今日は私の誕生日
「古稀」を迎えることになりました。
古稀と言えば・・・唐の詩人「杜甫」の
曲江詩からの出典とある。
久しぶりに筆を取り「古稀」を・・・。
この詩の半ばにある「人生七十古来稀」の一行
折角の機会? だから「詩」の全文も書いてみた。
意味は・・・こんな風に解説していた。
「朝廷から戻ってくると毎日のように春着を質に入れ、いつも
曲江のほとりで泥酔して帰るのである。
酒代の借金は普通のことで行く先々にある。
この人生、七十年まで長生きすることは滅多にないのだから
今のうちにせいぜい楽しんでおきたいのだ。
花の間を縫って飛びながら蜜を吸うアゲハチョウは、奥の
方に見え、水面に軽く尾を叩いている。トンボは、ゆるやかに
飛んでいる。
私は自然に言づてしたい。「そなたも私とともに流れて行くの
だから、ほんの暫くの間でいいから、お互いに愛で合って
そむくことのないようにしようではないか」と。
いいなぁ~・・・「杜甫」自身の心境でしょうね。
泥酔、借金、今のうちに・・・ 自然と共生。
今の時代でも、こんな心境だったら、「古稀」は90歳くらいかな?
「古稀」・・・今じゃ、ちっとも稀でなく、珍しくもない時代ですが・・・
杜甫さんの生き方・・・ちょっと私にも通ずる?
酒は喰らうし、若いときは・・・酒代が生活費を圧迫?
自分の好きなこと、かなり強引 (going) my way
自然流と称しては、「自分流」の人生だった・・・ようです。
長生きするって、本当は幸せなのでしょうか?
「ただ生きている。」 そんな これからの時間は欲しくないし。
本日改めて今後の人生を考えるスタートにしなければと。
・・・・でも、きっと それも続かず・・・いい加減な普段に戻る
のでしょう。
さて、嬉しいお祝いも・・・・
私たちの一番親しい友(彼女)からは、毎年素敵なワインを。
「悪魔の蔵」 これ、チリワインで私の一押しのワインなんです。
「悪魔」って、ネーミングするほど、魅力的な味なんです。
そう、古稀の日に飲めば・・・不老長寿?
さらに若くなりま~す。ご機嫌です。
東京の子供たちからも届きました。
羊羹と言えば「虎屋」
こちらは「あけぼの」のおかき・・・
私の好きなものを毎年、届けてくれてます。
感謝・感謝
今宵のバースデイ・ディナー・・・は。 お預けです。
女房殿の仕事が夜に入り・・・明日へ持越しです。
新年の年賀状にも書きました。
「70歳からの新しいスタートを」
是非、昇竜にあやかって 新しい何かを掴み
いきいきとした歳を過ごしていきたいと・・・・。
今宵は「泥酔」するのが 一番幸せになるのかな?