黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

続 ポンペイ展 NO. 4

2022-11-21 | 日記

第4章  ポンペイ繁栄の歴史

上流階級の富裕ぶりは何よりもその邸宅に見ることができる

豪華な部屋や貴重品は家の主人が客人たちに自分の社会的立場を

印象付けるための舞台装置でもあった。

 部屋の装飾にこだわり、貴重な素材をふんだんに使った豪華な

食器や什器が用いられた。

(写真 資料より引用)

  「ファウヌス家」

      

  ポンペイで一番の邸宅(フェウヌス家)

      邸宅は3000平方メートル丸々を。

 

  「ヴェッティの家」の壁画

   

 この家の壁画はとても保存状態がよく、美術館に飾ってある絵のよう~

 画家の、モザイクの技術力最高ですね。

 また、この邸を発掘した現場の当事者は、この壁画を見ての「驚き」が

 想像されますよ。

 

この展示では、遺された「邸宅」跡などは見ることができない

「キッチン」や「サウナ」など、破壊されたと言えども、その

痕跡ははっきりと読み取ることができる。

 (ポンペイ関連資料から引用)   

多くの客人を招き、世界の珍味を食材としてもてなしたのであろう

邸宅のキッチン跡。また、ローマ人たちはことさら「サウナ」は生活に

欠かせない必需品だったのかもしれません。

  「キッチン」

 

  どうです、この豪華なキッチンは、多くの使用人たちでおもてなし料理が

 造られたのでしょう。

  部屋の壁には、モザイク画を、造りは豪華な大理石。

      

 

 「サウナ」

    

 食事の後か、前か…ひと汗流して食卓に着く~。

 いや、食後、ゆっくりとサウナで過ごし、部屋に戻って芳醇な香りの

ワインの栓を抜き、団欒の時間を過ごす・・・・?

 

それにしても造りも最高。天窓まであり、あかるさ、開放感あり。

閉じ込められる、という印象はなく、くつろぎの場だね。

 

それでは展示品を~

108. 猛犬注意  モザイク

 悲劇詩人と呼ばれる家には、玄関の床に犬のモザイク画が。

 「猛犬注意」という注意書きがある。

 えっ、ポンペイでは犬は飼われ「番犬」の役目もしていたのだ。

 きっとご主人様には忠実な番犬、嫌な奴が邸宅に来たら

 「大声で吠える」?   どんな吠え方、だろうか?

   

さぁ、ポンペイ一番の邸宅、「ファウヌス家」にお邪魔しましょう。 

 

109.躍るファウヌス   ブロンズ

 

 ヤギの角を持った牧神ファウヌスにちなみ邸宅は「ファヌスの家」と名付けられた。

 玄関広間で来客を迎えた~ 70㎝あまりのブロンズ像。

 

 邸宅の中に入り~キッチンを覗いてみましょう。

111. 湯沸し器         112.シトゥラ(バケツ)

       

 

115.貝殻形カップ       120.料理保温器

      

               料理がさめないようにと

                 「保温器」まであるの? 凄いね。 

 

じゃぁ、居間に移動しましょう

122 笛 

124. へび形ブレスレット  金(鋳造)、ザクロ石(陰刻) 

125. 126.127. 指輪 (3種類)  金、ザクロ石、金

    館の女主人の宝石箱にはさぞや「金銀財宝」が~

 

次に部屋の壁にかけられている「モザイク画」を鑑賞しましょう。

130. ナイル川風景   モザイク

 

  

   (部分 拡大)

 

  どうですこのモザイクの精巧さ…

 ナイル川風景と動植物を描くモザイク画は、ヘレニズム時代のアレクサンドリアで生み出され

 地中海、世界に広まりました。

 

132. 葉綱と悲劇の仮面   モザイク

 

133. ネコとカモ    モザイク

 

134. イセエビとタコの戦い    モザイク

 

 どの絵も しっかり対象をとらえ、精巧な技法を駆使しての作品ですね、

 邸宅の壁に掛けるものですから、かなりの大作でしょう… 

    「下世話の話ですいません…1枚    どのくらいかな?」

 

次は、「ファヌウス家」から「竪琴奏者の家」にお邪魔します。

 

部屋の各所に置かれていたブロンズやフレスコ画

を見てみましょう。

 

141. イヌとイノシシ  ブロンズ    142.ヘビ形噴水 ブロンズ

       

143.ライオン  ブロンズ

   

145. 詩人   フレスコ

   

147.恋人たち  フレスコ

   

 

148.  竪琴を弾くアポロ    ブロンズ

      

 

 それでは次に「悲劇詩人の家」に伺います。

  邸の 東壁、南壁(西の区画)、南壁(東の区画)、東の列柱廊に

  飾れているフレスコ画を見ましょう。

 

150. プリセイスの引き渡し   フレスコ

 

      ホメロスの叙事詩にあるトロイア戦争の場面

151.ヘレネの略奪        フレスコ

   

     トロイアの王子パリスがスパルタの王妃ヘレネを連れて帰郷する場面

  

152.ユピテルとユノの聖婚   フレスコ

 

153.イフィゲネアの犠牲    フレスコ

 

 

今回、展示されなかったモザイク画「アレクサンドロス大王」は、ポンペイ遺跡

で見つかった最高傑作の一つで巨大な作品。

 数百万個の石片が使われ紀元前、4世紀にギリシャのマケドニア軍を率いて

東方に遠征したアレクサンドロス大王が「イッソスの戦い」でペルシャ軍と戦う

様子を描いたとされます。

 

 会場では、ビデオの大画面によって、内容部分の解説をしていました。

その一部をご紹介しましょう。

 

  「アレクサンドロス大王」の拡大部分

   

 

第5章     発掘のいま、むかし

      

  

154. ペプロスを着た女性(通称「踊り子」)

               エルコラーノ)パピルス荘)

   

155. 綱渡りのサテュロス   キケロ荘

 

157.ペプロスを着た女性(ペプロフォロス)   大理石

  (ソンマ・ヴェスヴィアーナ、{アウグストゥス荘}

  

158.ヒョウを抱くバックス(ディオニュソス)  大理石

  (ソンマ・ヴェスヴィアーナ、{アウグストゥス荘}

  

    (部分)

  

 

  火山灰に埋もれた街から発掘された数々の彫像が

  こんなにも見事に美しく遺っていたとは・・・

  「奇跡」という言葉しかない。

 

 これでお終い。

 

 現在のポンペイは平和でのどかで世界中の観光客が

 

 この遺跡を訪ね、町並みを歩きながら人間の逞しさ、強さ、繊細さ

   『「あの昔」にこんな文化が』と、感嘆の声を上げている。

 

 

    今は静かに    噴火後のヴェスヴィオ山

             噴火前のヴェスヴィオ山

 

  

 歴史を振り返れば~数々の「争い」がその国の「生命」「文化」を破壊

  どれだけの貴重な財産が消滅していっただろう・・・。

 現在、21世紀の世の中は安心して暮らせる世の中だろうか?

 この小さな地球でも、絶え間ない「戦争」が続く。

 その度に、失われていく「生命」

 そして「その時代の誇り」も

 これは、「人間」のみでなく、「物」も同じ。

 後世の人に貴重な価値を生んだはずのものが、である。

 ただ時の為政者の思惑だけで、戦いは始まり、終わってきた。

  「戦争」というもの すべて「無意味」なのだ。

 

 今回、ポンペイ展を通じて、「生きていく」という意味を

 つくづく感じた。

 「触れる」という機会 の大きな意義を掴んだ収穫の時だった。

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続 ポンペイ展 NO.3

2022-11-20 | 日記

 第3章  人々の暮らし=ー食事と仕事  

  

 

 解説にあるように、ポンペイの街はまさに近代的な街でした。

 人々は繁栄を謳歌する。

 そんなリアルに生きている姿を鮮やかに絵画や建築物に

 ふんだんに遺してくれています。

 今回は「建造物」の遺跡は見ることができませんが

 ちょっとその一部を写真にて紹介しましょう。

まず「生活用品」の展示から 

76.仮面のあるパテラ  ブロンズ

    

77.ワイン用のアンフォラ  土器

    

   熟成したワインをこの土器に貯める

78. 仔ブタ形の錘   ブロンズと鉛

     

79.アヒルのケーキ型   ブロンズ

       

80. 目玉焼き器 あるいは丸パン焼き器  ブロンズ

  

 えっ、これは 現在なら…「たこ焼き」にも使えそう・・・。

 「目玉ねヱ~」 う~ん、パンも焼くのか~。

ここでパンが出てきたので、ちょっと横道へ。

 ポンペイ遺跡の中に、「パン屋」がしっかりと遺っています。

(遺跡写真の中から引用)

 

 凄い! こんなに大きな規模なんだぁ。

 毎朝、焼き上げる数って、相当なもんでしょうね。

 でも、きっと「ハードパン」ばかりで 今風の「菓子パン」なんて

 ものはきっとなかったと思うよ

 

85.パンのある静物  フレスコ

 日常の何気ない一瞬を切り取って1枚の絵に。

89.炭化したパン    食品

  これって、黒こげのパンなんです。

 噴火で飛んできた火砕流で黒焦げに…

 そして今日、そのままの姿でで私たちの前に。

 

街は賑やかで、大勢の人が…パン屋の前には大勢の人だかり

  「パン屋の店先」

 

他にも 「ファストフード」の店も沢山あって、賑わっていたそうです。

そんな立派な店の遺跡 (遺跡資料より)

 店のレイアウトだって、おしゃれですよ。 カウンターには見事な絵を

 きっと、店全体は、フレスコ画やモザイク画で全体をまとめてあったと想像しますね。

 

私、今の時代に生活していますが~

生活道路は昔のまま、狭い道路で、車が来ると身を避けながら歩く

そんな毎日なのに・・・・この時代のポンペイの街の道路は

見てください! 車道と歩道をきちんと分けているのですよ。

都市計画の最初から、街はどんな姿にするかを考えていたということ。

やっぱり、すべてが凄いですよ。

 (遺跡資料から)

 

 

さて生活用品に こんな細やかなものまで。

 

93.薬箱  94.外科器具入れ(箱入薬石、スプーン、探り針など)

 

97.コンパス   ブロンズ

  一般家庭の後からなのか? 建築士の家からか~

  それにしても、コンパス、定規、 すでにこの時代に?

     

 

98. 青色顔料の入ったテコラコッタ容器  土器、顔料

99. 赤色顔料の入ったテコラコッタ容器

  この容器の中に、フレスコ画を描く時の顔料を。

  ここはきっと画家の家から出土したんじゃないかなぁ。

  この「器」の造りも凄いよ~ただ顔料の入れ物にしては

  模様なども入れてかなり凝った作品…

  これは近くの 窯元で造られたものかな。

 

 

 

  

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続 ポンペイ展

2022-11-19 | 日記

 第2章「ポンペイの社会と人々の活躍」

     

32. 青い水差し  ガラス    36.黒曜石の杯 (黒曜石、サンゴ、

                 ラピスラズリ、孔雀石、金)

     

 

  装飾品の数々…当時の人はお金持ち?

  その細工の見事さは、現代の名工も真っ青…

   この杯の、模様の細かさ、使用した材料の高価なこと。

    「ラピスラズリ」は当時としては大変に高価なもの

    神秘的な「ブルー」は圧巻です。

   *後世、オランダの画家、フェルメールが使用し

     フェルメールブルーとまで呼ばれた。

  

 

 埋もれた山のようなデータから浮かび上がったのは、当時のポンペイには

多様な文化が混在し(ローマ死因、聞かした外国人、奴隷身分から解放して

職人や商人になった人々集り、豊かな社会を築いていた。

 さまざまな人種、言語が飛び交い、人々はファストフード店でランチを

とり高級輸入食材を自宅で楽しんでいた。

多様な食生活は、穀物や果物、木の実や鶏卵、魚、スペイン産の魚の塩漬け

ウニ、肉はキリンの肉なども、パンは毎朝、焼き立てを。

また、インドネシア産の香辛料など珍しい食品も食べていた。

 

37.浮彫付きグラス  ガラス

    

 

40. ヘタイラの饗宴   フレスコ

このフレスコ画のように~富裕層の人々は日常を楽しんでいる。

 大富豪はこうして豪華な邸宅で愉しみ~

一般の庶民は、街に繰り出して…夜の開けるまで

 ポンペイの街には、約90もの居酒屋があったそうな…。

 

42.ライオン形3本脚付きモザイク天板テーブル 

       (大理石、モザイク)

   

何と贅沢な食卓でしょう~大理石、テーブルの表面にはモザイク画

テーブルの上には、果物、肉類、パン、ワイン…

 

45.筆記具  (フレスコ)

  日常生活でペンとノート 現代と変わりませんね。

  メモを取る、記録に残す、いや、彼女は、日記をつけているのかもしれません。

  ペンを唇に寄せ~昨日の出来事を思い出しながら…

   

 

48.哲学者たち   (モザイク)

 

これはモザイク画です。

モザイクとは、絵の具を用いて描くのではなく、小さな破片を組み合わせることで模様を

表現する技法。 (石、陶磁器、ガラス、貝殻などが使用される。

作品が制作された地域や時代によっても異なります。

大きなメリットは、耐久性の強さです。退職する心配がほとんどないこと。

湿気でダメージを受けることも少なく、この企画展の「ポンペイ」の時代

(2000年前)の作品でも、鮮やかな色彩をキープしています。

       質の高さは驚きです!

  我が家の壁面にこんな1枚あったらいいね~・・・

 

50.マトローナ (既婚女性)   モザイク

       

        首にかけているのは高価な装身具

   腕にはブレスレット、高価な指輪もボックスには山ほど

51.双頭のヘビ型指輪    (金)

  会場での展示は、ガラスの箱に並べられていました。

  石付きの指輪、半球形のイヤリング、真珠のイヤリングなども。     

        

 

 57.エメラルドと真珠母貝のネックレス (金、真珠、エメラルド)    

                

          これは相当にお高い代物?

           

     

 

68.奴隷の拘束具     

    

華やかな生活を謳歌する人あれば~ 生涯を奴隷として生きていく人も~

しかし、このポンペイでは、奴隷から富裕層の仲間入りをした面々も多数いた。

白か黒ではなく…民族の多様性が、この街の文化にも、生活にも

     異種・多様な面を浮き彫りにしている。

 

71.金庫     (銅、鉄、ブロンズ)

     

 大きな金庫、 どれほどの金貨、銀貨が~

  展示品には、テナリウス銅貨、銀貨、アウレウス金貨も、デザイン、彫も鮮やかに

  現代まで輝いていました。

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特別展 ポンペイ

2022-11-18 | 日記
 久しぶりの「九州国立博物館」へ。
 
         
 会期の終わりももうすぐという木曜日。思ったより、会場への人は少なく
 ゆるりと鑑賞できた。さらに、今回の企画では「写真撮影ok」だったのは最高!
 今回、ブログ掲載の為の「使用する写真」集めには、いろいろなところから
 集めましたが、さらに「会場での実写」ができたのは嬉しかった。
 
 このイタリアにある「ポンペイ」という呼び名。 この地名。
 歴史に興味がない方でも、一度は聞いたことのあるはずです。
 「ヴェスビオ火山の噴火により埋もれた都市ポンペイ」という
 知識かもしれませんね。
 
 紀元前9世紀に栄えた都市、古代ローマ時代には、劇場や水道も完備され
 現代に負けないくらいの賑わい~
 *ひょっとすると現在のある地域ではまだ、ポンペイの街より遅れている処も?
  
  世界の歴史に類を見ない大地震がポンペイを襲う!
  街を見おろす「ヴェスビオ火山」が噴火。 
        
          ヴェスヴィオ山と遺跡の街
      
     
  轟音と共に火山が噴火、雨のように火山灰や、火山礫が降り注ぎ、5時間で
  火山灰は1m以上にも降り積もったとある。
  さらに翌日の朝には、2m、二度目の噴火により、生き残っていた人たちも
  逃げるすべもなくなくなったという‥‥。当時の人口は推測で1万人ほど。
  火山灰の下から見つかった遺体の数々は~1000を超えると。
  噴火前の地震や、1回目の噴火で街から避難した人々は難を逃れた。
   後世、発掘の際に見つかった遺体は火山灰の層の下、倒壊した屋根や建物の
  下敷きになっていたと。
  また、火山灰の上部で亡くなった人も多く、熱風による窒息死だという。
  救助に派遣された使者は壊滅状態のポンペイの様子になすすべもなかった
  そうです。
 
  しかし、不思議ですね。  そんな街が、こんなに見事に残ったのは?
  「天災後の略奪がなかった・・・・。」
  考えてみれば、納得。 「町全体が埋もれているのですから」
  それも、発掘が始まるまで・・・およそ、1700年間も。
  本格的に発掘が始まったのは、1860年以降~
   こうして、1997年、ユネスコの世界遺産に登録され、今回の企画展により。
  「私たち今の地求人」たちが、往時の人々の生活ぶりをつぶさに見ることが
   できるのです。
 
   遺された数々の展示物は、もう、細かい説明はいりません。
   じっと見ているだけで~その実体が理解できるほど、見事な姿なのです。
   出品の数は大小取り交ぜて158点にも。
   その精巧緻密な出来栄え、知恵の塊、その技術に、言葉がありません。
    どうぞ、ごゆるりとご鑑賞ください。
 
  展示の順番に写真を揃えてみました。会場は薄暗く、鮮明さに欠くもの1枚も
   ありますが、他の収集からも多く引用しています。
 
        
 
                       
 
 
序章 ヴェスヴィオ山噴火とポンペイ埋没
 
 1.女性犠牲者の石膏像   
         衝撃的な姿です   
       
   *火山灰で埋まった人々が腐食によって分解され、空洞だけに遺したものに、
     溶かした石膏を流し込み固まってから掘り出してみたところ、遺体を鋳型
     として発掘することに成功した。
      発掘リーダー(ジェゼッパ・フィオレッリ博士)
 
  4.バックス(ディニオニュソス)とヴェスヴィオ山
           
                  (フレスコ画)
 
                         
       
 
  5.アウグストゥスの胸像       6.フォルムの日常生活
 
         
      (ブロンズ)                     (フレスコ)
      10.水道のバルブ   (ブロンズ)
 
       13.アルカイック様式のアポロ (大理石)
      
 
   15.食卓のヘラクレス (ブロンズ)
       
 
    17.三美神        (フレスコ)
       
 
     21.イシス神官とハルポクラテス (フレスコ)     
     
        
    
     22.イシス神官      (フレスコ)
       
  
     23.パピルスの巻物を持つイシス神官
       
 
  *「フレスコ
   語源はイタリア語で「新鮮」を意味。
   フレスコ画とは、壁に漆喰を塗り乾ききらない新鮮なうちに水に溶かした顔料で
   描く技法です。漆喰は乾燥が始まると表面に固い透明な被膜ができます。
    この性質が絵の保護層となり非常に耐久性の高い画面になるのがフレスコ画の
   特徴です。
 
      24.25. (俳優 悲劇の若者役、女性役、遊女)
        
 
       26.劇の準備     (モザイク)                                                 
     
 
 
                28.  パレード用の兜     (ブロンズ)
         
 
   今回の展示は、第1章から、第4章迄の展示です。
    作品の数も多く、それぞれ特徴がありますので、出来るだけ多く
    アップしていきたいと思っています。
 
    今日から4回に分けて掲載いたします。
     どうぞごゆるりと~
 
     8月以来のブログオープンです。
     自分を含めて家族・身内が体調不良…
     気分的に憂鬱でパソコンの前に座るのを控えておりました。
 
     世間では「紅葉狩り」の話ばかり~こりゃかんなぁと、思い直し、
     気分も一新!   そう、アートのこの季節です。
     以前から、是非にと思っていた企画展 「ポンペイ」に出かけてきました。
 
     その圧倒的な迫力に、じめじめした気分も吹き飛んでしまいました。
     「なんて小さな自分だろう」ってね。
     2000年も前の彼らの生活ぶりをつぶさに見ることにより、
     その力強さに感動を覚えるしかありませんね。
     現代の私たちは、一度、地球が生まれ変わってから
     この世に出て来たのでは?
     と、一瞬感じたほどの今回の「ポンペイ展」
     とても、充実した時間を過ごすことができました。
 
     *私のブログをご愛顧して頂いている「川上様」からのコメント
      「ゴッホのシリーズの一節」に対してのご意見
      ご返事が大変遅くなって失礼致しました。
      情報の収集先や、どこからの情報なのか、
      真偽のほどをお寄せいただきました。
      まずそのことに対してお礼を申し上げます。ありがとうございました。
      ご意見のご返事としては、大変申し訳ございませんが、素人の為、かなり
      いい加減であること、私なりの思いをなんとなく載せてみたり、
      「作者の文面をそのまま」使用したこと。
      いろいろな情報を集めたのを確認もせず使用。など と、
      深く研究された方にとっては、許されない一文であったのかと思っております。
      大変失礼いたしました。
      紙面をかりてお詫び申し上げます
      今後とも、老いの一文、
      よろしければ軽い気持ちでお付き合いくださいますよう。
   
 
 
 
 
 
 
 
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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。