昨日は「暑かった」
この数日の猛暑には言葉もない。
そんな折、大きな失敗をしてしまい 大事にならなくて
ほっとした出来事が昨日起きてしまった。
区画整理事業で埋立地から外れた 少しの土地。
20坪くらいですが(現在は放置状態)
隣の方が畑として少しばかりの野菜つくりをしている。
その畑のすぐ傍なので以前から気にかかっていたのですが
「雑草が伸び放題」を確認したので、これは迷惑だと
昨日の午前午後の2回にわたって草刈りをした。
午前中はさほどの暑さも感じることもなく 1時間半弱で
油が切れたので 午後に作業を残した。
午後は3時過ぎに作業開始。
始めたころは海風もあって、これならいける…と。
残りの草刈りを
午前中とは違って、草の丈が伸びており、草刈り機の操作も
先ず 刃を伸びた上をカット、次に下を、さらに蔓延った根元
を という「二段、三段 切り」 普通よりも余計な手間がかかり
草刈り機を宙に浮かして作業するので 疲れも相当なものに。
肩や腰に余計な負担がかかる。
汗の量が半端なく、拭いても拭いても流れ出す…異常な汗
作業前に喉にした「お茶」も効果なし。
途中・・もう1回 飲んでおけば…(事後の反省)
それを我慢し、作業を続ける。
あと もう少し、もう少し と 無心で続けた。
畑の側には 道路が走り、照り返しもある。
建設中の賃貸アパート群が軒並みに続く。 風が止まることにも。
風景が一変した造成地の傍なんです。
午後は2時間くらい 作業をしている時には感じなかったのだが…
草刈り機のエンジンを止めて歩き出すと…「フラッ」 と来た。 何だか力が抜けてくる。
必死の思いで車まで歩き、腰を下ろしてじっと静かに汗をぬぐう…
風も止まっており、車の中もすでに高温状態…これは危険と 道路わきに座り込む。
ペットボトルのお茶を口に入れる、 口の中が粘って、何度唾を出しても粘ってる。
瞬間、これは熱中症だ! いかん! 救急車と頭をよぎる・・・
気持ちを落ち着け、少し 身体を動かさず…15分くらい?
幾分 治まったので 先ずは 家へ…
機械を車に載せ、運転を 大丈夫 しっかりできる。
ほんの数分なので 助かったようだ。
玄関の上がり口で、また しばらく座っていた。
這って 風呂場に・・・
冷たいシャワーを浴び、しばらく身体を冷やす。
なんとか落ち着き 声をしっかり出る。
ソファーに横になり
心配する女房の差し出すポカリスエットが喉を潤す。
これだ 水やお茶ばかりでは駄目、大量の汗の場合は 塩、砂糖が入ったのが
効果的なのだ。
呼吸も乱れてなく、血圧計で計る。通常、一安心… やれやれ。
反省、 いや 猛省でしょうね。
自分の年齢を自覚すること。 年齢に応じて体力も衰えていること。
無理が利かないこと。 この猛暑に作業量が多かったこと。
少しの休憩を入れなかったこと。
水分の補給と種類を考えなきゃいけなかったこと。
元気だ、これくらいは、体力の過信?
このこと、これから十分に反省し、ことを行うことに。
夕食、回復、今日は「土用の丑の日」
しっかりと鰻に舌鼓を 気分的にはこれでエネルギーの補給もばっちり。
今日改めて 現場に行って来ました。
周囲は 畑で それぞれが 手前は「里芋」 後方には「トマト」「きゅうり」などを。
何も植えずに 放置しているのは 私の土地だけ。 (草を刈っている箇所)
この刈った草は、事後、乾燥後、燃やさなければ…これは 夕方、風の流れを考えて と。
長く伸びた 草の刈り取った後。 この伸びた草 (これからは短い時に作業を…)
真ん中の溝が ちょうど隣の畑との境界線 これですっきりと。
作業前に、畑の草取りをしていたご主人…
「私も 年を取って、もう草刈り機が使えないから・・よろしくね。」の言葉。
今までずっと、ご主人に草刈りをさせていた(本当に申し訳ございませんでした)
この作業、よく考えると、将来のこと 「どうする?」
少しばかりの土地 維持管理、ほんの少しの税金だが、このことも。
つくづく思いますね。
高齢化に伴い、あらゆる日常生活のこと、しっかり整理の必要ありです。
講演で、「終活について」は 当然ながら 「自分」も含めてのことなのだと。
身近に起きたことで、より身近な自分を見直す契機ともなりました。