黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

今年も「グミ」のジャムを

2005-05-31 | 日記・エッセイ・コラム
今朝の陽射しも強いなぁ~。

7:00に庭の「ぐみ」の実をざる一杯収穫しました。

ジャンボな実で大体長さ2.3mmくらい、幅が1.8mmとかなり大きなものです。

枝にぶらさっがている姿は「本当におみせしたい!」 

とってもきれいなんです。ルビーの首飾りですよ。

なんともいえない深みのある「赤」  ・・というか「赤」だけでない。

表現ができない、絵筆でも描けない。自然の神秘の色です。

よく観察すると、小さな粒粒が赤い中に細かくみえます。

角度を変えてみると黄色が混じって「茜色」のように。

きっと巨匠「ミロ」も、色彩の魔術師「カトラン」もこの「ぐみ」の赤は描けない。

美の神様アフロディーテ(ビーナス)はこんなルビーを持っていらっしゃたのかな?

 という素敵な「ルビーちゃん」を手前は「食ってしまおう・・」というわけで。

ざる一杯は結構な量です。まず水洗いしいて。ゴミを取り。

「へた」も取って、火にかけて少し煮詰めます。 一旦取り出し、「種」を分ける。

皮も実から離れているので、「丁寧に漉します」

「グミ」と同量の砂糖を入れ、たら~りとなるくらいまで煮詰め。

途中、こまめに「灰汁」をすくって下さい。

最後にレモンを絞って完成です。

少し冷めたら消毒した瓶にでも詰めて食しましょう。

我が家では朝食の手つくり「カスピ海ヨーグルト」にかけていただきます。

また、「アイスクリーム」のときも、ガラスの器に移し変えて、上から「ぐみソース」

にしてかけて・・・白いクリームに真っ赤な「ぐみ」の色彩は本当に映えます。

また、料理の「ソース」にしてもいい味を出します。

皿の上に描くように流せば、これまたきれいな1枚の絵になります。

独特の「酸味」がいいですね。 ただ酸っぱいだけでもなく。

レモンではない。  そう 柑橘類の酸味ではない。 米酢とは全然違う。 

やはり「ぐみ」の持っている酸味です。 ほんのりと優雅な酸味かな?

女神もきっと朝起きて、眠気を覚ますときにこの酸味を味わっていたのかも・・・

こんな小さな「ぐみ」一個がアイデアひとつで、食卓を華やかにしてくれるのですよ。

ジャンボ・グミの隣には、小さなぐみも熟れてきました。

こいつはどう料理してやろうかな? と思案中。

どなたかジャムやソース以外に 「ぐみ」の使い方 ご教授いただけませんか?

_002





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今晩は野菜尽くし(煮込み)

2005-05-30 | 日記・エッセイ・コラム
このところの暑さには参りました。

なんか食欲増進はないか?  脂肪分も控えなければ。

 今夜は僕がシェフしよう。

そうだやっぱり野菜だ。 いろいろと冷蔵庫をのぞくとあるある・・・。

トマト、椎茸、たまねぎ、ジャガイモ、なす、人参、キャベツ、パプリカ

そのまま食べるのもいいけど、歯が疲れるものね。生野菜は。

 ボリュームはあるけれど。ここはやはり煮込んだほうがよさそうだ。

まず上記の野菜適当な大きさにカット。

硬いものからまずは炒めましょう。 豚肉を少しいれ。にんにくも。

あとはじっくり煮込むだけ。

鳥ガラのスープを少し 今日の味の決め手は

先日つくり置きしている「パスタ用のトマトソースがベースだ。

あと乾燥レーズン、乾燥トマトも加えて味を引き締める。

煮込みながら味を見て、バルサミコソースで少し濃い目にも。

とろみの代わりにトースト用のパンを使う。

少しこんがり焼いてパリパリに。

四角に切って一緒に煮込む。

あとはゆっくり野菜の自然な水気と甘みでできあがり。

鍋から湯気出ている風景って「いいもんですね」

男子厨房にどんどん入るべしですぞ! ほんと。

これって脳の働きをよくするし、ボケ防止にはもってこいだよ。naba


これで晩酌の冷えたビールが心地よく飲めそうです。

つまみに「新たまねぎ」を蒸して(レンジでチンでも可)

レモンと少しの醤油、ここで絶対必要なのがチーズを載せて蒸すこと。

それもチーズはboursin 
ブルサンアイユ(フレッシュチーズガーリック&ハーブ味)を使うこと。

これでないとこの料理は駄目!

 料理というよりも素材を最高にシンプルに味わう。

一度あなたもお試しあれ! こんなおいしいたまねぎの食べ方があったのだと。

今日の器は どれにしようかな?

 これなんか 引き立つかも・・・・   utuwa_008






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雑草との格闘

2005-05-30 | 日記・エッセイ・コラム
毎日花壇の手入れをしながら、「ガーデニング」とは? 雑草との戦いである。
これが正解ですね。どんなにむしってもむしっても顔を出す。ほんとうに嫌なやつだ!。でも考えてみれば、こぼ雑草。
人間が勝手に雑草とよんでいるだけで彼ら?はそんな考えは持っていないのでしょうが・・。
名前だって人間が植物学的に、これも勝手につけて、分類の中で、「菊科」「ゆり科」なんてね。
中には可愛そうに、名前も知られずに、日陰の身で生きている草もある。だけど本当に逞しいね。
ここでも人間様は「雑草のように力強く生きていくのだ」なんて、こんな時だけ「格上げ」してあげている。
 ガーデニングしていく上で、最初に心を決めておかなければならないのが、「草取り」です。これが嫌いならやらないほうがいい。雑草と呼ぶか、この雑草も庭の花や樹の仲間に入れて庭としていくかですね。
そもそも昔から我々はこの「雑草」様には大変にお世話になってきたはずだ。
 食料として、春の七草なんて、ほら「せり、なずな ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ これぞ七草」 今では、その時期になると、デパート、スーパーに高値で並んでいるでしょ。
雑草たちが人間に「ああ これが 七草」 って話題になるのがこの日だけ??? 
まぁ 「せり」「すずな(蕪9」「すずしろ(大根)」 蕪は今でも普通に食してはいますが。 
本当にナチュラルな庭つくりをするなら自然のままに、雑草を仲間に入れたくなければ「草むしり」は大前提の仕事なのだ・・・ だから 今 私の仕事の大きな時間はこの「雑草との格闘」にある。
 十字軍ではないが「百年戦争」なのだ!。 
イギリスの本格的ガーデニングと、我々のほんの猫の額の庭つくりではまるでちがうね。
 お城があって、狩が出来る山があり、川も直接引き込んでわが町全部を飲み込むような「庭」と比べたってコリャ駄目だよね。まぁ せっせと「草むしり」に精を出すことで「我もガーデニングやっているのだ」って自己満足がちょうどいいとこなのかもしれません。 そのうち「雑草」が主役の花壇になるかも?  今日もやけに日差しが強いよ。負けずに手を動かすことしましょう。zassou


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大学で勉強

2005-05-27 | 日記・エッセイ・コラム
今月25日に「○○大学園芸科」へ入学しました。各自治体が高齢者のための大学を開講している。いままで自分が企業の中で培ったノウハウを活かして、実は全国のこうした「老人大学」へ地元の営業支店からの依頼で「健康と余暇」とか「老後のコミュニケーション」とかいろいろな話をしてきたのですが、今度は聴く方になり、趣味の園芸を本格的に勉強しようと入学しました。毎年このコースは人気のコースだそうで今年も164名も。他に「俳句」「書道」「はがき絵」等 まぁ 精力的な「老人?」いや 自分もまだ「老人」と呼ばれたくないが・・・ なんて言うのが一番いいのだろうか? これってみんな思っているらしい。 「実年」「熟年」「シニア・・(死にや~・・・関西弁だと)」  なんとも難しい問題だぞ。
 我が田舎町にも「組」組織があり、何事も行事に関してはこの当番の組長さんの役目が大変みたい。まだこの田舎での生活に充分には慣れていない小生。いささかくたびれる一面もある。やはりギャップが大きいのだ。さてこの園芸コースは前後20回も講義や実技・実習を重ねて11月まで勉強だ。中には交流実習というのがあって、「学校支援」や「学習援助活動」と呼んで、小学校の授業参観、お年寄りの園にお伺いして「花壇の手入れ」なんぞもするらしい。また全期間午前中は各界の講師の「講義」があり、「生きがい」「健康「病気」「介護」「住宅問題」「相続と遺産」等盛りだくさんのメニュー。
 凄いね、ホントに「まさに老人パワー発揮」だよ。 思うに、今日本で大事なことは何か? これは言うまでもなく「少子高齢化」をみんなが真剣に受け止め、意識し、どうするかを考え、即実行しいていくこと。これでしょ。だから、各自治体はこぞって「元気な老人、長生き結構、最後は明るくぽっくりバイバイ」が誰もが望んでいることなんだ。介護保険にはまだまだ問題が山積している。「介護」を考えながら、「出産奨励」「子育て援助」「元気な老人」将来ある者へのパワーアップがまず先だろう。「介護」されない生活環境を自分からみつけることでは? 国や自治体になんでも「おんぶにだっこ」これじゃ駄目ですぞ。税金って、自分で払いながら、「本当にどこに、どんなに使われているの?」って 皆が関心を示すようにならないと大きく変わらないだろうな。「介護保険」だって、「自分も払っているのだ」なんて意識で、勝手なこと言っている「やから」がいると聞くが、そんな「意識」こそなくしていかないと、この制度も早晩行き詰っていくような感じだなぁ。
 だから なんとか「自分のことは自分で」をもっともっと磨くことを「モットー」にしていきたいよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕には好きな人がいたからです

2005-05-27 | 日記・エッセイ・コラム
謡曲「敦盛」にドラマで織田信長が舞いながら詠う一節「人生50年 下天の夢に比ぶれば 夢幻のごとくなり~」
 私も還暦を過ぎ定年延長後の勤めも契約切れ、田舎暮らしに入りました。 今振り返ってみれば本当に「あっと言う間の」
60余年。 正直振り返ったことがなかった。人生は航海したが「後悔」はしなかった。昨日は昨日。今を大事に。だから明日が来る。この繰り返しだった。仕事も人並みには努力し、自分のための時間を確保し、自分流を貫いても来た。こうして「田舎」の環境にどっぷり身を置く毎日も本当に違う意味で大変なことだなぁと実感しているこの頃です。
人生を「豊かに、楽しく」過ごすには、自分ひとりでは駄目だね。やはり、「好きな人」を沢山自分の周りに持つこと、これだ。
幸い僕には多くの「好きな人」がいたので、いつも楽しく遊んでこれた。これからは今まで以上に時間が取れるのでもっともっと深い関係になれるだろうと・・・・。 ご紹介しましょう。
 本日はほんの少しだけですが・・・
 歴史上の人物です。なんといっても一番近づいて話しかけているのが「織田信長」「豊臣秀吉」「徳川家康」「坂本竜馬」
 まだまだ・・・ 画家ではこれまた一番好きなつい先年亡くなったフランスの巨匠「カトラン」そして「ピカソ」「マチス」「ミロ」
 日本画家では「東山魁夷」「中川一政」「奥村土牛」「竹内栖鳳」「小倉遊亀」 陶芸家備前焼の「山本出」 
 作家 もう 本棚のほとんどが彼の著書「司馬遼太郎」 彼こそが、前に掲げた歴史上の人物の「見方」をいや、歴史の始点を変えてくれた本人なのです。 まだ ジャンルの違う 大勢の「好きな人」がいます。
 
「出会い」がなければ「始まり」がない。 人生を楽しくするのはこの「出会い」 このプログを通じて、これから自分流のお付き合いをしてきた「好きな人」との関わりを「つぶやいて行こう」と思っています。
   和室に飾っている「小倉遊亀」のリトグラフ 「桃」です。
    _003


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。