黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

大奮闘・・・がんばりました。

2019-06-22 | 日記・エッセイ・コラム

この数日間、できるだけ時間を割いての奮闘でした。

 何がって~庭の手入れに。

 来週から恒例の「美術館巡り」の旅に出るので…

 その間、留守になる庭。

 この季節の変化は速い。

 特に雑草類の成長は、始末が悪いほどですから

 早目の仕事をと。

 まず、「紫陽花」の花も終わりました。

 花後の姿はみっともないので全部切り落としです。

 これも思ったより大変なんです。

 後の「ゴミ」の始末を考えると、作業も細かく

 「花」と「枝」を分けて…分別です。

 

 まず花から

  ほんと 花の命は短いものです。

    

  綺麗に楽しませてもらいましたが…

  終わりは、哀れ・・・

 

 

  袋詰め(ゴミ出しに)の為 庭に広げ乾燥を。

  同じく枝葉も。

 

  正面の紫陽花は 10株並び かなりの量になりますよ。

 切りとった後は こんな風に~バサッリ バサッリ 大胆に切っていく。

 これが 来年の成長に必要な作業です。

 

 

  さらに 株の根元も 剪定鋏で 古い枝を切りとり 芽を残し 丁寧に仕上げて

 

 

  次に 「欅」「シマトネリコ」の樹下 水仙の葉が枯れたので…この始末。

  この手入れをいないと来年の花が咲かないのでね。

  庭全体の整理は、まだまだですが。縁取りに庭全体に植え込んでいるので 一番大変です。

 

 

  次に、路地の小路の垣根沿いの草取り。と、入口の「柘植の木」の剪定。

  両側の垣根が自慢のもの「ゴールデンマサキ」

 

  ここから玄関へ 芝生沿いに…

 

  玄関側から見ると~

 

  そうそう、この芝生の中に雑草が生えてくるので…これの作業も

  芝生に映える草は、しつこいの多いので面倒ですよ。

   これも辛抱辛抱…

 

 

  次は、裏口から庭へ入る ここにも「柘植の木」

 この剪定も

 

 

 

 角にも植えています

 

 

  まだ成長しきれていないので、形が整っていませんが~これから徐々に「成形」を。

  いろいろやることいっぱいです。

  陶器製ベンチの位置も代えてみました… 樹の下に。

 

 

  草取り後の雑草、刈り取り後葉、水仙の枯れ草、芝生の雑草・・・・大量です。

  昨日が「ゴミ出しの日」 半分は昨日出しましたが…今日の分は、来週まで~

   この田舎町でも、今はゴミを燃やすことができないので~

  このゴミの始末が頭痛いですね~

 

 

   う~ん、よく頑張った…今朝は 顔がむくんでる? これって疲れから?

  いや、そうじゃない。

 頑張ったご褒美に…夕べは 少し多めのビールを楽しんだ~

  それだね!

 まぁ、いいか。

 まだまだ元気に身体を動かし…汗をかいて 夕餉の晩酌が 「美味しい!」

 

 独り作業は 結構大変なんですが、四季折々の庭を愛でる。

 この愉しみが身体を動かしてくれるのかな?

  まだまだ 人生後半 やることいっぱいだ!

 

  来週は、「アート」の世界を堪能してきます。 

 

 

 

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「琳派」の名品にひとときを

2019-06-16 | 日記・エッセイ・コラム

優美で大胆 華麗な筆捌き 色彩の妙~

 尾形光琳と乾山兄弟の作風

さらに時を100年すすめ。

 酒井抱一、鈴木其一の師弟へと受け継がれ~

現代の私たちの目にも その洗練された1枚、1枚は

新鮮さを失っていません。

 

 「琳派の芸術」

 ネットでイベントを探索していたら…ごく身近な処

門司 出光美術館の企画展を見つけました。

 

 こんな刺激的なチラシに足が動きました。

 朝の海風は心地よく、ご存知のリニューアルオープンの門司港駅前

 すでに大勢の観光客が駅舎に向かってシャッターを押す姿が…

 

 

  レトロ地区を美術館へ

 タワーの雄姿を眺めながら~

 

  美術館へ もう看板が見えてきました。

 

 

 

  出品リストを握りしめ…作品、 傍の解説も 一つひとつをゆっくりと。

  開館間もない 時間なので 独り占め気分! これはいい。

 

 今日の目玉は何と言っても この1点

  酒井抱一 「八ッ橋図屏風」 江戸時代 絹本金地着本

  

 

      これは 「尾形光琳」の絵から100年後 師匠の絵を基本に描いたもの。

   光琳の1枚は 現在 アメリカのメトロポリタン美術館に収蔵されている。

 

   だからこの絵を見たかったのです。

   実は 機会があって ニューヨークのこの美術館で尾形光琳の屏風を見てたから。

  日本の名品が多数、海を渡っていますが…でも、美術品として高く評価され

  今日まで残っていることは日本にないことの残念さはありますが

  でも、今日まで大切に保存され、後世まで残っていくのですから幸せなことです。

 

  その本物の1枚は これです。

   尾形光琳 「八ッ橋図屏風」 右隻図

 

   左隻図

 

 

   似ているようですが やはり 違いますね。

  どう違うかは…見ている人 それぞれで鑑賞してください。

 

   展示作品は出光美術館蔵のもの。 特に美術館としては 写真撮影ができませんので

  アップできません。

  ネット掲載の写真も 引用できないので残念ですが~

  出品作品リストには

 

  

  俵屋宗達、本阿弥光悦、鈴木其一 多彩なメンバー?の作品はどれも 素晴らしいものでした。

  絵ばかりでなく  乾山の「器」 

   豪快で 荒ぶる? 字も 絵も 洒脱 

  楽しんで描き、轆轤を回し、窯焼きを楽しむ~ そんな感じかな?

  光琳が絵を描き、乾山が生地を練り、作品に~

  名優の競演そのものです。

  展示作品は少なかったが楽しいひとときでした。

 

  参考までに…

 

   光琳と言えば~ これ  「紅白梅図」

  

   乾山の ~ こんな器が

    光琳が絵を 乾山が器を

   「銹絵鶴図角皿」   藤田美術館蔵

  

 

    「色絵菊図図向付」 五島美術館蔵

     

  ~自信作に限って  自分の銘を 入れたと… 裏面に「乾山」~

 

 

  

  展示作品は僅かでしたが、銘品ばかりで楽しみました。

 

  ともかく 400年の時を経て、現在の私たちが楽しめる~

  役者たちの力量は 永遠なのです。

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炎と煙?

2019-06-04 | 日記・エッセイ・コラム

なんとなく蒸し暑い…

雨の気配だが、予報も雨

でも、まだ雨にはならない~

この蒸し暑さは 気配かな?

 このところ庭に手を入れていないのでと思い

様子を伺った…

 柏葉アジサイが可愛らしい花を

 シンプルでいいですね~

 

 

 「白」は どんな花でも 清楚で、静かで、落ち着きます。

 

 風に揺れて、細い枝が左右に その中で しっかりと個性を出しているのが 「デュランタ」

 こちらの樹は「紫色」 緑の葉にお似合いです。

道路の小路沿いには~大きく枝を伸ばして 「白」のデュランタが 

 甘い蜜を狙って 蜂が いっぱい ブーン ブーン…群がっています。

  彼らの臭覚は凄い、 きっと雨になる前に飛んできているのでしょうね。

 レンズのまわりまで飛んで来るので…ちょっと危ないかも? 

 

 

 そして、今朝 近所の方が持ってきてくれた花が なんと「松明花」(たいまつはな)

 珍しいでしょう~ さらに その前の日に これも頂いた花 「スモークツリー」の花

 どうでしょう…愉快じゃないですか。

 「炎」と「煙」の競演です。

 こんなタイミング滅多にありませんよ。

 

  「松明花」

 シソ科、ヤグルマハッカ属 別名ベルガモット ご存知のハーブ

 料理や薬用にもなってますよね。 北アメリカ原産

  花茎の先に球形の花を咲かすさまが 松明に似ていることからこの名が。

  「スモークツリー」 ウルシ科

  これは 花木 大きく伸びます。

  花が咲いたら、もこもことした花穂になり、煙に似て この名が。

  夏の夜店の「綿菓子」の感じかもね~

   これって、種類が多く、盆栽なんかにも人気。

  この秋には 何種類か植えてみようかな~と、思案中です。 

 

 この花を活けたら…外出するときには 気を付けていかないとね?

 

  今年もアジサイに肥料をやるのを 無精してしまいました・・・

 ほんと 色が悪くて~

 やっぱり それなりの色彩表現をしてくれないと 花は駄目ですね。

 反省しています。 この冬にはきっと忘れずに…

   

 

 それ補って なんとか 庭の縁取りを保ってくれているのが「オキザリス」です。

 これから夏まで~絶えることなく このピンク色が 庭を染めてくれます。

      


 少し、風も出てきて 気配は? 雨になる?

 少しでもいいから 恵んでいただきたいなぁ~ きっと花も樹も 大喜び!

 

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現代的? 「襖絵」の概念を変えたその魅力は

2019-06-01 | 日記・エッセイ・コラム

 西小倉駅から歩く。

 今、開催中の 高野山金剛峯寺襖絵完成記念

 千住博展開催中の「北九州市美術館分館」へ。

  朝の日差しはまだ優しく、紫川からの風も肌に冷たく感じる。

 

 土曜日だが思ったより人影も少なく、ゆっくりとした館内。

 

 まず 壁面一杯に圧倒する画面が正面に・・・

 「断崖図」だ。

  切り立った壁面、歴史を刻んだ岩山に朝の霧なのか・・・朝靄なのか。

  今にも頂上から崩れ落ちてきそうな ど迫力!

 会場中に 映像コーナーがあって 今回の襖絵の制作中の筆使いを流していた…

 

  本人の解説を入れながら、「断崖図」「瀧図」の一部始終を。

 

  まず、今まで日本画の常識を打ち破って、か。 いや、まさに「千住流」だ。

 描くと言うより、制作するといったほうがいい。

 和紙に下地を塗る過程から、絵の具の調合、そして描くよりは岩絵の具を流す! これだ。

 特に、「瀧図」においては、筆の力よりは、神の技によって出来る、言い方を変えれば

 偶然の妙技ではないか…陶器を窯の火力、火の力で、窯変する あの類なのだ。

 もちろん、千住さんの頭の中で描いた構想に近づけるためには…

 何度もの挑戦を重ねたのは言うまでもないと思いますが~

 

  圧倒する迫力、凄みは 他に類を見ないほどです。

   会場正面の1枚 いや 襖でいえば 何枚もになる

 

 

  さらに横に曲がって 直線で配列されていく 

  会場には金剛峯寺の襖絵を取り付ける部屋の模型があった。

  そう、やっぱり これは 実際に高野山まで足を向けtて、襖の前で見ることが一番!

  来年には この絵も襖絵として部屋に治まる。

  100年、いや1000年先にも、ゆるぎない迫力で鎮座することでしょう。

 

 一方、今回 驚いたのは、千住さんのひらめき。

 やっぱり発想の凄さを感じました。

 「断崖図」の あの岩の迫力や、皺、苔むす姿、歴史を刻む岩の年齢感。

 それを表現するのに…丈夫な和紙に水を含ませ、揉み込んで皺を出し、それから緑青を焼いた

 絵具を垂れ流す・・・凄いね。

 「平面の彫刻」だそうです。

 そして、アクセントには絵筆で濃淡をつける。

 グラデーションにはスプレーを使い、微妙な変化を生み出す。

 もう、魔法の世界ですね。 画面と格闘、いや、死闘ですね。

 アトリエで絵を描く。 

 ではなく 大工事の現場監督の動きそのものです。

 

  何度も 見直して ため息をつき。 驚き、感心し、感動が沸き上がる。

  すてきな時間を過ごしました。

 

 4階の会場にも、過去の作品がずらりと~

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして この絵も幻想的な雰囲気の部屋に展示されていた。 

 

 

 

 美術館を出ると~ 一挙に疲れが…でも、心地よい疲れだ。

 お腹もすいてきた~ そうだ 対岸のあの中華 「聘珍楼」に。

 エスカレーターで2階に~ 

 オープンまで少し早めなので 川べりを歩く。

 久しぶりの土の感触だ。

  川面も朝日の反射で涼しげな様子

 

  小倉城もすっきりと。

 

 リバーウオークの雄姿も

 

 再び階上へ… 

 

 

 

 

 丁度いい時間。

  今日は 何を?  ごく普通に「海鮮あんかけ焼きそば」に「蟹、レタス入りチャーハン」

 

  ああ、満足の絵で目もたっぷり、ランチメニューでお腹も満腹! 

  満足満足の土曜日

  ついでに「井筒屋」により、例によって大好きな「ポンパドール」で

  フランスパン&レーズンパンをゲット。

  今夜は、週末。 

  このパンとチーズとワインで。 千住博の余韻を楽しもう・・・・。

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。