花壇の枠からはみ出してこぼれた種から生えた「コスモス」が咲き始めた。
コスモスは風に敏感で、少しの風でも大きく揺れる。
腰も弱いので、ちょっと強風だとすぐに地に倒れてしまう。しかし、ここからが凄い。
折れてもう駄目かと思うと・・どっこい、独りで起き上がってまた、もとに戻って花を咲かせてる。
この花も群生が良く似合うのだ。 農家の庭先、工場の裏手の隅っこ。駅の貨物が積み上げれてひっそりしたところ。
不思議と、みんな天を仰ぐと青い空が抜けるように綺麗なことである。
秋の風景には欠かせないし、しかも、背景としての役目を担っている花だと言うことです。
だから、絵になるのです。 さらには、コスモスは「水彩画」の美しさですね。
花言葉に、「乙女の純潔」とあるみたいです。
花弁は装飾的な美しさ・・・です。 美しさも薄刃のような切れ味。
舌状花
原種はメキシコ
花言葉も 色によって
少し表現が違うってのも
面白い・・・。 コスモスは「8枚」のはなびら・・・です。
彼女? 彼は? 9枚のはなびらを。
変体? 変態? 染色体異変
「四葉のクローバ」のように
何かいいことあるかな?
我が家のコスモスも 野生並みに辺り構わず 生えて ぼつぼつ咲き始めていたのを
撮ってみました。
今日も、自転車で「田舎巡り」をしてきました。
またまた新発見です。 休耕田に「コスモス」を見つけました。
休耕田に風が吹いていく。
この「たんぼ」、きっと 訳あり? 高齢でもう農業ができなくなった?
雑草茫々・・・・だけは 隣りに迷惑だと優しい心根の持ち主・・・きっとそうだと思います。
種を撒いているようです。(種だって結構ばかにならないと、思います。)
それにしても凄い。 約600坪くらいは?
秋の俳句選集の中に・・・この風景にぴったりの1句がありました。(蔵本マキさん作)
「 コスモス揺れて 今は 訳あり 休耕田 」
自転車を降りて、田んぼの中に入ってシャッターを。
まだ 3分咲き程度 これから一挙に舞うように咲くことでしょう。
海風がさっ~・・と吹くと、コスモスはざわめいている様に・・聴こえてきます。
この時間だと、もう西日です。
ピンクも、白も、赤も・・・沈む夕陽でみんな真っ白になったり、黄金色になったり・・・
舞台で乙女の群舞が、今日の公演のフィナーレを演じているような。