黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

「鬼灯」

2018-08-27 | 日記・エッセイ・コラム

まだ続く? この暑さは

 いい加減にしてほしいよ~

日中は、もう 外へは出られません!

もう 朝から晩まで いや、寝ている時も「クーラー」は

点けっぱなし状態です。

 もし、途中で停電にでもなったら…と。

おかしくなってしまいそうですね。

 これって、これからずっと続いていく? 

そんな予感すらも。

 

 てな具合で、部屋で涼しく過ごしながら…することと言えば

 テレビ だけど、そんなに長時間 お付き合いする気もないし

 思い出したように

 本棚から1冊を取り出し 読み始めたのが これ

 「鬼灯」

 司馬遼太郎の戯曲。

   

 彼の作品では戯曲は珍しく、大変貴重な作品

  この本の前に「信長」物を読んでいまして、登場人物に

 「荒木村重」が。

 その本人を題材としたのがこの「鬼灯」なのです。

 

 ちょうどお盆が終わって 直ぐ近くに墓地があり

 どこのお墓にも たくさんの「ほおずき」が飾られており

 通るたびに目に飛び込んできます。

 そう、あの強烈な「赤」が。

  

 我が家にも仏壇にお供えしていました。

「鬼灯」「酸漿」「ほおずき」

 この「ほおずき」 

お盆に登場するのですが…  何故 お盆なの?

と言う訳で~調べてみたら

こんなちゃんとした理由が…

◆提灯に見立てた道しるべ  

 故人があの世から帰ってくる道しるべ だそうだ。

◆鬼灯の空洞に宿る

 仏様になった個人には体がありません 

 そこで仏様は、中が空洞になっている場所に身を宿して

 過ごすといわれています。

◆お供え物を華やかに

 昔は農作物が不作の時などお供えものに彩りを与えていたのが

 ほおずきでした。

  そして お盆の後に このお供え物の片付けは

1.土に埋めて返す

2.白い紙に包み、お清めの塩を振って処分する

3.お寺でお供え物と一緒にお焚き上げしてもらう

  へぇ~、知らなかった…勉強になりました。 

 

 さて、「鬼灯」

 権勢を欲しいままにしている時の人 「織田信長」

  歴史に出てくる その数々の行為は

  はたして 「善」が「狂」か 

 この荒木村重は 明智光秀が本能寺の変で信長に謀反を起こす

 その4年前に  謀反を… 「攝津守の叛乱」

 しかし、彼は 一族殺戮の最中に一人 生き延びる乱世の重荷を背負う武将

 …村重の悲劇を描く! 

 かなり しんどい人間像を克明に…

 

 司馬さんと言えば、太平洋戦争での思いが濃く 

 一言 言いたかったこと…だろうと推察するのが

 村重の行為~

 これは 太平洋戦争時の軍人の どこかに あったのではないか

 という 気がします。 「見捨てたのだ…」

  この文中に 「村重は 自分は毛利軍の援軍を待っていただけだ

  それだけだ」という 件。

 

 ちょっと暑い この時期としては 不似合いな読書だったかな?

 そこで 気分転換に ちょっと涼しく…

 「鬼灯」を 

  それも 初めて パステルで色紙に描いてみました。

 

 村重の悲劇的な一生を この赤で吹き飛ばしてみました…。

 もう 夏も そろそろ終わりにしてほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

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 身近に「花」 人生にも「華」があるように・・・

2018-08-20 | 日記・エッセイ・コラム

少し、暑さも 和らいだ感じ? ですね。

暑いときの「花」

困りますね。

花壇の花も この夏は遠慮です。

今、華やかなのは「百日紅」です。

 

しかし、この花は すぐに花びらが散ってしまうので…

花瓶には不向き。

太陽を浴びて 風に靡いて…外にあってこその花です。

花壇には樹が3本

大きく枝を伸ばして のびのび ゆったり 夏を楽しんでいます。

 

部屋の花 いろいろ工夫して活けてはいますが…

この夏の暑さには 花も 降参です。

主の無精で 水やりにも事欠いて…

花に限りがあるなか

 

この夏、意外な発見がありました

というのが、「アジサイ」

花の時期は終われば すぐ全部、摘んでしまっていましたが 

「柏葉アジサイ」だけは 咲いたままにしておいたのが

 素敵なドライになっていたのです。

 しかも、枝についているので 葉は緑のまま。

 これが とってもいい感じに。

 これを花瓶に活けて楽しんでいます。

それも、段階的に…

初期が この姿

そして とっても芸術的に枯れてきた 現在。

 

二つを併せて 活けると こんな感じ。

 

 

次に、日々 「生」を楽しむ…という姿は

樹にいっぱい咲いている花を 

毎日 活けて 1日だけにする。

 

この花が「デュランタ」の白い花

樹に満開が こんな感じ。

花は まるで 「かんざし」のようでしょう… 

活けると こんな感じ。

いいでしょう…。

 

もうひとつ。 「シマトネリコ」

「白」と「薄紫」

こんなに咲いています。

これが 一つ。

 

活けると こんな感じ。

 

 生は短し、ドライは長し。

 

まさに 花の特徴を 生かしながら 上手に楽しむ。

 

華やかな時も楽しみ、枯れて また 愉しむ。

人間だって そう、 若いときも  枯れて 老いたときも 

「華」があるように。

 花に 教えられたような…

 今の自分

 老いて 華があるように まだまだ 磨いていかなければ と。

 今が楽しくなるためにも。

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ここ行こう! ・・・そこは?

2018-08-17 | 日記・エッセイ・コラム

 

東京からお盆に帰省中の長男の一言

「行橋にラーメン屋「金田家」ってあるんだ

 是非行きたい…食べログでも超人気店なのだ」

 「父、行ったことある?」

うん、行ったことあるよ。

 「えっ、そう どう?」

「うまいよ、あそこのラーメンは」

 

息子、かなりのグルメで、暇さえあれば「スマホ」片手に

 美味しい店探し~が、趣味?

とにかく、その執念には驚き…

 

 13日昼  車で店まで行くと並んでる、並んでる…

この炎天下、評判の店とはいえ これは凄い。

82歳の姉も一緒だったので…これは並ぶのは絶対無理。

熱中症ものだよ。 

 諦めて…帰る。

 

 姉は後日と言うことで、息子 どうしても食べたい!

 

 14日。

早速、車で出かけることに~11時ちょっと過ぎ。

ラッキー! 並んでいなかった…

 彼言うには、この店、全国的に有名なんだ…

「食べログ」その他の評価でも、3.7以上、わざわざ遠方からも

足を運ぶ人多数…中には、評価「5」の満点を点ける人も。

ここは本店… 海外にも(香港、ロンドンにも)

へえ~ それは知らなかった…

 

店はご存知のように狭く、椅子席1席、カウンター10人程度の

評判お店にしては「小ぶり」です。

チエーン店とは違って麺に対しての姿勢がいい。

小ぶり、手づくり、多いからと広げない、いつも同じ味を守る。

あれこれもなく、ひとつひとつを丁寧に。

トッピング用の「高菜」「紅ショウガ」「辛味」 みんな自家製で。

「餃子」も美味いが、今日は ラーメン1点を 「味わい」ことに。

 

 注文は「黒豚ラーメン」650円 のみ。

 

 

 この少し泡立ったスープ  これが美味い!  チャーシューも黒豚を使っている。

 僕は、この木耳が大好き…

 細麺のストレート 

 注文と同時に「麺の硬さは?」と聞いてくる…「硬麺でお願いします」

 

 見かけは濃く、しつこいかな? と思うが…さっぱりなんです。

 後口がいい。

 ほら、カウンターの向こうで丼に、これでもかと味調味料を入れる店

 あんなの見たら、絶対に食べたくなくなるよ。

 「美味しかった」って 言うのは…

 「後口がいい」 これでなきゃいけませんね~

  「濃い」「しつこい」味は いけません!

 

 昆布出汁を使ってるのでやさしい味です。

 喉越しも抜群、この暑さの中、この熱い麺をすするの最高です。

 

 食べ終わるのに あっという間。 

 もう1杯欲しいくらいです。

 

 九州の各テレビ局では、番組のメーンはやっぱり「グルメ」が

 一番、手っ取り早い???  という訳で

 日頃のテレビも どこか「美味しい店」はないかと…

 そんなに あるわけないよ…

 リポーターの あの大げさなコメントには

 いささか食傷気味ですがね。

 おそらく ここ店も あまたの局が押し寄せているのが分かる。

 例によって 色紙が…壁に 狭しと張られている。

 

 NHK 「あさイチ」のMC  ご存知の人気芸人の2人も。

 

 九州ではお馴染みの「華世さん」も。

 

 ラーメンは「冬」なのか? いずれも寒い時期の来店ですね。

 

 でも、この「酷暑」のラーメンも また 格別のものがありました。

 

 息子、やっぱり間違いなく美味しかった…と、満足顔。

 

「美味い」って、のは それぞれの「舌」の感覚だから~

 とは、言うものの、誰もが「美味い」という評価なら

 「美味い」店として 評判は広がっていくもんなんだ。

 

 「たかがラーメン」と言えない、

 いや、なかなか奥が深い食べ物ですよ。

 この京築に これだけ評判お店がある。

 それだけで ちょっと嬉しいですね。

 

 

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「暑さ」との闘いの日々

2018-08-10 | 日記・エッセイ・コラム

齢76

おかげさまで病気知らずで今日まで

しかし今年の暑さは半端じゃないね。

 異常~ どこまで続く?

ちょっと体を動かすだけで汗をかく量も凄い、

こまめの水分補給は欠かせない。

おまけに この暑さの中

盆前だからとやることの量 これまた半端じゃない。

 

生活していると結構面倒なこと多いですね…

他所がやるから、やらなくちゃ~もあるし。

見栄も手伝って、ことに当たる破目にもなる。

 まずは「お墓の掃除」

区の指定箇所なので その数は相当なもの

周囲は既に綺麗に

やらなきゃ、目立つしね。

昔からの墓地なので、「草取り」も大変

毎年、この時期の仕事…こちらもとうとう考えた。

今年で最後に…そう、墓所内をコンクリート仕上げにしようと。

せっせと最後の草取りを終え、

盆を迎えることに。

 

次に、息子が帰ってくるというので…お客様じゃあるまいし と。

しかし、迎えるにはそれなりに~準備もある。

普段使わない部屋の掃除、クーラーの掃除、風呂の掃除が役目

女房殿は、他のこまごま担当。

ホント、お客様待遇の準備ですよ。

親の こんな風景~ ご存知か? 

都会に住んでいると、自宅にお客を迎えて…

なんてこと 無いだろうし…

 いつまでたっても、子供は、子供。

 

さらには、お盆にはお墓参りで、人が行きかう道路の傍

庭の手入れも…この時期の雑草の成長力はうんざりするほど旺盛。

したがって、見える箇所の「草取り」垣根の剪定、これまた大仕事。

 

この1週間近くは、午前(早朝)、午後(夕刻)

短時間の作業を毎日続けて…もう、流石 ヘトヘトです。

広いんです…庭も。

花や樹を植えても手間、

何も植えなくても さらに手間。

いやいや、「楽しむ」も、そろそろ考えどきとなりました。

「余生」をゆっくりと~なんて、もう「よせ」ですよ。

ホント。

 

やっと終わった垣根下

 

 

 見栄えを考え~ 砂を根元に

 

 道路沿いのフェンス側 きれいに草取りも

中央花壇も。きれいさっぱりに。

 

 ちょっと疲れが出てきたので、今日明日は休養タイム。

 

 作業あとの枯れ草、枯れ木の始末ともう少し残った箇所の仕上げも少々・・・・

 

 

 

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苅田えきらく大市

2018-08-05 | 日記・エッセイ・コラム

苅田町の皆さん!

 こんなチラシ ご覧になりましたか?

8月5日(日)

午前10時

苅田駅前広場(駐車場)

「にぎわいづくり実行委員会 事務曲苅田町観光協会」

主催の旗が はためく?

 猛暑が続く この数か月、8月の第1日曜日。

 依然として猛暑、いや、もう酷暑といってもいいのでは~

 そんな暑さを吹っ飛ばそうとの…企画?

 

 いえいえ、すでに 以前からのこの「えきらく大市」は続いていますが

 まだまだメジャーほどでもなく、ただいま、猛宣伝中!

 毎月、趣向を凝らしたイベントをこれかもやりますので 是非

 足を運んでいただきたい! 

       と、一人の苅田町フアンとしてお願いです。

 

 猛暑、そう、10時の段階で 気温30数度 間違いなし。

 イベント開始のこの時間ですが、まだテントを張ったり、趣向を凝らした企画の

 作業準備に追われていました。

  

 私も、仕事の合間の時間に駆け付け、ちょっと現場視察をして、また外し

 再度出向くと言った具合なので…状況が中抜きとなりました。

 チラシには 細かく 案内が…

 ちょっと広場の各ブースを覗いてい見ました…

  もも、いくり販売

 

 1袋200円 …桃の激安販売…でも、これってすぐに売り切れ…

 (売切次第終了)とありましたが、 数人が箱ごと…アッという間

 私も 欲しいのですが~ 駄目でした。 

 チラシに 桃・いくり 販売 ももくり 3年 待ったらいいのでしょうか?

 いくりは大丈夫だったので 帰宅後 ジャム用にします。

 これ毎年 自家用のジャムとして作っています。

 いくりの酸味と甘さ とっても いいジャムのなりますよ。

 ボールにいっぱい ほぼ 3㎏くらいです。

 

 

 さて、こんなお店が…

  今日は きっと 冷たいものは 売れて 売れて…

 

 隣にも ここは可愛い 女の子 2人  きっと将来の「ミス苅田町」?

  冷たい かき氷 如何ですか~ と、黄色い可愛いらしい声が 人寄せをしています。

               

 

 テントの下では 朝採れ野菜の販売も…さすが 青物野菜は少なかった…

 

 私も、 「大葉」「茗荷」「ブルーベリー」「ナス」を  お買い上げ!

 私の方も カメラ お願いします…と。往年の「ミスほうずき娘」?

 お盆には必需品です。 これ大目玉ですよ の宣伝文句も。

 

 すぐ隣では…なんと 大鍋で 「ぜんざい」 1杯 200円

 

 

  イベント開始 早々でしたが 暑さも 急上昇… 氷柱を立てて 涼む 人 人

 

 

 とにかく 暑い  まだ 始まったばかり なのに スタッフの皆さん もう 全員 汗びっしょり…

 今日1日 身体持つのか ちょっと心配

 

 時間的に まだ 趣向の本番でなっかたのが  これ 「流しそうめん」

 

 青竹 カップ 200円 1個  このカップをお買い上げいただき~ そうめんを 腹いっぱい

  こんな 具合です  

   ここから 水が流れ出ていき

 

 竹の樋を その節の間に 箸で上手にすくいあげてそうめんを口に流し込む

  竹のカップ って これです。

 このカップだって 山に入り 竹を切り ひとつ ひとつ 手作りのもの

  本当に 手間をかけ 心を込めて(吸い口には細かくペーパーかけて傷の心配ないようにと)

 の作品なのですから… 思いやり1番 凄いでしょ。 

 

  「そうめん流し」の実際は…

  どんな 光景だったのか…残念ながら シャッターを押す 時間がなくて…舞台装置のみ

 

 

 ここ 数日の暑さは 半端じゃない。

 我が福岡の「ソフトバンクホークス」の試合も 暑さなのか元気がない!

 西武に2敗 オリックスに昨日は負け、今日も苦戦中(午後15:30現在)

 このままなら連敗かも?…

 

 そうなんです ここも。 ホークス苦戦なのです

 

  このチラシが 今朝 こうなりました。

  「高温状態が続き鷹が 衰弱した為 中止します。」  う~ん、残念!

   鷹が宙を舞う!の この企画  「宙が中 舞うが止まる」 に…落ち までついて。

   鷹 急降下… ヤフオクのホークスも急降下  う~ん、どちらも残念です。

 

 

   想定外のこの暑さ 実行委員会のご苦労には 頭が下がります…ご苦労様でした。

  来月は、もう秋 と言っても これも 当てにはなりませんが…

  また 面白企画満載で にぎわいのイベントとして是非是非 定着していただきたいものです。

 

  

 

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。