今年も残すところ、10日ばかり・・・・
コロナ、コロナで「動けない年」で終わりそう~
いや、まだ更なる「コロナ」の猛襲!が かもしれない。
まったくゆっくりする間もない日々だった。
こんな時は、焦らず、辛抱強く、孤独の中で 自分を見つめる。
これしかありませんね。
出かけないならば、家で過ごす…そう、極自然に「本」が相手。
毎年6月の「東京美術館巡り」を一番の楽しみにしていたのですが
それも叶わず~
気分を切り換えて「画家」を対象の本を多読した1年でした。
そしてその読後感をブログにアップし時間を過ごす…。
振り返ってみるとモネ・ゴッホ・ドガ・マチス・ピカソ
ジャクソン・ボロック・セザンヌ ~
原田マハの本 「ジヴェルニーの食卓」「たゆたえども沈まず」
「ゴッホのあしあと」「モネのあしあと」「現代アートを楽しむ」など
西洋の画家を追いかけた。
さらに、長編「風神雷神」は「俵屋宗達」の奇想天外な物語…
これも原田マハだった。
歴史小説の長編は、今村翔吾「人間(じんかん)」、伊藤潤「茶聖」
葉室麟の数々~そして、今週は 上田秀人「夢幻」を読み終えた。
この小説は、徳川家康と織田信長の心理作戦?
先の、「人間」に似た 展開だった…。
ちょうど、この本を読んでいる最中に~興味ある記事が。
「徳川家光が描いた「竹に雀図」が、発見される!

えっ、 徳川家光。 あの徳川幕府第3代の将軍様?

彼の絵が… 手元の新聞からの記事で
「長野市の男性の手元にあった掛け軸に描かれていたものとか。
家光の絵に詳しい東京、府中市美術館の金子学芸員が、
絵の筆遣いや掛け軸の覚書から、家光が描いたものと判断した。」

「伝徳川家光公筆、高田藩主榊原家伝来、保坂家旧蔵品」
と書かれている。
武家の嗜みとして、絵や書は幼少の頃より誰もが一応手習いをする。
そんな歴史上の人物のいろいろは私も承知していますが…
この将軍さまの「絵」 20点 ほども確認されているとか~
学芸員の金子さんは、
「家光の絵は、かわいらしさ、面白さが特徴」と指摘する。
この「竹に雀図」は、家光にしては珍しく竹など背景を書き込み、
遠近法で奥行きまで表現している。
「愛らしく、丁寧さもあり好感が持てる」と話す。
この絵 「竹に雀図」が東京都の府中美術館で来年9月から
開かれる「動物の絵」展で公開する予定という。
徳川家光と言えば…2代将軍徳川秀忠の次男(嫡男)です。
彼の周囲は、もうその名前が出てくるだけで、歴史小説の題材が
いっぱいです。
だって、徳川家康 

の子、2代将軍 秀忠の次男(嫡男)

家光の母は、浅井長政の娘のお江(崇源院)


お江の母は、信長の妹(お市の方)

そして乳母は、斎藤利三の娘福 (後の春日局)
ああ、凄い家系ですね~
絵の師匠は、あの 狩野派の 狩野探幽に学ぶ
武芸も 柳生新陰流の免許を持ち、「能」を好み…
宰相としても歴史に名を残しています。
その家光の幼少時の絵 以前に「府中美術館」で
「へそまがり 日本美術」展

そうなんです。 家光の絵… 素朴さや 愛嬌が感じられ
「ヘタウマ」とも言えなくはない。
「ヘタウマ」とも言えなくはない。
こんな絵ですよ。 「兎図」
「これっ 兎? 」
ほんと 可愛いですね…

他にも 「鳳凰」
「う~む、鳳凰 と、言うよりは…鶏 かな?」

いいですね、感性があります。
「みみずく」

筋はいいですよ。
観察力もありますし・・・あっぱれ あっぱれです。
今年も、歴史的な「美術品」「書跡」も多く新発見されました。
古代の古墳からも、安土の城跡、秀吉の館跡なども~
2000年の時代に入っても~、
まだまだ 「歴史の謎解き」は続く・・・面白いですね~。
私の唯一の愉しみ「美術館巡り」
コロナのこと心配せずに~ ぜひ実現できることを願ってます。
もう、準備は完璧です。
企画展の美術館の日程も決めました。
作品の ガイダンスも調べ、ブログアップに必要な資料もすでに
整理を始めました・・・ その日が来るのを待つのみで~す !
今週14日 2020年を表す漢字は「密」
清水寺森清範貫主が縦1.5m 横1.3mの和紙に 

応募は 20万8,025票のうち、「密」は最多の2万8401票
理由で多かったのは、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大や、
大切な人との関係が密接になったこと、政界や芸能界で秘密が多かった
ことなどという。
私の 今年の「密」は、来年に向けて~
「密度の濃い計画を 細密に、そして日程は過密にならぬよう
何を そんなに気張ってるの? いやいや
私も政界と同じように… 誰にもまだ内容は 秘密です。
作った日程表は機密事項なので~公開しません!
でも、密密(ひそひそ)話 程度でも ?
ですかって・・・
いえ、駄目です。