揺れて、細い枝が左右に その中で しっかりと個性を出しているのが 「デュランタ」

 こちらの樹は「紫色」 緑の葉にお似合いです。

道路の小路沿いには~大きく枝を伸ばして 「白」のデュランタが 

 甘い蜜を狙って 蜂が いっぱい ブーン ブーン…群がっています。

  彼らの臭覚は凄い、 きっと雨になる前に飛んできているのでしょうね。

 レンズのまわりまで飛んで来るので…ちょっと危ないかも? 

 

 

 そして、今朝 近所の方が持ってきてくれた花が なんと「松明花」(たいまつはな)

 珍しいでしょう~ さらに その前の日に これも頂いた花 「スモークツリー」の花

 どうでしょう…愉快じゃないですか。

 「炎」と「煙」の競演です。

 こんなタイミング滅多にありませんよ。

 

  「松明花」

 シソ科、ヤグルマハッカ属 別名ベルガモット ご存知のハーブ

 料理や薬用にもなってますよね。 北アメリカ原産

  花茎の先に球形の花を咲かすさまが 松明に似ていることからこの名が。

  「スモークツリー」 ウルシ科

  これは 花木 大きく伸びます。

  花が咲いたら、もこもことした花穂になり、煙に似て この名が。

  夏の夜店の「綿菓子」の感じかもね~

   これって、種類が多く、盆栽なんかにも人気。

  この秋には 何種類か植えてみようかな~と、思案中です。 

 

 この花を活けたら…外出するときには 気を付けていかないとね?

 

  今年もアジサイに肥料をやるのを 無精してしまいました・・・

 ほんと 色が悪くて~

 やっぱり それなりの色彩表現をしてくれないと 花は駄目ですね。

 反省しています。 この冬にはきっと忘れずに…

   

 

 それ補って なんとか 庭の縁取りを保ってくれているのが「オキザリス」です。

 これから夏まで~絶えることなく このピンク色が 庭を染めてくれます。

      


 少し、風も出てきて 気配は? 雨になる?

 少しでもいいから 恵んでいただきたいなぁ~ きっと花も樹も 大喜び!

 

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現代的? 「襖絵」の概念を変えたその魅力は

2019-06-01 | 日記・エッセイ・コラム

 西小倉駅から歩く。

 今、開催中の 高野山金剛峯寺襖絵完成記念

 千住博展開催中の「北九州市美術館分館」へ。

  朝の日差しはまだ優しく、紫川からの風も肌に冷たく感じる。

 

 土曜日だが思ったより人影も少なく、ゆっくりとした館内。

 

 まず 壁面一杯に圧倒する画面が正面に・・・

 「断崖図」だ。

  切り立った壁面、歴史を刻んだ岩山に朝の霧なのか・・・朝靄なのか。

  今にも頂上から崩れ落ちてきそうな ど迫力!

 会場中に 映像コーナーがあって 今回の襖絵の制作中の筆使いを流していた…

 

  本人の解説を入れながら、「断崖図」「瀧図」の一部始終を。

 

  まず、今まで日本画の常識を打ち破って、か。 いや、まさに「千住流」だ。

 描くと言うより、制作するといったほうがいい。

 和紙に下地を塗る過程から、絵の具の調合、そして描くよりは岩絵の具を流す! これだ。

 特に、「瀧図」においては、筆の力よりは、神の技によって出来る、言い方を変えれば

 偶然の妙技ではないか…陶器を窯の火力、火の力で、窯変する あの類なのだ。

 もちろん、千住さんの頭の中で描いた構想に近づけるためには…

 何度もの挑戦を重ねたのは言うまでもないと思いますが~

 

  圧倒する迫力、凄みは 他に類を見ないほどです。

   会場正面の1枚 いや 襖でいえば 何枚もになる

 

 

  さらに横に曲がって 直線で配列されていく 

  会場には金剛峯寺の襖絵を取り付ける部屋の模型があった。

  そう、やっぱり これは 実際に高野山まで足を向けtて、襖の前で見ることが一番!

  来年には この絵も襖絵として部屋に治まる。

  100年、いや1000年先にも、ゆるぎない迫力で鎮座することでしょう。

 

 一方、今回 驚いたのは、千住さんのひらめき。

 やっぱり発想の凄さを感じました。

 「断崖図」の あの岩の迫力や、皺、苔むす姿、歴史を刻む岩の年齢感。

 それを表現するのに…丈夫な和紙に水を含ませ、揉み込んで皺を出し、それから緑青を焼いた

 絵具を垂れ流す・・・凄いね。

 「平面の彫刻」だそうです。

 そして、アクセントには絵筆で濃淡をつける。

 グラデーションにはスプレーを使い、微妙な変化を生み出す。

 もう、魔法の世界ですね。 画面と格闘、いや、死闘ですね。

 アトリエで絵を描く。 

 ではなく 大工事の現場監督の動きそのものです。

 

  何度も 見直して ため息をつき。 驚き、感心し、感動が沸き上がる。

  すてきな時間を過ごしました。

 

 4階の会場にも、過去の作品がずらりと~

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして この絵も幻想的な雰囲気の部屋に展示されていた。 

 

 

 

 美術館を出ると~ 一挙に疲れが…でも、心地よい疲れだ。

 お腹もすいてきた~ そうだ 対岸のあの中華 「聘珍楼」に。

 エスカレーターで2階に~ 

 オープンまで少し早めなので 川べりを歩く。

 久しぶりの土の感触だ。

  川面も朝日の反射で涼しげな様子

 

  小倉城もすっきりと。

 

 リバーウオークの雄姿も

 

 再び階上へ… 

 

 

 

 

 丁度いい時間。

  今日は 何を?  ごく普通に「海鮮あんかけ焼きそば」に「蟹、レタス入りチャーハン」

 

  ああ、満足の絵で目もたっぷり、ランチメニューでお腹も満腹! 

  満足満足の土曜日

  ついでに「井筒屋」により、例によって大好きな「ポンパドール」で

  フランスパン&レーズンパンをゲット。

  今夜は、週末。 

  このパンとチーズとワインで。 千住博の余韻を楽しもう・・・・。

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太古の歴史が息づくまちへ

2019-05-27 | 日記・エッセイ・コラム

 5月26日(日)

「かんだ郷土歴史研究会」今月の例会はバス研修

役場前を8:45スタート。直ぐに高速に~

関門海峡の眺めはスケールも大。

九州と本州を渡す「関門大橋」もまじかに迫る~

 1時間弱で最初の目的地、いや、今回のメーン

「下関市立考古博物館」へ到着

 

  玄関正面は採光良く大きな窓枠…

 目の前に古代弥生人の模型による「貯蔵用竪穴」での作業の様子と

 その貯蔵穴を掘って調査をしている現代人の作業が展示されている。

 学芸員の館内説明が始まる。約30分 丁寧な解説を頂いた。

 

 およそ2100年前 弥生人たちが収穫した食べ物を貯蔵穴(蔵)に

 貯えている様子。

 窓越しに見えるのが 弥生人たちが住んでいた竪穴式住居。

  「綾羅木郷遺跡」での弥生人の暮らし・・・

 

 

 

  展示室へはタイムトンネルを抜けていきます~現代から過去へ~

 室内は洒落ています…音楽が流れている? 弥生時代の「土笛」の音色が。

 そして波の音まで~♪♪♪~

遺跡で発見されたものを復元して演奏しているそうです。 

その先には 常設展示室が 古墳時代から弥生時代へと展示され…

 古墳時代の様子

 20分の1の大きさ

 横には古墳時代に使われた「器」

 中には朝鮮半島から伝えられた灰色の「須恵器」や弥生時代の土器と同じ方法で作られた

 「土師器」(はじき)も並んでいた。

 さらに進み レプリカですが 出土品の展示が~

 

 

弥生時代は、2300年~1700年前 大陸から米を作る技術が伝えられ全国に広まる。

 (綾羅木遺跡出土)

 

 

 

    

 

 たくさんの土器には 日常生活に使われていた「道具」も…

 石で作った「包丁」 鉄の斧や クジラの骨で作った針など。

 「石包丁」

 

こんなユーモアなものも。

 人の顔を形どった土の人形

 顔の頬には線が刻まれています。 これ「イレズミ」

 当時の人がイレズミをしていたことがわかりますね。

 

 入口には こんな楽しみも…

 これ 麻製?

 

 しばらくの間、弥生人たちの生活の中の声が聴こえてきました~

 はるかな時を過ぎ…綾羅木の村がよみがえった~

 考古館を出ると…一挙に現代に戻り~太陽は高く、その日照りは強い。

 冷房の効いたバスへ急ぐ~。

  御殿の麓からの坂道を昇ること10分以上…

 坂は、徐々に勾配が変わって、昼前の日差しがきつい~

  城址の手前の公園の日陰に集まり 昼食を摂った。

 珍しく外での弁当・お茶付きだった…

  気温は上昇しているが、風があったのが幸いだった。

 

 時代は幕末から明治の初めの激動の跡に・・・

 砲撃戦に対抗するために造られた御殿 「勝山御殿」へ足を。

 

  今回同行の苅田町在住の歴史研究家である小野剛史から「勝山御殿」の

 あらましの解説を受け、その後、城址へ。

 城のデータから

「幕末1864年(元治1)に築かれた勝山御殿は、御殿の名がついている

が、外国艦隊の艦砲射撃を避けるために防御面に主眼がおかれ、海から

約4㎞離れた勝山城などの中世山城の麓に築かれた。

三の丸。二の丸・本丸と階段状の3段構造をもち、砲撃の衝撃を少なく

するため石垣の上部に土塁が築造されていた。

明治の廃藩置県により廃城となり、今は石垣のみが残されている。」

 

 

 この御殿、わずか7ヵ月ほどのスピードで完成! 工事には毎日領民数百人が奉仕

 長府藩内の人々が動員された。以降、ここを本拠として英・米・仏・蘭四国連合艦隊と抗戦。

 この戦いに御殿は大いに貢献した。

  しかし、時局は大きく変わり時代の波にのまれ~明治へと。

 明治4年には廃藩置県が実施され、御殿は廃城、解体となる。

 その際の一部(表門)が、高杉晋作が立てこもった寺として知られる「了圓寺」の三門に。

  「了圓寺 山門」

 

 

  さぁ、下りが大変~ 陽も高く、ますます温度も上がる。

 セブンイレブンで冷たい飲み物の補給だ。

 

 バスは市内に戻り~「長府庭園」へ。

  この庭園は長府毛利藩の家老格であった西運長の屋敷跡で、

 小高い山を背にした広大な敷地には、池を配し、書院・茶室・あずまや

 が残され、静かなたたずまいの庭園です。

 

 

  庭園を出て 海岸線を走り、真っ赤な門が目に飛び込んでくる。

 「赤間神宮」の水天門です。

  ご存知のように ここは 源平壇之浦の合戦に敗れ、わずか8歳で関門海峡に入水された

 平清盛の孫、安徳天皇を祀っています。

  壇ノ浦を望む水天門は鮮やかな竜宮造り。 国の登録有形文化財に指定されています。

  境内には、小泉八雲の怪談で有名な「耳なし芳一」の芳一堂や、宝物殿なども。

 

 

  今日も大勢の参拝客が続いています~ 本殿へ向かいましょう~

 

 

  その手前に 可愛い姿の 「狛犬」?  

   これは左右一対に配置されて、中国台連の花崗岩を現地で

 彫り上げて「大連神社全国氏子有志」の手によって運び奉納されたもの。

 右が父親、左が母親で 母親の口の中に玉が入っています。

 この玉は、石彫りの過程で仕上げており、後で入れたものではありませんと。

  早速、口の中に手を入れ・・・・丸い玉を転がしてみました。

 何かご利益につながるかしら??  賽銭、少なかったからなぁ~無理かも。

 

 すぐ隣が かの有名な「春帆楼」です。

     

  看板のすぐ傍には、この記念碑も。

 

 そして すぐ目の前には 「日清講和記念館」が。

 

  開館の歴史は古く昭和12年 この春帆楼の隣接地に。

 明治28年春に当地で行われた日清講和会議と、下関条約と呼ばれる講和条約

 の歴史的意義を後世に伝えるため。

 

  当時の平和会議の様子を再現した部屋。と 当時の様子の写真

 写真中央(左から4人目)日本国 伊藤博文・3番目陸奥宗光全権大臣

              右側下が 清国 李鴻章全権大臣

 

 

  記念の軸も

    「李鴻章」         「伊藤博文」

  

  

  今日の研修会は「古代」を感じ… 源平の世の華やかさと哀れ。

 徳川のあの関ヶ原以降、長州と言う国のありかた。

 そして爆発した日本の夜明の維新前後の長州

 対岸の小笠原藩との因縁…

 そして日清、日露、そして 今次対戦へと進む我が国の流れを

 この地域の壮大なドラマを一挙に垣間見た1日でした。

   歴史って、ほんとうに面白いね~。

 帰りに、晩酌のお供? 「ふぐ刺」奮発してお土産に…

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大濠公園の風は、もう夏!

2019-05-25 | 日記・エッセイ・コラム

 高速バスで博多の街に入り~

  地下鉄に乗り換えて大濠下車

 階段を上ると まだ10時前なのに なにこの暑さ!

 コンクリートの跳ね返りも凄い

 美術館までの道、かなりの距離

 木陰を選びながら湖からの涼しい風を受けて急ぐ。

 

 なかなか予定が立たず…今日に。

  会期も、5月26日まで…ぎりぎりのところでした。

 「福岡市美術館リニューアルオープン記念展」

 

 美術館の手前には、ご存知の「草間彌生」の作品…かの有名な「南瓜」だ。

 入る前に 「屋外彫刻」の鑑賞は始まっている…毎度のことではあるが。

 

 さらに 眺望も込みの? 作品がこれだ。

木内 克 「エーゲ海に捧ぐ」  

 

 エミリオ・グレコ 「スケートをする女」

 

 反対側の出入口には

 ジャコモ・マンズー 「恋人たち」

 

 

 博多に住んでいる時から 何度この美術館に足を運んだことか~

 今では ここまでが遠い距離の場所…特別企画展を含めても年に3度くらいかな

 屋外彫刻などは、いつもパスしていたので…今回は足を向けてみた。

 久しぶりにゆるりと鑑賞を~

 

 館内に入り、窓口で鑑賞券を~ シルバーです…私高齢者です。1500円が。

  800円で入場。 

 今日はラッキー もう一つ おまけが。

 全部 鑑賞してから「抽選会」が…赤玉を引いて~

 企画展記念はがきと1年間有効 1回限りですが「入場引換券」を頂きました。

 

  さて 記念展の会場へ・・・

 

    この企画展でも、「撮影禁止」 ああ、残念!

  会場では、1部屋のみの許可、立体的な1作品だけがOK

  という訳で、今回も、チラシや美術本、ネットから使用できるもので

  作品の紹介をさせていきますので あしからず・・・・・。

 

 2F コレクションハイライト(近現代美術室)からスタート~

 いきなり目に飛び込んできたのが 

 <マルクシャガール>  「空飛ぶアトラージュ」 

    

 

< ジョアン・ミロ>「ゴシック聖堂でオルガン演奏を聞いている踊り子」

   この絵から あなたなら 何を想像しますかね…

   この絵を良く「見ろ」って言ったてねぇ~

     

 

 さらに、ご存知の 

 サルバドール・ダリ 「ボルト・リガトの聖母」

 

 1995年 美術館は この1枚を なんと5億6000万円で購入。

バブル崩壊によってこの作品が出バナされたため価格が下がっていた上に

彼、ダリの戦後の出発を告げる重要な作品であったという理由から

購入に踏み切ったそうです。

 

 この絵の生まれた背景には…

 原子爆弾投下のニュースから受けた衝撃によるものだと~

    

 

 どの作品 圧倒されますね。

 

 そして お馴染みの「フジタ」

 レオナール・フジタ(藤田 嗣治) <仰臥裸婦>

 

  妖艶な感じ~構図では ベッドを高くし、

  シーツの流れ、皺 …目線の置き所が凄いね。

  皺の線、髪の毛の1本、1本にまで神経が~ 

    

 

 草間 彌生 「夏(2)」

    

 

  良い作品を収蔵していますね…美術館の力量だ、これは強いよ。

  ここの展示は もう ただ 眺めていれば それでいい。

 

  今回の作品数は 300点を超えるもの 

   その中から 選ぶのは大変で~す。

  お気に入りの作品に絞って、挙げていきたいと…

  「縮小版」も入れていきますので…その場合は「クリック」を

  お願いします。

  モダンアート再訪

 坂本 繁二郎 「大島の一部」

  

 青木繁 「秋声」 

    

 

 アンディ・ウオーホル 「エルヴィス」

  

  これぞ現代アートなのだ!

  この作品は「描いてるのではありません」

  絵画は、本来自らのイメージを生み出し、苦心して描き上げる…どの画家たちも。

  でも ウオーホルの作品は「写真を複写しているだけなのです」

  ・・・私にもできそう・・・

   解説にありました~アーティストがこれを作品にしようと意図したから」

   ただ それだけまのです。 と。

   つまり、うまく描くということ、上手・・・よりも、どのようなコンセプト

 であるかが重要なのが現代アート。

  その先鞭をつけた作品が この<エルヴィス>なのです。

                         (解説より一部引用)

 ジャン=ミシェル・バスキア 「無題」

 

  

 

 九州をめぐる美術 藤野 一友

 孤高の幻想画家と呼ばれ、奇抜な絵である。

 発想が凄いね~やっぱり絵を鑑賞するには こちら見る側の発想も

 潤沢でないと? 付いていけないのかも…

 「眺望」

  

 「抽象的な龍」

  

 「卵を背負った天使」
  

 

  九州をめぐる美術 吉田 博

  自然と実写を写し込む~詩情あふるる新しいタイプの版画家だ。

  とにかくこの繊細さ…浮世絵に触発されたというが~

  西洋風なのが とても素敵! ほれぼれしますね。

  「瀬戸内海集 帆船 朝」  

     

  「瀬戸内海集 帆船 午後」

  

  

  「タジマハルの朝霧 第五」

  

 

  九州をめぐる美術 アジアの仏教美術

  この部屋は、「仏様」… 森田、川村、松永等のコレクションからの出品でした。

  多くの仏像から 松永コレクション作品

  「風神像」

  

 

  九州をめぐる美術 九州古陶磁・福岡とアジア・春の名品展(松永記念館室)

 と「陶磁器」の名品が展示されていました。

  その数 101作品もの スケールの大きさでした。

 ここは凄かった~ 焼き物は落ち着きますね。

 部屋も タイミングよく鑑賞者が少なく ゆっくりと近づいて眺め、

 一歩離れてまた眺める。

 段々と味わいが増してくる…いい雰囲気でした。

 「手に取って」 指先の感覚を~と思いましたが…無理ですね。

 

  順不同で 銘品を。

   「色絵吉野山図茶碗」 野々村仁清 松永コレクション

  

 

   芦屋香炉釜  「芦屋釜」 

 

 

 「黒楽茶碗 銘 次郎坊」 長次郎

 

  古唐津茶碗 銘「老鶴」  唐津焼

 

 

  美術でつなぐ福岡とアジア 

 

 こんなユーモアな作品も

 仙厓義梵作 円相図、 あくび布袋図  虎図

      

 

 

 

  そして 我が福岡の雄…黒田藩資料からも出品

    唐物茶入れ 銘「博多文林」 

  

  そして 最後の部屋は 特別展示室

   「インカ・ショニバレCBE:FLOWER POWER

 

  天上高く 広々とした 部屋に なんとも奇妙な作品がずらり…

  「おもちゃ」の行列 ? と見紛うほどの えっ、これ なに?

  何度も申し上げます…アートに 理由はありません。

  ここも 自分流に 眺め 理解して アートを楽しむ。

  インカ・ショニバレCBE  

   「ハイビスカスの下に座る少年」

 

 

   「桜を放つ女性」

   会場で 唯一 撮影OK の作品でした。

 

   

 

  会場を出ると、そこは 真夏の太陽が 照りつけ 帰りの道のアスファルトは フライパン?

 

  脇の下から 汗が…美術館滞在~3時間  いろいろと勉強になりました。

 

      ( 5月24日  大濠公園 福岡市美術館  )

   

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京都美術協会(小作品)展へ

2019-05-17 | 日記・エッセイ・コラム

 午後からの今川堤の桜並木は強風に煽られて大きく揺れ

 私の軽自動車もその強風の中、身を置いて走るというほど。

  みやこ町で開催中の「京都(みやこ)美術協会(小作品)展へ。

 

 小作品とあるように作品数は40点くらいだろうか~

 何点も出品していらっしゃる方もいるので15人くらいか

 今回は、出品リストもなく…質素なたたずまい?

 

 運よく、お友達(出品された方)が本日の「受付当番」で

 会場にいらっしゃった。

  丁度、その時間 他のお客様もいなかったので「絵」のことで

 少しお話をしながらの鑑賞の機会をいただきゆっくりと過ごすことが

 できました。

  絵の仲間の作風なども聴かせてもらい 一層興味も…

 

  教室で絵の勉強をされている方は、先生の「筆」に似てくるし

 好きな画家の作風が自分の絵にも影響が出ている方」…

 好きなワンちゃんもモデルに使う方も…

 独特の画風を生み出そうと~苦悶?されている方

 キャンバスとの格闘は、極めるという大きな目標の為には

 これからも ず~ッと続けられることでしょう~

 企画展も次々とあるみたいで 出品するにもなかなか大変みたい?

 次の「テーマ」をゆっくりと考える時間も???

 でも、好きだから 頑張り、そして続けられるのだと思います。

  これからも 楽しみしていますので~

 

 「1枚の絵」には、思いが込められている… 

 そんなことを1枚 1枚の絵を鑑賞しながら~

  作者が どなた?   まぁ、絵を楽しんで下さい。

 

  今日の何点かをご紹介します。

 

  さらっ と 描いた 「カワセミ」 いいですね。

 

 

  「何か ご用…」 ワンちゃんの目  何か言っているの 想像して見ましょう…

   そういえば、ワンちゃん こんな目つき ご主人に向けていません~

 

 

  これは ちょっと イカした1枚です。

  これって 「クリムト」風…と聞いてみたら~ やっぱり 好きな画家だって…

  キャンバスに 強烈に 「金」「銀」が 飛び散って~

 

 

 

  現在開催中の 東京都美術館で「クリムト展」

         国立新美術館で「ウイーンモダン。クリムト世紀末への道」

  私 この6月に行って来ま~す。

 

  クリムトの作品が これ。

  

  

   大変大掛かりな企画展なので 楽しみにしています。

   帰着後、ブログアップいたしますので …見てね~

 

   さて、 もう少し作品を。

  

 

   この方の絵 上の1枚に雰囲気が… もしかして 教室の方かな?

  

 

   いつも 重厚な筆で

  

  

   かなり大胆な作品   色彩の妙?  これが一番 難しい

  

 

   でも、 こんなキュートな感じにも 

   キャンバスの上で 筆使いと 絵の具で 一変します。

   「ピエロ」の目  何を訴えようとしているのでしょうか…

     これも 鑑賞者が 自分流に 「〇× ▽ ・・・」て入れてみて。

   

 

    数が少ないから、小品だから…関係ありません。

   「絵」に 大きさなんか。

 

    さぁ、ご覧になった皆さん。

 

    あなたの「お気に入り」は…

 

  もし お近くの方なら 是非 本物との出会いを どうぞ!

 

   みやこ町 「みどりの館」で~す  !!!

 

  

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庭先には もう夏の香りです。

2019-05-16 | 日記・エッセイ・コラム

 世の中のGWの喧騒も落ち着き~

  このところの気温の上昇には…参った、参った。

 今日の午後、すでに30℃近い。

 この梅雨は 空梅雨予想

 では 夏は? これまた猛暑かも。

 鉢の水やり 1日 休むと~ 

 一発で 花たちは 萎れてしまう暑さ。

 

 花の登場も どんどん交代の様子

 

 季節に合う そんな花の姿

 鉢植えの 「アジサイ」 空に併せて…

 

 

  庭の紫陽花は まだ これから ちょっと顔を見せている程度です。

 

  この列は みんな アジサイです。 15mくらいあるかな…

  少しは 雨が欲しいのだが…一向にその気配もなし この先どうなる?

 

  さて、今 一番のスターは この花

  「ブラック&ブルーム」という恰好いいネーミングの 「サルビア系」

 

  今年は 思いっきり伸びて~ すくすく。

  「葉」も大きく伸びて 爽やかな風を受けて~背景の エノキ、アカシア、トキワマンサク

   この花の色彩を クッキリ ハッキリ 浮き上がるため と 思うくらいの助っ人です。

 

 

  すくすくと言えば こちらも。

 毎年、群れを成して 咲き誇る 「蛍袋」

  この数日で 周辺は ホタルが飛ぶかのように…

 

 

  その上に 可愛らしく 風に揺られているのが

  柔らかい葉っぱの 「ユーカリ」

   意外と 綺麗ですよ。

 

 

  次に 「更紗ウツギ」

  なかなか魅力のある花です。

 

  その奥には

 白ウツギも

 

 

   そしてこれから 真夏まで ずっと咲き誇るのが 「大金鶏菊」(ダイキンケイキク)

   植えたのではないのですが…

   この花 繁殖力が強くて 周辺の花たちを 皆殺し!

   花は 金色に輝き 群をなし 綺麗なんです。

   我が家の庭にも いつの間にか 忍び込んで この時季 繁殖しています。

   繁殖力旺盛なので禁止の花です。

   とても生命力が強いので 緑に合う 花  太陽の日差しにはとても強い 

   夏には まぁ 重宝していますよ。

  

 

   これは?

  花よりも「実」を 「ブルーベリー」

   もう 小さな実が  楽しみにしています。

   

  

 

  午後からは 日差しも強く 花は 少し 元気がなくなります。

  そんな折、 庭の景色を 引き立ててくれるのが…

  2種類の「もみじ」です。

   どこまでも広がる青い空

   追いかけるように 伸びていく 枝

   その 「青」「緑」「赤」の鮮烈な 組み合わせ~

  

  

 

   熱風が庭をまたいで通り抜けていく~

   庭の白砂も 素足で踏めば…アッチチチ~

  でも、この樹が そんな気分を変えてくれる  いい景色なんですよ。

 

 

 週末は 花壇の整地 腐葉土を入れ 土を馴染ませ 寝かせる作業

 夏に向けて 「ポーチュラカ」 でも と 思案中…

 

  鉢植えには「サフィニア」や「サンパチェンス」もと…

  いや いや 庭の主も 何かと 忙しいのだ!

 

  

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。