黄昏どきを愉しむ

傘寿を過ぎた田舎爺さん 「脳」の体操に挑戦中!
まだまだ若くありたいと「老い」を楽しんでま~す

懐かしのメロディー・シーンが蘇る。

2017-04-26 | 日記・エッセイ・コラム

外は雨です。

ちょっと ビシャ ビシャ という感じ

春雨じゃ 濡れていこう…なんてことは言わない。

逆に 雨の日は 落ち着いていたい。

 

 昨日の芸能ニュースに あのビートルズの

ポールマッカートニー(74)がやって来た!

2年ぶりの日本武道館公演と…

      

 思い起こせば 1966年 日本中を騒がせた日本初来日

日本武道館公演は今でも語り草である。

当時の新聞掲載のこの1枚の写真は 記憶の奥に今も。

 これですよ。

 

  私も 東京へ赴任したばかり 系列のホテルに泊まったので

雰囲気だけでもと傍に行った記憶が蘇ってきました。

 

  今日のブログには 少々 訳がありまして…

先週、地区の老友会のアトラクションにジャズバンドを依頼したのです。

ちょっとハイカラでしょ? 年寄りのアトラクションとしては

仲間の幹事の親友たち(長らく本格的ジャズバンドを組んで活躍中なのです)

を お招きをしての演奏を。

    

 さらに、今回はもっと斬新に、ダンスを入れたのです。

これも、会長の身内のご夫婦がダンス教室をやっており 話をしたら

快く引き受けていただいた… 「皆さんに喜んでいただけるなら」と。

 

こうして その日のアトラクションは 舞台から 

 ドラム、サックス、ギター、シンセサイザーの4人組

流れる曲は 懐かしののメロディー…オールドフアンにとっては

耳慣れた曲 ばかり

    

      そうなんです、ポールマッカートニーが来日する前だった

その曲「イエスタデイ」「ヘイジュドウ」…

わが老友会のメンバー 平均年齢7〇うん歳?

 会場の顔は ほころび、身体が動き出しました…

これですよ、若返り そのもの。

 

そして ご夫婦が軽やかにステップを踏む曲は

    

 なんと 「テネシーワルツ」ではないか…

 そう、私たちの年代は 「江利チエミ」なのだ

  

 あの三人娘「美空ひばり、雪村いずみ 江利チエミ」とね。

  江利チエミのちょっと渋い声で

   [  I remember the  night and the Tennessee Waltz …」

 幾度聴いたことか。

先日亡くなった 「ペギー葉山」も「小坂一也」さん などもカバー

日本的というか 英語と日本語ちゃんぽんというスタイルが この曲から。

 

さらに、懐かしさが増したのは…

 「慕情」の曲が 流れて フロアーを広く大きく 二人の踊りが

会場を魅了する。

    

 

 あの名画と名曲です。

  主演 ウイリアム・ホールデン ジェファー・ジョンーズ

    

  映画も見ました…香港のビーチ 「リパルス・ベイ」での

 このシーン…

 

 

  若い日の思い出です。

昭和42年の正月に機会があって…若い二人(私と家内)

この海岸に。

 

懐かしいはずです…時は流れ…半世紀の前のこと。

 ポールマッカートニーさんも 既に 御年 74歳

  しかし まだまだ元気で活躍中

 ほんと 強くて いつまでも角出して カブトムシみたい?

 

しかし、「歌は世につれ 世は歌につれ」と申します…

貴方にも きっと思い出の曲が 

こうしてお話していると…曲が流れて来たのでは? 

しばらく 静かに思い出に浸り、聴いていましょう……。

 

 

 

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気分転換・・「みどり」に浸る

2017-04-25 | 日記

この1週間 庭の雑草取りに追われた。

その相手は「カラスノエンドウ」なのだ!

この辺では「ピーピー豆」と呼んでいる奴。

 しつこい草です。

この草の蔓延り方は半端じゃない…

(それほど憎い奴を蔓延らせたのは、私自身だが)

これを取るのに本気で勝負して3日間も費やした。

 昨日まで乾燥させて、今朝のゴミ出しに間に合わせ 

やれやれしたところ…

 

 という訳で、小休止。

午前中、みやこ町の「みどりの館」に出かけてきました。

  「第9回 水彩画の彩展」  今日から開催!

行くたびに記帳をしてくるので 企画展の案内ハガキを頂いたので

今回も楽しみにしています。

 

 

 この時季は、桜も終わり 今川堤の桜並木もすっかり葉桜街道です。

走っていても爽やかな気分…ピンク色とは また趣のある「緑」色の変化です。

 

 真っすぐに会場へ。

  いつもの顔 石の塀に 赤の屋根

  玄関口の大鉢に「しゃくなげ」の花が…ちょっとうなだれてはいましたが。

 

 今回もちょっと内緒で隠し撮りを…(作品の撮影はご遠慮ください・・ですが)

 1回目はゆっくりと作品を眺め…作品に目を付けておき、人影が見えなくあって

 (午前11:00前後の時間だったので 数人しか上がって来なかった。)

  そのタイミングを図りながら、大急ぎでシャッターを。

  しまった、フラッシュのままだった…階段で人の上がる気配が

 取り直しができない、まぁ しょうがないと。

 小作品で可愛い1枚で、直ぐに目の中に飛び込んできました。 

 

 

 会場正面 すごくいい雰囲気…

 

 この1枚も癒されますね~

 

この1枚 フラッシュの発光が 絵の雰囲気を壊してしまいました。

でも、樹々の暗闇の中に 反射する物体がたまたまあって

太陽のいたずらか? 神秘的な靈を呼び覚ました…

ちょっと表現が無謀ですが そんな幽玄さを感じさせる…と 勝手に。

 緑と藍の 具合いが素敵!

 

 時は今 「緑」です。

日頃 あまり気がつかないが、こんなときに「緑」を味合うのも妙味です。

館の裏手に足を延ばし 緑を吸ってみました…

 風が緑の匂いを運んでくれます。

どうです、この樹 伸び伸び すくすく 悠々・・

 風と戯れてながら 笑っているのかも~

  裏手、下り坂の道

 

 

 お互いの葉が擦れ合って…樹と 樹が 会話しています。

 

 こちらは 正面の斜めから見た館

 ちょっと 大人の雰囲気で しゃんとした顔つきの館に

 

緑に このフードの赤がとても映えます。 テラスの大ぶりのテーブル ちょっと日差しが強いので

 ここでのおしゃべりは 今日の処は…無理かな?

日差しが緩むと…挽きたてのコーヒの香りが 流れ 樹や草の 香りと相まって 

絵を見た後、静かな時間を独り占めできそう~

 

 周辺の山々は 将に 緑、碧、みどり  今日の作品の中にも こんな風景がありましたね。

 

 川向こうの 館も 絵になりますね…

 

「森林浴」って言いますが、 こうして田舎や里山の緑群をじっくりと眺めるだけでも、

目にもいいし、心も膨らんでくる~

車を降りて… 両手を広げ 力いっぱい新鮮な空気を吸い込む。

         いやぁ~ 気持ちいいね~。

 

本日の水彩画展 「彩展」すれば、自然の 緑の色合い と合わせて「彩高」です。

 

 

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自慢の特等席です

2017-04-21 | 日記・エッセイ・コラム

 自分に「自慢」出来るものってありますか?

私にとっては 絞り出しても…ないなぁ~。

…と、しばらく考えてみて、「ありました」

そう、私の食卓テーブルの真ん中の席。

つまり 私の「決まった席」なんです。

その席の方向が… 部屋~窓~ベランダ~庭へとの導線です。

 

この時季になると庭の姿は「樹」の緑色を中心に芽生えからその成長に

合わせて色彩の変化を目の当たりにできるのです。

もちろん 鉢植えの花や地植えの花や草も萌えてきます。

 

食事の際に 女房殿との会話はもちろんですが 部屋から外の

眺めが一番食欲を増進させ癒してくれるのです。

その為にこの席は 「私のもの」

つまり眺めの方向の正面なのです。

 但し、ゲストがお出での際には、この席でたっぷりと眺めて頂くため

譲っています。

 

 左側が「女房殿」の席

 余談ですが、話をする際にお互いの席は こうした斜めで対するのが

 疲れずに、話しやすいのです。

 横に並んだり、向かい合ってじゃ駄目 

 

 この席で、今日みたいな天気のいい日の朝は お茶の味も格別です。

 

真正面に 飛び込んで来るこの1枚の絵 

ガラス戸の黒枠が「額縁」の役目

これが最高です。

 

 朝は窓を開けて…空気も楽しみます。

傍によると

「クレマチス」の白 「つつじ」の赤 「アイリス」の紫 などなど

 

庭の真ん中には 「欅」「シマトネリコ」「ハナミズキ」「トキワマンサク」「蘇鉄」「更紗ウツギ」

「アカシア」が それぞれの個性的な「緑色」の表現の競演をしてくれます。

 これは ほんとうに魅力的で 美しい景色になります。

 アカシアが ぼつぼつ 葉を茂らせています。

 赤いのがトキワマンサク

 アカシアの幹が ごつごつしてこれも見応えがあるのです。

 角度を変えてみると マンサクは こんな風に 綺麗です。

 

 ベランダから 庭へ足を向けると 

 今朝 箒目を入れたばかり…

 紅葉も 色違いで くっきりと個性を出しています。

中央の花壇は  ベンチを置いて… ちょっと御洒落に 芝桜の薄紫を。

 紺色は「ロザリア」 赤いのが ストロベリーキャンドル

 

 そろそろ 席に戻らないと…お茶が冷めてしまいます。

 金曜日の朝 静かに時が流れていきます…至福のとき  自慢の席なのです。 

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Hey Hey ! 塀だよ

2017-04-13 | 日記・エッセイ・コラム

今朝から温度は上昇…

午前中は「草取り」「除草剤撒き」と作業は続く。

特にゴールデンマサキの塀に早くも虫を見つけた。

これは大変! 早目の処置をと 急ぎ散布作業

スミチオンたっぷりで これでもかと 振りかける。

やたらと薬の匂いが 周囲の花の香りも台無しかもね。

そう、ついでに周りの垣根にも散布をと

これは 午後からの作業を。

我が家の庭は周囲を三方を垣根にしています。

西隣だけはブロック塀での境界です。

 

 垣根は「色とりどり」です。

 

 先ず 北側 玄関口には「ゴールド」を。

 東側、道路沿いは「緑」

 南側は「薄紅色」と 

 どれも この時季に色が最高に綺麗なるように植え込みました。

 

 北側

 

 

 東側  光の加減で 黄色に近いのですが、真緑色をしています。

     いわゆる普通の「マサキ」です。

     今、この落ち葉がものすごく、毎朝の掃除に追われ…へとへと。

     この垣根 思い切って 「切ってしまおう」かな?

     背丈もあるので、選定に苦労しています。

     寄る年波を考量して ほんとに思案中です。

 南側 今、最高です!

  「紅花トキワマンサク」です。

  太陽に向かって咲いているので 眺めるにはわざわざ南側に行かないと これは計算違いででしたよ。

  先ず 家から眺められる景色は これだ…

  エゴノキとのコントラストはなかなかいいのですが。

 

 やっぱり 花は 豪華に華やかに眺めたいもの これが南側

 どうです この華やかさ 傍まで近づくと…真っ赤に映りますよ。

 

 道路を歩く方から 「素敵ですね」のうれしい声を。

 

西側は 隣のブロック塀が境いなので、我が家の内側に「紫陽花」を植えこんでいます。

 これからが出番です。

 

 いずれも、きちんと見るには「手入れ」が大変です が、今のところは 頑張って自分で選定し

草取りをして 何とか維持していますが、そろそろ心配の種です。

 

 

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「白」が素敵!

2017-04-09 | 日記・エッセイ・コラム

先週、行橋市の「ゆくはし植物園」(花木苗などの園芸店)に

春ものの花を見つけようと出かけ 

 こんな素敵な花を…「クレマチス アーマンデイ日光」

普段見慣れているクレマチスとは違って 白と緑の鮮やかな鉢が

店に入ってすぐに目に止まった。

 

 ちょうどベランダのテーブルに何かと考えていた矢先。

これだ! とね。迷わず 直ぐに決め そさくさと帰宅

すぐに鉢植えに。

大鉢に 3株の寄せ植え 蔓が伸びて 豪華な姿を想像しながら

開花を待つ。

 

 どんどん蕾が膨らみ、開花を始め 昨日はこんなに。

 

 

 

  蔓も 順調に伸び シャワーのように 景色が 良くなるね… 

 ほら こんなに 華やかな顔を 凄いでしょ

 

 お昼に友人の来客  この鉢を見て  感激の声  わぁ~ 素敵 何という花ですか?

 どこで買ったんですか・・・ 私も直ぐに買いに行きます ・・  だって。

 

 夕方 彼女から 電話があり 「買いました」 と。

 

 夜、 BSテレビで谷村新司さんの45周年歌萬組を見ながら…

ワインを飲みながら… そうだ! やってみよう…と。

 

 ベランダの「クレマチス」 ライトアップしながら眺めようとね…

 

こんないい雰囲気の中で グラスを傾けるのって いいですよ。

 

 ガラス戸を開けて 暗闇に浮かぶ クレマチス…

 

 風もなく 強い芳香が 心地よく 鼻につく  

 

  「白」と「黒」の対比   際立ってます。

 

  そう、もう一色 追加して 「赤」のワインがグラスに映える。

 

  タイミングよく~ 「昴」の曲が流れ 静かな夜のひと時を。

 

 

 

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「雑草」の続き

2017-04-07 | 日記・エッセイ・コラム

「雑草」にハマった?

いえ、こんなにも身近な処に それも なかなか素敵じゃない。

雑草と呼んでいたのが 気の毒でしたね。

我が家の周辺歩いて 注意して眺めると 

「あるわ あるわ」 そこらじゅうに。

まぁ、ほんの数年前までは、この辺は「田んぼと畑と空き地」

町の都市計画整理事業で 全体がすっかり埋め立てられ一部が残り

昔の姿を残し彼ら(雑草)の住処になっているのだ。

 区画から外れた農家の方が 細々と野菜・コメ作りをしており

その区域には、季節と共にいろいろな「雑草」も顔を出しているのでしょう…

 というのも、雑草の存在に これほど気がついたのが初めてだから

おそらく これからも新しい発見(私にとっての)があるのが 

また 楽しみの一つになって来た。

 さて 区域からちょっと外れ、現在 耕作していない畑の畦道

田んぼの側を歩いてみた…。

 

  図鑑によると「ゲンゲ」 別名はレンゲソウ もう これはお馴染。

 昔 我が家の田んぼにも一面に咲き誇り 春の風景の一つだった。

  近寄って つくづくよく見ると 花は蝶形で 柄の先に数個が輪になってついている。

 ピンク色に白が混じって 見応えがありますね。

 この小さな花から ミツバチは蜜を吸い… あの甘い甘い ハチミツになるんだ。

 

  

 「ハルジオン」 キク科

  これはもうそこら中に咲いている。 写真でもわかるように 蕾の時は 頭を下げている。

  考え事かな? うなだれているようです。

  これだって もう「菊」の花 

  ただ 野生の花を切って花瓶に活けても すぐに 萎れてしまうんですよね。

  やっぱり、その土で しっかり息をしているんですね。

 

  

  「ナズナ」 別名 ぺんぺん草

   我が家の庭も この草で 覆われていて ほんとに草取りに追われている一つです。

   春の七草の一つ。

 

    これが 庭の隅で 大いに拡大して 主の機嫌を損ねている ぺんぺん草。

  

 

  「セイヨウアブラナ」 アブラナ科

    と 言われるように 明治以後に導入され油を採るために栽培されるが 野生化もしている。

   数種ありますが 「菜の花」

   野生化した 見本? JRのレールに沿って 伸び伸びと 華やかに咲き乱れているのは 

   もう 春の名物みたいなもの。

   川のほとりを 延々と続いている景色もお馴染ですし、桜との相性もいい。

  

 

   畦道を進め 田んぼに。

  すでに 水田? 少し乾いて ひびが入っている これからの作業を待っているのでしょう。

  1輪の綺麗な小さな花が 目に飛び込んできた。 

   「ケキツネノボタン」 キンボウゲ科 

   そうか、水田の雑草として知られると図鑑の説明にある。  これって有毒だって。

    つやがあって 丸い実が特徴

  

 

   田んぼの畦道と言えば、そして 埋立地のなかなか工事が進められていない空き地 と言えば

  この雑草だ。

 

   「シロツメクサ」 マメ科

    クローバーの名で 一般化しているね。

  この名前の由来が面白い。

  江戸時代に外国から贈られたガラス器の箱に、詰め物として入っていたことが その由来だって。

   葉は 三つ葉  四葉の葉を見つけると いいことが…なんて遊びも。

   また、昔は 女の子の遊びで 花輪をつくってた …記憶がよみがえります。

  

   花も美しいんですが

   良く近寄って眺めて見ると…これが意外と美しい! そう 白い斑の葉が

   蝶々の種類で 緑の羽根に白い斑模様が…なんて想像も楽しいよ。

   今、直ぐ近くの区画内の空き地は この花が春爛漫で我が世を謳歌しています。

   これも 繁殖力 旺盛な雑草ですよ。

    これが繁殖すると 他の雑草も遠慮しますからね…牧草に向いているって分かりますよ。

  

 

  「ハナニラ」

   先日アップしていますが、この花 群生でこんなにも綺麗な花に。

   この球根 そっと掘り出して 庭に植え込みしたい… もうこれは雑種扱いじゃいけないよ。

   原産は 南アメリカ  英名は「スプリングスターフラワー」 そのまんまの印象です。

   純白が素敵 花びらの中央のすじ インパクトありますね。

 

    これが 直ぐ近くの 墓地の空き地に咲いているんです。

    「無縁仏」 誰も手を合わせてくれません。

    寂しくかわいそうだから…天が プレゼントしてくれたのかな?

  

 

   これはもう誰でもが知っている 春 そのものを告げてくれる…

   「スギナ」 これってシダの仲間なんですよ。

    胞子を飛ばしてふえ、その胞子を飛ばす役目が 春の野でお馴染の「ツクシ」

   ちょっと遅いかもしれませんが…まだまだ いっぱい土から顔を出していました。

   このツクシ 漢字の読み方に良く出てくるでしょ 「土筆」って書く。

  

  

   ちょうど 散歩している時に ご婦人が茅の茂った空き地で 土筆採りをしていました。

   結構な量をゲットしていましたね。 声をかけたら~ 「沢山あるんですよ」 喜んでいました。

   先日 我が家にも このツクシの佃煮を作って持ってきてくれた方が…     

   さらに このツクシを 「かりんとう」して再度 頂きました。 が、 ちょっとこれは甘すぎて

   ツクシの味はしないし でも、いろんなこと工夫して遊んでいらっしゃる器用な方です。

  この胞子を出し終えると… スギナに。 若いスギナは食べられます。

 

 

  畦道に 先ほどの「クローバー」に似た草で、これも空き地に蔓延る。

  海岸なんかでも見かけますよね。 茎は地を這うように伸びて、葉は小ぶりで黄色い小さな花です。

  「コメツブウマゴヤシ」 マメ科 (米粒馬肥し)

    米粒? 実は腎臓形で小さく、これを 米粒に見立てて名がついたという。

 

  「オランダミミナグサ」 和蘭耳菜草  原産はヨーロッパ

  これはよく見かける。

   花壇に今 一番生えていて 今週もこの草との格闘が待っているのです。

   今 花壇の主役みたいに 摘んでも摘んでも生えてきます。

   我が家の花壇は、砂地なので 比較的採りやすく 根もあまり蔓延らない。

 

 

  そうそう  こんな花も。

  ちょっと湿った箇所を歩いていたら 樹の傍に 白い小さな花が見えた。

   草むらの中にひときわ目立つ白い花 

  里山なんかに良く見かけます この茎には棘があって やっかいです。

  低木なのに 花はそのわりに大きく、雄しべが長くて美しいですね。

 

   

  こうして雑草を追いかけていたら 1年中 ブログアップできそうです。 

でも 毎日 出かけて雑草採集も大変なので 「春」はこの辺で…

 

  とにかく 先ずは「注意深く観察する」ことで、見つけることができ

 その一つ一つが 意外に 「綺麗」「可愛い」 花であり、草でもある。

 散歩にお出かけの折には あなたも 楽しみの一つに加えてみたら如何でしょうか。

 

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ねがわくば 花のもとにて 春死なむ

2017-04-06 | 日記・エッセイ・コラム

今朝の朝日1面の中央に 「大岡信さん死去」の報。

 「折々のうた」が懐かしい!

天声人語欄にも「あの欄のない朝日の1面は寂しい」

「時々で良いから掲載を」・・・・

 86歳の生涯だった。

 

 現在、朝日の1面 天声人語の左脇には

 「折々のことば」鷲田清一氏が連載している。

今朝で717回。 

 

大岡さんは実に6762回 

 人語氏の最終行に「闘病の果てに豊穣な「言葉と活字」が

残された。 と。

 私も、 朝日の読者、若い時から続けすでに半世紀を超える。

大岡さんの連載を楽しみに、また いろいろなジャンルの詩歌の内容を

 勉強させてもらった。

 また、大岡さんの「折々のうた」も手もとにある。

 

 これは写真入りの豪華版 あとがきにも書いていたが

 「四季の風物と詩歌世界の響き合いを直接目で感じることができる

ように造られている点である。」

 昔、企業内の研修時に 大岡さんの 分かりやすい解説や歌のポイントは随分と使わせていただいた。

 記事を読み進めて行くと…

 西行法師の 1句が好きだったと…

  「ねがわくば 花のもとにて 春死なむ その如月の望月のころ」

 

  私もこの歌が好きなんです。

   高齢者の講演で話をするときに 「こんな最期を迎えたい」

  もう少し、自分流に 「…孫に囲まれ ほろ酔いの時」 なんてジャレを言いながら。

 

  さすがです  神様も 願いをかなえてくれました。

   記事の 緑の線 「もう 言うことありませんね」

 

 

そして なんと不思議な出会い? いや、この「折々のうた」の最後の1句に

島田修二さんの詩が。

「生」といひ「活」といふこと いきいきと 見過世過の歌を詠むべし

 この島田さん 半生を新聞記者として過ごしたが、作歌生活に専念することを決心して退職した。

「渚の日々」という歌集に。 

大岡さんの解説に

「生」「活」はセイ・カツだが、ふと気がつけば、

どちらもイキ・イきである。この発見があってこの感興が生じた。

そうだ、生活とは、元来イキキということだったのだ。

 

大岡さんも 読売新聞社へ。パリ特派員の辞令が出た直後に社を去った。

記者と詩人の二足のわらじが限界だからだと。32歳の決断だ。

 

誰だって、どうせやるなら 好きな道を、

そして 「いきいき」とした 人生でなければ 悔いが残るよね。

 

「桜の花が舞い散る中で亡くなった。あの人らしい最期でした」

「死」は悲しい しかし 誰も通過する道でもある。

   こんな素敵な迎え方って…   

私だって「願わくば」ですが?

  

 

 

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 雑草だって、名前はあるんだぞ!

2017-04-05 | 日記・エッセイ・コラム

今週はお日和も良く?

 ずっと花壇の「草取り」「整地」「植え込み」と汗をかいて

すっきりとした気持ちも 花壇も。

春の庭は華やかにスタートしました。

  ユキヤナギとレンギョウも満開

 中央花壇も雑草を取ってさっぱりと きれいに。

  左側が 「ユキヤナギ」 中央が「利休梅」

   真ん中円形ブロック内には 「ロベリア」「ストロベリー・キャンドル」を

  周囲に 「リナリア」を。

  花壇の傍にベンチを置いて

  ちょっと花見に一休みを…

 

 こうして 庭を楽しむ時間が持てるのも わが身を動かして したたかな「雑草」軍団との闘いが

 あるのです。

 植えたり、蒔いたり、「名前」のある花を育てていますが、一方では あまり関心を持たずに

 面倒だなぁ~と、いつも ぶつくさ言いながら 草取りをしている その面倒な雑草。

 

 雑草と呼んでいるのは、われら。

 しかし、彼ら(雑草)さん達にも れっきとした名前がついているのだ。

 

 今回、そのことに日頃の失礼を詫び、我が敷地内に育っている彼らの名前を探ってみました。

  えっ、こんなもあるのかと 全く驚きました。

 彼らの本当の名前を知らなさ過ぎた… もう、とにかく毟って、捨てるだけだったのだ。

 よ~く眺めてみれば、十分に鑑賞に値する草花でした。 申し訳ありません!

  とりあえず調べてみたら…

   「ヨモギ」

 これは 根っこが丈夫で しっかりと根が張るので やっかいな草。

 昔も今も、葉は 「よもぎ餅」で 私も大好き。

 

    「スイバ」

 酸っぱいので「スイバ」 子供の頃、口で齧った覚えも。

 アカシアの樹の下に ひっそりと佇んでいるのが「ユキノシタ」

  葉には 斑があり、毛が多い。

  葉はてんぷらで食べられます。 これから5月にかけて白い可愛い花が。

 

  そして これが蔓延るので 嫌な奴です。

   「どくだみ草」

  でも これも白い小さな花が咲くと群生なので 結構綺麗なんです。

  面倒なんですが、縁に彩として 夏の庭には お役立ちしています。

 

     「ホトケノザ」

  里の春を彩る もうこれは どこを歩いても見かける花

  春の七草のホトケノザはキク科の「コオニタビラコ」のこと。

  でも、これも大量に食べなければ間違えても大丈夫。

 

  雑草だけど 綺麗。 花壇に植えている方もいらっしゃいます。

   「ハナニラ」 

  

    我が家も ひところ群生していました。 学名「イフェイオン」とも呼ばれる。

   「白」「淡紫」 葉は ニラの匂い。 地面に広がり増殖型。

  

   「オオイヌフグリ」 日当たりのいいところで花がたくさん咲いています。

   花は小さいのですが、可愛いですよ。 花には青いすじが入って ネメシアのブルーみたいにも。

  

      

   「ノゲシ」

    この花の特徴は、多数の「舌状花」が集まって1つの花になっている。

    この花も  道端、草地 畑 どこにでも。 

   

 

    「ハハコグサ」  葉は細く、茎と葉が綿毛に覆われて白っぽい。

    花は黄色 これ七草の一つ。 ゴギョウとも呼ばれる。

 

   これこれ 何といっても、春先に庭を席巻してししまう猛烈に勢いのある

   「カラスノエンドウ」

     つる性の草。 葉の軸の先は巻きひげになっている。

    これが他の花や草に絡みつくので やっかいです。

     花は ご覧の様に 可愛いですよ 花弁は蝶型

     実は熟すと黒くなり、これをカラスに例えて 名ができたとか。

   

     見て下さい…この蔓延り方…でも、これは 私の無精の結果でありますので

   

    我が花壇でも 例年より蔓延って もう 始末に負えません。

    この先の 草取りは、この草との格闘です。

    「ヤエムグラ」  

    ブロック塀の下や 藪の中に生い茂っています。 長く伸びあがり 何本も重なり合って生える。

    柔らかでしなやか…

 

     雑草だって こんな題材にも

     百人一首 恵慶法師の歌

     「八重むぐら しげれる宿の さびしきに 人こそ見えね 秋は来にけり」

      生い茂った雑草だらけのわびしい住まいに、ひとりとして訪れるものは

       ないけれど、秋だけは例年通りやって来たことだ。

      1000年も前から この雑草は 生きながらえています。

       さすが 雑草たる所以かもしれません。 

 

  「カタバミ」

   我が家の花壇の縁取りに 全周囲を総なめにしているのが「イモカタバミ」です。

     

 紫陽花の花の下にも

 

 「カタバミ」は 園芸種が多数あって、色も豊富。 

 身近なところで普通にみられる小さな草

   「オッタチカタバミ」  日当たりのいいところで花を咲かせる。

    花も 葉も 夕方には閉じるんです。

    これから 夏の太陽によく似合ってます。

 

  我が家のは「イモカタバミ」

  花の中心が色濃い。

 

  同じように「ハナカバミ」は もう少し花に丸みがあって 濃いピンク色 花も大きく

  夏から秋にかけて 茎がスウーッと伸びて行きます。

 

  まぁ、まだ まだ あるんですが…雑草だけに 数も多く とても全部は無理。

 

  と、そんなわけで、 綺麗な花と同じように 本当は 「雑草」呼ばれている彼らも

  十分に鑑賞に対する 素敵な花である。 そう思いませんか…。

 

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花見のシーズン? ですが・・・

2017-04-01 | 日記・エッセイ・コラム

 4月になりました。

でも この頃の天気は どうなってるの?

朝晩の温度の差が激しくて これじゃ身体に絶対悪い。

昨日、灯油を1缶 買いに行きました。

もういいだろうと、ストーブも仕舞おうかな と

思っていたところ ですが

なかなか天気も優れない。

 寒暖の差は年を取ると微妙です。

無理することないと、追加しました。

桜も まだ 蕾から少し 膨らんできた程度では?

ちょっとおかしな天気が続いていますね。

 さて、そんな折ですが、我が家の庭では もうすっかり「春」

 

 花見ができます。 いえ、花見って言っても、桜の下で酒宴を開く…

そんな大げさなものではありませんよ。

静かに、眺めて心を落ち着かせる、いたって、

平凡な でも味わいの花見です。

 今年は、「白」が基調の庭の景色です。

 

 まず ベランダに太陽の光を浴びて 輝いている

 「クレマチス」の鉢

     

 

 垣根の傍、花壇の両端、樹の下に 他にも 今、主役です。

 

 粉雪舞い散る「ユキヤナギ」の華麗なる姿 これが垣根を超えて 道路に散っていく朝

 掃除が大変なんです。

   近寄って みると 小さな 小さな 花の集まりですよ。

 

   

  一方、 薄ピンク色のユキヤナギは 細い枝を伸ばして 風にそよいでいます。

  しばらく眺めていると この揺れ方が 素敵です。

  会話をしているみたいで。

 

 中央花壇の奥寄りに 清楚で 静かで 薫り高い 「利休梅」

   いいですね この花 大好きです。

  

    この1輪 1輪  優雅な 香りを放っています。 蕾がぎっしりと…

  

  庭の縁取りで個性を発揮している「スズラン水仙」

  

 

   また 「白」には負けられないと…「黄色」の花も。

   庭の「サンシュユ」(歌で名高い花ですが…漢字は難しくてね)

  

   まだまだ これからの「レンギョウ」

  

 

   花木は なかなかのものですよ。

  我が家の花木は みんな 小ぶりです。

  手入れも、手の届くようにと 欲張っていません。 選定も楽にできるようにと 選んでいます。

 

   そんな 花木を 周囲で支え 目立つようにと 頑張っているのが…

   可憐な花びらの 群生型 「リナリア」

  ほれ こんな姿です。

  

  

   今年は 白 + 紫ですが…

  色は 豊富で 「赤」「黄色」「紺色」「茜色」…すごく多くて これらを混ぜて育てれば

  華やか 間違いなしです。

 

   そして 意外に いい感じなのが この花 「ツルビンカ」

   そう 蔓性なので グランドカバーにはもってこい。

  小さな花ですが、魅力的です。

  「碧」と「薄紫」がとっても似合っています。

   今 どんどん 小さな顔を出している処です。

  

 

   そして、こんな可愛い花に。

  

 

   素敵でしょ!

 

   十分 花見ができました… 酒宴は?   そうですね この余韻を

   描きながら・・・・ 夜に 杯を傾けて  愉しむことに…

 

   これが 一番 簡単で 楽しめる 私の「花見」です。

 

コメント (1)
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続 黄昏どきを愉しむ

 傘寿を超すと「人生の壁」を超えた。  でも、脳も体もまだいけそう~  もう少し、世間の仲間から抜け出すのを待とう。  指先の運動と、脳の体操のために「ブログ」が友となってエネルギの補給としたい。