黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

宇原神社玉垣の歌と句

2020-07-26 | 日記
昨日、午後からコロナ禍の為開催が中止になっていた
   「かんだ郷土史研究会」・・・久しぶりの例会がありました。

 本日のテーマは「宇原神社玉垣の歌と句」で
   行橋(美夜古郷土史学校会員)の横山英男氏の研究の成果を
  聴かせていただきましたので・・・皆さんと一緒に。

宇原神社といえば町内では神幸祭「苅田山笠」でお馴染みの神社です。
今回はその神社の「玉垣の歌と句」なんですが・・・
 「玉垣」って、ご存じですか?

 玉垣(たまがき)=神社・神域の周囲にめぐらされる垣のことである。
         瑞垣(みずがき)ともいう。  (ウイキペヂア)より。

 ということで、今朝 早めに宇原神宮まで写真を撮りに行ってきました。

  ◆本殿を囲む玉垣
           
 
  神宮の駐車場へ入る前あたりからの周囲
 ◆境内を囲む玉垣
          
         

  今日の話の「宇原神社」の参道を歩いて池の端を渡るとすぐに境内を囲む
 玉垣の入口に。 
   右側の親柱は 苔か、石の変色か? はっきりとは分からないが・・・
         
    一字一字なぞっていくと・・・・
       旧字体もあるので 判読しにくいので  
  渡された資料より  私が「手書き」し、写したものをアップします。
         
            
  という和歌が・・
 「一行目 
    
    
     
  
 『日本書紀』によれば、宇原神社の主祭神である
  「ウガヤフキアエズノミコト」は出生の際、鵜の羽と茅で葺いた産屋で
 出産するはずが、まだその屋根を葺き終わらないうちに生まれたので、
 母である豊玉姫によってこの名が付けられたとされる。

  ちょこっと・・・
  苅田町の「豊玉姫」は こんなに可愛いの?
       

 つまりこの親柱の和歌は、日本書紀に書かれた名の由来、出生時の物語に
触れ「鵜と羽と茅で葺き終わらないうちに生まれてしまわれた神が鎮座まします
宮が、まさしくこの宮である」と、「ウガヤフキアエズノミコト」を主祭神とする
宇原神社を称えたものと考える。

  歌の下に刻まれた「橘園」の文字は作者の号であろう ?
      

  北部九州周辺で「キツエン」の号を持つ歌人を調べたところ、
該当するのは下関の白石正一郎ただひとりであった。
  なぜ宇原神社の玉垣に白石が歌を献じていたのか?
  そして白石正一郎とは どんな人物なのか?

左側の親柱にも句が
 「踏み分て見れ婆(ば)尊し神の道」五七五の定型で、
 「踏分け」(落ち葉を踏み分ける晩秋の季語)を含んでいるから、
 現在の俳句のようであるが、この句が作られた明治十年代では未だ
 俳句という語はほとんど使われておらず、連歌や俳諧連歌の発句(ほっく)
 から独立した「俳諧」と呼ばれていたものであろうか。
  この句には作者名が刻まれていないが、右側と左側の親柱が一対なので
 右側の歌の作者「橘園」の作であろうと推定される。

横山氏は、
この句は明治初期までは各地の主要な神社で社頭連歌が行われていたから、
これはその連歌の発句ではないかと気が付いたそうである。

ちょっと横道に入りますが・・・NHK大河ドラマ「麒麟が来る」の主人公
 明智光秀が、「本能寺の変」の前に 例の愛宕山威徳院で里村紹巴をはじめ
とした連歌の会を催した・・・そのときの光秀の発句が 有名な・・・
     「ときは今 あめが下しる五月かな」
 脇は  「水上まさる庭の夏山」
 紹巴が 「花落ちる池の流れを せきとめて」
  
   主人織田信長の殺害という? 有名な句  ご存じでしょう?

 そういえば、コロナ禍でドラマも・・・もうすぐ再開でしょう。
  きっと、ドラマの中で この1句は 取り上げられるのでしょうね。

 さて、話を戻して・・・作者って?
   話を聞いて・・・意外な方でしたよ、歴史好きな私にとって。
 この白石正一郎が出てきたので・・・このブログアップをしたいと思った。
 
 幕末から明治維新にかけて必ず登場するのが・・・
  坂本龍馬     西郷隆盛    高杉晋作
        

 などは有名ですが、実は 彼らの活躍の影で、
いろいろとこの白石正一郎(下関の回船問屋小倉屋の長男)という人物が
彼らをはじめとする人々を迎い入れて宿泊をさせ、交流や活動の拠点とし、
更に活動の資金も援助するなど裏方として彼らを支えた豪商なのです。

またなかなかの素養人で、「記紀万葉」などの古典を学び、和歌の面白さに目覚め
 「橘園」という号で「松のおち葉」という歌集も著している。
商売の上では、薩摩の物産を交易しようと西郷にあって薩摩藩の御用商人と
なり、薩摩問屋と呼ばれるようにもなった。
 
 さらに文久3年6月18日 白石邸で高杉晋作が奇兵隊を結成。
       
 正一郎は、弟と共に入隊して隊の会計方を務めた。
 その後、晋作の推薦により士分に取り立てられた。

  元治元年(1864) 12月15日
   奇兵隊が功山寺で挙兵・・・明治維新へと動き出した。
      
         高杉晋作の像
        

 さすがの白石も慶応元年には私財が尽き・・・倒産状態に・・
 その後、大きく 新政府は動き始め、彼に政府の役職の勧誘があったが
 断り・・・最後、「赤間神宮」の宮司に就任した。
         

 「橘園」と宇原神社との関連は、
彼が赤間神宮の宮司に就任して間もなく、
翌年の明治11年頃、苅田の宇原神社の玉垣と参道の新設計画が立てられ、
近隣各所に寄付を募る通知がまわされたものと思う・・・横山氏。
 (玉垣に刻まれた寄進者の住所が広い範囲に広がっていることからもわかる)

赤間神宮の祭神は安徳天皇
 宇原神社の祭神は「ウガヤフキアエズノミコト」であるが、初代神武天皇の父
であるから安徳天皇の遠祖にあたる。
 天皇家の神を祀る神社同志の縁でお互いに近い交流があったと思う。
そういう縁で、白石宮司は宇原神社をたたえる和歌一首と、発句1句を寄進した
ものと推定される。
 しかし残念なことに白石正一郎は工事が完成する僅か1か月余り前に死去。
この句と歌は 最晩年の作と言える。

        壮大なドラマ・・・ですよね。

話をもっと突っ込んでいけば・・・維新のドラマや 平家の清盛まで・・・
  そうでしょ、安徳天皇といえば 例の壇之浦ですよ・・・
        僅か8歳、かの急流に身を投じ・・・
  そして赤間神宮に祀られる。

  父 平清盛まで引き込めば・・・平家物語の件までにも

 ああ、歴史って 面白い!
   横山さんの長年のご苦労  勉強になりました。

ただ ぶらりと観光・・・なんて言わないで、一つの歌碑・石碑、石詞、狛犬
 鳥居だって・・・きっと それなりの「面白い話」 「曰く因縁話」って
 まだまだ、たくさん出て来そうですよ~   
        コロナのこの今日明日 
 じっくりと 「歴史」に浸かってみるのも なんだ かんだ発見がありそう!

 そうそう 私 今 新しい展開を待っているのが 「秀吉」の数々です。

  近頃 頻繁に 新しい発見が・・・こんな

  ◆晩年 豊臣家の権威託したか・・・秀吉「幻の城」京都新城
       幼き秀頼のため? 御所そばに美しい石垣
    天皇の御所のすぐそばに築いた最後の城が、約400年ぶりに
    姿を現した。

  ◆秀吉の橋 琵琶湖で変身?
        大阪城の極楽橋を移築した可能性が高い 

  ◆秀吉から清正へ 朝鮮出兵命じる朱印状
        「文禄の役」で清正が出兵する直前のもの

  ◆秀吉信仰原点? の木像
      江戸時代に作られた国内最大の「木像豊臣秀吉坐像」
        秀吉信仰が大阪でもあったことを示す初めての文献
  
 
  などなど なぜ 今頃?
    きっと 何かがあり、何かが発見され
      歴史の1ページが 変わる。
         それを 期待しながら・・・ 次のニュースを。


   
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葉室さんのこと…

2020-07-24 | 日記
 先日のブログで「乾山挽晩愁」のことを少し話しました。
その少し前にも「コロナは毒ばかりじゃないよ」(6・27アップ)にも・・・・

この1冊には5編の物語が・・・
 その一つが「乾山晩愁」で葉室麟のデビュー作で歴史文学賞を受賞。
絵画の天才・尾形光琳死後の尾形深省(のちの乾山)の視点に立って
その後の乾山の生き方を描いた。
 華麗で自由奔放に生きた兄・光琳
 その光り輝く者の傍で、自分らしい生き方を模索する乾山の姿
葉室さんが注目した・・・・。
 その何かを、少しでも 自分(私)の中に取り込めることができたらと
 作家の筆を糧に・・・こうしてページを捲っているのです。 

   「華やかな光琳より、地味な深省が気になった
 そこを読み取ることできるかなぁ~・・・

「昨日までの雨がようやく、あがって抜けるような夏の青空が
白雲の間にのぞいていた。
庭の生垣の朝顔は昨夜の雨の名残で水滴を白く輝かせている。
ツクツクボウシの鳴き声がうるさかった。」

 そう、まるで今、この時間の我が家の状況にピッタリ?

このところ私も、「絵師」に関する本を多く読み・・・ブログアップもしている。

この1冊も絵師を題材にしていることは先に述べているが~。
 再、再度の登場です・・・

 尾形光琳と言えば・・・琳派の中でもスター的存在。

「琳派」=血縁や師弟関係などに頼らず、およそ300年にわたって
    引き継がれた独特の芸術一派である。
    始まりは江戸時代中期の17世紀。
    京の上層階級の町衆であり、能書家の本阿弥光悦と、
    絵師・俵屋宗達が大和絵の技法を取り入れて、洗練された意匠を
    絵画や様々な工芸品に表した。
    江戸の御用絵師たちの作に見られる武家趣味とは異なり、王朝趣味を
    復活させ、華やかさに溢れており、平安・王朝文化ルネサンスとも
    いわれている。
 
  この作品は葉室さんのデビュー作。
冒頭の・・・光琳が亡くなって1か月後、
    家の中は今も線香の匂いが絶えない・・・暑い日の縁側に深省が。
    (兄さんが亡くなって、これからは絵付けもしてもらえんな)
     団扇で顔をあおぎながら、光琳のことを思い出していた。

ちょうど五十代の愁いの時期に自分がいて・・・・葉室さん(この段階ではまだ
小説家デビューもしておらず、世にも出ていません。

 葉室さん曰く「だいたい五十代にもなると、人はみな、ある種の愁いを抱いて
いるんじゃないかと思うんですね。
 僕もサラリーマンでしたが、そろそろ定年が見えてくる時期でした。
 定年退職というのは、ある種、大変なことで、組織を離れると自分はどうやって
いったらいいのか、よくわからなくなってしまう。
 その先には晩年というのが待っていて、晩年もまたどう生きるかということも
 悩ましい。
 憂慮することが どっと増えて来るわけです。

 ・・・・葉室さんは、 頼っていた兄の才を失って不安もあった。
 垣間見える晩年の愁いの中にいた深省の再出発、そこからの人生を
 描いてみたかったんです。  と 語る。

    彼自身の最終発でもあったような気がする・・・私感。

   この「乾山晩愁」のあと・・・次々と葉室さんの本を読んだ。

 そして 死後の1冊 葉室麟 「洛中洛外をゆく」 (2018・6・25初版)

 その第1章に 「尾形光琳・乾山」『乾山晩愁』の本書を読みながら・・・
 この本で紹介する名所を 私は葉室さんと一緒に思いを同じに
 楽しんでみた。
     葉室さん 仁和寺「遼廓亭」
  光琳好みお茶室で、もともとは御室門前堅町の乾山の屋敷にあった
  という。 

   葉室さんが訪ねたおり・・・
        

 そのあと 光悦寺へ
      


   「養源院」
         
   琳派の祖・俵屋宗達が本堂に描いた「白象図」
         

  他に「唐獅子図」「金地着色松図」がある。

       
  
  

  こんなところにも・・・
  「阿以波」
   元禄2年(1689年)創業。7代目より、団扇の専門店。
    「阿以波」を名乗る。
    同家の団扇コレクションは日本有数で、尾形光琳直筆の団扇絵も
    残っている。 琳派の美意識が感じられる団扇を1年以上かけて
    制作。伝統を守り続けている。 実用品にして最高の芸術品ともいえる
    団扇は、写真下  左 1万4,040円、 ユリ模様6,264円
        一番右の団扇・・・3万8,800円だそうです。
      
      

 
 光琳と言えば・・・この絵から始まっても過言ではない。

  「下鴨神社」
   
      
 
  下鴨神社の御手洗川にかかる朱塗りの輪橋のたもとの紅梅は、
  尾形光琳の「紅梅白梅図屏風」のモチーフとなった紅梅と伝えられ
  「光琳の梅」と呼ばれている。         
  

       国宝「紅白梅図屏風」 MOA美術館蔵
二曲一双の金字を背景に描かれた紅梅と白梅、中央に上から下へと末広がりに
流れる水流が描かれている。
 凡人がこの絵を観るに・・・どんな思いが込められているか・・・
 一般的にはそこまでじっくりと考えることもなく・・・鑑賞 でしょ。
 ここ葉室さんにしては珍しくエロチックな場面が・・・本文から
     紅梅は光琳 、川は妾・さん、白梅は乾山
 物語に登場する、さんという女性は光琳の妾であり、蠱惑的な女性として
 描かれている。
 光琳は深省に向かって、さんを抱くように言う。
 「さんの身体が川で、 紅梅はわし。 白梅はお前や」  (中略)

 「深省。お前は昔から禅に凝ったりして、ほんまの自分を見ることを避けてきた。
 人というのは愚かで汚いものや。それが見えんと、ほんまに美しいものに
 感動したり描いたりすることはできん。
 さんの体に地獄をのぞいてみるんや」と言うと、
 そのまま一階へと降りていった。  
  ぼう然とした深省に、さんが、にじりよって深省の首に片手をまわした。
 吐息が熱く感じられ、さんの片手が深省の手をとって・・・ へと導いた。 

 深省の目は金色に輝く屏風絵を見ていた。

 まるで女体のようにうねる水流と岸辺に根をはる梅の凛とした姿ー
 (あの時、わしは さんを抱かなかった。
  あの屏風絵の前でさんを抱いたら
  兄さんに一生、追いつけんと思ったからや。
  わしは生涯、兄さんに追いつけなかったということやろか)

  葉室さんは・・・深省は、精神的な世界にとどまりたいという気持ちが
         あったのではないかと思いますね。 と。
  そこには、やはり、自分は光琳にはかなわない。
  超えられないという思いが
  色濃くあったはずです。
  でも、光琳も同じなんですね。 
  宗達に憧れて、宗達を越えたいと思い続けて
  ・・でも宗達を越えられないという思い。
  同じような葛藤を深省もまた、光琳に抱いていたのでしょう。
  深省のあらがう心が芽生えていたのではないかと・・・
  「僕は兄貴とはちがうんや」という意思。

  なんか 普通の家庭でも 
  (できのよい兄、反抗する弟・・・)なんて・・・
  兄弟って・・・どこも同じような 感情ってありそうな? 
 
  いや、小説の中に、作者の「言わんとする心」みたいなもの。
  嗅ぎ取る? 
   
   「死もまた良し、です。 
    私くらいの年齢になるとフッとそう思うことがあります」
  
  本書の中で・・・人生論を語る・・・
    (急逝した葉室さん 2017年12月 享年66歳。)

  私くらいの年齢? (50歳からの創作活動ですよ) とおっしゃるが・・・
  まだ私(78歳)には そこが未だ分からない。
  芸術家でないから? かな? 
  それとも 「人生」の何たるやを 知らないから?

  作家の 含蓄ある 一言、一行から 
   悟りを・・・という段階ではまだまだ なさそう。

   年齢を重ねたばかりでは・・・まだまだ 
               と、思うこの頃です。
   
   

  
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もう始まった…大合唱!

2020-07-22 | 日記
今日は「大暑」
 日照りが少ない今年。
 水は余りあるほどに提供され・・・いや、災害になるほどの雨量。
 そこかしこに被害は、野菜までに影響を。

 さらに コロナは落ち着くどころか・・・感染拡大の方向へ。
そんな中、「Go To トラベル」が今日からのスタート。
 これがまた、「アベノマスク」並み?
 どうして今やるの? の批判集中の中に。
【  「Go Ta  Go Ta」 ごたごた? 
  「Go Cha  Go Cha」 ごちゃごちゃ
  「Go Te  Go Te」  後手後手
    キャンペンではないだろうか? 】

 コロナの教訓は全く生かされず・・・
 細かいことは これから考え決めていくから  と。
 無責任な? 狂騒曲の始まりなのだ。

 追いかけて・・・「Go To イート」 だって。

  こんなので ほんとに イート ?

 そんな心のイライラを さらに増幅するのが・・彼ら?
 我が家のシマトネリコの樹に群がり、大合唱会の始まりです。
 そうです! 「クマゼミ」なんです。
  それも 数十匹・・・
    周辺の静けさを吹き飛ばす 大音響!

  それぞれの枝に分かれて・・・パートが決まっているのか?
 アルト、ソプラノ、バリトン、テノール・・・
 
 いや、そんなパートはきっと決められていないぞ。

 なんせ、譜面なんかないみたいだ。
 ともかく、発声練習でしょうね・・・
  同じ音声の繰り返し・・・
 それがまた、しつこいほどの練習量?
 いつ止めるのかと、耳をふさぐ・・・強烈さなのだ。

  蝉の時間と、吾が時間・・・たまらず カメラ持参で近づくと。
 一斉に・・・止まる。
  そして、シャーッと声を出して 逃げていく・・・
  特有の おしっこ? 飛ばして・・・ 憎いやつ!

 これから毎朝の恒例行事なるのかと思うと憂鬱です。

 本来なら・・・川のせせらぎの音を聞きながら

  「静かさや 岩にしみいる 蝉の声」 でしょう。

   犯人?の姿を残しておきました。

     

     

     

     

     

     

  こうしてブログアップの最中にも・・・
  外から蝉の声が部屋の聞こえてくるんですから・・・

         「うるさい!」
  
 



 




 







 

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コロナ禍での講演

2020-07-21 | 日記
 今日は久しぶりの「火曜いきいきサロン」(不定期に依頼される講座)の講演
本当は3月の予定が・・・コロナの影響でしばらくお休みでした。
 会の主催者の判断で5か月ぶりの再開です。

 NHK大河ドラマ「麒麟が来る」の周辺を探る とうタイトルで「信長」「光秀」を
中心に戦後時代の武将の生きざまを 分かりやすく歴史の勉強会を。
  ただ、ドラマもコロナのために放映は中止・・・
3月にお話しするタイミングとは時間差が出てきて・・・
 「桶狭間の戦い」などは 面白く盛り上げようと思っていましたが・・
すでに放映済み・・・今川義元も亡くなり・・・挙句、もっと面白く話を、と思っていた
斎藤道三も息子に殺されてしまう・・・そんな ズレが生じて 
 資料つくりにも苦労しました。

 まぁ、今までよりは逆に時間ができたので・・・細かく 余分なことも整理し
なんとオールカラー版10ページの豪華版に仕上げました。
 
         

 私は、NHKのドラマは1話だけを さらにそれ以降は 断片的にしか
見ていませんので、ドラマの展開がどうなっているかは関係なく話を。

この主人公「明智光秀」は、その生涯の前半部分がまったく謎に満ちた武将。
 土岐氏支流である明智家に生まれたが・・・正確な生年ははっきりとは
分かっていない。
 後世の史料によるものでも、「明智軍記」の説、「当代記」によるものなど・・・
いろいろ。
 光秀が生まれてから、足利義昭・織田信長に仕えるまでの経歴に関しても
諸説あり、正確なことは不明。

 美濃の国主斎藤道三に仕えた後、越前の国朝倉義景を頼り仕えた・・との
あたりからの話、以降を話に入れて 「本能寺の変」までの波乱に満ちた
短い人生について、エピソード&横道を交えての約90分の時間で。 
信長に出会って以降・・・が彼の生きざま。
天下布武を掲げ、最短最速でその目的を果たそうとする信長の
「十兵衛、わしに仕える気はないか」・・・の一言が 光秀の人生を決めた。
  ・・と、思っています。
つまり、信長がいての、光秀物語なのです。

きっと光秀は・・・こう思っていた。
 主君信長に「麒麟」が来る世を実現させるべく・・・秘策を練り続けた
優秀な男だったと思います。
 では、なぜ、彼が 歴史に名高い「本能寺の変」への行動に???
 
これも、当代の歴史家が いろいろな説を・・・まさに真相はいかに?
なのです。

 分からないことが多いから、また 想像でモノが言えるし、話のネタも創作
できる?  まぁ、史実+脚色=楽しい光秀像  ってとこでお許しを。
 私なりの 信長&光秀 創作ストーリー 講和です。

  戦国時代の「国盗り」図です。
      

 まずは ドラマの中の登場人物の相関図を整理しました。
  歴史の中の人物と ドラマの配役を並べ 親近感を持たせました。
  足利将軍家と 斎藤道三の流れ・・・このドラマの架空の人物
 この架空の人物が 視聴者に与える・・・歴史認識はどうなるのでしょうか?
 

  次に 織田と 今川 家康 松永久秀 将軍公家たち・・・
 

  織田家の流れ
 
  明智家の流れ
 

 ここでっは「松永久秀」の武将の話よりも
   茶人としての挿話を・・・「九十九髭茄子」 と「古天明平蜘蛛釜」の
    数奇な物語を。
 
 そして信長の心を 日本国から 目を 外に向けさせた男
  「領土的野望」が芽生えてきた・・・
  イエズス会巡察師「ヴァリニャーノ」との逸話
 
   「天正遣欧少年視察」がローマ法王グレゴリウス13世に謁見し
  信長からの贈り物「安土山屏風」の話を・・ 
  これもヴァリニャーノが勧めたこと。
   
   
  以前に 「伊東マンショ」の話もしていましたので・・・
 ブログの皆さんには 
4人の少年の物語は・・・以前のブログ 「風神雷神」でご紹介しています。
   
 

  数奇な運命に動かされ~現在まで この「九十九髭茄子」は
   時の 足利将軍家から始まり・・・松永久秀ー信長ー秀吉ー家康・・・・
    そして 現在 静嘉堂文庫美術館に という話。
  
 

  ついでに、武将たちと、「茶器」の話から・・・

  覚えておいて欲しいから・・・国宝のこの一品の紹介
      「曜変天目」
 

  まぁ、結構時間に追われて・・・まだまだ 言い足りない?

  光秀は、信長が好きだった・・・
   しかし、目が外に向かい「領土的野望」 その心はもはや制御不能
  光秀は見た・・・そのことで、謀反に傾斜していったのでは???

    「歴史って・・・ほんとうに 面白いですよと。皆さんに~

  また 次回 改めて 補足をしたいなぁと 今日はこれでおしまい。
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ちょっと一息に・・・「乾山晩愁」

2020-07-20 | 日記
日中の作業は夕食の後に疲れがどっと出る。
 積み重ねた疲労と、一杯の晩酌お手伝って・・・
まだまだ・・・と若気の思いとはうらはらに、以前とはやっぱり違うのだ。と。
 自分を説得する。

ウグイスの声から~蝉の声に変わってきたこの頃。
 ちょっと蒸し暑さも手伝って・・・夜もしのぎにくくなってきた感じです。

寝る前に本のページを捲るには~近頃は、遠慮していた。
 どうも行を進めるには、歳のせいか眠気が急に襲ってくるようになって
次の日には 読んだところの記憶も薄れている・・・これじゃ進まない。

 こんな読み方があった・・・葉室麟さんのデビュー作「乾山晩愁」

この1冊には、5編
「乾山晩愁」「永徳翔天」「等伯慕影」「雪信花句」「一蝶幻景」
 それぞれ絵画の天才・尾形光琳、陶工尾形乾山
 狩野派の狩野永徳、 そして同じ時代のライバル長谷川等伯
さらには狩野探幽を大叔父にもつ清原雪信
そして江戸元禄時代の絵師 英一蝶・・・・

 この収録した力作が 25~40ページくらいなので読みやすい。
しかも、興味ある「絵師」がずらりと・・・
 意外な物語も挿入されており・・・飽きずに読むことができた。

    

  なかでも・・・「一蝶幻景」では
絵師多賀朝湖(のちに画号を「英一蝶」)が俳諧師たちとの触れ合い

芭蕉とその弟子たち。 宝井其角、服部嵐雪、山口素堂・・・
 さらに 大奥のどろどろした内輪話などに首をつっこみ・・・
 挙句のあてに、「島流し(三宅島)」で 12年後に江戸へ戻る
   等々 興味満載。

 出だしに・・・一蝶の由来?
 「白い蝶の群れは、道を横切っていく。
  四、五十は いるのではないか、と見える蝶が一塊になったかと
  思うと帯のように細長く連なって宙を舞っていた。」

    ゆらめく蝶の群れは不気味な思いを心のどこかに残した。

文中にも、俳句が沢山紹介されており ワクワク・・・

   こんな句から 「目に青葉 山ほととぎす初鰹」  素堂

  芭蕉が「野ざらし紀行」の旅の前に
      
   「野ざらしを 心に風の しむ身かな」
  「笈の小文」に
   「旅人と わが名呼ばれん 初しぐれ」 

 また 朝湖と其角が 話の合間に 掛け合いで
 朝湖 「あさがほに 傘(からかさ)干して 行く程ぞ」
 其角 「しばしとて あさがおに借す 日傘(ひからかさ)」
                      「虚栗」に掲載

芭蕉亡き後 其角が江戸一番の俳諧師となっていた。
 その頃、 日照り続きのため地元の百姓に雨ごいの句を所望され

  「夕立や 田を見めぐりの 神ならば」 と詠むと・・・
     さっそく雨が降り、江戸中の評判になった。

  面白いのが・・・例の赤穂浪士の話。
  大高源五と富森助右衛門の二人の 其角との出会いがあり 
  源吾が「子葉」 助右衛門が「春帆」の俳号。

  其角が討ち入りの前日 両国橋の橋詰で笹売り姿の源吾とばったり。

  其角 「年の瀬や 水の流れと 人の身は」と 詠んだ。

  これに対して源五は
     「あした待たるる その宝船」と 大望を持つ身であることを
   ひそかに伝えたという話が広まった。

   これ実際のことではなかった・・・江戸で人々は人気者の其角と
    赤穂浪士を結び付けたかった? ・・・
 
  短編は 分かりやすくて 読みやすく 眠りの前には効果的。

    疲れも誘って・・・ぐっすりと・・・
            夢の中に蝶が舞ってくるかも?
          

  
 

 
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雨の合間の庭仕事 

2020-07-18 | 日記
 雑草の成長力ってもの凄いエネルギーですね。
このブログでも毎回、申し訳なく思っていながら・・・そう言っている。
「雑草」という決めつけ。
 決して上から目線ではないんですが・・・自然に生えて来る草類を
雑草と呼んでいる私たち。
いや、もしかしたら私だけかも?

 この雑草君との闘いは、庭を持っている人ならご存じのこと。
一生の闘いなんです。

 刈っても、刈っても・・・抜いても、抜いても・・・また顔を出す。
ある時は、まったく違う種類の「草」になって平気な顔してのさばっている。

もうあきらめですね。

 と、毎回、草刈り仕事をするたびに「ぼやき」
仕方なく作業をすることに・・・

 決して、そんなにほったらかしにしているわけではない。
・・と、思っていますが・・・あちら(雑草)の方が、ある種几帳面?
 頭を刈り取られれば、直ちに「ムクムク」と盛り返してくるしつこさは
相当なものです。

さぁ、ぼやいてばかりいても・・・今日も 作業開始です。

 これは、茅が蔓延ってしまった玄関横の垣根の周辺。

 芝生の庭のコーナーから横の花壇周辺
    ここは、ここ数年に、「どくだみ草」が大発生?

    

 
    また 先日「紫陽花」の株を掘り起こしたが、少し残したままの状態
  この処理も気になって・・・4本抜いたままに・・・
  15本を最終的には3本に。
   手前に1本 中の葉が残っている樹 もうひとつ先の1本と。
        

  やるなら、一気にと 晴れ間を見ながら・・・先週、今週、昨日、今日・・・
    老骨に? 鞭です。

 先ずは草刈りから
  自然に増えてきている・・・芝生は少し頭を残しながら。




次に紫陽花の株  これも先日悪戦苦闘・・・と言いましたが、まさにそう。
 こんなに根っこが蔓延っているのかと・・・驚きです。
 1株 1株 周囲の土を除き、細かい根っこをハサミで切り取り・・・
 ほんとに言葉の通り 「根気よく」の作業を続けるしかありません。

 植木屋さんに頼めば それは簡単に重機でもってあっけなく作業終了
 でしょうが・・・まだまだ自力で頑張れる間は 自力で と。

 大きな株になると・・・1株 掘り起こすのに 1時間余りも・・・
 この列に費やす時間が・・3日にも。

 この株を

 どうです、やりましたよ~
     最後に 3本残して 作業終了!
   

 紫陽花が見事に並んで 楽しませてくれたのも 見納め。

 来年は・・・きりっと 3本。
  どんな姿で登場するのか・・・これも 楽しみです。

 やれやれ~ やっと なんとか予定の作業は終わったものの・・・

既に、草取りをした箇所からは、もう、この雨が栄養・・・
 力強く、逞しく・・・成長して  

    私を休ませてくれそうにもありません・・・トホホホホ ( ;∀;)

 
 
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久しぶりのギャラリーに

2020-07-17 | 日記
コロナの猛威はまだまだ続く・・・
 東京では昨日 286人感染最多更新~
 観光業への支援策「Go To トラベル」について
 東京都民への旅行を対象外として22日から実施する・・・

 これって、本当に大丈夫? と、 関係各界も、
  思い、思いが YES or   NO

 この問題でも「異論」続出・・・

 さてさて 結果は どのようなことになるのやら。

 そんなコロナ禍
 2月にギャラリーでの美術展依頼・・・5か月ぶりの絵に触れてきました。

 第12回 水彩画の彩展
       

  地元 みやこ町、行橋、苅田、築上の皆さんが主流?で
 北九州市(小倉、八幡、戸畑、若松、門司)、宇部、宗像、筑紫野市から
 岡垣、添田と 毎回お馴染みの画家たちの作品74点の競演です。

 例年に比べて 画架に向かって筆を取る時間にも余裕が?
 もしかしたら逆にコロナ禍では 「風景」画では、
 思うように出かけるわけにもいかないと
 思案投げ首?だったのかも・・ 
  今回の作品も ひょっとすると以前描きためた作品の出展も。

 今月10日から始まったのですが・・・雨も続き・・今日に。

 昼ちょっと前だったのか、会場には 男性が3人余り
 静かな雰囲気で、ゆっくりと鑑賞することができました。

 いつものように
 リスト見ながら この方、有益人良竹さんの作品から
 「里の祈り」 これは大作F80号です(1455×1120)
    
  小品で 「紅葉の季節」
 
   

 
  これも大きな作品でF50(1167×90)はみやこ町の池田さん
  「雪渓を越えて」 
      

  これ 水彩画で表現する? 
  いや、とっても 面白いと思いました。
  小倉の 大江さん F100 一番大きかった作品
  筆使いが細かく・・・そのきめ細かさに圧倒です。

   タイトル「ミクロの世界」  う~ん、なるほど? 
    これって もしかして コロナのイメージ (・・? 
 

  次の作品も F50でアクリル 大きな作品です。
 私のフアン 八並さん 旧来の手法から 挑戦的なイメージに転換は?
 試行(思考)錯誤中 ・・・「今を象る(かたどる)」
 タイトルも挑戦的です。 
 まず 絵を見てください。

  全体に ブルーが占めていますね。 決して明るくはない・・・
  画面には 「顔」が・・・喜びの顔ではなくて・・・思考中?
  「象る」は ある形に似せて・・の意。
       また、形象化して表すも・・・象徴ですよね。

    真ん中の「南瓜」は 何を象徴しているのでしょうか?
 
 
  
  この絵と 前の作品「ミクロの世界」を 一緒に見たら・・・
  「草間彌生」さんが浮かんできた・・

  あの 粒、粒 の連続と、「南瓜」・・・

  ふたり併せて? これが「コロナ禍」の今でしょ! なんて考えすぎ?

   「東へ西へ」  門司の山田さん  これも 素敵!        

    

 
  築上町の 岡田さん
   遠く ベルギーでの写生は 「ブルージユの裏町」
  こんなさらりとした筆  とっても 魅力的です。
  どこにでもありそうな街角風景 
   しかし 日本の風景にはない。
    壁の色、空の感じ 街路樹の趣も・・・
  

  みやこ町 宮脇さん   「花」
   
    ユニークです。
  

  
  門司区の 祝さん 「冬の光」
   普通、水彩画で見られる。
   写実的で 落ち着いて鑑賞できるタイプ
   細かい観察力、筆使い 光の表現 
   誰もが足を止めて眺められる作品ですよね。

 

  門司区の村本さん 「こはる16才」

  この絵 斜めから写しました・・・
  可愛いですね・・・コロナ禍を吹き飛ばしてもらいたい!
  まさに「青春」だ!
   16才  名前が こはる  いいですね。
  ゴロも最高、 明日への希望が 絵に現れています。
  
 

  作者の力作を眺めて 日頃の憂さも か~るくなりました。
  ありがとうございました。  いい気分で ギャラリー後にしました。

 
  鬱陶しい この頃です。
  家に籠って・・・人と会わず・・・誰ともしゃべらず・・・目的もなく
  ただ、「時の流れに身を任し」 歌の文句じゃないけれど、ですよ。
  そんなこと続けていたら・・・将来は「認知症」ですぞ!

  少しづつ・・・自分の「やりたいこと」「やり残したこと」
          「新しいこと」 「興味のあること」 
ちょっとづつ 蓋を開けて 少しづつ 始めて行きましょう・・・ 

   身体も  脳も   動かすことで  いきいきと
   これが 一番 !

  
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どっち?がどっち?

2020-07-15 | 日記
今朝はまたまた珍しいものを・・・届けてくれました。
 「カラスが食べに来る前に・・・少しだけど食べてぇ ・・・ 」 と。
 すぐ近くに住む彼女。

 
 皆さん、これな~んだ!
   皿に載せて 写しました。 
 

 


  これは ネットからの画像を掲載しています。
  これな~んだ。
  
 

 よく似てるでしょ・・・

 最初の実は、「ラズベリー」
 
 次の写真は「桑の実」

      どちらも 美味しく食すことができます。


 「桑の実」と言えば・・唱歌「赤とんぼ」ですね。
  2番に 「山の畑の桑の実を 小籠に摘んだは まぼろしか」

  この地域ではあまり見ることができませんが・・・
 現在でも、養蚕より「実」を育てているところもあるように聞いてはいますが。
 また、主役の? 「赤とんぼ」も

 以前、 すぐ前の田んぼに 飛んでいましたが 
 区画整理事業が始まり、田んぼも消えた・・・
   そして 「赤とんぼ」も消えた・・・
    今では なかなか見ることができない・・・貴重なもの。

  これも 環境破壊の当事者 人間の仕業の一つなのでしょう。

          

           懐かしい 姿です。
           

一方の「ラズベリー」 もうお馴染みの果実。

 とても育てやすく、どんな土地にでも相性がよく、植えればすぐに大きく
 蔓を伸ばして収穫できるように・・・
  貰った家に 行って ラズベリーの写真を撮らせてもらいました。

 

  赤い実が もう少しで 熟します・・・

 
 
  こんなに ふっくらと 、美味しそう~

 

 カラスと言えば・・・

 最近、頻繁に電柱に群れを成している光景が増えてきました。

 特に「ゴミ出しの日」 賢い彼らは、獲物を狙っており、
  「生ごみ」でビニールそのままの袋出しをしている袋は・・・
 道路いっぱいに散乱しているのを見かけますね。

 ゴミ袋には、新聞紙や包装紙で中身が見えないようにして~
 清掃係の方も後始末が大変ですよ・・・
 小さなことですが ちょっとの配慮も ね。

 その「カラス」 我が家にも襲ってきます。

 「みかん」「琵琶」「キンカン」など 時期になると 
 庭中に 食べ散らかして   
 無法者です。

    と、朝から 美味しい実とカラスのお話でした。 
  
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ユーカリの樹

2020-07-12 | 日記
 我が家の庭の中でも珍しい樹が何本かあります。

「ジャカランダ」「ニセアカシア」「ユーカリ」

 数年前に植えた「ユーカリ」が随分と成長しました。

このユーカリ、オーストラリア、タスマニア島、ニユージランドに自生し
大きなものだと70m~100mの巨木へと成長するそうです。
 種類は600種ほどにも、そのうちコアラが食べるのは12種。

 我が家の1本は「ユーカリ・ポポラス」

 幹の肌が、褐色~枝先の方が白く、葉は丸く 薄緑に銀色気味。

 風に揺れると銀色の輝く魅力的な姿を・・・

 じっと樹を眺めていた折
  ちょっと風が止んだ瞬間に・・・黒い蝶が飛んできて

 葉に止まって しばらく動かない・・・よし! チャンスと。

 シャッターを。
   素敵な1枚になりました。
  

  いつまでも 羽根を広げた まま ・・・動かない・・
  どうして? 蜜を吸うはずもない 休む場所としては どうか?
  ちょっと 興味が・・・
   蝶の羽根 黒でもなく 青でもなく 光の具合で 変化する。
  青い宝石みたいです。
  筋がきれいに浮かんで まるで夏休みの主題の標本?みたい。

  ユーカリの 葉脈がきれいですよね・・・
   それでも 3分くらいで 蝶は飛び立ちました。


  「ユーカリ」を活けてみました。

  この色の変化は なんとも魅力です。
 

 玄関の棚の上に 「青の花瓶」で。
  横には 阿蘇の油絵で   
 

  このまま ドライになるまで。

 
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田舎ならではのコミュニケーション?

2020-07-11 | 日記
久しぶりに朝の晴れ間です。
 鬱陶しい雨からの解放・・・

空気も新鮮に感じますね。

いつもの朝と同じ時間が流れる~

「天声人語」を読み、書き写し・・・1面から最後までの記事を
丁寧に読み尽くす・・・毎朝のお務めです。

 人語には、「マツタケ」が絶滅危惧種のリストに・・・の話
  理由は、採りすぎでなくて、「健全な松林が減っているため」とのこと。
 そうですよね、
人類が我が物顔で文明を名に、地球の自然を破壊していることは事実。
伴って、生物をはじめ、いろいろなものが絶滅、消失していること。
 その規模、スピードはますます速度を増している。

 ここ数年の列島の災害は・・・自然破壊の影響もゼロではないでしょう。
プラごみの問題もそれありです。

 「人間の欲」は変じて・・・災害というしっぺ返しなのかも?

今朝 新しい言葉を知ることに・・・「人新世」(じんしんせい)
 {人類が地球の地質や生態系に重大な影響を与える発端を
 起点として提案された想定上の地質時代}

身近でも、「ウナギ」「マグロ」の話も。
 そして 「マツタケ」と・・・と言いながら、私的には?
 食卓を直撃し、困った、困ったという範疇にはなく、当の昔から
 我が家では「絶滅品種」といってもいいのですがねぇ~。

そんな記事を読み終えた、早朝・・・

ベランダ側の窓を・・・トントンと叩く音

 早いけど・・・採れたてだから 食べて・・・の弾んだ声が。

  籠に一杯の野菜・・・


あら嬉し! 
  キュウリ、ナス、ミニtマト、大葉、ゴーヤ、ピーマン、小葱が

  
早速、キュウリの皮をむいて、醤油掛けて一口
「ポリッ! ポリッ!」 しっかり音が出て・・・歯ごたえ十分。

口の中は、甘く 香りは まさにキュウリ?

 これが本当の味ですね。

私は、「花」は懸命に育てていますが・・・「野菜」は作るのやめました。

以前は少し手を出していたのですが、二人の生活では・・・ほんの少々で
間に合いますので・・・JA直売での買い物で。

 また、こうして時期になると・・・ベランダ側から、勝手口から、
時には、玄関にピンポーン・・・の「おすそわけ」も多く

 隣組のコミュニケーションには事欠きません。

でも、 シーズンになると、作る方も時期ものですから・・・
あっちからも、こっちからも と 重なり・・・う~ん、もう結構!
 と、言う訳にもいかず・・挙句は、次の候補?を選んでの「おすそわけ」
なんて事態も たびたびです。

さて、これどう料理しようか・・・
 「ナス」と「大葉」で簡単塩漬け。
 キュウリは地物の「タコ」で酢の物。
 ゴーヤは定番の「チャンプルー」に。
 ピーマンはそのまま焼いて・・・・ 晩酌も弾む?
いい食卓を彩ることになりそうです。

やっぱり浮かんだ・・・「マツタケ」 
         
         「ウナギ」   
        
         「マグロ」 ???   

これは魅力・・・。

マツタケは別にしても・・・「ウナギ」「マグロ」は
たまに食卓に登場させる機会を考えなくちゃ・・・。

    「3密」ばかりじゃ、気が晴れない!

 「アベノマスク」は 「口を閉ざすだけ」甲斐がない
  そうそう「あの10万円」・・・ 使うのもいいかな?

  「大きな口を開いて」ね。 
   トロの味が 涎がもう出てきそう・・・

  


 


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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。