黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

夜の庭も魅力です

2013-03-30 | 日記・エッセイ・コラム

今朝掃除を終わってひと休み・・・・

朝の太陽を受けてもうすぐみんな花開き始めようとする

そんな短い時間を静かに座って眺める。

いい気分です。

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この数日、大急ぎで庭の草取りを頑張っています。

花が一番綺麗にお化粧して舞台に出るのに周囲に雑草が茂っていてはね。

これも主の思いやりです。 

原始チューリップが姿を。 何番目でしょうか?

可愛らしい・・・一握りの小さな花です。

背丈は僅か7~8cm、でも端正な顔立ちしています。

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どれも個性派でしょ。

この、情熱的な色はたまらないですね。

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闘牛場で「カルメン」の曲が高々に流れ出すような・・・・。

こんな癒しの時間があるから「草取り」も頑張れるのです。

さらに、陽が落ちて、暗闇の世界の中にひっそりと朝を待つ庭。

そんな姿も、また 格別な趣がありますよ。

大きな壁である「垣根」が、浮き立つように美しい。

先ず、「赤」 「紅花トキワマンサク」

010

今、満開です。 昼は太陽に向かってその花の反射で顔も赤くなるほど。

次は「緑」

011_2

漆黒に浮かぶ・・・・綺麗です。

次は、「黄色」 

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幽玄の世界? 黄金色に輝く壁です。

小さなチューリップの赤も映えますね。

そして、中央花壇も浮かんできます。

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花は、花弁を閉じて・・・静かな時間を、明日への英気を養っているようです。

同じ庭、同じ花 

しかし、いつも同じ顔でないのが魅力です。

また明日も、この花や樹の為に・・・せっせと、草取りに励むことに。

私も 明日の英気を養うことに。

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近寄ってみました

2013-03-26 | 日記・エッセイ・コラム

今朝は花壇に「霜」が降りていました。

えっ! 今時の霜って感じですが。

三寒四温? 冬じゃないのに・・・今年は変な気候が続きます。

でも、花たちは、元気よく活発に暖かい春の呼吸を楽しんでいるようです。

近づいて話しかけてみました。

今、一番上品に咲いてるのが「利休梅」です。

姿かたちにも気品があり、おしとやかな風情を感じます。

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黄緑の葉と真っ白でない白が素敵です。

花びらはこんなに可愛いく、芯も葉に似た落ち着いた色彩で。

風に揺れる姿がとても似合います。

茶花にはもってこい!  

だって名前が、そもそも「利休」がついているんですから。

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今度は、少し強烈に。

ヒヤシンスに近寄りました。

まるで「飴細工」のような造作されたような花弁です。

色も、少し「くどい」っと感じません?

何色ありますが、どれも・・・・。

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同じような色でも、少しの違いが。

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やはり、あまり「濃い~」のはね。

この花の整形上、しょうがないのかもしれません。

骨太で、肉厚な性格なのかも?

同じ色彩でも、ヒラヒラとして、揺れる花弁のパンジーではまた趣が違ってます。

そうそう、眺めていて気がつきました。

この花、何か言っているような・・・・思いません?

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隣のこれなどは・・・

もう、親父顔だね。

あまり機嫌は良くない。 昨夜飲みすぎで・・・鼻赤に。

なんて、物語ができそう。

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同じ紫でも、こんなに違います。

貴婦人が身に付いたお洒落の装いで静かに佇んでいる・・・・・。

こんな素晴らしい色なんて、やはり花の精がもっている魔法でしょうか?

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そして、花が、華やかになるためには・・・・

「小さな花」が勢ぞろいをしている。 そんな花が、これです。

「ユキヤナギ」

全体像は、これ。

大きく風に揺れて、小さな花びらを飛ばしています。

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周囲の桜にも負けていません。 

近寄ってみると・・・・・

ほら、こんなに小さな花が、くっつきあっているのが分かります。

集団の美です。

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今、満開です。しかし、これからが私にとっては大変なんです。

「散る」時の凄さ! まさに、「雪が降る」の表現で・・・・

道を真っ白に埋め尽くすので、掃除が大変なんです。

色彩の最後は、「赤」で締めましょう。

「チューリップ」です。

垣根の「黄色」と競うように・・・太陽を受けて花開いています。

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まだほんの一部ですが・・・とにかく、太陽の方向へと、そして日の当たる

場所からどんどん咲いています。

この垣根も、日増しに「黄色」に衣替え中です。

上からみると

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こんなに光っています・・・・・黄金色でしょ。

この垣根は自慢の一つなんです。

緑色が・・・こんな黄金色に変わるさまは神秘的でもありますね。

まだまだ 花のショーは続きます。


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開花ダッシュ!

2013-03-25 | 日記・エッセイ・コラム

この陽気は?

「寒い」「暖かい」の繰り返しで・・・春、本番です。

桜の開花情報も順調すぎるスピードで、各地の名所は

大賑わいのようです。

我が家の庭も負けてはいません。

日々、開花が重なって花壇の彩りも増してきました。

絵具箱のチューブを少しずつ絞ってキャンバスに載せていく・・・そんな感じです。

中央花壇は、小さな花たちがひしめき合って順番を待っている。

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前線部隊は、「ヒヤシンス」の落ち着いた色彩グループです。

「白」「紫」「赤紫」「群青」などが勢いを増しています。

隣の「チューリップ」、もう直ぐです。

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場所を変えた花壇では、すでにチューリップは開花。

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こんなに燃えていますよ。

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手前の「リビングストーンデージー」はまるで日傘を並べているような。

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「ムスカリ」も毎日大きくなってます。

しかし、ちょっと困ったことも。

先日のブログでもお話した小鳥の「荒らし屋」さんの件です。

可愛い、椿の花を毎日食い潰しにやってきます。

どうですこの悪行・・・

落ちた花びらの絨毯になってしまいました。

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さらに、さらに・・悪行は続く。

黄色の芽を出したばかりの柔らかい「レンギョウ」の花。

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見てください・・・この鋭い嘴で・・・・食欲旺盛なこと。

花が綺麗だから・・・遊ぶのなら、ともかくね。 困ったものです。

陽射しが暖かく、風が止まった時には・・・庭に置いた陶器のテーブルで

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花を眺めながら、お茶をいっぱい・・・・お茶の香りと、花の香り。

ちょっと優雅な気分に浸ってます。

もうひとつご紹介するものが。

私の花壇ではありませんが、すぐ近くの庭に凄い椿が、今、満開!

背丈は雄に、5~6メートルほどにも。

信じられないくらいの花の数です。

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今朝も道路沿いに落ちた花首をおじさんがせっせと掃除しながら一言。

「こんなに沢山咲いてから・・・もう、やんなちゃうよ。」とぼやいていました。

それも、よくみると・・・一重と八重の椿、さらに、同じ枝から「ピンク」と「赤」

長い間にDNAがいろいろ交錯したのでしょうか・・・・。

しかし、見事なものです。

一見の価値ありですよ。

自然の営みって不思議ですね。 季節の訪れを嗅覚で分かり、自分の出番を

心得て登場する。 

そんな舞台の俳優たち?の役者ぶりを真近でゆっくりと鑑賞できるのは

有難いことです。

まだまだ、花の本番はこれからも続きます。


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「二日酔」

2013-03-24 | インポート

昨日の卒業式(詳細は昨日のブログ掲載)は散々でした。

式ではなく、私のこと。

前の晩、久しぶりに妻、姉との飲み会を。

いつもの「源さん」という居酒屋で。

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今回、4月に店のリニューアルをすることになり、今月いっぱいで

一旦、店仕舞いを。

この月末までの間、飲み物の一部限定品について一杯200円で提供。

とのこともあって、(^O^)出したのですが、好きな日本酒は対象外。

残念! 焼酎、はOK。

取り敢えずは、焼酎から始めることに・・・・熱燗で2本。

いつものように、刺身(イカ、鯖、赤貝、ヒラス、ナマコ)を注文

赤貝はずいぶん久しぶりに口に入りました。

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この殻の大きさから想像できるでしょ。 切り身も大きくて分厚いの。

一口噛んで、「美味い!」 コリッ、コリです。

これがいけなかった・・・美味い肴があると・・・・ついつい、飲みすぎて。

おまけに日本酒も追加で、3~4本、覚えていません。もっとかな?

飲みだすとブレーレキが掛からない?

いや、脳の「いやしい呑兵衛心」のサーモスが活発化?してしまうのかも。

歳を考えなけりゃね・・・と、耳ざとく、妻に嗜められることもしばしです。

結果は無残!

翌朝になっても、卒業式の会場に行って尚、頭はガンガン。

しょぼくれて、じっと我慢の数時間でした。

「源さん」は、料理の味もさることながら、毎度、このブログでも紹介していますが

若女将の魅力なんです・・・・。

美人で、シャッキとして、かつ雰囲気がいいんです。

また、お店のスタッフも礼儀正しく、笑顔。

これは、もう、「心から笑顔のおもてなしこそ」お客様への第一のサービス。

従業員教育にも気を配っている証拠ですよ。

料理の腕、素材の吟味も確かなもの。

また、料理に欠かせない、器のセンスもいいんです。

気張らなく、上品に、料理や素材に合わせた食器選びも「観る」楽しみを

加えてくれます。

そうそう、素敵な猪口でいただきましたよ。

お酒も「源さん」ブランド? ちょっと洒落て銘が入ってます。

ガラスの少し、ひねった首で柔らかさと、独特の温かみのする品でした。

これも、若女将の目利きだと。

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安心してゆったりと時間を過ごせる「いい店」です。

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今回、リニューアルについて、店内はガラッと変身させるそうな・・・。

今流の「オープンキッチン」で、バイキングメニューもと。

ついに、お昼も開始するそうですから・・・魅力倍増です!

こんな店が、苅田に欲しかったの・・・きっと大勢の方が。

メニューもいろいろ工夫が・・・熱く抱負を語っていただきました。

新装オープンまで、しばらく我慢しましょう。

この招き猫、新しいみせのどこに座るのかな?

千客万来! 待ってま~す。

023

最寄りの方は、まだ1週間ありま~す。

どうぞ、一度、 若女将の笑顔と、美味しい料理を味わって下さい。

お薦めしま~す。 私は、「☆☆☆」 あげます。

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卒業式(苅田まちづくりカレッジ・第6期生)

2013-03-23 | 日記・エッセイ・コラム

会場(中央公民館)までの道を今朝は自転車で。

公民館傍の殿川の桜はもう満開、今年の桜の開花は随分と早い。

001

春と言えば「桜」

卒業、入学、入社など人生の

「別れ」と「旅立ち」には欠かせぬ花が桜。

今日の「卒業式」に添えてくれたような満開です。

小鳥も枝から、枝へと楽しそうに飛び回ってました。

会場の正面には大看板が。

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公民館の指導事務係の方が受付で

お出迎えです。004

卒業式の前に恒例の「まちづくりアイデアコンテスト」が始まりました。

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6期生のグループは、

「夢に向かってがんばれ苅田町」を

フレーズに。

二つグループの発表がありました。

「昔を偲ぶ街歩きグループ」(テーマ;伝統と文化の継承)

 発表は、苅田町の歴史的資産(神社、仏閣、名所旧跡)の洗い直しにより

改めてその対象物にスポットを当てて再発見苅田を狙おうというもの。

011

直接現地に足を向け、由来の聞き取りや、そのものの場所の確認をする

など、細かい作業の積み重ねにより、貴重な資料を披露してくれました。

 

提案されたいろいろの問題点を、今後、具体的実践に結び付けられるよう

OB会メンバーとして活動を継続していくことに。

 「向こう三軒両隣グループ」(テーマ;向こう三軒両隣)

このグループは、地域の防災について発表

東日本大震災から2年、時を得た提案の中身でした。

この問題は、行政、町民個々、地域が大きく関わる問題

特に、高齢社会の現実を踏まえた必須の課題です。

独り暮らしの(孤独死、声掛け、巡回訪問、災害時の対応)

自然災害への対応は、自主防災組織の確立など。

この時機に、あの3.11を忘れない! の町全体の啓蒙が急務だと。

また、当時仙台に在住していた(6期生の中に)方からは実体験の発表も

あり、「自分の身は、自分で守れ、備えあれば憂いなし」と地震・津波の

家庭における備え方についてのまとめの資料も提供され、普段は、「縁がない」

と思っていた、災害・防災に対する認識を大きく変えるものでした。

 コンテストも、学長、副町長他による厳正な審査の結果

「昔を偲ぶ街歩き」グループに、賞状、記念のカップが贈られました。

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その後、卒業式が行われ、学長より、11人へ卒業証書が渡され無事終了。

一旦、休憩後、OB会主催の懇親会があり、お弁当を食べながらの歓談。

(学長、各館長、講師西村氏、各1期生から5期生までの幹事さん出席)

OB会入会の案内、OB会の活動状況や自己紹介など和やかな時間を

過ごし解散しました。

去年、私も同じ会場で卒業しました。

2年間の成果は、ここで終わりではなく、むしろこれからがスタート

町長の言葉に、「住民の意識が変わることによって、まちづくりは、ほぼ成功」

の話もありましたが・・・・。

そのことは、重要なことですが、これが難題なんです。

「意識を変える」は言葉にすれば、簡単ですが、とてもとても・・・・。

先ずは、「まちのことをもっと知りたい」の関心から大きなエネルギーが

沸いてくるのではないでしょうか。

その興味や感心が課題発見になり、具体的行動に移されていく。

苅田町に住む、一人一人の質の向上こそが、住みやすいまちづくりになる。

あらためて、会場の熱気が後押しをしてくれたような気がします。

あまり大上段に構えるのではなく、小さくても、息の長い取組で地域の活動に

取り組んで行きたいと・・・・・・・会場をあとに。

 

 

 

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水墨画展に行く

2013-03-21 | 日記・エッセイ・コラム

桜前線も日本列島を移動し始めた爛漫の春です。

隣組の長老?さんが長年描きためた水墨画を喜寿を迎える記念に

作品展を開くことに・・・・の案内状をいただきました。

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渡辺氏は、この地域の不動産事業の老舗経営者であり、また町の名士かつ人望家で

本業の仕事は精力的にこなし、息子さんの代へのバトンタッチも準備万端で会長職で

まだまだ若いもんには・・・・の血気盛んな老人です。

出勤前の数時間、帰宅後の数時間を農作業にいそしみ、余暇には変わり身よく

繊細な筆を操り「水墨画」をと。

画号は「遊峰」

洒落てるね・・・・霧の立ち込める深山の峰で、浮世離れの仙人のごとく時間を遊ぶ。

の心境かもね。 いや、恐れ入りました。

忙しい時間を巧みに使い分けて人生を楽しんでいらっしゃる・・・。

昔流に言えば、そう、「飛んでいる老人」の一人です。

私にとって、公私とも随分とお世話になっている人生の先輩でもあります。

でも、普段の真人間の顔は、そう、普通の田舎のおっちゃんですが。

とっても愛嬌のある美男子ですぞ! でも、怒らせると案外凄いのかも?

御年、「喜寿」を迎え、個展を開く・・・・凄いの一言ですね。

さっそく出かけてきました。

一番に目に入ったのが、額装の「ハロン湾」の題した作品が。

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ハロン湾・・・北ベトナム最大の観光地

湾内に3000近くの島や奇岩が点在して、1994年には世界自然遺産に登録。

「龍が降り立った場所」と言う意味を持っているこのハロン湾。

一目見たら・・・・これどこかで? と思う方もいらっしゃる。

そう、別名「海の桂林」と呼ばれているんです。 

仲間と一緒にベトナムに行った時の感動が、去年の作品でした。

もうひとつ、今度は中国での想いでの作品が。

「黄山に遊ぶ」

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仙人が本当に幽谷の中で遊んでいるのかも?

黄山・・・中国の名山数々あれども、こんな詩が。

「五岳より帰り来れば 山を見ることなし 黄山より帰り来れば

五岳を見ることなし」  中国には、他にも有名な泰山、華山、恒山、芦山、峨眉山

の五山あり。 黄山を見たならば、他の五山を見る必要はないという意味。

そんな雄大な景色を目の当たりにして、脳に焼き付けたイメージを再現。

将に、画号「遊峰」の面目躍如の作品だと思います。

描いている本人が一番気分が乗っていること間違いなしだよ。

いい絵ですね。

作品は? 正確には数えていませんが・・・24~25点も。

今、この春の雰囲気の作品も。

会場で、少し本人との会話で・・・・これ、一番のお気に入り・・・と。

この作品です。

満開の桜の図

今、盛りと謳歌する華やかな花であると同時に、命短い桜の息吹を

ほんのりと感じさせる細やかな筆の運びはやはり「墨」の濃淡がなせる業

ではないでしょうか。

今、墨彩画も多くありますが、やはりここは墨一色の表現に勝るものなし。

そんな力強さと、はかなさを惹きつける1枚です。

絵の評価って難しいんですよ。

本人が気に入っていても、素人(絵を描かない大抵の方)の「いい絵」とは

違いが出て来るものです。

でも、それでいいんです。 絵も、書も、みんなそれぞれで楽しむものですから。

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渡辺氏の絵の師匠は「斉藤南北」 水墨画界の重鎮です。

その弟子の岡村南紅先生にも習っていらっしゃるとの由。 

思えば、今から30年前位に博多の本屋で「花の墨絵」に出会いました。

001

独学で少しずつ仕事の合間に筆遊びをしたのですが・・・・

熱しやすくて、冷めやすい・・・辛抱たらぬ私、物にはなりません。

描きたい気持ちはありながら、だらだらと時間ばかり経過の常でした。

そんな折、地域の文化講座で「南画」コースの募集があり、偶然にも私も、

例の「画本」の南紅先生に直接指導を・・・少しの時間手ほどきを受けました。

余談ですが、ちょっとミーハー気分で002先生に

記念のサインをおねだり・・・・。

そんな不真面目な生徒の習い事ではねぇ~。

でも、収穫は「葉」の描き方でした。 

特に、「椿」の葉の表現を。

渡辺氏の作品群にも、そんな1枚が。 

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いい筆使いしていますねぇ~、今でも私にとっては難題ですが。

さて、水墨画にも、「色彩」をつけての表現にも味があります。

ことに、「花」に関しては、やはり「華」がないとねぇ。

私は、南紅先生の「紫」の表現が大好きで・・・そんな雰囲気の1枚が

会場の作品の中にもありました。

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「墨と紫」

平安の昔から、いや、日本の伝統の色。 高貴な色といえばこの「紫色」ですね。

それも、ほんのり薄い、はかない、悲しみの性をもったような色合いです。

展覧会は、とかくゆっくりと作品を観賞するのが難しいのですが、今回は

ご本人さんも一緒に、作品にも触れられ、描くことの「喜び」を語っていただきました。

実に素敵な作品展でした。 本人曰く、「まだ、まだ未熟」と御謙遜・・・・・。

いや、でも、「未熟」の方がいいのではないでしょうか、何故って? 明日に期待ですよ。

案内状の一行に、「いくつになっても独りで楽しむもの」をと始めた・・・・云々。

どうして、どうしてこんな素晴らしい「絵」との出会いが出来るのならば・・・・

渡辺さん! 次回の記念作品展は、絶対「米寿記念」と銘打って開催してよね。

お互いに、「今を大事に」をモットーで日々を重ねて行きたいもの。

どうぞ、迷わず、「遊峰」画伯の作品を描きためて下さ~い!

「待ってま~す!」

今日は、気温も上昇! 気分も最高のいい日になりました。

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老舗の優雅さ

2013-03-17 | 日記・エッセイ・コラム

人の喜びを、わが喜びとする

「一期一会」の心あふれる贈り物・・・の書き出しで始まる。

永岡京 小倉山荘のご案内。

昨日、博多の友からいただいた菓子箱の包装紙に目が留まった。

とても素敵な包装紙なので、眺めていたら・・・

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小さな文字で百人一首が何句か印刷されている。

菓子の名前が「をぐら山春秋」 奥ゆかしい名前ですね。

いつもなら、バリバリっと包装紙を破り、箱を開ける。 のだが、ちょっと違った。

丁寧に包装紙をほどき、箱を開ける。

案内と書かれ何重にも折った印刷物。

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「栞」も。

この栞の冒頭に・・・・

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「名にしおはば逢坂山のさねかづら 人にしられで来るよしもがな」三条右大臣

いきなり百人一首だ。

長岡京小倉山山荘は「小倉百人一首」に因んで名付けたもので小倉山からほど

近い古代の都跡長岡居京にある本店がございます。・・・・以下省略

・・・長岡京小倉山荘主人 ▼□

何だか興味が沸いてきた。  ちょっと懲りすぎているがね?

今回戴いたのは、小さな可愛い8種類の「あられ」でした。

ひとつ、ひとつに意味が込められているのでしょう・・・。

素朴で、上品な味わいです。 変に凝ってないのがいいね。

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前に戻って、包装紙のこと。

長々と紙面を執りますが・・・もうしばらく。

「千年を歌いつがれてきた「小倉百人一首」は、王朝びとの風流、和歌の雅を

心ゆくまで堪能できる望郷歌でございます。そして、人々は「小倉百人一首」

のおかげで、自然とのつきあいかたを教えられ、百人一首になじむことで花鳥に

まみれ、風月にむせび、寒苦の雪も風雅になり、はかない露も珠に見立てる、自然

との精神感応を教わりました。

小倉山荘の「をぐら山春秋」は、百人一首に歌われた日本の四季にちなんでお創り

した美味でございます。

八種類の味のハーモーニーを心ゆくまでお楽しみください。  ご丁寧なことです。

でも、ここまで引っ張るだけの心もあるような・・・

最後に、読み取れる百人一首は

「かささぎの渡せる橋におく霜の 白きを見れば夜ぞふけにける」

「ほととぎす鳴きつる方をながむれば ただありあけの月ぞ残れる」

「小倉山みねのもみぢば心あらば いまひとたびのみゆきまたなむ」

「おほけなくうき世の民におほふかな わが立つ杣に黒染の袖」

「風そよぐならの小川の夕ぐれは みそぎぞ夏のしるしなりける」

「ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花のちるらむ」

 最後の「ひさかた」 は、 昨日東京では観測史上最も早い桜の開花

だそうですが、我が家の桜の一部は、 この歌のように・・・散っていく・

このブログをご覧の方も、 お好きな一首ありますでしょう。

 

なんだか、お正月に戻ったような気分・・・・昔は、家族で、よく百人一首を

親父は、「むらさめの・・・」が、僕は、「しのぶれど・・・」だけは他人に渡さない・・。

そんな光景を思い出し、「あられ」の包装紙が、まさに「一期一会」で

心のこもった菓子をいただきました。

おかげさまで、今日のブログの上ネタになりました。

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球根軍団が意気盛んに・・・

2013-03-16 | 日記・エッセイ・コラム

今日も朝は8時から作業開始(草取りです)

ベランダ前、裏門入口前の花壇が今日の勤務?場所。

午前中は少し低めの暖かさ、午後からはもう、1枚脱ぎたくなるほど。

一人静かに黙々と(今日は家内は小倉へお出かけ)

お昼も簡単に済ませて、区切るをつけるまで頑張りました。

一息入れた後、気がついたのですが、何だか明るくなったような。

何だろう? 花壇を見ると、小さな花たちが、昨日よりも数多く咲いているような。

ちょっと覗いてみましょう。

全体の雰囲気がこれ。

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真っ白な「ユキヤナギ」が風に靡いて枝を前後左右に動き回っています。

レンズを近づけると・・・。

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「ヒヤシンス」です。 1日でこんなに伸びるの?

紫、白、ピンク・・・

今年は60球埋め込みました。

こんな鮮やかな色も。

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大理石の彫刻のような、しっかりとしています。 くっきり、はっきり。

もっと小さな花が。

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「クロッカス」 これも50球ほど。 紫、白、黄色

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今、花壇の色彩の主流は「紫色」なんです。

これもそのひとつ。

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「ムスカリ」 ひょこっと地中から顔出して、す~っと伸びていく。

これから群れを成して増えていきます。

現在、一番優雅で、華やかな「紫」は、鉢植えの「ビオラ」です。

全部で7鉢、春の気配を感じてからは、動きも変わり、色彩も鮮やかに変化

してきました。 女性の大人の魅力? そんな「艶」を感じるように。

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色は違いますが、失敗作もそれなりに花開いています。

植え替える時期を失敗し、成長不良の「リビングストーン・デージー」

小粒な体なのに、太陽の反応して、元気よく力いっぱい咲き始めました。

030_2
毎日、次、次に芽を出す花、花開くもの。 終わるもの。 忙しい!

前にご紹介した、「紫陽花」 あの小さな芽が、今では。

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こんなに大きくなっています。

「柏葉紫陽花」も。 追いかけて芽が出ました。

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桜も、葉桜組と。 今、開花中のもの。 庭も新旧交代が激しいのです。

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そうそう、「水仙」の種類で、一番遅く咲くのがこれ。

香りが凄く上品で、姿は高貴な女性?  うっとりとします。

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もっとそばに近づいてみましょう。

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いかがですか?  魅力的だと思いません?

いやぁ~、「花」をながめていると時間が・・・・・・・。

疲れた身体を間違いなく癒してくる・・・だから、今日も黙々と作業を。

 

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「アラン・ブリュモン」のワイン

2013-03-15 | インポート

今宵は至福の食事を堪能しました。

人は出会いが大事です。

今日の食材は、戴き物です。

海の幸「マテ貝」の生きたのをた~くさん。

どう料理する? 迷わず、白ワインで蒸すだけ。

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(フライパンに白ワインを注ぎ、貝を入れ、火をつける。)

これに限る。 えっ、そんな簡単な料理でいいの・・・・。

いいんです。 答えは。

もうひとつのいただきものが。 

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何と。 ワインでした。 これは、貝の方とは別の人です。

それも、涎が出るほどの名品。

フランス、「アラン・ブリュモン」のワインなんです。

マディラン・シャトーのブスカセ ヴィエユ ヴィーニュ(赤ワイン)

品種はタナットウ 100% 樹齢50年以上の古木

醸造:手摘み 完全徐梗 6週間マセラシオン 100%新樽で熟成 濾過はしない。

色:中心が黒く 周囲に輝きのある紫色を持つ濃い赤

香り:野生の果実 プラム スパイス

味:スパイシーなフルーツ タンニンが豊かでまろやか。

ちょっと能書き多すぎたようですが・・・とにかく、美味い! ワインでした。

滅多に口にするには・・・・の、もの。

いつもは、飲みなれた、安価な「チリワイン」を大体1本飲んで楽しんでいます。

これで、軽く腹を満たし、ほろ酔い気分に・・・・。

メーンは・・・お昼に作っておいた「カレー」を。

今日は「ナン」で食べることに。

お昼に「ナン」も作り冷蔵庫に。

本格的なインドの「ナン」は無理。 家庭では、フライパンで焼きます。

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寝かせておいたナンを、丸め、適当な大きさにカット・・・後は、伸ばして。

フライパンで焼く。 

できました!

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美味く、焼けました。 美味しそうでしょ!

カレーをつけて。 

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ナンですから、肉は、やっぱり「鶏」にしました。

カレーライスよりは、軽くて、いくらでも入りますよ・・・・・。

そして、ワインを。

このところ、とっても美味しいものに恵まれています。

人生、何が幸せ? と聞かれれば・・・迷わず、美味しいもの食べた時。

幸せだなぁ~僕は・・・・・。

御馳走様でした。

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ホワイトデー

2013-03-14 | インポート

・・・・さんへ。 

「バレンタインデイ」には、 

心のこもったチョコをいただきありがとうございました。

今日はホワイトデーで私も3人の妙齢な女性にお返しをしましたよ。  

 「バレンタインは、2月14日。269年頃殉教死したローマの

司祭、聖バレンタインの記念日。この日に愛する人に贈り物をする。 

日本では1958年頃より流行し、女性から男性にチョコレートを 

贈る習慣がある。(広辞苑)

「ホワイトデイ」は 

バレンタインにチョコを貰った男性がキャンディを返す日として 

1980年3月14日に名づけられた。日本生まれで、最近は、中国、台湾 

韓国など一部の東南アジアでも定着している。 とのこと。 

 じゃ、元祖は? 諸説あるようですが・・・・ 

意外や、これが、銘菓「鶴乃子」で知られる福岡市の老舗菓子屋 

「石村萬盛堂」が、この日にお返しとして白いマシュマロを売出し 

その後、全国に普及したとの説が・・・・・(ものの資料より引用) 

・・・・ということの、世の習い?に乗って、いろいろな形を変えて

「贈る」が流行しているようです。 

まぁ、あまり深く考えずに、これも経済がよくなるひとつ、

楽しみながら交換するのもいいことですね。 

愛する人、好きな人、日ごろお世話になってる方へ、いや、自分に対しての 

贈り物とまで発展? もうこのへんになると、メーカーの仕掛けですね。 

いや、私は真から心のこもった贈り物として…。

001_2
キャンデイ、クッキーの詰め合わせに、メッセージカードを。

とかく、歳を重ねていくと、こういった行事に疎くなりがちですが

やっぱり「無い」より「有る」ほうが楽しいよ。

人生、大方が「無駄」の積み重ねでしょ。(罪重ね かも?)

小さな楽しみもまた明日への活力成りますからね。

来年のバレンタインデーを楽しみにしている老人が居てもいいでしょ。

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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。